お薦め「壁は破れる」

NO133(吉田敏明)
「私はアメリカの選手たちに『丹田とは身体の中心であり、ここからエネルギーが出る。人間にとって大切な場所なのだ』と説明した。そして『この前でボールを受けなさい』と教え、足首とひざを曲げて身体を低くし、手を振るかわりに身体を伸ばすことでボールを返すという具体的な練習をくり返させた。選手がすぐにイメージできるよう、この動きを『ダウンアップ』と名づけた。」

こういった内容が書かれている本です。
今日は練習がない日なので、最近出版されたバレーの本を紹介します。

『壁は破れる。』
全米女子バレーボール・チーム初の日本人監督・吉田敏明
平成16年7月30日 初版 角川書店発行

題名だけ見ても読みたくなる本じゃありませんか? 世界ランク13位まで低迷したアメリカを2003年には1位に返り咲かせた監督です。
お薦めです。
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補助アタッカーの育成に入る

NO132(大松博文)
「日紡貝塚の選手たちの、絶対に勝つのだという根性は、勝つのだ、勝つのだ、というお題目から生まれたものではありません。絶対に負けない、というふだんのがんばりから生まれたのだと信じています。
 一口にいうならば、飛んでくるボールを“絶対に受けそこなわない”練習から生まれたのです。ボールを落とすことは負けに通じます。」

じっくり練習できた日曜日。今日は補助アタッカーの4人を徹底して指導しました。
スイングの仕方からして間違っている。これを時間をかけて修正しました。なかなか直りません。子どもは「何も書いていないキャンバスだ」と著名な教育者は言いますが、私はそう思えません。生まれて数年もたった身体には間違えて身につけてきた習性というものがしっかり染みついていると感じます。これを直そうというからには、相当な練習量が必要だと思います。
幸いなことに、今日1日でずいぶん打てるようになってくれました。しかし、実戦で使えるレベルにはほど遠い状況です。

今週の練習はこの「サブアタッカーの成長」をポイントにします。
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キャプテンよ、あなたは偉大だった

NO131(河西昌枝)
「『あなたたち選手の全員に憎まれてもいい、チームが強くなってくれれば』という言葉を、わたしはしばしば使っています。練習の激しいさなかには、たしかに、そういう言葉を使いましたが、じっさいに全員に憎まれてはキャプテンは勤まるわけがありません。裏を返せば、信頼しあって、猛訓練に耐えていこうという表現だったのです。
 つまり私自身としては、選手に信頼されるキャプテンであろうとした、ということです。」

デフェンディングチャンピオンとして2連覇に挑んだ「第2回東葛近隣交流大会」は、残念ながら決勝戦で埼玉ベスト16の青〇チームに完敗しました。夏の間、チームの中心として練習に励んできたキャプテンが発熱で欠席、今日はその存在がチームにとっていかに大きなものになっていたのかを思い知る試合振りでした。
新人戦のころには『リーダー不在』を嘆き、掲示板で愚痴りながら、リーダーをしっかり育てようとしてきた成果が、まさかこういう形ではっきり見えるとは思いませんでした。

キャプテン不在。昨日からマイナス5点を覚悟していましたが、それではすみませんでした。精神的に不安な状況におちいったチームは、何をやっても中途半端で、いらぬミスばっかり。ということで、次の精神的課題は『全員の自覚』というキーワードのもと、一人ひとりの成長を促していこうと思います。

ところで今日は、男子も「駿台杯」に出場しました。残念ながら私は行けませんでしたが、2連敗ということ。でも焦らない、焦らない。男子は1月に試合らしい試合ができるようになりますって。そのころには下手をすると女子にも勝てるようになるかもしれません。そうなってこないと男女での伸ばし合いができませんからね!
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集中特訓

NO129(中西太)
「ひとのやらないときに、ランニングや素振りをやった。目標はあくまで“日本一”だった。」

今日は3人だけの集中特訓でした。女子チームのエース、セッター、レシーバー。スランプ状態になっていたエースのフォーム修正をゆっくりじっくりでき、セッターのトスコースの学習もいくつか確認させられたので、とても内容の良い練習を2時間できました。

