細板上サーブ練習の効果

最近、毎日気温が上がっていることを身体が感じます。気温が高いと、私が校内の池の裏側に作った「ふれあいビオトープ」にいるメダカたちは、次々と卵を産み、急速に数を増やしています。そうです。私、お魚のブリーダーとしても技術をもっています。自宅ではミナミヌマエビが大繁殖しています。

さて、昨日から一部の子供にやらせている細板上サーブ練習は、早くも成果を出し始め、キャプテンとライトアタッカーのサーブは別次元に成長しました。ネットギリギリを変化しながら飛んでいく、小学生バレーボール独特のサーブ弾道になってきました。このサーブになってくると、大人でも取れないことが増えていきます。なぜなら、小学生バレーボールのネットの高さが2メートルと低く、大人のバレーボールではありえない球筋で飛んで来るからです。その上、ボールが軽いため、大人のボールよりも変化が激しくなります。そうとうバレーボール経験のある大人でないと、取れなくなります。

今日、キャプテンがラリー練習で打っていたサーブの中で、「一番良いサーブ」を、試合中にノーミスで打ち続けられたら、それだけで都大会予選を勝ち上がり、最後の予選決勝大会で勝負できるくらいのサーブレベルでした。
そのようにイメージしてくれるとよいでしょう。
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小学生バレーボール定番のサーブ練習法

昨日に増して暑い1日でした。
それでも参加部員は19名であり、さらには1年生の体験参加もありました。盛り上がりますね!

土曜日に江東区のなじみのチームにお邪魔して練習試合をさせていただきましたが、7連敗と残念な結果に終わりました。その原因は、
(1)サーブが入らない
(2)レセプションが上がらない
この2点が最大のウイークポイントだったわけです。
それはAチーム、Bチーム、さほど差はなく、あるときはAチームが試合するよりも、Bチームが試合した方が点を取れたということもあったのです。

子供たちも、勝てなくて反省しているに違いないと、今回は、こちらで勝手に決めつけ、基礎練習の繰り返しを指示しました。高学年は、ランニングパスを100回できるまで、他の練習に行かない。Bチームは、さらに基本的な練習ばかりをすることにしました。完全な底上げ練習です。

さて、写真の解説です。
我がチームのサーブミスのポイントのひとつに、身体を真っ直ぐに保てないことがあります。サーブを打とうとすると、無理して身体が横に倒れてしまうのです。するとサーブは右へ左へ飛んでいき、不安定になります。これを解消するのが、写真のように板の上に乗ってサーブを打つ練習です。こうすると落ちてはいけないことを意識するために、バランス良くフォームを変えていくようになります。フローターサーブを練習している高学年の子たちは、さっそく無理のないサーブに変わり始めましたし、中学年の写真の子も、今までに見たことのないような強くて低い球筋のサーブを2本打てました。
この器具を使う練習方法は、まだまだバランス感覚が弱い小学生への定番指導方法です。
最近、私が教員によく指導している教育技術に、「Aさせたければ、Bと言え」というものがありますが、これもまた同じです。「バランス良いフォームで打たせたければ、バランスの悪い器具に乗せろ」というわけです。保護者の皆さんも使ってみるとよいですよ。
「勉強させたければ、勉強しなさいと言ってはならない」つまり、別の言葉を考えるのが大人の努力なのですから。
ああ、それからもう一つ。これは10回連続、学級学年崩壊を立て直してきた私の実感です。
「子供に勉強させたければ、そういう大人は最低でも、その10倍は学びなさい」
学ばない大人は、子供に指導してはなりません。大人は最大の教育環境だからです。このことは、私の学校経営方針にも書いてあります。
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熱中症はあとからくることもあるようだ

金曜日の鎌倉実地学習。炎天下で、鎌倉市内を自転車で4時間移動し続けた結果、腕に軽度火傷を負いました。その火傷の影響で夜には熱をもち、冷やしても冷やしてもなかなか治まらず、厳しい体調にて、土曜日の練習試合に行きました。腕の発熱をしていたため、土曜日はかなり朝早く、抗原検査をして陰性確認し、間違いなく火傷だなと確信して出発した次第です。

