城西国際大学祭 マインドマップカフェ

最近、区外の小学校の校内研究担当講師を依頼され、10月中に1度お邪魔しました。その学校は「論理的思考力」を伸ばすための指導方法を研究しています。
そこで私も一緒に学ぶために、様々な本を読んでいるところです。その中から、ひとつ学び取ったことは、文を「敬体」で書くか、「常体」で書くかで、思考の方向性が変わるということです。敬体とは「です、ます調」のことです。常体は「~だ、~である」という論文で使われる言い切りの形です。敬体は相手意識が強まるため、説明調になるような感じがします。常体はどちらかというと「自問自答」をしやすい形であると感じます。私は、自分の頭の中を整理しながら論理的な思考をする時には、どうも「常体」で文章を書いた方が良さそうだと判断しました。

そこで、自分の学級の子どもたちが取り組んでいる「日記新聞」や「体験学習新聞」にも、「常体」で書くようにという指導を始めました。まだ指導し始めなので、数人が常体で書き始めている段階ですが、確かに文章表現力が向上してきました。自分自身を見つめる内容に変化しました。


そこで、このブログ記事も「常体」で書くことを試みてみます。


【はい、ここから常体にチェンジ!】


今日は午前中に辰巳ジャンプのバレーボール練習。
少しずつではあるが、確かに伸びている子どもたちの技術。
この短時間の練習で、効果的に上達させるためには、私自身が学ばなくてはならないと強く思う。
このブログ内で何度も書いていることだが、「指導法を学ばずして指導者になってはいけない」ということを自分自身に言い聞かせなくてはならない。


練習後、すぐに車を走らせ、千葉県は東金市にある「城西国際大学」の大学祭にかけつけた。この大学の先生であり、マインドマップ公認フェローの加藤先生からのお誘いを受けたからである。加藤先生はご自分のゼミの学生さんたちと一緒に、「マインドマップカフェ」という部屋を企画したのだ。マインドマップカフェとは、無料のカフェコーナーを設けてお茶を飲みながら、マインドマップを紹介したり、かいてもらったり、語り合ったりする場の提供である。ここに来たすべての人が参加者となる。



私がこの企画に参加した目的は、大学での取り組みを見て学ぶこと、その場の空気感を感じること、自分のマップをかくことだった。本当は、某若手教員から「どうしても相談に乗ってほしい」と頼まれていて、「それならば城西国際大学の大学祭に行くからいっしょに行って、問題解決の方法をマップ化してみよう」という課題解決コーチングも行う予定だったが、若手教員に仕事が入ってしまい、残念ながら延期となった。そこで、代わりに自分が清書しようと思っていた「論理的思考力のマインドマップ」を半分だけかいてきた。

また、このマインドマップカフェ企画のひとつに、参加者みんなでかき込んだ「巨大マインドマップ」というものがあったのだが、私も参加し、ジャンジャンかき込んできた。下記の写真で、右下の赤いペンでかいてある部分が私の筆である。我ながら、超スピードで拡げることができた。左側には、同じフェローのK先生がかかれたブランチもあり、「時間差でいろいろな人がかきこむのも、もしかしたら“ありえない発想”が出る可能性のある面白い方法かもしれない」という気づきを得た。




さて、私が「論理的思考力のマインドマップ」を一生懸命にマップをかいていると、そこにたまたま来た幼児が声をかけてきた。
「何かいてるの?」
マインドマップをかいていると、それを見た子どもからのこうした声かけが必ずある。その確率100%と言ってもおかしくないほどだ。不思議なものだと思う。きっと、大人なのに楽しそうに「お絵かき」をしていて珍しいと思われるのだろう。だから私は、
「何かいてるの?」
という問いかけに、
「お絵かきしているんだよ。」
と答えた。すると大人が見ても難しい内容をまとめているマインドマップだったにもかかわらず、その幼児はずっと私の作業を見ていた。あまりにも興味がある様子だったので、色鉛筆と紙を貸してあげたら、イスに座って黙々と絵を描き始めた。私たちの行う「マインドマップ基礎講座」の中で、『イメージは人間の第一言語である』ということを伝えているのだが、この幼児の行動を見ていても、そのことが証明されると言えるのではないかと思った。

