「奇跡のリンゴ」のマインドマップ・・・再掲載

記事に添付した画像のマインドマップは、2008年に私自身がかいたものです。以下に紹介している本を読んでまとめたものです。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎


2013年6月8日に映画公開された「奇跡のリンゴ」について、5年前の2008年8月9日の当ブログ記事で紹介しました。この記事に添付したマインドマップを公開したところ、「奇跡のリンゴ」の著者である石川拓治先生から直接コメントをいただけたのです。映画公開のこのタイミングで、2008年当時のやりとりを紹介します。


【ブログ記事文章】
「奇跡のリンゴ」
さっそく読んでみた。目から鱗が落ちた。今の日本にこのような方が存在したのかと感動した。
奇跡のリンゴを作った木村秋則さんは青森県のリンゴ農家の方。農薬をまったく使わないリンゴ栽培を決意するが、次々と枯れてしまうリンゴの木。もうダメだと自殺にまで追い込まれ、山の中に入っていた時に気づいた「自然の力」。極限まで追い込まれた人間にしか気づくことのできない世界なのだろうと感じた。自然と共存することによって気づいた数々の法則。学校でエコについて机上の空論で教えている自分自身が恥ずかしくなってくるほど濃い内容の本である。この記事を読んでくださった皆様、ぜひぜひ「奇跡のリンゴ」を購入して読んでみて下さい。完全なノンフィクションです。感動とともにたくさんのことを考えさせてくれる一書です。

【石川先生からのコメント】
はじめまして。ブログを拝見しました。マインドマップが、とても興味深かったので、思わずコメントさせていただきました。「奇跡のリンゴ」を紹介してくださったこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。木村秋則さんは、ほんとうに魅力あふれる方で、その魅力をどこまで拙著で表現できたか、心もとない限りでした。けれど、ここまで(マインドマップを拝見して感じたことです)丁寧に、彼を理解してくださった方がいると知って、少しだけ安心しました。

【私からの返事コメント】
石川様
著者ご本人からコメントを頂けるなんて想像もしておりませんでした。感激のあまり思わず声をあげてしまいました。
本を読ませていただいて、木村さんが作られたリンゴ畑をぜひこの目で見ておきたいものだと感じています。
素晴らしい本を世に出していただき本当にありがとうございました。

【石川先生からのコメント】
こちらこそ、ありがとうございます。どんなに一所懸命に本を書いても、読んでいただいて初めて、本は本としての命を輝かせることがいるわけですから。読んでいただけたこと、心から感謝しています。

【私からのコメント】
なるほど!
「本としての命を輝かすのは読者」ということですね!
私も同じように「ブログを輝かすのは読者」という気持ちを持って書いていきたいと思いました。



5年前、このようなやりとりを、このブログ内で行えたのです。
木村秋則さんの仕事ぶりは、今年、映画化までされました。私は必ず鑑賞しようと思っています。さらに、木村さんの作ったリンゴを、まだ食していませんので、なんとか手に入れて食べてみるつもりです。

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フレデリック・バック展

圧巻の展示会でした。
江東区木場・東京都現代美術館で開催中の「木を植えた男~フレデリック・バック展」に午前中、行ってきました。

あえて予備知識を持たずに行ったのですが、その作品の多さにまずは圧倒されました。1900年代を通して作品を描き続けてきたフレデリック・バック氏の創作に対する情熱が心にグイグイ差し込んで来て、大変な衝撃を受けました。この展示会で紹介されている作品は20世紀を見つめた、まるでカメラマンが写真で撮影したかのようなものが多くありました。さらに1900年代前半は大戦乱の時代。1900年代後半は生命とは何なのかということに視点が当たる時代。人間だけでなく、地球上の全生命体が継続可能な発展とはいったい何なのか。そんな難しいことも考えさせられる展示会でした。

2時間弱、鑑賞していましたが、時間が足りない。ひとつひとつの作品をじっくり見るためには3時間は必要かもしれないと感じました。

展示会は10月2日まで続きますので、この記事を目にした方は、是非とも足を運んでください。


ところでジャン・ジオノ著「木を植えた男」は私の愛読書でもあります。

木を植えた男
クリエーター情報なし
あすなろ書房


マインドマップを習得して、いつかこの本をマインドマップにしてみたいと思っていました。
しかし自分の実力が伴わなかったので、すぐにはかけませんでした。
マインドマップをかきはじめてから10か月たった2008年7月13日、いよいよかいてみようという気持ちが高まり、本気モードで取り組んだものが画像のマインドマップです。この1枚、自分でもどうしてこんなものがかけたんだろう?と不思議に思うくらいによくできたものです。すでに1000枚以上のマインドマップをかいてきましたが、やはりこの1枚が最も手ごたえのあるものです。

