先週土曜日に、人生初のぎっくり腰におそわれ、昨日の水曜日までは布団から起きることも苦痛でした。少しでも腰をひねると、針をさすような激痛が走り、寝返りをうつことも苦労していました。そのような状況ですから、夜寝ていても寝返りをうつために、30分から1時間に1度は起きて、手で腰を支えながら、時間をたっぷりかけて体勢を変えないとならない。うまくいけば痛くないのですが、ほんのわずかでも支えや身体の移動がズレると、電気ショックのように「ビリッ!!」と痛みが走る。緊張感たっぷりの5日間を体験できました。しかし、二度と経験したくないものです。
今日(木曜)の午後に入って、どんどん回復したので、このまま進もうと思い、血行を良くするために半身浴を何回かしてみまして、かなり効果があったようです。夕方には家の間近のコインパーキングにずっと停めてあった車を、ちょっと離れた自分の駐車場に移動させることもできました。コインパーキングに5日間も停めていたので駐車料金は・・・・・・。
完全回復まではもう少しかかりそうですが、どんどん良くなっているのが手に取るように分かるので、プラスに考えてブログ更新をしました。
今回の治療の中で、けっこう大事だなと感じたことがあります。それは「呼吸法」です。呼吸法というと「息を吸う」ことを考えがちですが、そうではないようです。呼吸法を世の中に紹介している多くの方が言っているように、どのように「息を吐く」かによって、身体機能が変わっていくなと感じました。ぎっくり腰の治療は、寝ているだけで何もできないので、暇つぶしに「呼吸法」を試していました。この試みの中で、ちょっと気づいたことがありますので、今後自分の身体を使って人体実験してみます。その効果があらわれたら、教育に応用してみようと思っています。
「転んでもたたでは起きない。何かをつかみ取りながら起き上がる。」ことを座右の銘にしています。