ミカサ杯教育大会に向けて

12月28日(土)、レギュラー二人を欠いて練習試合に行きましたが、前日の金曜日に練習試合メンバーをコートに入れて練習させた時に「ああ、これは明日の練習試合はダメだな」と予想していた通りの結果になりました。ミカサ杯教育大会に向けて、完全に赤信号点滅です。正セッターが欠けたことで、アタッカーがこれほど打てなくなるとは思いませんでした。万全を喫して3人のセッターを育ててきたつもりでしたが、小学生バレーボールはそんなに甘いスポーツではありませんでした。また、要のレシーバーがいないことで、サーブで徹底的にウイークポイントをねらわれて、試合になりませんでした。

10人の5年生全員を活かすという方針で取り組んできた辰巳ジャンプですが、教育大会を勝ち抜くために、1月4日からレギュラー固定で勝負に挑むことにします。ちょっと遅すぎるかな。

練習試合はミスに次ぐミスで、途中から、いつも取っているスコアを取る気もなくなったのですが、帰る道中である子から、
「今日の個人成績をアップしてくれますか?」
と問いかけられました。
「今日は全然ダメだったから、途中からスコアを取るのをやめたんだけど。」
というと、
「途中まででもいいから知りたいです。」
というご要望。なので、いちおう7セット目の途中までの成績をアップします。

【サーブ効果率】
1位 K.S 133.3%
2位 E.R 125.0%
3位 I.N 123.1%
4位 O.R 117.6%
5位 H.A 113.6%
6位 N.M、W.Y、K.R 100%

【サービスエース率】
1位 K.S 40.0%
2位 I.N 38.5%
3位 H.A 31.8%
4位 K.R 28.6%
5位 E.R 25.0%
6位 N.M 22.2%
7位 W.Y 20.0%
8位 O.R 17.6%

【スパイク・ブロック成功率】
1位 W.Y 76.0%
2位 K.S 63.6%
3位 H.A、N.M 50.0%

【スパイク・ブロック決定数】
1位 W.Y 19本
2位 H.A  8本
3位 K.S  7本
4位 N,M  1本


この練習試合で、ミカサ杯1回戦であたる各チームから、辰巳ジャンプの分析をされたことでしょうが、逆に私も各チームの状況を把握できましたので、きっちり対策を立てて初日を迎えます。さらには支部大会を見通しての練習を積み上げます。目標は何が何でも下げません。
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苦しい時こそ“笑顔”を出せるか

小学生バレーボールの指導者の中で私が最も尊敬している方が、今年のファミリーマートカップ全国大会で優勝した岡山県の大元スポーツ少年団のマキイ先生です。マキイ先生は試合中に決して声を荒げたりしない。大元の子供たちも、どんなに追い込まれても笑顔で立ち向かおうとする。「苦しい時こそ笑顔」が合い言葉のチーム運営をする方です。

昨日、今日と、辰巳ジャンプは太子堂ジュニアさんのK監督のご配慮で、緊張感のある練習試合をさせてもらえました。教育大会前のこのタイミングで接戦のできる相手との試合を経験したことは大きな力となるはずです。太子堂ジュニアさんには本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。



さて、昨日は千葉市ポートアリーナで開催された「第8回ライオンズクラブ旗争奪関東バレーボール小学生大会」に出場しました。この大会の主催運営者は千葉県の千葉中央ジュニアさん。会場である千葉ポートアリーナは写真のように本当に広い体育館です。関東近県のたくさんのチームが出場する大会に、今の辰巳ジャンプ5年生が出場するのは初めてのこと。このことだけでも貴重な経験でした。ご招待くださり、大会運営してくださった千葉中央ジュニアさんにもご恩ができました。このご恩は東京都大会で結果を出して応える必要があります。辰巳ジャンプ全員で頑張って恩返ししましょう。
この大会は初日には出場せず、2日目2位リーグの出場となりました。辰巳ジャンプ新チームは「すべての小学生よりも上のレベル」でバレーボールをすることを目標としていますから、この日の目標も当然全勝でしたが、いかんせん、レフトとライトの両エースアタッカーを怪我と体調不良で欠いている状態。そんなチーム状況でもレギュラーチームと遜色なく試合してしまうメンバー層の厚さだけは、やはり辰巳ジャンプ史上最強チームであることに変わりありません。

写真のように表彰状をいただいて、子供らしくニッコリ。



今日の「太子堂ジュニアクリスマス交流大会」でも、苦戦は最初から想定内。問題は「体育館にいる選手の中で、一番全力を出しているのが自分」であるかどうかが評価基準。一人ひとり、それができていたかどうかで自己評価をしてください。いったい自分は「何%の力」を出していたのかという評価です。

