満足したら終わり

Bチーム大会が行われました。おそらく今年1番の暑さだったことでしょう。汗びっしょりになって子どもたちは頑張りましたね。

試合は1勝1敗。Bチーム大会なのでサーブが入った方が勝つという内容でしたから、何人も連続でサーブミスした辰巳は負けるべくして負けたわけです。

しかしながらスーパーミニモニチームはその可能性を存分に見せてくれました。何しろAチームよりもレシーブは良いです。ダメだと思われるボールを何度も何度も返していくチームです。「絶対にあきらめない」という小学生バレーらしいチームになりそうです。

Aチームのように圧倒的な攻撃力で相手を叩き潰すようなバレーも見る人を驚かせますが、ものすごく小さい子達がボールを落とさずにねばってねばって勝つというバレーは見る人を感動させます。たぶんバレー指導者として“私の最後のチーム”になるでしょうから、是非とも「感動的なチーム」にしていきたいと思います。イメージとしては、相手に「ああ、このチームなら勝てるだろう」と思わせながら、試合をしてみたらなんだか分からないうちにこちらが勝っているというバレーをしてみたいです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

チーム改革構想

辰巳っ子たちへ。
私が何を考えているかがわからないと不安でしょうから、具体的に書いておきます。こんなことを掲示板で書くのは私ぐらいでしょうが。

(女子チーム)
1、セッターの交代
 もしこれが成功すれば、「レシーブの安定」「攻撃力アップ」という一石二鳥がねらえます。ただセッター育成に失敗したら女子チームは終わりです。大丈夫だという確信があるから代えたわけですがね。

2、さらにチーム力アップのために
 5年のマユをレギュラーに入れてブロックをさせる。レシーブはケイコとマリナでやればほとんどのボールはセッターに返る。マユもけっこうレシーブを拾えるのでチームの可能性が広がっていく。さらに、セッター以外の5人全員が決定力のあるスパイクを打てるチームとなる。平均身長はなんと160cmを超える。

3、レシーバーはその子の「脳力」しだい
レシーバーは本気で自分の力を高めないとレギュラー入りが難しい。あらゆるボールをすべてセッターに返せるくらいの実力をつけないと秋のレギュラーには入れない。自分の頭で考え、自分から行動する子でないと秋のチームには入れないと思っている。


(男子チーム)
男子は人数が少ないのでレギュラー争いは大したことはない。
問題は、私が女子チームだけの指導になるかもしれないということである。私自身の心の中には「都大会に出られたのだから男子はこれでよし」という大きな達成感があり、これ以上どう指導するかはほとんど考えることがない現状である。子ども達に練習中の手抜きがあれば、男子の指導からは手を引こうかと本当に思っている。当面の具体的な判断基準は「プレー中に走るかどうか」という1点である。


この件に関しては、チーム外の方々の意見を聞く気持ちはありませんので、レスを書くことはご遠慮ください。
チーム関係者で意見がある方は、練習の時に遠慮なく言ってください。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

墨東大会の対戦相手決定

7月10日(日)に江東区の中村学園体育館で行われる「第53回墨東五区バレーボール大会」の出場チームと対戦相手が決まりました。

【男子大会出場チーム】
東金町ビーバーズ(葛飾区代表)・小岩クラブ(江戸川区代表)・中島根ジュニア(足立区代表)・辰巳ジャンプVC(江東区代表)
※4チームによる総当り戦

【女子大会出場チーム】
東金町ビーバーズ(葛飾区代表)・小岩クラブ(江戸川区代表)・全千寿JVC(足立区代表)・JVミラクルズ(墨田区代表)・大島中央エンジェルス(江東区第2代表)・辰巳ジャンプVC(江東区第1代表)
※三角リーグ A(小岩・全千寿・辰巳)
       B(東金町・JVミラクルズ・大島中央)
 AB1位同士で決勝戦

