心の壁を破ろう!

今日は私が本業で土曜授業公開のため、朝6時学校に出勤。普段の土曜日だと、午前中にバレーボール練習がないため、週の中で唯一の休息時間なのですが、6時から出勤して、今日は13時まで学校で様々な整理仕事、講師接待、来客対応、工事対応をし、そのあと某運動場に会場下見に行くと、ほぼ8時間勤務。 1日分の仕事量じゃん(苦笑)。その後の時間は休暇を取って、バレーボール練習に駆けつけようとしましたが、電車の中、さすがに眠気が襲ってきました。でも目を閉じたのは、一駅だけですけれども(笑)

大事な大会前なので、今日は子供たちに本気モードとはどんな感じがするのかを体験させることをしました。これまでの辰巳ジャンプの卒業生たちも、みんな乗り越えてきた「心の壁を破る」経験、そして自分の心の弱さを打ち破った時に感じられる、ワクワクする楽しさに気付いてくれればOKだったのですが、今日はそれを体感してくれたようです。いつもよりもずいぶん大きな声で練習できました。

「心の壁を破る」
辰巳ジャンプの指導の中で、一番大切にしていることです。迷った時、追い込まれた時に、こぷしをぐっと握りしめ、勇気をだして一歩前に進むことは、バレーボールに限らず、人生すべてに通じる成功法則だと思っています。

大切な大会前の今だからこそ、小学生の子供たちでも感じることのできる内容の指導だと思い、これまでの6年生にも投げ掛けてきたことです。

今年の6年生も、きっと心の宝にしてくれると信じています。
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戦う心  再び

3ヶ月ぶりのブログ更新となります。
ミカサ杯教育大会での都大会出場を目指してチャレンジしてきた辰巳ジャンプでしたが、最後の1試合で残念ながら負けてしまい、予選敗退となりました。そして負けたチームによくありがちなことですが、今年のエースアタッカーとして育て上げようと思っていた子が退部しました。理由は私の指導について、保護者が納得できなかったこと。これに尽きます。指導の方針について説明不足でした。ほとんど初心者状態に近いチームだったので、秋の東京新聞杯で都大会出場するしかないと思い、今は厳しい指導をし、精神面・体力面を鍛えておこうと計画しての指導だったわけですが、それを保護者に理解していただく努力を欠いてしまいました。

さらには中学受験のため、レギュラーが休部状態になり、残念ながらほぼ0からの再スタートを切らなくてはならないチーム状況におちいりました。こうなると正直なところ、私の気持ちも下がってしまい、このブログに記事を書くエネルギーすらなくなっていたのが本音です。

では、3ヶ月ぶりの更新意欲が湧いたのは何故でしょうか?
それはやはり残った子供たちの頑張る姿に勇気を与えられたからです。

4月8日(土)には、初めての練習試合として、板橋区のドロップジュニアさんにお邪魔しました。このチームは中学生のチームも創部し、自分の中学校にバレーボール部がない子や、部活動だけでなく、もっと練習したい子を受け入れている希少なチームです。辰巳ジャンプの卒部生で、中学のバレーボール部が思うように活動できない男子のテンマや女子のサエが、何とかバレーボールの試合がしたいと所属し、「ヤングバレーボール大会」という全国大会に出場することができた、恩あるチームなのです。この二人が小学生時代に所属した辰巳ジャンプとの練習試合をぜひ実現したいと動いてくださり、練習試合が実現しました。

ブログ更新をできなかったこの3ヶ月間、実は子供たちの体調も今一つで、6人そろってまともに練習試合をできたことがありませんでした。なんだかいつも5人バレーボールをして、その場しのぎのような練習試合を続けていました。4月8日(土)は久々に6人そろってのバレーボールをすることができ、いろいろなことを試すこともできて、私としては今後の1年間の見通しが立ちました。そういうプラスの意味で、やっとブログに記事を書く気持ちになれたということです。

3か月前の失敗を繰り返したら終わりだという気持ちが私の中にありましたので、子供たちのモチベーションが高まるような指導を心がけて指示を出し続けました。特に経験の浅いレシーバーの二人については、徹底的にプラス評価を続けました。その甲斐あったのか、二人とも挑戦的なレシーブやサーブを続け、1日でかなり上達してくれました。


指導者があきらめたらすべては終わるでしょう。
ブログを更新したことで、指導者の私が、子供たちの新しい手応えを得ていることを、チームの保護者の皆さんは感じてください。
チームに残った子供たちを心底大切に育てていきたい、子供たちにいい思いをさせてあげたいと強く決意しています。



また、あらためてこのブログに書いておきます。
辰巳ジャンプは、7月末に行われるアンダー10バレーボール都大会までに6人の新入部員をそろえて、チーム全員で試合を応援し、小学生バレーボールの楽しさを心から感じる状態にします。
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