青空練習

どこの学校も秋の学校行事のため、体育館が使えなくなっている時期ですね。辰巳ジャンプもしばらくはホーム体育館での練習ができません。そこで恒例、辰巳駅前広場の青空練習を90分間行いました。

この青空練習を駅前で行うことで、道行く小学生に辰巳ジャンプの存在をアピールすることもねらっていました。あわよくば、他の遊びをしている小学生を練習参加させ、バレーボール教室にできればと思っていましたが、残念なことに駅前を通る小学生はまったくといっていいほどいませんでした。その代わりに、辰巳ジャンプの卒業生である高校1年生のナナコとヒビキが通りかかり、後輩たちを励ましてくれました。春に青空練習をした時にも、別の世代の辰巳ジャンプの卒業生が懐かしそうに声をかけてくれたことがありました。黄色いチームの練習着は遠くから見ても「あれは辰巳ジャンプだ」と分かるくらい目立っています。黄色にしたのは、その「目立つ」というねらいもありました。今回、高校から帰ってきて、駅の出口を出た途端に、黄色い練習着が目に入ったからこそ、先輩たちが足を運んでくれたのでしょう。

新入部員獲得という目標は、残念ながらできませんでしたが、先輩たちとのつながりを現役部員たちがもてたことは、今後によい影響を与えると見ています。

今日の青空練習、工夫次第でけっこう高いレベルの練習ができましたので、「新入部員獲得宣伝キャラバン」として、地域の中の小学生が集まりやすい、いろいろな場所で、楽しく練習してもいいかなと感じました。

明日は墨田区に遠征して、真剣勝負の練習試合をします。こちらも楽しみです。
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江東区秋季小学生バレーボール大会

春秋の年に2回開催している江東区小学生バレーボール大会。今日は秋季大会を江東区スポーツ会館で行いました。

優勝 ジュニアファイターズ
2位 大島中央エンジェルス
3位 枝川ジュニア、三大小ジュニア



我が辰巳ジャンプは、広い体育館に慣れていないこともあり、まったく力を出さないうちに負けてしまいました。特にサーブがひどく、チーム成功率が58%という考えられない数字。サーブからの得点が2試合合計5点だけ。バレーボールになりませんでした。

こんな状態ですから、すき間をぬっての練習を繰り返すしかなく、スキッとしたバレーボールをできるようになるまでには、まだまだ我慢の日々が続くようです。
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【練習訓】いつも明るく元気に声を出し笑顔で練習すること

10月からの練習試合・合計セット数が50セットを超えてきました。経験値を積み上げるにしたがって、今週はバレーボールの質が大きく向上しました。つまらない凡ミスをしなければ、相手に点を取られていません。失点を10点しているとしたら、そのうちの7点は自分たちのミスです。これが少なくなれば、圧倒的な強さを発揮できるはずなのです。なにしろ身長170センチのアタッカーと、どこからでも攻撃できるキャプテンがいるのです。170センチあれば相手のブロックは関係ない高さになります。余裕の体制で打てば全部決まってもおかしくない。キャプテンは強いスパイクだけでなく、軽打、フェイント、すべてを使って点を取ってくれればよい。目指す辰巳バレーの形がやっと見えてきました。

ひとつ強くアファメーションを残しておきます。

「私たちは辰巳ジャンプは強いチームだ!」

この数ヶ月、なかなか伸びなかった子どもたちをどう指導したらよいのか昨日から一晩考えた結果、今日の目標を原点であるチーム練習訓にしました。

「いつも明るく元気に声を出し笑顔で練習すること」

この最も簡単に思える目標が、今の辰巳ジャンプの子どもたちにとって、最も難しい目標になっているからです。ナイスサーブで点を取っても、スパイクを決めても、はじけるような笑顔が出ない。ガッツポーズもできない。ここにメスを入れるには、練習訓しかないと気付き、朝一番で目標確認しました。私が期待していたレベルにはなかなか達しませんが、いつもよりは声が出ていたのかな。笑顔でプレーをする習慣は、これまで私がビンビンに厳しく指導してきてしまったから、苦し気な表情をすることが癖になっていて、すぐには笑顔はできないかな。ふざけたような笑顔しか、今日はできなかったな。ナイスプレーがもっと増えて、子ども自身の思うように、気持ちよくバレーボールをするようになれたら自然に笑顔が出るのかな。

十分ではありませんが、今日を節目に何かが変わっていく手応えはありました。

【個人成績】
(サーブ成功率)
1位 8番 100%
2位 5番  97%
3位 7番  94%
4位 1番  84%
5位 3番  77%
6位 9番  64%
7位 2番  50%

(サービスエース率)
1位 8番 60%
2位 7番 53%
3位 1番 38%
4位 3番 35%
5位 5番 24%
6位 2番 17%
7位 9番  0%

(サーブ効果率)
1位 8番 160%
2位 7番 147%
3位 1番 122%
4位 5番 121%
  ここまで合格の120%以上
5位 3番 113%
6位 2番  67%
7位 9番  64%

(スパイクブロック成功率)
1位 1番 80%(バレーをはじめて以来、初めて合格%を達成
2位 7番 66%

(スパイクブロック決定数)
1位 1番 39本
2位 7番 35本
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第4回川崎杯

辰巳ジャンプは昨日、今日と練習試合の連続でした。
昨日はご近所の成長著しいライバルチーム。今日は根岸ラビッツの川崎先生の長い指導者歴を称える意味合いもある「第4回川崎杯」にご招待いただき、荒川区、足立区のチームとの試合。とてもお世話になりました。ありがとうございました。これからもずっと川崎先生にはお元気で指導者を続けていただき、来年もご招待いただけると嬉しいです。

