そんなわけで会場を出たのですが、会場の外にはご覧の簡易トイレが一杯並んでいました。
スーパーマーケットでカバンを受け取り、外に出たところでオリンピックのボランティアの人に、最寄りの地下鉄駅を訪ねたら、私の地図に載っている全然違う駅を指差され、しかもそこに行くためにバスに乗れと言われました。少し納得できなかったものの、それが正しいのかと思い、バスに乗ろうとしたところ、言われた番号のバスは全然来ず、しばらくしたらそのボランティアの方が来て、「間違った番号を教えてしまい、すみません」と正しい番号を教えてくれました。ボランティアの方々のいる位置からバス停まで少し距離があったのですが、なかなか親切でちょっと感激しました。
ところが、バスに乗ろうとすると、運転手さんが私のバッグを指差して何かを言っています。さらに中では女性の添乗員さんがやはりバッグを指差して、危険物じゃないか? と言っていたように感じました。中国語なので全く分かりませんでしたが(笑)。それでsorry」とごまかして乗ってしまいましたが、先日のテロの例があるだけにかなり神経質になっているのでしょう。彼女らに迷惑をかけてしまったことをちょっと反省しました。
さて、北京工業大学前から乗ったバスを『八王「土文(1文字)」南停留所』で降り、地下鉄の大望路駅に入りました。ここのチケット売り場でオリンピック観戦チケットを見せたら1回限り使用のICカードチケットを無料でくれました。地下鉄では1回限りのチケットの他、プリペイドカードも売っているようでした。1回限りの方は、入るときは改札にタッチするだけで入り、出るときはタッチセンサーの下にあるスロットに差し込んで回収する仕組みになっていました。
次の目的地はJOCジャパンハウスのあるホテルニューオータニ長富宮を目指し、建国門駅で下車。ところが、地上に出たところの地図看板の向きが正しくなく、全く違う方角に歩き始めたため、2分で着くはずが20分ほどロスしてしまいました。引き返してようやくニューオータニに入ったのですが、ここでいきなりセキュリティチェック。手荷物のX線検査と金属探知機による空港並みのチェックです。ちなみに地下鉄に乗るときも手荷物のX線検査はどの駅でも行わなければなりませんでした。
さて、JOCジャパンハウスでは、丁度柔道男子66kg級で金メダルを取った内柴正人選手と女子52kg級銅メダルの中村美里選手が駆けつけて、表彰式やインタビューを行い、会場はメディアや一般客で盛況でした。
ここはオリンピック出場選手の顔写真一覧やオリンピックのスーツやジャージ、寄せ書きなどが飾られており、またスポンサー企業のブースもありました。
また、2016年の東京オリンピック誘致のためのスペースも設けられていました。
JOCジャパンハウスを一通り見たあと、次は地下鉄で天安門広場へ。回転するオリンピックの碑の背景に天安門を配して何枚も写真を撮りました。中国人女性に中国人と間違われ、記念写真を撮って差し上げました。「英語と日本語しか話せない」と伝えると、「てっきり中国人と思って撮影をお願いしてしました」と英語で言われました。この人の英語は綺麗でわかりやすかったです。
一通り写真を撮ったところで再度地下鉄に乗り、ホテルに戻るため西真門駅へ。途中で地下鉄1号線から2号線に乗り換えたのですが、1号線の車内表示と2号線の車内表示が違っていて面白かったです。2号線は環状線なので、表示も環になっていますが、1号線は直線なので始発駅から終着駅までディスプレイされているのですが、すでに到着した駅は赤、まだ到着していない駅は緑、次の駅は赤で点滅、駅と駅の間はランプが3つあり、進行状況に応じて色が緑から赤に変わるというもの。これはなかなか直感的で分かりやすい表示だと感心しました。
さて、西真門駅でホテルまでのシャトルバスが発車するまで少し時間があったので、近くのマクドナルドに入り、遅い昼食を。日本で売っていない。グリルチキンのサンドイッチとポテトとコーラのセットを注文。24元でした。このグリルチキンのサンドイッチはかなり美味しかったです! 日本でも販売してほしいところです、本当に。
こんなところが2日目のバドミントン観戦後の行動内容です。汗びっしょりになったので、ホテルに戻ってすぐにシャワーを浴びました。
このあとはいよいよ女子バレーボールの日本vsベネズエラ戦です。