神津島の小学生との交流で2012年をしめくくる

再生・辰巳ジャンプ。辰年のしめくくりは神津島の小学生バレーチームとの交流試合を行いました。これは来年、東京で開催される国体のビーチバレーボール会場が神津島になることもあって、その担当者である中村中学・高校のS先生が企画してくださり、顧問であるN先生から辰巳ジャンプに声をかけてくださったことから実現したものです。神津島からは10名の小中学生が参加し、27,28日の2日間にわたって一緒に練習をすることができました。中村中学・高校の体育館は冷暖房が完備していてとても温かく、快適な環境で練習できたこともありがたかったです。

ご招待いただいたお礼にもなりませんが、ブログの中で学校の紹介をさせていただきましょう。

中村中学・高校の公式サイト

この2日間は、辰巳の子どもたちにとっては心トキメク出会いもありました。

まずは元・全日本女子チーム監督、元・全日本ビーチバレーボールチーム監督(アトランタ五輪5位入賞)である岩本洋先生が、2日間、神津島ジュニアチームのコーチとして一緒に練習してくださったことです。私から子どもたちに「あの方はね、全日本チームの監督をしていた方なんだよ。」と教えると、子どもたちはそんなすごい方と出会えることに不思議そうな表情をしていました。小学生バレーボールの世界は、トップレベルの方々との出会いがけっこう身近なんです。

次に2日目の午前中には、元全米オリンピックチームのセッターで、中村高校卒業生であるヨーコ・ゼッターランドさんが応援に来てくださり、辰巳ジャンプの子どもたちとも一緒に練習をしてくれました。優しく教えてくれるゼッターランドさんの指導に、つかの間の安心感を覚えていた子どもたち(2日間の私の指導が厳しめだったため)。1年の最終練習の日に素敵なプレゼントをいただきましたね。

ヨーコ・ゼッターランドさんのホームページ


試合の方は、6年生の強さが光り、中村高校のS先生からも「土日中心の活動で、よくこれだけのバレーボールができるようになるもんだね。」という言葉もいただきました。

新チームはまだまだこれからですね。今日も1セット勝っただけであとは全部負けました。これで通算7勝49敗。たくさんの課題の山を越えていかないと美しい眺めは見えてきません。子どもたちには山登りにたとえてこのようなことを話してあります。
「今は登山口に入ったばかりで、まだまだ先が長い。頂上まで登っていくためには、これからたくさんの大変な道を進んでいかなくてはならない。いっぱい経験をして力をつけて、全員で頂上にたどりついた時には、見たこともない見事な眺めが広がっていく。新チームは今の6年生チームよりも高い山に登っていくよ。」


さて今回、神津島の皆さんと交流することができましたので、少し神津島のアピールもしておきます。

神津島村役場オフィシャルサイト
子どもたちは、神津島が東京の海のどのあたりにあるのか確かめておきましょう。

2013年東京国体ビーチバレー会場案内

幻の赤イカを贅沢に使った絶品の「塩辛」
この塩辛、ものすごく美味です。トビッコも入っていて、プチプチ食感も同時に味わえます。ご飯が進む一品です。一度お取り寄せしてみてはいかが。

他にもいろいろな名産品があります。ぜひ一度、調べてみてください。

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教えた成功法則をさらに広げていく小学生

辰巳ジャンプで大切にしていることのひとつに「3%成功理論」というものがあります。これはアファメーションで有名な「望めば叶う」の著者であるルー・タイス氏の考えを私なりに応用して使っているものです。

望めば、叶う―自分を高め人を導く成功法則
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日経BP社


まずはこの本に書かれていることを紹介します。

目標を設定するかしないかで、ほんとうに最終的な達成感に違いが出てくるのだろうか。一言で言えば、答えは「その通り」である。わたしは何年も前から、みなさんの手伝いをして、正しい目標設定こそすべてを可能にする現実的な習慣であることを理解してもらってきた。こんな例がある。1953年のエール大学卒業生を対象とした調査だ。学生たちに、彼ら自身についていろいろ質問したのだが、そのなかに目標に関する項目が三つあった。
「あなたは目標を設定していますか?」
「その目標を書きとめてありますか?」
「目標を達成するための計画がありますか?」
全部の質問にイエスと答えたのは、学生の3%にすぎなかった。

