まだ練習を休んでいない子は

夏季猛練習の8日目となりました。三分の一が終わり、次のステージへ進みます。全21回の練習を行う中で、例年通り、参加数上位3人までに監督賞をプレゼントすることにしています。今のところ、休みなしの子たちが10人もいます。

来週は8月になりますから、この10人から少しずつ人数が減り、たぶん3人にしぼられると予想しています。しかし、この予想がはずれて、たくさんの全出席の子が出れば、その子たち全員に監督証をあげます。

今日も新しい練習を入れました。
チャンスボールをセッターポジションにいる子にパスして、その子がレフトやライトに固定したボールかごの中にトスを入れるという練習です。
少しずつバレーボールのラリーの中のプレーを練習に入れているつもりです。

まだまだプレーがあまい子供たちですが、8月中には見ちがえるくらいに育てるつもりです。
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実は超多忙なわけで

午前3時間練習の後、午後は校内の研究に関する教員の理論研修講演会を、大学の先生に来ていただき2時間、直後に区内企業の方々と、5年生の新授業開発の打ち合わせで1時間半、練習内容をふり返る余裕がありません。

今日も練習のしあげに試合をさせました。
3、4年生チーム (24対22 19対21) 5,6年生中心チーム
大接戦でした。
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★女子バレーアテネ五輪世界最終予選 日本vs.イタリア 運命の第5セット 2004 Women's World Olympic Qualification Tournament JPN×ITA 栗原恵

★女子バレーアテネ五輪世界最終予選 日本vs.イタリア 運命の第5セット 2004 Women's World Olympic Qualification Tournament JPN×ITA 栗原恵


いろいろな動画をあげているのは、子供たちの勉強のためです。
知識量が多ければ多いほど、子供たちの可能性は広がります。
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確かに練習の成果は出ている

夏休み猛練習の6日目となりました。
なんらかの理由で休んでいる子はいますが、参加する子は毎回20名を超えています。みんな頑張っています。特に自主的に練習ノートを書いてくる子たちの伸びは著しく、今日も、
「一人アンダーハンド100回できました。」
と報告に来たのは3年生で、練習ノートを毎回びっしり1ページ書いてくる子でした。
ただ与えられた練習をしているのではなく、練習したことをふりかえって自己評価し、私が教えたことはきちんとメモし、その上で次の練習目標を立ててくる。自分の練習計画がすでにある状態で、練習スタートしましから、そのぶん他の子よりも進んでいることになります。つまりこれが予習というものです。

また、学校での練習時間以外に、公園で練習している5年生がいます。
今日、対人パス練習を観察していると、指に湿布をしていることに気づきました。
「そのつき指は、いつしたのかな?」
と質問すると、
「午前中、公園で練習したときに、ちょっと痛めました。」
と答えました。つまり自主練習をしているということですね。その成果は明らかに出ています。この子は確実にパスがうまくなっています。

練習の様子は、チームラインに保護者の皆様があげておりますが、今日の動画の最後のプレーを見てほしいと思います。バレーボール経験者には大したことないプレーに見えますが、女子チームの側で、初心者の4年生がトスをあげ、いつもはレシーブばかりをしていた5年生がスタンディングながらスパイクを打っている。つまり、なんとなくバレーボールらしくなってきているのです。このプレーは、1週間前にはできなかったプレーです。

さらにさらにレベルアップしていきますので、楽しみにしていてください。
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鬼と東洋の魔女たちの栄光!「大松博文」驚き★ももの木20世紀 河西昌枝 1993年

鬼と東洋の魔女たちの栄光!「大松博文」驚き★ももの木20世紀 河西昌枝 1993年


今の時代とはちがいますが、夢に向かう「情熱」は同じだと思います。
練習のやり方は時代遅れでしょうが、「なんとかせねばならん」という思いは変わりません。
日本のバレーボールの歴史を学ぶことも夏休みの学習でしょう。
こんな時代が日本のバレーボールにはあったのです。
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ねらいを明確に育てる!