【宿題】
練習ノートに「○月○日・・・(  )%の力を出せました」ということを書くこと。
もうひとつ・・・「笑顔」をつくる練習をすること。


【課題】
誰が見ても「120%力を出していた」という試合をすることを目標にすること。




クリスマス交流会は9チーム中2位。これで満足したら「辰巳ジャンプ2014年チーム」は終わりです。圧倒的な力で1位になることができなければなりません。「私たちは今いるレベルではダメだ!」このくらいの厳しさで、弱い自分に負けて泣いているようではバレーボールをやめた方がいい。厳しい練習が始まったら、「笑顔」で「喜んで」、「待ってました!!!」と練習する「変人」になることを決めたばかりじゃないのかな。辰巳ジャンプの5年生は、まだまだ平凡な「凡人(ぼんじん)」ですね。はやくストイックな「変人(練習の鬼)」になってね(笑)
コーチ陣に「何やってんだ!」と言われても、最高の笑顔ではねかえせるようになりましょうね。
なんて答えてはねかえせばいいんだろうな?(爆笑)
点を取って、「どんなもんだっ!」という笑顔で、はねかえすしかありませんね。(笑)


【2日間の個人成績】
(サーブ効果率)チーム118%・・・2%不合格
1位 K.S、A.H 124%
3位 A.R 121%
----------
4位 H.A 119%
5位 E.R 117%
6位 O.R 111%
7位 I.N 110%
8位 N.M 107%
9位 K.R 82%

(サーブ成功率)チーム88%・・・2%不合格
1位 A.H、E.R 92%
3位 H.A 91%
----------
4位 K.S 89%
5位 A.R 86%
6位 K.R 82%
7位 I.N 80%
8位 O.R、N.M 79%

(サービスエース率)チーム30%・・・合格
1位 K.S、A.R 35%
3位 A.H、O.R 32%
5位 I.N 30%
----------
6位 N.M 29%
7位 H.A 28%
8位 E.R 25%
9位 K.R 0%

(スパイク・ブロック決定数)
1位 H.A 52本
2位 K.S 29本
3位 N.M 11本
4位 A.H 2本

(スパイク・ブロック成功率)チーム64%・・・16%不合格
1位 H.A 68%
2位 A.H 67%
3位 K.S 60%
4位 N.M 52%
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江東区小学生バレーの支え合い

木曜日にミカサ杯教育大会の組み合わせ抽選会が行われ、いよいよ対戦相手が決まりました。1回戦の相手は、ブルーライトニング、東雲、ジュニアファイターズの3チームです。辰巳ジャンプ新チームはすべての大会で優勝を目標にしていますので、どのチームとの対戦になっても全勝しないとなりません。大会スタートまでの3週間で、絶対的に強い辰巳ジャンプになる予定です。

今日は急でしたが練習試合をしました。来ていただいたチームが予定していた体育館を使えなくなり、昨日の午前中に私のところにヘルプが来たためです。江東区の小学生バレーボールが強い理由のひとつに「チームを越えた助け合い」があげられます。練習会場に困っているチームがいたら、自分のチームの予定が変わっても受け入れてくれる。3年前、東日本大震災による辰巳地域の液状化現象の影響で、体育館がまったく使えなくなった辰巳ジャンプを毎週受け入れてくれたのが江東区の各チームでした。そのおかげで7年ぶりの都大会出場を勝ち取ることができました。ですから、辰巳ジャンプも江東区チームが会場に困っている時には、すべて受け入れることにしています。

明日、明後日は、5年生チームの遠征試合です。明日はチームとして初めて出場する「ライオンズクラブ旗争奪小学生バレーボール大会」です。千葉ポートアリーナという立派な体育館で、関東5県のチームと試合をすることができます。辰巳ジャンプ5年生の10人バレーがどこまで通用するでしょう?楽しみです。
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第1回清澄杯に出場

高校バレーボールの古豪、江東区の中村学園のバレーボール部が主催する「第1回清澄杯バレーボール大会」に出場しました。

はじめに、今日1日お世話になった中村学園の大会趣旨文を紹介します。


中村バレーは80有余年の歴史を持ち、バレーボールの「聖地」として語り継がれてきました。
現在でも、元オリンピック選手・実業団から小学生までの幅広い年齢層が毎週の様に本校でバレーボールを楽しんでいます。
江東区には、バレーの歴史や文化があり、バレーボールを愛している人が大勢いるのです。
バレーボール人が集まるこの中村学園は、未来ある子ども達を応援すると同時に、地元から世界で活躍する選手や女性と関われることをしあわせに思います。


