やれるだけのことはやった・・・あとはどこまで力を出せるかだ!

この4月、ジュニアFさんのご厚意で願ってもいないレベルの練習を続けることができました。

「S澤さん、辰巳の体育館が液状化現象の影響で緊急工事になってしまって使えないんですよ。土曜日だけでいいので、一緒に練習させていただけませんか。」という私の嘆きを、いやな顔ひとつせずに受け入れて下さったことに何よりも感謝しています。辰巳チーム関係者の皆さまも、どうぞこの事情を知っていただき、ジュニアFさんに感謝して下さい。

また、昨日はチームとして初めて、梅島小に遠征。写真のような素晴らしい校舎、体育館での思い出に残る練習もできました。



初心者だらけの辰巳ジャンプが都大会に出場している様々なチームとの練習試合を1カ月間もさせていただいたわけです。うちと練習試合をしても相手チームにはほとんど成果がないのに、真剣に試合してくれた相手チームの子どもたちにもありがたいと感じています。辰巳の子どもたちは、この東日本大震災からの1カ月半の遠征を通して得た財産を、明日からの試合に生かして、力の限り闘ってほしいと思います。

それにしても子どもたちは本当に良く成長してきました。3月末にキャプテンであり2枚エースアタッカーの一人であったH菜が転校してしまい、まったく0からのチーム作りをしてきたわけです。コート内にはバレー経験4カ月という子が二人も立っている。そんな子たちが何とかレシーブをつなぎ、そして力こそありませんがスパイクまで打っている。6年生が一人もいないチームですから、未来に大きな希望の光が見えてきた2011年の春でした。

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「選択の科学」・・・教員必読だと思います!

選択の科学
クリエーター情報なし
文藝春秋


この本、ページをめくるたびに、かなり目から鱗状態になりました。

「選択」ということが、人間だけでなく、あらゆる生命体に与えられた貴重な財産であることがよく分かりました。


たとえばネズミであっても、選択をすることのできる環境にあるネズミは寿命が長く、選択権のない環境の中にいるネズミは「生きる力」を失っていくこと。

たとえば同じ教員であっても、自分の力で仕事を切り開いてきた人のストレスは少ないけれども、他者(管理職や先輩教師)の判断にゆだねて自分で判断(選択)することのできなかった人のストレスは高いということ。

その他、文化圏によっても選択の判断基準が違って、個人主義の選択にストレスを感じない文化圏もあれば、集団の合意による義務感や使命感を背景にした方が楽な生き方ができる文化圏もある。


要するに、「選択」するという判断基準が私たちの生き方に与えている影響がとてつもなく大きいことを知る一冊です。

日本を含めたアジア的な教育と、西欧的な教育では歴史的な背景が全く違うことを知らないで批判をするのが危険なことも教えてくれます。「フィンランドメソッド」とか「デンマークメソッド」というような西洋的な方法を、東アジアでは簡単に導入をすることはできないことを認識させてくれる一書でもあります。


教員は絶対に読んでおいた方が良いと私は思います。

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浜岡原発について

私たち日本に住む住民は、もしかしたら原子力発電所について、あまりにも無知だったのではないかという気持ちを深めています。現に私自身、今回の大震災で起こった福島原発の事故を通して、初めて知った事実が数え切れないほど多くあります。

小学生バレーボールチーム「新宿柏木クラブ」のsako監督が、ご自身のBBSの記事に「浜岡原発」のことを書いてくれました。恥ずかしながら、私は「浜岡原発」について何も知りませんでした。

知識がないので、賛成の立場も反対の立場も取ることができません。だたなんとなく、危ないのかなという気持ちになっているだけ。社会的にも映像メディアでもほとんど伝えられない実態に、日本の厳しい現実を、実は認識しなくてはならないのかなと思ったりもします。

この話題について、私自身の研鑽が追い付いていないという感覚がありますから、「こうだ!」と断言する自信がありません。ただ、ここに紹介した書籍のすべてが、3月11日よりもはるか前に発刊されている本なのです。

私の言葉は信用しなくてけっこうです。ど素人の戯言ですから。ただ、本に書かれていることを判断しなくてはなりません。たとえば、『原子炉時限爆弾』という本には、このような記事が書かれています。