この時のブログ記事はこれです。
マインドマップ 「木を植えた男」



今日の展覧会の刺激を機会に、さらにレベルの高いマインドマップを作成していこうとモチベーションはアップしています。

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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館
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ディズニーランドに学ぶ学校(学級)経営法

9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方
福島 文二郎
中経出版


学校経営にビジネス界の「マネージメント」の考え方を取り入れていかなくてはならない。こうした発言は教育委員会に勤務している方々の中から頻繁に聞かれるようになりました。20世紀の学校教育は、「学校」という閉鎖性の強い社会の中で、教科指導や生活指導という専門性を高め、「子ども」という未完成だが可能性に満ちた存在を相手に創意工夫をして指導をしてきたと思います。21世紀に入り、社会は「公開性」という考え方が一般化したと思います。学校教育も「公開の原則」が定着し、「開かれた学校」を創っていくことが学校管理職の責務でもあるわけです。

多くの方々が学校の教育に関心を持ってくださり、力を貸してくださることが、その学校にとっては大きな力となり、より良い教育が行われることに結び付いていくのでしょう。そのためにも私たち教員は、教科指導の専門性を高めることはもちろん、幅広い教養を身につけることも、これまで以上に求められているのだと感じます。

そうした教養を身につけたいと、教員ならば誰もが思っていることでしょう。しかし、教養を高めたくても残念ながら時間が足りない。校務に追われるようにして毎日を送っている。ある地域の学校などは、教員はどの学校も皆、22時、23時まで学校に残って仕事をしていることが当たり前だという現実があると、教員仲間から聞いています。それでは読書をしようというエネルギーも奪われます。

そこで「フォトリーディング」や「ブザン式リーディング」「マインドマップ」「ビッグピクチャー」「アファメーション」「多重感覚学習法」等々、『加速学習』と言われるツールを身につけることによって、多忙な中にも信じられないくらいに短い時間で読書を完了し、人よりも多くの情報を自分のものにすることができれば、仕事が楽しくなってくるのではないかと思います。




さて、今日のマインドマップは「ディズニーランド」の社員教育について書かれた書籍の「読書記録マップ」です。

リポート率98%という驚異の数字を出しているディズニーランド。私もそうですが、おそらく訪れた人の誰もが感じたことがあるはずです。ランド内を掃除をしている人たちの、キビキビした動きや清々しさ、立ち振る舞いの良さ。ここにディズニーランドの素晴らしさがあると言っても過言ではありません。この掃除をするメンバーのことを「アストーディアル」と言うそうです。

ディズニーランドができた当初は最も人気のなかったこの職種。なんと今ではトップの人気で、アルバイトの人たちのあこがれでもあるらしいのです。最末端の職種で働く方々の心に、ディズニーランドで働くことの「誇り」を感じさせ、その掃除という職務でさえも「ショーの一部」であるという意識にすること。ここまで自発的な職務を促せるディズニーランド文化というものは、私たち学校の教員にとっても学ぶべき管理方法なのではないでしょうか。


この本によると、ディズニーランドで働く人たちの中には、「ホスピタリティー・マインド」というものを大切にしていることが書かれています。これは「思いやりの心」を常に保つことによって、お客さんにハピネスを提供できるかどうかという視点に常に立っているということだそうです。

その他、いろいろと参考になる点の多い一書でした。




ランドに入った瞬間に感じる、あの心が躍るような空気感。これを学校内に再現できたらどれだけ素晴らしいでしょうか。
私たち教員は、厳しく自分の学校を、そして自分自身を見つめて、ディズニーランドに負けないような、清々しい空気の学校を創っていきたいものです。


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論理的思考力を伸ばすために 【マインドマップ】

教員は様々な授業研究を行い、教える能力を高める努力をしなくてはなりません。これは教育公務員特例法第21条に「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」と定められている通り、法律的根拠のある行動です。

