進路指導計画 マインドマップ

春休みに入って、学校の「進路指導計画を考えてほしい」という依頼がありました。私はいちおう、「フォーマットはあるんですか?」と確認すると、「何にもない」という依頼主のご回答。

0から作り上げるんだ、ふ~~~ん・・・・・

普通はものすごい負担を感じる仕事です、こういうのって。

ところが、90分くらいでできてしまったわけで・・・・・

マインドマップで各学年ごとの進路指導項目を系統立てて書いていきました。

6年生は中学進学で学校を選ぶということが大きな進路選択だからけっこう分かりやすいよなぁ・・・・・
5年は6年になった時のために、自分の「夢」について思いっ切り想像をふくらましてあげるのが大切だと思うなぁ・・・・・
4年は発達段階の壁を乗り越えさせる働きかけが必要だ・・・・・
3年はギャングエイジ。失敗からたくさんのことを学んでほしいぞ・・・・・

などなど、次から次へと考えが拡がり、何にもなかった進路指導計画がマインドマップ化するのに1時間。それを書面化するのに30分。たったこれだけの時間で仕事ができました。

これ普通に取り組むと、たぶん2~3日は頭を悩ます課題です。

たちまちできてしまったので、依頼主様はとっても喜んでおりましたとさ!


それで、これがどんな文章に変身したかというと、下記の通りでございます。
たくさんの方の目で揉まれていない文章なので荒削りですが、マインドマップを理解するためには必要かと思い、掲載しました。


(進路指導計画)
1.指導のねらい
(1)児童の発達段階に合わせ、次の学年や中学校さらに児童自身の将来を開拓できる基礎的な力を養う。
(2)「進路は生きる道筋」という考えに基づき、明日の自分を考えることから始め、将来の自分を見通せるような能力を高める。
(3)児童を取り巻く環境を整え、適切な進路選択ができるような指導体制を作る。

2.指導内容
(1年)
①学校生活を知り、新しい友だちと仲良く生活し、豊かな人間関係の基礎を築く。
②担任や友だちとの安心感ある人間関係の中で学習する喜びを味わうことにより、基礎学力を形成していく根を心に深くはり、これからの小学校生活で大きく成長する素養を養う。
③家庭での学習支援や生活支援の意識を保護者に習慣化してもらう。

(2年)
①人間関係の基礎的な行動を習慣化していく。その中でも「あいさつ」をしっかりすることに重点を置く。
②1年生の時に知った学校生活の基礎をさらに深めて、より良い行動をしようとする意欲を育てる。
③学習の基礎となる語彙力を伸ばし・九九を確実に身に付ける。

(3年)
①ギャングエイジの児童ということを理解し、失敗から学ぶ習慣を身に付けさせる。
②担任や保護者・友だちとの安心感のある関係の中で人間力(思いやり・やる気)を伸ばす。
③知識をどん欲に吸収し、基礎的な学力を確実に身に付ける。

(4年)
①発達段階(9才の壁)を乗り越えられるように、学校生活全般に亘って児童自身が自己客観視をし、「自律(自分を律する)」への芽を育めるようにする。
②人間関係の基礎である「素直さ」を保てるような心を養う。
③上級生や社会的に活躍している人への「あこがれ」の意識を持ち、それに近づけるように努力する態度を養う。

(5年)
①将来の自分はどうなっていたいかを漠然と考え、たくさんの「夢」を思考する態度を養い、目標意識を持ち努力する態度を養う。
②問題を把握し、課題化し、それを解決していける能力を身に付ける。
③日常の生活の中で「目標」を持ち、その目標を達成できるように「自律」した生活態度を意識しながら行動する態度を養う。
④最高学年を意識し、全校のリーダーになることを見通して学校生活を送る。