『実はこの最終原稿を書いている最中の2010年6月17日に、東京電力の福島第一原子力発電所二号機で、電源喪失事故が起こり、あわやメルトダウンに突入かという重大事故が発生したのだ。日本のマスコミは、20年前であれば、すべての新聞とテレビが大々的に報道しただろうが、この時は南アフリカのワールドカップ一色で、報道人として国民を守る責務を放棄して、この深刻な事故時ついてほとんど無報道だった。ショックを受けた東京電力がくわしい経過を隠し、それを追求すべきメディアもないとは、実におそろしい時代になった。そもそもは、外部から発電所に送る電機系統が四つとも切れてしまったことが原因であった。勿論、発電所も原子炉も緊急停止したが、原子炉内部の沸騰が激しく続いて、内部の水がみるみる減ってゆき、ぎりぎりで炉心溶融を逃れたのだ。おそろしいことに、この発端となった完全電源喪失の原因でさえ特定できないのである。この四日前の6月13日に福島県沖を震源とするかなり強い地震が原発一帯を襲っていたが、それが遠因なのか? いすれにしろ、事故当日には地震が起こっていないのに、このような重大事故が起こったのだから、大地震がくればどうなるか。」

この言葉は現実となって私たちの「今そこにある危機」としてふりかかっているのです。今日は原発20㎞圏内が、避難指示から「警戒区域」と指定され、区域内に入ることも制限される事態となりました。まさにここに紹介した書籍の内容と同じことが起こっているわけです。


こうして危機意識を持って、浜岡原発の情報を調べてみると、なにやらあわてたように(そう感じる私自身の先入観も危険ではありますが)2011年4月20日時点で「浜岡原子力発電所における緊急安全対策について(経済産業大臣からの指示に対する報告)」なるものが出されています。これが本当に信頼できるものなのかどうかは、読んだだけではまったく分かりません。


いずれにしても、「メディアリテラシー」がこれほど必要になってくる時代はありません。テレビ等によって意図的に流された情報に左右されるのではなく、自らの力でつかんだ情報とも照らし合わせながら、最悪の事態を想定し、最善の判断をしていかなくてはならない時代の真っただ中にあると言えるのではないでしょうか。

私がここに書いたことで、少しでも「原子力発電」について関心を高められた方がいれば、ぜひとも「原発は安全なんだ」という主張をしている人の意見と、逆に「原発は日本を壊滅させる」と主張している人の意見を読み比べ、何が信用できる情報なのかを判断されると良いと思います。

こうやって書いている私自身が、まだまだ情報が足りないと感じています。何かご存知の方はぜひとも教えてください。


原子炉時限爆弾
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策
クリエーター情報なし
三五館


静岡県は大丈夫か?―静岡空港は東海地震は浜岡原発は太田川ダムは財政再建は情報公開は
クリエーター情報なし
野草社


隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ
クリエーター情報なし
創史社


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日本経済新聞社の取材を受けました 【マインドマップ実践授業】

本日、「マインドマップを使った授業を取材させてほしい。」という日本経済新聞社さんからのご依頼を受け、5年生クラスで特別授業をさせていただきました。

テーマは「高学年らしさとは?」という道徳の授業です。

道徳授業の王道とはまったくちがった授業内容で実践したのではありますが、学習指導要領の道徳の目標には、

「道徳教育の目標は,第1章総則の第1の2に示すところにより,学校の教育活動全体を通じて,道徳的な心情,判断力,実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。
 道徳の時間においては,以上の道徳教育の目標に基づき,各教科,外国語活動,総合的な学習の時間及び特別活動における道徳教育と密接な関連を図りながら,計画的,発展的な指導によってこれを補充,深化,統合し,道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め,道徳的実践力を育成するものとする。」

とありますから、私の行う道徳の授業を受けると、まず間違いなく『道徳的実践力』はアップします。なぜなら具体的な実践課題を子どもたちが考え、その実践を行うことで見えてくる「近未来の姿」を見せてあげるからです。その「近未来の姿の可視化」のためにマインドマップが必要となります。


授業内容な次の通りです。

(1)本時の授業のねらい確認

(2)本時のタイムテーブル確認

(3)マップをかいていく視点を確認

(4)個人作業(マインドマップワークシートにかきこむ)

(5)班ごとにマインドマップにかいたことを個人発表して交流学習をする

(6)班の代表による話し合い内容の発表

(7)教師の訓話



今回の道徳授業が王道とは全くちがうのはどこかというと、学習指導要領に定められた指導内容のうち、「1.主として自分自身に関すること。」というカテゴリーのすべてを1時間で指導したことです。カテゴリーの中にある項目は下記の6点です。