反対に言えば、「研修を行わない教員がいたとすれば、教育公務員特例法に違反している」ということになります。

私が今、関わっている研究は、多くの学校の教員と変わりなく、一般的な研究組織で学んでいます。

ひとつは当然、勤務校の校内研究です。
ここでは「児童の読解力向上」を研究テーマにしています。

2番目は「区小研」と言われる学校を超えた組織で「情報教育研究部」を運営し、「思考力・判断力・表現力向上を目指す」研究をしています。このテーマは非常に幅広いものなので、次年度はもう少しテーマを狭めて、焦点化していかなくてはならないと感じています。
また、これまで指導してくださった講師の先生からは、「情報教育部がICT機器を活用してくれないと、他に研究してくれる部がない」という指摘も受けています。確かにその通りだと思いました。ICT機器活用を進めながらも、「思考力」「判断力」「表現力」のうち一つに焦点を絞って、研究をしていく必要がありそうです。


次に関わらせていただいている研究に、八王子市のO小学校の研究があります。
この学校では、PISA型の学力テストで世界一になった「フィンランドの教育メソッド」に関心を持たれていて、低学年部会の国語の研究で「論理的思考力」を伸ばすためにはどうしたら良いのかを試行錯誤されています。

なぜ私が、このO小学校にアドバイザーとして招かれているのかというと、低学年担任の先生方が「マインドマップ」を授業で活用できないかと考えられて、私に声をかけていただいたわけです。

アドバイザーを仰せつかったからには、何もしないわけにはいきません。自分自身でも「論理的思考力」ということに関して研究しなければなりません。そこで、まず手始めに、下記の2冊の本をマインドマップにまとめてみました。

論理的な考え方が面白いほど身につく本 (知りたいことがすぐわかる)
西村 克己
中経出版

論理的な話し方が面白いほど身につく本―伝えたいことを相手にわかりやすく上手に話す基本スキル35 (知りたいことがすぐわかる)
茂木 秀昭
中経出版


マインドマップの説明までしていると、文字数がとんでもなく多くなるので、ポイントの一部分だけ書き残しておきます。

(1)論理的な思考をするためには、まずは水平思考で考えを広げ、その後、垂直思考で論を掘り下げるという方法が必要である。

(2)問題を解決するためにには、その原因を究明し、「なぜ?」という質問を仕掛けて、答えを引き出す手法を持っていると良い。

(3)「三角ロジック」という手法を常に意識することが大事である。

(4)図解することによって、ロジカルな思考をし易くなる。「図形枠」「矢印」「キーワード」が図解の『三種の神器』である。


4つしかあげませんでしたが、本を読んでいただければ、私のかいたマインドマップが、もっと分かりやすくなるはずです。

担任している4年生の子どもたちや、辰巳ジャンプの部員にも、『論理的な思考力』が身につくように、工夫しながら指導をしていくつもりです。

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プロフェッショナル仕事の流儀 『松本人志スペシャル』のマインドマップ

昨夜放送された「プロフェッショナル仕事の流儀~松本人志スペシャル」はいちいち私のしていることとだぶり、「ウン、そうだそうだ!」「それを授業という言葉に置き換えたらまったく同じだ!」とつぶやきながら視聴していました。そしてマインドマップに記録していきました。


番組の中で語られた言葉を私の考えに置き換えて箇条書きで書いてみます。


「笑いは生き物だから鮮度が大事なんだ。」⇒「授業は生き物だから鮮度が大事なんだ。」

「計算しつくした笑い」⇒「計算しつくした授業」

「その場を瞬時に判断していく空気感」⇒「その場を瞬時に判断して子どもの良さを引き出す空気感」

「お笑いは七並べのようなものだ。切り札をいつ出すかで勝負が決まる。」⇒「授業は七並べのようなものだ。自分の持ち手をいつ出すかで勝負が決まる。」

「お笑いの知識を貪欲に吸収すること。」⇒「指導法の知識を貪欲に吸収すること。」

「過去の笑いは捨て去り、常に新しい笑いを創り出すこと。」⇒「過去の授業方法は捨て去り、常に新しい授業を創り出すこと。」

「プロは企画力・判断力・改革力を持つべし」⇒「教師は授業の企画力、授業中の判断力、未来への改革力を持つべし」

「共通理解するためにはイメージ化すること」⇒「子どもたち全員が授業を理解するためには、授業中に子どもたちがどんなイメージを描いているかを把握すること」

「“あの芸人は誰や?”というお客の反応が、“おもろいやんけ!”という反応に変化していくのを感じた時のゾクゾク感がたまらない。」⇒「授業の始めに興味を示さなかった子どもの表情が、授業を進めていくうちに生き生きと変化していく時のゾクゾク感がたまらない。」

