「一日担任」をしてあげました

今日は教員の授業技術研修と、児童に学びの楽しさを与えるという二つの目的で、2年生の担任を一日務めました。
感想からいうと、これならいつでも担任をすることができるな、将来、退職した後も、なんなら産休代替の引手数多のエースとして名をとどろかすのも面白いかもなと思いました。

今日一日、自分の駆使した教育技術をふりかえってみます。

①デジタル教科書
②デジタル教科書漢字指導機能
③拡大投影機
④デジタル教科書書き込み機能
⑤ハンドサイン、キツネバージョン
⑥神様ご指名カード
⑦子供同士で支え合う組織作りテクニック(懲戒編、納得編)
⑧授業準備を習慣付ける指導テクニック
⑨時間を守るための目標作り技術
➉指導のねらいをもち、指導と評価を一体化させた声かけ
⑪指し棒使用による焦点化
⑫主語カード、述語カードによる遊びからの学び
⑬ワクワク探検走
⑮点呼タイムトライアルで達成感を感じさせる技術
⑯子供のけんかを短時間で解決する手法
⑰全員が知らぬ間にたくさん運動してしまう「てんか」
⑱デジタル九九フラッシュカード
⑲給食準備当番タイムトライアル
⑳給食を完食したくなるおかわり方法
㉑掃除時間を授業時間に変えてしまう方法
㉒リアル腹話術
㉓秋冬対比マインドマップ
㉔集中力のない子に授業参加させる懲戒方法
㉕リレー指名方法
㉖キツネダンス
㉗常に立ち位置を変える児童観察技術
㉘立ち位置変更による児童の発言技術育成方法

ざっとこんなかんじの技術を使っていたようです。1日をふりかえってみました。大人もふりかえりを記録することが、個別最適化の学び習慣になります。

フル担任をしたため、かなりエネルギーを使ったらしく、夕方に体がコカコーラを欲しました。最高に美味しく、しみわたるようにいただきました。

さらにごほうびとして、日本武道館のアンジュルムライブにかけつけました。最高のライブでした。気になっていたのが、となりに座った女性がアンジュルムライブ初心者らしく、ペンライトを持っていなくて、どんなふうに乗っていけば良いのか手探り状態だったことに気づいていたのですが、自分が2本のペンライトを使って盛り上がっていたので、1本貸してあげればよかったなと反省しています。残念ながら、その声かけの勇気は出ませんでした。
このようにして自分の行動を自己評価、自己称賛しているのが私です。こうすることによって、メタ認知による成長という、高レベルの領域に自分を高める方法を使って、物事を考えている偏屈な私です。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

全員のレベルがあがっている

今、矢口タートルズは、高学年チーム、4年生チーム、下級生チーム+大人メンバーの3チーム編成で練習しています。
といっても、練習はみんないっしょに同じように取り組んでいます。

この3チームが、ほとんど同じレベルになっていることが、練習効果を高めています。対外試合をしなくても、部内で3チームのリーグ戦をしていけば、それなりの成果が上がる状態になっています。そして何よりも、全員の技術レベルが確実にアップしていることが、私自身の驚きでもあります。今、私は、本職の方がけっこう忙しいため、子供たちの適材適所を考えながら練習メニューを組んでいるだけで、コーチとしての指導をほとんどしていません。メンバーだけで練習しているチーム状態です。それなのに、子供たちのバレーボール技術は、毎回レベルアップしています。この結果、どうやら4名のセッターを作り出せそうな感じになりました。アタッカーもどんどん成長しています。

次の大会は、1月の大田区教育大会になりそうですが、この大会は、勝敗よりも経験を積むことを目的とする大会としたいと思っています。アンダー10で優勝した4年生メンバーを中心に、そこに5年生を入れながら試合をしようと思っています。もちろん、5年生が今後、自分がポジションを取るぞという高い意識になって、それを勝ち取ってくれれば、その方が理想的です。

これから数々の交流試合を重ねていきますが、そのたびに成長する子供たちの姿を見れますので、保護者の皆さんは楽しみにしていてください。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

月曜日に21人も練習参加しましたね!

