モチべーションがいかに大事か

今日は2つの事例を。

3日の運動会に向けて、辰巳小5・6年生は「組体操」の練習中です。
今年の題名は「タイタニック」にしました。
最後に4段タワーを立てることに挑戦しています。しかし、なかなか立つことが出来ません。ケガをされても困るので、私はやらない方がいいかなぁという気持ちになっていました。
ところが、今日の練習に行く直前、一番上に乗る男子が教室の窓から外に向かって、いきなり叫んだのです。
「うおーっ! 今日こそ4段タワー、絶対立ててやるぞ~~~~~!!!」
私はびっくり。この子がここまで腹を決めていたのか! 感動しました。
そして、今日は初めて4段タワーが立ちました。
期せずして周りの子どもたちからは大きな拍手が。
子どもたちの心の中に、大きな動機付けがされた時、想像以上の力を発揮するものなのだと、あらためて勉強させられました。

2点めは、バレーの最近の練習の工夫で、一人一人との対話を大事にしてきた成果が表れてきました。十分な対話の結果、補欠でこれまで試合に出られなかった子をセッターにアタッカーにと大抜擢しました。するとその子達は、「自身の使命を自覚した時、才能の芽は急速に伸びる」という箴言通りの成長を遂げてくれました。レギュラー陣はうかうかしていられない状況に追い込まれ、これまた練習に熱が入る。
道行く辰巳団地の方々が、「何事か?!」とみんな体育館をのぞいていく元気さ。気迫。(元気な所に人は引き寄せられていくもの)
満足はしていませんが、納得のいく1ヶ月間の強化練習になってきました。
今回の支部決勝は、本当に結果にとらわれず、思い切ってチャレンジできそうです。
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支部決勝を目指して! と言いつつ・・・

「支部決勝まであと5回の練習です。1回1回が大事。集中して頑張ろう!」
と檄を入れて今日の練習をスタート。課題であるアタッカーの向上のために、
「スパイク練習をしっかりやるよ。」
そういいながら、5人ものアタッカーをスパイク練習に行かせる。
支部決勝を目指すと表に出しながら、裏には「来年を目指しての人材作り」
のスタートなのです。Bチームにいた2人は、見ちがえるようなやる気を
見せてくれました。その姿に刺激されてチーム全体に活気がみなぎる。
最後にやった「レシーバーVSアタッカー」の練習では、絶対に落として
なるものか!というレシーバーの気迫が上回り、アタッカー陣を圧倒。
あと4回の練習でどこまで伸ばせるか。指導者の挑戦項目ですね。
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学校も痛みをこらえて頑張っている!

「痛みをこらえてよくがんばった!感動した!!」
とはどなたかのお言葉でした。そういう言葉、学校の教員に
かけてくれることは考えられないですね。(そんな期待はしていませんが)
運動会を6日後にひかえた今日でさえも、辰巳小学校では3年生の研究授業を
強行し、お役所の打ち出す改革とやらに先んじようと努力はしているわけです。
授業をやってくれた先生は、運動会委員長もやっており、まさに
「痛みをこらえてよくがんばった!」
という状況です。昨日私が練習試合をしていた時に、職員室や教室で今日の
準備をしていました。我々教員、あんまり休んでいないです。ホント・・・。
世の中の皆さん、一部の妙な教員が起こす不祥事で、全体を判断しないで
ほしいなぁ。
ということで、今日はめずらしく愚痴に近い内容になってしまいました。
ハイ。

  *0039-01 ASHI [神奈川]   [13/05/30(水)-20:24]      
   本当、その通り!!
バレーも学級経営も全力じゃ!!

  *0039-02 イノッチ [東京]   [13/05/31(木)-00:19]      
  ASHIさん、ありがとうございます。
チーム好調のようですね。
うちもこのところ、急にレシーブがよくなってきました。
近々お手合わせ願います!
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どこで どうばれたか、1年生が・・・・

こんばんは。
運動会シーズンですね。連日校庭に出るので「土方焼け」している私です。
すでにひと皮むけてしまいました。
さて、どこで知ったのか、最近1年生が私のことを“イノッチ”と呼ぶように
なってしまいました。職員室を覗いては、
「イノッチィ~~~。あっちむいてホイやろ~~~。」
「ねえ、ねえ、イノッチ~、おしゃべりしようよぉ~。」
「イノッチせんせぇ~、あそぼぉ~よぉ~。」
と猫なで声で来られると、「しょうがないなぁ~。」と仕事も途中で
どうしても誘いにのってしまう。だから仕事が遅いんだなぁ・・・。

1年生から言われると、ニコニコと応対する私。
しか~し、これが高学年相手だと君子豹変!
もしも“イノッチ”などと言おうものなら、
「言葉づかいが違います。言い直しぃ!」
こんなんでいいのだろうか?ともちょっとは思います。
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ペプシカップ全国大会出場決定!