夏休み終盤に向けての改善目標であった「セッターの成長」は予定通りに進み、あとは一番時間がかかるレシーブが何とかなれば、6年生チーム相手にもそこそこやれる。

夏休みも残り1週間。
気を引き締めてチームをまとめていこうと思います。
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子どもすぎる男子

NO128(川上哲治)
「“あきらめ”という言葉が大きらいだ。全生活が野球だった。電車に乗れば、運転台のすぐ後ろに立って、枕木を1本1本数えた。窓から、走り去る電柱をとらえようとした。時おり襲ったスランプだって、克服すれば前より良くなった。だから、スランプは向上のために天が与えた配剤だ、と考えて努力するようになったが、不思議なもので、それ以後は、あまりスランプはやってこなかった。」

今日の練習は厳しい精神闘争でした。

(その1 練習は全員が集中するもの)
球拾いをしている時に遊び出す男子が一人。大人数を私一人で見ているので、これを見過ごすとチームはどんどん悪くなると思っています。そこで練習中止して、反省のための一人特訓。


(その2 相変わらず他人事の5年生男子)
自分らのチームから、こうした態度の人間を出して指導されているのに、5年の男子はまるで他チームのことのように知らんぷり。声をかけたり励ましたりするのは女子ばかり。男子は何もしない。このことを多くのお母さん方からも注意されているのに、全然分かっていないようです。
「自分のチームのメンバーが叱られているのに、人のことだと知らんぷりしている男子チームなど相手している暇はない。駿台杯で今年の試合は終わり。秋の大会は全部棄権する。」
「次の練習からは気をつけますからチャンスをください。」と言ってきましたが、一人がそう思っていてもダメなものはダメ。5年生全員が同じ自覚を持たない限り認めないつもりです。


(その3 助言を素直に聞き入れよ)
子どもは一人一人性格も生活環境も違います。持っている個性は生かそうと思います。しかし、スポーツをやる者は「素直な心」を持っていなければ絶対に伸びません。助言をしているのにふてくされたような態度をする子は、チームの雰囲気も悪くします。こういう子をコートに入れるわけにはいきません。「辰巳の指導=私の指導」です。それを真っ直ぐに受け入れられない子は私には伸ばすことができません。
逆に、どん欲に指導を吸収してくれる子は、たちまち上達します。今日の練習後、女子セッターから、
「先生の読んでいる『集中力を高める本』を読みたいので貸してください。」
という申し出がありました。この掲示板をご家族の方が見て子どもに伝えてくれたのでしょう。バレーに役立つことをもっともっと身につけたいという子どもの心と、ご家族の方々のご支援が生み出した、素晴らしい「向上心」にとても嬉しくなりました。こうした姿を見れば、教える私だって人間です。どんどん教えてあげようという気持ちになるじゃないですか。
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課題が浮き彫りになった

NO127(原田隆史)
「私は『生きる力』を次のようにとらえています。
①自分で目標を立て、それを達成する方法を考え、やり切って成果を出す力
②礼儀作法や基本的な生活習慣を身につけて、倫理観、道徳観の向上につとめる力
③命を大切にし、自ら健康と体力の向上をはかっていく力」

今日は5年女子チームの夏休み練習第3期のまとめとして格上の鹿〇チームとの練習試合をさせていただきました。やはり格上のチームとやると自分のチームの欠点がはっきりします。実は大元さんとの試合でも感じたことをまた今日も思い知らされました。この点を何とかしないと来週の大会も危ない。大会が近いのでチームの欠点を公表するわけにはいきませんが、あと2回の練習でどこまでクリアさせられるかどうかが勝負です。

来年に向けての課題も明確になりました。
集中力、責任感、自立心、こういったものを伸ばしていく必要を強く感じました。さっそく『集中力を確実にアップする技術』という本を購入。今晩読破するつもりです。

ところで・・・
ひと言格言のNO125に続いて登場していただいた原田先生とは中学校の先生で、陸上監督として日本一になった「カリスマ教師」です。教育界には珍しく「マネージメント」の技術も駆使しての指導法。自分の仕事にもかなり参考になります。大きな本屋にはたぶん置いてある本です。
『カリスマ体育教師の常勝教育』という本。おすすめです。
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コンビは時間をかけた分だけ良くなるはず

