ぎっくり腰からの回復

先週土曜日に、人生初のぎっくり腰におそわれ、昨日の水曜日までは布団から起きることも苦痛でした。少しでも腰をひねると、針をさすような激痛が走り、寝返りをうつことも苦労していました。そのような状況ですから、夜寝ていても寝返りをうつために、30分から1時間に1度は起きて、手で腰を支えながら、時間をたっぷりかけて体勢を変えないとならない。うまくいけば痛くないのですが、ほんのわずかでも支えや身体の移動がズレると、電気ショックのように「ビリッ!!」と痛みが走る。緊張感たっぷりの5日間を体験できました。しかし、二度と経験したくないものです。

今日(木曜)の午後に入って、どんどん回復したので、このまま進もうと思い、血行を良くするために半身浴を何回かしてみまして、かなり効果があったようです。夕方には家の間近のコインパーキングにずっと停めてあった車を、ちょっと離れた自分の駐車場に移動させることもできました。コインパーキングに5日間も停めていたので駐車料金は・・・・・・。

完全回復まではもう少しかかりそうですが、どんどん良くなっているのが手に取るように分かるので、プラスに考えてブログ更新をしました。

今回の治療の中で、けっこう大事だなと感じたことがあります。それは「呼吸法」です。呼吸法というと「息を吸う」ことを考えがちですが、そうではないようです。呼吸法を世の中に紹介している多くの方が言っているように、どのように「息を吐く」かによって、身体機能が変わっていくなと感じました。ぎっくり腰の治療は、寝ているだけで何もできないので、暇つぶしに「呼吸法」を試していました。この試みの中で、ちょっと気づいたことがありますので、今後自分の身体を使って人体実験してみます。その効果があらわれたら、教育に応用してみようと思っています。

「転んでもたたでは起きない。何かをつかみ取りながら起き上がる。」ことを座右の銘にしています。
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チームの特徴は、キャプテンを育てること

人生初のぎっくり腰で、まったく動くことができない私です。これほどの悪い状態になるとは予期していませんでした。最近、新しい布団にかえてから、どうも腰が重いなとは感じていたのですが、最悪の形で影響が出てしまいました。

チームみんなが楽しみにしていた日曜日のアンダー10にも行けず、大変なご迷惑をチームの皆さんにも、他チームの皆さんにもおかけしました。ここに深くお詫び申し上げます。
接戦の3試合を経験できたようで、今後にたくさん活かしてくれたらよいでしょう。

また、月曜日には、千葉県の中学校バレーボールの県大会があり、辰已ジャンプから途中で転校したハナとナナミの二人が、それぞれのチームのキャプテンとして出場したので、なんとか応援に駆けつけたかったのですが、それもかないませんでした。布団の上でツイッター観戦するしかありませんでした。
卒業生が各校でキャプテンとして活躍していることを耳にすることが、私にとっては最高の楽しみです。また、いくつになっても、どのような立場になっても、チームのため、周囲の人たちのために努力をしている先輩たちの姿は、後輩のよきお手本になります。卒業生頑張れ!と応援しています。

さて、ぎっくり腰はなかなか手ごわい相手でした。もしかすると、しばらく練習参加は難しいかもしれません。勤務校の事務仕事は、夏の練習をたくさんできるように数ヶ月早く進めていたため、けっこう余裕がありそうで、なんとかなりますが、動けない状態で、バレーボール練習指導は厳しい。
こんな状況でも、落ち込んでいるわけではなく、気持ちは前向きなので、自分の身体を毎日励まして、早期回復をもくろみます。
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江東区小学生バレーボール教室で見せた意外な姿

今日は朝から江東スポーツ会館で、「江東区小学生バレーボール教室」を開催しました。午前中は昨年に続いて、今年も地元のVリーグチームである「FC東京バレーボールチーム」のバレーボール教室。いつもたくさんの選手を連れてきてくれるFC東京チームに感謝しています。

今日のバレーボール教室で辰已ジャンプの中で一番目立っていたのが、意外なことに2年生と新人4年生の二人でした。午前中のバレーボール教室では、体の大きな選手にピッタリくっついて甘えている姿がありました。恥ずかしがり屋の2年生と、しっかり者で人に甘えることのあまりない4年生だと私は感じていたので、積極的に選手とふれあう様子に、うれしくなりました。