と言っても、「ラインジャッジ」での出場で~す(笑)
これでチーム発足以来2年連続出場です。

ラインジャッジと言えども、辰巳っ子たちはけっこう楽しみにしてくれているようです。
「日本一を決める大会を手伝える!」
「去年も6年生がやったから、私たちもやれるんだね。」
「全国にはどんな小学生がいるのかな?」
「井上先生よりも大きな選手はいるのかな?」
「きっとすごいスパイクを打つ子がいるんだろうね!」
な~んていうおしゃべりが私の耳に入ってきます。

全国の「全国大会をねらっているチーム」のみなさん。楽しみにしている辰巳っ子のためにも、すご~いチームになって東京に来てください!
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子どもの心の宝さがし

「子どもの心の宝さがし」
これは私が小学校教員1年目、実力が足りず、学級が荒れてしまった時、
こんちくしょう!と一念発起し、2学期から始めた自分への挑戦でした。
学級通信の中に「子どもの心の宝さがし」というコーナーを作り、
毎週1~2回発行。こういうコーナーを作ったために、私は寸暇を惜しんで
子ども一人一人の良い所、良い行動を見つめ続ける日々が続きました。

自分でも気づかない「良い所」を、担任に認められた子どもたちの喜びは
とてつもなく大きかった。1学期の間、荒れていた5年3組の子たちは、
2学期が始まり、9月の1ヶ月間でみちがえるようなクラスに生まれ
変わりました。
まさに、「教師は最大の教育環境である」ということが体験できました。

今、5年生の時に???だった6年生を担任中。同じように「子どもの
心の宝さがし」をしています。私の授業を受ける時には、昨年の状態が
信じられないほど、おだやかな笑顔を見せてくれます。
次は、学校中の人たちが、宝さがしをしてくださるようにもっていくことが
私の課題です。

こういう話、バレー指導の参考になりますいでしょうか?

  *0020-01 SIRO- [九州]     [13/05/17(木)-08:53]      
   おはようございます、イノッチさん。 

上記の「子どもの心の宝探し」いただきます。

   『バレー部の心の宝探し』。早速1人1人の宝を探してみます。
   『やる気』つながる事であれば、速やってみる!勉強になります。

  *0020-02 イノッチ [東京]   [13/05/17(木)-18:39]      
  参考にしていただければ幸いです。
都会にうずもれそうな一教師からの発信です。
受け止めてくださる方が1人でもいてくださると嬉しいです。
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第2支部B地区予選結果

な~んと、我がパソコンシステムがアウトォ!
職場のパソコン通の先生に見てもらっても、どうにもできず。
結局、初期状態にもどすいがいになく、データがすべて消えてしまいました。
なので、辰巳ジャンプのHPもしばらくの間、更新ができません。
たぶん、夏休みまで掲示板オンリーの運営になるでしょう。(涙・・・涙)

さて、今日行われたペプシカップ東京第2支部B地区予選の結果です。
【予選リーグ】
○三大2-0東雲●           ○大島中央2-0根岸●
○東雲2-0ジュニアファイターズ●   ○大島中央2-0辰巳●
○三大2-0ジュニアファイターズ●   ○辰巳2-1根岸● 
【順位決定戦】
○ジュニアファイターズ2-0根岸●
○東雲2-0辰巳●
○大島中央2-0三大●
1位 大島中央  2位 三大  3位 東雲  
4位 辰巳  5位 ジュニアファイターズ  6位 根岸
この結果、大島中央と三大は都大会出場決定。
3~6位は支部決勝(都大会出場権獲得戦)へ。

辰巳は、ちょっとふがいない試合。支部決勝に向けて再スタートといった
ところ。でも、他チームから練習のコツをた~くさん盗んできたので、
けっこう楽しみです。
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「ダブルキャプテン」にしておいて良かった!

