今日から新たなチャレンジを開始します。副校長職のイメージをより良くする記事を不定期ですが書かせてもらいます。
私は学校の副校長をしていますが、どこへ行っても言われる言葉があります。それは、
「副校長先生をしているのですか。大変ですね。どの学校も副校長先生は一番忙しそうで大変ですね。体に気をつけてください。」
ということなのです。私はこのような言葉をかけてくださった方の思いやりを無駄にはしたくないので、「そうなんですよね。本当にハードな仕事です。」と答えています。しかし、ハードな仕事だからといって自分自身の成長につながらなければ、やらない方がましだとも思っています。私は、やらされている受け身の仕事が最も嫌いで、仕事とは自ら創造するものと考えています。そう考えれば、どんなことも意味のあるものになります。
副校長の仕事には、楽しいことがたくさんあります。そのひとつが予算を左右する交渉の場があることです。今日、私の勤務校に大型楽器の「チューバ」が届きました。その価格、約42万円。昨年度、この予算を勝ち取るために入念に策を練り、4種類の事業計画を作って、教育委員会と交渉しました。その結果、他校にはないほどの大型予算を認めていただき、今日のチューバ獲得となったわけです。
新品でキラキラ輝くチューバを見て、本当に嬉しい笑顔を見せてくれた音楽の教員の姿に、仕事をした私も嬉しかったし、何よりも、この楽器を使う子供たちが、もっと喜んでくれました。頑張った甲斐がありました。担任にはできない分野の仕事です。