(1) 生活習慣の大切さを知り,自分の生活を見直し,節度を守り節制に心掛ける。
(2) より高い目標を立て,希望と勇気をもってくじけないで努力する。
(3) 自由を大切にし,自律的で責任のある行動をする。
(4) 誠実に,明るい心で楽しく生活する。
(5) 真理を大切にし,進んで新しいものを求め,工夫して生活をよりよくする。
(6) 自分の特徴を知って,悪い所を改めよい所を積極的に伸ばす。

子どもたちには、「本来6時間で行う内容を1時間でやる。」とも伝えて授業をしました。そして、「これは担任のT先生が、これから行う道徳の授業を深いものにするための導入授業となります。」とも伝えて授業実践しました。要するに、1年間の道徳授業の導入をしてみたわけです。

ありがたいことに、子どもたちは私が語った内容をよ~く記憶してくれます。今回も「学習指導要領の中にある指導内容6項目を1時間でやるよ」と語ったことを覚えていて、「高学年として学習指導要領の内容をしっかり身につける」というブランチを伸ばした子がいたほどでした。


授業の様子は、いつもどおり、個人作業では集中状態が起き、意見交換は自分の言葉で自然に話す子どもばかり。班代表発表も同様で、マインドマップの特徴がよく表れた授業となりました。



今回、この記事に添付した画像は、私がかいたマインドマップです。
これは、子どもたちが考えたマインドマップすべてをまとめ、集約したものです。こうすることで、学級全員の意見を反映させることができます。マインドマップでかいてあるので、慣れていない人には何を書いてあるのか理解しにくいこともあるでしょうが、日常的にマインドマップに触れている子どもたちには、この1枚だけで理解できてしまいます。そして1年後に振り返ってみると、子どもたちはここにかかれている内容で「道徳的実践」を自然にしてしまうのが不思議な現象です。

潜在意識に強く訴える効果がマインドマップにはあるからです。なぜなら、キーワードで単純にかかれており、イメージやカラーを使って右脳に働きかけており、ブランチによって階層化された表現内容だからです。



この授業については、もう少しくわしく伝える必要もありそうですから、後日指導案的な内容でブログに再掲載するかもしれません。



なお、今回取材を受けた記事は、『日本経済新聞』で4月下旬に記事にしていただけると担当の方にうかがっております。皆さん、ぜひ読んで下さいませ。

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上野動物園@チーム遠足

体育館が使えないので、辰巳ジャンプはチーム遠足をすることにしました。

今回は「上野動物園でパンダさんを見る遠足」です。

予想はしていましたが、入園するなりパンダ舎は「ここはディズニーランドか?」と思わせるような大行列。最後尾に並んだ時に引率して下さった保護者の方が係員に聞いてみると「1時間待ちです。」とのこと。たかがパンダ、されどパンダ。たった二匹で人間を何千人も行列させるパワーを持っていました(笑)。



パンダ舎の中に入った時間は係員から言われたよりも早く、約30分間待ちでした。しかし、どんどん前に進まされるので、パンダを見る時間は3分間。
3年生の男子は、「30分並んで、たった3分間だけかぁ~。」とため息まじりにつぶやいていました。


予定としては、午前中はチームで園内を一周し、昼食後に自由見学と計画していましたが、パンダだけで11:30になってしまったため、早めに昼食。その後に班ごとの自由行動2時間。とても良い天気だったので、ちょうど良いお散歩になった感じです。


晴天の日曜日、上野動物園は動物を見る場ではなく、人間を見る場となってしまいますね。それほど満員でした。これって目線を変えて、動物目線で人間を見た場合、どんなものなんだろうなぁなどと訳のわからないことを考えてしまうほど。小学校の遠足や生活科見学で平日に来るのが一番いいみたいですね。


今後も体育館が使えない日々が続きます。どう調整しても練習ができない日は、また遠足を企画しようと思います。

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避難訓練をなめてはいかん!!!