このような趣旨に則り、大会が開かれました。
開会式には中村学園の梅沢辰也校長先生も参加し、子供たちに激励の言葉をかけてくれました。その内容は、「夢を持ち、その夢をたくさんの人に語ることで実現に向かうことができる」ということでした。これは常々、私が子供たちに教えてきたことなので、辰巳ジャンプの子供たちにはきっと、「やっぱりそうなんだ」という自信につながったのではないかと私は想像しています。その証拠に、梅沢校長先生が各チームキャプテンにマイクを回して「目標は何ですか?」と語らせた中で、辰巳ジャンプのキャプテンが大きな声でスッキリと語った「辰巳ジャンプで日本一になることです!」という言葉は、会場内で際立って強い宣言でした。目標が高ければ高いほど、そしてその目標に「臨場感」が伴えば伴うほど、練習効果があがって強くなります。


中村学園さんには本当に良くしていただきました。例えば、次の画像にあるような記念品を全チームにいただきました。これは人形町のお菓子屋さんが特別に作ってくれた「かわらせんべい」です。

食べるのがもったいないくらい。

また、大会の運営はすべて中村学園のバレー部員がしてくれたので、小学生チームは試合に集中することができましたし、体育館は暖房入りでとても快適な環境。本当にありがたい環境を提供してくださった中村学園さんに心より感謝申し上げます。


試合の方は、まだまだ基本技術が不安定だということが大きな課題として残りました。少なくともチャンスボールは必ず得点につなげられなければなりません。最も簡単なプレーでミスが出るようでは、話にならないですね。先週、「日本一を目指す。日本一厳しいプレー、レベルの高いを自分自身でする。そのための苦しい練習をすることがワクワクするくらいに楽しみな“変人”になる」ということを決意させ、子供たちの意識革命を起こしたばかりなので、すぐには結果は出ませんが、3ヶ月後には別チームになるくらい強くなっていることは決まっています。その可能性は今日の試合にところどころ見せてくれました。完成度からしたら25%といったところ。もっともっと伸びますよ。辰巳ジャンプは。

【個人成績】

(サーブ効果率)
1位 O.R 125.9%
2位 K.R 123.1%
3位 W.Y 111.1%
4位 H.A 110.0%
5位 N.M 106.7%
6位 E.R 100.0%
7位 K.S 60.0%
8位 I.N 50.0%

(サービスエース率)
1位 K.R 38.5%
2位 W.Y、N.M、E.R 33.3%
5位 O.R 29.6%
6位 H.A 16.7%
7位 K.S 10.0%
8位 I.N 0%

(スパイクブロック成功率)
1位 N.M 100.0%
2位 K.S 71.4%
3位 W.Y、H.A 54.5%

(スパイクブロック決定数)
1位 W.Y 18
2位 H.A 12
3位 K.S 10
4位 N.M  5
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12月8日の個人成績からの今後の目標

【サーブ効果率】
1位 I.T 140.0%
2位 A.H 121.4%
3位 N.M、H.A 120.0%
5位 E.R 114.3%
6位 K.S 112.5%
7位 O.R 109.1%
8位 A.R 93.8%
9位 W.Y 91.7%
10位 K.R 60.0%
11位 I.N 57.1%

全員のサーブ効果率を12月中に100%以上にします。
ねらった場所にサーブを打てるようにします。


【スパイク・ブロック成功率】
1位 H.A 77.8%
2位 A.H 66.7%
3位 N.M 62.5%
4位 W.Y 59.1%
5位 K.S 55.0%

I.Nを含めた6人のアタッカーメンバーの成功率を12月中に70%台にします。
さらにミカサ杯教育大会の1日目を目標地点とし、チーム平均の攻撃成功率を80%台にします。
そのために重要なことは、第1球目のパスの正確さです。セッターを動かすことなく自在に攻撃をしていけば、辰巳ジャンプの攻撃力は小学生レベルを超えるところまでいく予定です。
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辰巳ジャンプは変人集団に変化を遂げます

おかしなタイトルをつけました。タイトルだけを見たら、辰巳ジャンプは大丈夫なのか?と疑問に思われるでしょうが、言葉はおかしくても、その意味する内容は大真面目です。

先週、小谷実可子さんからソウルオリンピックでの「銅メダル」をお借りした我がチームですが、メダルをお返しする際に、5年生2人が小谷さんから教えられたことがあります。

