ド素人の智慧

これはよくある話です。

バレーボールや体育の授業の中で、子ども達は自分ができないことに出会うと、その不安を解消するために必ずいう言葉があります。
「先生!やって見せてよ!」
真面目な先生(年配の校長クラスも含めて)は、そういうケースに何とか応えなくてはいけないと考えて、日頃からトレーニングしてお手本を見せようとします。しかし、私は教員生活を通しての無理がたたり、体が自由に動かないためにお手本を見せるなどできません。そこで一言。

「先生、やってみせてよ!」
「できるわけないじゃん!!!」

素直にできないことを認めます。私はすでに20年前にプレーヤーは引退。指導者の道に進んだわけなので、無理してお手本を見せようとは思いません。その辺の現状をわきまえないと怪我してしまいますから。
それからお手本を見せなくても指導の工夫はいくらでもできますし。
指導者は「プレーヤーとしてのプライド」は捨てるべし。これが私流です。

ちょっとツブヤキでした。
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2002年の締めくくりはイノッチ関連の子どもたちで

今日は徳持JVCが辰巳まで来てくれて合同練習をしました。
徳持は私が前任校で指導していたチーム。
そして辰巳っ子が今指導している子どもたち。
こうして自分が創った2チームが集まると、バレーのバの字も知らないド素人指導者からスタートして、失敗に失敗をくり返しながら、それを乗り越え今まで頑張ってきたことがよみがえり、ある意味「自分で自分を誉めたい」気分になりました。

練習では、強引に「辰巳流」を徳持さんに押しつけてしまい、あさこパパさんには申し訳ない限り。反省しています。パパさんに昼食時の懇談で練習のねらいを聞いて、(悪かったかなぁ・・・)と思い、しかし密かに(その練習、盗ませていただきま~す!)と思っていたんで~す!(笑)m(_ _)m

辰巳ジャンプ、今日の前進・・・
(1)2年生のサーブに安定感が出てきた。
(2)3年生はAチームでも使えるめどが立った。
(3)休みが出た場合のフォーメーションにバリエーションがひろがった。
(4)正セッターの自覚の高さは100%の信頼に値する。
(5)さらに新しいコーチ(若きママさん。お姉さんと言っても遜色ない!)を一人頼めそうである。


チームを創った当時の初心を思い起こせば、「地域に根ざした、地域に愛されるチーム」を創ることでした。今、そうした手応えも感じながら新しい年に向けてスタートできることを幸せに感じ、また感謝しつつ、辰巳ジャンプの2002年を締めくくります。
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0ポイントの意識付け理論

昨日は町田三小に初めて遠征。町○Vさん、小○Fさんと初の練習試合をさせていただきました。結果9勝1敗。新チーム通算36勝33敗。1セット、信じられない崩れ方をしてくれた。ミスにつぐミス。コートサイドでラリー中にもわざとごちゃごちゃ小言を言い続けたセット。こういうハードルはまだまだ越えられないのかな・・・。(ほとんどイジメです。いや~な監督。 苦笑。)

題名にあるように、今年の5年生の自覚は、時として私を怖がらせてくれる。「うまくなりたい!」「強くなりたい!」「負けたくない!」という目をしている。態度で表す。
昨日は、昼休みでボールが使えない時に驚かされた。指示もしていないのに自分達でトレーニングをはじめた。3年生にフォーメーションやスパイクの打ち方などを粘り強く教えていた。まいりました。美しい姿でした。
「この子達に結果を出させてあげられなかったら・・・指導者失格だ・・・」
そんなことを感じさせる5年生。監督・選手の異体同心で進もう!

☆解説:一心同体ではダメ。
    異体・・・個性。
    同心・・・心は動くもの。動きながらも同じ心で進むという意味。
    一心・・・同じ志で進むという意味ではOK。
    同体・・・同体などありえん!