20年後、追跡調査が実施された。その結果、目標設定に関する質問にイエスと答えた3%の学生は残りの学生に比べて幸せな結婚をし、選んだ職業でも成功し、家庭生活にも満足し、健康状態も良好だった。それだけではない。53年卒業生の総資産の97%は、この3%の手に集中していたのだ。これでおわかりになっただろうか。はっきりした目標を決めると、それまでは閉ざされていたチャンスが開かれ、これからお話しするような、一生を通じて役に立つプロセスが始まる。 


この文章に「3%成功理論」の根拠を得て、辰巳ジャンプでは子どもの指導に使っています。どんなことでもいいから「3%」に入る努力をしなさいということを年がら年中言い聞かせています。ただ「3%に入れ」と言っても具体的ではないので小学生の子どもたちには分かりにくいため、私から例をあげながら最後は子どもたちに、自分の行動を決めさせるように指導していきます。

例えば、日曜日の交流試合の前に教えたことが「トイレの法則」でした。この法則は現6年生がしっかりと心に刻み、心がけてきた成功法則です。

「トイレのサンダルが乱れていたら、きれいにそろえなさい。そういうことは子どもとか大人に関係なく、やらない人はまったくやらない。毎回毎回サンダルをそろえる人は、まさしく3%もいないだろう。だからそういう人は神様のような力を持つのです。6年生はチームとして7年ぶりの都大会を勝ち取ってきたけど、今教えた3%のこと、トイレのサンダルをそろえるということを意識して取り組んできました。
バレーボールだけじゃなくて、どんなスポーツでも強いチームは誰よりも早く体育館に行って準備をし、最後まで残って片付けをします。強いチームの先生も子どもたちも、誰もやらないことをすることで勝てるようなチームになることをわかっているんだね。もう分かったでしょ、辰巳ジャンプは強くなるために“3%の行動”をします。今日はまずトイレに行ったらサンダルをそろえるようにしてごらん。」

この言葉を受けて、素直に行動してくれるのが新チームのすごいところです。翌日、ある子の反省ノートを読んでみると次のように書いてありました。

「先生からトイレのサンダルをそろえることが大切だと教えてもらったのでやろうとしたら、サンダルがありませんでした。だから、ティッシュで手洗い場をきれいにふいてみました。そしたらなんだかすごく気持ち良い感じがしました。」

この行動に大きな拍手を送りましょう。私たちのチームの子どもたちは、こんなに応用力があるのです。

『お金や物よりも健康の方がすぐれている。その健康よりも心の強さが一番である。』という価値観を実感させたい。そのために、たくさんの知識を与え、その知識が行動につながるように具体的な目標を立てさせ、行動した体験から知識を統合化させ生きた智慧とし、適切に評価し、そして子どもに評価を返し、プチ成功感を積み上げて自尊感情を育て、自然に心を鍛えることこそ本当のメンタルトレーニングであると私は考えます。そして教育実践します。

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努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方
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23日の個人成績と今日の成長

まず23日の練習試合の個人成績を発表します。

【サーブ成功率】チーム86%
1位 リナ・ルナ 100%
3位 サエ     90%
4位 シャノン   86%
5位 アナネ    85%
6位 ネネ     80%
7位 ルミカ    79%
8位 ミキ     67%

【サービスエース率】チーム28%
1位 サエ   50%
2位 ネネ   45%
3位 シャノン 29%
4位 リナ   25%
5位 ルミカ  21%
6位 アカネ  15%