加藤先生が指導している大学生の皆さんには、iMindMapでかかれた、ある事例を紹介させていただいた。私の話を真剣に聴いてくれた学生さんたちにもお礼を言いたい。


ところで私自身、大学祭に参加したのは何年振りだろう?
記憶にないくら久々だ。

大学の校内に足を入れた瞬間、胸がワクワクする感動を覚え、思わずニッコリと笑顔になっている自分がいた。やはり大学は良い!楽しい!思う存分に学び、学生生活を謳歌し、自由に満ちている大学。私の夢のひとつは、大学という希望あふれる学び舎で、未来を創っていく学生たちに、教師という仕事のやりがいを伝えていくこと。そして優秀な教員を陸続と育てていくこと。もしかしたら、今日の自分の行動は、その夢実現への第一歩だったのかもしれない。


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校内研究会

昨日の話題となります。

どこの学校でも、授業の質を向上させるために「研究授業」というものを行います。
私の勤務校では今年度、「読解力向上」をテーマにして研究を進めています。その授業が昨日あったわけです。

授業を公開することはもちろん大切なことです。しかしそれ以上に、公開する授業をどう作っていくか、その研究過程が大事なのです。「こういう授業が大事なのではないか。」「いやいやこんな方法もある。」というように、ひとつの授業をみんなで考えて作り上げていく。この過程で教員は授業力をつけていきます。

今年度、「研究過程の中で行う“事前検討会”は学校の全員で行おう」という私の意見が通り、毎月、全教員が集まって、ひとつの授業を研究してきました。10月は特別支援学級の授業をみんなで考えてきました。



昨日の授業後の研究協議会で話されたことを公開するのも何らかの参考になると思いますので、可能な限り紹介します。



◎個別指導ではなく、個に応じた集団学習の工夫をしている。学び合う関係を大事にしている。

個別指導であれば家庭教師でもできます。極論すれば、パソコンソフトでもできます。そうではなく、学校という場は、集団で学ぶことが大事です。集団の中の個々に応じる指導の工夫をしながら、子ども同士が学び合う関係を大切にしていきたい。特別支援学級の先生方の思いは全員が共通理解できる指導方針となりました。


◎授業の流れを「カード」で示す有効性

今回検討したの授業では、1時間の授業の流れを「カード」に書いておき、その学習が終わったらはがしていくという方法を取りました。これは、子どもたちに授業の見通しを持たせる効果があり、すべての学級で取り組める方法として、勤務校の財産とできるだろうと話し合いました。


◎子どもたちの意欲を引き出すために

子どもたちが「できた!」と言って持ってきたものに対して、すぐに直したり、指導したりせず、まずは受け止める努力をしていきたい。「できた」と持ってきたものを認めてあげるkとおで、次への意欲につながる。たくさん受け止めてあげてから、指導をしていけば良いのではないだろうか。





次に、講師の先生からの助言の中で、キーとなる言葉だけ書いておきます。

「同一学習パターンのグレードアップをしていくことで、子どもたちに確かな学力が身につく」

「『確かさ』の延長線上に『豊かさ』があるとは限らない。」

「自分自身の読み取り、書き込みがなかったら交流などできない。学び合えない。」

「10人いたら10通りの主題があると思わなくてはならない。」

「今日は読書的なのか読解なのかをよく意識してほしい。」

「1年生から6年生までの活字の数は新聞4ページ分しかない。だから丁寧に読まなくては読解の力はつかない。」

「現場は主体的に教科書を使っていかないと、時代が後戻りしてしまう。」




以上、研究授業に参加していない方には、何のことか分かりにくい文章になってしまいましたが、自校の先生方には参考になる内容だと思います。


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東京スカイツリー 2010-10-27

最近は1カ月に1度の更新となっている「東京スカイツリー」の写真ですが、アップします。

今日の東京地方は今年一番の寒さでした。朝のスカイツリーはすっきりとした青空の中、500mに達しようとしている姿を見せてくれます。もうすぐ第二展望台の建設も始まるそうです。

今、夜には第1展望台を始め、いろんなところに明かりが灯っていて、夜のスカイツリー画像も撮っておいた方がいいなぁと思えます。余裕がある時に夜の撮影をしていみます。



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カメリンピック ドッジボール大会から自校の課題を分析する