今日も井上的にはいろいろと多忙でした。

練習を保護者の方々にお任せして、午後5時近くまで展覧会の反省会。終了後、体育館に足を運ぶと、月曜にしては子供たちの声が大きい。練習参加した子が21人もいたからでした。アンダー10大会に優勝した記念撮影をするからですね。選手の10人全員がそろっていました。
優勝チームは、ますますボールを落とさなくなっています。このままては高学年チームが勝てなくなりそうなので、12月は高学年のレペルアップをはかります。

アンダー10チームと同じように、つなぎのプレーができるようになれば、パワーでは勝っていますから、下級生に負けることはなくなるはずです。

あとは練習をあまり見ていないので、今日の記事はここまでにします。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

語りべの私

今日は教員の休みが多く、その上、学校行事で大変な中であり、学校体制を整える対応がなかなか難しい状況にあったため、1年生の教室に指導する者が誰もいないという場に出くわしました。このようなピンチは私の出番になります。教員がいないなら私が担当すればよい。即興で語り聞かせの話を考え、演じ始めました。

「むか~し、むか~し、あるところに、ウルトラおじいさんと、スーパーおばあさんがいました。」

これだけで、つかみはOKです。1年生はよく聞いてきた昔ばなしかと思いきや、肩すかしをくらったことで、話に夢中になります。

「ウルトラおじいさんと、スーパーおばあさんはとても元気でした。普通のおじいさんとおばあさんなら、腰が曲がって、つえをつきながら、おばあさん、疲れるねぇ。なんて言うのでしょうが、ウルトラおじいさんとスーパーおばあさんは違います。朝早く起きて、お散歩もジョギングで行きます。

さあ!おばあさん!今日も元気に走ろうか!

はい、おじいさん、たくさん走りましょうね。

こうしてウルトラおじいさんと、スーパーおばあさんは、毎日体を鍛えているので、筋肉がモリモリなのです。」

このあと、まだまだ話を続け、超元気なおじいさんとおばあさんの物語を聞かせました。

1年生たちは、ものすごく元気なおじいさんとおばあさんと姿を想像して、目を輝かせていました。私の話を聞いて、ウルトラおじいさんとスーパーおばあさんは、絶対に死なない。永遠に生きていくだろうということに、全員が同意しました。

これは完全なおふざけ話ですが、子供の思考の想定外の話をすることで、エピソード記憶として、私の印象は心に刻まれたはずです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

初優勝おめでとう!!! アンダー10大会

東京第4支部の皆様のご配慮で出場させていただいたアンダー10大会で、矢口タートルズは目標としていた優勝を勝ち取りました。
保護者の皆さん、これが小学生バレーボールの中毒性です。ものすごくワクワクしませんでしたか?ドキドキしませんでしたか?
プレーしている技術は、ひとつひとつ未熟な技なのだけれども、今日、子供たちは心に決めたある理由で、「絶対に優勝しなくてはならない」と、必死にチャレンジをしてくれました。その健気な姿を目の前で見せられたら、大人は感動するしかありませんよね。私が自分の本業以上に小学生バレー監督をライフワークにしている理由が、今日の試合の子供たちの姿にあります。
帰りのイノッチ車の中でも、4年生の子供たちは試合をふりかえり、お互いにたたえ合っていましたよ。

準決勝 矢口 2{21-18、21-17}0 UJチーム
決 勝 矢口 1{21-23、21-8}1 AOチーム

選手の皆さん、保護者の皆さん、本当におめでとうございます。小学生時代にどのような大会でも「優勝」という結果を出したことは、子供たちの一生の記憶に残ります。あの時、みんなで頑張ったから優勝できたという「思い」が人生の宝となります。そんなキラキラの心の宝物を手にした子供たちに、各家庭で、ぜひご褒美をお願いしますね。おいしいご馳走とかいかがでしょうか。子供の大好きなお料理を振舞ってあげてくださいませ。私自身も何かの時にと用意していた「ボジョレーヌーボー」の栓を抜きました。

それにしてもすごかったですね。レギュラーだけでなく、出場した10人全員が力を発揮してくれました。このようなことはめったにありません。身長が低く、スパイクでの得点はあまり期待していないチーム。だからこそ、サーブでしっかり点を取り、レシーブの穴のない、みんなで走り回ってボールを落とさないチーム作りをしてきましたが、これほどまでにうまくいくとは思いませんでした。小学生バレー監督業を30年もしてきた私ですが、その中でも、控えを含めて選手全員が活躍してくれた大会は少ないのです。今日の大会は、監督冥利に尽きる子供たちの試合ぶりでした。

