辰巳ジャンプ男子卒業生が高校バレーの関東大会に出場!!!

今週末は現役の辰巳ジャンプ部員のほとんどは運動会で練習お休みです。
しかし、卒業生が活躍しているのです!

東京都高校バレーボール男子春季大会を勝ち上がり、関東大会に出場をする卒業生が3人もいるのです。

一人はK第一高校のリベロとして活躍しているN君。
そしてT輪高校で活動しているA君とM君。

特にM君は、今の辰巳ジャンプの子どもたちの練習相手をするために、何度も体育館に足を運んでくれた、あの優しいM君です。

昨日は女子卒業生の活躍を伝えたわけですが、今日は男子卒業生の活躍をお伝えできました。

ここで紹介している高校3年生の子たちは、冗談抜きで私が命をかけて指導していた子どもたちです。男子チームも女子チームも、同じように良い結果を出させてあげたいと、両立できるように努力した小学5~6年生の2年間だったわけです。土曜日は男子チームを引き連れて茨城に遠征し、翌日の日曜日には女子チームを連れて神奈川に遠征なんてこともしていたのです。

無茶苦茶な生活をしていたこの2年間には、声がつぶれてしまって1週間無言で授業をしたとか、公式戦の最中、ベンチ内で言葉が話せなくなってしまうという脳障害の症状が出ていたり。高熱で悩まされたり、ウソではなく本当に命がけでした。


そんな子たちが高校3年生となり、大切な大会を戦っているのです。

私が命をかけて育てた先輩たちの姿を見ることで、今の辰巳ジャンプの子どもたちの将来にも良い影響があると感じました。

「先輩」という存在をあまり感じることのできていない今の辰巳ジャンプの子どもたちに、「あこがれの先輩」を意識してもらい、「私もあんなふうになりたい」という希望を心に強く持ってほしいと思っています。

全国優勝をねらっているK学園でアタッカーをしている先輩もいますから、その試合も子どもたちを連れて応援に行こうと思います。


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辰巳ジャンプ卒業生の活躍に感動

今日は東京都高校女子のインターハイ予選に初めて行ってきました。

辰巳ジャンプの先輩たちは、みんな各高校のキャプテンとして頑張っています。

その中でも、辰巳ジャンプ出身の二人が偶然にもコート決勝で対戦するという組み合わせがあったのです。

かたや辰巳ジャンプが2005年に江東区年間制覇をした時の大エース。
かたやバックレフトのレシーバーでした。

小学校卒業後、どちらもアタッカーとして力を伸ばし、チームの大黒柱になっていました。

二人がキャプテンを務める高校は、どちらも順当に勝ち上がり、何とも嬉しいことに、辰巳ジャンプ卒業生同士が対戦する試合を見ることができたのです。

両校とも大激戦をくりひろげてくれました。そして二人とも、高校最後のインターハイ予選で戦えた喜びを最高の笑顔で表してくれました。


実は、この試合を観戦するために、辰巳ジャンプ最強チームのライトアタッカーとして活躍していた子も来ていました。

今日1日は、私にとっては不思議な日となりました。
まるで辰巳ジャンプ同窓会が開かれたように、私の教え子たちとの再会を果たせました。

しかし私が何よりも嬉しかったことは、教え子との再会を果たせたことではありません。
今日の試合会場での他校の生徒から聞こえてくる声が一番嬉しかったのです。

辰巳ジャンプ出身の先輩たちは、全員が試合会場にいる女子高校生たちの「あこがれの的」になっていたのです。

「あの子1番の子、本当にうまいよね。」
「いや~、すごい!」
「よくあんなに穴を見つけて打ってくるね。」
「あの2番に打たせたら勝てない。」
「2番、やばいよね。すごすぎる!」
「すごいよね。ずっと笑顔でみんなを励ましているよ。」
「あのセッターがうまいんだよ。」
「あんなにいいトスをあげられるなんてすごいよね。」

私の耳に入るたびに、誇らしく感じました。


長くなりましたがもうひとつ。

応援に来ていた子が言っていた言葉に、私の心が揺さぶられました。

「井上先生、辰巳ジャンプの時には関東地方、全部遠征しましたよね。火木土日、休みなしで練習してさ。あれは忘れられないよ。毎週毎週、関東のどこかへ行っていたんだもん。あんなに遠征していたの辰巳ジャンプの時だけだよ。」


2005年当時とは私の状況も違うので同じことはできませんが、創意工夫を重ね、強い辰巳ジャンプを再建していきたいと思っています。


期せずしてこれだけの卒部生と次々に会わせてもらえた今日という日。不思議な因縁を感じます。きっと深い意味のあった1日なのでしょう。
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「ZARD最終ライブ」に参加できた喜び

2007年5月27日、運命の日。

ZARDのボーカリストであった坂井泉水さんが、癌の治療中で入院していた慶応大学病院の非常階段から転落死をしたというニュースが流れた日。

現任校に異動したばかりの私は、衝撃のあまり目の前が真っ暗になりました。

なぜ????? どうして泉水さんがいなくなってしまうの?????