矢口タートルズの練習を、ただ楽しいだけの練習にするつもりはありません。ねらいを明確にして、ターゲットをしぼって指導しています。

(1年生)
他学年以上に個人差が大きいのが1年生です。トップを走っているスーパー1年生は、今日の練習でとうとう一人アンダー100回落とさずにできました。私から練習ノートに「7月中に100回をできそうだね」というコメントを、今日の練習前に書いたばかりで、すぐにできてしまうところが驚きです。この子は特別。
他の1年生は、元気に練習に参加するだけでねらいを達成しています。たくさんボールにさわれれば、それでよいのです。

(2年生)
2年生は今のところ1人しか部員がいません。私は今の2年生こそ、親子でバレーボールをするべきだ、担任の指導だけでなく、私の指導を受けるべきだと思っているのですが、このねらいは夏休みという短期間ではどうにもなりません。「バレーボールをやったほうがいいよ」と子供たちに個人的に声をかけてはいるのですが、「ぼく(わたし)には無理」「できない」と答えがかえってくる。この全体的にネガティブな事実がとても大きな課題なのです。なんとかなるといいですね。

(3年生)
男女で6人いる学年になりました。本当は、この6人でチームを組んで試合できるとよいのですが、まだまだ基本的な技術が足りないので、踏み切れません。まずは一人アンダーを全員ができるようにしたいです。この学年カラーは、みんなバレーボールを楽しんでいるということです。指をケガして、練習ができないT.Kくんも「お手伝いでもいいから、みんなとバレーボールをしたい!」と言って、練習参加しています。これは本当に素晴らしい態度です。

(4年生)
この学年も男女で7人そろっています。そのうち5人がサーブで点を取れるメンバーです。アンダー10大会が延期になったことが本当に残念です。アンダー10の試合でこれからの課題を明らかにしておきたかったからです。身長が大きいわけではありませんが、バレーボールセンスがちがいます。長い目で見て、そうとう強くなる学年だと思っています。夏の間に、サーブ力、レシーブ力を鍛え上げることがねらいです。

(5年生)
男子中心の学年です。夏の課題は、より具体的にしています。最大のポイントは、あえて厳しく指導して「大人のメンタルに変える」ことです。
O.T、A.Rの2人
この夏に決定力のあるスパイクを打てるようにする。とくにサウスポーのA.Rのスパイクを段ちがいに高める。
K.S
安定したトスを送れるようにする。オールマイティーになんでもできるようにする。
M.Y
レシーブの要にする。サーブ力を段違いにあげる。リーダー性を育てる。
W.A
体の調整力を上げる。持久力と集中力を高める。すべての練習に参加させる。
M.Y
声を出すことで、自信を高める。逃げない心を鍛える。自律の心を育てる。
ブロックができるようにする。
I.E
基礎の技術を身につける。

(6年生)
2人しかいない学年。
個々の技術を高め、中学校につなげる。
チーム運営を任せ、リーダー性を高める。


簡単に書くとこんな感じです。
書いた以上に、細かく見ているつもりではあります。
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モントリオール・女子バレー 金メダルをもたらした3大改革

モントリオール・女子バレー 金メダルをもたらした3大改革
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ブロック練習開始

夏休み猛練習2日目。

練習前の午前中には、理科の教材会社「(株)ケニス」の学習単元開発担当課長であるシンガポール人のA氏と、自校の授業開発について語り合うという営業活動をしていました。我が校の味方(協力者)をたくさん作るのも、私の仕事なのです。A氏は、私の話をたくさん理解してくれて、次に連絡する時には、本校に合った授業プログラムを提案してくれることになりました。

(今日の練習参加者)1年2名、2年1名、3年5名、4年4名、5年7名、6年2名、合計21名。

夏休みの子供たちの頑張りに対して、保護者の皆様の「お褒めの企画」が進行しており、とてもありがたいと思っております。私が願っていますのは、出席数の多い子供たちだけではなく、全員に公平に「お褒め企画」の恩恵が行きわたるようにしてほしいということです。「夏休み井上賞」は練習参加数上位3名に贈ることを伝えておりますので差が生じます。保護者組織としては、「みんな頑張ったね!」という姿勢で、平等な何かをお願いできればと思います。