「笑いに関してすべてやりつくしたい!」⇒「授業に関してすべてやりつくしたい!」

「映画を見ていても、知らず知らずお笑いのことを考えている」⇒「映画を見ていても、知らず知らずおもろい授業のアイデアを考えている。」

「プロフェッショナルとは、素人の笑いとは圧倒的に違うということを見せつけること。」⇒「プロ教師とは、普通の教師の授業とは圧倒的に違うということを見せつけること。」




いかがでしょうか? 
読んで下さった方の何らかの参考になりましたら嬉しいです。


ここに書いたことは、松本氏の言葉のマネではなく、私が常日頃から職場の若手教師に語っていることだということは、私の勤務校に来て若手に聞いていただければ証明してくれるでしょう。番組を見ながら、松本氏の挑戦には心底納得しました。



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天才じゃなくても夢をつかめる10の法則 【番組視聴マインドマップ】

5月1日にNTVで放映された番組『天才じゃなくても夢をつかめる10の法則』を視聴しながらマインドマップにしてみました。この番組の内容は、私がこれまでの2年間、担任する子どもたちに対して行なってきたことがたくさん含まれていました。そのため、番組を見ながら「自分の取り組みは間違っていなかった」ということが裏付けられたという気持ちになりました。

マップを文章化しておきます。

①幼児はきちんと叱る
 幼児期には、子どもが悪いことをした時に、分かりやすく、短く、ビシッと叱ることが必要である。それによって前帯状皮質が鍛えられ、社会協調性が身についていく。自分の心の痛みや他者の痛みを理解できるようになるので、思いやりのある子に育つ可能性が高くなる。注意しなくてはならないのは、ネチネチ叱ったり、過度に叱りすぎたりしないこと。叱りすぎると子どもは自信を失い、何もしない子になってしまうかもしれない。
 反対に、幼児期にまったく叱らないで育てると、叱って育てた子に比べて、攻撃性が100倍増加するというデータもある。失敗を反省して次に活かす習慣がなく、自己中心的な精神構造になってしまう危険性が高い。

②夢を育む
子どもには将来の夢を持たせることが最も重要である。夢を持つということは「頭が良くなる」ことに直接つながる。夢とは「将来のビジョン」といういことであり、これは大人でも同じであるが、「ビジョン」を持っている人間は自分のするべきことが分かっている。そして、自分の脳裏に見えている夢を実現するためには、自然と「計画性」が求められてくる。このことによって、効果的な学習を自らすることができるようになる。
さらに必要なことは、自分の夢を人に語ることである。これは「アファメーション」と言って、肯定的な自己宣言である。夢を語るという「アファメーション」をかけることによって、私たちの脳は自分自身の力によって洗脳され、活性化していく。そして脳は、夢の実現に向かって、自分自身をコントロールするようにできている。
成功した多くの有名人が、小学校の卒業文集に「夢」を書き残しているのは、自分自身の将来に対して「アファメーション」をかけていることになる。

③ほめる
子どもが何か行動を起こした瞬間に、絶妙のタイミングで「ほめる」ことが大事だ。ほめられた瞬間、子どもの脳内には「ドーパミン」という報酬物質が放出され、達成感ややる気に包まれる。そして「この快感をもう一度味わいたい」という欲求が生まれる。これを「強化学習」という。
「ほめる」ということの効果は、子どもの年代によって違う。7歳までは親からほめられることが一番で、上手にほめる親の力によって子どもが伸びる。8歳からは親ではなく、他人からほめられることが必要になる。社会的な存在としての芽を伸ばしつつある時期の子どもに必要なのは、加護するようなほめ方ではなく、その子の存在を「承認」されるようなほめられ方が一番良いと井上は思う。

④10000時間の法則
どんな世界のことでも通じる法則がある。
「10000時間の法則」という。
好きなことを10000時間続けていくことができれば、どんな人でも一流になるということ。10000時間=3時間×365日×9年間。スポーツで高校を卒業する時点で一流選手になりたいと思っている子は、小学校4年生の時から毎日3時間の練習を1日も欠かさずに続けることができれば、能力に関係なく一流になれるという法則。
勉強も同じですね。たいがいの受験生は小学校4年生頃に本格的な受験体制に入ります。それを高校卒業まで続ければ、あらゆる道が開けるわけですね。