その1か月後、2007年6月27日、青山墓苑で行われた音楽葬にも参列させていただきました。
その当時の日記です。




『ZARD 坂井泉水さんの音楽葬』

行く前にちょっと迷ったが、後悔したくなかったので、「坂井泉水さんを偲ぶ会」に行ってきた。
彼女とは同世代だ。

すごい参列者の数だった。

きっと自分など浮いてしまうだろうと思っていたが、同世代の人もたくさんいて、あらためて坂井泉水さんに励まされてきた人の多いことを実感した。

思い切って行って、本当に良かった。

1時間ほど並んだが、まったく苦にならなかった。

大画面で流れてくるコンサートの様子を見ながら、数々の思い出がこみあげ、涙が出そうになった。


「負けないで」「揺れる思い」・・・・・全ての曲に思い出がある。

献花をした瞬間、もう坂井泉水はいないんだということが胸に迫り、思わず「ありがとう」の言葉が口から出た。





そして2011年5月27日。日本武道館でのZARDデビュー20周年記念ライブ。そして追悼ライブも今回が最後だという。

早々とチケット予約をしたので、席はアリーナ席の前から2列目という特等席に当たった。

舞台は写真のような見え方をする素晴らしい位置。こんなところに陣取ることができた喜び。


19時から始まったライブは21時45分までの2時間45分間、よどみなく流れる。

5人のゲストが思い出を語ってくれる。

一言一言を会場のみんなが共有する。

会場にいる出演者も観客もみんな、坂井泉水さんが考えに考えた詞によって人生を支えられたメンバーだった。





私の支えになっている詞をいくつか。

「負けないで もう少し 最後まで走り抜けて どんなに離れてても 心はそばにいるわ 追いかけて遥かな夢を」

「ひたむきだった 遠い日の夢は 今でも眩しい どんなに不安がいっぱいでも 真っすぐ自分の道を信じて」

「あの微笑みを忘れないで いつも輝いてたい 心の冬にさよならして 走り出そう 新しい明日へ」

「あなたを想うだけで 心は強くなれる ずっと見つめてるから 走り続けて」

「止まっていた時間が今動き出した」



何か壁にぶつかったたびに、この詞を謳いながら前進してきた。





最終ライブの最後、『負けないで』を全員で大合唱した後に、「君のことをずっとずっとずーっと想(おも)っているよ 泉水」という泉水さんの直筆がスクリーンに映された時、会場の空気は20年間、自分の人生を泉水さんに支えられてきた思いがフラッシュバックし、温かな、そして泉から溢れ出るような気持ちに包まれた。


ありがとう泉水さん。


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試験で高得点を取るためのマインドマップ

昨日、今日の2日間、神田の消防技術試験講習場に足を運び、「防火防災管理新規講習」を受講してきました。

昼食休憩の1時間をはさみ、午前9時から午後5時までの目いっぱいの講習。「途中で寝たら資格は認めません。」という冒頭の厳しい指導に、マインドマッパーである私としては「モチベーション上昇目盛り」が振り切りました。

2日間でかいたマインドマップは5枚。この5枚で消防法を根拠にする「防災管理者」の仕事はほぼ頭の中に入りました。配布されたテキストは3冊。

「防火防災管理の知識」・・・・P358
「消防関係法令集」・・・・・P1054
「消防計画の作成」・・・・・・P457

5枚のマインドマップで概要はキャッチしました。

はっきり認識したのは、この「防火防災管理新規講習」は全教職員が受講した方が良いということです。子どもたちの命を預かっている私たち学校職員の仕事。そしてこれから何年か後に「東京湾北部地震」が確実に起こるだろう現実。この2点だけを取ってみても、全教職員の防災意識を高める必要は100%あります。