出場チームは都大会の上位チームばかり。非常に楽しみな大会です。
今回のペプシカップ都大会のような余計なプレッシャーがない分、辰巳っ子も思う存分バレーボールを楽しめるでしょう。力試しにはうってつけの大会です。目標はあくまでも「優勝」ですよ!!!
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

秋へのスタート

本来ならば今日は休みにする予定でしたが、昨日の大会後に子どもたちに意見を聞いて、練習をすることになりました。

チャンスボールすらきちんとセッターに返らないという辰巳史上最低のレシーブを解決するために、チームを大改造しました。変えるなら今しかない。夏休みの集中練習でしっかりやれば秋には間に合うにちがいない。そんな判断で女子セッターを替えました。
これまでの3ヶ月間の基本練習でオーバーハンド技術を伸ばした子をセッターにし、セッターだった子がレシーブの要に。これがうまくいけばレシーブで無惨に負けることはなくなるという判断です。その上、攻撃力は3割増し。けっこう大きなかけです。

男子も少しだけポジションチェンジ。こちらはそれほど難しい変更ではないので1週間も練習すれば安定するでしょう。変更に伴い、男子はポジション競争が激化しました。うかうかしていると4年生にポジションを取られてしまいます。辰巳ジャンプは「情けは無用」の夏を迎えたことを自覚しましょう。

秋の大会の目標は、女子はまずは「支部1位」、男子は「都大会の連続出場」です。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

応援してくださった皆さん、ごめんなさいm(__)m

負けました。完敗です。男女とも1回戦敗退しました。

嫌な予感がして昨日のような書き込みをしていたわけですが、本当にそうなってしまいました。おそらく私の弱気がチームに反映してしまったのでしょう。子ども達には申し訳ないことをしました。

本当は書き込みなんかできないくらい落胆しているのですが、敗れたら何度でも立ち上がる、絶対に自分に負けはしないということを主張してきた自分です。掲示板の戦いも負けない!と気持ちを奮い起こして書いています。

最大の敗因は「メインアリーナのプレッシャー」でした。男子のセンターアタッカーなどは、プレッシャーで試合中に胃が痛くなって力を出せませんでした。女子センターの成長で力をつけてきた女子も、そのセンターのスパイクが全部ミスでは負けるのが当然でした。


しかしそれでも、男子チームは実力は出したと思います。次の課題は、もっと男子らしくバレーができるかどうかですね。女子チームとばかりやっているので少々おとなしい辰巳男子になってしまいましたから。ケンカ腰でやろうよ。男なんだからさ!


女子チームに関しては、教育大会を経験しているので大丈夫と思った私が甘かった。全員ががんじがらめになってしまい、普段の20%程度の力しか出せませんでした。ブロックポイント“0”が敗戦を象徴しています。
なぜこうなってしまったのでしょうか?
それは私が試合までの過ごさせ方をミスしたからです。
会場の雰囲気に飲まれないように、試合に集中できるようにと、子ども達を試合直前まで会場に入れなかった。いきなり大声援のメインアリーナに入る。これで緊張してしまったんですね。指導力不足。こういうことは予想もしていませんでした。
試合はレシーブの良い相手なので1セット目は苦しむと思っていましたが、子ども達の調子が出てきたのが2セット目終盤では間に合わなかった。3セットまで行けばきっと勝てたでしょう。その前にやられてしまった。残念だとしか言いようがありません。


試合後しばらくたってからミーティング。
男子キャプテンに司会をやらせ、男女の意見を言ってもらう。今後の4ヶ月を決める、非常に大切なミーティングでした。ところが3名の子が意見を言えない。選手の中からも「みんな意見を言ってほしい」という声が上がったにもかかわらず、とうとう最後まで「自分を表現する」ことから逃げてしまった。実はここに今年の辰巳ジャンプ最大の欠点(弱点)があると私は思っているのです。
自分の頭で考え、自分の意志で動くという力が極端に弱い。練習でずっと
「君たちはバレーをやらされている!!!自分の意志で行動しなさい!」
と言い続けたのはこのためです。

