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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

個性を考える前に人間観を考える!(個性の美 2/10)

2013-04-10 | 第一章「意識と知覚」

 自分はどこか変ではないか?そういう思いを一度ももったことのない人は意外と少ないようだ。生まれ落ちてから人は、いろいろな人に出会うが、生き抜く為にああしろこうしろ・・・と言われ、出来ないとけなされたりする。

 自分はどこか変だという違和感というか印象は、私の若い頃は普通だった。個性の美とか急に言われてもピンとこない。

 さて、自分の個性を考える上で、人間とは何かを考えることは、とても大事で、個性を観る見通しを得るのに役立つ。

 人間とは何か?現世人類の累積世界人口は800億人と言われているが、太古から現在まで、考え続けられてきた大テーマのではないかと思う。

 人は身体をもち、生まれ落ちてからの生育史をもち、そして死んでからも存在する魂をもつと私は考えている。私はカトリック信徒なので聖パウロの<人の身体は神の神殿>という思想も本当だなと感じる。

 そして、身体と生育史と魂の微妙なバランスで成り立つ個性は、きっと本来美しいものだと思う。少なくとも、その美しさは本人の中に隠れていると信じている。

 こうした人間観をもってみると、自分の変なところがオセロゲームのように黒が白に変わるように、本来違うものかなと閃く時がある。

 だから、人間観は大事だと思う。

 個性の美 2/10

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