恐ろしきビールの影響

夏休みも残り1週間になりました。
バレーボールの練習も休みに入らせ、2学期のスタートにむけて、子供たちには準備をする余裕を与えました。
バレー部各家庭の保護者の皆様は、お子様が2学期の学習に向けて、順調にスタートを切れるようにご配慮くださいませ。

昨日、夏休み猛練習と命名した連続練習のしめくくりをしました。当然、私は無欠席で全日程の指導をし続けましたので、自分自身にご褒美を与えようと、「糖質制限」「血液改善」にチャレンジしていた象徴としてのビール制限を、8か月ぶりに破りました。500ml缶で2本だけです。ところがビールを飲み始めると、それだけに終わらず、いろいろなものを食べたくなるのですね。まさしく食前酒。「とりあえずビール」という合い言葉は、どうやら人類共通言語のようです。これによって、私の今朝の体調調査は、数か月ぶりの衝撃的な体調悪化となりました。

なんとなんと、ビールを飲んだたった1日で、この夏休みに頑張ってきた平均1.5㎏マイナスの体重低下がくつがえされ、あっという間に1㎏の増加となりました。リバウンドしすぎもよいところで、笑うしかありませんでした。そして、二度とビールを飲むまいと心に決めた今日の朝の定期体重測定でした。

自虐的な話題を変えます。
写真は、私が学校内に作り上げた「ふれあいビオトープ」です。
長さ4m、奥行き1mあるエコスペースであります。
家庭にある水槽に当てはめて、4m×1mという巨大水槽だと思うと、アクアリストにとっては夢のような水陸同居のアクアテラリウムスペースとなります。
ほんの小さなこのビオトープで、私はメダカのブリーディング(繁殖)に取り組んでいます。
この広さと、天敵のいない生息環境は、メダカにとっては最高の繁殖環境となっています。
メダカたちは、今年も1000個を超える卵を産み、現状見た目で200匹以上のメダカが、通常よりも大きく成長してノビノビと泳いでいます。
昨年は、朝一番で卵を回収して、校長室前廊下で針子を育てていました。
今年はそれをせず、あえて自然環境に近いこのビオトープの中で卵を放置しました。その結果、昨年度以上に元気いっぱいの「矢口産メダカ」が急増しました。産卵シーズンを終えた今日時点でも、水面をよく見ると、生まれたばかりの稚魚が泳いでいましたので、「え~!いつまで子供を産み続けるのかな?」と、私は嬉しい悲鳴をあげています。

となりの大き目の池では、錦鯉、ヒレ長ごい、金魚などが、私に餌付けされていて、「パンパンパン」と手をたたくと、餌タイムだと感じ、近くに集合してくれます。このことを我が校の子供たちもよく知っていて、池に私が現れるとただちに、「お魚にエサをあげたいです。エサをくれますか。」と声をかけてきます。人なれしている魚たちなので、子供たちがちょっとずつエサをあげると、おいしそうに食べてくれます。それを見て、「ほら!私のあげたエサを食べてくれたよ!」と満足気な人間の子供たちの様子を見るだけで、このような楽しく魅力的な環境を作って良かったなと思うわけです。

このふれあいビオトープには、秋に向けて、シオカラトンボやイトトンボが飛んできました。陸地では、アリとダンゴムシがせっせと土壌改善してくれています。今私は、このビオトープの陸地に、ミミズを何匹か入れて、さらに土壌改善をしていくことを目標としています。また、多摩川のカニを採集してきて、住民の一部にしたいと思っています。

6月には、学校にいる大き目のヒキガエルをつかまえて、ビオトープに置いたのですが、残念ながらこの場所は嫌だったようで、2日目の朝にはいなくなっていました。
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夏休み猛練習、打ち上げ

今日の練習で夏休みの猛練習を打ち上げました。夏休みのちょうど半分、全部で21回の練習を予定しておりましたが、途中で感染症対策のため4回休みにしました。そのため、全17回の練習となりました。

今年は、1日も休まなかった子が4名いました。この4名には「夏休み監督賞」を私からプレゼントしました。
子供たち全員には、保護者会より“ご褒美”として、写真にあるようにお菓子のプレゼントがありました。小学生の子供にとっては、なんでもよいから「もらえる」ということは喜びとなります。きっと家に帰ってから中身ひとつひとつをよく見てから、どれから食べようかなと考えるだけでも楽しめることでしょう。

