津の美術館・博物館のハシゴの1つめは三重県立美術館『ベン・シャーン展』。
正直言うと、三重県総合博物館に行くついでに寄ったようなものなので
期待していなかったのですが、内容も同様(笑)。
三重県立美術館のサイト:丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展
ベン・シャーンは帝政ロシア領のコヴノ(現リトアニアのカウナス)で
ユダヤ系家庭に生まれ、幼くしてアメリカに渡った画家とのこと。
社会批判的性格の強い作品で注目を浴び、写真、壁画、
グラフィックアートなどの作品も残しています。
正直なところ、ワタシ的にはあまり興味を惹くものもなく、
観客よりも美術館職員のほうが多かったです(笑)。
というか、ほとんどワタシ1人のための貸し切りに近かったです。
ワタシが観ていた間の観客はたぶん5人程度。
今日は津の美術館・博物館のハシゴデー。
ハシゴの前に三重県立美術館内のミュゼ・ボンヴィヴァンでちょっとリッチなコース料理。
いつもは企画展にちなんだコースが用意されていたりするのですが、
今回は用意されていないので、通常コースから松竹梅の竹コース(笑)、
『Menu "Joli"』(「綺麗」という意味。3,000円)をオーダー。
梅コースではサラダかスープをチョイスとなっており、両方とるとプラス500円。
さらにメイン料理で鹿肉を選ぶとさらにプラス600円。
結局、竹コースよりも高くなってしまいます。そんなワケで。
前菜:サラダ
ベース部分に3kgのマスの切り身を3枚並べて、
その上にサラダを乗せています。
さらにイカのベニエ。日本語で言えば「ゲソ天」ですが(笑)。
さらにティアドロップ型の凝ったクラッカー(?)も。
なかなか凝った一皿。マスの切り身がある分、結構なボリュームで美味でした。
パン
これは1つめで蜂蜜パンとのこと。
後で出てきたのは胡麻パン(写真ナシ)。
糖質制限中ながらいただきました。
スープ:ガスパチョ
たぶんトマトとニンジンをメイン材料とした冷製スープ。
少しスパイシーで、なかなか美味。冷たいのは季節的にもグー。
皿のふちの左側に乗っているのはカニのサラダ。ま、フツー。
右側に乗っているのは生ハムメロン。
生ハムメロンは定番の組み合わせですが、ワタシ的には
別々で食べたほうがおいしいのでは?と(笑)。
メイン料理(肉または魚):美杉の鹿肉 食べ頃の部位を本日の調理法で
メインは魚や豚肉など4種類を選べましたが、
以前から食べたかった鹿肉をチョイス。
調理法はロースト。どこの部位かわかりませんが、赤身。
火の入り方が絶妙で、非常に美味。
付け合わせは夏野菜のロースト。
ハーブを加えたソースが独特でサッパリしており、
鹿肉のソースとは違っていて飽きずに食べられます。
デザート:桃のコンポートとアーモンドのアイスクリーム
桃のコンポートの中にはなんとゴルゴンゾーラチーズ!
これはなかなかチャレンジングな組み合わせ。
ワタシ的にはバツでした(笑)。
アーモンドのアイスクリームは美味でした。
トンボをかたどったクッキー(?)が夏らしくてイイ感じ。
コーヒー
いつもは砂糖とミルクを入れるのですが、
糖質制限中ということで、砂糖を入れるのは控えました(笑)。
ちなみに糖質制限中ということで、パンを食べたのはおよそ20日ぶり。
コーヒーを飲むのも同じぐらい久しぶりです。
こんな感じのコースでした。メインの鹿肉のローストが絶品で、
前菜のサラダも美味しかったです。お腹いっぱいで満足でした。