ここ数日の練習では、私が担任時代に身につけた国語の指導である「同一パターンのグレードアップ」を意識して指導しています。全部で2~3時間の練習の前半は、まったく同じパターンで練習をしています。具体的には「1人アンダーハンド・1人オーバーハンド100回連続練習」です。これをできた子は、次の練習に進めるようにしています。次の練習とは「対人パス100回」となっていきます。今のところ、対人パスに進んでいる子は、6年生2名、5年生3名、4年生3名だけです。8名と、とても少ないですね。夏休み中に、この倍の16名まで行きたいと思っています。子供たちの奮起を期待しています。

このところ、私自身が指導する子は、課題が対人パス100回に行けている先頭集団の子です。例外として、背の高い5年生が入っています。

そして、今日初めて練習を始めたのは、ブロック練習です。
5,6年生しかネット上位の白帯上に手が届かないため、5,6年生限定で指導をしました。
スパイクを止めるブロックではなく、チャンスボールを直に相手コートに落とすためのブロック練習を始めました。
小学生バレーボール指導の定番で、ブロックのタイミングを合わせるために、「せーの」という掛け声をブロック流に変えて、「せっ! のっ!」で飛ばせることをします。
「せっ!」でジャンプの準備。
「のっ!」でジャンプしてブロックを落とす。
これができるようになると、また新しいステージに進むことができます。簡単なように見えますが、タイミングを合わせるのは小学生にはとても難しいことなのです。そんな難しい練習を始めたということは、初心者バレーボールチームのサナギ状態から羽化して、本格的なバレーボールチームになっていくための試練を迎えていると思ってもらってけっこうです。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、7月24日(日)に予定していた「アンダー10大会」が延期になりました。
また、私が恐怖の語りべで参戦する予定だった23日(土)の、我が校お父さんクラブ企画「学校に泊まらない」の「肝試し」も延期になりました。

久々に、土日連続で休みになりました。
心身共にリフレッシュするために、これからどこへ出かけようか、楽しく考えようと思います。
一般的には変わり物のマイカー、Mazda「ビアンテ」を運転して、どこへ出かけましょうか? 悩むことも楽しみの一つです。
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夏休み練習開始

矢口タートルズはすでに7月18日(月)海の日を夏休みのスタートにしていますが、世の中的には今日の7月21日が夏休みのスタートになります。いよいよ始まりました。楽しい夏休み。そしてダラダラと毎日を過ごすのではなく、バレーボールに明け暮れる充実した夏休みを過ごす子供たち。それがどれほど有意義なことなのか、成人したら分かることでしょう。しかも、校長自ら指導をしているという事実が加わっています。日本全国の公立私立合わせた小学校数は約20000校です。そのうち、校長自ら何らかの指導を子供たちにしている学校は、おそらく100校もないでしょう。東京都の小学生バレーボールチームでも、校長が指導をしているチームは私が知る限り、たったの3チームです。だから何なんだと言ってしまえば、それはそうなのですが・・・・・

今の時代は「働き方改革」を進めよと、私の立場の者には行政側から徹底的に言われます。今では勤務時間、在校時間の長さを管理され、規定以上に在校時間が長くなると指導が入ります。そうならないよう、私は教職員への要求は最低限度にしているつもりです。
この夏休みの私自身の行動は、改革の意味からはまったく反対のことをしているのは明らかです。

だから何なんだです。
自分がやりたいことをして、何が悪いのかということです。

のんべんだらりと夏休みを送っても、なんの働き方改革にもなりません。逆に疲れるだけです。
私と関わってきたこれまでの保護者の方々から、「先生は授業や指導をしていてなんぼの人でしょ。なんで校長なんかになったの?早く子供たちの指導を始めなよ。」と言われ続けています。そのことを実現できるのが夏休みなのです。私につきあわされる子供たちは迷惑でしょうか?そんなことはないと信じています。なぜなら、教室では味わえない成長する自分自身を実感できるからです。どんどん成長していく子供たちの姿を、
「おっ!できるようになったな!」
「ほぉ、予想以上にできるようになるのが早いな!」
「うん、苦労したけど、やっとできるようになったな!」
と毎回の練習で見ることができる私の立場は、最高のメンタルヘルスになっているのです。
自分の指導で前進する子供たちを目の前で見ることができて、ストレスになる人間はいないのではないでしょうか。
働き方改革とは、勤務時間が問題なのではなく、教師としての生き甲斐、働き甲斐が問題なのではないでしょうか。
私自身は校長室にいるよりも、これまでの教員人生のように「体育館の住民」と言われるような存在であることが、ストレスのない働き方であることは間違いありません。(それによって、他の方のストレスが増していたらごめんなさい・・・苦笑)
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5年生を中心とする4,5年生女子チームでゲーム練習させたところ

