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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ストレスにつよい心の体力をつけるには?(不安感を活かす 5/10)

2013-04-02 | 第一章「意識と知覚」

 還暦を過ぎてから、親しい同じ年代の人と話したり飲んだりすると、身体の健康に関わる話題がとても多くなった気がする。そんな話題から、太極拳を始めたし、今週は予防のため検査を受けてみようかなどの気持ちになる。しかし、こころの健康に関してはどうだろうか。意外と話題になりにくい。

 さて、昨日は受容性を高めるお話をしたが、ストレスに強いこころの体力源を今日は考えている。

 実は、この問題はアイデンティティに関わることだと思う。心理学の分野でもあるが哲学的な分野である。そもそも、アイデンティティとは何か?わかりやすい説明を探してみたが、先日読んだ本の中に次の説明があった。

 <根源に対する無意識の帰属意識> 明石散人さんの言葉である(日本史鑑定 高橋克彦 明石散人共著)。

 私にとってはかなりピッタリであった。Wikipediaでも、「自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念。」とあり、意識だけでなく無意識の領域も含めての帰属意識や役割がポイントではないかと思う。

 無意識にも関わる大問題であるので、意識だけの世界では片手落ちなのである。「生き甲斐の心理学」が扱う最適の分野だと思う。

 「生き甲斐の心理学」では、3つの問いかけを大事にしている。①何のために生きているか?②生き甲斐は何か?③自分を大事にしているか?この中の①はアイデンティティの問題といっても良いかもしれない。

 そして、この問題を時折考えることによって、不思議なことにだんだん見えてくるのだと思う。そして、それが深く根を下ろせば、ストレスを楽しむ余裕がでてくるようだ。

 不安感を活かす 5/10

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