少々厳しいことではありますが、意見を言えなかった3名は明日からレギュラーを外れてもらうことにしました。秋に向けて、5年生以下にもレギュラーのチャンスを与えます。これまでの「6年生だから」という恩情は捨てます。実力本意で自分の「脳力」「意志力」「精神力」を高めて勝ち上がって来てください。

まずは普段の授業態度を「発言王」と言われるように変えるところからチャレンジすることが一番の近道でしょう。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

勝つと思うな思えば負けよ

試合には勝者があり、敗者があります。
勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい。どんな理屈をこねても、これは生命あるものの本有(本来ある、元からあるの意味)の姿ですから、必ず勝敗はつきます。

しかし明日、辰巳っ子は「勝ち負け」だけにこだわってはいけません。これまで遊びたい時も我慢して一生懸命練習をしてきたのですから、そのすべてを出せればいいのです。

都大会では50%の力も出せないこともあります。トーナメントですからそんな調子の時は負けます。逆に自分たちでも信じられないくらいに絶好調になることもあります。

私は小学6年生の時に野球で都大会優勝しました。
その時の準々決勝は、私のエラーで勝てる試合を引き分けにしてしまい、9人のジャンケンによる勝負で勝ちを拾いました。
準決勝は絶対に勝てない相手と思われましたが、なんと相手のエースが中学生だったということが分かり、不戦勝ちしました。
決勝は春の大会で負けた相手でしたが、こちらの調子が良く圧勝しました。
こんなラッキーなこともあるんだなぁと、今でもはっきり覚えています。

トーナメント戦は何が起こるか分かりません。
ただひたすら自分たちの力を信じてぶつかっていくのみです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

あとは前進あるのみ!!!

今日で練習を打ち上げて、2日後にいよいよ東京都予選です。

4月から女子一辺倒の指導を捨てて、「男女で都大会」を最低限度の目標に練習をしてきたので、練習の仕上げも男女の練習試合で締めました。

おとといは男子が絶好調で女子が最悪の状況でしたが、今日の練習では女子が上がり調子。男子はその迫力に圧倒されたのか、21-11、21-7で試合終了。女子チームは強かった。

「君たちは、男女ともいまだ40%くらいの仕上がりだ。残念ながら時間がなくてそこまでしか仕上がらなかった。まだまだ伸びる可能性がある。都大会の試合はどの試合もみんな厳しい試合ばかりのところに入ってしまった。強いチームと試合をしながら都大会で成長していこう。すべての試合がフルセットになるつもりでいること。競り合いながら上に上がっていこう!」

こんな言葉で最終練習を終えました。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

「今日の調子だと勝てますか?」

「先生、今日ぐらいの調子だと都大会で勝てますか?」
練習試合を終えて女子が真っ先に聞いてきたことです。みんな一生懸命に目標に向かって頑張っている証拠ですね。ここまでの練習過程が合格か不合格かと言ったら、男女ともこんなに素晴らしいチームになったんですから当然合格です。

「昨日の練習試合では、ものすごく細かいところまでチェックを入れた。今日はそれを実戦に生かすための練習試合になるので、あまり細かいことは言わない。自分たちの頭で考え、自分自身で課題を持ってチャレンジしていいです。」
このように午後の始めに指導しました。男女とも自主的にいろいろな課題にチャレンジしていました。昨日の厳しい指摘を今日に生かしている姿を見て、内心ほくそ笑んでいた私です。

しかし、都大会は相手がいる大会です。自己満足では通用しません。
W杯出場を決めたサッカーの中田選手が「サッカーに成長の限界はないのだから、W杯までに一人一人がもっとレベルアップしていかなくてはならない。」と言ったように、今日の時点からも、もう一歩成長して都大会を迎えたいですね。