NO126(伝教大師)
「浅いものは易しく、深いものは難しいというのは釈尊の判定である。浅いものを去って深いものに就くのが勇者の心である。」

1日をかけて練習するチャンスがあまりなかった夏休み。今日は久々に部員のほとんどがそろっての1日練習でした。

たっぷり時間があればサーブ練習もたくさんできます。午前に100本、午後に100本のサーブ練習は、5年生のほとんどが100本中90本を超える確率でサーブが入っています。これが試合になると7割に落ち込む。どう考えても「心」の問題です。明日の練習試合ではこのへんをチェックしていこうと思います。

28日の大会を目指して女子のコンビバレーは形にはなってきました。ただ、ミスが出るので試合には向いていない戦術です、今のところは。しかし、夏休み中にここまでできあがるとは予想外なこと。やっぱり子ども達が練習を休まずに頑張っているからこそ予定よりも早くチームができあがっていくのでしょう。

バレーのことばっかり考えていた夏休みも、残すところ10日になってしまいました。そろそろ2学期のクラス経営も準備しなくてはならない。学芸会がある2学期です。楽しみ!楽しみ!
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休暇日・濃い1日をすごしてしまった

NO125(原田隆史)
「表面上は体格や技術、体力の違いで勝負がつくように見えますが、実は違います。最後は「心」なのです。「日本で一番優勝したい」というイメージが強い選手が勝つ。また「日本で一番優勝させたい」と強く願っているその思いの強い指導者が優勝させるのです。」

今日は休暇日でしたが、内容の濃い1日になりました。朝から晩まで1日なのに3日ぐらいたったような感覚があります。

まず、朝から6時から仕事を少々片付けました。その後、茨城県は東海村に出発し、午前中に原子力発電関係の科学館や展示館を回って研修。原発の入口は厳重警戒態勢で、正面からの車での突破をされないために、S字クランクが何回も続くように道路設定されていました。これを体感しただけでも、やはり現場に行かないとわからないことがあると勉強になりました。

どうして東海村に行ったのかというと、その隣町・阿字ヶ浦でチーム合宿をしているニ〇さんの練習を見学し、勉強させてもらうためです。午後の練習を見させていただきました。参考にしたいことをφ(..)メモメモ・・・ノート3ページ。
今後の練習に応用させていただきます。ニ〇の皆さん、大変にありがとうございました。

練習後、海岸沿いにある温泉に一人直行。広い太平洋をながめながら、のんびりとつかる湯は最高でありました!
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よし!今日もまたできることが増えた!

NO124(河西昌枝)
「わたしたちが、来る日も来る日も、何百回、何千回と練習してきた回転レシーブも、それこそ事実血を流して習得してきた回転レシーブでさえ、いざ実際の試合になれば、そのうちのほんの二つか三つぐらいしか応用できないということです。それに、ふだんあんなにうまく上げられたボールをミスすることさえあるではありませんか。いつだって努力の何分の一しか答えは得られないのです。やっぱり凡人であるわたしたちにできることは、努力することなのでしょう。」

今週の女子は「センター&ライトからセッター」というセンター線の技量アップが目的で進んでいます。センターからのセミAクイック。ライトからのCクイック。さらにその裏からのライトのバックアタック。この中で、今日一番伸びたのがセンターのAクイック。やっと飛び込む位置取りがつかめ出したようで、練習の終盤にこれまでにない強打が出始めました。
新フォーメーションはバッチリ決まり、男子がいくらスパイクを打っても全部ブロックする。あとはこぼれ球を拾えばいいだけなので、レシーブも必ず良くなるはずです。

男子もミスが減ってきて、なんとかかんとか相手コートに返す率が高まってきました。さらに最近はジャンプや打つ力に身体能力の伸びが感じられる。あと半年で高さ勝負ができるチームになりそうなムードがあります。

夏休みも残すところ2週間を切りました。
どこまで伸びるかとても楽しみ。保護者の皆様、ぜひ練習をご覧あれ!
(ついでに審判の練習もしてくださいね~!!!)
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やってみたかった2人制バレー練習

NO123(河西昌枝)
「試合に勝って泣き、負けて泣き、練習がきびしいといって泣き、しかられたといって泣き、泣きながら、ボールにむしゃぶりついていったりするのは、女子選手としては日常茶飯事であったのだから、よく泣けるということは、女である証拠かもしれない。わたしも、いつのまにか泣かない河西にされてしまったが、はじめのころはよく泣いたものであった。コートの中で、ワーンと泣いたことはないが、勝つたびに、負けるたびに、泣いていたこともあった。ひょっとしたら、女は泣きながら強くなる本能をもっているのかもしれない。」

この東洋の魔女キャプテン河西さんの言葉について、女性からのご意見をお待ちしています!