私自身、明日からさっそく防災管理という目で学校を見ていこうと感じています。


さて、この講習会、全講習を終えた直後に「効果測定」があります。70点が合格点。取れないと居残り講習です。
いわゆる「テスト(試験)」です。

消防署としては全員を合格させないと「防災管理者」が増えないので、必ず合格するようにさまざまに工夫してくれるのです。ですから落ちることはないのですが、「テスト」という状況になったらマインドマップ効果を試してみたくなるんですよマインドマッパーは。そこで、満点を取ることを自分の課題にしてみたわけです。

休憩時間に他の人たちは喫煙に行ったり、のんびり休んでいたりしていましたが、私は黙々と復習のマインドマップをかいていました。それが画像のものです。

セントラルイメージは東京消防庁のマスコットキャラクター「キュータくん」です。(あんまりうまくかけませんでした。)

そして出題可能性の高い内容をブランチにかいていきました。

記憶に残さないといけないので、忘れそうなところにはイメージの力を活用していきました。例えば、特定防火対象物のブランチにある「2回↑/年」というイメージ。効果測定の時に、この回数ですごく悩んだのですが、脳裏に浮かんだのは「2」という数字を「赤の太字」にしたこと。不思議なことに試験中「2」がものすごく強いイメージで思い起こされました。

また、休み時間中に「イメージ(絵)」をかき入れていたブランチは、試験中に確実に思い出すことができていました。

受講生全員を合格させなくてはならない簡単な効果測定だったわけなので、もっと難しい試験にマインドマップは対応できるのか?という疑問も残りますが、それでも休憩時間中も集中をとぎらせることなく学習を続けることができたということは、マインドマップの「楽しく学習する」という効果であることは間違いありません。


自分の実戦(試験)にマインドマップを活用することで、また新しい道を開けたような感覚を得ています。


「防災計画」もマインドマップでかいたら、もしかしたら皆さんの命を救える可能性が高まるかもしれませんね


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涙サプライズ・・・ハッピーバースディ

ハッピハッピーバースデー、作戦は大成功 素敵な1年を 一人きりじゃないんだよ まだ夢の途中さ 君のほほに涙サプライズ 声をそろえておめでとう お誕生日おめでとう

5月22日。実は私の誕生日でした。

辰巳ジャンプの子どもたち(お母さま方も)は、サプライズを用意してくれていました。

練習合間の休憩時間に、キャプテンを先頭にみんなで私のところに集まり、
「先生!お誕生日おめでとうございますっ!」
と嬉しいプレゼントをくれました。

みんなのメッセージ集、バレーボールのぬいぐるみ、手作りクッキー、チョコレート。

ぬいぐるみは習い始めたばかりの裁縫技術を使って、みんなで交代で縫ってくれました。すぐに井上車にかざりました。

クッキーはだれが中心に作ったんでしょうか?トッピングでまぶしたナッツのかけらがぜ~んぶ取れていました。それがすごく嬉しかったのです。手作り感100%ですからね!大人が手をかけていない。子どもたちだけで作ってくれたんですよね。

礼儀正しい辰巳ジャンプの子どもたち。
いつでも前向きな辰巳ジャンプの子どもたち。
井上の指導に純粋に、真っ直ぐに応えようとしてくれる子どもたち。
指導者冥利に尽きるとはこのことです。
私もこの子たちがまぶしく輝くように、祈るような気持ちで指導しています。


このブログは私の教師人生の記録ですから、子どもたちからの声も記録しておきたいと思います。


『井上先生へ・・・いつもスマイル辰巳ジャンプより』

「いつもバレーボールをおしえてくれてありがとうございます。そしておたんじょう日おめでとうございます。私はあまりうまくないので、いろいろなことをいっぱいおしえてください。これからもよろしくお願いします。」

「おたんじょう日おめでとうございます。私はもう2年目ですが、まだまだできない事や知らない事もあるので、またいろいろと教えてください。」

「いつもバレーボールを教えて下さり、ありがとうございます。それとお誕生日おめでとうございます。私は、まだ入部して5か月で、いろいろと下手だけど、試合に出させていただき、とってもうれしいし、一つ一つの試合は私の勉強になっています。みんなの良い所がたくさんあるチーム、それが『辰巳ジャンプ』です。井上先生の良い所も数えきれないほどあります。
私たち部員に全力で教えてくれることです。
私もナナミみたいな、フローターサーブを打ってみたいです!!!!!!ナナミみたいになれるように、今がんばって努力しています。今日、フローターサーブが入ったけど、もっと強く打ちたいです。フローターサーブを打って、21点取りたいです。そしてジュニアファイターズみたいなスパイクも打ってみたいです。
すぶりも毎日100回やっています。いつか打てるようになりたいです。
先生、私が大人になったら、辰巳ジャンプの先生になろうと思います。私より下の子ども達にも、バレーボールの楽しさを教えてあげたいからです。」