辰巳ジャンプの今日は、4チームが集まっての練習試合でした。3月にキャプテンが引っ越し、1から作り直しの我がチーム。今日1日でだいぶ見通しがつきました。夏前までは、今日行なったフォーメーションで乗り切るしかありません。その間に新入部員のレシーブ力をあげていき、来年スタート時点で、もっと攻撃的なチームになるように育て上げたいと思います。


話題は変わって「地震」のことです。

今日も昼近くに大きな地震が起こりました。地面の底からズシンと来るようなゆれ方で、練習試合途中ではありましたが緊急避難体制を組みました。今日集まっていたのは、学校も全然違う4チームでしたが、避難を統率した私の指示をよく聞き判断して、安全に行動した小学生バレーボーラー達。この子どもたちの姿に私は「日本のすべての学校で行っている避難訓練は素晴らしい取り組みなんだ!」とあらためて感動しました。

公立学校の「避難訓練」というのは教育課程に組み込まれていて、どの学校でも毎月1回行わなければならない学校行事となっています。その法的根拠は「消防法」です。


消防法
(昭和二十三年七月二十四日法律第百八十六号)
最終改正:平成二一年五月一日法律第三四号

第二章 火災の予防

第八条
学校、病院、工場、事業場、興行場、百貨店(これに準ずるものとして政令で定める大規模な小売店舗を含む。以下同じ。)、複合用途防火対象物(防火対象物で政令で定める二以上の用途に供されるものをいう。以下同じ。)その他多数の者が出入し、勤務し、又は居住する防火対象物で政令で定めるものの管理について権原を有する者は、政令で定める資格を有する者のうちから防火管理者を定め、当該防火対象物について消防計画の作成、当該消防計画に基づく消火、通報及び避難の訓練の実施、消防の用に供する設備、消防用水又は消火活動上必要な施設の点検及び整備、火気の使用又は取扱いに関する監督、避難又は防火上必要な構造及び設備の維持管理並びに収容人員の管理その他防火管理上必要な業務を行なわせなければならない。


法律を見れば、月1回とは決められていませんが、教育委員会からは月1回必ず行うようにとの指示が出ています。

すべての学校で真剣に避難訓練を積んでいる。そういう日本の学校に通う子どもたちは、場所が変わって、避難を指示する指揮者が変わっても、普段の避難訓練と同じように行動することができる。今日の地震でも、まずは安全な場所に集まり、各チームの子どもたちが全員いるかどうか確認し、安全が確認できるまでは静かに待つという基本中の基本の行動をして身を守ることができていました。


この月1回の避難訓練。小学校6年間では合計11か月(8月は行わない)×6学年=66回も同じようなことを繰り返しているわけです。さらに中学校3年間で繰り返せば、11×3=33回が加わり、義務教育12年間で99回の避難訓練を体験するのが日本人であると言えるわけです。この後、さらに所属する組織での訓練がプラスされ、一人の人生の中で、100回を超える「避難訓練」を染み込ませていくのが日本の安全教育なのだと見直しました。


「避難訓練」・・・本当に大事です。自分の学校での避難のためだけと考えると、子どもたちのモチベーションが下がることもありがちですが、今回のようにまったく違う学校の子どもたちが集まっている集団でも、学校で行っている避難訓練と同じように行動することのできることを知れば、「避難訓練をなめてはいかん!!!学校ではない時にも自分の身を守ることにつながる訓練をしているのだ!」と、常に高いモチベーションで訓練するように、子どもたちに言えます。そして学校の先生方にも、今日のエピソードを紹介し(ここに書けば紹介することになりますが・・・)、避難訓練の啓発をしようと思います。

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仕事を加速するひとつの方法

先日紹介した雑誌に書いてあったことの中から、自分に使えそうなことを早速実践に移しました。

実は私、整理整頓が苦手で、その最大の原因は「捨てられない」ということなのです。1か月もすると机の上には書類が山積みとなり、時間をかけて片づけなくてはならなくなります。自分の欠点、悩みのひとつでした。少年時代からの習慣なので、なかなか直らない。直らないどころかあきらめ半分でした。

ところが「仕事が速い人の習慣」を読んでいて、「これなら自分にもできそうだ!」と感じたことがあったのです。
それは、『不必要になった書類を机の下の段ボールに捨てる』という方法です。

机の下のスペースには段ボールを置いておく広さはありませんので、A4サイズのトレーを置くことにしました。(写真参照)
ここに「もう必要ない」と思った書類をどんどん捨てていきます。そしてすき間の時間に処分していく。このリズムを作ることによって、机上が格段の整理状態を見せるようになってきました。周りの方からすれば、きっとまだまだなのでしょうが、私個人の心の中では非常に大きな達成感があります。自分の中にまたひとつ、能率をあげて仕事を加速させるツールが手に入ったという喜びがあります。

