2022年最終練習

写真は我が家の近所にある船のオブジェです。今日の帰りに撮影しました。学校職員のHコーチには懐かしい船なのではないでしょうか。2023年、新しい船出という意味をこめてのせてみました。

12月28日まで練習することができました。今日も6年生1名、5年生3名、4年生4名、3年生4名、1年生1名、大人5名というたくさんの部員が参加してくれて、にぎやかに練習できました。ありがとうございました。
月、火と私が2日間だけ学校にいなかっただけなのに、今日は仕事納めということもあり、最後の追い込みであちらこちらから連絡が入りまして、体育館に行くまで時間がかかりました。さらに練習後も教育委員会との相談がありました。私の仕事は、学校内のことよりも、学校外のことの方が多い感じです。

さて、今日は辰巳ジャンプの卒業生が練習に来てくれました。辰巳ジャンプが一番強かった頃の女子チームのライトアタッカーだった先輩です。ブロックにスパイクに活躍した人です。これからも時間があるときに来てくれるようなので、子どもたちは「ゆうなさん」と呼んでください。こうして来てくれるのも、小学生バレーボールで素晴らしい思い出を作ることができ、それを今の小学生にも味わってほしいという思いがあるからでしょう。そりゃそうです。関東全県、あちらこちらに毎月遠征していたチームですから。

ところで、昨日の江東区遠征で、指導者として大いに反省したことがあります。
各チームの試合間の練習を見ていて、やはり指導者の球出しの工夫によって、子どもたちの体力や技術を伸ばしてあげなくてはならないと感じたわけです。我がチームは、親子バレーボール同好会という大義名分があるために、私の中で、子どもへの指導をある程度おさえて、みんなが楽しめるようにしていた感じがありました。しかし、それでは小学生の子どもたちの能力を開発してあげることが難しいことも感じていました。対外試合に行くことで一番刺激を受けるのは、やはり指導者だったのです。各チームの指導の工夫を見ていて、思い出すことがたくさんありました。こうした教員以外の方々の指導努力を目の当たりにすることでそれを応用し、一般的な教員にはできない学校改革をしてきたのが私です。今の立場になっても、小学生バレーボールの対外試合に行けば、新しい財産を得ることができる。それを楽しみに、2023年からも前進していこうと思います。
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毎年、年の瀬をしめる江東区交流会に参加

写真は遠征車両の最新画像、ヘッドレストにモニターを付けて、DVDをみられるようにした井上車です。

チームの皆さん、お待たせしました。今日の練習試合の成績上位3位をはじめに公開します。

【サーブ得点率】
1位 K.S(5年男子) 62.5%
2位 N.S(4年女子) 62.1%
3位 O.T(5年男子) 56.3%

【サーブ成功率】
1位 N.S(4年女子) 100%
2位 K.S(5年男子) 90%
3位 N.A(4年女子) 88.9%

【サービスエース率】
1位 O.T(5年男子) 40.6%
2位 N.S(4年女子) 37.9%
3位 K.S(5年男子) 25%

昨日、出場を棄権していなければ、今日はもう少しチームらしいまとまりを作り上げることができたのですが、惜しくも今日が初日となったため、試合をしながら、いろいろなことを試す段階で1日を終わりました。
では、なにを試したのかと言いますと、

(1)ネットの上に手が届く子が一人しかいないという厳しいチーム状況なので、クロススパイクだけをブロックで止め、ストレートやブロックオーバーのチャンスボールを拾うこと。
(2)センターレシーバーが休んでいたことで、レシーブフォーメーションが完全に乱れているので、セッターの判断力を高めること。
(3)サーブレシーブに大きな課題があるため、セッター以外の全員がレセプションに動くこと。
(4)バックの2人の運動量が一番多くなるようにすること。(実はこれが私のバレーボール指導の要です。これができないと私のチームになりません。)
(5)アタッカーを育てること

5つあげましたが、細かいことはそれ以上に、口うるさく言い続けました。
今日は追い込み続ける指導の1日でした。
練習試合や公式戦の経験が少ない矢口タートルズでは、今日のような練習試合の貴重な1日で、自分たちに足りないことが何なのかを考えさせないと、日ごろの練習態度が変わりません。そこであえて褒めることをしないで、改善ポイントばかりを投げかけています。それでさらに考えて挑戦できる子は伸びるでしょう。
向上心の強い子が、私の指導を受け切れる子だと思ってください。
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転校していくお友達

