働く消防写生会1,2,3年生

天候も良く、とても暖かな今日、1,2,3年生が校庭で「働く消防写生会」を行いました。
来ていただいたのは、もちろん地元の東京消防庁・矢口消防署の皆さんです。
消防車両はポンプ車2台。
昨年度はコロナ禍による臨時休校が4~5月にありましたので、消防写生会はできなかったので、2年ぶりの写生会となりました。
低学年の子どもたちは、外に出て、画板を使って絵を描く経験がほとんどありませんから、その分、一人一人の個性が写生する姿に表れていると感じました。
ある子は誰も来ない消防車の真後ろに陣取って、目の前にある大きな消防車を豪快に描いていました。時には自慢げに、周りの教員に笑顔を振りまいてもいました。
ある子は画板に画用紙をつける方法が分からず、困った目線をじっと教員に向けていることもありました。
ある子はタイヤから大きく描きだして、紙からはみ出るくらいに思い切り描いていました。
3年生になると経験値も増えていますので、写生する姿も落ち着いたものです。静かに黙々と描いている子がほとんどでした。

消防署の方からは、「いつも仕事で使っている私たちの消防車を、皆さんがよく見て、絵を描いてくれることは、とてもうれしいことです。一生懸命描いてくださいね。」と温かな励ましの言葉もいただきました。
客観的に見ていると、まるで遠足に来ているような子どもたちの姿に思え、きっと長く消えない記憶として、この消防写生会を楽しめているんだろうと思いました。

一方、4,5,6年生は教室で、今日1日かけて、「大田区学習効果測定」いわゆる学力調査を受けています。
今年度から6年生には「英語」の調査も入りました。
脳がかなり疲れて帰宅すると思いますので、今日は家であまり細かい指示はしないで、のんびり休ませていただけるとよろしいかと思います。
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女子6人そろいました

今日、新しい部員が入部希望しまして、いよいよ女子チームが6人そろいました。
男子が2チームできる人数がいるという、私の指導者歴史上初めての状況でしたが、女子チームの誕生で運営が面白くなってきました。
男子2チーム、女子1チームで部内の練習試合ができますし、3チームごとに大人メンバーに担当していただくことで、効率的な練習も可能になります。

世情は緊急事態宣言発令で、東京の小学生バレーボールチームの練習は中止するよう連盟からも指示が出ていますが、連盟には所属していませんから練習しても良いのですが、体育館使用中止の状況ですので、再開は5月15日(土)となります。
それまでに、さらに部員増加となるといいですね。
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一隅を照らす活動

練習量が少なすぎて試合をさせられない。
まともにサーブが入る子が、2人しかいない。
細々とではあるが、小学生バレーボールの灯を点している感じ。
まさに一隅を照らす活動である。
小さな灯ではあるが、その光は明々と輝いてはいる。
とても強い灯が。
そんな手応えを毎回の練習で感じている。


今日の指導内容

☆一人アンダー
1球ごとにひざを曲げることで、インナーマッスルが鍛えられることを指導したことが入ったようで、腰が落ちた子が6割。
☆一人オーバー
キャプテンと4年生が自主練習で身につけつつあるため、コーチ役にして指導させる。予想通り、うまく説明してくれた。
☆ここで対人を入れる計画だったが、練習の様子を見て、3グループ別フェイントレシーブ練習に変える。
☆ 3グループ別シートレシーブを3分間×2セット
☆サーブ練習
☆大人相手の試合形式練習(まだまだ相手にならす)

これで2時間。
週に4日間、この練習量を確保できれぱ、都大会も夢ではないが、週に2時間では、やはりバレーボール教室の域を出られない。

しかも緊急事態宣言で、また体育館使用中止。

そんな中でも、今日も練習体験に6年生男子が来たし、私のところに直接、バレーボールをやりたいと言ってきている4年生の女子もいる。

バレーボールの本当の楽しさからしたら、今の練習は5%も味わえていない。それなのに子供たちは、モチベーション高く参加してくれる。
指導者冥利につきます。
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5年生の「田んぼ体験学習」が進化しました

これまで5年生の「田んぼ体験学習」では、耕運機を児童に使わせることまでしませんでした。
もしかしたら、以前は使わせていたのかもしれませんが、少なくとも私が校長になってからは、児童が耕運機をさわることはありませんでした。誰がやっていたのかというと、男性教員の仕事となっていたのです。
4月23日(金曜)の午前中、私は自分自身で耕運機を使って田んぼを耕してみました。こうした機械を使う活動は、使ってみないと分からないことがあるからです。朝から2時間かけて黙々と耕運機を運転していた途中で、先日、グリーンボランティアのSさんから言われたことを思い出しました。