⑤おねしょする子は大器晩成型かも
おねしょをする子は、「前頭前野」の発達がゆっくりしていることが多く、統計的に見ると将来「前頭前野」が大きく育つことが考えられる。前頭前野は創造性を司る部位だけに、将来は大物に変身する可能性が大きいと考えられる。おねしょはいつかは止まるのだから、周りの大人はあまり焦ることなく、おおらかに見守ってあげることが大事である。

⑥出会いを求める
幕末の志士・坂本龍馬は、土佐藩を脱藩し、日本各地の多くの人と出会うことで、自分の目を開き、日本の進路に大きな影響を与える力を伸ばした。人との出会いは自分の視野を広げる働きがある。
小中学校時代に「オール1」という成績を取っていた宮本延春氏も、人との出会いによって劇的に人生を変えた一人である。(宮本先生に興味のある方は著書をお読みください。)
未来のきみが待つ場所へ 先生はいじめられっ子だった
宮本 延春
講談社

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オール1の落ちこぼれ、教師になる
宮本 延春
角川書店

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⑦正しい失敗観
エジソンは母親が失敗を叱らないで育てた。教師がさじを投げるようなエジソンの素朴な疑問に対して、真摯に答え続けた。
人間の最大の欠陥は、「あきらめること」と「やめること」である。一度や二度の失敗でめげてしまい、自分勝手に未来の失敗を予想して「あきらめて」しまう。失敗という価値観を転換する必要がある。失敗とは将来への道しるべである。今行こうとしているその道は「違うよ」と教えてくれる道標である。失敗したら別の方法でアプローチすれば良いのである。
失敗を反省し、失敗から学び、次へと活かしていくことで人類は発展してきたのだから。

⑧感情豊かに
漫画家・手塚治虫氏は、少年時代に母親から「マンガの読み聞かせ」をしてもらっていた。その読み方はマンガのセリフを感情豊かに臨場感あふれる読み方で、手塚氏の想像力を客気する効果があった。これによって手塚は、ワクワク、ドキドキする母親の読み聞かせに夢中になり、将来漫画家になる素養を育んでいった。

⑨母子関係
母子関係が密接で密度が濃いほど子どもは伸びる。これは子どもと接する時間が長いとか、短いという問題ではない。接する時間が長くても母子関係が薄い(放任主義や全面的な自主性のみ尊重など)場合は密接とは言えない。スキンシップを重んじ、短い時間であっても濃厚な親子関係を持とうとする人の子どもは脳を発達させる。

⑩親バカで良い!
母親は子どもとのふれあいを深めていく過程で、脳内に「プロラクチン」という母性促進物質が放出されていく。たとえば母乳を与えていると、約10分くらいで「プロラクチン」の法出がピークを迎えるらしい。
この「母性」によって、子どもは大きく才能の芽を育んでいく。

**************

私が把握した10の法則は、番組が意図した10の法則とはちょっと違っていたようです。
(参照『天才じゃなくても夢をつかめる10の法則』公式サイト)

しかし、それも良しとしたいのです。
要するに、正確に情報をつかむことよりも、自分に役に立つ情報を得ることができれば良いのですから。役に立たない情報を知っているよりも、実際の生活に役立つ情報を得ることが、新学習指導要領で示された「生きる力」であり、「思考力」「判断力」であると思うからです。
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いきものがかり 「YELL」をマインドマップにしてみました

久々に自分のマインドマップをアップします。


いきものがかりが唄っている「YELL」という楽曲を6年生から教えられて聴き、すごくステキな感じを受けています。心にジーンとくる歌声、歌詞に、ふと「マインドマップにしてみよう!」と思ってかきました。けっこう力が入っています。どうぞご覧ください。

セントラルイメージは「YELL」のPVを見てイメージを作りました。
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できる人の「超」図解術

これからの教師は「パワーポイント」を駆使して分かりやすい授業や保護者会での講話などをしていく技術も必要だと感じている井上です。視覚にうったえることによって、話の伝わり方や理解のされ方が大きく変わりますね。

私が話す時には、できるだけその場面が聞いて下さる方の脳裏にイメージ化されるようにと心がけて話します。(このことは日をあらためて、記事にまとめてみたいと思っています。)