(6年)
①自分の将来の姿を意識し、身近な目標を立て、夢や希望を持って生活していく力を養う。
②中学進学に対して、様々な情報を集め、適切な進路判断をしていけるようにする。そのために児童・保護者との連携を深め、情報交換することによって、児童自身が納得のいく進路選択をしていく。
③歴史上の人物や道徳で学ぶ人物をはじめ、様々なお手本となる人のことを学び、自分自身の行動に生かし、将来の進路選択の基礎力を養う。
④小学校卒業という節目をしっかり刻むことを意識し、最高学年らしい態度で卒業に向けて取り組んで小学校生活をまとめ、中学校生活を潤滑にスタートできるように心の準備をする。



いやいや、本当に簡単にまとめることができて喜んでおります。
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エイリアン展 マインドマップ

お台場の日本未来科学館では「エイリアン展」という面白いタイトルの展示会が行われています。宇宙人が本当にいるのかどうかを科学的に考えるための展示会です。
自宅から車で行けば10分で着くので、時間を見つけて見学してきました。

教員は研究と修養に努めなくてはならないと法規にありますもので、修養に務めてきた次第です。

中に入ると、いきなり「映画エイリアン」の実物大・母体のエイリアン(一番大きいヤツ)が目の前に現れ、小さなお子さんの中にはビックリして泣いてしまう子もいました。
春休みスタートの企画展で、半分は子どもを対象とした内容ですが、もちろん大人が見ても興味深いものがたくさんありました。


今回のマインドマップは、小さなメモと4色ボールペンを持ち、まずは「速射法」で
気がついたことや関心を持ったことをミニマインドマップにしてきました。その後、自宅でセントラルイメージとメインブランチをかき、二晩ほど頭の中で寝かせた後、細かいところまでかいていきました。

改めて見てみると、自分なりの感想まで書いた方がいいと感じます。それが抜けていました。

それにしても、少し前の「ダーウィン展」といい「エイリアン展」といい、マインドマップ化したので会場の雰囲気やどんな展示があったのか、記憶に鮮明に残っています。
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マインドマップ親子セミナー

今日は、午前中にも教育関係の重要な会があった。
ここでは、これまでの貴重な歴史が確認され、2010年までの目標が示された。
くわしくは書けないが、心洗われる思いがした。


午後、青山・こどもの城で開催されている「マインドマップ親子セミナー」にかけつけた。辰巳ジャンプが取り組んだ「ホールブレインバレーボール」を話題にして下さるということだったから、行くべきだと思い参加させていただいた。

受講料を払ってまで参加してきた子ども達だけに、本当に意識が高く、きっとこういう子ども達が日本の未来を切り開いていくんだろうなぁと感じさせられた。


私自身もゲストとして登壇させていただき、ほんの2分ほど話したのだが、それを聞いていた方から、
「先生の話を聞いて、涙が出そうになりました。」
という身に余るお褒めの言葉をいただき、やっぱり行って良かったんだなぁと感じることができた。

お世話になったインストラクターの皆さんともお会いすることができて、本当に有意義な日曜日になった。


さて、4月からは新しい立場でのチャレンジも開始となる。

やりたいこといっぱい!!!!!

みんなマインドマップにかいて、問題解決していこう!!!

このワクワク感がたまらない!!!
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教育フェロー認定講座

昨日、ブザン教育協会に「教育フェロー」として認定していただくための「認定講座(マインドマップベイシックセミナー)」を開催することができました。
参加して下さった先生は9名。大学生で教員志望の方が2名の合計11名。
年度末の大変に忙しい中、まるまる1日(6時間)もの間、私のセミナーに参加して下さったことにまずは大きな感謝をしなくてはならないと感じています。

先生方対象だったので、これまで私が授業で使ってきたマインドマップ活用授業法のほとんどを紹介していきました。少しでも役立てていただければ、講師としてこれほど嬉しいことはありません。


さて、学校の先生相手に6時間もの講座を行い、私もさすがにものすごい疲労感はありました。しかし、最後にかいていただいた「自分の好きなもの」というテーマのマインドマップを見ると、どう見ても私がベイシックセミナーに初参加した時にかいたものよりもはるかによくかけていて、講師としてホッとひと安心しました。

参加された先生方は、マインドマップをかくことを習慣化されて熟練していったら、きっと私よりも相当素晴らしいマインドマッパーになるにちがいありません。そうなるといいなぁ!

