「ブログを読んで泣いてしまった」ということならば

4年生の練習ノートにこんなことが書いてありました。都大会で負けてしまった日に私が書いた記事を読んで泣いてしまったということでした。その記事はこちら・・・「負けたけれど・・・でもね・・・でもね・・・心温かかった都大会」

4年生は、全力で応援していた6年生の先輩たちが、頑張ったのに負けてしまった姿を見ながら、自分のことのように残念に感じていたのでしょう。敗戦のショックから立ち直るために、私が書いた記事が一役買ったとしたならば、ブログを書いている甲斐があったと思います。

辰巳ジャンプの子どもたちへの指導は、お休みの日にしかできません。できることなら毎日指導をしてあげられたら「イノッチイズム」を徹底することができるのでしょうが、週末だけではやはり不十分です。それをカバーするのがこのブログです。ここに書いている記事を読んだり、時間のあるときには過去の記事をひもとくことで、私の考えていることを理解してくれれば週末の練習効果もあがります。4年生はぜひこのブログのすみずみまで読んでみてください。21世紀に入って以来の辰巳ジャンプの活動が分かります。今日は卒業生たちのキーポイントになった記事をリンクしておきます。

【1期生・6人】卒業キャプテンの入学式

【2期生・1人】モームスレンジャー、東京都準優勝!

【3期生・4人】辰巳ジャンプ練習訓

【4期生・6人】嬉しい夏季大会優勝

【5期生・7人 男子5人】今年最大の目標達成!!!

【6期生・4人】江東区さよなら大会 結果

【7期生・5人】マインドマップでゲームプラニング

【8期生・1人 男子1人(翌年卒)】東京新聞杯 辰巳ジャンプの総括

【9期生・7人】今の6年生が9期生になります。6年ぶりの都大会出場権を獲得!!!

【10期生・8人】今の4年生が10期生です。意味のある「10期生」だったんですね!
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モルテンボールに強い新チーム

この土日、新チームに切り替わって初めてじっくり練習に取り組めました。これまでの3週間は私の仕事の都合と他チームとの練習試合を組んでいたため、基本の技術を高めるための練習をすることができず、現状の実力で試合経験を積むことに終始していました。昨日今日と基礎練習にたっぷり時間を取れたので、まるで砂漠が水を吸うがごとく上達してくれた4年生チームです。

勤労感謝の日に戦った江東区秋季小学生大会のB大会で優勝した新チームですが、私としては正直なところ「どうして優勝したのだろう?」と不思議でした。それは決勝戦まではなんとか行けたとしても、どう考えても相手チームの方に分があると予想していたからです。しかし、この土日の練習を見ていて、なぜ勝てたのかがはっきり分かりました。それは、辰巳ジャンプ新チームは、弾むモルテンボールで試合をすると、ものすごく強いということが理由です。5年生がいないチームなので、パワーに欠けるのが欠点です。それをカバーしてくれるのがモルテンボールなのです。軽く打っても弾むので、今の4年生には力加減がちょうど良いのです。ですから、決勝戦ではサーブが走り、1セット目を21-8で勝った。2セット目は15-21で負けましたが、1セット目の13点差という貯金が大きく、得失点差で優勝したわけです。

こういうことですから、4年生たちは練習中も好んでモルテンボールを使おうとします。6年生がミカサボールを使いたがるのとは正反対です。同じバレーボールをしているのにこの差が生じるのはどうなのでしょうね??? プロ野球に例えれば、モルテンボールは以前まで使っていたホームランの出やすかった飛距離の出る日本式ボールで、ミカサボールは今使っている飛ばない統一球という状況ですね。バレーボールスタイルが変わってしまうくらいにボールの質が違います。

1月から始まるミカサ杯教育大会は、名前の通り「ミカサのボール」だけを使う大会になります。普通はそれに慣れるために練習をしていくのでしょうが、何しろ辰巳ジャンプは学年がひとつ下の4年生チームです。大会ボールに慣れて勝敗の結果を出すことよりも、一人一人の「プレーイメージ」を高めることの方が大事です。モルテンボールを使うことで、子どもたちが良いバレーボールをすることができるならば、しばらくはこのまま練習して行くことにしようと思います。


ところで、チーム保護者の皆様、今日は4年生以下に宿題を出しました。

「1週間に1冊は読書をすること」

思考力を鍛えるための宿題です。思慮深い選手に育ってもらうために読書を課題に出しました。子どもたちが宿題を忘れていたら、ひと声かけてください。このように。「読書をしないとレギュラーをはずされるよ。」

来週から、私に突然質問をされることがあるから、必ず読むようにと言ってあります。

・本の題名
・著者名
・出版社名
・登場人物
・あらすじ
・感想

さらに「この言葉は良い言葉だな」と思ったのを、バレーボールノートに書き写しておくことも大事でしょう。
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江東区秋季小学生大会・・・Bチーム優勝、Aチーム第3位・・・おめでとう!

