今日の晩飯は近鉄奈良駅からスグの『山田オブホルモン』。
看板が目立っていたので、数日前から入ってみたいなと思っていました。
まずは日本酒『春鹿 純米超辛口』(680円+税)。
なみなみと酒枡にこぼしてくれたので、グラス3杯分。なかなか美味でした。
「お通し」はベビーコーンの醤油焼き(300円+税)。
「ホルモン串」は左から「コリコリ」「レバー」「マルチョウ」(各190円+税)。
「コリコリ」はかなり弾力が強いというか、固め。
「レバー」はまぁ、フツーの味。
「マルチョウ」はちょっと冷めてしまいましたが、それでも美味。
「もつ鍋 白 一人前」(1,280円+税)。
一人前から提供してくれるのがありがたいデス。
ニンニクも唐辛子もたっぷりで、美味でしたが汗ダラダラ。
お腹いっぱいになったので、締めの雑炊セットは注文せず店を出ました。
トータル3,190円。思ったより安くすみました。
奈良観光の最後は世界遺産・興福寺。
お寺そのものにはあまり興味はないのですが、
国宝館ではあの「阿修羅像」が見られるので。
入館料700円、パンフレット100円と展示品の数の割にはそこそこのお値段ですが、
展示物は国宝と重要文化財ばかりである上、新型コロナ感染症対策もしっかりしていて、ナットク。
展示物のメインは520cmもある「千手観音菩薩立像」なのですが、
ワタシ的にはやはり「阿修羅像」。初めて拝見いたしました。
「阿修羅像」には顔が3面、腕が6本ありますが、
腕はすべて正面に向いているので、後ろの2面の人(?)はどう腕を使うのか?(笑)。
それを言うなら後ろの2面の人(?)は2本しかない足を使うことができるのか?(爆)。
国宝館を出た後は、興福寺の境内をぶらぶら見て歩きました。
まずは国宝「五重塔」。ただ外から見ただけ(笑)。
「中金堂」。これも外から眺めただけ。というか、中には入れないようでした。
重要文化財「南円堂」。これも外から眺めただけ。
それにしても、興福寺の境内は広くてビックリでした。
ところで、奈良公園には真っ茶色の鹿しか見ませんでしたが、
唯一、鹿の子模様が少し残っている個体を見つけました。
こんな感じで、今日の奈良観光は終了デス。
正倉院から奈良県立美術館へ。
途中、奈良らしい道路標示や下水道のフタを発見。
奈良県立美術館『森川杜園展』。
特別興味はなかったのですが、せっかく奈良に来たのだからと入ってみました。
森川杜園は江戸時代末期から明治時代に奈良人形(一刀彫)の制作を中心に活躍した奈良出身の彫工。
正倉院宝物の模写や模造にも取り組んでおり、それらの展示に興味が惹かれました。
奈良国立博物館の『正倉院展』を見ることはできませんでしたが、
「檜和琴」など模造品とはいえ間近で見ることができたのは望外の喜び。
特にビックリしたのが「正倉院御物 蘭奢待」。天下第一の名香と謳われる香木。
コミック『信長のシェフ』で織田信長が蘭奢待の一部を切り取らせることをめぐり
ストーリー展開していたのでよく覚えています。
教科書よりもマンガのほうがよく覚えていますよね(笑)。
で、模造品は鹿の胴体ぐらいの大きさ。もっと小さいものだと思っていたのでビックリ。
ただ、実物は長さ156.0㎝、最大径42.5㎝、重量11.6㎏と、もっと大きいようです。
こんな感じで、意外にも楽しめた特別展でした。
ところで、森川杜園は鹿の一刀彫や絵をたくさん残しているのですが、
どれも鹿の子斑点の彩色がほどこされています。
しかし、奈良公園の鹿はみんな茶色一色なのはど〜して?
昨日ようやく17日の撮影の後処理が終わったので、
今日は奈良公園近辺を歩いて奈良観光。
近鉄奈良駅から東にほんの少し歩くともう奈良公園。
歩道で初めて鹿を発見。
芝生を横切って歩こうとしたら、あちこちに黒豆のようなものが!
ほぼ一面に撒き散らされているので、すべて避けるのは困難。
アスファルトや石畳の道路にはフンをしないようなので、そこを歩くのが無難デス。
さて、奈良国立博物館。
毎年開催される『正倉院展』はいつも大盛況で、
いつかは訪れたいと思っていました。
ただ、今年の『正倉院展』は10月30日から11月15日までで、
ちょっと訪れるには早すぎました。
とはいえ、通常展でも見るかと思ったのですが、
東西新館は休館(仏像館・青銅器館は開館)。
諦めて次の目的地、東大寺へ。