今日は亀戸地区の小学生にとっては一大イベントである「カメリンピック・小学生スーパードッジボール大会」が行われました。自校からもたくさんのチームが出場し、熱戦をくり広げました。

自校の試合結果は芳しいものとは言えませんでしたが、子どもたちはこの日を目標に練習に励んできたわけです。その努力は大いに評価したい。「よく頑張ったね」と言わせていただきます。私もこの大会に向けて、この1週間で学年体育の授業を5時間も確保したわけでしたが、今思えば、もっと戦術的なことを教えておけば良かったと反省しています。


教師という立場は嫌味なもので、このような交流大会を観戦しながら、各校の体育文化の違いを読み取っている自分がいました。これからの自校の体育教育のために、気づいたことを書き残しておきます。このブログ記事は自校の教員も読んでくれるでしょうし、保護者の皆様の中にも目にする方もいると思いますので、ぜひ来年以降の参考にして下さい。

なんだか遺言のようになりますが、自校の若手教師は、運動関係の行事で、子どもたちが活躍する姿をイメージしながら、ぜひとも日本一の運動指導体系を創り出してほしいと熱望します。

自校の体育指導は、社会体育を含めて本気で改革する必要があります。
(これは、今感じ始めたことではなく、私がこの学校に異動してきた時からずっと思っていたことです。)
これから学校を創っていく若手の教員に、ぜひとも「運動能力開発カリキュラム」とまではいかなくても、せめて運動能力を開発するための「学校体操」を創り出してほしいと期待しています。


(1)基本的な体の動かし方を鍛える必要性がある

子どもたちは、運動をしていくに必要な、足の運び方を身につけていません。
「サイドステップ」「バックステップ」「リズムステップ」「片足反転」「スピードスキップ」といった運動を、体育の準備運動で行う必要があります。今日の大会でも、投げられるボールに対して、背中を向けて逃げる子が一番多かったのが自校でした。その原因が足の運びです。素早く動くという運動の基本をもっともっと大事にしながら体育指導をしていく必要があります。


(2)体幹の保持ができるようにしないといけない

自校の子どもたちに欠けている大きなポイントとして、「体幹の維持」ということがあります。背骨を真っ直ぐに保つことができない子が多いのです。運動だけでなく、教室での学習に際しても、背骨が曲がっていく子が多い。これは大きなマイナスなのです。そこで、体幹の中心がスクッと立つようにできるような運動を、日常的に行う必要があります。これを若手教師チームに開発してもらいます。(ヤングティーチャーの皆さん、頑張ってね!)


(3)片足のバランス

自校の子どもたちは、軸足のバランスが非常に悪いのです。そのため、瞬時に移動することができない。頭では「動かなくっちゃ!」と分かっているのに、体が着いてこないのです。子どもたちの動きを冷静に見てみると、“ジタバタジタバタ”しています。この「ジタバタ感」をなくすような基本的運動を組織する必要があります。


(4)動体視力を鍛える必要がある

スポーツ、特に球技は「動体視力」が大きく影響します。自校の子どもたちは、申し訳ないのですが、「動体視力」を鍛えるようなことを行っていません。それは他校でも同様だと思います。動体視力を鍛えるようなカリキュラムは、小学校教育にはないのですから。しかし、今日のような大会で勝ちたいと思うならば、動体視力を鍛える必要はあると思うのです。ドッジボールは一瞬の判断力が必要です。そのためにも動体視力を鍛える必要があるのです。


(5)道具の工夫

5年生の決勝リーグを観戦している時に、「あっ!こんな所も差がついていたんだ!!!」と気づいたことがありました。それは、はいている「シューズ」の問題でした。自校の子どもたちは、ほとんど全員が「上履き」でした。ところが各学年で大きな成果をあげた学校の子どもたちは、ほとんどが「室内用運動シューズ」をはいていました。実はこのシューズ問題は非常に大きな影響を与えます。
私自身は卓球の専門でありますが、現役当時、シューズに関してそれはそれは神経を使いました。フットワークが勝敗を決すると言ってもいいからです。
今日私は、子どもたちのステップに注目して観戦していました。「優勝校はどうして素早い動きができるんだろう?」と思って見ているうちに、「あっ!シューズがちがう!」と思ったのです。
来年は、ぜひ「すべらないシューズ」をはかせて、子どもたちの実力を発揮させてあげて下さい。