【江東区秋季小学生大会A大会】
優勝 ジュニアファイターズ
2位 ブルーライトニング
3位 辰巳ジャンプ・大島中央デビルス

【B大会】
優勝 辰巳ジャンプ
2位 三砂ジュニア


AもBもよく頑張りました。どちらも「入賞カップ」ゲットです。保護者の皆さんもとても喜んでいましたよ。辰巳ジャンプの子どもたち、本当におめでとう!

Aチーム・6年生はちょっと練習不足でしたね。ミカサのボールでばかり練習しているので、今日の試合球だったモルテンボールの弾み方におさえがききませんでした。足も動かなかった。最後のミーティングで伝えたのは、けっこう大事なことなので、書き残しておきます。

「バレーも勉強も毎日少しでも真剣にやれば伸びていくけれども、いったんゆるめてしまうといっぺんに力が衰えてしまう。1日休めば3日分衰える。とにかくやらなくてはいけないことは毎日やることが大事です。このことをしっかり覚えておくこと。」

そこで6年生には宿題を出します。練習ノートにも書きましたが、中学の部活動に向けて、体力を伸ばしておきたい。その中でも、そろそろ「持久力」を伸ばしておく必要があります。中学3年間で最も伸びるのが持久力です。そのために、少なくとも毎日2kmはランニングすることを宿題にします。少なくとも2kmですから、3km走ってもよいです。心臓と肺の機能を高めておきましょう。宿題ですよ!


Bチームは不思議と決勝戦に勝ち進みますね。
5月の春季区民大会で優勝、7月のU10で準優勝、9月の大島秋季大会で準優勝、そして11月、今日の区秋季大会で優勝。今年出場した大会で、すべて決勝進出してしまいました。こういうのを「持っている」というのでしょうか。何を持っているのかというと「ツキ」とか「運」を持っているということです。明日からはしっかり実力をつけて、本当に「持っているチーム」になっていきましょう。
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春高を応援して、テレビにたくさん映っていましたね!

昨日の春高バレー東京都代表決定戦に応援にいった辰巳ジャンプの子どもたち。フジテレビで深夜に放映されていた番組にやたらたくさん映っていました
写真はそのひとつです。辰巳ジャンプは黄色いトレーナーを来ているので、画面に映るとすご~く目立ちます。あまりにもたくさんテレビに出てくるので、私は笑ってしまいました。中には応援中に疲れて寝てしまいそうになっているさんを周りの子が起こしている場面まで映っていましたよ
ダメでしょ! 全力で応援しなきゃ(笑)


さて、今日も江東区のチームに相手をしてもらって練習試合をしました。
新チームは残念なことに、また欠席者が出てしまいました。新チームに切りかわった11月、いまだレギュラー全員がそろって試合をしたことがありません。こういう状態の年は公式戦で決して勝てません。先週も子どもたちに「少ない練習なのに、それを休むんだから君たちは勝てるようにはならない。こういうことが続いたら、4年生チームをあきらめて、新しい部員を集めることに力を入れる。」と伝えてありましたが、それでも欠席者が出るのですから、ここでしっかり断言しておきます。

練習を休む子は絶対にレギュラーにはしない。

4年生の今の時期、勝ち負けは気にしません。なんとなんと新シームスタート以来1勝29敗(セット数)です。しかし休まずに来ている子どもたちは確実に技術が伸びていますし、その中でも新入部員のMさんが休まないのでどんどんうまくなっています。この調子で100連敗くらいした頃に、ガラッと実力がついてくることでしょう。

6年生は平日に中学へ行って体験練習しているだけあって、技術が落ちないどころか逆にどんどん上手くなっています。そして春高バレー東京都代表決定戦を見に行った影響から、プレーに工夫が見られるようになりました。来週の江東区秋季大会が終わったら、6年生はローテーションバレーに取り組んでもらいます。
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春高バレー・・・チームの先輩を全力応援