今日は平日の短い時間の練習。
参加者は、男子7名、女子13名。

女子を2チームに分けて、男子を加えて3チームで回す、短いスリーミスゲーム練習をさせました。女子チームの編成をいじって、どう動きが変わるか見てみたかったのです。
一つは6年生と1〜3年生のチーム。
一つは4,5年生に、3年生を一人入れたチーム。
その結果としては、まず5年生女子の二人がチームリーダーとして、よく動きましたね。いつもの遠りょめな動きではなく、「私がボールをつなぐ」という気持ちが表にあらわれていました。

そしてこのチームメンバーのすごかったところは、バレーボールを始めてまだ2か月もたっていない3,4年生の3人がサーブをミスしないで、しかも日に日に強いサーブを打てていることです。さらにはレシーブの要にまでなっている。今日も私が見ていて、(これはすごいな)と心の中でつぶやいていました。

さて、我がチームは昨年も年長さんが練習参加して、今ではスーパー1年生としてアンダー10チームのレギュラーをねらっていますが、今年も年中さんがほぼ毎回練習参加して、お兄さんお姉さんたちと一緒に練習しています。感心するのは、体育館10周ランニングを小学生のスピードと一緒に走ってしまうことです。どれほど体力があるんだと驚かされます。

様々な長所のある子供たちはそろっています。どのように育てていくか考えることが、私の最高の健康法です。その証拠に、長年の血液検査で医師から「このままでは危ないですね。」と言われ続けた数値が、2022年はすべて正常値になりました。来週、今年3度めの血液検査に行きますが、はたしてどんな結果になるでしょうね
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PTA親子バレーボール同好会 矢口タートルズVC もうひとつの良さ

このブログは子供の指導記録として使うことが多く、子供たちの成長は著しいのです。バレーボール技術だけでなく、心の成長も伴っています。バレーボール練習を通して、自分のことを見つめる機会にもなっています。

今回の新しい活動形態は、子供だけではなく、大人にも良い影響を見せていると感じます。今日、ある新聞にあった家庭教育についての記事によると、令和2年度の文部科学省調査で、「地域の中に子育ての悩みを相談できる人がいる」との質問に、「いる」回答した人は約28%しかいないという結果だったようです。このことから、親同士のコミュニケーションが減って、子供に関する悩みを家庭だけで抱えてしまう、さらには親子のコミュニケーションもうまく取れない家庭が少なくないのではという意見が書かれていました。

親子バレーボール同好会という活動形態は、このようなことへのチャレンジの意味合いも生まれてきたと感じます。PTA組織の一部にするために、子供の入部=大人はすべて部員となることを条件としました。さらには、子供が入部しなくても、大人だけで入部してもよいことにしました。こうしたことを決めて、運営していく役員組織もできました。チーム内保護者同士のラインも作られ、横の連携が強まりました。この夏はありがたいことに、練習の見守り体制も組んでいただいたことで、体育館で親同士が顔を合わせ、子供たちをめぐって語り合える機会も増えそうです。
これからも、いろいろなことを相談しながら、みんなで温かく支え合う保護者活動が続けられることを期待しています。

親子のコミュニケーションという時代の課題に対しても、よい影響が出ていると感じます。矢口の体育館では、子供だけでなく、大人も一緒に練習する姿が毎回見られます。7月18日の練習でF母娘のペアが、オーバーハンドパスを900回続けた場面はまさに親子コミュニケーションの象徴であり、かっこよく言えば「親子の協同作業」であったということです。子供はゾーンに入れば1000回、2000回とパスをやり続ける持続性を見せるもので、それが成長期の子供の特徴であり長所なのですが、大人同士ならば900回も続けてパス練習はできないと思います。100回続ければ疲れますからね。普通はやめます。それを900回も続けさせたのは、子供のやる気が大人にも飛び火したと効果だと私には見えました。