今日は、夏休み中に1度やってみたかった「2人制バレー」の試合をトーナメントでさせてみました。ねらいは、レシーブ力の向上と相手を見る目を養うこと。なんと基本技術が不安定な男子は1回戦で全滅。それが余程悔しかったようで、「次もまたやらせて!絶対勝つから!!」というご要望が出ました。男子にリベンジのチャンスをあげた方がいいかなぁ・・・・・

今、男女両チームとも、やればやった分だけ伸びています。どこかで1日、たっぷりと勝負させてみる必要があるなと今日は感じました。
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夏休み後半の読書

NO122(磯部サタ)
「いちいち人の言うことを気にしていたら、あっちもしなければ、こっちもしなければ、と思っていたら、なんにもできない。1本でもよけいに拾い、1本でもよけいに思い切り自分でポイントすることだ。それがチームのためになるのだ。」

今日は1日、日直で職員室に閉じこめられました(笑)
この夏休み、ほとんど休みがありません。自分で決めたのだからやり抜くのみです。人のいない学校で、最近おろそかになっていた学校サイトの更新作業に時間をかけました。東京都優秀賞をいただいたからには、人目に触れる数も増えるので手抜きができません。今日の更新で198ページのサイトとなりました。こうなると、ちょっとした小説並みのサイトです。

さて、今日は職場に4冊の本が届きました。
「ポスト魔女の激闘」
「ロベルト・バッジョ自伝Ⅱ」
「古武術からの発想」
「ナンバ走り」
夏休み後半の読書はこの4冊。
はたして古武術のバレーへの応用は可能でしょうか?
報告をお楽しみに!
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東京都ソフトバレーボール立川大会、女子優勝、男子準優勝

NO121(カルムィコフ総長 ロシア・ブリャート国立大学)
「スポーツをしてきた人は、『人生や仕事の悩み』にも強い。ロシア連邦、そしてわが共和国(ブリャート共和国)でも近年、困難な時期が続きました。これを乗り越えるのに大きく活躍したのは、積極的にスポーツをしている人でした!」

今日は女子4人、男子4人を引き連れて、立川市まで「東京都ソフトバレー都大会」に出場してきました。

一時期は、年に1~2回の回数の少ない大会だったので、高学年の部で20チームを超える時もあったのですが、最近はミニ大会化して回数を増やし、いろんなチームに呼びかけてバレーボールの普及をはかろうというねらいがあるので7月、8月と連続の大会となっています。さらに年内で「板橋会場大会」「調布会場大会」の2回を計画中です。
今日の高学年の部は9チームの参加でした。

さて、辰巳ジャンプ男女はヒヤヒヤする試合を繰り返し、それでも何とか男女で決勝に進出。辰巳男子としては願ってもない「初優勝」のチャンス。女子はレギュラーが2人しかいない。さらに2年生まで入っている。
男子チャンス!チャンス!目の色を変えて優勝を勝ち取ろうとしていました。そんな姿を見て、「絶対に勝たせない!!!」と気合いが入ったのが女子レギュラーの二人。試合は気合いと気合いのガチンコ勝負となりました。

1セット目から一進一退の大接戦。女子がエースの強打で点を取ると、男子はコースねらいの攻撃やブロックで応戦。なんとなんと17-15で男子が勝ちました。
2セット目も、もつれにもつれるゲーム展開。肝心なところで女子のサービスエースが出て15-12。3セット目も同じような試合で女子の15-11。最終的には「決定力」の差が出てしまいました。

それにしても、ふざけた楽しさではなく、「絶対優勝!」をさけぶ男子と「絶対勝たせない!」と気合いが入る女子の格闘は面白かった。決勝戦に相応しい試合でした。
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好感触!