さて、「0ポイントの意識付け理論」の実践を低学年にしてみました。

私 「1・2・3の声の意味はこの前教えたよね。」
2年「うん! いちっ、にっ、さんっ!ていうんですよね!」
私 「そうそう。じゃあ、“いちっ”の意味は?」
子供「・・・・・???」
私 「ボールが落ちる所に動くだったよね。じゃあ、にっ! は?」
2年「かまえるんだよ」「うん、そうだよ!かまえ!かまえ!」
私 「さんっ! で打つんだよね。 では、今日は“ゼロ”を入れるよ。
   ゼロってな~んだ?」
2年「1の前だからぁ、用意するってこと?」
私 「すごいね!よくわかるね! だからかけ声に『0』を入れるよ。」
子供「は~い。」
私 「『は~い』はダメでしょ、『はいっ』だよね。」
子供「はいっ!」
私 「『0・1・2・3』じゃかっこ悪いから、
   ゼロのところは『はいっ』って言うんだよ。
   『はいっ!』っていわなかったらボールを打たないからねぇ!」
子供「はいっ!」

ということでした。結果、意味・動きの分かっていない子は「はい」の0ポイントが声に出ないことが判明。「準備⇒動く⇒構え⇒パス」というパスのステップを低学年に指導する有効な方法であると思います。
どうぞご活用ください。
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二砂小にて練習試合

今日は二砂小におじゃまして練習試合。
参加は二砂さん・みなみさん・青柳さん・辰巳の4チーム。
10セットやらせてもらい4勝6敗。通算27勝32敗。
課題としていたエースのストレート打ちが開眼。そのとたん、今日負け無しだったチームに唯一の黒星をつける。苦労してクロススパイクを打ってもことごとく拾われていたのに、ストレートに打てるようになっただけで決定率が倍増する。
「ストレートに打て!」とさんざん私に叱られ、泣いていたエースも、いとも簡単に決まっていくスパイクに手応えを得た笑顔で振り向いてくれた。
課題その1は前進。

今日のスコアデータを処理してみると、サーブミスが11%しかなかった。印象としては20%はミスしていたような感じだったのだが、こうしてデータにしてみると子ども達の頑張りに驚く。12月中にミス率は10%を切り、強いサーブが打てるようにしたい。

最大の課題であるレシーブは合計65本のミスで、1セット平均6~7本をレシーブミスで失っていることになる。これも目標を決めて、まずは1セット平均3本以内を目指したい。サーブの強い6年生の出番である。良き練習相手になってもらいたい。
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辰巳小教職員卓球チーム都大会出場へ!

先だっての江東区教職員卓球大会の優勝を受けて、江東区体育部より都大会出場への推薦を受けました。大会は2月15日(土)に台東区立平成小学校であります。
体育部長先生の話では、辰巳小学校ならば十分優勝をねらえるということらしい。それならばと全員一致で出場を決意しました。
さてさて、これは個人的には大変なことになってきました。バレーボールの教育大会の真っ最中だし、年度末の総まとめをしていく時期だし、ここに卓球の練習が加わると・・・・・。でも、こんなことをやっていられるのは学校の教員くらいでしょうから、愚痴らずに楽しませてもらおうと思います。
目指せ!!!東京NO1!
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総合的な学習は「生き物シリーズ」

3年生イノッチ学級の総合的な学習は、「生き物を育てながら、生き物に関連することを調べていく」ことで次のステップをスタート。何せ私が学校で飼っている生き物は数多い。「ウサギ」「ハムスター」「タナゴ」「ヤマトヌマエビ」「アカハライモリ」「和金」「スッポン」「ザリガニ」「メダカ」。そして先週の金曜日に到着した「サケの卵」。
この中で、まずは「サケの卵」を育てながら観察し、情報を発信するという学習を中心にそえました。6本の水槽を回転させ、合計400個ほどのサケの卵を入れました。これを子ども達がたいせつに育てていきます。
卵をくださったのは「隅田川鮭の会」という団体で、この活動を通してサケが戻ってこれる隅田川を取り戻そうという運動を行っています。
今日は3匹孵化しました。「自分達の子どものようなサケ」を育てていく子ども達の目は純粋に輝いています。
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惜敗・・・2ヶ月の短期チーム、これにて解散

今日は「第3回東京都小学生バレーボール選抜大会」が町田総合体育館で開催され、第2支部B地区選抜「ツービーフォルダー」は惜しくも2回戦で敗れました。
1試合中に12人全員を出場させなくてはならないというルール。その上に優勝をねらって勝ちにいかなくてはならないという相反する状況に監督(私)は追い込まれ、この2ヶ月間、私なりにどうしたら全員が活躍できるかということを考え続けていました。先輩指導者の皆さんに助言をいただき、4回の練習を通じてどうにかこうにかチームとして成り立つ状態に持ってくることができました。
ホッと一息です。

それにしても負けたとはいえ、今日の子ども達はみんな持てる力を発揮してくれました。先発メンバーはもちろんのこと、サブのメンバーも私の考えた通りにバッチリ動いてくれた。裏選抜の6年生も一生懸命チームを支えてくれた。優勝チームに接戦を演じたのも、そうした全員バレーの成果だと思います。