2日間の試合は合計セット。反省点ばかりの2日間。私は風邪気味で、のどをやられていたので、できるだけ声を出さないようにしたかったのですが、今のチームはほっておくと本当に声を出さない子、足を動かさない子ばかりなので、どうしても指導する側が声を荒げないとならなくなる。正直まいりました。

昨日は、
「これまでの都大会に出てきた先輩たちは、そんなに声を出したら声がつぶれるから出さなくていいよとか、そこまで頑張ったら体がおかしくなるから少し休みなさいとか、こちらが止めるくらいに、子どもたちが頑張って都大会を勝ち取ってきたのに、このチームはいつまでたっても声を出せとか、ボールに向かって走れとか、あまりにもくだらないことを言われ続けている。そんなチームが、この第三支部の代表チームになれるわけない。」
と指導して、少しは声を出せるようになっても、1日たつと元に戻ってしまう。この繰り返しで、いっこうに次のステップに進めない。

今日は、試合の時は一番静かなチームなのに、昼御飯の時は大騒ぎして試合の準備もしていない。結局、午後一の試合では、ミスを16本も重ねて負ける始末。やっていることが真逆というしかありません。

このブログには、できるだけプラスのことを書くことにしているのですが、さすがにプラス評価するわけにはいかない厳しい状況にあると感じます。子どもたちは口々に「都大会に行きます」と言います。しかしそれに見合った努力は残念ですがしていません。それどころか、教えてもないことをやりだし、勝手にフォームを崩していく。この修正で土日が終わってしまう。毎回、土日の練習がマイナス状態からスタートし、修正して0地点に戻すような状態なのに、練習を休む回数が辰巳ジャンプ史上、最も多い。この練習休みで「マイナス2乗」の状態にチームが落ち込んでいく。はっきりいって、今の辰巳ジャンプはこういう状態です。

なんらかの新しい指導方法があれば大きく伸びるかもしれませんが、新チームは試合の結果を求める目標を立てているチームですからそんな新指導方法があるとも思えず、心技体ともに厳しく訓練する指導方法しか近道はないでしょう。付け加えるとしたら、判断力を高める工夫をすることでしょうか。そのために練習試合を組んでいます。少ないチャンスなのに、休んでしまったら、これまでやってきたことが何にもなりません。

【10月10日後の通算成績】
(サーブ成功率)合格90%以上
1位 5番 95%
2位 1番 87%
3位 2番 84%
4位 3番、4番 81%

(サービスエース率)合格30%以上
1位 1番 40%
2位 5番 25%
3位 4番 24%
4位 2番、7番、8番 23%

(スパイク成功率)合格80%以上
1位 1番、7番 64%
3位 4番 56%

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映画『続・深夜食堂』予告編

映画『続・深夜食堂』予告編


今日は練習試合が終わったあと、まっすぐにお台場メディアージュに直行し、今日公開のこの映画を鑑賞しました。
大きく三つの話から構成される人情映画です。
じつは私、本当はこの深夜食堂のマスターのような、静かな人間になりたいと憧れています。
しかし、小学校高学年時代以来の目立とう精神が邪魔をして、どちらかというとイケイケドンドンの行動が多いことを反省することが多いです。
このような映画を鑑賞すると、もっと穏やかな行動をしなくてはいけないと感じます。
子供が見ても楽しくないかもしれませんが、大人にはおすすめの映画です。

公開初日の土曜日お台場の夕方なのに、映画館には5人しかお客がいませんでした。
「深夜食堂」・・・私はとてもいい映画だと思うんですが、こんなものなのでしょうか。
メディアージュが2017年2月をもって閉館することの理由が、この客数にあるんだろうなと感じさせられました。
東京オリンピックのメイン会場近くにある、この巨大な映画館がなくなってしまうのは、寂しいことです。
映画館の後には何が入るのでしょうか?
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私も執筆した本が出版されました 「協同学習がつくるアクティブラーニング」

協同学習がつくるアクティブ・ラーニング
クリエーター情報なし
明治図書出版


お世話になっている某大学の教授先生に紹介していただき、マインドマップを活用したアクティブラーニングの教育実践について、数ページを執筆させていただいた本が、この11月に明治図書からいよいよ出版されました。出版にいたるまでは、何回か原稿を直したり、挿入画像として使おうとしていたマインドマップの写真データが荒くて印刷に耐えられないということで、「iMindmap」のソフトで作り直したりと、出版にふさわしい本にするために、丁寧に校正していかなくてはならないことも経験できました。

この本の中で、私が書かせていただいたのは、第5章・アクティブな学びを創る協同学習実践の中で、「マインドマップを活用した授業づくり」という項目です。
(1)小6「宮沢賢治を分析する学習」
(2)小4学校教育目標を考える授業」
(3)小2「フェスティバルをしよう」
上記の三実践を紹介させていただきました。
一、二実践例は私が取り組んだ授業ですが、三実践目は同じ勤務校で当時25才だった若手女性教員に実践してもらった内容を掘り起こして、紹介させていただきました。経験の浅い若手教員でも豊かな実践ができるという意味で取り上げたものです。

今回は「本を書く」という目標を形にすることができました。
一歩目を踏み出せましたので、第二歩、第三歩のイメージを作っておこうと思います。

こちらはこの本の編者の杉江修治先生のインタビュー記事です。
協同学習の理論はアクティブ・ラーニングの基盤である
中京大学国際教養学部教授杉江修治
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