今日は、この2学期をもって転校していく兄妹2人の最後の練習日となりました。
妹のスーパー1年生には、昨日、今日と2日間、キャプテンを任せて思い出を作ってもらいました。2日間とも立派にキャプテンを務めてくれました。
兄も今日まで練習ノートを書き続け、自分のプレーを振り返りながら、地道に努力を続けてきました。2人とも練習を休まず、本当によく頑張ってきました。転校先でも変わらずに努力家でいてほしいと願っています。

2人にとって本当に最後の練習では、5年生に中学年男子2人をまぜたチームと、1,3,4年生女子チームに分けて2セットの練習試合をしてもらいました。
5年と男子チーム 1{21-18、16-21}1 1,3,4年女子チーム
という点数だったかな・・・・・
みんな、すごくよい試合をしていました。
久しぶりに練習を見に来たコーチが、感動して涙するくらいによい試合でした。
審判をしていた私も自然と、「ナイスサーブ」「拾ったぁ!」「よく穴を見つけるなぁ」「ナイスレシーブ」「1年生スパイク決めた!」「よし!つながった」など、たくさんのプラス評価の言葉を口にすることになりました。
これだから小学生バレーボールの指導をやめられなくなるのです。まさにそんな大人にとっての中毒性がある、子供たちの素晴らしい姿でした。
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ここで基礎に戻る

平日練習。
チャンスボールを確実に得点にできるようにするために、今日から基礎の基礎、チャンスボールをアンダーパスでセッターに入れるための練習をやりました。がごに2回入ればサーブ練習に進めるパターンにしました。結果、予想通り、練習量の少ない子や、まだ基礎が身についていない子が残っていきました。
ゲーム練習は、メンバーを3パターン変えて試してみました。現状のチームでは、レシーブミスやサーブミスをしない子が試合出場に一番近いです。

さて、最終ミーティングで大切なことと私が考えていることを話しました。最近、子供の髪の毛を染めることが流行っているようですが、私は大反対論者です。子供に良い影響があるとは全く思えません。子供たちには、見た目よりも内面をもっと豊かにすべきです。髪を染めた子が学校生活で乱れていくことはたくさん見てきましたが、髪を染めて成績が良くなったり、生活態度か良くなった小学生には、長い教員生活の中で、一度も出会ったことがありません。反対に、5年生で担任した時にはロン毛金髪男子、テスト平均30〜50点、生活態度に課題多しという子に、学び方を指導し続けた結果、6年生になったある日「先生、俺、なんか分かったよ。」と言い、黒髪になり、ロン毛もやめ、100点連発しだすという奇跡の成長を見せた子はいます。

なんでもないことと思ったら大間違いなのです。小学生時代に、なにかに夢中になることができず、髪の色に気持ちがいってしまうことは、明らかにマイナスなのです。そんな時代ではないという意見もあるでしょうが、何度も言うと、経験上、染めて急に良くなったという子は皆無ですが、染めるのをやめて急成長した子はよく見かけます。

子供たちには、
「校長が連れてきたチームなのに髪を染めている子供がいると、他チームから必ず言われるから、染めた子は外の試合のメンバーにはしない。」
こう伝えました。実際に髪を染めた男子は、今回の大会や練習試合のメンバーから外しています。
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様々なフォーメーションを試行中

今日も新チーム作りに時間をかけました。
かねてからセッターの練習をさせていた5年女子を初めてポジションに入れて、ツーセッターのフォーメーションにしてみたのです。ねらっていたライト側のレシーブの穴はふさがりそうですが、予想とちがったのは、ブロックを飛ばしてもそれほどの高さがなかったこです。これは練習で鍛えて、ジャンプ力をあげるしかありません。都大会を目標にするということは、ブロックなしでは考えられないことですので、今のメンバーの中から何とかするか、または身長のある子を入部させるしかありません。

私が指導する中で、一番得意とするフォーメーションは「3-3フォーメーション」で、セッターがブロックの真ん中にいる状態がよいのですが、そのためには最低でも身長150センチある子が3名必要です。今はできません。まずは「1-3-2フォーメーション」でレシーブをしっかり固めています。次はブロック2人を飛ばせる「2-1-3フォーメーション」をやらせようと思います。「2-2-2」を指導するのはあまり得意ではないため、たぶんやりません。

夢ばかり語っていてもしょうがないので、目の前の課題を一歩一歩乗り越えていきましょう。
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予想通りの仕上がりを見せた新チーム