「いつもバレーボールを教えてくれてありがとうございます。いろいろ下手だけど、いろいろ教えて下さい。」

「お誕生日おめでとうございます。私は、4か月ちょっとしかバレーボールをやってないので、まだなれていません。でも、バレーボールをやっていると、心がわくわくしてきて、とても楽しいです。これからもよろしくお願いします!少ないプレゼントですが、きもちをこめました。セッターがんばります。」

「いつもバレーボールを教えていただきありがとうございます。試合にも出していただきありがとうございます。これからも練習がんばります。もっと上手になりたいです。よろしくお願いします。おたんじょう日、おめでとうございます。

「おたんじょう日おめでとうございます。井上先生にはレシーブの形や、うでのしぼり方や、サーブの打ち方も教えてくださって、だんだんできるようになってきました。先生のおかげです。これからもよろしくお願いします。」

「井上先生、おたんじょう日、おめでとうございます。これからもバレーボールのこと、いろいろと教えて下さい。」

「おたんじょう日おめでとうございます。いつもれんしゅうありがとうございます。アンダー10もがんばります。」

「お誕生日おめでとうございます。これからもバレーボールを教えて下さい。」

「いつもいろいろありがとうございます。おたん生日おめでとうございます。いつか井上先生みたいになりたいです。」

「おたんじょう日、おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。」



長い間、監督をしてきましたが、今年ほど子どもたちの真心を感じながら指導している年はありません。
私の心の中ではすでに「まぶしいくらいにキラキラしている子どもたち」なのですが、この子たちを、どこのだれが見ても「キラキラしている小学生」に育て上げたいと思います。それが誕生日のお祝いへのお返しです。


辰巳ジャンプは来年に向けてチャレンジをしています。
来年の同じ時期(5月)には、私から子どもたちに「東京都大会出場」というプレゼントをしたいと思っています。
必ず実現しますから、保護者の皆様、楽しみにしていてください。

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成功を呼び寄せる習慣が意外なものを引き寄せるのかな?

私には“マインドマップフェローの責務”を与えられて以来、強く意識して取り組んできたことがひとつあります。受講生として参加する研修会では、常に最前列中央を自分の「指定席」とし、講師に見えるようにマインドマップをかきながら熱心に受講する。講師の先生と積極的にアイコンタクトを取るということです。

人は皆、研修会というシチュエーションにおかれると、なんとなく後ろの席に座りたがります。ところが私が「読書記録マインドマップ」の課題として読破し、マップ化してきた成功本の数々には、必ずと言っていいほど書いてあることがあるのです。

「他者がやらない道に勇気を出して一歩踏み出せ」
「成功者は100人中5人以内である。どんな分野の職業であっても、その5人に入れ」

そのことを意識して、自分自身で人体実験してみようと決意し、約3年間、自分の指定席の「最前列中央」に陣取り続けてきました。

おかげさまで、区内ではけっこう有名人(もしかしたら変な人として有名かも?)になりました。なにしろどんな会合でも最前列にいるのは私なのですから。東京都の研修でも、「いつも一番前にいますよね」と見ず知らずの他校の先生から声をかけられたこともありました。


この習慣を続けてきて、私は研修会で1度も眠くなったことがありません。たとえ眠くなりそうな話であったとしても、マインドマップをかきながら分析的受講をしているため、自分自身は楽しんでいるのです。


さて、この「最前列中央に陣取る」という習慣を身に着けた影響なのかは分かりませんが、最近「演劇」や「ライブ」のチケットを予約すると、ほとんど前から5番目以内の特等席が取れるようになりました。偶然が何度も何度も続いています。不思議なのです。

2月に行った演劇でも前から4列目で、役者さん(超有名俳優)の汗が飛んでくるような席。
来週に行く予定の坂井泉水さん追悼「ZARD最終ライブ(日本武道館)」でも、アリーナ席の前から2列目が当たりました。

6月もまた何かの演劇かライブチケットを取るつもりですが、これでまた前の方が当たったら自信が確信になっちゃいますね。


そんなことで、来週もまたまるまる二日かけて、消防署の「防火防災管理講習」を受けてくる予定がありますが、早めに行って「最前列中央」に陣取ろうと思います。

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私が育てたいのはキラキラ輝く子どもたちです!