「耕運機を支える金属棒があるんですよ。」

昨年度も臨時休校中に、副校長を筆頭に、教員が耕運機での田起こしをしましたが、その時には「金属棒」を使っていませんでした。暴れる耕運機を相手に、悪戦苦闘しながら耕しました。
今回、その金属棒を耕運機の下部に取り付けて運転してみると、これが大変大きな役目を果たしていることが分かりました。金属棒を土の中にもぐらせて運転すると、暴れてしまう耕運機がピタリと止まって安定するのです。上手に運転すれば片手でも耕せるくらい軽い状態。これならば、5年生の子どもたちが運転しても、それほど危険ではないと判断しました。(耕運機の使用をご存じの方には、そんなことも知らなかったのかと叱られそうですが。)

そこで急きょ、授業変更できるクラスに来てもらい、子どもたちの手で耕運機をかける体験学習を行うことになりました。
写真のように、女性の教員でもらくらく。子どもたちが運転しても大丈夫でした。
このように、本校の学習が一歩進化しました。
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SD並び・体育朝会

運動会に向けての学習が始まっています。
今日の朝は体育朝会。
校庭で並ぶ時には、最初から間隔をあけて並ぶ、「SD並び(ソーシャルディスタンス並び)」を指導しています。
そうすると写真のように、校庭全面に広がっていきますから、運動会は残念ながら観客席を設けることができなくなります。
そこで今年度は、金曜日に児童のみの紅白対抗運動会を開催し、土曜日は体育学習発表会形式の分散型で、保護者の皆様方に参観していただくという苦肉の策を講じました。
ご理解いただきたいのは、本校教員たちは、かなりの時間をかけて、今年度も運動会をどうするか話し合ってきました。
最も大事にしたいことは何か。それは子どもたちの心身の成長や上下の学年で一緒に取り組む刺激や思い出を最優先に考えるのが学校教育であろう。
その次に、保護者の皆様にも心に残る子育ての思い出を保障すべきだ。
こうした考えは昨年度から変わらぬ姿勢であります。
昨年度は、無観客にした代わりに、77本もの動画を公開しましたが、本当は子どもの姿をご自身の目でみていただきたい。それを解決するために、今年度は2日間開催という形式を取らせていただきます。
金曜日に運動会で心の燃えるような1日を過ごした翌日に、もう一度、体育発表をするということは、子どもたちだけでなく、教員らの気持ちにも困難な感覚がありますが、チーム矢口で頑張ってみようと共通理解しました。
保護者の皆様も、どうかご理解いただけると本校の教員たちも救われます。
心よりお願いいたします。
両日の晴天は、校長の責任ということで、今日から1か月間、天に一念を送り続けます。
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5年生・お米プロジェクト2021作業開始

矢口自然農園。
豊かな学校内自然環境は、矢口渡地域の皆さんの和(なごみ)にもなっています。
それは人だけでなく、鳥や昆虫などの生き物たちにも憩いの場所となっているのです。
これからも長い間、守っていかなくてはならない学校の宝物。
もしかすると、東京の宝物といってもよいかもしれません。

この矢口自然農園が作られたのが2010年度(平成22年度)です。
新プールが建設されたことに伴って、旧プールの場所が空き地になり、ここに当時の八木校長先生が中心になって、地域の方々のご協力もいただき、矢口自然農園が造成されたのです。
2021年度(令和3年度)の今年、12回目の「お米プロジェクト学習」が始まっています。
本校5年生の最大の特色ある教育活動です。
昨年度は新型コロナウイルス感染症防止のための臨時休校が5月末まで続きましたので、田んぼ学習の最大のピンチでありました。
しかし、矢口のお米作りの灯を消してはならないという、教員の思い、現6年生たちの頑張りもあって、何とか伝統をつなぐことができました。
その努力の上に、今年度の「お米学習プロジェクト」は成り立っていることを、現5年生は忘れてはいけません。
そして、このお米作りの灯を、持続可能な教育活動(ESD)にするためにも、一歩レベルのあがった取組にしていきたいところです。

今年度の学習については、学年主任と様々に相談をしておりますが、「体験学習」に踏みとどまることなく、「探究型体験学習」にしてほしいことを指示しております。
総合的な学習の時間の目標は、

(1)探究的な学習の過程において,課題の解決に必要な知識及び技能を身に付け,課題に関わる概念を形成し,探究的な学習のよさを理解するようにする。
(2)実社会や実生活の中から問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。
(3)探究的な学習に主体的・協働的に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,積極的に社会に参画しようとする態度を養う。