都大会予選に出場している他のチームは、いまはシード権戦などを行っており、どんどん新チームを作り上げている頃です。矢口タートルズは、まだ都小連には加盟していないため、ミカサ杯教育大会(新人戦)には出場しません。そのため、これまでは4年生の技術を高めることを2か月間かけて取り組んできました。その成果は、アンダー10大会での優勝にあらわれました。ねばりにねばるチームができあがったのです。

さて、今日からいよいよ心に秘めてきた、新チームメンバーでの練習を始めました。優勝した4年生チームを基本として、レフトとライトのアタッカーポジションに5年生男子を入れて攻撃力を最大にする。そう簡単にはボールを落とさないチームに攻撃力が加われば、かなり強いチームになると計画してきたことは間違いありませんでした。今日の部内練習試合の様子を見て、子供たちに伝えたことは、
「この4,5年生チームならば、今の状態でも都大会出場をねらえるレベルになっている。もし都大会予選に出場していたら、かなりの確率で都大会に勝ち上がれるだろう。そこまで成長していることに自信をもっていいですよ。」
ということでした。

しかし、対外試合をほとんどしていないことから、今年度の教育大会のレベルが私にも正確には分かりません。それがはっきりするのは、月末の江東区での交流練習会になります。この交流会で、我々のチームの新しい課題がはっきりするでしょう。もし、そこそこ試合をすることができたならば、4月以降に本気のチャレンジを開始して、本当に1年目にして都大会出場となれば、それは小学生バレーボール界でも歴史的なことです。(大言壮語を書いてしまいました。予選を勝ち抜くことがそんなに簡単なことではないのも事実です。)
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イノッチ車を改良しました

今後、遠征が増えることを想定して、イノッチ車に改良を加えました。
まずは定期点検に合わせて、タイヤを新品に変えました。ピカピカのタイヤに変えたことで、乗り心地も少し良くなりました。
次に、車内でDVDを見ることができるようにしました。そしてハイキューDVD全巻をそろえました。また、これまでのチームに見せてきたDVDもいろいろとあるので、たいくつしない車になったと思います。
実は車内カラオケマイクセットも持っているのですが、入っている曲が古いため、今の子供たちに歌える歌がなく、設置をためらっています。大人なら大いに楽しめる曲が多くあります。

さて、今日は部内お楽しみバレーボール大会に向けて、大量のお菓子を買いました。・・・・・調子にのって買いすぎました。
1週間かけて、お菓子トロフィーに作り上げます。
あまり差をつけずに、ほぼ同じものを6個作ろうと思っています。
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イノッチ車に録音した曲 中森明菜 ~TV特集選集~

中森明菜 ~TV特集選集~


中森明菜ベストを車に録音しました。

遠征が多くなる予定なので、次は車内モニターを設置して、DVDを見られるようにする予定です。
今は出していませんが、車内カラオケマイクも持っています。
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バックステップの練習が必要

今日の練習も、子供たちの成長がたくさん見られました。とくに最近はボールをつなぐレベルが急上昇しています。そう簡単にボールを落とさなくなったため、ラリーが長く続くことが増え、バレーボールの楽しさを、ますます感じられるでしょう。

今は、高学年チーム、4年生チーム、下級生大人チームの3チームが組めて、対等なレベルで試合をすることができるため、チーム内練習としては理想的な状態です。そして、3チームとも、セッターが一気に成長しています。ここへレシーブが来そうだと読んで先回りする能力が高まっています。セッターが2本目をつないでくれれぱ、チームのみんなは安心してプレーできます。

さて、標題のバックステップですが、この練習をすることが、緊急課題だと見ています。前左右の動きはどんどん良くなっている反面、後ろにさがる動きができていません。日常生活でもあまりしない動きになるため、特別に練習しないと難しいのです。
昨日、私はSLAM DUNKの映画を見てきたのですが、このバスケットボールのアニメの中でさえ、バックステップの大切さを表現していました。映画を見ながら、バレーボールの練習でもやらせないといけなかったなと、大いに反省をしたわけです。来週からトレーニングの中に組み込みます。