さて、今日はスパイクスイングの「0ポジション」という考え方をスローモーションで指導しました。ちょうど男子バレーボール経験者のSさんが来ていましたので、私から「スパイクスイングを身に付けるために、どのような工夫をしていましたか?」と質問をし、子供たちにアドバイスをしていただいたところ、「なによりも素振りが大事だ」と話してくださり、お手本で、素振りのフォームも見せてくれました。
その後、いつものようなスパイク練習ではなく、流れの中で最後の3歩ステップをすることができるようにするために、バックのレシーブ位置から走り出して勢いをつけ、一連の流れの中でスパイク助走の「タン、タタン」というリズムでジャンプする練習を初めてやってみました。かなり難しい練習なので、私自身の球出しも感覚が戻っておらず、子供のジャンプに合った高さにボールを送れない場面もたくさんありましたが、この練習では、タイミングがピタッと合った時には、とてもきれいなスパイクを打つことになります。

もう一つの新練習は、アンダーハンドパスの後に、コンパスのように体を回す練習です。
お手本の動画がありますので、貼り付けさせていただきます。
小学生バレーボール指導法【クル🌀っと回転コンパスレシーブ】



長丁場の夏休み猛練習が終わりました。
明日からは学校全体の運営もいろいろと考えなくてはなりません。
今日は、全日程を指導し続けた自分自身へのご褒美に、8か月ぶりにビールで乾杯といかせていただきます。(この夏で平均体重が約1.5キロ下がったので、今日くらいは良しとします
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ある意味、子供たちは、大人にとって「アイドル」と言ってもよい

私がHello Projectの人材育成がとても組織的に行われていることに気付いてから2年がたちます。きっかけは、コロナ禍が始まった2020年に、誰もが「配信」という方法に逃げる中で、真っ先にコンサートを開始したのがHello Projectであり、学芸会をしたいと計画していた私としては、どのように観客対応策を講じているのか勉強しようと思って、コンサートに初参加したことでした。
【2020年9月20日 会場:大田区蒲田アプリコでの自分の日記より】
地元のホールで開催することになったハロプロバラードコンサートに来ている。検温、消毒だけでなく、くつ裏のクリーニングまで行う入念さ。さすがハロプロといえるが、ここまでやるのは、世の中やはりどうかしている。会場も異様な静けさだ。


私が子供の頃は、「スター誕生」をはじめとするオーディション番組が盛んで、ここで合格するとすぐにプロデビューさせてしまう時代でした。しかし、つんくさんをプロデューサーとするこのチームは、そうではないことを20年以上してきました。指導陣を充実させて、「人をしっかり育てた上で、プロにする」ということを実践してきたと考えられます。このことは、小学生バレーボールチームを指導することを生き甲斐にしてきた私には、とても参考になる指導方法、組織づくりのお手本なのです。小学生バレーボールにはまってしまい、子供たちを応援することに抵抗を感じない大人にとって、小学生バレーボーラーは「アイドル」と同じなのです。バレーボールを始めたころには何もできないが、目標をもって一生懸命努力する子供たちの姿を応援し続けることで、大人自身の満足感は極めて大きくなっていきます。なんとしても成功者にしてあげたい。これが大人のファン心理です。

さてさて、最新の人材育成情報をアップしましょうか。
こちらの動画、コロナ禍最盛期の2年前のものです。観客もいない屋上でパフォーマンスしている4人は、この時点で3~4年の研修生時代等の下積み生活を送っています。多くの同期生がデビューしていく中で、この4人だけはデビューさせない。この動画の2020年も研修生の立場です。このまま4人でデビューさせてもおかしくないレベルだと思いますが、そうさせない。厳しい下積み生活を体験させていく。このメンバーを簡単には終わらせないという組織的な育成方針を感じます。子供たちのモチベーションを維持しながら、試練を与え、心を鍛え、意図的に子供たちを育てる。これは私のやり方ととても近い考え方です。