春高バレー2013、東京予選。辰巳ジャンプは子ども達を保護者代表の方が引率して、墨田区総合体育館に応援に行きました。

戦国・東京は小学生だけでなく高校も同じで、東京のベスト4である下北沢成徳、文京学院、共栄学園、八王子実践が真剣勝負をする代表決定戦は、小学生の子どもたちにも相当刺激的だったようです。

辰巳ジャンプとしては、昨年もインターハイ予選決勝に応援に行った共栄学園にいるあこがれの先輩の力に少しでもなればと、たくさんの子どもたちが体育館に駆けつけました。

保護者の方からの報告によりますと、準決勝の文京学院戦は接戦の末に敗れてしまい、最終代表の3位決定戦に回ったと。

夕方、私の携帯に次々と入ってきた報告によると、3位決定戦はものすごい試合になったらしく、辰巳の子どもたちも保護者もみんなで大応援を繰り広げたらしい。そして嬉しいことに2-1で八王子実践を破り、春高出場を果たしたそうです。



次々と送られてくるメールを見ながら、もしかしたら私はこんなふうに、「大活躍するチームの先輩を、後輩である現役小学生が応援し、あこがれの気持ちや夢をふくらませてくれること」を創り出したかったのかもしれないと感じていました。

今日、生で見た先輩の姿を心に刻んで、また明日からの練習に生かしてくれたら最高ですね。



ところで、今日の試合の様子はフジテレビで深夜放送されます。

番組の紹介サイトはこちら

録画することをおすすめします。

それから代表決定戦の様子はこちらです。

バボちゃんネット
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6年生から4年生へのメッセージ

6年生にたのんでおいたコメントを書いてくれましたので紹介します。


「都大会の反省」

都大会は自分達の持っている力を全部出し尽くさないと勝てなかった。いつもやっていた体育館の練習試合では、朝調子が悪くても、だんだん調子を取り戻して勝てていたけど、都大会ではそういうことは絶対通じなかった。甘かった。もっときちんとアップをしてから試合をしていればガチガチになったりして、体が動かないということは無かったと思う。

トスは、アタッカーがもっと悔いなく気持ちよく打てるトスをあげていれば負けてなかったと思うし、負けていても悔いを残さずに終わることが出来たかもしれないと思った。自分の判断もよくなくなかった。

迷惑をかけてしまった。

どんなチームでも、動かして崩す事は大事な事だと学ぶことができた。
これを教訓にしてこのような大きな大会に出場した時、必ず克服できるようにしたい。
新チームはこのような6年チームの経験を生かして、都大会で勝ってほしい。
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【本の紹介】 あの負けがあってこそ

あの負けがあってこそ
クリエーター情報なし
ウェッジ


新幹線出張で小田原に向かう時に購入した本です。けっこう面白い本です。

スポーツをする者、いつも必ず付きまとうことが勝負です。勝負は勝ったチームと負けたチームに真っ二つにします。

大切なことは、

「勝って奢らず、負けて腐らず」

ということです。その言葉をさらに高めるために次の言葉がつながるでしょう。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

6年生はこ2つの言葉の意味をじっくり考えるようにしましょう。
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新チーム発進!

今日の記事には6年生セッターの都大会反省を紹介するつもりでしたが、ノートを写真に撮る時に露出を間違えてしまい写っていませんでしたので、残念ですが載せられません。セッターのノートに書いてある内容は、新チームにもすごくためになることだったので、N.Hさん、できればコメント欄に自分の書いた反省文章を載せて下さい。

さて、辰巳ジャンプは今日から新チームのスタートでした。ご近所のチームにうかがい練習試合。全員4年生のチームなので、2年間かけてじっくり育てていく予定です。そこで基準になるのが個人成績でしょう。今の6年生が4年生の秋にはどのくらいの個人成績を残していたか、今日の成績と比べてみましょう。

【サーブ成功率】
( 今 日 )      (一昨年)       (2004年4年生チーム)
1位 O.R 95%     1位 O.A 96%    1位 N.S 93%
2位 I.N 94%     2位 I.H 95%    2位 K.K 92%
3位 E.R 93%     3位 N.H 94%    3位 N.A 89%
4位 H.A 91%     4位 O.R 84%    4位 H.Y 74%
5位 K.S 89%     5位 U.F 80%    5位 F.Y 72%
6位 N.S 79%     6位 A.N 75%    6位 O.M 40%
7位 A.S 54%     7位 H.H 52%
(チーム) 87%           86%          85%