【スパイク成功率】チーム65%
1位 ネネ   82%
2位 シャノン 67%
3位 アカネ  56%


今日は午前中のほとんどを体育館の大掃除にさきました。
もっとも気になっていた体育館倉庫の乱れを徹底的に掃除し、この倉庫はこんなに広かったんだと思えるような整理整頓をすることができました。ここまで全力投球で整理整頓をしたのは、私が勤務していた当時の2006年以来、6年ぶりのことです。この6年間の積もりに積もったホコリをスッキリ落とすことができました。本当は学校の体育主任の仕事かな(笑)

新チームの成長は今日も感じられました。昨日の練習試合よりもずいぶんバレーボールらしくなってきました。この2日間でもっとも成長した子はレフトエースアタッカーです。スパイクのコツをつかみ始めています。もともと馬力はある子なので、正しいスパイクフォームで打てるようになってくれば本当のエースアタッカーになってくるでしょう。

新チームの最も大きな課題は、今いる4年生8人全員が、バレーボールをやり通せるかどうかにあります。一人も脱落させるわけにはいかないと指導する私は思っています。このチームを伸ばすには、8人全員の個性が必要です。保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
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宇宙で一番で素直な辰巳ジャンプ

今日は弥生第一さんにお招きしていただき、クリスマス交流試合。新チーム全員で参加しました。

今日の最大の課題は「全力あいさつ」でした。小学生バレーボールチームのこうした交流試合の場合、子どもたちの心を鍛える意味もあって、試合前の開会式で「チームあいさつ(紹介)」をキャプテンがすることが多いです。辰巳ジャンプ新チームのチームイメージ目標は「宇宙一うるさくて元気な楽しいチーム」「誰からも応援されるチーム」なので、こうしたチームあいさつではダントツのNo.1でなくてはなりません。キャプテンには1週間前に何を話すのか宿題に出し、行きの車の中で全員練習すると伝えてありました。私はどんなあいさつをするのかとても楽しみにしていました。

「おはようございます!私たちは江東区から来た辰巳ジャンプです!私たちの目標は宇宙一元気で誰からも愛されるチームになることです!今日一日、全力で頑張ります!(全員で『頑張ります!』)よろしくお願いしますっ!!!」

それはそれは清々しいあいさつをしてくれました。体育館の空気が一変するくらいに。見ていた大人全員が笑顔になり、私のところには「いいあいさつだね!」「すごい元気な子たちだね!」「良いチームだね!」「今後が楽しみだ!」と、このような声が集まりました。開会式直後にも子どもたちに、「今日のあいさつはどうだった?」と質問をすると、全員がニッコリ。私からも「目標通り、あいさつは優勝できたね。」と伝えると、「やったぁ~!」と大喜びする子どもたち。この純粋さ、素直さが新チームの最大の魅力です。
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マインドマップのフォトチャンネル紹介



私の「マインドマップフォトチャンネル」を紹介します。全部で99枚のマインドマップ画像をスライドで見ることができます。
私がかいたものだけでなく、教え子や教員研修で指導した時の受講生のものなど、様々なマインドマップを載せています。
どうぞ参考にしてください。

1月にはマインドマップ紹介講座も開く予定です。
冬休みはバレーボールの練習試合をしながらも、その準備も入念にするつもりです。
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4年生だけど新チームなんです!・・・1年早くスタートします!!!

辰巳ジャンプは私の仕事の都合もあり、1年ごとの勝負をさけ、2年きざみのチーム作りをしています。

7年ぶりに都大会出場を果たした今年の6年生チームも5年生から2年がかりでチームを作り上げ、成果を上げました。次の新世代も同じように2年計画でチーム作りを進めます。

辰巳ジャンプ新チームは8人の4年生が中心メンバーです。5年生はいません。この8人全員がレギュラーです。

現6年生の4年生後半時代に比べると、新チームはかなり経験値が高いです。なにしろ、2012年度に出場した4大会すべてで決勝戦に進み、2回優勝した経験があります。この大成功体験は非常に大きく、子どもたちの自尊感情を高めることにつながっています。