試合後に話したことは
「このチームは一緒にバレーをやることはもう2度とない。でも2ヶ月間みんなで頑張ってきたことで、チームを超えて仲間になれました。中学に行った後も、どこかで会うことがあると思うけれど、いつまでも良い友達でいてほしいです。
私のような未熟な監督だったのに良く頑張ってくれました。みんなにバレーボールを教わりました。それを生かして辰巳の新チームを強くします。みんなもチームに帰って新チームのお手伝いをしっかりやってください。」


試合が早く終わったので、応援に来ていた三○小ジュニアの3~4年生の要望に応え、「イノッチ先生のこわ~い話」を聞かせてあげる。今回は「亀戸天神にまつわるこわ~い話」を“呪いつき”(笑)で話す。かなり怖かったようで、みんな真剣に聞いていました。

最後になりましたが、小○子ママさん、たくさんの差し入れありがとうございました。「お菓子」と聞いたとたんに、みんな一気に明るくなりました。

  *0011-01 小○子の母 [東京]     [14/12/09(月)-02:12]      
  選抜チームのご采配ありがとうございました。

自分のチームに6年生のいない小桜子にとって、選抜チームはとても居心地のいい処でした。短期間の練習と試合でしたが‘同期’という支え会える仲間を体感出来たと思います。また、違ったカラーの監督さんにご指導いただくこともいい経験になりました。来春、卒業と同時にバレーボールにピリオドを打とうとしている娘の足らない物が埋まったような気がします。


末っ子の桃子(*_*)
帰りの車の中で家族に仕入れたばかりの“亀戸天神にまつわるこわ~い話”を披露。
みょう~に低い声で・・・情緒たっぷりに・・・
「たたみ三畳~ たたみ三畳~ 池の中に、たたみ三畳が~・・・」

桃子の小さい頃に『亀戸天神の池の亀』に餌をやりに何度か行った事があります。
パンを投げ込むと、池の底から何十匹もの亀が現われ、口を大きく開いてこっちを見ているのです。その光景と‘たたみ三畳’が重なって本当に恐ろしかったようです。
途中、至るところで渋滞に遭うは、通い慣れているはずの湾岸の出口を間違えるはで、帰宅に3時間もかかり、
内の車は呪われていました。(笑) 

  *0011-02 イノッチ      [14/12/09(月)-13:54]      
  いろいろとお世話になりありがとうございました。
最初はどうなるかと思っていた「ツービーフォルダー」も、最後にはみんな本当に仲良くなって、良い経験になったみたいです。この交流が中学になってからも続いてくれることを望みます。

亀戸天神の話は、亀戸天神におこられるかなぁ・・・と恐れつつ話しました。
そうですか!やはり呪われましたか!(笑)(^^;)
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念願の優勝! 辰巳小教職員卓球チーム

今日は「江東区教職員卓球大会決勝大会」が江東区スポーツ会館で18時から開催され、見事に我が辰巳小チームが初優勝を勝ち取りました!!!
1回戦からの経過をたどると、
【1回戦】 ○辰巳5-0豊洲●
【2回戦】 ○辰巳3-2明治●
【準々決勝】○辰巳4-1枝川●
【準決勝】 ○辰巳4-1第一亀戸●
【決 勝】 ○辰巳4-1扇橋●
今年、辰巳小学校は卓球専門の教員が私ともう一人の女性がそろい、実は優勝をねらっていました。ねらったものを勝ち取る(目標を達成する)喜びは本当に大きかった。今日は美酒にひたりました。
飲みすぎで明日の選抜大会の采配をふるえるのだろうか?
ベンチで寝ないように頑張りましょうか。
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嬉しい訪問者

今日、総合的な学習のために「ジャンガリアンハムスター」を買いに出ていると、職場からの電話。
「北海道からバレーボールのことで尋ねてきた方が待っているよ。」
ということ。う~ん、だれだろうなぁ???と思いながら大急ぎで帰ってみると、なんとなんと!サブさんが職員室で待っているではありませんか!
嬉しいことに、出張の空き時間を利用して辰巳っ子の練習を見に来てくださったとのこと。残念ながら練習日ではなかったので、かわりに辰巳小の「世にも不思議な校舎」を見学してもらいました。
サブさんとは実は初対面だったのですが、ネット仲間なので話が合う。またしても初対面とは思えない不思議な感覚を味わいました。
サブさん、わざわざ来ていただきまして、本当にありがとうございました。
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