応援についてのお願い

試合の時にはいろいろとやることがあって、保護者の皆さんとじっくり話をするチャンスがありませんので、一応ここに書かせていただきます。

今年度の応援について、お願いしたいことがあります。

辰巳ジャンプの今年のチームスローガンは「一致団結」にしています。これは選手・指導者・保護者が一丸となって試合を勝ち取ることを意味しています。子どもの頑張る姿を大人である我々が“全力で守ってあげる”ようにしたいと思っています。

試合を応援していると、大人はどうしても自分の価値観で見てしまうことが多く、その価値観に合わないと「何してるの!」「もっと喜びなさい!」「声を出して!」「走れ!」「しっかりしなさい!」といった“指示の言葉”となって口から出てくるものです。辰巳ジャンプに限らず、どこのチームでも見られる光景です。主審(応援席に一番近い)をしていて、「あ~、こういう声が応援席から出てきたら、このチームはもうダメだな。」と思うことがよくあります。

しかし、これは応援する保護者の皆さんがやるべきことではないと思っています。監督の仕事領域です。どのチームの監督も、感情で言葉をはいているように見えても、実は試合の流れやその前後の練習内容、子ども達への指導方針など、いろいろなことを必死に頭をめぐらして考えながら指示を出しているのです。ここにコートの反対サイドから別の大人の指示の声がかかってしまうと、子どもによってはどの指示を聞けばいいのか混乱してしまうこともあり、力を発揮できずに負けてしまいます。辰巳ジャンプはこれを避けたいのです。

ではどのような声が子ども達の力を最大に発揮させてあげられるでしょう?
これは大人の私たちの宿題にしましょう。皆さんで、また一人ひとりで考えることが大事だと思います。
良いプレーには「ナイスサーブ!」「よーし、いいぞ!」「もう1本!」等かな~?
ミスが出たら「大丈夫だよ!」「ドンマイ!」「強気!」「気にしない!」等でしょうか?
一番子ども達の力になるのは、応援の声をそろえて「行け!行け!押せ!押せ!燃えろ!辰巳!ガッツで行こうぜ!」などの声援をすることなのでしょう。

保護者の皆さん、ご検討よろしくお願い致します。
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おニューのユニホームで全勝発進!

保護者の皆さんの熱い思いから完成したニューユニホーム。ブラックの生地で背中には「TOKYO」の文字も入っているユニホーム。保護者の皆さんの辰巳っ子たちへの思いは、私などよりもはるかに深いものがありますね。

聞いたところによると、一人ひとりが別々にスポーツ店にユニホームを取りに行くことになっていたにもかかわらず、ユニホーム完成の知らせを聞いてまっしぐらにスポーツ店へ取りに行ってくださったママさんが多いらしく、スポーツ店の方がビックリしていたそうです。

あらためて保護者の皆様のご協力に感謝申し上げます。
ありがとうございます。


試合はいかにも現辰巳ジャンプらしく、1試合目はハラハラドキドキしたと思いますが、ベンチの私から見れば「こんなもんかな。今日は勝てば官軍でいいだろう。」という感じでした。大型軍艦はエンジンが温まるまで時間がかかるのです。

応援している方々には「はじけるような姿」が見られなくて不満に感じた方もいるかと思いますが、監督の私としてはとても高い評価をしてあげた1日だったのです。それは、私の指示したことを子ども達が受け止めて、試合中にず~っと話し合いをしながら戦っていたからです。
ラリーが終るとすぐに話し合い。作戦通りにできなかったら話し合い。コートの中でお互いにいろいろなことを調整をしながら意思統一を図っていた子ども達。応援をしている方々も分かってあげてください。子ども達は「より高き」を目指して頑張っているのです。
最終ミーティングで話したのは「本当にすごいチームになれば試合中に声を出さなくても完璧な試合ができるんだよ。そういうチームが今年の日本一を目指しているんだよ。」ということでした。

さあ!女子は全勝発進をしました。
次は明後日の男子予選です。
女子に負けないようにチャレンジしていこうではありませんか!!!
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全砲塔発射準備完了! 微速前進!