さて、まずは私がかいたマインドマップを紹介します。



そして、このマインドマップの元になった本を紹介します。

できる人の「超」図解術 (中経の文庫)
西村 克己
中経出版

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パワーポイントを使って、様々な講座を展開していくときに参考になる「図」の作り方を分かりやすく紹介してくれている入門書です。小学校教師の皆さんにぜひお薦めします。この本で紹介されていることは、常識として知っておいた方が良いものばかりです。
しかもすぐに読めますよ! 図がいっぱいですから見るだけでもOKです。
私は今日の8時すぎに、りんかい線に乗ってから読み始め、新木場からバスに乗り換え、8時45分に東陽町のバス停で降りた時にはもう読み終わり、9時前についた教育センターでの教務主任会前にさっそくマインドマップ(画像参照)で整理を始めていました。

本の中で紹介されている図解術を箇条書きしておきます。

・相互関係図(重複関係図、相関関係図、因果関係図、積載関係図、論理ディレクトリ)
・プロセス図(ブロック矢印、フローチャート、要旨、階段表現、ダイナミック表現)
・階層図(ロジックツリー、多階層、コンデンサー、UFO、ピラミッドストラクチャー、ウェブ図)
マトリックス(ボックス型図、データマトリックス図、パラメータ型図、ポートフォリオ型図)
・表やグラフの描き方
・イメージの活用
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ブレイン・ルール 【読書マインドマップ】

マインドマップフェローの同期である「あらっち先生」からの情報で、アメリカの分子発生生物学者であるジョン・メディナ氏がNHK出版から出した「ブレイン・ルール」を手に入れました。

さっそくマインドマップにしてみました。

脳に良い勉強方法や仕事の方法をユーモアたっぷりに紹介している一書です。さすがアメリカの学者さん、エンターテイメント性にも長けているなと思いました。難しい内容の本を様々な喩えを使って分かりやすく書いてあります。


この本は、私がずっと続けている「歩き読書」がいかに理にかなったものだったのかを証明してくれる本となりました。いいですよ~「歩き読書」は。イスに座って本を読んでいるよりもはるかに多くの気づきが生まれます。歩きながら本を読んでいるのは、本の著者と有意義な語らいをしながら散歩をしていることと同じことです。昨日はユングと語らい、今日はプラトンと語らう。歴史上の偉人たちが自分の友達となってくれますよ。皆さんもやってみませんか。(交通事故が増えちゃうかな。)


さてこの「ブレイン・ルール」、脳が活性化する「12のルール」を紹介してくれているので、ここでは見出し程度に紹介させていただきます。

1.運動…運動することで脳力アップ。

2.サバイバル…人間は生き残るために「交渉」と「協力」を生み出した。

3.配線…人間の脳は常に更新されている。

4.注意…人間の脳は退屈なことには注意を向けない。

5と6.記憶(短期・長期)…繰り返すことで記憶に残る。

7.睡眠…寝ている間に起きている時の情報処理が行われる。

8.ストレス…脳が連続ストレスに耐えられるのは30秒。

9.感覚統合…より多くの感覚を刺激して動かす。

10.視覚…感覚の中で最も力を発揮するのが視覚。

11.ジェンダー…男女の脳は反応が違うので、相互の良さを生かすべきだ。

12.探検…好奇心が人間の脳を開拓してきた。


マインドマップの知識が多少でもある方ならば、今日アップした私のマインドマップのセントラルイメージを見て頂ければ、私がいかにこの本に影響を受けているかが分かると思います。

ぜひご一読ください。

ブレイン・ルール [DVD付き]
ジョン メディナ
日本放送出版協会

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「プロ野球伝説の打撃コーチ 高畠導宏さん」をマインドマップに

なぜこのタイミングでこの情報が入ってきたのだろうか?
私自身、けっこう大きな節目を迎えているこの時に、「教師の生きざま」を強烈に感じさせられるこの情報が入ってきたのだろう?
セレンディピティと言うべきなのか?

この高畠導宏先生のたった1年間の教師生活。
たった1年間なのに、多くの人たちの心に強く残る生きざまを示した先生。
20年以上も教師をしてきて、はたして自分は何人の人たちの心の支えになれたのだろうか?

