今日は勤務校の体育講師を引き連れて、東京都教職員研修センターで行われた「コーデネーショントレーニング」の研修会に参加しました。講師として話をされたのが徳島大学教授の荒木秀夫先生。この方が推進しているコーディネーショントレーニングの理論だけを東京都教育委員会が推奨していることを知りました。
講義を聴いていて腑に落ちたことがたくさんありました。コーディネーショントレーニングというのは、単なる体作りの方法なのではなく、脳科学に基づいた脳機能の穴埋め作業であること。そしてかなりハイレベルのポジティブ脳を作り出すことができる考え方であることが分かりました。脳科学を学んだことによって、今の立場である学校管理職の道へ進むことになった私としては、今日の荒木先生の講義はすべて私の実践を裏付けてくれることになりましたし、さらに新しい指導方法を身につけていくためのきっかけになりました。
今日受けてきた内容は、すべて辰巳ジャンプの練習に応用し、子供たちの能力開発をしていきます。今年のチームの子供たちは、どうも体幹が弱い子が多いと感じています。地上でも空中でも姿勢を崩す子供が多い。ずっと感じていたこの課題を解決できる目処が今日の研修でつきました。さっそく週末の練習から取り入れていきます。
このコーディネーショントレーニングで嬉しいことの一つに、脳機能の中で活用されていなかった部分へのアクセスをすることによって、頭の良い子供が育つことが予想されます。辰巳ジャンプのバレーボールに通うと、頭が良くなるという二次的な効果が生まれる可能性が出てきました。