写真は参加して下さった先生がかかれたマインドマップです。
「こんなふうにかいてみました」
と、今日見せて下さいました。

たった1日でこんなに整理されたマップをかかれるわけです。
素晴らしいです。

日本の教師の能力はやはり高いと思いますよ!!!
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給食アート「ミカンの皮」編






給食返却の時にチャレンジしたミカンの皮アートです。
この2つは、男子のYくんが熱中してやってくれました。

なんだか放射状に拡がっていて、このままマインドマップのセントラルイメージとして使えそうな一品ですね(笑)

このアートをやるんだという意識が食べ始める前からあるので、みんなていねいに、きれいにミカンを食べてくれました。そんなプチマナーにつながる効果もありますね。
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マイ新聞・・・書きに書きたり!クラスで年間10000号!

青森県の先生から、マイ新聞をぜひ写真入りで紹介してほしいというご要望が入ったので、こども本人の了解を得て写真を載せています。


学級でのチャレンジ「マイ新聞」
A4サイズの新聞用紙に毎日宿題で書いてくることになっています。

「ルーパーファスナー(この道具がけっこうポイント!)」というクリップで束にしてとめ、100枚までは壁に画鋲で掲示することができます。100枚を超えると重さで落ちてしまうので、いったん束にして表紙をつけ、100号ごとに達成したことを讃える表彰状を出してあげました。

書く内容は、「生活日記」「授業の復習」「調べたことのまとめ」「考えたこと」「取材したこと」「ニュースを見て」「新聞を読んで」「ドラマを見た感想」などなど、どんなことでもいいから書く。書くことで自分を振り返り、自分を見つめ直すことができるでしょう。

また圧倒的な量の文章を書こうとすることによって、自然に知識が増え、学習が加速化するであろうと考えて取り組んでいます。

知識偏重教育の弊害とよく言われてきましたが、私はそうは思いません。楽に知識を得られればその方が良いし、できるだけ多くの知識を得ている方が、智慧が湧きやすいからです。
智慧とは知識の再編成ですから、知識が少ない子に、もっと工夫して考えるんだと言ってもそれは無理な話です。


今シーズン、この「マイ新聞」の取り組みでは、クラス21人中2人が1500号まで書きました。1400号が1人、1200号1人と4人が1000号を超えました。

真っ先に1000号達成した子がこう書いています。

「みなさん、新聞を楽しんでいますか?? 私は最近です。楽しみ始めたのは。たしか800号こして、900号行くちょい前の時でした。自然に楽しくなってきました。自分で書いていて、読み返すと笑っちゃう時があります。なので楽しめばいいのです。
楽しんだだけじゃだめだと思うけれど。でも、私は楽しんでたからここまで行けたんだと思います。」

まさに「AHA!体験」ですね。
ドーパミン出まくりといった感じです。
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坂井泉水さんについて 【マインドマップ】

この1枚は、私のお気に入りのマップなのです。
あまりにもお気に入りなので、しばらく教室に飾っておいたほどです。

ZARDの坂井泉水さんについて考えたことをマインドマップにしたものです。

セントラルイメージを自分で描くことにも挑戦したのですが、どうしても納得できず、結局写真を加工したものを貼ることにしました。それが自分のイメージしたものにピタリと合いました。

私は泉水さんの大ファンで、ファンクラブの「WEZARD」にも入っているほどです。

泉水さんは、私が普通学級デビューをした年に歌手デビューしました。
その年、あるコンクールで「新人奨励賞」をいただいた私。
泉水さんは1曲目がオリコンランクイン第9位。