となっています。

これを「お米プロジェクト学習」にあてはめると、

(1)お米を育てる中で、課題や問題を見つける。または、生じた問題を解決すべき課題とする。
(2)解決に必要な知識・技能を身に付ける。
(3)何のためにお米作りをするのかをはっきりさせ、探究的学習の魅力を十分に感じ取る。
(4)地域や社会の状況も知り、自分なりの課題を立て、情報収集→解釈→熟考→評価→まとめ→発信のサイクルをくり返す。
(5)仲間と共に活動し、協力することの意義を感じ取り、さらには地域社会からの協力を得、子どもだけでは実現できないお米作りの難しさに挑戦する。
(6)自分たちの学んできたことを客観的にまとめ、次の学年に「学習財産」を引き継いでいく。

このような学習過程になるでしょう。

今年、例年の活動から一歩高めたことのひとつに、「種の発芽から観察する」ということを加えました。
もっと高めていく予定もありますが、それは当サイト上で折々にお伝えしていきます。
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矢口こども安全ボランティア「スマイルネット」の紹介

今日の放送朝会で、矢口こども安全ボランティア「スマイルネット」の紹介を行いました。
これは本校の学校支援地域本部である「やぐち応援隊」とは別に、地域の学校である安方中学校や矢口小学校に通う子どもたちの登下校を始めとした地域での安全を守るために組織されているものです。
登校時のコンビニの角で見守ってくださったり、夕方、犬を散歩させながら、地域で子どもたちが安全に暮らしているかどうかを確認してくださったりしています。目印としては、写真のような黄色いバッチや黄色い腕章を付けていればスマイルネットの見守り活動をしてくださっている方々です。
矢口小学校の子どもも大人も、地域でスマイルネットの方々が見守りをされているところに出会いましたら、感謝の気持ちをこめて、挨拶やお礼をしてください。
このような活動は、大田区内の他の地域ではあまりないものですから、この矢口渡地域がどれほど恵まれているかということを理解していただけるとありがたいです。
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先生!練習できますか?!

今日もまた、学校の下校時に、3年生から声をかけられました。
「先生!今週も土曜日はバレーボールの練習しますか!?」
もちろんです。
こんなに楽しみにしてくれるなんて、子供たちに感謝です。
練習量が本当に少ないため、子供たちのモチベーションを極限まであげられれば、練習効果が変わるだろうと仮説を立て、実験するような気持ちで指導しています。
そして、そろそろ新規部員の募集を始めます。
最大の宣伝は、部員からの口コミであることは間違いありません。
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第23代校長(平成2~4年) 木下邦太朗先生の思い

昨日、薫泉4月号をご覧になった本校第23代校長の木下邦太朗先生から、わざわざ励ましのお電話をいただきました。現役の校長としては、とてもありがたいことです。

木下校長先生は、開校100周年を迎えていた時代(1991年度・平成3年度)の校長先生です。
今年度の薫泉4月号に、あえて私が書きました、「薫泉学校から周年を数える考え」つまり、8年後に薫泉学校創立150周年という計算に変えるということについての応援のお言葉をいただいたのです。
そもそもこの話題が持ちあがったのは、開校100周年の時だということです。薫泉学校の創立である1878年と、矢口尋常小学校の開校である1991年に、13年間のずれがある。各年代の周年記念誌には、薫泉学校が始まりだと明確に記録してきたのに、開校50周年の時(1941年 昭和16年)にこれが狂ったらしい。他校では前身の学校創立から周年を数えていることがほとんどなのに、矢口小学校はそうではないのがおかしい。100周年の時に、このような話し合いまでなされたということなのです。
この頃のPTA会長である第24代・藏方庸光さんや同窓会長だった都築保二さん(第19代PTA会長)、そして地域の方々も含め、どこかのタイミングで薫泉学校から周年を数える体制に変えようという同意が得られているということです。それだけでなく、100周年当時の大田区長であった西野義雄区長も同意されたということです。

さらに歴史的な話題をあげますと、学校だより「薫泉」という題名も、100周年の年(1991年)の4月号からこの題名に変え、それが現在まで続いているということです。
最後に、正門に外から向かって右側にある「創立100周年記念碑(タイムカプセル)」についても教えていただきました。タイムカプセルを開ける予定は、記念碑の裏面に示されている(写真参照)ということです。その文面をそのままここに書いておきます。