さらに午後のソフトバレーボール大会では、いろいろなチームの子供たちを混ぜて、混合チームで試合をしてもらいます。じつはこれが私の一番心配していた行事。辰已ジャンプの練習で、あまり試合に出たがらない2年生が、見ず知らずの子供たちの中でどうなってしまうのかと。ところが、初心者クラスのチームの中で、おそらく自分ががんばらないとチームが勝てないと思ったのでしょうか。チームには上級生もいるのに、積極的にレシーブにいき、中心選手として大活躍しました。その結果、なんとチームは優勝。優勝賞品のポッキーをもらって、本人はニコニコ。私もこの子の良さを確認できて万々歳。素晴らしい一日になりました。

来週はいよいよアンダー10大会です。良い結果を出せるように指導します。チームの保護者の皆さん、暑い中ですが、応援よろしくお願いします。
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辰巳ジャンプが目指す選手像

今日は「きゃんでぃりーぐ」を開催しました。今年に入って初めての取り組みになります。「きゃんでぃりーぐ」の主旨は、日頃なかなか試合に出ることができない下級生に試合経験を積ませたいことにありますが、辰巳ジャンプは中心になる子供たちが4年生なので、Aチームが参加しています。目的が「試合経験を積む」ことにあるので、今日は全員が試合に出ました。結果は2勝1敗の2位。Aチームで出ているので、1位でないと合格点にはできません。残念でした。

今日の試合での子どもたちの態度を見ていて、すごく気になったことがあったので、ここに記録しておかなくてはなりません。それは辰巳ジャンプ=私が目指す「選手像」ということです。こういうことをここに書くということは、今年の子どもたちの姿が目指しているイメージとはちょっと離れているからです。

【辰巳ジャンプが目指す選手像】
(1)頭がいいこと
学校の成績は「オールA」をとるのが普通。すべての教科で手抜きしないで、「全校児童の模範」を目指す選手。思考力が高いこと。

(2)判断力・集中力が高いこと
バレーボールは一瞬の判断力が勝負の分かれ目になる。それを生み出すのが集中力である。辰巳ジャンプが最も嫌う選手は「ボー人間(ボーッとしていて、何も考えていない人間)」である。

(3)表現力が豊かなこと
辰巳ジャンプが最も得意としていることは「キャプテンを育てること」である。これまでの先輩たちは、辰巳ジャンプを卒業してから中学校や高校でキャプテン的な立場で頑張る子が多い。辰巳ジャンプの中で目立つ選手ではなかったのに、高校バレーでキャプテンとしてチームのために頑張った子が多い。その理由は、辰巳ジャンプ時代に、自分の思いを言葉でしっかり表現する訓練を積み上げているからだと考える。

(4)プラス思考なこと
辰巳ジャンプの子どもは、とにかく「プラス思考」である。これを習慣化するために指導を重ねている。「プラス思考」を身につけるために、生活すべてのことを前向きに考えるように指導をしている。「プラス思考」の習慣が身に付けば、一切のことに無駄がなくなる。すべての勉強も、バレー以外の習いごとも、家庭生活も、すべてがバレーボールの役に立つ。

(5)全世界の小学生の模範であれ
バレーボールがうまくても下手でも、技術は努力すれば多少はなんとかなる。しかし、「心がけ」「心根」だけは、本人が本気で良くしようとしないかぎり、どうにもならない。「私は世界一の小学生バレーボーラーなんだ」という自覚がある子、そういう態度を示そうとする子が、本当の辰巳ジャンプの選手です。


今日は5つだけ目指す選手像をあげました。今後このことを整理して、練習訓に並ぶくらいの重要な目標にしていこうと思います。
ちなみに練習訓は次の三つです。

一、人に言われず進んで行動、全力プレーを心がけること
一、練習の時には常に集中し、心でバレーをやること
一、いつも明るく元気に声を出し、笑顔で練習すること

この練習訓どおりに頑張っていれば、これまでは辰巳ジャンプの目指す選手像に育ってくれたのですが、今年のチームの子どもたちはどうもそうはいかないようで、より具体的に言葉にしていかないとイメージがもてないようです。ねばり強く指導をしていきます。


【今日の個人成績 上位3位まで】
(サーブ成功率)
1位 4番 93%
2位 6番 89%
3位 3番 81%

(サービスエース率)
1位 1番 67%
2位 3番 44%
3位 5番 38%

(サーブ効果率)
1位 1番 147%
2位 3番 125%
3位 6番 122%

(スパイク・ブロック成功率)
1位 6番 80%
2位 1番 54%
3位 4番 38%


今日は試合のあと、マイ劇場としている天王洲銀河劇場で「がーまるちょばカンパニー」のライブに行って、大笑いしてきました。がーまるちょばの、お客を巻き込む演出が大好きで、銀河劇場での公演がある時には、必ず見に行っています。今日も最後には全員スタンディングオベーションで大拍手でした。