ハロプロ研修生ユニット TIF 2020 Day1 SKY STAGE

(この動画、私自身にしか分かりませんが、ちょこちょこ私の地元が映っている、フジテレビ近くの建物屋上での撮影です。背景の様子は、私の庭のような地域で、ほとんどあの建物は何かということが分かります。)

この4人が、さらに2年間の下積み生活を重ねた上で、たくさんの応援団を獲得し、新しく結成されたチームの核となり、やっとデビューします。それが次の動画です。4人の中で、ここにたどり着くのに、人によっては6~7年がかりです。よくモチベーションを保てたものです。普通ならあきらめるのではないでしょうか。きっと指導する方々は、そうならないように、繊細に対応してきたことと想像します。
OCHA NORMA - TIF 2022 SKY STAGE DAY 2

(こちらもお台場の景色が背景ですね。あそこだということが私には分かります。角度が違うため、私の住んでいる地域は映っていません。)

私、2010年頃から「だれもが応援したくなる子供たち」を指導テーマにしてきました。
これからも、身近な大人を魅了する子供たちを育てていきたいという気持ちは変わらないのではないかと思っています。
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スーパー1年生が目標を達成

夏休み猛練習も今日がラスト2回目となりました。みんなよく練習してきました。3年ぶりの行動制限のない夏休みとはいえ、途中、新型コロナ感染拡大防止のために学級閉鎖にならってチーム閉鎖もしました。様々なことを乗り越えながら、子供たちはみんな、このひと夏、バレーボールに熱中できたことと思います。

今日はスーパー1年生部員がとうとう目標の「一人アンダー」「一人オーバー」の両方で100回連続を達成しました。昨日のバレーボール日記には次のように書いてあります。

こうちょうせんせいへ
きょうおしえてもらったこと。
サーブはかおがうごかない。てはまっすぐうしろからまえにうごく。すこしひじをまげないとはいらない。

オーバーは、きょうには100かいいかせる。
サーブのうちかたをおしえてもらったから、つよくなりました。おしえてくれてありがとうございました。

1人オーバーを100回できたらブログで紹介してあげるよと約束していましたので、その約束通りに紹介しました。

私は夢をかなえたり、目標を達成するためには、それを秘密にしてはならないと全校朝会をはじめ、様々な機会を通して指導しています。
「夢をかなえたければ、それを紙に書いて、毎日声に出してよむべきだ。そしてその夢を、最低でも100人の人に聞かせることだ。日本人の多くは、夢は自分の心だけで秘めるものなどということをよく言うが、それは大まちがいだ。1000人でも2000人でも、できるだけ多くの人たちに伝えることが大事だ。その1000人の中から協力してくれる人が出てくるものだ。」
という内容です。そしてこの内容の本は、ビジネス書のコーナーに行けば、いくらでも並んでいるのです。

だまっていたら、だれもあなたのために動いてくれません。
ひとり言でもよいから、声に出すことがだいじなのです。
「どうしても一人アンダーが100回できないな・・・。でもぜったいにやりたいな。」とだれかに聞かせれば、あなたの味方がふえていきます。待っていてはダメです。自分から「声に出す」ことが、すべてのものごとの近道です。
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3年生チームスタート!

夏休みの練習も終盤戦に入りました。今日時点で全出席の子は4名います。このまま4人が休まずに参加した場合は、井上賞は4人にプレゼントすることになります。

さて、土曜日で長めの練習ができることもあり、今日は高学年チーム、4年生チーム、そしていよいよチーム作りに入った3年生チームに分けて、練習試合をさせました。

3年生チームは、ほとんどがバレーボール経験3か月というメンバーなので、当然、試合にはならないのですが、自分たちの学年でチームを組むんだという気持ちになってもらい、キャプテンもたてて練習をすることで、意欲を高めてくれたらよいと思います。


土曜日の練習は、午後の4時間という長丁場。15時半くらいになってくると、指導者の私自身、体力に影響しているなと感じます。体育館とは恐ろしい場所で、10分間ほど完全に休憩をとってみると、どうも練習を始めないといけないような気持ちになってきます。気付くとあまり休まずに、練習を続けていることがあります。このように反省してみると、5分程度の休憩を回数多く取っていくことが必要なのでしょう。今回は練習試合をする形式でしたから、審判を担当している時間に子供たちは休んでいると考えてもよいでしょう。
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「氷点」内藤洋子 卒業式のシーン 1966年