最近入部された1年生親子も、いつも親子で一生懸命練習していらっしゃる。1年生にはライバルもいますから、そのうちに我が子が大きな目標を意識し始めるでしょう。そうすると親子練習の内容もどんどんレベルアップしていくことでしょう。

成長していく組織。新たな建設は苦労を伴いますが、その分、楽しさもあるのではないでしょうか。
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始まりました 夏季猛烈練習

7月18日、海の日。今年も始まりました。夏季猛烈練習期間。今日を初日として夏休みの間、全部で21日間の練習を行います。
保護者の皆様も、見守り体制を作っていただき、ありがとうございます。大変ですけれども、ひと夏を通して子供たちは確実に成長しますので、それを楽しみにしていただければ幸いです。

この3連休のうち2日間、4時間練習をしましたが、着実に基礎技術のレベルアップをしております。
親子バレーボール同好会という名目もあるチームですので、今日はF娘とF母のコンビが、対人オーバーハンドパスで900回続けるというチーム記録を達成しました。

このほかにも目覚ましく成長している例を書いておきます。

【スパイク編】
・5年男子のK.SさんとM.Yさん、6年女子F.Yさんのスパイクがパワーアップしている。

【サーブ編】
・6年女子F.Yさんがフローターサーブを練習し始めている。
・5年男子のサーブは皆、スピードを増している。100%の力でなく、70~80%で打てば、ちょうどよく入ることを理解し始めている。
・4年女子N.Sさん、I.Hさん、N.Aさん、4年男子S.Yさん、3年女子T.Aさんのサーブスピードがあがっている。
・3年女子T.Hさん、1年女子S.Hさんのサーブが安定して入るようになってきた。

【レシーブ編】
・4年女子I.Hさん、N.Aさんがボールの来るところに確実に動いている。
・1年女子S.Hさんが誰よりも意欲的にボールを拾いにいっている。
・3年男子Y.Kさんがすきあらば個人練習を続けている。(一番に練習を始めている)
・4,5年男子はラリーでもオーバーハンドパスを使う練習を始めている。


4年生以上のメンバーは、この夏休みで一気にレベルアップしていきます。
「相手のミスで点を取って喜んでいるようなバレーボールで満足してはならない。レシーブ→トス→スパイクとつないで、相手のコートにたたき落として点を取るのが本当のバレーボールである。この夏休みに、そこまでレベルアップさせる。」
このように目標設定し、子供たちにも言い聞かせました。
また、最終ミーティングで、
「今日の最後に5,6年生のうちの5人をスパイク特訓させたが、私が教えていること(たとえば、スパイクを打つ時には背伸びをするようにジャンプすることや、腕の上げ方、てのひらの向け方など)を球拾いをしながら聞いて、なるほどそうすればいいのかと試している下級生が何人かいる。とても大事なことだ。私はそうした影の努力も見ています。何しろ目が10個もあるからね。
と話をすると、この努力をしていた4年生の子たちは、(その通りです)と目を輝かせて私の話を聞いていました。これがバレーボールセンスというものなのですよね。私から他人への指導であっても、そのすべてを自分のレベルアップのために使える子は、伸びが早いのは当たり前なのです。
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2018年 全小バレー女子決勝B5 第一セット 茨木JVC×はやぶさ

2018年 全小バレー女子決勝B5 第一セット 茨木JVC×はやぶさ


こういうバレーボールができるようになると楽しいですね。
私がすごいなと思うのは、はやぶさのセンターレシーバーの子です。レシーブした後、ライトに移動してスパイクを打ち込みます。
関西系のチームによくある、能力の高い子がいる場合の攻撃パターンでしょうか。
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メンタルもスーパー1年生

体育館使用の関係があり、矢口タートルズの練習は、月火土曜日というあまりない日程で取り組んでいます。

水木金と練習できないのは残念なことですが、それでも子供がバレーボールに関わることはできるのです。今日は練習のない水曜日でしたが、私のところには、朝一番に1年生のS.Hさんがバレーボールノートを持って、
「校長先生、お願いします。」
と渡しにきました。昨日の練習のことを書いているノートです。