高畠先生の生きざまから学ぶことは、肩書きや立場ではなく、一人の人間として生きる強さを示しながら、その自身の姿を通して子ども達に「生きる力」を伝えていく「人間力」である。


「これからの時代の教育に必要なことは、教師の“人間力”なんですよ。」
実は7月17日、夏季休業に入る1日前、職場有志での暑気払いの席上、私は上司との語らいの中で、このようなことを熱く語っていた。その2日後、偶然にフジテレビ「ザ・ノンフィクション」の再放送を目にした。そこには伝説の打撃コーチ・高畠導宏先生の涼しくも力あふれる「目の光」があった。「これはすごい!!!」とピンと感じた私はすぐに速射マインドマップを描き出した。
これを1日たった今日、バレーボール教室の合間に体育館の片隅でていねいに清書マインドマップに描き直した。

強く心に残っていた高畠先生のお顔をセントラルイメージに描いていくと、あらあら不思議、私自身の似顔絵のようになってしまった。おそらく潜在意識の中で、高畠先生に同調したかったのだと思う。


高畠先生の言葉を、ここに残しておきたい。

「人生で大切な、伸びる人たちの共通点 7ヶ条」
1.素直であること
2.好奇心旺盛であること
3.忍耐力があり、あきらめないこと
4.準備を怠らないこと
5.几帳面であること
6.気配りができること
7.夢を持ち、目標を高く設定することができること

「氣力について」
1.氣力こそ人生の原動力。
2.遮二無二やってみる。
3.運は自ら開け。
4.氣力は反復によって養われる。
5.何か1つモノにせよ。


ぜひアップしてあるマインドマップをじっくりと見てください。

甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯
門田 隆将
講談社

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NHK フルスイング DVD-BOX

ジェネオン エンタテインメント

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「のうだま」を読むことをおすすめします

この本は「やる気」を出すためのマンガです。
そう、マンガなのです。

だから大人向けの本では理解しにくい小学生ですら、5~6年生だったら読めるでしょう。

やる気を出すために利用する脳の部位を「淡蒼球(たんそうきゅう)」といいます。この淡蒼球が動き出すとやる気が継続するそうです。では、どのようにしたら動かすことができるのでしょうか。本の中では4つのスイッチを紹介しています。

「運動野」「海馬」「テグメンタ」「前頭葉」の4つです。

くわしくは本を読んでください。30分もあれば読めます。

井上学級では教室文庫にする予定です。

のうだま―やる気の秘密
上大岡 トメ,池谷 裕二
幻冬舎

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このノートは使える!!! marumanの「Mnemosyne」

マインドマップを描くときに便利なノートの情報です。

昨日、書店の文房具コーナーを何となく散歩していた時に手に入れたノートです。
marumanの「Mnemosyne(ニーモシネ)」と言います。
黒い表紙でシックな雰囲気。大人のノートという感じです。



このノートが良いと思った一つ目の理由は、紙の質が非常に良いことです。水性カラーペンで描くときの滑らかさが心地よい。
ただし、水性色鉛筆を使った時には厚みのある画用紙の方が良いでしょう。



さらに気に入ったのがリング側に題名・日付・名前を書けるスペースがあり、二つ穴パンチ用の中心点も印刷されていて、いろいろな用途に便利に使えるのです。





そして極めつけは、切り取り用のミシン目が入っていること。これでハサミを使わなくても切り取って整理できます。



お値段は少々高めですが、知的生産のモチベーションアップにつながるので、しばらくはこのノートを使っていこうと思っています。

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
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できる子はノートがちがう!―親子ではじめるマインドマップ

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開成番長からコメントをいただきました!!!

開成番長の勉強術
繁田 和貴
白夜書房

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この本の著者である繁田和貴さんがコメントをくださいました。

『開成番長の勉強術、著者の繁田です。 マインドマップ、感動しました!最近興味を持っていた分野なので、拙著がこのようにわかりやすくまとめてあるのを見ると新鮮で嬉しくなります。 こちらのマップと、井上さんのブログを、私のブログで紹介させていただいてもよろしいでしょうか??』

もちろんOKしました。

それで繁田さんはご自身のブログで紹介して下さいました。

☆繁田和貴さん『番長日記』

インターネット(ブログ)の健全な活用は、このように心ある方々との連携を生み出します。この人脈形成はこれまでの時代にはあり得なかったスピード感です。

この記事内では、
「井上は開成番長の繁田さんと2009年上半期にお会いして、未来の学習方法について意見交換をする。」
とアファメーションしておきましょう。

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「考える力がつくフォトリーディング」 【書評】

考える力がつくフォトリーディング
山口 佐貴子 照井 留美子
PHP研究所

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読書の時代です。
本を読まない人に「学力」を語る資格はありません。
ましてや教育を仕事にしている人が本を読まないということは、仕事を放棄しているに等しい愚行と言ってもいいでしょう。

時代は智慧と創造の時代に入りました。
この2つを生み出すのは「圧倒的な知識」が頭の中に入るかどうかにかかっています。既存の知識だけでは絶対についていけない時代です。日に日に新しい知識が激増しています。これをどう自分の脳に取り込んでいくかを考える必要があると思います。