しかも、この方法は誰にでもできる簡単な方法です。
これから年々、書類の山に追われる立場になることが予想されるので、この小さなチャレンジ、小さな方法をきっかけにして、自分内能率主義を心がけていこうと思います。どんなに小さなことでも良いから、「これもできるようになった!」「あれもできるようになった!」という積み上る達成感を味わいながら、ポジティブに生きていけるといいなぁと思います。

記事を読んで下さった方の「仕事加速法」も教えていただけるとありがたいです。

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 05月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
PHP研究所


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仕事が速い人の習慣 【本の紹介】

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 05月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
PHP研究所


雑誌なので表面的なことが書かれていますが、キーワードは満載な一誌でした。

「仕事が速い」という視点から、5つのポイントをあげて特集していますので、そのポイントを紹介しておきます。

「仕事が速い人」は、

(1)疑問を持ち、自分で考える習慣が身についている。
 なんでも鵜呑みにしないで、「本当にそうなのか?」「それはどういう目的の仕事なのか?」と考える習慣がある。


(2)完璧を目指さない。自分の強みをよく分かっている。
 自分の得意分野で勝負している。100%やりきることを考えていない。80%できていれば合格である。

(3)上手に自分をその気にさせている。
 上手にモチベーションをあげる方法を実践できる。モチベーションがあがらない時はすっきりと休む。

(4)周りの人の状態や行動に気を配っている。
 周囲の人の状況を理解しようとしているからこそ、タイミング良く相談でき、仕事を頼んだりすることができる。

(5)緊急でない重要なことに、必ず時間を使っている。
 どんなに忙しくても、自分にとって重要な何かに、あえて時間を使っている。「必要なムダ」を持っている。



この他、様々な仕事加速化の参考記事が掲載されています。550円とお手軽価格なので、仕事のスピードに悩んでいる方は目を通してみて下さい。

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東京スカイツリー 2011-04-12



久しぶりに東京スカイツリーの写真をアップします。
昨日からまた大きな地震が続いていますが、スカイツリーは着々と完成に向けて動いています。
すでに634mの高さに到着しており、あとは細かい仕上げ作業が1年ほど続きます。
何しろ世界一の高さですから、ぜひ無事故で作業してほしいと願っています。
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「スクール・スタンダード」作成に向けて(教師としての心がけ編)

まだまだ作成途上ではありますが、勤務校の「スクール・スタンダード(学校の児童育成標準)」について第一案をまとめてみました。この段階で公表してはいけないのですが、様々なスクール・スタンダードがある中で、「子どもたちの成長する標準」を掲げる学校は多くても、「教師としての心がけ」という項目をあげるのは珍しい。そういう意味では、広く意見を伺いたいということもありますので、「教師としての心がけスタンダード」だけを公開してみます。

下に記した項目は、欲を言えばもっともっとたくさんの項目があるべきなのでしょうが、少なめに絞り込んだ訳もあります。学校の子どもたちを育てていくのに、いちいち掲げていることを読んで確認しないとならないような細かいスタンダードは必要ない。どの教師も共通理解していて、指導の場において同様の方針で指導できるように、頭に入る程度のものを作らなくてはいけない。そういうい考え方のもとで絞り込んだ項目です。

これから約1カ月かけて検討を重ね、最終的な指針に仕上げていく予定です。




☆☆☆ 教師としての心がけ ☆☆☆

キャッチフレーズ「笑顔・元気・思いやり」

【 心 】

◎素直な心を育てていく。
◎忍耐力のある子を育てる。
◎思いやりのある子を育てる。
◎感謝の気持ちを持てる子を育てる。
◎夢を持てる子を育てる。
◎児童のことをプラス思考に考える。


【態度・行動】

◎輝く目を育てる。
◎相手の目を見ながら聴ける耳を育てる。
◎笑顔あふれる態度を育てる。
◎状況にふさわしい言葉や声を育てる。
◎働くことに喜びを感じる子を育てる。