今日の練習試合は、IT交流チームの八○代さん。
Bチームの相手までしていただき、ありがとうございました。

さて、学校の教員らしからぬ物々しい題名をつけてしまいました。しかし今年の辰巳ジャンプをひと目見たことのある方は、この題名には納得してくれるのではないかと思います。イメージは大型戦艦というチームカラーだからです。

女子は主砲(エース)が準備完了しました。副砲(センター・ライト)もほぼ使えるようになり、あとは守備として走り回る戦闘機(レシーブ)を整備すれば良い。そうすれば司令室(セッター)の才能はフルに発揮されることとなるでしょう。セッターにパスが入れば「レインボーブリッジ攻撃」が展開され、見ている人も楽しくなるはずです。

男子は女子に負けないだけの主砲・副砲に成長してきましたが、的を射抜く精度が低いために、もう少々の整備期間が必要か。さらに司令室が“船の運転”にいっぱいいっぱいの状況で、“作戦を指揮する”余裕がない。ここに最大の課題があります。強い精神力をセッターには求めたいところです。

もっと練習したくても予選は来週始まってしまいます。あとは予選を通して最強軍艦2隻を仕上げていくことになります。今回こそ「二兎を追うもの、妥協せずに追い続ければ二兎とも得る!」ということわざを作りたいと思っています。そしてみんなでまた楽しいバイキングに行きたいな!!!
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大会6日前

ふと気がつけばペプシカップ予選のスタートまで6日。心してはいたものの、直前になるとさすがに開催時期の早さに驚いてしまいます。

教育大会から2ヶ月しかたっていない。はたして先頭を走るチームのシッポぐらい見える位置まで来たのか、それとも知らない間に後ろから追いかけてくるチームに足をつかまれたのか、それすら分からない状況にあります。

私としては、どんどん遠征をしたいところを、グッと腹をくくって男女での練習ゲームによる伸ばし合いに賭けてきました。その甲斐あって、両チームとも確かに成長は見られます。よくここまで伸びてきたと満足しても良いくらいにです。しかし、子どもたちが目標とするものを達成させてあげるためには、ここからがより一層苦しい峠道になるでしょう。


今日は午後から東○さんと練習試合もしました。男子はセッター+ライト不在、女子はエース不在の中でも勝ち越せるほどにチームの総合力がアップしています。もうひとふんばりの練習で安定した力を発揮できるようになります。ただただ練習あるのみです。


ところで、昨日の保護者会で明らかになったことですが、女子は29日の予選初日から「新ユニホーム」で登場できそうです。男子は5月中旬完成予定ということで、今回は都大会に出ないと間に合わないかも。
どんなユニホームなのかな?
今回は、完全に保護者会まかせで私は見ていないので楽しみです。
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男女の半分を混ぜて

今日は試したことが2つありました。

ひとつは新しい種類のスコアシートを書いてみたのですが、ラリー中に書くことが多くて実践に向かない。こんなことをしていたら監督なんかできなくなる。ということで、すぐに没です。やはり長年やってきた現在の方法が一番実践向きだということが分かりました。

もうひとつは面白かった。
男女レギュラーの前衛と後衛をそっくり入れ替えて、男女混成チームを作り練習試合をさせました。ねらいは女子のレシーバーに女子エースのスパイクを受けさせて練習することと、新しい環境の中で個々がどんな力を発揮するかを見たかったということでした。
これが意外なことに大接戦の激闘を演じ、しかもお互いにナイスプレーの連続。男女が刺激し合ってすごく楽しそう。たぶんこのワクワクする楽しいバレーが子どもたちの力を出したんだろうと感じました。
たま~にやらせてみるのも良いかもしれません。
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ナイスなアドバイス

先日の練習試合では女子3人のサーブがイマイチで、成功率60%とか70%という厳しい状況でした。そこで今日の練習はサーブの調整を主として行いました。

ここで今日のヒーローになってくれたのが男子のR一。10日に参加した女子の練習試合に応援に来て、上手な子のサーブを観察しながら完全にコツを身につけた子です。この子に、
「女子のM緒とM奈にサーブのアドバイスをしてくれよ。」
とお願いしてコーチをしてもらったところ、これが素晴らしいコーチングなのです。

「ボールは高めにかまえて、力を入れずに打つんだよ。」
「サーブを打った後に“おへそ”を前に向けるようにするといいよ。」
「ボールの真ん中を打つようにするんだよ。」
「M奈は力を入れすぎているからもっと軽く打った方がいい。」
「手を振り切ってしまわないで、止めた方が回転がかからなくなるよ。」

そしてアドバイスした後に自分でサーブを打って見本を見せてくれる。
あまりにも適切なアドバイスにとなりで聞いていた私も驚きました。もともと心の優しい子なので、聞いている方も自然に笑顔があふれてきます。女子2人のサーブが良くなったのは言うまでもありません。