別の話題で、新型コロナの第8波について、私なりに予言をしていました。12月の上旬から中旬でピークに達し、その後おさまってくると。きっとそういう状況になるだろうから、学校運営も、これまでのような緊急対応する必要はないだろうと、副校長には伝えていました。
その理由を書き残します。じつはこのパンデミックが始まった時から、私なりにデータを毎日とり続けており、第8波が始まりそうになってきた10月下旬に、第7波までのデータを分析して気づいたことがありました。すべての感染拡大は5,6週間でピークを迎え、その後おさまり始める。だから第8波もピークはその頃だ。それが今です。このことがくつがえされる場合は、これまでにない新しい感染展開が起きるということになります。そうならないことを祈ります。
いずれにしても、コロナ対応は諸外国の方が早い。今、サッカーのワールドカップが行われていますが、コロナの話題など一切出ませんね。どうしてなのでしょう。実はそれが最先端情報だと私は思います。文科省も「給食の“黙食”をすることなど、文科省は言ったことはない。会話をしてもよい。」という通知を出しました。3年間も続けられた制限生活に、精神的にマスクをはずせない子供が出ていることも事実です。どぎゃんかせんといかん。ということです。
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セッターをたくさん育てています

12月3日(土)練習。午前中は合唱団が区の演奏会に初出演するため、子供たちを引率しました。合唱団の演奏は、客観的に見てもレベルの高いものでした。指導をする教員の指導スキルが高いため、発足して半年の我が校の子供たちではありましたが、どう見ても一歩抜き出ていた合唱だったと感じました。
実は私、副校長として文京区の2校にいた頃には、1校目は都内最大の部員数を誇る器楽部がある学校にいました。4年生以上の児童の70%が部員で、常に100名を超えるという器楽部。練習も毎朝、保護者や地域の方々もコーチとして指導に入るような盛んな器楽部でした。2校目は、NHK合唱コンクールで東京都の最終選考に残るレベルの合唱団がありました。これまた毎朝練習していました。こうして毎朝、大きな目標に向かって集まってくる子供たちを受け入れるために、副校長として午前6時15分には学校に着き、門を開けていた数年間でした。当然、練習も参観したことが、演奏レベルを感じる基準として、私の体の中に残っているのです。昨日の自校の合唱は、その質の高さで他校を圧倒していました。

さて、学校へ帰ったら、バレーーボールの練習です。
最近の矢口タートルズは、4人のセッターを育てる練習を中心にしています。
5年生2人、4年生と3年生で2人、この4人については、私の考えている課題は、一人一人まったく違うのですが、4人にセッター練習をさせることによって、チームの長期的な存続を担保する、保険のような働きをねらっています。つまりセッターポジションというのは、チームの存続を守るほど大切な役割だということです。

今、矢口タートルズは都小連に加盟していないため、都大会予選には出場できません。
4月から都小連に加盟して、都大会予選に出場することになった場合、土日の試合数はこれまでの5倍になります。初出場するチームが、それに耐えうるために最も重要なのは、セッター不在を防ぐ必要があります。そのための4人練習というわけです。
とりあえず、2本目のボールを上にあげてくれる子を、たくさん育てておこうと思います。セッターを育てることが最も時間がかかるのです。アタッカーを育てるのは、集中練習すれば、1か月もあればなんとかなります。セッターはそうはいきません。
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「神様ご指名カード」でハラハラドキドキの授業

昨日の教育実践記録を読んでくださった方から、「神様ご指名カード」とはいったい何なのか知りたいというご要望をいただきました。ありがとうございます。説明いたします。

(1)写真のような手のひらサイズのカードを用意します。長く使う可能性が高いため、破損しないように板目紙で作ることをおすすめします。
(2)この写真には「2-2」とクラス名を書いていますが、神様の「G」とか「ゴッド」とか書いても楽しいです。
(3)裏面に子供たちの名前を1枚に1名ずつ書いておきます。
(4)授業中にこのカードをめくって、ランダムに指名をすることができます。「誰が指名されるかは神のみぞ知る」とか言って、めくってあげると子供たちはドキドキしながら、知らず知らず緊張感と集中力が高まります。
(5)この神様指名ばかりしていると授業にならないこともあるため、効果的に使える場面かどうか、教師の判断力が必要です。
(6)カードの大きさにばらつきが出ると、シャッフルしたときに、並び順がいつも同じとか、ある子ばかりが先に出るということが起こるため、裁断機を使って、ピタリ同じサイズのカードを作るとよいです。

昨日は、問題文を読んでもらうときや、誰でも答えられそうな発問をしたときに、神様カードを使い、1日かけて全員が発言できました。(つまりカードを使い切りました。)
このほか、子供同士のリレー指名をさせたり、挙手発言や意図的指名をしたりと、場合に応じて使い分けていった結果、子供たちの冗談じゃないくらいの数多い発言で進む授業を、一日中することができたというわけです。

実はこの教育技術も、20年くらい前に先輩教師から教えてもらったものです。
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