火傷で体調がおかしいのに、指導者魂は抑えを知らず、結局4時間の休みなき指導を続けていた自分がいました。帰宅後は氷嚢や氷枕で体を冷やしたことが功を奏し、日曜朝には体力回復しましたのでご安心ください。

日曜日は、ぼろぼろに壊れていたスマホを買い換える手続きをしました。本当は最新鋭の折りたたみスマホにすることを決めていたのですが、店にはなかったため、ならばつなぎのスマホでよいだろうと、安物にグレードダウンさせました。それでも私の使用範囲にはあまり影響はなさそうなので、1年間もてばよいと思っています。

スマホもパソコンも機種変更すると、引っ越しと同じで、アプリの引き継ぎや新しい登録などが面倒ですね。この作業にしばらくかかりそうです。

バレーボールは、昨日の練習試合で課題が明らかになりました。レシーブ練習を増やして、簡単にボールを落とさないことを目標にします。しかし、この指導が最も体力を使うため、よりいっそうの自分自身の体力向上が必要です。
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江東区で練習試合

練習試合の個人成績です。

【Aチーム サーブ成功率】64.5%
1位 O.T 92.3%
2位 K.S 72.7%
3位 A.R、M.Y 66.7%
5位 M.Y 50%
6位 H.K 25%

【Bチーム サーブ成功率】77.8%
1位 T.A 100%
2位 F.Y 83.3%
3位 N.S、M.A 80%
5位 I.H 50%
6位 S.Y 0%

【Aチーム サービスエース率】32.3%
1位 M.Y 50%
2位 O.T 38.5%
3位 M.Y 33.3%
4位 K.S 27.3%
5位 A.R 22.2%
6位 K.H 12.5%

【Bチーム サービスエース率】37.1%
1位 M.A 60%
2位 T.A 57.1%
3位 F.Y 50%
4位 N.S、S.Y、I.H 0.0%

【チーム スパイク成功率】61.1%
1位 O.T 77.8%
2位 F.Y 75%
3位 H.K 33.3%
4位 A.R 0

【チーム スパイク決定数】11本
1位 O.T 7本
2位 F.Y 3本
3位 H.K 1本
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トスとスパイクのレベルを少し上げる

月曜練習。
参加者1年1名、2年1名、3年5名、4年4名、5年6名、6年2名、計19名。大人3名。

私が練習後半、会議に出席するため、前半でトスとスパイクの指導をしました。Bチームのセッターのアンダーハンドトスを安定させることを目的として、足の運び方、トスの高さや位置という基本的な技術を上げる練習を繰り返しました。
そのトスをアタッカー陣で打っていくのですが、まずはスタンディングのつなぎのスパイクから始め、徐々にジャンプを入れる練習。反対コートはレシーブを身に付けることが課題のメンバーを入れて、スパイクを決めるのではなく、誰か1人をねらって取らせるスパイクコントロールの練習に終始しました。

ここまでが私の指導で、この後は大人メンバーによる指導となります。

明日も会議と大事な面談が続くため、練習スタートの20分間しかいられません。土曜日の練習試合で次の段階にほんの少しアップさせます。

今週の後半から、気温が30度を超える日々となりそうです。水分補給の仕方は、50cc程度の水をちょこちょこ飲むことが一番です。一度にたくさん飲んでも、不必要な水は、汗や尿で排出されるだけです。
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キャプテンはつらいよ😢

土曜練習日。
参加者は、子供部員1年3名、2年1名、3年6名、4年7名、5年4名、6年2名の計23名。大人部員6名。

練習終了後に、最も厳しい指導をキャプテンにしなくてはならなくなりました。来週、練習試合に行くために、チームの荷物を井上車に乗せるように指示をしておいたのにもかかわらず、ボールかごがポツンと体育館に置かれていた。このへんの手配をするのがキャプテンの責任であり、荷物が残っていれば、誰かに持っていくように指示を出すことが、試合での的確な指示を出すための訓練になります。
確かに一番重い薬バックを持ってキャプテンが行動したことは認めます。最後の詰めが甘かった。そして経験不足もある、いたしかたない面はありますが、キャプテンとしてひとつステージを上げるチャンスでもありましたので、かわいそうですが圧迫注意をしました。
チームの責任を一身に担い、だれが見ても「あのキャプテンはすごい」「あんな子がキャプテンをしているチームは手強い」と思われることが、私の育てたいキャプテン像でありますし、そのキャプテンイメージは、どのようなチーム状況であっても、決して下げる気持ちはありません。