私自身の小学生時代を振り返ってみても、4年生後半から入部した野球チームで5年生時代に小さな大会でたくさん優勝して自信をつけ、6年生の5月に行われた東京都大会で優勝できた経験があります。この時は子どもながら負ける気がしなかったことを今でも鮮明に覚えています。

今の辰巳ジャンプ4年生は、現状では未熟な面がたくさんありますが、レベルの高い6年生チームが練習試合の相手をしてくれていますので、毎週毎週、進化していることは確かです。1ヶ月練習すれば、まったくの別チームになっているという、面白いくらいのスピードで成長しています。

ミカサ杯教育大会のスタートまであと1ヶ月となりました。1ヶ月あれば劇的に成長できるチームです。なにしろ「宇宙一」を目指してます。宇宙大に広がる子どもたちの可能性を信じて、いろんなことを教えながら指導をしていくつもりです。保護者の皆様、楽しみにしていてくださいね!!!
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嬉しい! チームのクリスマス会

今日は辰巳ジャンプにとっては特別な日でした。


新チーム(4年生)は体育館で午後の4時間半、猛練習に励み、かなり良い感じになってきました。2期生先輩である「しもけい」が練習に来てくれたことも良い練習になった要因です。

何が良い感じなのかを書いておきます。

(1)練習中、すごく元気である。
   このことについては小学生バレーボール界のすべてのチームに匹敵する元気さがあると言えます。

(2)練習のない日に、個人的に練習していることが感じられる。
   練習時間が短い辰巳ジャンプ。平日に個人トレーニングをしているかどうかで大きな差となってあらわれます。
   私が教えてもいないのに技術が伸びている子がいます。誰も見ていないところでの努力をする子がいるのです。

(3)サーブ力のアップ
   ミスが多かったサーブも、少しだけ安定してきました。しかも強いサーブを打てるようになってきた子が増えてきました。

(4)チームイメージの高さ
   いつも前向きで、ポジティブな思考のできる4年生です。これをそろそろ行動面でも表現できるように指導していきます。

(5)自損感情の高さ
   4年生チームのチーム目標は「宇宙一元気でうるさいチームになること」「2013年中に都大会に出場すること」「2014年に辰巳ジャンプ
   史上最高成績を出すこと」・・・こうした目標を本気で挑戦しようという気概をみせてくれる子どもたちです。いつでも笑顔で、バレー
   ボールを楽しめる素質を持っています。指導者として、この子達の自尊感情の高さを感じています。



さて、特別な日とは、練習のことではありません。チームのクリスマス会を開いたことです。今回は、保護者の皆さんの工夫で、嬉しいことに「6年生企画」が盛り沢山であったことが特別でした。

まず私が心から楽しみにしていたのが、6年生が作った「シチュー(写真参照)」です。私自身、シチューは自分でもこだわって作る人間なので、味にはうるさいのですが、それよりも6年生たちが心を込めて、楽しみながら作ってくれたことが本当に嬉しい!!!やっぱり料理は「心」ですよね!本当に「マイウー」でした。



もうひとつの幸せは、子どもたち全員のメッセージカードをまとめた「クリスマスカード」をもらえたことです。




チームのお母さんたちが子どもたちを指導して用意してくださったのでしょうが、辰巳ジャンプの保護者の皆さんは、私の心のウルウルするツボをしっかりつかんでいますね。このメッセージ集は、最高のプレゼントでした。本当にありがとうございました。
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この冬はノロウイルスに厳重注意!!!