ファミリーマートカップ全日本バレーボール小学生大会予選が終わりました。辰巳ジャンプは前回の19位から順位を4つあげて支部第15位となりました。体育館が使えなくなったジプシーチーム・さらにキャプテンが転居でぬけてしまい素人集団になったにもかかわらず、よく順位を上げたものだと感心しています。これは毎週、快く辰巳ジャンプを受け入れて下さったジュニアファイターズさんや弥生第一さんのおかげです。4月の1ヶ月間で子どもたちはどんどん上達しましたし、たくさんの経験を積んでバレーボールの本当の楽しさに目覚めることができました。

練習試合の中で、思うようなプレーができなくて、みんな涙を流しました。強いチームの6年生が見せてくれるレベルの高いバレーボールを自分たちもしたいのに、実際にやってみると本当に難しいことを学び、何度も何度もその壁にはね返されて、悔しくて悔しくて泣いた。そんな思いを経験することで子どもたちは確実に心が強くなってきたと思います。この悔しさはスポーツをしていないと絶対に経験できないことです。

4月末の練習試合に来てくれた二人の先輩たちもまた、小学生時代に何度も悔しい思いをし、それを乗り越えてきたからこそ、今の彼女たち自身の進路という課題に真剣に取り組み、果敢にチャレンジできているのだと思います。それを後輩の小学生たちに伝えたいという熱い思いをもって練習に来てくれるのです。ありがたいことですね。


題名にある通り、私が育てたいのはバレーボールで勝てるチームでもありますが、それと同時に「キラキラ輝いている子どもたち」にしてあげたい。ダイヤモンドのように強くて美しい子どもたちにしてあげたい。そのためにいろんな磨き方で指導をしているつもりです。

21世紀スタートに誕生した子どもたち。実は辰巳ジャンプの子どもたちだけでなく、昨年度、井上学級で教えた子どもたちにも共通している良さがあります。それは、自分の思いを素直に表現できることです。そして指導する教員に一生懸命に応えようとしてくれる健気な気持ちを持っています。すでに私の心の中では、みんな「キラキラ輝く子どもたち」であり、失うことのできないかけがえのない存在になっています。

しかし、小学生バレーボールはそんなに甘くはありません。特に江東・江戸川・中央・墨田の東京第3支部を勝ち抜くためには、東京都大会の優勝目標にするくらいの気概がないと決して勝ち抜けない厳しい地域です。

見ている人みんなが応援したくなるチームを目指して、今日からまた努力精進していきましょう。

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日本経済新聞(NIKKEIプラス1)で私の授業が紹介されました

昨日(5月14日)の日本経済新聞朝刊(NIKKEIプラス1)で、4月20日に私が5年生相手に行った道徳授業のことを記事にしていただきました。昨日の新聞なので、もう手に入らないことが残念ですが、日経新聞を定期購読されている方は記事を探してみて下さい。

どんな記事内容かというと、もちろんマインドマップを活用した授業についての記事です。マインドマップの効果について適切に紹介して下さっています。

(1)放射思考の効果

(2)発想力や記憶力を高める

(3)言語表現力が高まる

(4)学習意欲向上につながる

(5)埼玉の中学校・代島先生の取り組みも紹介


日経新聞が記事にしてくれるほど、マインドマップはビジネス界で活用する会社が増えているわけです。数々の有名企業で企画会議に使われたり、研修に使われたりしています。個人的に「スケジューリング」をマインドマップでかいている人もたくさんいます。マインドマップはとても楽な脳の使い方をするための道具ですから、使えるかどうかでその人の能力開発が大きく変わってくるだろうと思えます。

社会に出てからも有効な道具を子どもたちが手に入れているということは、ビジネス界にとっても大きな力となるのではないでしょうか。

文部科学省が打ち出しているキャリア教育の中でも、育てたい能力として「人間関係形成能力」「情報活用能力」「将来設計能力」「意思決定能力」の4つをあげています。4つのどれにもマインドマップは活用していくことができます。どのように活用するのかは、それぞれ新たに記事にしてみたいと思います。

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学校経営研修会の講義録

最近、なかなかブログの更新ができないでいます。自分的にも残念なことです。理由はただひとつ。授業をあまりしていないからです。学校内で教員への指導を中心にしていく立場になってしまったので、大好きな授業ができません。残念・・・・・。

これまで「授業はライブだ!」という信念で、まるでミュージシャンのライブか、落語家の寄席のように真剣勝負をかけてきただけに、この生き甲斐をストップされていることがもどかしくてなりません。