【 学習 】

◎ていねいに書く力を育てる。
◎やる気のある子を育てる。
◎ねばり強く学習する子を育てる。
◎発言力・表現力・発見力・好奇心のある子を育てる。


【 健康 】

◎元気いっぱいな子を育てる。
◎好き嫌いなくためる子を育てる。
◎給食を全部食べられる子を育てる。
◎外で元気いっぱい遊ぶ子を育てる。


【生活習慣】

◎元気で気持ちの良いあいさつのできる子を育てる。
◎自分で学習準備のできる子を育てる。
◎時間を守る子を育てる。


【教師として】
◎分かりやすい授業を行う。(授業力向上への努力)
◎子どもの心の声を聴く。(心で傾聴する姿勢)
◎子どもの良さを見つける力がある。(温かな目線)
◎間違いはきちんと咎めることができる。(一貫した指導態度)


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「スクール・スタンダード」作成に向けて

校内研修会の初日を行いました。
研究テーマの確認や組織作り、今後の予定などを確認しました。

前日に研究主任の先生から相談を受け、この日の研修会をどうするか話し合った結果、後半の時間を使って私が講師を務め、「朝読書の効用について」の講義と、「スクール・スタンダード」を考えるためのファシリテーターを務めることになりました。

「朝読書の効用」については、脳科学的な視点からどのような効果が期待できるかということと、「読書交流」が起こるように仕向けることによって、子どもたちの読書熱が高まることをレクチャー。そのために「回し読み」をすすめることと、教師による「フィードバック」が必要だと話しました。

ただ読書をさせるだけでなく、読後に教師が何らかの語りかけをしてあげることで、子どもたちの読書へのモチベーションが上がるように指導していくことが必要だと伝えていきました。


次に「スクール・スタンダード」についてのブレインストーミングをファシリテートしました。
今回は「KJ法」を使ってアイデア出しをしてもらったのです。
さらに出されたアイデアを深めるために「ワールドカフェ」を行いました。

短い時間で行ったため、十分とはいえない話し合いの内容でしたが、研修会終了後にも先生たちが「スクール・スタンダード」について語り合っていた姿が見られましたので、第1回目のブレインストーミングとしては成功でした。


出されたアイデアを元に、マインドマップにまとめたのが画像のものですが、アイデアがたくさんあってマップが細かくなってしまいました。見にくいでしょうが、ご覧になった方は雰囲気だけでも感じてくださいませ。

次のブログ記事で、第一案の文章化した「スクール・スタンダード」を示したいと思います。

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新しい立場でチャレンジ開始

新学期が始まりました。
私は現在、教務主任+5,6年生の少人数算数担当+新規採用教員指導担当という立場で動いています。

教員になって以来、初めて担任をはずれました。担任をはずれて感じたことは、4月のスタートにあたり、小学校の担任は本当に多くの作業があって大変だということです。ということは、担任からはずれた今の私にはかなり余裕があるということになります。その余裕を使って、副校長の補佐をしています。副校長職もまた、3月末から4月にかけて、信じられないほどの仕事量であり、少しでも軽減できるように嘱託の先生と私の二人が動いています。

昨日、担任の発表があった時に、昨年度担任していた新5年生の子どもたちは面白い反応をしてくれました。校長先生が「少人数算数担当○○先生、それから井上先生。」と発表した瞬間、「えーっ!?」という声をあげ、みんな私の顔を見ました。「どうして井上先生が担任を持たないの???」「算数少人数担当??? う~ん、厳しい算数の授業になるなぁ・・・」という反応でした(笑)。

新5年生の子どもたちは、4年生の最後のころには「きっと井上先生は、5年生では担任しないけど、私たちが6年生になった時にはもう一度担任してくれるだろう。」という淡い期待をしてくれたわけです。それが担任からはずれるという予想外の配置に驚いたようですね。


今年度の私の使命は「教員の育成」にあります。全力をあげて力ある教員を育てていこうと思います。

今日も校内教員研修会の講師を担当し、「朝読書の効用」について講演をし、さらにファシリテーターとしてKJ法を使って「私たちが育てる児童のスタンダード(標準)な姿」についてのブレインストーミングを行いました。

これからたくさん出張授業をし、先生たちの研修を担当していこうと思っています。

私が持っている「指導財産」のすべてを駆使して、勤務校のみならず可能な限りの学校の先生方の力となっていく平成23年にしていきます。

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卒業生の訪問は嬉しい!