「負けないで」のヒットの時に、私の学級はみんな歌っていました。
学校のマラソン大会のテーマソングでもありました。

昨年、突然に泉水さんが亡くなったニュースが流れ、大きなショックを受けました。

そして参加した音楽葬。
その整然とした空気は忘れられない記憶として私の脳裏に焼き付きました。

なぜ、こんなに魅了されたのかを考えてみると、

・彼女の歌詞には、全作品を通して一貫して変わらない「彼」の姿がある。自分というものをしっかり持っていた人であること。
・作品から伝わってくる「優しさ」「思いやり」「澄んだ」「強さ」「哀しさ」「勇気」というイメージ。
・プロ意識に徹していること。

ということが出てきました。

マインドマップで描くと、自分の意識下にあって自分でも気がつかなかったものが表れるということがよくあります。
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そんな軽い命なら私にください 【マインドマップ】

昨日の夕方、本屋で見つけて購入。一気に読み終えた本です。
その後、一晩の睡眠を間に入れて脳内で熟成させ、一気に書き上げたマインドマップがこの写真です。


ガンで余命“0日”という渡部成俊さんが、命の続く限り学校を回って講演をした。
余命0日の渡部さんが言いたかったことは何なのか?
たくさんのことを言い残し、こどもたちの心にしっかり刻み込んでおきたかったことでしょう。


マインドマップでまとめてみると、「幸せは感じるもの」という言葉が何度も出てくることが分かります。渡部さんは、命がけで講演活動を行い、たくさんの人たちに役に立っていることを感じ、人生の最終章での燃えるような幸福感を得ていたのではないでしょうか。

この本には講演を録音したCDも付録でついてきます。
そのお声を聞くと、とても“余命0日”の方とは思えません。できれば生で講演を聴きたかった。渡部さんの生命力を肌で感じる機会に出くわしたかった。

聴く人の心を打つこの講演は、今すぐにでも道徳の教材化をしたいところです。
何時間かかけて、この1冊で授業を行っても良い。なぜなら、この本の中に道徳の指導項目がたくさん含まれているからです。

たぶん来年度、この本、使います。

そんな軽い命なら私にください―余命ゼロいのちのメッセージ
渡部 成俊
大和書房

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「ダーウィン展」を見ながら 【マインドマップ】

昨日の午前中に時間があったので、上野の国立科学博物館で開催中の「ダーウィン展」に行き、鑑賞するだけでなく、会場の空気を味わうことを目的にしてみました。

実は、こういう展示会場内で自分のマインドマップに何が起こるのかを試してみたかったんですね。

展示会が始まって2日目で人が多く、並んで歩かなくてはならないため、マインドマップをかきながらというのは難しいと思っていました。しかし会場に入ってすぐに刺激的な空気を感じ、
(これはかいてみたい!)
という思いがムクムクと湧いてきました。

そこで「速射法」で素早くザーッとかきながら展示物を見てまわり(そんなことをしているのは私だけ…周りの人が不思議そうに覗く…苦笑)、外へ出て上野公園のベンチに座り、温かな日ざしの中で展示を思い浮かべながらマインドマップにしていきました。

印象に残っていることとして、ダーウィンの「考察ノート」にかかれている「Tree Of Life(生命の樹)」という1枚は、どう見てもマインドマップに見える。これは『ザ・マインドマップ』(ダイヤモンド社)という本のP299にも紹介されています。

さらに進化は環境の変化に順応することによって起こるということから考えると、今の情報革命の時代に順応し、脳の進化を促すことが大事である。そのためには、これまでの学習方法では膨大な情報量に対処していけないのではないか。自分を高めてくれる本当に必要な情報を、いかに自分自身の網の中に引っかけていけるかという方法を持たなくてはならないのだろう。そんな思いにもなりました。