「氷点」内藤洋子 卒業式のシーン 1966年


1966年。昭和41年。戦後たった20年。
昭和30年代は日本教育界の新時代であり、様々な授業改革が進められていたという時代背景がある。
実は、この時代に開発された授業方法が今でも引き継がれ、しかも20代の若手教員ですら、ほおっておけば無意識のうちに、この時代の授業方法をしてしまうということを私は感じている。
しかし、この動画に出てくる中学3年生、陽子さんの卒業式答辞場面のスピーチは、このくらいのスピーチができる中学生が日本には普通にいたことを象徴しているように思う。
くだらない娯楽のなかった時代のドラマである。今の町会長さんや商店街長さんという世代の方々が、青春時代を過ごしていた時代のドラマである。このような答辞スピーチに現代の私たちも学ぶ点はたくさんあるはずである。

その後、たくさんの学校ドラマはあったが、そのたびに児童生徒のセリフは、人々の心を打ってきた。

さて、2022年の今、人々の心を打つ子供の言葉とは、どのような内容になるのでしょうか?
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子供たち全員のモチベーションを保つための指導は、とても難しいものなのです

夏休み猛練習の後半2日目。参加児童数は24名と、夏休み中の最高人数となりました。嬉しいことです。

9月上旬の「大田区小学生秋季バレーボール大会」に向けて、チームフォーメーションを作る練習に入っています。基本的な技術が不十分なので、フォーメーションで欠点を補おうという試みです。残念ですが、それも大会までには間に合いません。ということは秋季大会は通過点として、試合の結果を求めるよりも、練習したことを出せるかどうかで評価すべきだと思っています。

フォーメーション練習に入るということは、6名のレギュラーを固定させなくてはなりません。5,6年生で男子5名、女子4名、計9名いるチームですから、3名はレギュラーから外れます。実はその子たちのモチベーションをどう保っていくかということで、今日の私の指導の半分のエネルギーが費やされていたのです。予想通り、レギュラーから外された子の一人は、早くも「自分は落とされた」という意味のつぶやきをしていました。このような誰にも聞こえないようなひと言を聞き逃さないことが、子供たちのモチベーションを保つことにつながるのです。「落とされた」と思っている子にも次への希望を感じさせながら、そして、レギュラーに選ばれた子にも、そこは決まったポジションではなく、いつでも交代できる準備ができているから、努力しないと席は無くなるという危機感を投げかける。そうしたバランス采配をしていかないと、部員数の多い矢口タートルズのようなチームは手抜きをする子が増えてしまいます。

このようなことは、事前に考えているように思えるでしょうが、実は、その場で感じて、その場の直感で一瞬のうちに答えを導き出していることが多いです。私が関わってきた脳科学を研究する方々からは、「直感とは最高の論理的思考力だ」と言われています。私は自分自身の直感を信じています。今日も、高学年、4年生、3年生に分けて、未来のチーム図を伝えた場面があったのですが、最近の練習のねらいである「高学年のチーム作り」を続けるためには、下級生のモチベーションも高く保ち続けないと練習効率が下がるので、遠い未来の目指す姿を考えさせたわけです。

そろそろ2学期のスタートを感じる季節になりました。
順調にチーム作りが進んでいる「矢口タートルズ」の状況を考えると、さらなる部員増加が考えられます。
もし、保護者の方々で、監督業をしてみたい希望があれば、4年生チームや1~3年生チームの指導を任せたいと思っていますので、どうぞ井上にご相談ください。
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小学校と高等学校の教育連携の証

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、夏休み前半練習のうち最後の4回を中止し、感染拡大を抑えるように配慮した我がチームでした。そのかいあってか、練習再開した今日参加した子供たちは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けることなく、元気に練習参加できました。

練習を中止していた期間に、小学校と高等学校の教育連携の象徴として、地元の東京都立六郷工科高等学校に作成していただいた「応援横断幕」ができあがりましたので、今日はそのお披露目となりました。写真のような応援横断幕となりました。子供たちの試合出場のたびに、この横断幕の下で戦うことになります。下の部分には、「矢口小PTA親子バレーボール同好会」と「制作協力/東京都立六郷工科高等学校」という文字が入っていますので、他チームでも気付く方々は「小学生バレーボールの横断幕なのに、どうしてPTAや高校の名前が入っているのかな???」と疑問に感じることでしょう。それが大きなねらいでもあります。