NO120(マイケル・ジョーダン)
「どんな状況に飛び込もむときでも、ぼくは必ず成功すると考えて立ち向かう。もし、失敗したらどうなるかといった否定的なことはまったく考えない。もちろん、どうして多くの人たちが失敗することに対する恐怖心のために、立ちすくんでしまうのかはぼくにも理解できる。
(中略)
しかし、恐怖心というのは単なる幻想にすぎない。
(中略)
何かが障害として立ちはだかっているように感じたとしても、実際には何もない。ただ、ベストをつくすチャンスと、ある程度の成功を収められる可能性があるだけだ。」

今日も5年生女子は休まない。レギュラーのうち1人が体調不良で休んでいるだけで、他のレギュラーはみんな参加してきた。素晴らしいことです。こうしてメンバーがそろえば、十分な練習ができます。私はこの5年女子チームをもっともっと信頼してあげないといけません。本当に信頼していけば、子ども達の心も伸びるでしょう。

夏季強化練習も第2段階に入りました。
個々の技術が上がってきたことで、子ども達の特性を生かした新しいフォーメーションに切りかえます。バックのレシーブは一段と上達、きっと夏休み終盤には拾いまくる辰巳レシーブに近づくと思います。
そうすると次は「セッター」です。
少々練習が厳しくなるのですが、精神的に耐えられるでしょうか?
ひと言格言のマイケル・ジョーダン選手のように、失敗に対する恐怖心を少なくしてあげられるように指導しなくてはならないかなぁと今日は反省をしました。

明日は選抜メンバーで東京都ソフトバレー大会。
楽しい試合をしてくれればOKです。
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全国大会効果

NO118(大松博文)
「人間は、生まれて、ものごころがついてから死ぬまで、毎日が修養だ。とちゅうで1日でも怠ったら、真の人生からそれだけ後退する。それと同様に、バレーも、バレーを始めたら、バレーをやめる瞬間まで、それの連続だ。そのあいだ、1日でも練習を怠ったものは、世界のレベルから、ソ連その他から、一歩後退する。また、追いつかれ、追い抜かれる。しかも、やっているあいだは、いいかげんなやり方は許されない。全力を尽くしてやらなければならない。」

全国大会の補助役員を終えて、1日の休息をとった後、今日からまた練習スタートです。辰巳ジャンプにはお盆はありません。お盆だからといってもどこにも行かない子もいるので、人数が多少減っても練習はストップしません。

東京体育館で3日間、日本一の試合を見続けてきた辰巳っ子たちの目は確実に育っていました。何しろ幸運なことに、若鮎さんの試合を6試合も見てきた子たちです。そのスピード、かまえ、リズム等々、いろんなことがイメージされています。
「忘れないうちに、若鮎さんのバレーを盗めるだけ盗んでおくぞ!」
という私の指示にも本当に反応が良い。子どもたちの中から、
「そうだよ!もっと足を動かしてレシーブするんだよ!」
「レシーブした後にも足を止めないで!」
といった言葉が出てきます。嬉しいことです。

辰巳AB2チーム編成で16~19名の編成で補助役員をやった辰巳です。正直言って、6年生もいないのに2チーム連れて行くのは大変だったのです。しかし、一人でも多くの子が日本最高レベルの試合を目に焼き付けたことは、苦労して連れて行った甲斐があったというものです。
引率してくださった保護者の皆様、いろいろ大変でしたが、成果はありました。ありがとうございました。
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全国大会を終えて

NO117(河西昌枝)
「わたしたちは、先生のためにやっているんですよ。だって先生は、わたしたちのためにやってくれてるんですもの。」

全国大会をじっと見つめる4日間を過ごさせていただきました。
他の役員の皆さんが審判に競技に裏方にと、試合を見る暇もなく働かれているのに罪悪感を感じながらも、その分、全国大会の「夢の4日間」を東京に来ることのできない方々のために自分の目を通して伝えようと努力した4日間でした。

ただ、くわしく語るには自分の実力が足りない。
見て学んだことを練習に生かして、負けないチームを作り上げてからでないと全国のことは語れない。今年の決勝を見た後にはそんな気持ちになりました。
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