THE GAMARJOBAT COMPANY reverse walking / ザ・が~まるちょばカンパニー  逆再生


この動画は逆再生で作られたものです。がーまるちょばのパフォーマンスの高さを感じ取れるでしょうか。小学生の子どもたちは、「ん?どうなっているんだろう?」と考えながら、この動画を見ると、脳が鍛えられるでしょう。思考力が高まる動画だと私は思います。
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授業とは、まずは子供の理解からだろう

1週間に1回更新するかしないかのブログになっているため、常連の方が離れてしまった感じがする今日この頃です。今しばらく副役職が続きますので、以前のような毎日更新は控えなくてはなりません。なにしろ某都道府県教育委員会の管理局から、今の立場からは「あまり具体的なことは書かないように」という指導も受けておりますもので。思い切り表現もできません。

それはそれとして、最近とても強く思うことがあります。授業=教育とは、誰のためにあるのかということからつながって、教師の満足のためにあるのではない。教師の考える通りに子供たちを枠にはめていくためにあるのではない。目の前にいる子供のすべてをいったん受け止めて、この子がいったい何を望んでいるのかを十分理解したところから教育は始まるのではないのか。そんな基本中の基本を、2007年問題(急激な世代交代の時代の始まり)が継続している今の時代は、何度も何度も確認する作業を繰り返す必要があるということを、毎日のように感じています。

このお手本となるのが、映画「みんなの学校」で紹介されている大阪市立大空小学校の教育実践だと考え、日々、自分の教育実践で試しています。

大阪市立大空小学校の取り組みを追ったドキュメンタリー!映画『みんなの学校』予告編


幸い、私の学校では、私の呼びかけに応じて、3月に渋谷で上映されたこの映画を、教員がたくさん鑑賞してくれました。目の前の子供から教育を考える土壌はできています。大空小学校から学ぶことは、何も特別な子供だけの教育観ではない、すべての子供のことに通じると考えています。次は私が、より効果的、具体的な指導方法を考え出せばいいだけです。「子供のために」を合い言葉に、教師としてまた一歩、上の段階に進むつもりです。
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微速前進 着実前進 クロストレーニングも入れながら

辰巳ジャンプは、ここ3週にわたって地元で練習。今、じっくりと練習を重ねて基礎技術を伸ばしておく必要があります。練習しているのは2つだけ。アンダーでつなぐこととスパイクのみ。毎週見ている私には、あまり伸びていないように見えます。しかし、ものすごく地道な練習をくりかえしているので、きっと何週間かに1度しか見ない保護者の皆さんには、子どもたちの成長ぶりがはっきり分かるのではないかと思います。

この3週間、期待の大型2年生がラリーに入ることができるように練習を工夫しました。その甲斐あって、練習時の声もけっこう出るようになりましたし、シートレシーブならばラリー中にボールをつなぐこともできるようになってきました。できることなら、同学年の仲間が6人そろうと、もっと積極的になるだろうと思うのです。2年生のうちに6人そろうといいですね。そうすれば来年の「U10大会」には、新3年生チームで出られます。

さて、今日はクロストレーニングとしてサッカーをしてみました。他競技をやらせてみると、子どもの特ちょうがよくあらわれ、本職のバレーボールのポジション決定にも役立つことがあります。じつはこのサッカーでも、2年生が楽しそうに参加できました。おやおやこんなに積極的にできるんだなぁと長所を発見しました。

さらには辰巳ジャンプ恒例のレクリエーションである「かくれんぼ」を昼休みにやりました。監督の私もかくれました。大人の智慧を使ってかくれますので、子どもには見つけることができませんでした。どのようにかくれたかというと、鬼が自分のかくれ場所にたどりつくまでに、二重のトラップ(わな)をしかけておりましたので、子どもたちはすぐ近くまでは来ることができても、一重目のトラップの裏側を見て「いない」と判断し、あきらめてしまうのです。私まで1mの場所まで来ているのに、「なんか変な感じがするけど、まさかここにはいないよ。」といって、探そうとはしませんでした。次にかくれんぼをする時には、もっと分からない場所にかくれるつもりです(笑)

来週は「きゃんでぃりーぐ」に参加予定です。しばらくぶりの試合です。練習の成果を出せるといいですね。
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