(6)心の強化

今日の試合では、どう見ても普段の実力を出していないというチームもありました。
内輪の練習試合だけでは、子どもたちは育ちません。せめぎ合うような緊張感を経験させてあげなくてはなりません。公式戦で普段の力を出すためには、対外試合をたくさんさせてあげることが必要になります。
4年生チームの中で、先週の体育の授業で行った、内輪の練習試合では圧倒的に強かったチームが、今日の試合を見る限りでは、まったく実力を出せませんでした。授業の時には使っていた速いパスをすることがありませんでした。
内弁慶になってはいけません。ドッジボールに限らず、いろんなことで学校の外に出て緊張する場を経験し、メンタル面を強くする必要があります。
(そういう意味では、昨年の6年生はメンタル面が本当に強かったですね。)




以上、様々な課題をあげてみました。

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」という言葉があります。負けた時こそチャンスなのです。
その原因をきちんと分析し、次に活かしていくことで、大きく成長できるのです。


自校は、私から若手教師に、「子どもたちの運動能力を開発するための体操」を創り出すように指示を出してあります。若手全員が納得して取り組みを始めています。ぜひ優れた訓練方法を開発してほしいと大きな期待をしています。

そして担当している4年生については、後期の半年間を使って、私の持てる技術を体育指導にも傾けていこうと思っています。



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浜松町のBookStore danさんにも並びました

「マインドマップで作文すらすらワーク」が書店でも並び始めました。
浜松町のブックストア「dan」さんの児童書コーナーにも並んでいました。

このワークブックを使うことで、作文の苦手意識を持っている子どもたちが救われたら嬉しい。そんな気持ちで、各地での教育実践を待ちたいと思います。

実践事例として使わせてもらった2人の卒業生にも、小学館さんから1冊ずつプレゼントいただきました。二人とも本当に喜んでくれて、お便りをくれました。本人たちが予想していた以上に素晴らしい本の中に、自分の作文が紹介されていることに感激してくれたようです。

この本は、中に書き込んでいくタイプの「ワークブック」ではありますが、私個人としては、この本に書き込むのではなく、B4かA3サイズ大き目の上質紙を用意して、広々とマインドマップ作文構想図を書いた方が良いと思います。書く際には、ワークブックの中に例として載っているものを参考にします。

別の紙に書くことを勧める理由は、作文を書く子の思考を制限しないためです。ワークブックの最初に事例として載っている子のマインドマップは、B4サイズでは足りなくなり、紙をつけ足しているくらいです。作文を本気で書こうと思ったら、そのくらいは構想が広がってしまうだろうと思います。だからこそ大き目の紙に書いた方が制限なく考えられると思うのです。



この「ワークブック」を使ってみての感想や、実践事例をぜひコメント欄に教えていただけますとありがたいです。
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書店でも販売開始!「マインドマップで作文すらすらワーク」

「マインドマップで作文すらすらワーク」(小学館)が書店でも並び始めました。

写真は神保町の三省堂書店さんに平積みされたものです。

このワークの解説文をブログに連載しますと予告しておきながら、物理的な余裕がなく、遅れていますことをお詫びいたします。

多くの方々に使っていただけると、制作に関わった者としてとても嬉しいです。

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SKG48

「SKG48」を思いつきました。

S・・・職員
K・・・会
G・・・議

つまり、SKG=職員会議

48・・・48分。


「SKG48」=職員会議を48分間で終わらせる司会技です。

その手法とは・・・

(1)議題を絞り込む

(2)提案者に制限時間の意識を持たせる

(3)司会の技能をフル回転させて効率的に会議を進める

(4)48分間で会議が終わる達成感を、みんなが感じられるイメージ作り

(5)48分間で終わる会議の下準備

(6)「SKG48」という会議参加者のワクワク感



SKGというイニシャルは、私が時間管理のマインドマップを書くときによく使う方法です。
漢字で書くよりも早いし分かりやすいのです。

ちなみにその他にイニシャル化したものは、

ZKC・・・全校朝会

ZSK・・・全校集会

SCK・・・職員朝会

KKJ・・・研究授業

※生・・・・生活指導の打ち合わせ

MM・・・・マインドマップ

YKK・・・読み聞かせ

MNP・・・マイ新聞


まだまだ開拓していきます。

要するに、マインドマップでは自分に分かりやすいことが一番なのです。


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プロフェッショナル仕事の流儀 『松本人志スペシャル』のマインドマップ