みんなが殊勲賞なのですが、あえて最高殊勲選手を決めるとしたら、3年生のT.Aさんですね。AOチームとの第1セット、8-16で負けていたところから、連続でサーブを決めて、18-16と逆転できました。残念ながらこのセットは21-23で取られましたが、2点差にまで迫ったことで、みんなに勇気を与え、第2セットの21-8という大差の勝利につながりました。T.Aさんのサーブは見た目は普通のサーブなのですが、不思議なことにいつもたくさん点が入りますね。どうしてでしょうね。なによりもミスしないことが素晴らしいことです。今日のサーブは成功率100%、得点率90%、エース率70%と、飛びぬけていました。

さて、東京都小学生バレーボール連盟のジンクスで、アンダー10大会で結果を出したチームは、その後も東京都の上位をねらえるチームになることが多いのです。矢口タートルズはどうでしょうか。身長が低いだけに、かなりの工夫が必要にはなります。頭の良いバレーボールスタイルを作り上げる必要があります。試合する相手からしたら、「この小さな矢口のようなチームにどうして点を取れないのだろう???」と不思議に思わせるような、ぜったいにボールを落とさないチームを作り、反対に相手コートには、ポトリポトリとボールが落ちてしまう。そんなうまい試合ぶりができるチームにするしかないかなと思います。

【サーブの個人成績 上位3名】
(得点率)
1位 T.A 90%
2位 N.A 81.8%
3位 I.H 61.5%

(エース率)
1位 T.A 70%
2位 T.H 50%
3位 N.A 45.5%

(成功率)
1位 T.A 100%
2位 N.A 90.9%
3位 M.A 85%
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

今日は記事を書きません

明日、大会なので、今日は記事を書きません。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ますますレベルアップする4年生

今日は電車を乗り過ごしてお台場に行くことはありませんでした。


ウ~ン、忙しいです。
この11月はほとんど学校にいない私。今日も朝から出張して会議。その後2つの場所に立ち寄り所用を済ませる。学校には戻る時間もなく、他校の授業公開に出向き、自校と授業協力してもらう某企業の方との交渉。タクシーでトンボ返りして、すぐに校内会議。こうして勤務時間が終わる。すぐに体育館に行き、タートルズの練習指導に入る。こんな動きが明日も明後日も続きますがなにか???(笑)

こうしてみると、タートルズの活動を親子同好会にしたことが、本当に助かります。私のいない間、保護者の皆さんが子供たちと一緒に練習してくださるからなんとかなっていますね。

その甲斐あって、大会に向けて練習している4年生チームは、毎日レベルアップしています。昨日よりも今日、今日よりも明日というくらいに、毎回できることが増えている状態です。では今日は何が良かったかというと、サーブが安定していました。また、チーム全員がつながりのある動きをする入口のとびらを開けた感じがします。とびらを開けると言えば、今まさに映画館で「すずめの戸締り」という映画をやっていますが、この映画もとびらに関係のある内容でした。「内容でした」と書くということは、ちゃっかり見に行ったということですね。よくこんなに忙しい最中に見に行けるなと、どこかのだれかに叱られそうです。 いえいえ見くびってはいけません。来週も再来週もコンサートに行きますよ。 息抜きは大事です。

話が飛びました。
4年生の頑張りに刺激されているのか、他の学年の子供たちも、なんだか動きが良くなっています。とても積極的なプレーをしています。チーム全員の上昇気流が起きているのかもしれませんね。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

半熟たまごを握りつぶすイメージでサーブを打つ

またやっちまいました。
電車内でこの記事を書いていたら、降りそこねて東京湾トンネルをくぐって、お台場まで来てしまいました。駅のホームに鳴り響く、踊る大捜査線の音楽がむなしく聞こえています。


今日は練習最後のミーティングで、4年生のN.Aさんに、チームのみんなへの説明をさせる形で、サーブを打つ時のコツを語らせました。
「サーブのかまえをした時には、半熟たまごをそっとつかむような感じで、手をゆるめます。トスをあげてボールを打つ瞬間に半熟たまごをグッと握りつぶす感じでサーブを打つと、良いサーブになります。」
人は学んだことを誰かに伝えると、そのエピソードが強い記憶となって、学びか強化されるのです。そのため、ふり返りをこのようにさせることが、私の指導には多くあります。