(碑文)
矢口小学校創立100周年を記念し、ここに記念碑を建立し、学校・PTA・地域・同窓会の思いをタイムカプセルに託し収納する。
開封は 21世紀幕開けの10年後・20年後 本校の前身 薫泉学校の創立より150周年に当たる37年後に行うこととする。
平成3年11月16日
第23代校長 木下邦太朗
寄贈 矢口小学校創立100周年を祝う会

木下邦太朗校長先生には、これからも長くお元気でいていただき、150周年の記念式典には参列していただかねばなりません。それを現役校長として深くご祈念させていただきます。
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家庭科新人教員 頑張る

今日の1時間目は、5年生が初めて学習をしていく家庭科の授業に入りました。
家庭科専科教員は、今年度、新規採用で着任した教員なので、日々、「校長先生、たくさん授業を見ていただき、ご指導ください。」と頼まれています。
そこでさっそく授業観察に入ったというわけです。

今日の授業のよい点をあげます。
(1)授業の開始時には、初めての家庭科でもあるし、初めて習う先生でもあり、児童は少し興奮してしまうものです。今回は、「静かにしましょう」という指示をすることはせず、児童が静かになるまで黙って待っているという無言の指導をすることができていました。これは、年度当初に私が教員に指導した「普通の教師は言わなければならないことを指示する。良い教師は分かりやすいように解説する。優れた教師は自らやってみせる。そして、本当に偉大な教師というのは子供の心に火をつける。」というウイリアム・ウォードの言葉を、教育実践に活かした姿でした。つまり、説明せずに、自らやってみせたということです。
(2)男女とも「さんづけ」で名前を呼ぶことができている。ジェンダーフリーの観点からも、こうした姿勢は今の教員には必要なのです。すでにそれが身に付いていることは素晴らしい。
(3)写真のように、授業の予定をミニホワイトボードで提示することで、児童は見通しをもって学習することができる。
(4)「見えにくい人はいませんか。」と視力への配慮もできている。
(5)パワーポイントの教材準備にかなりの力を注いでいる。
(6)授業の中の取り上げた方がよい児童のつぶやきを拾うことができている。
(7)声の質がよく、もし児童がよそ見をしていたとしても、言葉が耳に入ってくる響き方をしている。

短時間の授業観察でもこのような指導がされていました。
5,6年生の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。
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2年目の練習スタート

新学期が始まり、今日からチーム2年目の練習に入りました。
最近、ものすごく感心していることがあります。
それは、子供たちが自主的に練習していることです。
ある子は、家の近くで、兄妹で毎日パス練習をしているようです。
学校の休み時間に校庭を見ると、6年生男子がクラスの子たちをひきいて、バレーボールをしています。
ある子は、お父さんに協力してもらい、公園で自主練習しているようです。
チームのみんなが、バレーボールすること、そして、どんどん上達していくことを楽しみにしてくれること。
こういう流れに早くもなったことが、指導していて最もうれしいことです。
そろそろ新しい部員募集も始める予定です。
今の雰囲気でしたら、部員30名は難しい状況ではありません。
そして近々、平日練習も計画します。
私の本業も今年度から二倍に忙しくなりましたので、このチームをどこまで育てられるか分かりませんが、やる気に満ちた子供たちの期待には応えたいと思います。
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3年生国語・詩の授業「どきん」

新学年の授業が始まり、今日で3日目となりました。
学級の組織作りも、ほぼ完了し、どの学級も本格的な学習に入ってきました。
今日、校長は3年3組の国語の授業に入りました。
担任は今年度、他区から転入した教員なので、校長としてもどのような指導をするのかを早めにつかんでおきたいものです。
保護者の皆さんも気になりますよね。
安心してください。とても楽しい授業が行われていましたよ。
3年生の国語のスタートは、谷川俊太郎さんの詩「どきん」です。
まずはじめに安心したことが、担任の声の響きがとても良いことです。
これは指導をする上で、非常に大きな力となるのです。
私自身も、どういう声を出して、どう聞かせるかというボイストレーニングを重ねてきたほどです。
まったく同じ指導をしても、声の質によって、人の受け止め方は変わってしまうものです。
今回の担任の指導は、声の速さ、大小、強弱、豊かな表現力で、子どもたちを魅了しいました。

一方、4年生は学年体育を校庭で行っていました。
クラス対抗のリレー学習です。
写真は、3年3組の廊下から撮影したものですが、子どもたちも担任も、全員が楽しく学んでいる様子がビンビン伝わってきたため、思わずシャッターを切りました。
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児童の組織作り