昨夜放送された「プロフェッショナル仕事の流儀~松本人志スペシャル」はいちいち私のしていることとだぶり、「ウン、そうだそうだ!」「それを授業という言葉に置き換えたらまったく同じだ!」とつぶやきながら視聴していました。そしてマインドマップに記録していきました。


番組の中で語られた言葉を私の考えに置き換えて箇条書きで書いてみます。


「笑いは生き物だから鮮度が大事なんだ。」⇒「授業は生き物だから鮮度が大事なんだ。」

「計算しつくした笑い」⇒「計算しつくした授業」

「その場を瞬時に判断していく空気感」⇒「その場を瞬時に判断して子どもの良さを引き出す空気感」

「お笑いは七並べのようなものだ。切り札をいつ出すかで勝負が決まる。」⇒「授業は七並べのようなものだ。自分の持ち手をいつ出すかで勝負が決まる。」

「お笑いの知識を貪欲に吸収すること。」⇒「指導法の知識を貪欲に吸収すること。」

「過去の笑いは捨て去り、常に新しい笑いを創り出すこと。」⇒「過去の授業方法は捨て去り、常に新しい授業を創り出すこと。」

「プロは企画力・判断力・改革力を持つべし」⇒「教師は授業の企画力、授業中の判断力、未来への改革力を持つべし」

「共通理解するためにはイメージ化すること」⇒「子どもたち全員が授業を理解するためには、授業中に子どもたちがどんなイメージを描いているかを把握すること」

「“あの芸人は誰や?”というお客の反応が、“おもろいやんけ!”という反応に変化していくのを感じた時のゾクゾク感がたまらない。」⇒「授業の始めに興味を示さなかった子どもの表情が、授業を進めていくうちに生き生きと変化していく時のゾクゾク感がたまらない。」

「笑いに関してすべてやりつくしたい!」⇒「授業に関してすべてやりつくしたい!」

「映画を見ていても、知らず知らずお笑いのことを考えている」⇒「映画を見ていても、知らず知らずおもろい授業のアイデアを考えている。」

「プロフェッショナルとは、素人の笑いとは圧倒的に違うということを見せつけること。」⇒「プロ教師とは、普通の教師の授業とは圧倒的に違うということを見せつけること。」




いかがでしょうか? 
読んで下さった方の何らかの参考になりましたら嬉しいです。


ここに書いたことは、松本氏の言葉のマネではなく、私が常日頃から職場の若手教師に語っていることだということは、私の勤務校に来て若手に聞いていただければ証明してくれるでしょう。番組を見ながら、松本氏の挑戦には心底納得しました。



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トイレの神様/植村花菜 (KING RECORDSサイトより引用)

トイレの神様/植村花菜


KING RECORDSさんがYoutubeに動画をアップされているので使わせていただきます。

おばあちゃん子だった知り合いが、
「この曲を聴いたら涙が止まらなくなったから聴いてみて」
と紹介してくれました。

植村花菜オフィシャルウェブサイト

植村花菜オフィシャルブログ

アップテンポな曲が多い今の日本の中で、アコースティックギターでゆっくり聴かせる曲は心を癒してくれるのでしょうね。
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「マインドマップで作文すらすらワーク」でできること

小学生のためのマインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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発売された「マインドマップで作文すらすらワーク」の活用方法を書いてみます。

このワークブックは全部で15のテーマを学べるようになっています。

(1)自分しょうかい
(2)家族しょうかい
(3)今日の出来事
(4)印象に残ったこと
(5)身の周りをふり返って
(6)休みの日の思い出
(7)見学したこと
(8)観察したこと・1
(9)観察したこと・2
(10)イラストを見て物語を作る
(11)もしも自分が○○だったら
(12)物語のあらすじ
(13)印象に残った物語の場面とことば
(14)物語と自分とのかかわりを考える
(15)目標を達成するための意見文