【サービスエース率】 
( 今 日 )      (一昨年)       (2004年4年生チーム)
1位 A.S 46%     1位 U.F 40%    1位 N.S 40%
2位 H.A 34%     2位 N.H 30%    2位 O.M 20%
3位 I.N 29%     3位 I.H 26%    3位 F.Y 19%
4位 O.R 16%     4位 A.N 25%    4位 K.K 13%
5位 E.R 13%     5位 O.A 20%    5位 H.Y 11%
6位 K.S 11%     6位 O.R 11%    6位 N.A  9%
7位 N.S 10%     7位 H.H  4%
(チーム) 26%           24%          18%

【スパイク成功率】
( 今 日 )      (一昨年)       (2004年4年生チーム)      
1位 I.N 63%     1位 I.H 65%    1位 N.S 80%
2位 H.A 57%     2位 U.F 51%    2位 K.K 68%
3位 A.S 50%     3位 打てる人なし    3位 H.Y 38%
4位 K.S 29%
(チーム) 55%           56%          74%


このように、数字的には決して悪くないスタートをしていると思います。特にサーブの安定感は素晴らしい。午前中にはなんと5人も成功率100%=ノーミスでした。午後からちょっと疲れが出てきて成績が下がりましたが、この子たちにスタミナがついてくればサーブミスはなくなり、安定感のある試合ぶりを見せてくれるかもしれません。


さて、今日特筆すべき(大きくほめたい)プレーをした子がいました。E.Rさんです。ひとつできるようになったことがあったからです。それは、2003年チームが得意中の得意にしていた「走り回るレシーブ」のコツをつかんだことです。E.Rさんは今日1日で守備範囲が5mに広がりました。相手が打ってくるサーブやスパイクを、最後まであきらめないで走りきってレシーブしようとしていました。この姿勢こそ、辰巳ジャンプがやりたいバレーボールなのです。

これからの1年間、新チームのみんなに課題として出したいことは、とにかく「走れる」「跳べる」「あきらめない心」・・・この3つです。今日の練習試合で手応えは十分に感じました。1年間、しっかり鍛えて、2014年に辰巳ジャンプチーム史上最高の成績をたたき出せるように頑張りましょう!
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楽しみな新チームのスタート

明日は辰巳ジャンプ新チームのスタート。個人的には都大会に行けなかったので、2週間ぶりのバレーボール指導となります。やはり子どもたちといっしょに練習をするのは本当に楽しい。6年生の都大会向け練習ばかりしていたので、新チームは手つかずでしたから可能性の玉手箱。明日からの2ヵ月特訓でたちまち伸びていくでしょう。

まずはじめの教育大会は、支部10位以内
に入ることを目標にします。他のチームは5年生中心で、今年以上にレベルが高いので、辰巳ジャンプもピッチをあげて追いつきましょう!
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じつは今、チームマネジメントのお手本として注目しているのが「つんく」です

辰巳ジャンプって、今年は7年ぶりに都大会に出場するなど、「復活」のイメージが私にはあります。いったん解散寸前まで落ちぶれたチームをここまで持ってくるのに4年間の歳月を要しました。この7年ぶりの活動の中に「マネジメント」という考え方をかなり取り入れました。

マネジメントといえば「ドラッガー」が真っ先に思い浮かびますが、これをそのまま持ってくると難しいんですよね。どうやって応用していけばいいのか理解するのが難しい。そこで私は、もっと分かりやすい・・・言いかえ、ものすごく分かりやすい、現実にマネジメントしているプロデューサー&団体をモデルにしてみました。

(1)秋元 康 氏 & AKB48
(2)前山田健一(ヒャダイン)&ももクロ

このふたつです。

秋元さん率いる「AKB48」はとうとうレコード大賞まで取りました。日本一になったわけです。しかし、はじめから人気があったのではなく、地道にファン層を拡大し、6年間かけて受賞までもってきた。そのスタート時点でこのような曲があったのです。地元の応援団を一網打尽につかんでしまうようなマネジメントです。

AKB48 (AKB48) sub espa�・ol, karaoke AKBTEAMEX


SKE48 SKE48


この曲を聴いたとたん、私の中で「体育館にいるすべての人を応援団にしてしまうような子どもたち」「地元に根ざしたものすごく根強い応援団を持てるような子どもたち」を育てようというプロジェクトがスタートしました。「この場所で夢を追いかけるから応援してね!」「誰よりも好きになって!」ということを言われて、次々と応援団が増えていった流れと同じようにチーム作りをしてみました。