その分、校内を激変させていることがあります。それは廊下の掲示板です。特に校外からいらっしゃるお客様の目にとまりやすい職員室前と校長室前の掲示板を「生きた掲示板」と変えました。職員室前には、4月に6年生から「こんな学校にしていこう」というメッセージ集を掲示し、5月には5年生に「学校や地域の良いところを紹介します」という内容で、メッセージを書いてもらいました。さらに、校長の月曜朝会の話をメモして、掲示するということにもチャレンジしています。(これは4月に区長選挙の投票に地元の学校に行った際に目に入った掲示物を参考にしました。年がら年中情報収集です。)

校長室前廊下には、新任教員に協力してもらって「どきどきわくわく写真館」なる楽しい写真集を掲示。また並びの理科室前にも、昆虫や星座の資料。さらに「科学のお目芽」という理科への興味がわくようなコーナーを作りました。あまり宣伝はしていませんが、見つけた子どもたちはけっこう見入っています。


学校経営のポイントのひとつとして、こうした「掲示物の工夫」が大きな影響を与えることがあります。掲示物に手抜きをしてしまうような学校、または学級が伸びることはないと言っても言い過ぎではないと思っています。



さて、今週火曜日の夜、学校経営の研修会がありました。新任の教員を引き連れて、例の如く最前列中央の「井上指定席」に陣取り、教育委員会指導室長の講義をマインドマップ講義録でまとめていきました。

話題を軽いものにしようとされたのか、「もしドラ」や「ホッピーミーナ」の話を取り上げて語っていましたが、要するに「マネージメント」という考え方を学んで、学校経営に役立てていく必要があるということを主張されていたわけです。

そこで、「もしドラ」や「ホッピー」も含めて読んでおいた方が良いとお勧めできる本を紹介しておこうと思います。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
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ダイヤモンド社


マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
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ダイヤモンド社


ホッピーの教科書
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日経BP出版センター


ジグ・ジグラーのポジティブ思考―可能性を開く6つのステップ
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ダイヤモンド社


7つの習慣―成功には原則があった!
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キングベアー出版


望めば、叶う―自分を高め人を導く成功法則
クリエーター情報なし
日経BP社


思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
クリエーター情報なし
きこ書房


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太陽の下で練習

大震災による液状化現象で破壊された体育館。使用できない状況が続き、4月中はずっとジュニアファイターズさんの真心に甘えて練習にお邪魔していました。そのおかげで、貴重な試合経験をたくさん積むことができて、辰巳ジャンプは急成長を遂げています。ただ、遠征に出るには「足」が必要で、そのための私の車に乗れる人数も制限されるため、10人程度が練習できている状況が続いていました。

今の辰巳ジャンプには20人の部員がいます。その半分しか練習をさせてあげられない状況が続いているわけです。試合のことだけを考えれば、5年生8人を中心に、どんどん練習試合を積み上げていけば、来年の1月からある教育大会での活躍が見えてくるのですが、それでは辰巳ジャンプの練習が楽しいと感じて入ってくれた下級生を見捨てることになってしまいます。私にはそれはできないことなのです。

そこで今日は、辰巳駅前の芝生広場を練習会場にして「屋外練習」をしてみました。

参加してくれた子は15人。やはり遠征に行くよりも多くの子が参加できました。

初夏のまぶしい日差しの中、公園の木が作ってくれる木陰を利用して、体育館では味わえないような、とても開放的な空気を感じながら、気持ち良く練習することができました。午前中だけの3時間の練習でしたが、たちまち3時間が過ぎてしまった感じがありました。屋内で練習するよりも時間が短く感じたのはどうしてなのでしょうか?その時間の進み方の早さは、とても不思議な感覚でした。これならば、遠足気分でお弁当を食べてから、午後も練習しても良いなぁと思えるほどでした。

また来週の日曜日に屋外練習をします。
実はいろいろな方に見られる場所で練習をしていることにも、ひとつのねらいがあります。
「新入部員の獲得」です。

黄色いTシャツを着た子どもたちが、いかにも楽しそうにバレーボールをしている。そんな様子を目にして、「私もやりたい」と思う子や、「我が子もやらせてみたい」と思う保護者の方が現れることを期待しています。

10歳以下の大会である「アンダー10」の試合に向けて、2~3年生の新入部員が入ってほしいと思っています。特に3年生は10人程度の人数が集まってくれるといいだろうと思っています。現状で6人ですから、あと4人入ってほしいです。そうするとBチームとしてまとまって練習していけるからです。

BチームにはRさんという最強キャプテンがいるわけですから、将来有望だと思うわけです。

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現時点ではベストな試合だったか 【ファミリーマートカップ全日本バレーボール小学生大会予選】