今日もメインキャプテンが体調不良で休養しました。
キャプテン中心に練習している辰巳ジャンプは、キャプテンがいなく
なると困る。しかし!「ダブルキャプテン制度」で半年間の訓練をして
きたので、チームは今日も前進してくれました。
先月テレビの取材を受けた時、チームにキャプテンが2人いるということが
なかなか理解してもらえず、何度も説明したなんてこともありました。
そして現在、3人目のキャプテンを育成中。こうして、チームを良くして
いこうと自覚を深めさせていくことがねらいです。

  *0011-01 KOMISAN      [13/05/12(土)-00:08]      
  私もキャプテン複数派です。
現在3人目ということですが、調布大塚の現在のキャプテンは罰でなったのです。
キャプテンとして適任な子は、ここまでにキャプテンを経験済みで、試合および普段の練習でもリーダーシップを発揮しているので、キャプテンという肩書きは必要ないんです。
ところが、現在のキャプテンは頭脳明晰でプレー努力もするのですが、ひとりっ子だからでしょうか、周りが見えない子で、ボー・としていることがよくありました。
そこで、罰として嫌でも皆の行動を支持する立場を経験させ、チームの中心として頑張らせたいのです。
今年に限らず、全員が時期を変えてキャプテンを経験し、自分がキャプテンでなくなったときにしっかり協力でき、チームワークの良いチームを目指しています。
現在4人目いや5人目のキャプテンだと思いますが、仲間からは「まだキャプテンやめられないね」という評価です。

  *0011-02 イノッチ [東京]   [13/05/12(土)-23:41]      
  ありがたいレスです。助かります。
キャプテン複数制は・・・・・
実は調布さんを参考にさせていただいていますっ!(笑)
大会ごとにちがうキャプテンでしたので、「なるほど!これは使える!!」
と思い、しくみを辰巳流にしてやっています。
今はもう一人、セッターの子に「君はコート内の監督」という肩書きを与え、
指示の声を出すように自覚をうながしているところです。
掲示板をご覧くださりありがとうございます。
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ビオトープ計画

多くの学校に「ビオトープ(池を中心に生き物が住めるように作った環境)」
が増えてきているように、辰巳小学校でも「ビオトープ計画」が始まろうと
しています。
教室動物園や理科室植物園を作ってきた私としては、腕の見せ所かなと思って
います。バレーの試合で行く学校にもいくつかありましたが、管理をそれほど
しなくても大丈夫なように工夫することが大事なのです。
前任校では、水田を作り変えて生き物の巣にし、毎年蛙が500~1000匹
生まれていました。
今回は、できれば子ども達と一緒に作り上げたいと思っているのですが、
区役所はどこまでやらせてくれるでしょうか?

  *0010-01 SIRO-     [13/05/10(木)-10:01]      
   おはようございます、イノッチさん。バレーに、教職に頑張ってますね。
今日は私の感想を・・・・・。
 都会の子供達は、生き物が住めるような環境の状態を自分たちで作る。これにはなんか複雑な気持ちにさせられる。生き物が住める環境を作ってあげる。一見すばらしい試みのように感じます。私もそう感じる。
 私は教育者ではないから、勝手なことをキーボードたたいてます。
子供達が生き物の住める環境を作れたら、なんか、怖い。それが自然の姿だと子供達の中に感じる子が一人でも生まれたら怖いですね。
 自然環境は絶対作れないと思う。私の仕事は建設関係なんです。設計業務。昔の設計技術士の先生??がたは、自然環境にマッチした・・・・なんて工法を研究し、設計し、結果山は削られ川は何の魅力もないコンクリートで塗り固められ、それが正しい。そういってきた。ところが、今は、過去の工法は、駄目。川なんかコンクリートより、土。
 子供達が自分たちの力で生き物が住めるような環境が作れたら、山を削り、川の流れを変え、生き物が住める環境を作る技術者のせんせいになってしまわないか。そうならないように願っています。
 
 ペプシカップの地区予選が6月半ばにあります。今追い込み中です。
 「心のバレー」のリズム作りに力を入れているところです。もう少しで
つかめそうなんですがねー。
 上記の勝手な考え方、申し訳ないです。私は誰にも負けないくらい自然を愛しています。

  *0010-02 イノッチ [東京]   [13/05/10(木)-18:40]      
  SIRO-さん、こんばんは。
「ビオトープ」に対する私の意見も同じです。自然というのは放っておく
のが一番いいです。現に、辰巳には広~い立ち入り禁止の「沼地」があって、
そこは生き物の王国です。子ども達は秘密でそこに入って、ザリガニやら
カマキリやらカナヘビやら、いくらでも捕まえてきます。
人間がめったに入らないので、そうなっています。
何も学校に作らなくても、いくらでも自然に近い場所がある、東京らしくない
辰巳なのですが、計画がある以上は、仕事というより「私の趣味」として取り
組ませてもらそうと思っています。
人間が作った環境・・・しょせん、趣味の領域を出ることはないと思います。
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なんとか支部決勝へ!!!

今日はぺプシカップ地区予選1日目。いよいよはじまりましたねっ!
辰巳ジャンプは江東聾学校で初戦開始でした。

3チームリーグ戦で2位になれば地区予選突破。支部決勝なので確実に2位に入りたいところでしたが、子ども達の体調は最悪・・・。エースでキャプテンの子などは、原因不明のご病気。練習で追い込みすぎたかな(大反省)。
まだまだ谷間のチーム状況だということはわかっていました。

1試合目は、やはり試合にならず。サーブレシーブでくずれて1-21。しかし、2セット目。「せんせっ!私を出して!」という目をしていた4年生の子を入れたとたんチームが一変。捨て身でレシーブしていく姿を見て、全員が目を覚ましたよう。辰巳っ子らしいガムシャラなプレーが続き、10点まではなんとか対等に戦えました。

試合後のミーティング。
「どうしてAちゃんを試合に出したのか? それは、ボールから逃げないからだよ。練習でも、いつもエースのスパイクを顔で受けている。それも毎回の練習で。顔で受けるということは、けっして上手ではないけど、その気持ちがすごいじゃないか。逃げる気持ちがないから顔でレシーブできるんだ。みんなはどうなんだ?失敗ばっかり怖がって逃げてないか?Aちゃんが出て、チームが変わったのはどうしてなのか考えてみな。」
これでチームは変わりました。2試合目はちょっと危なかったけど、快勝。
勝ったことよりも、客観的に見て、どこのチームよりも目が輝いていた!!声が出て、輝いていた!!これが辰巳っ子です!!!

支部決勝まであと1ヶ月。前進の手応えある今日1日でした。
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江東区春季区民大会、完敗

今日は、江東区春季区民大会。
激戦区江東区ですし、エースアタッカーとセッターが3月末にやめてから、にわかに作り上げたチームだけに、苦戦は覚悟の上でした。
そして案の定。三○小さんや大○中央さんの打ってくるサーブがとれない。
まったくバレーになりませんでした。

といっても、収穫がないわけではない。

①急造ブロッカーの6年生がブロックのタイミングをかなりつかめてきた。
②力がなくてサーブは届かず、オーバーはできなかった急造セッターがそのどちらもできるようになった。
③そして何よりも良かったことは!応援の保護者の方々が増えたこと!!!

2年目の辰巳ジャンプ。これが最も大きな収穫なのですよ!
お父さん方、お母さん方!!!
1日、ふがいない試合で申し訳ありませんでしたが、応援、本当に嬉しかったです。今後ともよろしくお願いしますっ!
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だけど・・・私の先生

新聞記事に児童施設の保母さんの話題がありました。
親のない子どもたちにとって、保母さんはお母さんのような存在。
だけど、施設にいるみんなの保母さんだから、独り占めするわけにはいかない。
それはわかっていても、やっぱり「自分だけの保母さん」であってほしい。
保母さんに甘える女の子の写真入りの記事でした。

振り返ってみると、辰巳ジャンプでも似たようなことが言えるかな。
私はチームの監督だけれども、一人一人の辰巳っ子にとっては「私の先生」。
クラスの子たちにも同じこと。あまりにもバレーに熱を入れると、クラスの子たちは不満に思ったり・・・。
たったの一人も「ヤキモチ焼き」が出ないように、心を行き届かせるのは、なかなか難しいんですよねぇ・・・・・。
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いいぞ! 辰巳っ子たち!!!

連休合間。逆にその分お仕事は忙しく、私が練習に行けたのがラストの1時間。
やりたいことがいっぱいあっただけに残念っ!と思いながら体育館へ。
すると・・・
「一本集中だよ!」「レフトレフトぉ!」「しっかりおいかけて!」
子ども達だけで練習しているのに、ものすごい声、声、声。
体育館の外まで伝わってくる気迫に、私がびっくり。
試合を目前にして、子ども達自ら思いが深まってきたのでしょうか?
良い選手に育ちつつあるな。
健気な辰巳っ子たちに拍手です。
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