春休みの最後に嬉しいお客様が来てくれました。新中2になる卒業生3人が「部活報告」に来てくれたのです。

テニス部の活動をしている3人は、都大会に出場したことをなんだか恥ずかしそうに、だけど嬉しそうに話してくれました。トーナメント表を見せてくれながら、「ダブルスでは勝つことができて、今度の大会はシードされることになります。」と報告してくれました。

こうしてたま~に卒業生が来てくれると、元担任としては、なんだか旧友が来てくれたような感じがします。教え子というよりは、一緒に良いクラスに作っていったかけがえのない友という感覚が私にはあります。

学級の卒業生も辰巳ジャンプの卒業生も、昔教えていた徳持JVCの卒業生も全員忘れたことがありません。中には私の指導が行き届かず、つらい思いをさせてしまった卒業生もいますが、そういう子も含めて全員、どうか健康で自分らしく充実した人生を送ってください。それを毎日欠かさず、ノートに書いた名前を見ながら祈っています。

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若手教師が新学習指導要領を読み解くひとつの方法

平成23年度がスタートしています。子どもたちはまだ学校には来ていませんが、順調に今年度のスタートを切っていくために、学校の教職員は準備を進めている春です。

春といえば人事の季節でもあります。すでに東京新聞紙上で発表になりましたが、私の勤務校でも他校に異動をしたり、ご退職をされた先生方がいますし、反対に他校から異動をしてきた先生や、新規採用で初めて小学校の教壇に立つ方もいます。

私はそのうちのお一人の指導教官となりました。さっそく「打ち合わせ」と称するお買い物のために、いっしょに神田の三省堂書店に足を運びました。「どれだけの授業知識を持っているかが教師の大事な力だよ」とアドバイスしながら、授業の参考書を購入。今の季節、教育書も売れ時なので、本の題名を見ているだけで時代の潮流が分かります。新学習指導要領に示された「思考力」について書かれた本が多かったという印象を持ちました。


さて、せっかく時間を取って三省堂まで出向いた「初任者研修」ですから、そのままあっさりと帰るのではなく、2時間ほど食事をしながら懇談。「良い授業をしたい。指導を受けることに飢えているんです!」と言った新人さんの言葉に応えるために、それはそれはいろいろな話をしました。

対話というのは、いつの時代でも言葉にできなかった「内なる精神」を「言葉」という形にして表出してくれるものですね。私の中に眠っていた教育思想を新人さんが引き出してくれました。語っている私自身が(ああ!自分の考えが整理できた!)と驚くほどに。そのひとつだけ書き残しておきます。


「学習指導要領」に書かれている内容を読解するための方法です。

すべての文言の裏(行間)に「教育の目的は児童の幸せ」という言葉を置いて読んでみてください。ここでは「総則」の文章を読解してみます。


(第1)教育課程編成の一般方針を読解する


(1)各学校においては,教育基本法及び学校教育法その他の法令並びにこの章以下に示すところに従い,児童の人間として調和のとれた育成を目指し,地域や学校の実態及び児童の心身の発達の段階や特性を十分考慮して,適切な教育課程を編成するものとし,これらに掲げる目標を達成するよう教育を行うものとする。
 学校の教育活動を進めるに当たっては,各学校において,児童に生きる力をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくむとともに,主体的に学習に取り組む態度を養い,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。その際,児童の発達の段階を考慮して,児童の言語活動を充実するとともに,家庭との連携を図りながら,児童の学習習慣が確立するよう配慮しなければならない。


「児童の人間として調和のとれた育成」をするのは何のためですか?⇒児童の幸せのためです。


「生きる力」はなぜ育まなくてはならないのですか?⇒児童の幸せのためです。


「基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくむ」のは何のためですか?⇒児童の幸せのためです。


「主体的に学習に取り組む態度を養い,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。」のはなぜですか?⇒児童の幸せのためです。「児童の学習習慣が確立するよう配慮しなければならない。」のはなぜですか?⇒生涯にわたる児童の幸せのためです。生涯向上していくことに価値観を見いだせる人間を育てるためです。



(2)学校における道徳教育は,道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり,道徳の時間はもとより,各教科,外国語活動,総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて,児童の発達の段階を考慮して,適切な指導を行わなければならない。
 道徳教育は,教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき,人間尊重の精神と生命に対する畏(い)敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし,豊かな心をもち,伝統と文化を尊重し,それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し,個性豊かな文化の創造を図るとともに,公共の精神を尊び,民主的な社会及び国家の発展に努め,他国を尊重し,国際社会の平和と発展や環境の保全に貢献し未来を拓(ひら)く主体性のある日本人を育成するため,その基盤としての道徳性を養うことを目標とする。
 道徳教育を進めるに当たっては,教師と児童及び児童相互の人間関係を深めるとともに,児童が自己の生き方についての考えを深め,家庭や地域社会との連携を図りながら,集団宿泊活動やボランティア活動,自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない。その際,特に児童が基本的な生活習慣,社会生活上のきまりを身に付け,善悪を判断し,人間としてしてはならないことをしないようにすることなどに配慮しなければならない。