矢口タートルズVCは、校長の私が指導しているチームとなりますので、ある面、学校を代表する小学生スポーツチームということになります。今回の応援横断幕の作成にあたっては、東京都立六郷工科高等学校の経営目標のひとつである、「地域連携の推進」があります。
(地域企業等との連携について、全校で推進・充実地域社会や企業等との連携を推進し、地域の産業を支える人材の素地を育成します。 ・・・東京都教育委員会サイトより引用)
このことに関連して、高等学校に進学していく大田区の中学生だけでなく、小学生段階から「六校工科高等学校」という名前や学校の特色を伝えていくことで、ものづくりに興味の高い子供たちを適切な進路に導いていけるという目的があります。
一方、我が校は、大田区の教育研究推進校として、「ものづくり」を主体にした「未来の大田区づくり」を課題とする学習形態を開拓中で、地元の企業、各種団体、ボランティア団体、中学校や高等学校、専門学校など、連携できる団体とは積極的につながりを太くしていくことを大きな課題としています。

こうした双方向のねらいをマッチさせることで、高等学校の宣伝にはなるし、小学校の子供たちの育成に役立つし、これにかかわる保護者の皆さんの、工科高等学校に対する知識を増やしていただければ、全員WINの状態になるのです。さらには、このような応援横断幕を掲げることで、前述の通り、
「どうして小学生バレーボールの横断幕に、六郷工科高等学校の名前が入っているの?」
という話題になれば、待ってましたで、
「両校の校長先生の間で、これまでにない小学校と高等学校の教育連携を創ることができないかと話した結果、ならば矢口のPTA親子バレーボール同好会という、これまでにない活動をしているチームの横断幕を作っていただくことによって、試合に出るたびに六郷工科高等学校の宣伝になるだろうからとお願いをしたわけです。」
と説明すれば、両校WIN-WINの関係になるはずです。

この応援横断幕は、9月上旬に予定している「大田区小学生秋季バレーボール大会」で、公式戦デビューをする予定です。これまでの卒業生たちは、他チームの立派な横断幕を見て、「どうして矢口タートルズだけ横断幕がないの?」とつぶやいていたようです。この問題はこれにて解決です。あとは試合に向けて、子供たちの力を少しでも高め、ひとつでも多く勝てるようにしていきます。
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この夏に虜になったドラマ「氷点」

「氷点」 第1回


1966年(昭和41年)にテレビドラマとなった、三浦綾子さん原作の「氷点」に、この夏は完全にはまっていました。
本も読みました。
このような現実は、身近には起きないと思いながらも、様々な葛藤場面に、共感なのか、反論なのか、自分でも分からないような感覚をもちながら、キリスト教的な人間の心の底にある「原罪」がもたらす苦しみと、それを乗り越えていくことの難しさを見つめる機会となりました。
この半年ほど、三浦綾子さんの著作を続けて読んでいます。ごく普通の生活を表現していく登場人物を表現していく中で、突如としてふりかかる自然災害や人的災害に、いっぺんに振り回される人の人生というものを考えさせられる作品が多いのです。

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[アイドル]『ようこそ新宿』フルバージョン ステージショー 古川琴音×山崎育三郎×愛希れいか×田村芽実 ほかメインキャスト総出演 | 特集ドラマ | NHK

[アイドル]『ようこそ新宿』フルバージョン ステージショー 古川琴音×山崎育三郎×愛希れいか×田村芽実 ほかメインキャスト総出演 | 特集ドラマ | NHK

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[アイドル] 古川琴音×田村芽実×つばきファクトリー×BEYOOOOONDS×山崎育三郎『風車の歌』ステージショー | NHK

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[歴史探偵] 中村メイコさんが語る「戦地慰問」の記憶 | NHK

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この夏休み、NHKで太平洋戦争の知られざる民衆の歴史を表現した「アイドル」というドラマが放映された。
こと太平洋戦争当時というと、教育界では政治や軍部の考え方、軍事教育云々という話題が先行していき、私も同じように戦争の是非を問うような論調に終始していた。ところが庶民の感覚はどうだったのかという視点はあまり考えられない。このドラマは、そうした若い庶民の心を表現したものとして、とても興味深い内容であった。