科学博物館の次は、東京国立博物館へ。
これまたたくさんの国宝に接しながら歩いている中で、ガンダーラ美術の仏像の前に立った瞬間に、脳の中で何かスイッチが入った感覚があった。全生命をかけて石を彫っていく彫刻家の姿が次々と心に浮かんだ。真剣に仏教の生命観・宇宙観を心に問いかけながら、深くイメージしながら仏像に表現していく姿が刺激的な印象として私の心に残りました。

次は美術館を歩きながら受けた刺激をマップ化することを計画しています。
う~ん、何でもありになってきたなぁ。
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卒業式の意義 【マインドマップ】

卒業式の練習にあたって大事なことは、こどもたちに「卒業式の意義」をきちんと理解させ、「どんな卒業式にしたいのか」を明確にしてから指導をしていくことだと思っています。

2007年3月に私の学級を卒業していったこどもたちは、それはそれは素晴らしい意識で卒業式をやり遂げてくれました。

目標意識・・・・・世界一の卒業式を絶対にやる!

そのために・・・・練習から本番まで、自分たちの力で進めていく。そのために卒業対策チームを作る。

こうして卒業式という“最後の授業”を“最高の授業”にすべくチャレンジしたこどもたちでした。

本番では感動で涙が出そうになるのを必死にこらえている姿が印象的でした。
こどもたちは、なぜ涙をこらえようとしたのでしょうか?

式終了後、ある女子がこう話しました。

「私たちは世界一の卒業式をやると決めたじゃないですか。それで音楽の先生からも言われていたんです。
『世界一にしたいのならば、世界一の歌声にする必要もあるんじゃない?だから泣いて歌えなくなるというのはダメかな。』
だから私たちは絶対に泣かないで、最後まで歌い切ると心に決めていたんです。」

この卒業式は本当にさわやかな春風のような空気に包まれていました。




さて、写真のマインドマップは私が考えた「卒業式の意義」を表現したものです。

基本アイデアになるメインブランチを「最後の授業」「個人」「保護者」「地域」「学校」という5本にし、そこから発想を広げていきました。このマインドマップを元に指導をし始めたら、最低でも2時間は授業をしないと指導しきれないでしょう。

ただし、あえて授業をするのではなく、指導する側が、マップにかかれたものを卒業式練習指導のバックボーンに持っていることで、自然に指導の中に織り交ぜられるものだと思います。
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「あひるとうさぎと」 さとこと月 【マインドマップ】

昨年の9月に知り合った方がいます。
岡村孝子さんのバックでキーボードを弾いていらっしゃる方です。

さとこと月」という3人グループを中心に活動をし、「あひるとうさぎと」という童謡をアレンジしたCDを発売しています。

10月には、その「あひるとうさぎと」というCDを学校現場でぜひ聴いてほしいというご要望に応えて、私のクラスでは全曲を聴いてみました。そして子ども達の率直な感想をお届けしました。(その時の記事です。)


じつは私もCDを聴いて、なんだかよく分からなかったのです。
不思議な感覚・・・・・

そこで4ヶ月たったある日、CDを聴きながらマインドマップで描いていったら何か分かることがあるだろうと思いついたわけです。

それが写真のマップ。

何が分かったのか???

うんうん、確かに分かったことがありました。

(1)童謡というのは、言葉で音を豊かに表現しているんだということ。

(2)ただ童謡を曲にしたのではなく、そこにある心のリズムみたいなものが表現されている。

(3)音楽CDを聴きながらマインドマップを描くと、五感を研ぎ澄ます訓練になること。

そんなことを想像しながらマインドマップの写真をご覧下さい。
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今年度最後の給食に謝謝!