この記事を読んだ部員は、明日の練習でぜひやってみてください。

さて、アンダー10大会まで、1週間を切りました。4年生チームはますますレベルを上げています。今日の部内練習試合でも、これまで以上にねばり強くボールを落とさなくなりました。「ほぉ、このボールもつなげたね!」と、私から見ても驚くほど。とくにバックに並んだ3人のレシーブの安定感は日に日にアップしていて、穴のないチームへと成長を始めました。もしここに身長150cmクラスのアタッカーが一人でもいたら、かなり強いチームだと思いますが、それは“たられば”の話です。


アンダー10が終わったら、次は大田区新人戦のチーム練習に入ります。5年生と4年生の中で、誰が6人のレギュラーになるか競争になります。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

適材適所

昨日の練習について振り返ります。
しばらくぶりにヌーボード(ホワイトボードノート)に練習予定を書き込みました。その訳は、練習の流れをあまり変えず、同一パターンのグレードアップをさせる期間に入った方が良いと判断したからです。高学年、4年生、下級生とチーム分けをしている今ですが、ほぼフォーメーションが固まり、次は一人一人の技術アップが必要です。技術アップには同じパターンの練習を重ねることが、遠いようで近道です。

さて、そのポジションですが、4年生の男子二人を前後のどちらにするか、これまで交代でやらせてきましたが、二人の長所を活かすために、S.Y君を前に、F.Y君を後ろにすることにしました。これで守りの力を高め、拾って拾ってねぱり勝つチームになるように育成します。
また、低学年チームのセッターポジションをスーバー1年生にやらせてみたところ、予想通りとても上手にプレーしました。しかも予想もしていなかったオーバーハンドのトスを、けっこう高めに上げました。これには驚かされました。

このように、小学生バレーボールは、どの子をどのポジションでプレーさせるか、適材適所を見抜くことがとても大切なことになります。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

「はっ」と言うことのスポーツ効果

土曜練習日。午後の4時間練習が続きましたが、みんなとても熱心に頑張りました。

今日の指導ポイントを書き残します。

(1)飛んできたボールをアンダーハンドで取り、パスする時には、打つ瞬間にあごを両腕の間に入れるように頭を下げる、そうすることで、肩関節が前に動いて、自然に腕がしぼられる。頭を下げることでボールをよく見るクセもつく。腕がしぼられれば、ボールの勢いを殺せるため、次の人がトスを上げやすいパスになる。

(2)レセプションで、自分の体より左側にボールが飛んできたら、ボールを拾った瞬間にできるだけ右を向く。右側に飛んできたら、打つ瞬間に左を向く。

(3)アンダーハンドの種類は、腕を伸ばすことだけではない。場合によっては、腕を曲げたまま面を作るアンダーハンドもある。ネットにかかって落ちてきたボールを上にあげる場合、腕を伸ばしてかまえてしまったら絶対に上げられない。腕がタテになってしまうからだ。ネットからのアンダープレーでは、腕をしっかり曲げて、顔の前でかまえる。床ギリギリでも拾えるように低くかまえ、落ちてきたボールを曲げた腕を上に伸ばすようにして打ち上げる。これができるようになると、ネットにかかったボールを高く上げることができるようになる。

(4)スポーツオノマトペを使うこと。今日の画像は2008年に私がまとめた「スポーツオノマトペ」についてのマインドマップです。一流のスポーツマンは、プレーする時に必ず声を出します。今日紹介したのは、ソフトボール金メダリストの世界一ピッチャー・上野選手のかけ声です。投球する時に、「よー いっ しょ!!!」と勢いを出す声を出します。矢口タートルズで、今日一番、スポーツオノマトペを使えるようになったのが、4年男子のS.Y君です。スパイクを打つ時に、「はっ!!!」と声を出すことで、全身に今まで以上に力が入り、ネットを越えるかどうかだったスパイクが、初めてエンドラインまで届き、試合で次々と点を取るようになりました。こうなると本人は最高にうれしいでしょうね。今日1日の練習の中で、たぶん彼の心の中には、成功体験が積まれ、「自分は声を出せば、力を出せる」と自信になったのではないかと思います。もし彼がこのことを忘れなければ、人生を生き抜く大きな力となるはずです。