時は1935年(昭和10年)から約10年間ちょっと。太平洋戦中戦後の新宿を舞台にしている。
さらには戦地に赴いた兵隊さんたちの思いも表現している。
主人公は「明日待子(あしたまつこ)」。未熟ではあるが、明日のスターを目指して努力し続ける存在として舞台に立つ。完成された存在ではなく、未完成でも必死に努力し、応援してくれる方々の心を打つ存在。「愛ドール=アイドル」・・・まるで今の状況と変わりないではないかと思わせる。どんな時代であっても、「応援したくなる存在」というものは、人の心を打つのだと感じる。私が小学生バレーボールのチーム作りで最も重視してきたのが、「誰もが応援したくなる子供たちを育てる」ということであった。その目標は十分に達成できていないが、これからもそのような子供を育てていきたいとは思っている。

学校経営も同じである。
誰もが応援したくなる学校にできれば、どんな時代であっても変わりなく、よい学校にしていくことができる。
反対に、どれだけよい教育をおこなっていても、心情的に応援したいとは思わない学校ならば、すたれていくことだろう。

目標をもって懸命に生きる人たちが報われる組織を作るために、私という存在がいることを自覚したい。
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子供時代の記憶は消えないのか? 「ピンク・レディー フリツケ完全マスター [2004] (ALL SHOW Ver.) (4K)」

ピンク・レディー フリツケ完全マスター [2004] (ALL SHOW Ver.) (4K)


もはや私の半世紀近く前になるできごとです。
今でも、この動画にある歌もダンスもすべて覚えています。自分で考えてもすごく恐ろしいことだと思います。
いまだに記憶が消えることがありません。おそらく一生消えないのでしょう。エピソード記憶とは、それほどの強さをもつのです。これを学習指導に用いれば、まちがいなく学習は強化されるのです。

さて・・・・
私が中学校1年生の移動教室。
キャンプファイヤーの各学級の出し物をするイベントがありました。
なぜかまったく覚えていませんが、私の学級は、私がたった一人で、この動画の中にある「ペッパー警備」を踊るということになったのです。おそらく小学校5年生頃から、なにかと目立ちたがっていた私だったため、みんなの前で、何かあればピンクレディーの踊りをしていたのでしょう。「井上にやらしちゃえ!」というクラスの盛り上がりに乗せられて、学年全員の前で「ペッパー警備」を踊ってしまいました。たった一人で。

悲劇はその後、続きました。

私は「み」がつく名前だったために、この日を機会に、他クラスの人たちから「ミーちゃん」というあだ名をつけられて、街の中でも遠くから「ミーちゃ~ん!踊ってぇ~!」と声をかけられる始末。(ふざけるなよ)と思いながらも、からかう同級生とけんかするまでの気力はなかったので、半年くらい我慢していました。これ、けっこうトラウマです。いじめられたとは思っていません。なぜなら自分でまいた種だからです。いろいろとからかわれて、逆に心が強くなったと思っています。
このように、自分一人だけ突出するという異様な経験をしたからでしょうか。その後の人生は今に至るまで、どうしたら他の人よりも抜け出るかと考えている自分がいます。卓球部では入部当時は最弱クラスでスタートしましたが、中1の終わりには区のベスト4に入りましたし、中3の時には学校の部活動でただ一人、都大会に出場できて、区のスポーツ優良生徒表彰を受けました。
勉強面でも同じで、優秀な同級生が次々に金〇先生というドラマの影響を受けて不良化して脱落していく中で、じわじわと校内順位を上げて、最終的には都立最高レベルの学校に進学できました。

そうして今は、なぜか学校の長です。
現時点で思うのは、突出しようと思っても、上には上が必ずいるということです。
どう考えても、この人たちは超えられないという方々がたくさんいます。
現役教員生活も残り年数を数える段階に入った私ですが、「超えられないのかな」と感じている方々を超えるために、残り年数後に勝負をかけることを考えてみようと思っています。
くわしくは数年後に公表しましょうか。
けっこう教育界を救う考えだとは思っています。内緒。
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小学校と高等学校の連携はあまりないことです