今回のワークブックはマインドマップの効果として、「かんたんに発想を広げる」ということをねらっています。そのため、細かい作文技法にはあまり触れていません。「すらすらワーク」と名がついているように、すらすらたくさん書けるということを中心に作られています。
分かりやすく表現すると、これまで作文を書くとなると原稿用紙の半分も書けずに悩んでいた子が、このワークブックを使って勉強すれば、原稿用紙3枚以上を楽に書いていくことができる。そんなふうに作られています。

最近では、本を出版する方の中にも、マインドマップで本の構成(設計図)を考えてから、実際に執筆活動に入るという方が増えています。大人にも効果があるのですから、マインドマップは子どもにだって同じように良い手法なのだと思います。



さて、毎日とはいきませんが、今日から連載で15項目のワークについて活用方法を示していければと思っています。つまりこのブログが「マインドマップで作文すらすらワーク」の解説書になれればというわけです。




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「マインドマップで作文すらすらワーク」が今週発売されます!

マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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「マインドマップで作文すらすらワーク」がいよいよ今週に発売となります。
定価800円です。お手元に一冊どうぞ!



今回の事例では、私の教え子2人のマインドマップと作文を紹介していただきました。しかも手書きで書いたそのままのものをスキャンして、カラー版で載せていただいています。全世界の小学生のお手本ともなれるマインドマップのできですし、作文も一人は12枚、一人は9枚と力作です。


そのマインドマップと作文を発売前にご紹介します。
書いた本人も、世の中にどんどん紹介して下さいと言っていますので、たくさん宣伝しちゃいます!




「自分とのつながり」

 私には色々な“つながり”があります。家族や友達や学校や・・・。数えきれないほどあります。私はつながりのない人間はいないと思います。つながりがないと、人間として成り立ちません。私達は色々な“つながり”があるからこそ人間として生きていけるのです。


 最初は家族についてです。家族は私にとって大事な宝物です。そんな家族の事について書きました。

 母はおもしろいです。時々ギャグを言ったりします。すると、みんなが笑い、場の空気が明るくなり、テンションがググッと上がります。そんな母をみて、『そんなに人を笑わせられたり、幸せにしたり・・・。なんか不思議な“力”を持っているのかなぁ。』なんて思う時があります。そんな母を私はとてもそんけいしています。あと、母は私を産んでくれた大事な大事な人なのです。私がしゃべれるようになったこと、字が書けるようになったこと、もちろん私を産んでくれたこと、私を育ててくれたこと・・・。母には心底感謝です。本当にありがとう!!

 父はやさしいです。ほしい物を買ってくれたり、分からないことがあったら教えてくれたり・・・。あと、私を温かい目で見守ってくれます。父にも心底感謝です。でも、おこるとこわいです。やさしそうな、おだやかな顔ではなく、しかめっつらになり、顔を見るだけでビクビクしてしまいます。ですが、父をおこらせてしまう原因を作るのは、いつも私なので、きちんと反省して謝っています。
 父にひと言。いつもごめんなさい。

 姉はガリベンのようです。休日、平日関係なく、何時間も勉強しています。そんな姉のことを私はすごいと思います。しかも、何時間もやっていて『集中力』が切れないのかなぁと思う時があります。でも姉はちがいます。ちゃんと集中していて、えんぴつのカリカリする音しかしません。こんなにも努力している姉をみて、私にとって刺激になり、姉に近づこうと努力中です。がんばります!!

 私の一家はこのような家族です。自分なりには一番感謝をしなくてはいけないと思います。本当にありがとう!!