(5)さて、スポーツオノマトペが、なぜ効果的なのでしょうか。S.Y君の今日の様子から説明しましょう。彼は失敗することへの不安がとても大きく、心を閉じた状態でバレーボールをすることが多かったのです。これは本人にとって、ストレスも大きく、一生懸命がんばっているのに、なかなかじょうずにならないマイナス効果が見られました。どうしたら彼が心の壁を破ることができるか、私もいろいろと考えてきました。その本人のプレーヤーとしての努力と、私のコーチとしての努力がピタッと結ばれた瞬間が、今日のスパイク練習だったのです。「打つ瞬間に、はっ!!!と言ってみよう」と指導し、本人がそれを選んで練習した。すると、今まで以上に強いスパイクを打てるようになった実感が、彼の心の中に強く残った。ですから、これが忘れられないエピソード記憶として脳にきざまれ、練習試合でもやってみようとポジティブになった。そして練習試合でじっさいに「はっ!!!」と言うスパイクをやってみたら、初めてエンドラインまで届くスパイクを決めることができた。彼は本当に嬉しかったはずです。最高の笑顔が飛び出していました。こうなると人間の脳は、次の成功を求めて勝手に動き出します。もっと試してみたくなったS.Y君は、何度も何度も「持ってこい!」とトスを呼び、スパイクを打てるトスは、すべてエンドラインに決めるという素晴らしい成功体験を繰り返したのです。これが小学生バレーボール指導の醍醐味です。


余談で笑い話です。
今の小学生の子供に、「はっ!!!というのは和田アキ子だね。」と言ったら、シーンとしてしまいました。(えっ?どうして?)と思った私は、質問をしてみました。「和田アキ子って知ってる人?」・・・・・なんと、1人も手をあげない。そうだったんだ・・・。ここで私は学びました。小学生への話題は、過去3年間のことにしぼらないと、小学生はイメージできないのだということを。これが担任をしていない教員(校長)の感覚です。たぶん今、私が担任をしていたら、キャッチーな例をあげることができたでしょう。ますます最新情報を得ないと、小学生の指導もできないぞ、最新の情報に心のアンテナを立てておこうと決意した今日でした。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

練習試合の文化の日

文化の日はお隣のチームにお邪魔させていただき、1日がかりの練習試合を経験しました。お隣なので、自転車で行くメンバーと徒歩で行くメンバーに分かれて、開場時間を目指して移動できます。保護者の皆さんの引率のもと、安全に移動できました。そしてお昼ご飯の体制も適切に組んでくださったこと、とても助かりました。ありがとうございました。

練習試合は、矢口タートルズは4年生チームと、1,3,5,6年チームの2チームで交替する形。相手のチームは、3チームが交替する形なので、様々なタイプのチームとの練習試合となり、とてもよい経験になりました。子供も大人も試合の勝ち負けは気になるところでしょうが、私が見ているのは勝敗ではなく、個人の技術、バレーボール知識が増えているかどうか、チームのフォーメーションが機能しているかどうか、精神面が強くなっているかどうかです。その意味では、アンダー10チームは相手サーブと自分たちのレシーブとの関係からくる立ち位置を気にするようになったので、今日の成果は大きいと思います。とくにライドバックを守っていたN.Aさんは、1本ごとに指でラインを確かめ、自分の立ち位置を決めていました。私が最も評価するのがこの行動です。教えられたことを、なるほどと「理解」し、自分のものにするためにスキあらば「努力」し、少ないエネルギーで「習得」していく。こうした頭の良い行動サイクルをもっている子は、まず間違いなく急成長します。子供なりの成功者の法則と言ってもよいと思います。何度言っても理解が進まない子も、指導する側がそれだけ回数を多く、あきらめず、ねばり強く指導することで、そのうち大変身する時が来ます。大器晩成と言ったらよいでしょうか。成長過程のタイプが違うのですね。いちおう、個に応じた指導をしているつもりではあります。

【今日のサーブ個人成績ベスト5】
サーブ得点率
1位 T.A(3年) 65.5%
2位 I.H(4年) 57.6%
3位 S.Y(4年) 52%
4位 M.A(4年)、F.Y(4年) 50%