この子の天才的なコーチングを見ていて私も
「君は学校の先生を目指すといいと思うよ。一生懸命勉強して先生になりなよ。これだけ上手に教えられる人はなかなかいないよ。」
と言うほどでした。

人に教える力があるということは、その技術を確実に理解していないとそうはならないわけです。また教えるという活動を通してその子自身がもっと上達することが期待されます。
子ども同士での教え合い。指導者の足りない辰巳ジャンプではこうした取り組みも考えていいだろうと思いました。

今日はR一くんに教えられました。
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朝方感じたことを忘れないために

今日の朝、コーヒーを飲みながらふと感じたことを忘れないうちに書き留めておきます。

今年のペプシ予選はものすごく早い時期にスタートし、例年ならば予選がスタートするような時期に支部予選が終わってしまいます。おそらく多くのチームがこの予選の時期の早さに戸惑い、違和感を感じていることでしょう。私も今朝までそうでした。「完成したチームで大会に臨みたい」と指導している立場ならば思うはずです。

しかし、私の脳裏にこんな言葉が浮かんできました。
「小学生バレーボールに完成などというものはないのではないだろうか。」
「その時点での最高のパフォーマンスを引き出してあげられればOKなのではないか。」
「チームを卒業するその日まで子どもたちは成長し続け、さらに卒業後ももっと伸びていく。だから完成という言葉はあてはまらない。」
そんなふうに考えると自然とあせる気持ちは消えました。

あとは他チームとの競争ですね。どこが一番早く走れるかどうかの。

きっとベテランの指導者の方には「そんなこと今頃いっているのか。」と思われてしまうでしょう。私の戯れ言でした。
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日程調整が大変すぎる!

ペプシ予選日程が早まったことで、予想された日程的混乱が起こっています。各チームの子ども達が所属する学校の運動会や学校公開の予定とダブるわけですから当たり前です。想定内!想定内!(笑)

昨晩は女子予選の日程調節と支部総会の準備のために午後9時30分まで会議。競技方法の良い案が見つからず、結局、支部総会直前に再度打ち合わせる予定。それまでに私が原案をできるだけたくさん考えていきます。はたして決まるでしょうか???

今日は男子予選の代表者会議。
運動会等の日程を集計した表を見ると本当に厳しい。どうにもならない。会議は踊るで、どんどん時間は過ぎていく。実は話し合いには参加しながらも、隠れてマンガ(実は『沈黙の艦隊』にはまってます)を読んでいた私(苦笑)でしたが、行き詰った会議を打破すべく発言させていただきました。で、ありがたいことに皆さんの同意を得て、日程が決まりました。
明朝までには男子予選の組み合わせはアップします。

男女ともペプシ予選は例年よりも数週間早く進みます。
辰巳ジャンプのアベック都大会出場へ向けて、いよいよ臨戦態勢ですよっ!!!チームの皆さん!!!
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アタックNO1

久々に時間をかけての練習ができた土曜日。
春休み中の練習試合の反省から、一人ひとりの技術アップをするには練習が必要だと感じていたので、今日と来週の土曜は貴重な時間となります。

このところ伸びてきたのは攻撃陣で、肝心のレシーバー陣は遅々として進まない。やっている方も苦しいでしょうが、指導するこちらもきつい。そんな停滞気味の6年生の横を3年生が一気に抜き去るのではないかという勢いでレシーブ力を伸ばしてきました。6年生レシーバーの悪い癖は、少々練習を続けるとすぐに大変そうな顔をしてしまうことです。あの顔を見たら誰だった「あそこが穴だ」とねらいたくなります。どうかバレー以前に「気持ち」で負けないでほしいと思っています。

3時30分から「アタックNO1」関係の番組がやっていたので、早めに練習を切り上げて図書室で見ました。いよいよ来週から始まります。きっと世の中の子どもたちは「アタック~、アタック~♪ナ~ンバ~ワ~ン♪」という歌を口ずさむようになるでしょう。
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「せ~のっ!12345っ!」

昨日は所用で帰宅が遅くなったので、1日遅れの練習評価をしておきます。

あまりにも動けないレシーバー陣を何とかするために、3年生にやらせているかけ声を6年生にもやらせました。相手のトスに合わせて「せ~のっ!12345っ!」と言わせて走らせる。チャンスボールなら「5」でパスを出す。強打のレシーブなら「3」でレシーブし「45」は抜けるように走る。これはけっこう効果があると私は思っていますが、もっと良い方法があればどなたか教えて下さい。