この作戦は予想通り功を奏し、子どもたちも常に応援してくれる人を意識し、保護者の皆さんも練習を休まず夢を追いかける子どもたちのことを全力で応援してくれる最高のファンとなって協力してくれたものと思っています。


さらにステップアップを目指していた時に、今の辰巳ジャンプの応援歌となっているこの曲との出会いがありました。

ももいろクローバー「行くぜっ!怪盗少女」PV


ワン・ツー・スリー・フォー!!!
笑顔とかけ声で 勝利をつかみとれ
いくぜ!!  レッツゴー!!!
相手のコートを ねらいうっち✩
サーブ スパイク決めて
勝利の予告ですっ
いっちょ! ズバット!
この試合の勝利
いただきますっっっ!!!

ワン・ツー・スリー・フォー!!!
笑顔とかけ声で 勝利をつかみとれ
いくぜ!!  レッツゴー!!!
辰巳ジャンプパワー みだれうっち✩
あきらめないからね
手に入れてみせるよ
いっちょ! バシット!
この試合の勝利
いただきますっっっ!!!

練習試合中にこの応援歌を発表した際、居合わせた保護者の方にこんなことを話しました。
「AKBのマネジメントを超える、バレーボールにあったユニットが出てきました。まちがいなく今年の流行になります。だから辰巳ジャンプもこれに合わせて新しい応援歌にしてみました。」
予想通り、このライブ重視のユニットは、今年のマネジメントでは飛び抜けた成果を出しています。作詞作曲している前山田氏も、テレビ番組「情熱大陸」で紹介されるなど注目されているようです。辰巳ジャンプの子どもたちも、この応援歌はお気に入りで、試合が始まる前には大きな声で歌っています。


この2ユニットに共通するマネジメントの特徴は、「現状からは考えられない大きな夢=成功イメージ」からすべてをスタートさせていることです。AKBは「東京ドームライブの実現」であり、ももクロは「紅白歌合戦への出場」です。私たち辰巳ジャンプもこれ以上ない目標イメージを立てて進んできました。「宇宙一のチーム」です。この目標にはおそらくゴールがありません。だから辰巳ジャンプの選手であったからには、これからの人生をかけて、どうしたら目標を実現できるか考えていきましょう。
「宇宙一になる」「宇宙一の人間になる」「宇宙一のクラスを作る」「宇宙一の仕事をする」「宇宙一の母親になる」「宇宙一の社会貢献をする」など、いつも「宇宙一」を意識していけばOKです。



さて、新チームへの切り替わり時期に入り、辰巳ジャンプがもう一歩大きく「復活」するためのマネジメントとして、今、私が注目して学んでいるのが「つんく」=「モーニング娘。」です。しばらく注目感が低かったモー娘でしたが、ここ2年ほどかけてメンバーを大幅に入れ替え、個性豊かなチームを作り始めているようです。上っ面の見た目、見せ目よりも、何かひとつ特筆すべき個性のあるメンバー集めをしている。ダンスでは負けない、歌唱力では負けない、根性では負けない、語りでは負けないというようなチームに作りかえている。おそらく2~3年後、あるいは5~6年後に花開くようにマネジメントしているのだろうと想像できます。

中井正広のブラックバラエティ』 - 鞘師里保&石田亞佑美

その一例がこの動画。新人タレントながら、すでに実力の片鱗を見せている。このような才能あふれる子どもたちを少し時間をかけて育て上げることに、つんくさんが焦点化していると思えます。

長期ビジョンをもって、才能ある子どもたちをじっくり伸ばしていく。この方針が、今の辰巳ジャンプにとってすごく参考になるのです。新チームは、今年都大会出場を7年ぶりに勝ち取った超マジメな6年生とは大ちがい。天然系の真っ直ぐな子どもたち。才能があるかどうかはまったく見えませんが、私が「頑張ろう!」と言えば、その10倍頑張れるような子どもたち。「元気に試合するよ!」と言えば、声の大きさで体育館を壊してしまいそうなほど元気にできる子どもたち。この子どもたちを2年かけて育てていきます。保護者の皆さん、2013年には試合の結果が出なくても全然気にしないでください。この子たちの舞台は2014年です。
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