 次は友達についてです。私の友達には、可愛い人、やさしい人、おおしろい人、頭がいい人、スポーツ万能な人などがいます。みんな、私には無い“個性”があり、色々です。私は友達としゃべったり、遊んだり、笑ったり、助け合ったりします。

 友達とは世間話をします。学校の事やら、他の友達のことやら・・・。たくさんコミュニケーションをとっています。あと、友達と遊びます。公園で遊んだり、だれかの家で遊んだりします。公園で遊んでいるときは、ブランコをしたり、おにごっこをして遊び、だれかの家で遊んでいる時は、世間話をしたり、ときにはゲームをして遊んでいます。

 ですが、私の経験上、ケンカもありました。でも、自分達で解決し、仲直りが出来、『成長したなぁ。』と思うことがあります。あと、友達と笑います。私は『やっぱり、いつでも笑顔が一番だ!!』と思っています。なので、いつでもどこでも笑顔!!と心がけています。楽しい時、嬉しい時、おもしろい時・・・、いっしょに笑います。そんな笑顔な人を私は好んでいます。

 あと、友達と助け合います。運動会のとき、学芸会のとき・・・。色々友達と助け合っています。ときには、助け合いから励まし合いにかわったりすることもあります。例えば、組体操の三段タワーの時、
「OK!OK!大丈夫だよ!」
とか、
「せーの!!がんばれ~!!」
など。この一言で人の心が動くと思います。だれだって励まされたら嬉しいと思うからです。

 このように、私は友達とつながっています。友達と過ごす日も、残り少なくなってしまいました。なので私は、今を楽しもうと思います!!


 次は先生についてです。
 私はこの5年間、色んな先生に教わりました。

 1年生は、Y先生でした。とても親切でやさしかったです。

 2年生は、H先生でした。正直おこるとどなったりして、すごいこわかったけど、笑顔がすてきでした。

 3年生は、K先生でした。よく休み時間にいっしょに校庭で遊んだりしました。そのときは楽しかったです。

 4年生はO先生でした。先生は、前まで上海にいたので、よく中国語を教えてもらったりしました。お正月には、年賀状を送ってくれました。はがきのうらには4年2組が集合した写真がはってありました。時々、2年前の自分をふり返ったりするので、とても大切に保管してあります。

 5年生はS先生でした。先生は、音楽が好きで、時々休み時間に、ギターやバイオリンの演奏を聞かせてくれました。あと、よくおもしろい話を言っていました。いつもその話をしたらしらけていたけれど、そのようなところが印象的です。

 そして今、6年1組の担任は、スーパーティーチャーこと、井上先生です。先生の授業は分かりやすく、楽しいです。特にマインドマップの授業が楽しいです。あと、倍数ゲームも楽しいです。私は、井上先生の授業を教わって、こんなに授業が分かりやすいのは初めてだ!!こんなに授業が楽しいのは初めてだ!!と思いました。

 私の将来の夢は、小学校の教師になることです。とはいっても、井上先生を超えるような“スーパーティーチャー”になりたいです!!


 次に学校についてです。

 学校は、行きたい人は行く、行きたくない人は行かないという決まりはなく、行くけんりがあるからこそ学校に行くのです。

 私は最近、学校が楽しいです。理由は、友達と色んな話が出来ることと、前よりも授業が楽しくなってきたことと、毎朝大好きなフルートを吹けるからです。私は6年1組になって、色々なことが楽しくなってきました。例えば、授業など。なので、私はこのクラスになれて、大正解だったと思います。井上先生、こんなに毎日を楽しませてくれてありがとうございます!!


 次は、自然についてです。

 私が“自然”で思いついたことは、『緑』です。緑は人の心をいやします。それと同じ、自然も人の心をいやす、ということです。
自然に関することについて、最初に思いついたのは、“地球”です。今、地球は回っています。このことを発見した人は、ガリレオ・ガリレイです。私はその人にあこがれました。なぜなら、有名科学者だからです。今でも心の中で、『すごいよなぁ。』と思っています。

 あと、“地球”に関することは、『温暖化』です。現在、温暖化が進行中です。もっと進行してしまうと、南極の氷がとけ、町に流れこみ、しずんでしまいます。私は、温暖化の進行を防ぐためには、一人一人の努力が必要だと思います。


 最後は動物です。
 当たり前なのですが、人間には命があります。人間に命があるということは、他の動物、植物、物にも命はあります。しかも命は1つしかありません。なので、大切にしなければなりません。なので、殺人・いじめ・暴力・自殺は、つらくても苦しくても、絶対にしてはいけないことだと思います。理由は、人が傷ついてしまうからです。油断したら、亡くなってしまい、その遺族が悲しむからです。この4つ(殺人・いじめ・暴力・自殺)のことがなければ、この世は平和になり、みんな笑顔でくらせるでしょう。