さて、3年生でもできるこの声なのに、なんと6年生は声を出すタイミングが1テンポずれる。3年生が追いつくボールに6年生が追いつけない理由がこんなところにありました。ボールのリズムに合わせられないのです。繰り返し練習するしか解決方法がないのですが、はたして間に合うのか?微妙な感じになってきました。
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再び3年生担任になる

今年度も3年生の担任になりました。

ここ数年、辰巳小では私が中学年できちんとしたクラスを作りあげ、高学年で十分活躍できる学年にするという「関所」「登竜門」のような役割になっています。

本当は卒業学年を受け持つのが一番好きなのですが、中学年できちっとしたことを教えておくことが、実は非常に大事なことだと思えます。中学年で崩れた学年を高学年で立て直すのはものすごくエネルギーがいる。逆に中学年でしっかり指導され、力を蓄えた子どもたちは、高学年で立派に活躍する。

今回受け持った3年生も1年後に「本当に成長したね」と言われるように指導するつもりです。
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新3年生がんばる!

春休み強化練習最終日。町○Vさんとの練習試合。

Bチームの練習試合も入れていただけたので、新3年生ものびのびとゲームに参加できました。この3年生、実は現在の辰巳ジャンプの中で、もっともレシーブセンスが良い。これは今日分かったことではなく、前々から「このメンバーを2年生の今から育て上げたらきっと面白いチームになるだろうなぁ」と感じていたのです。
それが証明されるような試合をしてくれました。サーブも良いし、声も純粋に出す。来年のチームは久々に辰巳ジャンプらしい、コート狭しと走り回るチームができそうです。

女子Aチームは、相変わらずくだらないミスが出るものの、4月の1ヶ月間でフォーメーション練習をしっかりやれば穴もふさがるでしょうから、今の調子で伸びていこうと思います。

男子チームは「春休みが勝負!全員休むな!」という期待を見事に裏切ってくれたわけですが、それでも私は戦える布陣を整えるまでにはしたつもりです。2枚アタッカーの決定力は春休み前に比べて段違いの伸び方です。セッターがミストスをせずに打たせてあげれば女子以上のスパイクを打ち始めています。でも、大会まであと1ヶ月しかない。男女を見ながらの指導では、間に合うとは思えません。夏休みにしっかり練習して、秋を目標にすべきかもしれません。
ただ、男子の子どもたち自身が自覚して、家で毎日体力トレーニングをし、身体を鍛えるならば可能性は0ではないでしょう。はたしてそこまでやるだろうか???

さてさて!ここで大会目標のひとつを公式発表しておきます!

5月5日に江東区春季大会があります。この大会の決勝戦を辰巳男女で行うことを目標にしよう!
ゴールデンウイークはそのための練習を入れますよ!
今度こそ休むなよ!
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結局、男子は・・・

春休み強化練習6日目。
埼玉NO2の上○さんと東○さん、辰巳男女で練習試合。

2週間前に女子は上○さんと練習試合をしているので、その後どのくらい成長しているのかを計るにはうってつけの練習試合となりました。結果としては上々の手応えです。私の厳しい指導の嵐の中、よく伸びてくれたという感想を持てました。あとは、あまりにもくだらないミスをしないようにするために、細かいところに気をつけながら練習をしていく必要があります。このミスがなくなれば「夢の入口」の前には立てます。

大きな問題なのが男子チームです。私は半月前の3月15日にこんな書き込みをし、辰巳ジャンプ新聞でも記事にして配りました。

「男子がペプシの都大会に出るためには、この春休みが勝負です。ここでみんなが同じ意識、同じ目標で練習できれば日が差してきます。しかし、一人でも手を抜く子(具体的には練習を休む子)がいたら・・・・・保護者の皆さん、あきらめてください。」

結局、この春休みに全員そろった日はなかった。これが私の呼びかけに対する男子チームの答えと判断します。残念ですが、これをもって女子の指導に専念し、男子のベンチには入らないことにしようと思っています。

この書き込みを読んだ男子は、きっと「ぼくたちにも教えてください。」と決まりきった言葉を口にするでしょうが、私は「だったら春休みに休まなければよかったんじゃないの?行動が伴わない言葉は説得力がない。」と答えるでしょう。
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