「苦しい練習をしないとオリンピックには出られない。しかも苦しい練習をすることが楽しみになるくらいにならないといけない。」

これこそ「勝利脳」の作り方です。この「勝利脳」を作り上げるために、辰巳ジャンプは今日から最も大きな目標をもつことにしました。

「日本一になる」

この目標を毎回確認しながら練習していきます。できるできないは関係ありません。目標として意識することで、すべての行動が「日本一」をターゲットとする動きとなっていくようにします。「日本一」になるためには「日本一」高い意識をもって、日本一厳しい苦しい練習をしていかなくてはなりません。また、練習試合をしていても、自分自身を追い込み、「まだまだできる。もっともっと自分に厳しく練習できる」という態度で試合に向かうことになります。

「日本一」のチームには、「日本一のアタッカー」「日本一のセッター」「日本一のレシーバー」が必要なわけで、そうなるとどこのチームの選手よりも辰巳ジャンプの選手が上であるという目標設定となります。これから出会ういろいろなチームの全選手よりも高いレベルを目指しているのが辰巳ジャンプの選手でなくてはなりません。

ここまで自分を追い込んでいく練習をすることによって、小谷さんが言っている「苦しい練習が楽しくて楽しくてならない精神状態」になっていきます。超ストイックな小学生集団を目指すわけです。普通じゃない厳しさを自分自身に課していくことを「変人になる」という表現であらわしました。コーチ陣から褒められて喜んでいるチームから一歩上にステージを上げて、自分たちが出した120%の結果によって、自分自身に満足していく選手を目指します。90%で満足しない。人から褒められても喜ばない。自分自身の中に「確かな自信」を積み上げていくことを最大の喜びとしていく変人集団を目指します。

「この子たちがコート内で漂わせる、ただならぬ空気感は何なのだろう?!」と他チームの先生や保護者の方々に言わせることができたら、そこがやっとスタートラインです。辰巳ジャンプの子供は、はるかかなたのゴール目指して、「これでもか!まだまだだ!もっともっと自分に厳しく!」を常に自分の心に投げかけて、確かな実力をつけていきます。
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本物のオリンピック銅メダルをお借りしました

画像にあるメダルは、本物のソウルオリンピック(1988年)銅メダルです。辰巳ジャンプとして11月30日の1日だけお借りすることができました。チームの保護者の協力により、こんなに貴重なものを子供たち全員が胸にかけることができたのです。メダルの持ち主は、シンクロナイズドスイミング日本代表選手だった小谷実可子さんです。2020年の東京オリンピック開催が決まりましたので、辰巳ジャンプの子供たちの中からも、オリンピックを目指して努力する子が次々に現れてほしいという小谷実可子さんの配慮で「銅メダル」を貸していただけたのです。

小谷実可子さんはこの動画のインタビューを受けている方です。東京オリンピック招致にも大きな力を発揮してくれた方です。
4)スポーツを楽しむ|小谷 実可子インタビュー


小学生スポーツチームの中でも、こんな経験をできるチームは多くないと思います。

銅メダルといえば、私たち辰巳ジャンプの子供たちの中には、1992年のバルセロナオリンピックでアメリカ代表セッターとして銅メダルを勝ち取ったヨーコ・ゼッターランドさんの指導を受けている子もいます。

私の思いとしては、辰巳ジャンプの現役小学生選手も、また卒業生たちも、みんなオリンピックに出て活躍することを夢見てほしいのです。そうすれば、苦しい練習も大して苦しくなく、夢に向かって進んでいくための力になっていくからです。
「私はオリンピックに出るんだ!!!」
この言葉を太い字で紙に書いて、家の中の一番目立つところにはっておきましょう。

こういうことがありましたので、辰巳ジャンプ5年生は、これからの1年間で、メダルを次々と取っていくことになるはずです。目指すは「金メダル」ですよ!


さて、辰巳ジャンプはいよいよ「新々チーム」が誕生しました。今日入部してくれたS.Kさんを加えて、低学年チームが6人そろいました。これで試合に出られます。まずは来年5月の「江東区春季大会のBチーム大会」を目標に練習します。さらに7月の「アンダー10東京都大会」を目標にします。2~3ヶ月に1回は大会出場しますので、まずはサーブが入るようにがんばりましょう。この新々チームの雰囲気は、去年の春高バレーに出場したS先輩時代のチームにそっくりです。人なつっこく、素直な可愛さのあるメンバーです。楽しくにぎやかに練習し、今いる6人のメンバーを12人に増やせるようにしましょう。2年生に話を聞くと、「2年生だけでチームを作りたいです。だからもっと友達をさそいます。」と言っていました。そうそう、それがいいですね。2年生だけでチームを作ることができたら一番いいです。すると、1年生も1年生だけでチームを作らなくてはならないですね。

みんなで新しい部員を増やしていきましょう。


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