写真画像は、今日、東京都立六郷工科高等学校からいただいた子供たちの応援用の横断幕です。業者に注文するのではなく、このように地元の都立工科高校と協働して、「地元の子供のために」できることをする。この小学校と高等学校の連携は、これまでの教育界にはなかった、新しい可能性の扉を開いたと確信しています。この後、我が校は5年生が社会科見学の位置づけで、六郷工科高等学校の学校見学を行う予定です。私はこの見学については、キャリア教育としても大変重要な意味があると思っています。こうした教育マネジメントをすることは、世間的には行き詰った感のある教育界に、一石を投じていく意味合いがあると思っています。「目の前の壁は、避けるのではなく、破るためにある」・・・これが私自身の高校生時代からの信念です。

なぜ、六郷工科高等学校が我がチームの横断幕を作成してくださったかという理由を、小学校側の視点と工科高等学校からの視点で、細かく書き残しておきます。

【小学校の立場として】赤字が重要ポイント
☆自治体の教育研究推進校(教育界では、いわゆるパイロット校)として、「(仮)未来づくり科」という小学校の新教科創設をするための開発をしているため、自治体の特色である「ものづくり」を得意とする高等学校との連携は必須である。
☆新教科「(仮)未来づくり科」は自治体内にある諸団体との教育連携を強化するねらいがある。
☆研究推進校としては、多様な連携をできるだけたくさん開拓することを任されている。
☆小学校として、PTA親子バレーボール同好会という新しい活動形態を始め、その成果をもってPTA活動への新たな提案をしようと計画している。そのことについての大きなバックボーンとなる。
☆小学校と高等学校の連携という、今までになかった教育活動についてマネジメントすることは、日本全国の学校教育に新しい流れを生み出すことができる可能性がある。

【六郷工科高等学校の立場として】
※東京都教育委員会「Society5.0を支える工業高校の実現に向けた戦略プロジェクト Next Kogyo START Project」より抜粋
☆これからの時代の工科高校を発展させるために、 STEAMのAの範囲を芸術、文化のみならず、生活・経済・法律・政治・倫理等を含めた広い範囲で定義して推進すること、教科等横断的な視点から教育課程を編成し、地域や関係機関と連携・協働しつつ、生徒や地域の実態にあった探究学習を充実していくことなどが重要となっている。
☆ 新しい知識・技術が短期間で絶え間なく生み出されていくため、生徒が将来にわたり学び続けていくための礎を築く必要がある。生徒が好奇心をもって主体的に取り組むことや、“ものづくりの楽しさ”を実感しながら、「考える力」「学び続ける力」などのヒューマンスキル等を身に付けることが肝要である。
☆技術が高度化・多様化し、一人であらゆることに対処することが困難であるため、チームで協働して課題に向き合う姿勢が求められる。
地域に親しまれ、“遊びに行ける工業高校”になるよう、地域の人々が気軽にものづくりや学校等の相談ができるよう、「校門をくぐりにくい雰囲気」を払拭する。
☆工業高校の魅力を伝える動画や生徒が参加する取組などを小・中学校や企業などに幅広く発信する。
☆都立工科高校の目指す人材像「科学技術等が進化する中、ものづくりや技術の進歩を楽しむとともに、人のためになる創造的な活動で課題を解決しようとしたり、新しい価値を生み出そうとしたりする人材

つまり両校の関係は、「win-win」の関係になるのです。
非常に専門的な学習を行っている都立工科高校と小学校の連携は、小学生の学習へのモチベーションを高めることにもつながりますし、小学校段階で「工科高校で学べること」を知識として得ることは、子供の進路を考える上でも、大きな力となると思います。

六郷工科高等学校の生徒さんの学習場面を参観して、最も感じることは何か?
それは、生徒さんたちが「自分の学びたいことを楽しく学んでいる」という姿が見られることです。
そして、そのこと以上に感心したことは、「日本一あいさつができる高校生」がいる学校だということです。
なぜそうなるのでしょうか?
それは、高校在学時代に様々な企業様とふれあう機会がたくさんあり、各企業様の社長さんをはじめ、社会で活躍している方々が、あたりまえにあいさつしていることを目の当たりにできる学習環境にあるからです。
これからの「Society5.0時代」を生きていく進路として、ものづくりが好きな子供たちは、工科高校を選択するのも良い生きる道筋なのではないかと思います。
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黒部ダムと諏訪湖

黒部ダムと諏訪湖
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夏休み猛練習の成果は出ているよ!