4月、学校のはじまり期を「学級づくり」とよく言います。
学級集団は烏合の衆になってはいませんから、各学級で児童の役割分担を次々に決めていきます。
「日直の順番」「給食やそうじ当番」「学級内の班や班長」「学級委員長」「係分担」「委員会委員長」「なかよし班長」「クラブ長」など、決めなくてはならない児童の役割分担は、学年があがるごとに多くなります。これらの仕事を児童が主体的に行ってくれることで、学校や学級という組織は成り立ちます。
また、大人の会社の経営ビジョンと同じように、学級組織には進むべき未来イメージ、そして目標が必要です。多くの学級では、担任がファシリテーションし、児童の話し合いで決めていきます。
今週の3日間は、こうした組織作りが続いていますので、2年生以上のお子さんがいるご家庭では、「学校で何の係になったの?」「どんな係でも、みんなの役に立てるように頑張ろうね。」という話題で受け止めてくださると、きっとお子さんの励みになるでしょう。

それから、2年3組の皆さん、今日は担任がお休みだったので、1時間目の国語は特別に校長が授業させてもらいました。
谷川俊太郎さんの詩「うとてとこ」を教材にして、脳に汗をかくような、たくさんのことを考えました。
授業の最後には、「君たちは今日の授業で、言語感覚という言葉の力と、想像力という物事を思い浮かべる力が、グンと伸びましたよ。」と褒めました。
とても楽しかったようで、子どもたちは職員室に帰る私に、教室の窓からいつまでもいつまでも手を振ってくれました。
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やる気の新学期! 新鮮な気持ちでみんなスタート!

1年生は、いよいよ小学校生活をスタートしました。
これからの6年間で、小学生は大きく成長していきます。
まずは1日も早く、学校生活に慣れてもらうことが大事です。
保護者の皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

休み時間に校長室の窓から校庭を見ると、4年生が新担任の所から離れない様子でした。
ぜひ良い関係を築き上げて、大きく成長する1年間にしてほしいと願います。

今日から学校のすべてが、新学年、新学級に入りました。
どの学級も、4月のこの時期は、1年で最もやる気に満ちています。
その中でも6年生は、黙々と下級生のための仕事である「教科書運び」をしてくれました。
下級生は、このことを当たり前のことと思ってはいけません。
そもそも、自分の教科書ですから、自分で取りに行くのが本来あるべき態度なのです。
しかし、矢口小の6年生には「下級生のお手本となる」という伝統が引き継がれています。
ですから、6年生にとっては、この仕事が当たり前になっています。
子どもも大人も、6年生の奉仕的行動に、感謝の気持ちをもってほしいです。
「6年生、ありがとう。ご苦労様。」
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入学式の校長の話

1年生の皆さん、入学おめでとうございます。
入学式は小学校で最初の授業ですから、今から皆さんにも少し声を出してもらいますね。
矢口小学校の子どもは、あいさつが日本一じょうずでなくてはならないのですよ。
そこで、これからお世話になる先生方にもあいさつしましょうか。
真ん中から、左側の子は左に顔を向けて、右側の子は右に顔を向けて、「よろしくお願いします。」といっておじぎをしてみましょう。
先生方の方を向いて。では、いきますよ。「よろしくお願いします。」
(1年生「よろしくお願いします。」とあいさつ)

ここにいる102人の皆さんは今日から、矢口小学校の1年生のお友達となりました。
「1年生になったら、友達100人できるかな」という歌がありますが、それよりも多いお友達が入学しました。
たくさんいるお友達と、どうぞ仲良く、安心して矢口小学校に通ってください。
矢口小学校の先生たちも、そして2年生から6年生までのお兄さんやお姉さんたちも、皆さんの入学を楽しみに待っていました。
なにかあったらやさしい6年生に相談してくださいね。

矢口小学校の大切なお約束があります。それは「よ・い・こ」です。
「よ」は、よくかんがえる子
「い」は、いつもげんきな子
「こ」は、こころやさしい子
この3つのことを、今日から毎日やってみましょう。

保護者の皆様、本日はお子様の御入学、おめでとうございます。
今年度、矢口小学校は開校130周年を迎えています。
PTAの130周年スローガンも「みんなで創ろう!矢口の未来!」と決まっております。
世情は相変わらずのコロナ禍ではありますが、ご家族の日々の健康管理を入念に行うことにご協力いただき、130周年の歴史をお祝いする様々な取組が予定通り行われるよう、ご協力をお願いいたします。

それでは、1年生の皆さん、矢口小学校の「よ・い・このお約束」を、何も見なくても言えるように、しっかり覚えて、楽しい小学校生活にしていきましょう。
これで、お祝いの挨拶とさせていただきます。
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