残された練習もあと2回です。
やる内容は、サーブとサーブカット、細かい技術のレベルアップ練習と男女の練習試合3セット。これだけを2日やって都大会です。
辰巳ジャンプが初めて男女で出場する都大会です。最高に楽しみ、盛り上がり、良い結果を出したいですね。

男子の保護者の皆さん、開会式の入場行進を楽しみにしていてくださいね!!! 我が子の名前を叫んだり、感激で泣いてもいいんですよ~~~~(笑)何しろ一生のうちにそんなにない大チャンスですからねっ!!!
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

笑顔と笑いのちがい

「いつも明るく元気に声を出し、笑顔で練習すること」
とは辰巳ジャンプ練習訓のその3です。笑顔で練習をすることによって、つらい練習も楽しく乗り越えていくという意味で、辰巳ジャンプの2~4期生が子どもたちだけで考えた練習訓です。この意味が現在の辰巳っ子たちにはもしかしたら理解できていないかもしれません。

練習中に「笑い声」が聞こえてくる。これはふざけている気持ちが心のどこかにある証拠だと思います。都大会まで追い込み期間に入った今の時期に、笑い声を発する余裕はないはず。

今日は、私がレシーブ陣を鍛えている間、子どもたちだけでやらせていたスパイク練習で気持ちがゆるみ、その後のサーブ練習にもそれが続いていたので、いったんサーブ練習をやめてスパイク練習のスピード訓練に練習変更。引きしめた後に5分間50本サーブとしました。


辰巳の練習ではいつも「笑顔」を心がけてほしい。
「チャレンジする笑顔」
「苦しさを軽くする笑顔」
「自分の力を引き出す笑顔」
「ミスしたら気持ちを切りかえるもの笑顔」
そんな笑顔を作れる子は伸びます。

笑顔!笑顔!!
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

さあ!都大会だ!!!

男子も女子も都大会の組み合わせが決まって、いよいよラストの2週間。
男女両チームを伸ばさなくてはならないので、遠征することができないのがマイナス面になりますが、そのかわりに辰巳小で練習をすれば細かいところまで修正していけます。ここまで来たら一切をプラス方向に考えて突き進むしかありません。

男子も女子も緊張感ある組み合わせになりました。
ちょっとでも不調であれば1回戦で負けます。1回戦が最大の勝負です。女子はここで勝てば一気に上り詰める可能性もあります。男子は初出場初勝利を目指しましょう。

辰巳ジャンプ。男女とも町田のメインアリーナに登場します。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

エースの自覚

今日の練習内容は、左右のレシーブフットワークをしながら、きちんとヒザの形つくりとレシーブの面作りをする練習を徹底しました。これによってサーブカットのミスを2点減らしたい。

今日も最後のミーティングで子ども達の意見を聞いてみました。
「こういう練習を入れてほしいとか、練習をこうした方がいいという意見がある人はいるかな?」
そんな時に手をあげられる子は、練習中から課題意識を高く持って取り組んでいる子だと思います。手をあげたのは男女エースの二人。女子エースからは、
「この頃スパイクのひじが下がってきているようなので、高いところで打てるようにする練習をしたい。あと、ブロックカバーをだれがどこでカバーしたらいいか考えて決めた方がいい。」
という意見が出る。男子エースは驚いたことにこんなことを言いました。
「若鮎の監督さんに低い所でレシーブを拾えるようにする方法を聞いたんだけど、レシーブをした後にすぐ床に手をつくようにすればひざが曲げられるようになるって教えてくれたので、それをやりましょう。」
私は驚いて、
「え?君、若鮎の監督さんといつ話しをしたの?」
と聞くと、
「はい、去年のラインジャッジをした時に聞いてみたんです。」
と言う。日本一の監督さんにあの東京体育館で質問ができる小学生?!ただ者ではありません。すごい向上心ですね。

今日意見を言えなかった子は反省して、次の練習から自分の頭を使った練習をお願いしたいと思います。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )