保護者の思い・・・読み聞かせ 『ホッキョクグマのウィンストン』

ホッキョクグマのウィンストン 地球温暖化に立ち向かう、あるホッキョクグマの闘い
ジーン デービス オキモト
武田ランダムハウスジャパン


環境問題を学んでいる4年生にピッタリの本を読んでいただきました。

人間の行動に対して、ホッキョクグマが反対運動を起こします。
ところがそのリーダーの奥さんが運動に反対します。
さてさて? その理由は何でしょうか?
後は本を読んでください。
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300%ハッピーの連合音楽祭

11月19日(金)に連合音楽祭がありました。区内から7校が集まって、それぞれ練習してきた合唱や合奏を交流するイベントです。この音楽祭に私が担任している4年生+先輩学年5年生の約100名が出演しました。

私たち教員の目標は、こうした行事をただ上手に演奏を発表するということだけでなく、行事を通して子どもたちを成長させることが一番の目標になります。音楽や演劇活動は子どもたちの内面が育っていないと良いものは生まれませんので、細心の気配りをしながら指導をしてきました。

まず考えなくてはならないことは、いかにして「内発的なモチベーション」を上げるかということです。もしかすると厳しい指導をすれば子どもたちは懸命に練習して、良い演奏をしてくれるかもしれません。しかし、それでは教師から「やらされた」演奏になりかねません。「内発的なモチベーション」を高めることによって、子どもたちが自ら課題を設定し、自ら練習していくようになれば、行事を終えた瞬間の達成感はとても大きなものになるはずです。

今回の音楽祭に向けてのスタート時点で子どもたちの意見を引き出しながら行ったのは、「全脳思考チャート」による最終目標イメージの形成です。4,5年生100名を相手にホワイトボードに図解しながら私がファシリテートしていったのですが、残念なことその図を写真に撮っておくのを忘れてしまったため、今回の記事では文字だけで紹介しなくてはなりません。分かりにくくてすみません。


(1)目標イメージ設定・共有
「どんな連合音楽祭にしたいのか」という最終イメージを考える時に、全脳思考モデルでは自分や相手がどんな言葉を話すかを「ふきだし」で書きますが、その前に、そのイメージを数値化します。最終目標として私から子どもたちに与えた数字は「200%満足」というものでした。
この「200%満足」というイメージに従って、子どもたちから意見が出てきました。
「自分たちは本当にやりきったぞ!」
「立派に学校の看板となることができた!」
「香取小の演奏はすばらしい!」
「大きな拍手を送ろう!」
「集まったみんな素晴らしかった!」
という内容の言葉でした。


(2)目標達成までの過程をスモールステップでイメージ化する
最終目標イメージができあがったら、次にそこまでの過程をスモールステップでセリフにしていきました。心情曲線を3つの山にグラフ化したものでイメージ作りをするのが全脳思考モデルです。今回は、「個人練習」「クラス練習」「学年練習」「全体練習」という山場があることを私から伝え、4つの山を乗り越えた時にどんな言葉を話しているか引き出しました。
これによって、子どもたちの脳内に1ヵ月半の練習過程のイメージができあがります。


(3)練習状況を可視化する
 練習過程の中で、言葉だけのアドバイス(というよりも多くの教員は注意をしてしまいますが・・・)をひと工夫します。
 合唱・合奏の指導は音楽専科の教員に任せていますので、専門的なことは私たち担任には分かりません。しかし、その様子を客観的に分析することはできます。今回行ったのは、直した方が良いこと、つまりアドバイスしたい内容を、ホワイトボードにイラストで描いていく方法を取りました。言葉や文字だと理解が遅れるからです。また、100人もいればひとつの言葉でもとらえ方がまちまちになり、共通イメージを持ちにくいからです。
 この「イラストシンキング」の方法は大変効果的でした。

 立ち方が良い子と悪い子をイラストで描いたことで、子どもたちは、どちらが良いかを一瞬のうちに判断しました。


また、目や口の開け方も、はっきり開けているイラストと、なんとなく開けているイラストでは全然イメージが違うことを感じ取ってくれました。


「君たちの中には、2種類の人がいることが分かりました。この絵のようにキラキラ輝いている目をしている人と、トロ~ンとした目の人。大きく口を開けて歌っている人と、開いているのかどうかも分からない人。どちらが良いと思うかは、もう分かるよね。」
 指示はこれだけで十分でした。
 加えて、目も心もキラキラ輝いている子どものイラストを描いておいて、

「こんなに輝いている小学生を見たらさ、他の学校の人たちはビックリするじゃない。」
と言葉をつけ加えてあげれば、モチベーションもあがるし、自分のことを客観的に見ることができるようになるでしょう。

要するにメタ認知させるということです。


(4)その結果・・・300%の満足度
 「自ら行動する」姿勢を習慣づけることができれば、教員のすることは子どもたちの求めに応じて支援をしてあげるだけとなります。実際に4,5年生の子どもたちは、休み時間やすき間の時間にも意識して練習している子がたくさんいましたし、最後の最後までモチベーションを高く保ち続けて「学校の看板」らしく行動していきました。
 「絶対に良い演奏をしたい!」という気持ちが強くありましたので、本番当日は朝からかなり緊張していたようです。それもまた良い経験ではないでしょうか。もしも、どうでもよいなどと思っていたら緊張感すら味わえない。子どもたちは最高の緊張感の中で、自分の力を存分に発揮できるように、それぞれが気持ちを落ちつけようと努力していたようです。
 ある子がその日の午後に書いた新聞の記事に、

「今日の私たちの音楽祭に向けて、先生から演奏している人も、聴いている人も、みんなが200%満足できるような音楽祭にしようと言われましたが、私は300%満足できた連合音楽祭になったと感じました。」

と記しました。また、

「私たちの出演した午前の第一部だけでなく、二部も三部もみんな合わせて、大成功の連合音楽祭になったのだと感じました。」

と書いている子もいました。
担任が設定した「200%ハッピー」という目標設定を大きく超えて、「300%満足」という言葉が飛び出してくるとは、指導している私自身が驚き、そして感動しました。また、その会場にいた人だけでなく、その後に続いた二部・三部の学校の子どもたちのことまで想像力を働かせて、きっと成功したことだろうと言ってしまう子どもの素晴らしさに、なんだか芸術作品を見ているかのようなほれぼれとした気持ちになりました。


(5)これからの教育について
 PISA型に代表される論理的思考力が必要と言われている今後の社会では、当然、この流れである、「情報の収集力」「解釈する力」「熟考する力」「評価する力」「発信する力」というものも伸ばしていかなくてはならないと思います。しかしその前に、いかにして自分の内発的モチベーションをあげられるかが最も大事なポイントになってくることでしょう。このモチベーションについては、いつの時代も言われてきたことなので、とりわけ新しい問題ではありませんが、従来の教育のあり方がどんどん変化していく新しい時代のスタート地点に立った私たちは、教材をどのように教えるかということ以上に、子どもたちのモチベーションをどのようにあげるかという研究も深めていくことが必要なのでしょう。


【参考文献】
全脳思考
神田 昌典
ダイヤモンド社


モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク
講談社



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新美南吉研究・・・日帰り弾丸ツアー

先週の日曜日(21日)に「ごんぎつね」の誕生の地へ、日帰りの弾丸ツアーに行きました。

私は今、小学校4年生の担任をしています。4年生の国語の教科書には、どの教科書会社が作っているものにも「ごんぎつね」という物語が掲載されています。江東区で使っている光村図書の教科書では、学年の最後に「学年のまとめの総合単元」として扱うことになっています。

現在、担任している4年生では、この最終単元を入れかえて、12月に「ごんぎつね」を行うことにしています。理由は今年の自校の研究が国語であり、その研究授業が12月にあるためです。最終単元を前倒しで12月に行うので、「ごんぎつね」を学習した後に行う「学年のまとめの学習」に耐えうるだけの子どもたちの実力を育てきれていません。そこで未習事項を補うためにも「教師の教材研究」に全力投球している最中です。ブログの更新ができなかったのも新美南吉研究に没頭していたからです。


「ごんぎつね」は新美南吉が19歳の時に書いた作品で、日本の童話の中でも特異な存在感を示しています。南吉がその人生の大半を過ごした愛知県半田市岩滑(やなべ)。この岩滑を舞台にして「ごんぎつね」は創作されています。

いったい岩滑(やなべ)とはどのような地域なのだろうか?
南吉が育まれた土地の空気はどういう雰囲気なのだろうか?

岩滑の地に立たない限り分からないことがたくさんあると感じ、車を走らせたのです。


やはり行って良かった。
現地に行かなくては知りえなかった貴重な資料がたくさん集まりました。



この写真は「新美南吉記念館」です。
一見すると芝生広場のように見えますが、この地下に記念館があるのです。地下室展示という形態を取っています。それはまるで、ごんぎつねが住んでいた洞穴のようなイメージです。一説によると、この記念館に隣接する森は、ごんぎつねの冒頭に出てくる「中山さま」という殿様の屋敷跡地だとも言われています。


「ごん」が住んでいたとされる「権現山」です。
岩滑の地域のすぐ近く。本当に目の前にあります。
物語を読んだだけでは、どこか少し離れた山のように感じられる面もあるのですが、実はものすごく近い距離の山。手の届くような近さなのでした。
物語の文中にはこのように書かれています。

「その中山から少しはなれた山の中に、『ごんぎつね』というきつねがいました。ごんは、ひとりぼっちの小ぎつねで、しだのいっぱいしげった森の中に、あなをほって住んでいました。」

確かに「少しはなれた」と書かれているので、ごんはけっこう近くにいるのでしょうが、文字からでは本当の距離感は分かりません。現地に立って見て、
「これほどの近さだったのか。なるほど!この狭い地域なら、ごんは年中、人間の生業を見ることができたに違いない。」
という理解に至りました。


兵十がうなぎやきすを撮っていた「矢勝川」です。
兵十は、川に「はりきり網」を張って魚漁をしていたのですが、この写真ような小川を前にして、私は、
「これほど小さな川だったのか。」
「なるほどこの川ならば、ごんでも渡れるし、びくの中からうなぎやきすを川の中へぶちこむといういたずらも簡単にできそうだ。」
と思えたのです。教科書の挿絵からも、それほど大きな川ではないことが分かりますが、それにしても私が想像していたよりはるかに小さな川だったのです。


新美南吉の「生家」です。
南吉のお父さんは畳屋をしていました。なので、家の右半分は畳仕事のスペースです。左半分で生活をしていきます。
家には地下室のような部屋もあり、そこに炊事場・食事をするための四畳間・物置がありました。食事用の四畳間は天井がとても低く、立つことはできません。


南吉は8才の頃に、母方のおばあさんの家に養子に出されています。写真はその養子先の家です。
この頃の様子を次のように書いています。

「おばあさんの家は村の一番北にあって、背戸には深い竹藪があり、前には広い庭と畑があり、右隣は半町もへだたっており、左隣だけは軒を接していた。そのような寂しい所にあって、家はがらんとして大きく、背戸には錠の錆びた倉が立ち、倉の横にはいつの頃からあったとも知れない古色蒼然たる山桃の木が、倉の屋根と母屋の屋根の上におおいかむさり、背戸口を出たところには、中が真暗な車井戸があった。納戸、勝手、竈のあたり、納屋、物置、つし裏など暗くて無気味なところが多かった。家は大きかったが電燈は光度の低い赤みがかったのが一つしかなかったので、夜は電燈のコードの届かない部屋にいく時、昔のカンテラを点してはいっていった。 夜はもちろん寂しくて、裏の竹薮がざあざあと鳴り、寒い晩には、背戸山で狢のなく声がした。昼でも寂しかつた。あたりにあまり人がみられなかつた。
 おばあさんというのは、夫に死に別れ、息子に死に別れ、嫁に出ていかれ、そしてたった一人ぼっちで長い間をその寂莫の中に生きて来たためだらうか、私が側によっても私のひ弱な子供心をあたためてくれる柔い温ものをもっていなかった。」
(「常夜燈の下で」より)

あまりの寂しさにノイローゼ状態になった南吉は、半年もたたないうちに元の家に戻されます。
この養子に出された体験がその後の童話創作活動の中で、「母を求めるせつない心情」を顕したのだと言われています。



たった6時間の滞在でしたが、たくさんの知識と気づきを得ることができました。本だけで調べたら何年もかかるような知識をたった6時間で身体に染み込ませたような感覚があります。この財産を生かして、良い授業をすることができるように頑張ろうと思っています。

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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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「マインドマップで作文すらすらワーク」の中には、新美南吉が死をむかえる前に命の炎を燃やし尽くすようにして書いた「狐」という童話を題材にした、読書感想文の書き方マインドマップが紹介されています。
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江東区秋季小学生バレーボール大会の結果

本日、亀戸スポーツセンターで開催した「江東区秋季小学生バレーボール大会」の結果です。


【A大会】
優勝 三大小ジュニア
2位 東雲ドルフィンズ
3位 ニ砂・三砂


【B大会】
優勝 ニ砂
2位 数矢
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保護者の思い・・・読み聞かせ 『おじいちゃんがおばけになったわけ』

おじいちゃんがおばけになったわけ
キム・フォップス オーカソン
あすなろ書房


亡くなられたおじいちゃんは、何かを忘れていたので、天国には行かずに「おばけ」になりました。
そして「おばけ」のオジジとして孫といっしょに過ごすようになりました。
ある日、オジジが思い出したのが・・・・・・

心温まる「おじいちゃんおばけ」の話。
最後にはホロッと泣かせる感動作です。

子どもたちからも、おじいちゃんやおばあちゃんに関する感想がたくさん出ました。
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2年生の夢、この考え方がパワーを生むのだ!!!

昨日のバレーボール指導者研修会で私が質問した、

「子どもたちに大きな夢を育むためには、全日本クラスの選手たちのプレーを見せることも大事だけども、それ以上に選手たちが子どもたちと語り合う場を作ることの方が大事ですよね?」

という問いに対して、

「その通り! 子どもたちの夢へのエネルギーを生み出すのは“対話の力”です。」

という辻秀一先生の回答を引き出せたことを心に刻んで、今日のバレーボール指導をしました。



とても厳しい練習をした後で、少し時間を取ってミーティング。子どもたちといろいろなことを語り合いました。その中で、「夢」について話し合っていた時に、2年生のRさんが言った言葉が素晴らしかったのです。

彼女はこんなことを言ってくれました。
「私は、全日本の6番(佐野さん)と12番(木村さん)の人みたいになりたい。それが夢なの。だからレシーブは全部あげられるようにしたい。」
ここまでは普通の発言でした。次に話し出したことが、誰も考えつかないような内容だったのです。
「私は、もっともっと高くジャンプしたい。2メートル跳びたい!!!それが夢なの。」

これを聞いた上級生は、たちまち否定を始めました。
「そんなの無理だよ。」
「2メートルも跳べるわけないよ。」

このやりとり。非常に面白い。
認知脳と情動脳の戦いだからです。

昨日の研修会で辻先生から、
「人は認知脳で考えると、理屈で考えるようになり、根拠を求めるようになる。その結果、“無理”とか“できない”というブレーキをかけるようにできている。」
と教えていただきました。

2年生の突拍子もない発言に対する上級生の発言は、まさに「認知脳」だったのです。自分たちの様々な経験を根拠から判断して、「無理だよ」という言葉が出てきたのです。

私はすかさず話しました。
「なぜ“できない”と決めてしまうの? そんなことは分からないじゃん。もしかしたらRさんは2メートル跳べるようになるかもしれないじゃん。でも、それ以上に大事なことがあるんだ。Rさんは、2メートルジャンプしたいという、誰も考えつかないようなことを考えていたんだ。この“誰も考えないことを思いつく”という力が、自分の夢を実現していく力になるんだ。」

誰も考えないことを思いつければ、全人類のうちの3%しかいない「成功者グループ」に入ることができます。これがパワーとなります。


それにしても、昨日学んだ内容がすぐにチーム内に起こる。
完璧なシンクロ状態です。さすがマインドマップに書いておくと、潜在意識による影響力を引き出してくれます。


1月の教育大会に向けて、今日のように子どもたちとたくさん語り合っていく機会を作り、メンタル面を強化していこうと思います。23日の区大会では、役員の仕事も軽減してもらいましたので、たくさんある余裕時間に辰巳ジャンプの子どもたちに「授業」をしようと思っています。
私の専門分野である「夢を考える授業」です。


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努力する選手の育て方 (辻秀一先生講演記録のマインドマップ)

今日は東京都小学生バレーボール連盟・指導普及委員会による指導者テーマ別研修会に参加しました。


今回の講師は「スラムダンク勝利学」の著者であり、スポーツ関係者のメンタル面を鍛えていらっしゃる「辻秀一」先生でした。辻先生は脳科学の視点から講演をされる方ですから、今日の私の聴講目標は、『自分の教育実践(バレー指導を含む)の裏付けを強化する』ということにしていました。

『聴講目標』という言葉を書いてみました。この言葉はあまり聞かない言葉です。ネットで検索してもあまり出てこないので、私が造った言葉ということにしておきます。

様々な速読術の本を読むと、必ず出てくるのが「読む前の目標設定をする」ということです。この目標設定によって、本から読み取れる内容に大きな違いが出てくるのが速読術の特徴です。こうした読書における「目標設定」は、講演を聴く時にも役立つのではないかと思うのです。「この方の講演からはこんなことを学び取ろう」と目標を立てておくことによって、理解度が大きく違ってくるはずだと思いました。


さらに、いつも通りに「マインドマップ」で記録を取りながら、「最前列」で講義を受けました。なぜ私がいつも最前列にいるのかというと、次のような理由があります。
(1)最前列に座るという行動をすることで、ポジティブに講義を受けるのだというスイッチを脳に入れるため
(2)最前列は講師とプレゼン以外の「視覚情報」が自分に入ってこないので、脳の機能をフル回転させることができる。
(3)誰もやらないことをしている。最前列に座る人は全体の1%程度であろう。これだけで「成功」への一歩である。
(4)講師との距離感が近ければ近いほど「ライブ感」が増加する。
(5)場合によっては講師との交流が生まれる。
大好きな歌手のコンサートなら誰もが最前列に行きたいと思うのに、講演やセミナーになると後ろの方に座りたがる人が増えますね。でも、講師の方にとっては「最前列」で真剣に聴いてくれる人の方にどうしても関心が向くし、大切なのです。講師を自分の味方にするためにも、最前列に座ることをお薦めします。



前置きが長くなりました。いよいよ講演内容の話題を書きます。

今日のお話を箇条書きにしていきます。

(1)スポーツとは
・スポーツをすることによって得られるものは、「元気」「成長」「感動」「仲間」の4つである。

(2)目標の設定について
・夢に対して「根拠」を求めてはいけない。夢を「理屈」で考えてはいけない。
・夢を「理屈」で考えると認知脳が働き出してしまい、論理的に考えて「無理ではないか」というマイナス感情が動き出す。
・「自分は何がしたいのか」という感情論で夢を考えることが良い。
・目標というのは立てただけでは忘れてしまう。
・忘れないための「しくみ」を作っておく必要がある。
・その「しくみ」とは人に「話す」ことであり、紙に「書く」ことである。
・この目標を達成したら「こんなにワクワクするぞ!」という感情を想起することが大事である。
・そのように自分を見通せる技術を「ライフスキル」という。
・目標は他人に与えられたものではなく、「自分で決める」ことが大事である。

(3)目標達成へのプロセス
・一生懸命を「楽しむ」ことができるような心を育てることが必要である。
・自分の成長や変化を目的にしていれば、いろいろなことにチャレンジしていく力が出る。
・結果を重視するばかりだと、「認知脳」が働き出して、「無理」「できない」と考えてしまう。
・「自信」とは自分自身を信じることができることである。
・結果を出せたら自信つくということではいけない。とにかく自分を信じる力を強めることである。

(4)新根性論に基づく指導者論
・指導者の役割は、適切な強い「指示」を具体的に出すことと、選手のエネルギーとなるような「支援」をすることである。
・選手の「感情」と「考え」を理解すること。そのためには選手の話をよく聴く「聴き上手」になることだ。
・「分かってもらえた」という感情は、選手にとってとても大きなエネルギーになる。
・「話し上手」な指導者は、どうしても「分からせよう」とする。ところがこの行動が選手のエネルギーを奪ってしまう。
・「見通す力」もコーチには必要である。これをやったらこのように変化し、成長していけるという過程の見通し。
・「結果を重視する指導者」はどうしても何かとの比較から話をしてしまう。その結果、選手のエネルギーを下げる。例えば、大学スポーツのOBは「俺たちの頃はな・・・」という話をして後輩からエネルギーを奪っているケースがよくあるように。
・選手の成長を自分の喜びとし、心から応援できる指導者が良い指導者である。
・期待ばかりすることは良くない。期待するという行動は、相手のことを勝手に決めつけている行動である。
・視覚情報を与えることが大きな力を生む。100の説明よりも1つの良いモデルを選手に見せてあげる努力をすると良い。
・選手が「練習をやりたくてやりたくてしょうがない」くらいになってほしい。成長や努力をすることによって、自分がどれだけすごくなるかをワクワクしながら楽しめるライフスキルを身につけさせてあげること。


以上、90分間のお話の要旨をまとめてみました。


その後、辻先生は質問にも答えて下さいました。真剣な質問がたくさん出され、小学生バレーの指導者はやはり素晴らしいと私は感じました。質問からのお答も簡単にまとめておきます。

・子どもたちが一生懸命頑張っていることを「分かってあげる」ことと、その分かっているよという感情を伝える努力をすることが大事である。
・夢を持てる子どもにするためには一流選手との「対話」も大事である。サッカー協会は「夢プロジェクト」という活動を通して子どもたちの夢を育んでいる。バレーボール界もそういうことをできると素晴らしい。
・「褒める」ということばかりしていると、「褒められるから頑張る」「褒められないと頑張れない」という他律の意識を作ってしまう危険もあるので褒めのバランスが大事である。
・褒める以上に「信じる」ことに、高いエネルギーを生み出す力がある。「信じる力」をコーチも選手も持てると良い。
・目標を行動化するために、その目標に向かって進んでいく過程を大きく評価してあげること。
・勝ち負けという結果で評価しない。そこまで頑張ってきたこと、成長してきたことに大きな価値がある。
・目標の結果がどのようになっても、それまでの過程で努力してきたことの価値は下がらない。


講演内容は以上です。


私の聴講目標は、『自分の教育実践(バレー指導を含む)の裏付けを強化する』ということでした。
今回お聴きした内容は、すべて自分の学級経営やチーム指導で使っていることです。なので、聴きながら「そうそう!その通りだ!」と心の声にしていました。

私の課題だなと感じたのは、今回の講演内容は理屈では分かっていても、自分の指導実践のレベルがかなり低いということです。結果を求めてもいますし、子どもたちに過度の期待もしていますし、聴いてあげることよりも語りまくっている自分のイメージばかりが思い浮かんでしまいます。大きな反省をさせられました。

今日もこれからバレーボールの練習です。指導者としての自分の成長に対して、そして子どもたちの成長する姿に対して、ワクワクするようなライフスキルを身につけていくことを目標に、一生懸命指導をしてみましょう!


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保護者の思い・・・読み聞かせ 『シニガミさん』

シニガミさん
宮西 達也
えほんの杜


今日の保護者ボランティアさんによる読み聞かせ。タイトルはちょっとビックリしますが、内容はオオカミさんとブタさんの思いやりにあふれる心の交流を描いたものです。
子どもたちは、聴き終わった後にこんな会話をしていました。(学習後に会話の話題になるということは、子どもたちの心に響く内容だったという証拠です)

「最後のさ、あの赤い花をがけの下にオオカミが取りにいった所なんだけど、だれも生きて帰ってこなかった場所なのに、帰ってこれたなんて、奇跡だよね!」
「うん、うん、オオカミが命をかけて取りに行ったから、花を取れても死んでしまうと思ったけど、無事に帰れて奇跡だよ!」

様々な情報刺激を受けて、いろいろなことを考え、子どもたちは心の豊かさを広げていくのですね。

朝の忙しい時間に来て下さる保護者の皆さんに感謝です。
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ドラマ「Q10」から論理的発言力を考えてみる

今、小学生女子に大人気のテレビ番組「Q10」の中で語られた言葉を引用して、論理的発言力について述べてみようと思います。そもそも「論理的発言力」という言葉があるのかどうか知りませんが、小学校の授業で発言される意見や教師の言葉を論理的にするために、そんな言葉を使ってみました。

引用するのは、池松壮亮さんが演じる「久保武彦」が語った言葉です。久保武彦とは主人公の一人「平太」が病院に入院していた時からの友人で、今も引き続き重い病気で長期入院している高校生という設定です。

その久保君がこのようなことを語ります。

「あせっているとか、悔しいとか、この先どうなってしまうんだろうとか、思っていること吐き出したいけど、言われた方も困るだろうしさ。大丈夫だよとか、何の根拠もなく励まされてさ、おれの方もさ、『ありがとう、がんばるよ』ってさ、何をどうがんばればいいのか全然分かんないのにさ、言ってみたりして、うっとうしいよな。」


ああなるほど、この励まされ方は、まったく“論理的ではない”から説得力を持たないのだな。具体的な根拠を示すことができればちょっと違う感じで伝わるんだろうな。そんなことが私の頭に引っかかったわけです。


これを「三角ロジック」に当てはめて考えてみると、こうなるのではないでしょうか。

重病なんだけども「直す方法=根拠」を具体的に示し、進むべき方向性を見えるようにする。
そのために明らかにできる数字的なデータはすべて把握する。
これによって、何をどうがんばれば良いのかを明らかにする。

さらにより優れた行動化を引き出すために、同苦し、共に悩み、寄り添うような気持ちを持つことで、前進への「気づき」を得られるようにしていくこと。「そうか!こういう実態だから、こんな風にがんばれば良いのか!」「自分にはこんな役目があったのか!」「こういう現状だから、自分の夢はこういう夢にしたい!」というようなものが生まれてくれば何かが変わっていきそうだ。

もちろんここに書いた内容は、現実的なものではなく、ただ論理的な発言力に直したらどうなるだろうかと考えたつぶやきみたいなものです。なので、この文章で何かを伝えようとしているわけではありません。ただ、テレビドラマもなんとなく見るのではなく、そこから何かを考えるような見方を子どもたちにはしてほしいなぁと思っています。

身近なドラマについて書いておけば、きっと子どもたちの中に、ドラマを見る時にいろんなことを考える子が現れるかもしれないなと思ったので、つまらない内容でしたが書いてみました。



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マインドマップ「らくらく読書感想文」術

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「マインドマップで作文すらすらワーク」が発刊されて20日ほどたちました。
このワーク作成に向けてまとめておいた記事がありますので再紹介します。
何も指導しないと多くの子が書いてしまう「読書感想文=“あらすじ文”」にならないように、本当に感想文にする方法です。
この記事を8月に8回連載しました。目次をクリックして、記事に飛んでみて下さい。
改善に向けてのアドバイスをコメント欄にいただけると嬉しいです。



【目次】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(1) 【前置き編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(2) 【モチベーション編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(3) 【モチベーションアップ編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(4) 【活用法のスモールステップ編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(5) 【①付箋活用+②あらすじ編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(6) 【感想文の設計図 編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(7) 【実践・実例編】

マインドマップを活用した読書感想文の書き方指導(8) 【推敲 編】


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論理的思考力を伸ばすために 【マインドマップ】

教員は様々な授業研究を行い、教える能力を高める努力をしなくてはなりません。これは教育公務員特例法第21条に「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」と定められている通り、法律的根拠のある行動です。

反対に言えば、「研修を行わない教員がいたとすれば、教育公務員特例法に違反している」ということになります。

私が今、関わっている研究は、多くの学校の教員と変わりなく、一般的な研究組織で学んでいます。

ひとつは当然、勤務校の校内研究です。
ここでは「児童の読解力向上」を研究テーマにしています。

2番目は「区小研」と言われる学校を超えた組織で「情報教育研究部」を運営し、「思考力・判断力・表現力向上を目指す」研究をしています。このテーマは非常に幅広いものなので、次年度はもう少しテーマを狭めて、焦点化していかなくてはならないと感じています。
また、これまで指導してくださった講師の先生からは、「情報教育部がICT機器を活用してくれないと、他に研究してくれる部がない」という指摘も受けています。確かにその通りだと思いました。ICT機器活用を進めながらも、「思考力」「判断力」「表現力」のうち一つに焦点を絞って、研究をしていく必要がありそうです。


次に関わらせていただいている研究に、八王子市のO小学校の研究があります。
この学校では、PISA型の学力テストで世界一になった「フィンランドの教育メソッド」に関心を持たれていて、低学年部会の国語の研究で「論理的思考力」を伸ばすためにはどうしたら良いのかを試行錯誤されています。

なぜ私が、このO小学校にアドバイザーとして招かれているのかというと、低学年担任の先生方が「マインドマップ」を授業で活用できないかと考えられて、私に声をかけていただいたわけです。

アドバイザーを仰せつかったからには、何もしないわけにはいきません。自分自身でも「論理的思考力」ということに関して研究しなければなりません。そこで、まず手始めに、下記の2冊の本をマインドマップにまとめてみました。

論理的な考え方が面白いほど身につく本 (知りたいことがすぐわかる)
西村 克己
中経出版

論理的な話し方が面白いほど身につく本―伝えたいことを相手にわかりやすく上手に話す基本スキル35 (知りたいことがすぐわかる)
茂木 秀昭
中経出版


マインドマップの説明までしていると、文字数がとんでもなく多くなるので、ポイントの一部分だけ書き残しておきます。

(1)論理的な思考をするためには、まずは水平思考で考えを広げ、その後、垂直思考で論を掘り下げるという方法が必要である。

(2)問題を解決するためにには、その原因を究明し、「なぜ?」という質問を仕掛けて、答えを引き出す手法を持っていると良い。

(3)「三角ロジック」という手法を常に意識することが大事である。

(4)図解することによって、ロジカルな思考をし易くなる。「図形枠」「矢印」「キーワード」が図解の『三種の神器』である。


4つしかあげませんでしたが、本を読んでいただければ、私のかいたマインドマップが、もっと分かりやすくなるはずです。

担任している4年生の子どもたちや、辰巳ジャンプの部員にも、『論理的な思考力』が身につくように、工夫しながら指導をしていくつもりです。

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ヤクルトスワローズ杯争奪 23区少年野球大会 開会式

今日は朝から「大田スタジアム」に足を運びました。自分の学年にいる男子がたくさん所属している野球チーム「やまと」さんが、江東区の大会を勝ち抜いて「東京ヤクルトスワローズ杯争奪 東京23区少年野球大会」に出場しているからです。今日はその開会式。素晴らしい晴天の下、晴れ晴れとした姿で入場行進をする子どもたちを一目見たかったのでかけつけました。

天気も良かったので、モノレールに乗って、流通センター駅から徒歩で大田スタジアムへ。スタジアムの外には開会式を前にして、整列しているたくさんの子どもたちがいました。(これだけ多いと見つけられないかなぁ?)と思いながら歩いていくと、いましたいました!かっこいいユニホーム姿の子どもたちが。チームの邪魔になってもいけないので、遠目から“見に来たよ!”と手を振ってあげると、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

さて、スタジアムの中に入るときれいな緑の人工芝。こんなにきれいな野球場だったのかとけっこう驚きました。私は地元に住んでいながら、初めて入ったのです。ここではプロ野球のイースタンリーグや教育リーグも開催している球場なので、時間を見つけて観戦に来てみようと思いました。



開会式は選手入場からスタートします。開会式だけはすべての参加チームにとって「晴れの舞台」です。ここまで勝ち抜いてくるまでには、監督さんやコーチの皆さんは、「子どもたちに勝たせてあげるためにはどうしたら良いか」ということを四六時中考えているでしょうし、保護者の皆さんは様々な苦労を乗り越えながら、子どもたちを支えてきたはずです。そして、ひとつの目標に向かって子どもたちも練習に試合に頑張ってきたのです。
入場行進をしている子どもたちの姿を見ながら、目を潤ませているお母さんもきっといたことでしょう。

大きな舞台の始まりです。これから始まる他区のチームとの試合でも、自分たちの力を大いに発揮し、好結果を残していけるよう心から応援しています。



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【本の紹介】保護者の思い・読み聞かせ「母なる地球のために」

母なる地球のために
シム シメール
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昨日の保護者ボランティアさんによる読み聞かせは「母なる地球のために」でした。

環境問題を学習している4年生としては、タイムリーな本を読んでいただきました。これまでの半年間に、「トンボ保護活動ならびに区の発表会参加」「水道キャラバン」「清掃局のふれあい環境学習」「エコっくる江東見学」「水再生センター見学」という体験学習を通して、地球にやさしい学びを深めてきました。さらに今月は「シャープ環境学習」で地球温暖化について学びます。

そうした学習の中なので、今回の本に対しても予備知識がたくさんありましたから、深い理解をしている子どもたちです。

絵本の中に登場する数々の動物がなんとも悲しげに描かれていることが心にイメージとして残る一冊でした。



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Q10女子、増殖中!

小学生の子どもたちに流行りそうなドラマがあります。日本テレビ、土曜21時に放映されている「Q10」です。

このドラマは、AKB48の大エース「前田敦子」さんがふんする女子高生のロボット「Q10(キュート)」が、様々なエピソードを通して成長していく人間模様(ロボット模様かな?)を描いているドラマです。

我が4年生クラスでは、さっそくこの「Q10」のことをマネする女子が出始めました。
(最初にマネしたのは何を隠そう、この私ですが・・・)

どんなふうにマネをしているのかというと、

①歩き方(特に曲がり方)をQ10式にしている。

②姿勢が正しい。

③ぎこちない動き方をしてみる。

④話し方がロボット風である。

⑤無表情を貫き通す。

といったことです。


そんなわけで私のクラスでは、しばらくの間、「Q10女子」が全盛期を迎えそうです。

「Q10」は姿勢が正しいロボットなので、子どもたちも同じように姿勢を正しくすることを目標にしていきたいと思います。


今日は、Iさんがず~っとQ10のまねをして、すました表情でロボット的な動きをしていました。

きっと「Q10」の言葉や動きをマネする子どもたちが増えていくことでしょう。
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