先日、6年生の卒業記念ソフトバレーボール大会を行い、その際、参加してくれた中学1年生の先輩に、「よかったら中学の練習がない日に、練習試合に来ないか」と声をかけておいたところ、中1チームのメンバーを集めて、今日の練習に6人チームで来てくれました。そこで矢口タートルズの新チームを2種類作り、合計4セットの練習試合を行いました。1チームは全員5年生の6人チーム、2チーム目はバックの2人を4年生にかえての4~5年生チーム。
この3月、春休み期間は特訓期間として毎日練習しているため、小学生のレベルは一気にあがっています。練習の目標ポイントは3点。
(1)アタッカーのスパイク技術を高め、決定力をあげる。
(2)レシーブを落とさないようにするために、コート内で走り続ける体力と技術を高める。
(3)セッターのトス力を高める。
この3つ、すべてが今日の練習試合にあらわれ、よく拾い、よくつなぎ、よく打った結果、3-1で勝つことができました。(ただし中学生はローテーションバレーをしていたから、それだけで大きなハンディがある。)
得点経過が面白かったので、紹介しておきます。
【第1セット】
スタートで小学生のサーブやスパイクが決まり、中学生が戸惑っているうちに、11-5までリードする。
ここから中学生の本気モードに火がつき、ミスが減って、14-16と逆転。
小学生もねばりにねばり、スパイクを決めていく。20-20
ここで中学チームにサーブミスが出てしまい、21-20。
リオのサーブが取りにくく、24-20。
最後は1点ずつ取り合って、25-21。小学生1セット先取。
【第2セット】
中学生の調子が出てきて、4-12とリード。
ここからヤマト、サクラ、ハルナのサーブが走って、一気に14-16まで追い上げる。
中学生もこのセットは負けられないと、15-19、17-22と引き離す。
ここから小学生の強気な攻撃と、声の盛り上げが功を奏し、21-23。
しかし痛恨のサーブミスが出て21-24と中学生のセットポイント。
いつものタートルズだと、ここで弱気ミスが出て終わるが、ヒサキのスパイクで22-24と切る。
サクラのサーブが嫌なところをついて、チャンスボールが返ってくるパターンになる。ヤマトのスパイクが連続で決まり、26-24と大逆転。
【第3セット】
さすがに中学生、このセットは勝負モード。2-8とリードする。
ところが今日はサクラのサーブがとても良く、サービスエースも出て7-8と追い上げ。
その後、9-9、10-10、12-12と接戦。
ここから中学生のサーブが走り、18-15。
いったん20-20と追い上げる。
この後、中学生の連続攻撃が決まって、22-25と中学生がセットを取る。
【第4セット】
このセットも4-8と中学生リードで序盤は進む。
ここで4年生2人のサーブが大爆発。まずはハルナのサーブで7点取って、12-8と逆転。
12-9からアカネのサーブで8点取り、21-9と大量リード。
5年生のアタッカー陣もどんどんスパイクを打っていく。
あとは1点を取り合えばよく、25-12で勝利する。
どのセットも、とてもよくラリーが続き、両チームともプレーしていて楽しかったはずです。とてもよい練習になったので、もし可能であれば、また来てくれると嬉しいですね。
【個人成績 上位3位まで】
(サーブ得点率)
1位 ハルナ 83.3%
2位 アカネ 80%
3位 サクラ 68.4%
(サーブ成功率)
1位 ハルナ 91.7%
2位 アカネ、リオ 90%
(サービスエース率)
1位 アマネ 40%
2位 ハルナ 33.3%
3位 サクラ 31.6%
(スパイク成功率)
1位 ヒサキ 83.3%
2位 ヤマト 70.6%
3位 アマネ 50%