東京第3支部予選2日目、第1試合に勝たないと一切の可能性が消えてしまう今日のトーナメント戦。朝の井上車の中からすでに戦いは始まっていました。子どもたちがどんな会話をするのか。元気なのか疲れているのか。運転をしながら状態の把握に努めていました。朝っぱらから、昨日の練習試合の帰りと同じようにハイテンションな新入部員の“お笑い3人組”の声が車内に響いていましたので、どうやら元気いっぱいなことは分かりました。

今日の相手チームについては、先日の江東区民大会で「3チーム合同男子チーム」と試合をしているところをスカウティングしながら、監督としての作戦はしっかり立てておきました。残念ながらそれを実行できるような技術は、今の辰巳ジャンプの子どもたちにはないのですが、それでもボールを落としさえしなければ何点かはひっくり返せるはず。ただそれだけに子どもたちの意識を焦点化し、子どもたちも頑張って作戦通りに動こうとしてくれましたので、かろうじて勝つことができました。

バレーボールというのは現辰巳ジャンプのような初心者状態でも、メンタル面をしっかり持たせると、能力以上のものが出ることがあります。微妙なスポーツですね。ボールを床に落としてはいけないという特殊スポーツは。

それにしても、今日のように25-23、26-24というスコアで勝つ試合は、技術的にうまいとはいえない試合内容であっても嬉しいものですね。応援して下さった保護者の皆さんも、何としても勝ちたいという子どもたちの頑張りに感動したのではないかと思います。


辰巳ジャンプは東日本大震災の被災チームです。地震で学校が破壊され、体育館が使えません。その上、1~2月の教育大会でチームをグイグイ引っ張っていたエースアタッカーでキャプテンが転居してしまい、完全に作り直したチームです。そんな大きなハンディを乗り越えて、教育大会の順位よりも良い成績を残した子どもたちは素晴らしいと思います。


3試合を戦った今日、最後のセットで新しいフォーメーションを試すこともできました。これからは8人いる5年生で1つのチームを作っていくつもりです。練習試合でもほんのわずかしか試していなかった新フォーメーションでは、当然うまく動けないだろうという私の予想を良い意味で裏切り、たくさんの可能性を見せてくれた貴重な1セットでした。17-13から逆転されたことは残念でしたが、その原因となった「アウトボールに手を出してのミス」がなかったら勝っていたでしょう。その2本のミスをしたのがバレー経験4、5カ月の二人だったわけで、これも経験を積めば間違いなく改善されます。

試合後に、相手チームの監督さんと二人で、トイレでこんな談笑をしました。

私「いや~、あのアウトの2本に手を出さなければフルセットできたんですけど、やっぱり初心者にはイン、アウトのラインが見えないんでしょうね~(笑)。」

T監督「そりゃそうだよ。ボールしか見えないだろうから、アウトの判定は難しいだろうね。」

私「そうですよねぇ。やっぱり経験を積むしかないですよねぇ。」

そこで経験値を高めるために、5年生を中心にどんどん遠征していきたいと思います。




5年生チームでこれからの2年間を戦っていくと公開しました。では下級生はどうなるのでしょう?

3年生が中心の下級生チームを発足します。そして7月31日(日)に開催される予定の「アンダー10大会」出場を目指します。現時点ではメンバーが7人。いつも練習に来るメンバーは4人。現5年生と同じように、常時8人はいるようなチームにしないといけません。3年生の子どもたちのだいじなだいじなお仕事は「新しい部員を入れる」ということです。
今のところチビッ子チームになりそうなので、背の高いアタッカー候補が入ってくるといいですね。


来週は三大小での試合となります。
対戦相手は「三大さん」「南葛西さん」「中央少年団さん」の3チームです。

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どんどん成長する初心者チーム

小学生バレーボールの世界ではバレー経験6カ月までを初心者とする感覚があります。そう考えると、今の辰巳ジャンプはメンバーによってはコートに立っている6人のうち半分が初心者。まだ4カ月の経験値です。ところがこの初心者軍団に、練習試合や公式戦のたびに驚かされることばかり。

レフトのアタッカーポジションに入っている初心者は、すでにスパイクもどきを打ち始めているし、先日の江東区民大会では、また別の初心者が、いきなり弾丸フローターサーブを打ち始めた。