 これが私の考えです。


 私はこの作文を書いて思ったことは、数え切きれないほどあります。そして、みんなに伝えたいこともあります。
 私達は、果てしなく広がる空の下で、一緒に生きているのです。なので、つながっているのです。

 最後にみんなに一言。私はまだまだ未熟ですが、どうぞよろしくお願いします。




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東京新聞杯 辰巳ジャンプの総括

東京都の小学生バレーボール、秋の本番戦である東京新聞杯の戦い。
辰巳ジャンプのチャレンジは終わりました。

結果としては残念なことですが、チーム結成以来最低の支部第20位でした。でも、気を落とす必要はありません。なんたって、4年生以下のチームですから。いくらでも「のびしろ」があります。

振り返って考えてみれば、辰巳ジャンプ10年の歴史の中で、4年生主体のチームで公式戦に出たことは初めてなのです。さらに言ってみれば、今の子どもたちは3年生からチームの中心になって試合経験を積んでいるのですから、これからの2年間でいかようにも伸ばしていける感覚が私にはあります。

時には厳しい言葉をかけることもありますが、それもまた「この子たちなら着いてこれる」と信頼しているからです。




ただ一人の6年生として頑張ってきたキャプテンは、同級生が一人もいないチームの中で、よくここまでバレーボールを続けてこれたと思います。現中2の子たちが人数ギリギリで試合に出られるかどうかという瀬戸際に入部してくれた救世主の子。その2年前の身長150㎝なかった頃からレフトのアタッカーにして、チームの柱として育ててきました。私としては最後のこの大会で、もっともっと良い思い出を作らせてあげたかった所なのでしたが、監督としての力不足。悔し涙を流させてしまう結果になってしまいました。

しかし、昨日の大一番の試合は、フルセット19-17まで勝っていて、逆転負けという内容でしたから、悔いは残るでしょうが、今の力からしたら120%の力を出せたと思います。胸を張って受験勉強に全力投球してほしいと思います。



さて、今日の「支部交流大会」から新しいスタートを切った「若辰チーム」です。試合の結果はどうあれ、素直で純粋にバレーボールに取り組む心は、辰巳ジャンプ史上でナンバー1だと思っています。

4年生はいろいろと悩むことも多いと思いますが、これからたくさん経験していく「練習試合」を通して、どんどん上手になっていくことは間違いありません。楽しく活動し、高い目標に向かって、いっしょにがんばっていきましょう。

2年生は、抜群のバレーボールセンスがあります。
今日も先生からなにもアドバイスをしていないのに、相手のやろうとしていることを感じ取って、2年生だけがボールが来るところに先回りしていました。6年生のスパイクに対してこわがらず、顔に当たっても負けない根性を見せてくれた2年生は、今や江東区バレーボールの有名人となっています。






辰巳ジャンプが最も強かった時、年間400セットの練習試合を目標にして活動していました。
その頃は、男女2チームを指導していましたので、私も“命をかけて”監督業をしていました。
(その頃の様子は2004~2005年のブログ記事にあります)


その頃とは違って、私が抱えているバレーボール以外の使命も、例えれば数百倍になっていて、練習試合400セットなどとなかなか言えない現状はありますが、全力で指導をしていく気持ちは何も変わっていません。

夢は大きく大きくふくらませていきましょう!



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東京新聞杯 江戸川ブロック予選の結果

1位 小岩
2位 渚
3位 小松川
4位 鹿骨
5位 みなみ
6位 ひまわり
7位 葛西
8位 松江
9位 南葛西
10位 上小岩
11位 東




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東京新聞杯 江東中央ブロック予選の結果

1位 三大
2位 ニ砂
3位 三砂
4位 東雲
5位 大島中央
6位 ブルーライトニング
7位 枝川
8位 数矢
9位 辰巳
10位 中央スポーツ少年団


明日から都大会代表を決める支部決勝大会です。




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桜の狂い咲き

なんと自宅の近くにある桜が開花していました。猛暑の影響から狂い咲きをしたのでしょうか?
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