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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

受容性で世界が変わってくる!(不安感を活かす 4/10)

2013-04-01 | 第一章「意識と知覚」

 朝おきてから寝るまで。否定に関わる感情に随分出会うものだ。特に現場で仕事をしたり、人間関係のしがらみにどっぷり入っていたりするとなおさらだ。親しい関係でも、時と共にいろいろなことが起こり、ある意味容赦ないので、絵に書いたような感情生活というのはありえないようだ。

 時には不安感から、怒り、ウツや錯乱にまで行くことも、生き甲斐の心理学を学んでいても経験する。

 その中で、「生き甲斐の心理学」の受容や共感の訓練はとても役立つという実感がある。基本を知って訓練していくと随分世界が変わってくる。

 キーワードは受容性の向上である。否定的な状況に出会うと通常、不安感、怒り、激しい拒否感、優越感、劣等感さまざまな感情が湧く。当然である。

 そして、それゆえ一気に他者否定や自己否定の思考に流れがち。

 しかし、他人や自分の全面否定に一気にいくのではなく、そこに至った経緯や軌跡に気に止めようとすることが大事。それが受容性なのだと思う。

 受容性は自分や相手の成長を促す力となり、自己否定・他者肯定(卑屈)、自己肯定・他者否定(傲慢)、自己否定・他者否定(破滅)から脱出させ、味わいのある自己肯定・他者肯定の世界につながってくる。

 受容性を高める思考訓練はいろいろあると思うが、私は、最近生まれた年を大切にすることにしている。例えば1951年は私が生まれた年。Wikipediaで調べると生まれ落ちた時の時代背景がわかる。そんな時に日本に生まれるとどうなるかなど思い浮かべる。現代史に興味を持つようになったのも、そのへんがある。タイムスケールを変えて、季節、地球や月や宇宙の今や昔、人類だけでなく地上の動植物に想いを馳せたりする。これも、いいかもしれない。

 不安感を活かす 4/10

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