サーブ成功率
1位 F.Y(4年) 100%
2位 M.A(4年) 90.9%
3位 T.A(3年) 86.2%
4位 F.Y(6年) 84%
5位 H.K(6年) 82.4%

サービスエース率
1位 S.Y(4年) 36%
2位 I.H(4年) 30.3%
3位 M.Y(5年) 28.6%
4位 F.Y(6年) 28%
5位 T.A(3年) 27.6%

【2022年度通算サーブ得点率】
1位 M.A(4年) 70.2%
2位 T.H(3年) 63.6%
3位 T.A(3年) 60.9%
4位 F.Y(4年) 50%
5位 I.H(4年) 49%


さて、今日お邪魔した学校は、私が26~34才まで勤務していた学校なので、商店街には懐かしのお店がたくさんあります。昼食は失礼ながら商店街に行かせてもらい、今日のめあてのPalmTreeという喫茶店に24年ぶりに入りました。目的は写真の「カレーオムライス」です!
かつて学校は土曜日も授業をしていましたし、さらに私は29才から土曜日の午後に小学生バレーボールの指導をしていましたから、若手教員の仲間たち(今ではみんな校長です)と月に2回くらいはこの店に来て、カレーオムライスを食べていました。その懐かしの味はたぶん変わっていないと思いました。カレーと言ってもそれほど辛くはなく、オムライスと言ってもケチャップライスではない。チャーハン的なライスです。後味が引かないので、午後からの指導や仕事をしやすい、やさしい食事なのです。
ごちそう様でした。

思い出話になりますが、今は無くなってしまった名店もこの街にはありました。フランス料理の店です。なんとランチタイムには1000円でコース料理を食べることができたのです。20代の若手教員だった私は、同じ学年を組んでいた40代女性主婦のベテラン教員3人に「行くわよ」と連れられて、1学期に2回ほど、このフランス料理の店に来て、「あなたも今のうちから、ちゃ~んと食事マナーも身につけなさいね。」とご指導を受けた思い出があります。いろいろな過去を思い出す昼をすごさせていただきました。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ご理解くださいませ

11月。学校管理職を10年以上経験してきた私としては、過去の経験上、一番余裕がある月だと思っていたのですが、今年の11月はそうではない状況です。

(1)移動教室の引率で東京にいなくなる。
(2)近隣校の教育研究発表会の運営を手伝うため学校不在となる。
(3)自校の研究を進めるための、会部団体との渉外を複数件、推進しなくてはならない。
(4)区全体の来年度予算に関わる、けっこう重い仕事をしている。
(5)区に発表していく教育実践報告を3本書いている。
(6)自校の創立記念日を、130周年から150周年に変えるための、説得力ある資料をまとめている。
(7)来年度の入学児童数について、どうするか区教委と検討している。
(8)来年度のすべての人事にからむ手を打ち始めている。
(9)コロナ感染対策の独自データを毎日まとめている。
(10)研究推進校としての汎用性ある提案をできるように様々な交渉を続けている。

ざっと10項目あげてみました。つまり分かりやすく言うと、11月の私はほとんど学校にいないということです。
本校在職4年目になり、学校外でも求められる自分になったということでしょうかね。校長職として成長したのでしょうか(笑)。
これだけでも、「おいおいおいおいっ!」「いないのか?」という、世間で流行っている社長のキーワードを使えそうですが、これに加えて、その数倍の仕事量が学校管理職にはあります。だからこそ「管理職手当」という、けっこう多額の給金が保障されているわけです。そんな中での、ボランティア活動としてのバレーボール指導だということは分かっていただけるとありがたいところです。

明日は、お隣のチームにお邪魔して、まるまる1日かけての練習試合を経験できます。
当然、参加した全員を試合に出すつもりです。
矢口タートルズの現状としては、Aチームになるのは4年生のアンダー10チームでしょう。どう考えても、このチームが一番強く、チームワークが良いと思えます。Bチームは、高学年+3年生以下のチームになります。Bチームと言っても、Aチーム以上にプレーできる6年生がいますから、AでもBでもほとんど同じレベルの試合ができるでしょう。

相手の会場に出向いての練習試合になりますから、相手のニーズにも応えながらチーム編成を考えていこうと思いますが、基本的には11月20日(日)に予定されている、第4支部アンダー10大会での優勝を目指して、練習を積み重ねるつもりです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )