4年生、急成長中

4年生が「同一パターンのグレードアップ練習」に取り組み始めてから1ヶ月たちました。最近の2週間は、指導している私がビックリするほど急成長をとげています。まず何よりも「つなぎ」が良くなりました。そう簡単にはボールが落ちなくなったのです。これこそ小学生バレーボールの一番楽しいところです。相手が「決まった!」と思ったボールを拾い上げて攻め返していく、けっしてあきらめない子どもたちの姿に、応援する大人は感動します。今、辰巳ジャンプ新チームはそのレベルに向かってばく進している感じです。

今日はこれからの2年間の見通しを少しだけ確認しました。

「この4年生チームは、これからの2年間で、6回の都大会出場にチャレンジするチャンスがある。どこで都大会をねらおうか?」

私からのこの問いかけに、全員いっせいに答えました。

「次の教育大会から都大会に出ます。」

現状のチームだと、ネットの上に手が出る選手がいません。しかしそれもまた面白い。ノーブロックのチームが、レベルの高い東京第3支部の代表をねらう。拾いに拾いまくって、スパイク一発で決めるチームになりたいものです。

こんな話もしました。

「いろんな情報を集めると、今の辰巳ジャンプ新チームは、支部10~16位のあたりだと思う。これを7位以内まで上げていくチャレンジになる。そう簡単にはいかないと思っていた方がいい。まずは今取り組んでいる『同一パターンのグレードアップ練習』をできるだけ早くクリアすること。」

もしも5年生チームで都大会出場ができれば、チーム史上初ということになります。
子どもたちは、そういう目標をたてました。

《今日の個人成績》3位まで
【サーブ効果率】
1位 4番 135%
2位 5番 121%
3位 2番 114%

【サービスエース率】
1位 4番 40%
2位 5番 39%
3位 7番 31%

【サーブ成功率】
1位 4番 95%
2位 2番 86%
3位 3番 5番 82%

【スパイク決定数】
1位 4番 42本
2位 6番 19本
3位 5番 3本
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4年生エースアタッカー開眼

新チーム切りかえ練習試合の2回目。地元に2チームをお招きして、辰巳ジャンプとしては10セットの練習試合をすることができました。

今日の最大の成果は、4年生エースのスパイクとサーブが見ちがえるほど良くなったことです。これは1週間前にも来ていただいたKチームの監督さんからも「レフトのアタッカーが1週間前と今日とぜんぜんちがうんだけど、どう指導したの?」と言われました。私としては特別なことは何もしていない。ただ黙々(もくもく)と同じ練習をくりかえしているだけです。それが良いのだと思います。「同一パターンのグレードアップ」の流れの中で、着実に技術を伸ばしてきた結果、今日のスパイク開眼にいたったものと思われます。

小学生バレーボールを指導してきて一番感動を感じるのが、今日のような「子どもが変身する瞬間」です。今日はエースアタッカーのスパイクとサーブ技術が劇的に変わりました。今日のようなスパイクの打ち方で、これからずっと打ち続けることができれば、身長150センチになった頃には(今は140センチもない高さ)、ほとんどのスパイクを決められるようになるでしょう。

加えて、このスパイクを引き出しているセッターの存在も大きいのです。4年生の今時点で、かなり安定したトスをもっていくことができています。セッターというポジション柄、私から怒られることが多いのでかわいそうに思いますが、辰巳ジャンプ歴代セッターの中でもNo.1といってもいいくらいの働きはしています。

今後、たくさんの経験を積んで、6年生になった時には江東区1位を目指します。
都大会ではどこまで行けるでしょうか???
できれば、日本のスポーツ界に、何か一石投じるようなチームになれたら面白いかな。
そうなれるように、指導する私も自己研鑽に励みます。
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