東京都の報道発表によると、この冬、ノロウイルス等の感染性胃腸炎の流行が警戒基準を超えたということです。

東京都の報道発表「都内での感染性胃腸炎の流行警報  ノロウイルス等の感染性胃腸炎が警報基準を超えました」

このサイトの情報(グラフ)を見ると、感染性胃腸炎の流行数は過去5年間にはない異常に高い数値が記録されています。

感染性胃腸炎についての知識はこちらでどうぞ。

感染性胃腸炎について(東京都の報道発表)

予防のポイントだけ転載させていただきます。

・最も大切なのは手洗いをきちんと行うことです。特に排便後、調理や食事の前には、その都度、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・便や吐物を処理する時は、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。(中心温度85℃で1分以上の加熱が必要です)


ノロウイルスの怖い面は、乾燥して空気中に漂っても死なないことです。また、感治したと思っても腸内に2週間くらい潜伏することもあるようなので、やはり入念な手洗い習慣が必要なのでしょう。

この記事を読んだ方は、今すぐ「ノロウイルス対策」に動き始めてください。
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ミカサ杯教育大会第3支部江東中央地区予選の組み合わせ

子どもたちに予告してある通り、1月の大会の組み合わせ表を公開します。

ミカサ杯教育大会第3支部江東中央地区予選

何しろ新人戦ですから、何が起こるかまったく分かりません。うちは学年が下の4年生チームですから、奇跡を信じて大騒ぎしながら戦いましょう。

今日決めたチーム目標達成に向かってチャレンジの開始です。大会まで1ヶ月もありますから、もっともっとうまくなって、他のチームを驚かせてしまいましょう。今日は大会の組み合わせを決める代表者会議の中で、辰巳ジャンプにきっと合うだろうと思える練習のヒントを得ました。1週間いろいろと考えて、来週の練習に間に合うように計画を立ててみます。お楽しみに!!!

あっ!それから来週は6年生がみんなのためにお料理を作ってくれるそうですね。これまた楽しみ楽しみ!!!
面白くて美味しい料理を期待しています。
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「自問自答」が脳を鍛える⇒頭が良くなる

今日は全員参加の練習ができました。やはり全員そろって練習をしないとチーム力が上がりませんので、チーム保護者の皆さんは是非とも子どもたちを休ませないようにお願いします。

多くのチームは練習終了後のミーティングに力が入るのではないかと認識しています。しかし辰巳ジャンプは練習を始める前のミーティングに大きく力を入れています。その理由は、練習後にいろいろなことを教えたとしても、家に帰ったら忘れてしまう。また、ミーティングで学んだことを実際に練習で試すことができません。練習が終わった直後で疲れてもいるし、くどくどと話をしてもしょうがないかなと思っています。だから練習後のミーティングはほとんどしません。

その代わりに練習前のミーティングは入念にしています。教えようと思っていることはすべて練習前に伝える。子どもたちのモチベーションもアップしますし、その日の練習テーマをずっと意識化しながら取り組むことができる。練習前に指導したことが精神的な柱となってその日の練習を支えてくれる。練習中も「このことが最初に教えた事なんだよ。」と裏付けを与えれば、子どもたちは「ああ、そうなんだ、本当に先生が言っていた通りになるな。」と自信を深めることにつながる。また、練習前にいろいろなことを考えさせるようにすれば、脳の「やる気スイッチ」が入り、練習効果が上がります。

こういうことを「メンタルリテラシー」=「脳の使い方」といいます。


今日の練習前に教えたことのひとつは「自問自答」ということです。自分に問いかけ、自分で答える。どんなことに対しても、まずは「本当にそうなんだろうか?」と疑問に思うこと。それがたとえ学校の先生が言っていることだとしても、まずはじめに「本当にそうなんだろうか?」と問いをおこし、「なぜそういうことになるのか?」「なぜそういうことをする必要があるのか?」「それをやったらどうなるのか?」「そのことを言ったのは誰なのか?」など、様々な問いかけをし、自分なりの答えを必ず出す。そして出した答えが正しいのかそうか、先生や先輩、親、大人、友達などに確かめてみる。納得がいかなかったら自分で調べてみる。このような習慣を身につけることだけで、学校の成績などは一気に良くなります。