今日の練習をしてきた午前中の外の天候は、子供たちにとって恐ろしいものでした。なぜなら雷の音がたびたび轟き、そのたびに苦手な子供たちは、心をドキドキさせ、バレーボールどころではなくなる様子だったからです。

我ながら笑ってしまったのは、部内練習試合をしていた時に、私が、
「試合を始める前に言っておくけど、これからものすごい雷が鳴ります。でも体育館は安全です。危険はないから安心してね。」
と言った直後に、ものすごい雷がドドーンと鳴った場面でした。たまたまタイミングがあっただけだと思いますが、我ながらあまりにもタイミングが良すぎたので、
(ほぉ、雷まであやつれるようになったか。)
と自画自賛していました。

新型コロナ感染対応などにより、練習参加者が15名と、いつもより少なかったこともあり、今日の練習メニューを大きく変えました。一人アンダーと一人オーバーを100回できた子を相手に、まだできていない子たちを教える対人パス練習を入れました。一人で練習するよりも、相手がいることで、集中力が高まります。今日くらいの人数だった場合、私はこの練習を入れることが多いです。

この15人を、5,6年生主体のチーム 対 3,4年生主体のチームで練習試合を4セット行いました。結果は3,4年生主体チームの3勝1敗となりました。勝敗よりも、この夏休み猛練習をしてきた結果として、
(1)サーブが良くなった。
(2)かんたんにボールを落とさなくなった。
という成果が見られました。
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夏休み第2ステップに入りました

昨日のバレーボール教室はお楽しみ会的イメージで、楽しさ優先で活動しました。子供たちの話によると、3年生の女子が「バレーボール部に入りたい」と言っていたようです。3年生チームが増えてきそうですね。

さて、今日から猛練習第2ステップに入りました。第1ステップとは練習内容が変わっています。4年生以上は私が指導を担当し、少し強めのボールを出すようにしています。このチームではあまり指導しなかった「ディグレシーブ」の練習にも入りました。今日のような練習がお盆前まで続きます。強いボール、速いボールに慣れていくことで、公式戦に出た時の粘り強さがちがってきます。今日、大会開催の調整連絡があり、9月中に大田区秋季大会を行うことになりそうなので、この大会のまずは1勝を目指して練習しましょう。

私からきびしい言葉かけをされている子が何人かいます。練習最後のミーティングで次のように話しました。

「私から厳しい言葉をかけられている子がいると思うけれども、その理由は、今のタイミングでしっかりと技術を伸ばすことができれば、これからいっぺんに成長できるところにきている子に、厳しく指導しています。だから『頭を使って考えろ』とか『どうしてほしくてそんなパスを出したのか?』などと言われている子は、今がチャンスと思うことが大事です。反対に、あまり厳しい言葉を言われていない子は、自分はまだまだなんだなと思って、私の向かってくるような練習態度を見せるべきです。」

4年生男子のS.Y君は、練習ノートに「自分が一番声を出して練習する」といつも書いてきます。その通りで、毎日の声出しで声がかれてしまい、今日は演歌歌手のような声で練習していました。これはすばらしいことです。自分でノートに書いて通り、だれに言われるでもなく、声を出して練習してきたからこそ、のどの調子がおかしくなったのです。

「おもいきり声を出しなさい」と指導しても、なぜか出せない子もいます。それはふだんから大きな声を出した経験がないからです。バレーボールはそれでは通用しません。矢口タートルズ練習訓「いつも元気に声を出し笑顔でバレーを楽しむこと」の通りにやらなくてはなりません。各家庭の宿題として、練習訓を暗唱できるようにしていただけるとありがたいです。

【矢口タートルズ練習訓】
一 あいさつと、感謝の気持ちを、つねに忘れないこと
一 いつも元気に声を出し、笑顔でバレーを楽しむこと
一 全力、集中、励まし、ぜったいにあきらめない人間力をきたえること
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