朝のあいさつ指導をしている校門で渡されますから、すぐにはコメントを書けませんが、1時間目が始まる前までにはコメントを、書いて戻してあげます。

この子は1年生ではありますが、すでにサーブが入るようになり、きっと本人の心の中では、アンダー10チームのレギュラーになりたいと思っているはずです。ものすごく高いモチベーションです。

心の芯が強い子なので、練習中に良いプレーをしても、あまり喜ばないことに、大物の片鱗を感じさせます。
まるであの有名な、ラグビー日本代表の「笑わない男」のように、しぶいプレーを長所としています。
サーブもレシーブも私はできて当たり前、できなかったら悔しくてしかたないという空気感を常に出しています。

こんな子がいると、「アンダー9大会」(3年生以下大会)をしてみたくなりますね。
間違いなく、うちは優勝できますよ。
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大会に出るのは大きな成長のためです

「今日の話は、なぜ大会に出るのかということです。大会に出れば、勝ち負けがついてきます。当然、うちのチームも勝つことを目標にしているし、さらに優勝もねらおうとしている。でも、それ以上に大事なことがあります。優勝したいという目標をもつと、苦しくても練習を頑張れる。もっとうまくなりたい、もっと強くなりたいと、目標に向かって努力するようになる。君たちも今、目標を意識して練習しているから、この3週間でどんどんうまくなった。今日も昨日よりも強いサーブを打てるようになった。大会で勝ちたいという目標は、自分たちをいっきに成長させてくれる。このことが一番大事なのです。」

これが今日の練習最後にした話でした。

今日もアンダー10大会に向けて練習しました。とにかくサーブで点を取ることばかり考えて指導しています。おそらく矢口が点を連続で取ったと思ったら、次は相手に連続で取られるというゲーム展開になると予想して、安全サーブではなく、サービスエースを取れるサーブ、しかもできるだけミスを少なくおさえる。そのための練習をしています。
中心メンバーには、今日からネットの白帯をねらって打たせています。山なりのサーブはいらない、低くて速いサーブを打ちなさいとくり返して伝えています。素直さは天下一品の矢口っ子ですから、私から言われれば一生懸命考えるし工夫もします。その結果、毎日1~2人が新サーブを打ち始めています。

なにしろ身長140センチ台がいないというかわいいチームです。
時を戻せ!
20年前なら、たぶん私が“ミニモニタートルズ”と名付けていたことでしょう。
ネットの上に手が出る子など一人もいない。そんな子供たちが大会で勝負を仕掛けるのですよ。こんなに応援したくなるバレーボールの試合がありますか? 決してないでしょう。そして、4年生たちにとっては、最初で最後のアンダー10大会出場になります。来年は出たくても出られません。ですから、4年生は悔いなく試合できるようにするために、苦しくて泣きたくなるほど練習してみればよいのではないでしょうか。
私からやらされるのではなく、
「先生! 練習をつけてください!」
と自分にきびしく練習できると、きっと人生の貴重な体験をつむことができるでしょう。


さて、保護者の皆様に参考情報です。
辰巳ジャンプの最強時代(平均身長160センチチーム)を築いた頃、このブログを4年生の子供たちの中の中心メンバーは熟読していました。4年生には難しくて読めないではなく、その中心メンバーたちは、頭も良かったのです。担任していたのは私です。最強チームを作るために当時の校長と交渉して担任にしてもらいました。私が授業をするのですから、圧倒的な知識を身につけさせ、4年生が学校全体を動かすよとリーダーシップを育て、バレーボールにいかす。つまり朝8時から夕方18時まで、毎日私と共にあり、土日も私と共にバレーボール練習をしている子供たち。家庭によっては父親よりも、私と一緒にいる時間が長いという徹底した指導をしていましたから、強くもなります。

2003年の記事へリンク

12月30日まで練習していた4年生の記事

そんなことをしてきた結果、今年も夏休み練習が、あのようになっていくわけです。悪しからず。
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