もうひとつ教えたことはこちらの本に書いてある成功法則です。
夢をかなえるゾウ
クリエーター情報なし
飛鳥新社

この本には人生に成功するための24種類の方法が面白おかしく紹介されているのですが、今日はその中から「応募する」ということを教えました。コンクールとか標語募集とか懸賞クイズとかに応募してみることで、意外にお金をかせぐことができるんだと教えました。子どもでも大人でも、多くの人は「自分にはできそうもない」「どうせ当たるわけはない」と決めつけてしまい、応募する努力をしません。これは推測になりますが、きっと応募する人というのは全体の「3%以下」なのではないでしょうか。そうすると応募するだけで私がいつも言っている「3%以内」に入ることができるのです。
この半年の間に私自身、ちょっと頑張って「応募をすること」によって、40万円以上のお金をかせぎました。もちろん自分のふところに入るお金ではなく、学校などの組織的に使うお金ですけど。A4の応募用紙2枚書いて25万円とか、15万円とか、応援してくれる人たちっているものです。
子どもの世界だって、ちょこっとしたコンクールに応募して賞を取れば、3万円の図書券をいただけたり、1万円分の賞品をいただけたりします。俳句や標語ひとつ応募するだけでそういう賞を手にすることだってあります。要するに無関心でいることをせず、いろんなことに関心を持って行動を起こすこと。こういう前向きな習慣が大事なのです。

これが今日子どもたちに教えたことです。

辰巳ジャンプの目標は「誰もが応援したくなる子どもたちを育てる」ことですから、頭が良くて性格も良い、気持ちも強い優秀な子どもたちを育てれば「どうしたらあんな子どもに育てられるのだろう?」といろんなチームの保護者の皆さんが言ってくれるでしょう。辰巳ジャンプの保護者の皆さんはご家庭でも親業を頑張っていただき、「自問自答」できる子に育ててくださいませ。
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『レ・ミゼラブル』♪民衆の歌を口ずさみながら

『レ・ミゼラブル』♪民衆の歌/オールキャスト


私は毎朝、帝国劇場の前を通って通勤しています。最近は夜が明けるのが遅くなったので、まだ太陽も出ていない暗い中を歩いています。誰もいない有楽町界隈を歩いていると少しさみしい気分にもなるので、帝国劇場の『レ・ミゼラブル』の看板を目にしながら、『民衆の歌』を口ずさむこともあります。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
戦う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い生命が始まる
明日が来た時 そうさ明日が

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうに世界がある
戦えそれが自由への道

戦う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い生命が始まる
明日が来た時 そうさ明日が


悔いはしないな たとえ倒れても
流す血潮が潤す祖国を
屍超えて拓け明日のフランス

戦う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い生命が始まる
明日が来た時 そうさ明日が

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうにあこがれの世界
皆聞こえるかドラムの響きが
我ら夢見た明日がくるよ

列に入れよ 我らの味方に
砦の向こうにあこがれの世界
皆聞こえるかドラムの響きが
我ら夢見た明日がくるよ

あー、あー、あー、明日は!!!!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


こうして1日の戦いを始めています。
そして明日に向かって前進しています。
自分の心の中にある「打ち破るべき壁」を破り、明日へのフラッグを掲げます。
自己の弱さとの闘争モードスイッチの入れ方のひとつです。
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昨日前進、今日は後退、それでもいいんですっ!!!

新チーム4回目の練習試合は少し課題の残った1日になりました。なにしろ一つ一つの技術が不安定なものですから、サーブが走れば勝ちますが、相手がミスしてくれないと、自分達で点を取るということができません。サーブ以外の決定力がないからです。試合ぶりを見ていると、まさに「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる」という水前寺清子さんの歌の通りです。

ということで、どんな歌なのかを教えておきましょう。(この歌でも応援歌を作っちゃいましょうか???(笑))