これから大人になっていく小学生や中学生もみんな、いろんな分野の本を読むべきです。小学6年生ならば普通に読めば月に5冊は読めるでしょう。

しかし、何とこの読む冊数を“数倍”に増やしてくれるのが「フォトリーディング」です。

この本を読むと、フォトリーディングの5つのステップを子どもでも学ぶことができます。

私はフォトリーディングのインストラクターではありませんので、このブログで詳しく説明するのはやめておきます。興味のある方はぜひ紹介した本を読んでください。まずは読書に関する読み方のひきだしを1つ増やせることは間違いありません。
そして、小学生の子どもでも理解できるようにかみ砕いて書かれている本なので、大人が読んでも良い。いいえ、大人こそこの本で勉強して「目から鱗体験」をした方が良いでしょう。

この「フォトリーディング」を利用して、1ヶ月に100冊ペースで読書をしている方が実際にいます。そんなスピード読書を可能にしてくれる本です。
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私をつくった名著 人生を変えた1冊 黄金のブックガイド【書評】

私をつくった名著 人生を変えた1冊 黄金のブックガイド
Chabo!を応援する著者の会
東洋経済新報社

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「本を紹介すること」と「社会貢献」を目的とした本の紹介です。

この本は、勝間和代さんが中心になって作られた「Chabo!」という組織で作られたガイドブックです。印税のすべてがJENを通して世界の難民、被災民の教育支援や自立支援に使われるそうです。
購入すれば、その瞬間に社会貢献に参加することになります。


実はこの中で、今一緒に「マインドマップ」の仕事をさせていただいている神田昌典さんがこう書いています。

「では豊かになってしまった現在、英雄になるのは誰か?それは戦後と同じく、社会的な大問題を解決できる人物です。そして今の時代の大問題というと、子供の鬱や精神疾患の問題だったり、引きこもりの問題でしょう。それを解決しようとする志のある人、つまり、教師の時代になるわけなのです。」


ここで問題にし、はっきり書いておきたいのは、ビジネス界に生きる方々が教育を語るときに、「教育の目的」を見失ってはいけないということです。教育の目的はビジネスを成功させることでもなく、金儲けのためでもなく、会社を支えていくためでもありません。経済を目的とした時に教育の生命線は失われます。


教育の目的は「子どもをして幸福境涯に至らしめること」です。


この本を読んだ人は、このことをまず理解する必要があるでしょう。そしてそれを実践して成功しているのが、Chabo!の成功者の皆さんだと私は把握しています。自分の成功だけではなく、ビジネスパートナーをも成功させる。エゴを廃して「WIN-WINの関係=相互幸福の関係」を意識しているからこそ、素晴らしい仕事ができているのではないでしょうか。


「では学校の先生の時代になるのか」と誤解されるといけないのでつけくわえておきますと、私は教師とは「職業教師」のことではないとも思っています。教育公務員である学校教師は「職業教師」です。職業教師には時代を変えていく力は湧いてこないでしょう。

神田さんの言う「教師の時代」とは、本当の意味での社会の問題解決をしていく指導者たる「教師」の時代だと思います。歴史に名を残しているソクラテスしかり、ペスタロッチしかりです。皆、学校という枠を超えて戦い、時代を創っていった「教師」です。

このブログを読んでくださっている先生は、21世紀のソクラテス、21世紀のペスタロッチを目指そうではありませんか。


私は大学時代に恩師からこう教えられました。

「戦後の世界、また日本を見るとき、時代の動向は大きくいって政治の時代、経済の時代と推移してきたといえよう。しかし、これからの二十一世紀は、教育の時代、文化の時代であると私は見たい。君たちは、これからありとあらゆる分野に自由に巣立ってもらいたいが、二十一世紀の底流は、生命の世紀であり、教育・文化の時代であることを念頭においてもらいたい。」

「ソクラテスは、自らの信条を青年達に伝えるため、あらゆる場を利用したのであります。市場で、あるときは街頭で、宴会場で、およそ人間の集まるところならば、どこでも、彼は教育していったのであります。堕落せる学問と戦っていたのであります。そこには、徹底的な対話と訓練があり、まさに校舎なき人間大学の観を呈していたといえましょう。」


心ある人が加速度的にネットワークを組める時代となりました。

時代は確実に変わるのでしょう。


(生意気なことを書いてすみませんでした。)

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