さあ! 次は中学年チームの出番です!

高学年チームの秋季大会を終え、次は中学年チームの集中練習に入りました。
自由奔放の高学年チームとは正反対の中学年チームだと私は思っています。極めて真面目で、丁寧な説明をしながら、理論的に納得をさせるとどんどん伸びる子供たちだと思います。 

実は今日、午前中はブロック校長会でいなかったのですが、昼過ぎに学校に戻って、担任たちの今週の授業計画を確認すると、これは私が入れば担任も子供たちも一気に伸ばせると判断した授業計画を目にし、すぐ行動。5時間目に4年1組に授業の応援に行きました。
そして、授業の途中から、「私に授業を手伝わせて!」と割り込み、子供たちや担任の思いをファシリテーションしながら、意見を引き出していったのが黒板の写真です。

最低限の説明をしながら、
「これをこう考えると、天才の脳になるんだよ。」
と輝ける未来を感じさせ、むずかしいなぁとつぶやく子がいれば、
「その難しいというつぶやきが心の動きだから、なにか意味があるんだよ。」
と意見として生かし、しまいには私が何もしなくても、子供たちの意見が止まらない状態。あとは担任に任せれば、さらに深く考えていけそうなところまで行けました。
こんなに楽しく考えられるなら、もっと考えてみたいという子供たちの要望を受けて、黒板のマインドマップを消さずに、明日の朝一番で続きを考えてみようとなりました。

学年全体がこのような雰囲気ですから、バレーボールも同じように、学習指導要領最大の目標である思考力、判断力、表現力の豊かなチームに育てたいと指導目標を立てています。私、そんじょそこらの校長とは違って、小学生バレーボール指導を通しての学習指導要領総則目標の達成方法について、ひそかに考え続けています。それができるのも、私自身が管理職にはあり得ない、子供の指導を続けているからです。ですから、私を理解してくださるかつての保護者の方々から、
「井上先生から授業を取ったら意味がないから、校長なんかやってないで、早く担任に戻った方がよい。」
という不思議なお言葉をいただくのです。

さて、中学年チームは、高身長の子がいませんから、ボールを絶対に落とさない忍耐力も伸ばす必要があります。私、そういうチームを予選を通過させ、都大会に勝ち上がらせることは、割と得意な方かもしれません。

というわけで、子供たちのステージを上がらせてあげるために、そろそろ来年度の東京都小学生バレーボール連盟への登録をご検討ください。
コメント ( 2 ) | Trackback (  )
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コメント
 
 
 
Unknown (小山正見)
2022-09-12 22:39:45
すばらしいですね。学びたいです。
 
 
 
Unknown (inocch2007-)
2022-09-13 07:12:25
小山先生、コメントをいただきありがとうございます。

マインドマップは、分類と階層化が楽にできます。これをたくさんかいていくと、脳内マインドマップという、まるでパソコンソフトを入れたような状態までいけますので、実は私は、マインドマップをかかなくてもマインドマップ的に考えることはできます。

最近はプレゼンテーションやファシリテーションする時に、相手に見せるためにマインドマップをかくことがほとんどです。
 
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