三六五歩のマーチ 水前寺清子 2011'(5) UPA‐0141


今日は宿題を出しました。「試合の目標を考えてくる」ということです。4年生の子どもたちはチームビジョンにかかわる目標はすごく意識しています。「君たちの目標は何?」と質問すると「宇宙一元気でうるさいチーム」「世界一元気なチーム」ということは即答で出てきます。それはそれでよろしいのですが、具体的な「試合目標」を考える機会を作らなかったため、勝敗にこだわる気持ちが少し弱いような感じがします。支部7位以内が都大会出場圏なので、4年生の今は、これを目標にしても良いかもしれません。4年生はこのブログ記事を参考にしながら、来週までに試合目標をしっかり考えてきましょう。また、6年生になるまでの試合目標もそろそろ必要です。2014年5~8月に行われる「全日本小学生バレーボール大会」が4年生の最大の目標になります。

宿題です。よ~~~く考えてきましょう。


もうひとつ、4年生にふさわしい応援歌があります。「ありがとうの歌」です。小学生バレーボールの合言葉も「ありがとう」です。この歌も聴いて元気になりましょうね!(井上の大好きな歌です)

ありがとうの歌



ついでにこの歌もいい歌だから覚えましょう。小学生バレーボールのテーマソングです。
6年生は教育大会で、この歌を歌って応援してほしいな!
全日本小学生バレーボール大会テーマソング「明日にアタック!」

【歌詞】
コートにひびく さわやか声は
あなたと私 つなぐライン
ほほに流れる ひとつぶの汗
泣いたりしない 負けた時も
見上げればパス 受けとめてトス
ねらい打てアタック
ワンツーファイトファイトオー
ワンツーファイトファイトオー
明日にアタック

ボールがはずむ はつらつ空に
あなたと私 かわすサイン
いつかもう一度 ここで会いたい
かさねる手と手 ちかう言葉
見上げれば風 受けとめて夢
ねらい打てアタック
ワンツーファイトファイトオー
ワンツーファイトファイトオー
明日にスパイク

ワンツーファイトファイトオー
ワンツーファイトファイトオー
明日にアタック



辰巳ジャンプの先輩が出場する春高バレー全国大会のトーナメントも決まりました。
バボちゃんネット
1月5日にはみんなで応援に行きましょうね!
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チームビジョンは新チームが実現しそうだ

ホームページのフロントページにも書いていますが、辰巳ジャンプのチームビジョンは「誰もが応援したくなる子どもたちを育てること」です。これまでチームを引っ張ってきた6年生も、このビジョンを意識しながらとても謙虚なチームに育ってきました。研究熱心ですし、努力を惜しまない子どもたちです。辰巳ジャンプの7年ぶり都大会出場を勝ち取ってくれた6年生です。

11月に入って新チーム(4年生チーム)に切りかわり、今日で3回目の練習試合(その間に江東区大会1度)となりました。これまで1ヶ月間のチーム作りをしてきたわけです。その過程で強く感じることがあります。それは「この4年生チームがチームビジョンを実現してくれる世代だったんだ」ということです。この新チームの試合ぶりは保護者の皆さんも高い評価をしていますね。どんなに苦しい試合になっても決してあきらめない。いつも元気だし、いつも一生懸命。何よりも、ボールをなかなか落とさない驚異的なねばり強さがあります。バレーボールの試合は、自分のコートにボールを落とさなければ勝てるわけです。

辰巳ジャンプ4年生チームはまさに「誰もが応援したくなる子どもたち」であると言えます。心が真っ直ぐなのです。

以前、辰巳ジャンプの合い言葉にしていた言葉があります。

青は藍より青し

どういう意味かというと、弟子が先生よりすぐれた人になるということです。辰巳ジャンプでは、この言葉を「先輩が作ってきた伝統よりももっとすごい成績を残せる、もっと良いチームになる、もっと素晴らしい選手になる」という意味で使ってきました。6年生が復活させた辰巳ジャンプの伝統を、それ以上のチームの歴史に変えていく。それが4年生チームの使命です。

頑張ろう!4年生!!
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