サーブはこうしたらうまく打てるんだよと教えれば、たちまち身につけてしまう。

この吸収力の高さは、これまで教えてきた経験にはなかったくらい、素晴らしいものがあります。



さて、今日の練習試合の終り頃、審判の順番だったので、分担のなかった二人を相手にホワイトボードを使って明日の試合について、マインドマップで考えさせてみました。特にバレーボールにこだわらず、マインドマップの特徴を生かして、潜在意識を引き出すような問いかけをしてみました。その中で出てきたものが面白かったのです。

明日の試合で勝つことができれば、応援してくれるお母さんやお父さんが喜んでくれるだろう。自分たちも団結、協力して勝ちたい。勝てばみんな嬉しくなる。そうすると、喜んでくれた親たちが、きっと美味しいものをたくさんご馳走してくれるに違いない。ケーキとか、チョコとか、お肉とか、なんでも食べさせてくれるだろう。すごく楽しみだ!!!


保護者の皆さま、子どもたちは無邪気に想像を広げてしまいましたよ(笑)
頑張った姿を見せてくれたら、ぜひ子どもたちの希望をかなえてあげて下さい(笑)


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小学生バレーボール「東京第3支部」と「江東区」のお知らせページを作りました

辰巳ジャンプVCのサイト内に新しく次のページを作成しましたので、バレーボール関係者の皆さまはご活用ください。

「東京第3支部と江東区の小学生バレーボール情報」

あまり詳しい情報を出すつもりはありませんが、各チームの皆さんに最低限、役に立つ情報を公開していきます。
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大人がバレーボールをやりたいのではなく、子どもたちがやりたいということに応じて

今日からファミリーマートカップ全日本バレーボール小学生大会の予選が始まりました。

辰巳ジャンプはチーム史上、最も経験値の浅いチーム状況で挑んでいます。バレーボール経験が半年もない子をアタッカーとして打たせているようなチームは、私の監督経験で初めてのことなのです。当然、勝ち負けよりも内容が大事で、今日の私の評価規準は「練習でやってきたことができているかどうか」でした。

残念ながら、子どもたちは本番の試合に心が舞い上がってしまい、練習試合で見せていたバレーボールができるようになったのは3試合目でした。まあ、こういうことを繰り返しながら成長していくので、終わったことは次への財産にすれば良いわけです。

試合が終わった後、まだ少し時間があったので、すぐには帰らずに練習をさせてもらいました。私が大会当日に練習をしてから帰ろうという気持ちになったこと、なんと6年ぶりなのです。それほど今の子どもたちには可能性を感じています。何よりもありがたいのは、みんな純粋にバレーボール大好き小学生なことです。それに加えて、笑顔がとっても素敵な子どもたちだからです。いつまでも一緒に練習していたいと思わせる子どもたちだからです。




さて、江東区チームの最大の特徴は、指導者同士の指導法交流に壁がないということです。公式戦という真剣勝負の今日もそれは変わることなく、共に昼食をとりながら大切な意見交換をすることができました。私の信条として、「記憶は逃がすな」「記憶は書きとめよ」というものがあります。その信条に従って、今日もこのブログに記録をしておきます。


一般論ですが、とかく小学生スポーツの指導者は、子どもたちの感覚や実態を見つめずに、自分の感覚や願いを先行させて練習を増やしていこうとする傾向がないわけではありません。ところがそれについてくることができず、スポーツをすることをあきらめてしまう子がいることも事実でしょう。子どものスポーツは大人の満足のためにあるのではなく、子どもたちの願いを満たしてあげるためにあるのであり、私たち指導者は与えられた条件の中で、最大の成長をさせてあげられるように工夫に次ぐ工夫をしなくてはならない。

また、子どもたちが「もっと練習をしたい」と思えるような指導をしていくことが大事である。大きな災害が起こってしまい、どのチームも練習時間が短くなってしまった現状の中で、どのような形であっても子どもたち自身が「練習したい!うまくなりたい!」「練習や試合が楽しくて楽しくてやめられない。」と感じられるような指導をしてあげたい。しかも試合で自分たちの思い通りのバレーボールができるようにしてあげたい。

要するに、小学生スポーツ指導の一切は、「子どもの気持ち」という原点から考えていかなくてはならないということです。


このようなことを語り合えるのが小学生バレーボールの指導者です。

ゴールデンウイークをレジャーでのんびり過ごすことも、大人のメンタルヘルスから考えて大事なことですが、そういう一般的な生活から少し離れて、自分が指導をしたことが明確に結果に顕れる小学生スポーツ(ボランティア活動)に時間を使い、たちまち成長していく子どもたちと一緒に休日を過ごせるということ。やっている人間にしか分からないことだと思いますが、最高に充実した休日だと感じられます。

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