「人間尊重の精神と生命に対する畏(い)敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし」ということはなぜ必要なのか?⇒児童の幸せを他者の幸せも含めて実現していくためである。

「豊かな心をもち,伝統と文化を尊重し,それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し,個性豊かな文化の創造を図る」のは何のため?⇒児童の幸せを社会の幸せの上に成立させるためである。

「公共の精神を尊び,民主的な社会及び国家の発展に努め,他国を尊重し,国際社会の平和と発展や環境の保全に貢献し未来を拓(ひら)く主体性のある日本人を育成するため,その基盤としての道徳性を養うことを目標とする。」のは何のため?⇒自分だけでなく地球上の人類すべてを幸せにすることによって、個人の幸せも実現することができるという考え方になる。

「児童が基本的な生活習慣,社会生活上のきまりを身に付け,善悪を判断し,人間としてしてはならないことをしないようにすることなどに配慮しなければならない。」のはなぜか?⇒他人を不幸にして自分の幸福を実現することなどありえないからだ。


(3)学校における体育・健康に関する指導は,児童の発達の段階を考慮して,学校の教育活動全体を通じて適切に行うものとする。特に,学校における食育の推進並びに体力の向上に関する指導,安全に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導については,体育科の時間はもとより,家庭科,特別活動などにおいてもそれぞれの特質に応じて適切に行うよう努めることとする。また,それらの指導を通して,家庭や地域社会との連携を図りながら,日常生活において適切な体育・健康に関する活動の実践を促し,生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮しなければならない。

「日常生活において適切な体育・健康に関する活動の実践を促し,生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮しなければならない。」のはなぜなのか?⇒児童の幸せのためです。



少々安易な読解ではありますが、この「児童の幸せ」というキーワードに乗せて文章を読解していくことによって、教師の実感の度合いが高まるのではないかと私は思っています。

要するに、次のような言葉が「学習指導要領」を読解し、実践していくためのバックボーンになるのではないかと思うのです。

「教育の目的は児童をして一生涯に亘る幸福をつかませることである。」

「幸福とは個人的幸福だけでなく、社会的幸福をも実現してこそ成り立つものである。」


ここまで読んで下さった皆様、もしこの考え方に賛同していただけるならば、「児童の幸せ」というキーワードを使いながら、もう一度「学習指導要領」をすみずみまで読み直して下さい。きっと腑に落ちる文言があるのではないかと期待しています。


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「メンタルリテラシー教育ジャパンバージョン」をまとめていこうと決意した

本日、私の所属している秘密の教育研究チームの会長先生(現役の校長先生)から、大変厳しい宿題を出されて目が覚めた井上です。

「今年一年間の個人研究のテーマを提出せよ」

「若手教員が理解できないようなものは認めない」

そんな投げかけをしていただきました。

この刺激的な課題を前にして、私の中に眠ってしまいそうになっていた大きな研究テーマが、いっぺんに目を覚ましました。

「メンタルリテラシー教育」という考え方を日本教育向けに作り直し、体系化していかなくてはならない。その中の小学校バージョンは自分が必ず書く!

大事なことを東日本大震災で忘れそうになっていました。

メンタルリテラシーとは「脳の使い方」を教育する方法です。

ただただ「考えてみよう」と子どもたちに指示するのではなく、この問題についてはこういう方法で考えてみよう、この課題についてはこんな考え方もある、というような問題解決型学習だとは考えていません。脳機能を開発していくためにはどんな方法を使って鍛えていくと、これまでの教授方法にはなかったような「脳力」の向上が見られるのかをまとめていくことになるでしょう。

しかもこの分野には、カウンセリングや医療、キャリア教育などの多角的な分野に亘っての研究をする必要があります。おそらく私一人では到底太刀打ちできないので、全国にいる力ある仲間たちと共に開発していくしかないと思っています。

その推進役の一人として大いに働くつもりです。

4月に入り、新年度もスタートしています。さっそく今から研究をまとめていかなくてはならないと決意しています。


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