今年度最後の給食に感謝の気持ちを込めて、牛乳パックで御美アート。
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わらぐつの中の神様 【マインドマップ】

国語の授業でかいていったマインドマップです。
私が本格的にマインドマップを学び始めてすぐに取り組んだ授業でした。


「わらぐつの中の神様」

きれいな雪げたがほしくてほしくてならなかった「おみつさん」が、そのためのお金をかせぐために、心をこめてわらぐつを編む。しかし不慣れなため不格好なものしかできない。それを見て、「わらまんじゅうだ。」と笑う人までいるくらい。

そんな中で、若い大工さんが毎日毎日わらぐつを買っていってくれる。

「心をこめて作ったものには神様がやどっているんだ。」

大工さんは言う。そして大工さんはおみつさんに「お嫁にきてくんねえか」とプロポーズする。

昔話のラブロマンスストーリー。
5年生の子ども達は心をときめかせながら読んだわけです。



この大きなマインドマップがしばらくの間、教室の後ろにかざられていたので、きっと子ども達の心には“強いイメージ”として「おみつさん」と「大工さん」のことが残っていくことでしょう。
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第24回 春季大島大会

今日は24年という伝統のある「大島地区春季大会」にご招待していただき、辰巳ジャンプVCも参加した。

2年前には辰巳男子が優勝、辰巳女子が準優勝して、大いに盛り上がったものだが、なんだかはるか遠い昔のことのように思える。

今回の大会では、女子優勝がジュニアファイターズさん。(初優勝)
男子の優勝が大島中央デビルスさんであった。

実は、どちらの優勝も感慨深いものがある。

まずは、男子のデビルスさんだが、2年前の辰巳男子優勝時のメンバーが二人、デビルスさんにお世話になっている。キャプテンとセッターという重要なポジションで頑張っている二人を見て、デビルスさんに行かせて本当に良かったと、ニコニコ笑顔で決勝戦を見ている私がいた。
辰巳男子というチームを存続させてあげられなかった分、彼らはそれ以上の貴重な経験を積んで成長することができた。
優勝、おめでとう!!!


次に、女子のジュニアファイターズさんの優勝には、これまでのS監督の並々ならぬ苦労を私たち監督仲間はよく知っているだけに、その苦労が報われた姿を見て心から拍手を送った。

一時期はチームの存続も危うい年もあった。
それでもS監督は、めげずに地道に指導を重ね、今のチームを作り上げてきた。

そうした苦しい時代を経験している方なので、他のチームが練習会場がなくて困っていると、「いいよ、いいよ。いつでもうちに練習しにきなよ。」と声をかけてくれる。そんな優しさのある監督なのだ。

実際、辰巳ジャンプは体育館工事で練習ができなくなったこの半年間、何度お邪魔したことかしれない。大きな恩のあるチームが優勝したことで、我がことのように嬉しく感じた。

きっと同じ思いを感じた監督は、私だけではないだろう。


S監督は教員ではなく、普通の社員である。
それでも子ども達のために、夕方の4時頃には体育館に足を運んで練習の相手をしている。実はその練習の後に、また別の仕事に行って働いていた時期もあったのだ。ほとんど寝ていないような時期がけっこう長くあった。

そこまで子ども達のためにしてくれる人が、はたして学校教育現場にどのくらいの割合でいるだろうか?


私はなぜバレーボールの監督をしているのかと質問されたら、こう答えるだろう。

S監督をはじめ、どのチームの監督さんも皆、子ども達のために自分の時間や生活を割いてまで、一生懸命頑張っている。その「努力の人たち」の中にいることが自分を高めてくれるからである。

ジュニアファイターズさん、本当におめでとうございます。
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卒業式の準備計画 マインドマップ

卒業式の準備を効率的に行うことと、練習途中で気づいた修正箇所をマインドマップにしたものです。

セントラルイメージは「体育館の設営図」

ブランチは「椅子の並べ方」「設営物の計画・諸注意」「よびかけの注意」「こどもたちの動き方」「行動のタイミング」などで構成されています。

こうして計画をマップ化した上で、式場準備を指揮する私自身に「40分で作業を終わらせる」とタイムプレッシャーをかけて設営作業にかかったところ、35分で作業完了!反省会でこどもたちに、
「君たちは予定よりも早く、しかもていねいに作業できたね!すごいことだね!」
と褒めてあげられる余裕を生み出しました。
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