そして井上チームの約束は、「チームの荷物はレギュラーが運ぶ」「レギュラーが一番裏方仕事をする」でもあります。少しでも楽をしようとする態度がある子が試合に出ると、チームワークが悪くなります。人一倍苦労し、人一倍他人のために動ける子がレギュラーになります。


さて、練習ですが、高学年をAチーム、アンダー10チームをBチーム、初心者プラス大人の9人制バレーチームをCチームとして、三角リーグの練習試合を2周半させました。試合の合間を長く取り練習のパターン。私はアンダー10チームの指導に専念させてもらい、細かいチーム作りに入りました。まずは心がひとつになったチームに近づける。次に動けるチームにする。さらにミスの少ない、ボールを落とさないチームにする。ここまで行けたらアンダー10大会では、かなりやれます。
その次の、攻撃できるチームにまで行けば、優勝も夢ではなくなります。
この子たちには、はっきりした目標がありますから、あと1か月で見違えるチームに成長するはずです。
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仕事は忙しい人に頼むのが一番の法則

矢口タートルズは、今日も練習日でしたが、井上不在となりました。お隣の学校で特別な打ち合わせがあったからです。そのことは後で書きます。

今日は4年生の遠足。葛西臨海水族館に電車で行きました。結論から言うと、子供たちの行動はとてもお上品でした。朝の東京駅方面に乗るという、かなりのチャレンジ(間違いなくラッシュアワー)でしたが、ラッキーなことに蒲田駅発の始発電車に乗ることができたため、すでに乗っている小学生団体を避けて、大人の乗車客が他の車輌に乗ってくれたのです。
それでも教員から事前指導を受けたことを真面目に守り、人に迷惑をかけないように整然と行動できた4年生でした。
今回は、都内フリーパスという切符を使うという利点を生かして、葛西臨海公園のみではなく、帰りの東京駅でも下車することができ、レンガ造りの駅舎を正面からながめるという、社会科見学的な内容ももりこむことができました。遠足は、子供たちも担任たちも満足のいく行事となりました。解散式では雨が降ってきたこともあり、私からは「今日はみんな頑張りました。100点満点です!」と一言伝え、短い訓話を終えました。

帰校はちょうど午後3時。
私は副校長時代から、教員、職員が、私に即時的な判断を求めることが多いと心がけて、必ず居場所が分かるようにしてきました。
校長になってもそのことは変わりません。校長室の入り口には、私の毎日の予定をホワイトボードシートに書いて公表しています。今日も、帰校後1時間以内に出張してしまうことを知っている教員は、その1時間以内に決済を受けようと、次々に校長室に現れます。そのひとつひとつを決済し、お隣の学校に出向きました。

さて、お隣の学校では何をしていたかと言いますと、この学校では11月に「生活科・総合的な学習研究会 全国大会」を開催することになっているのです。私はお隣の学校の校長であり、さらに私の学校が、この学校が研究発表しようとしている「未来ものづくり科」について、同じように自治体の研究指定校になっているので、全面的に「生活科・総合的な学習研究会 全国大会」を支援することをお約束しているというわけです。11月全国大会に向けて、どのように運営していくか打ち合わせをしてきたのです。

校長の仕事というのは、自分の学校のお仕事は当然ながら、それだけではダメなのですね。他校への協力や自治体、東京都、日本国、さらには民間団体といった、教育関連のすべての組織を相手にしているといってよい状況です。

そこで19歳の私に戻ります。
この頃、私は社会で活躍する先輩に助言されたことがあります。
「仕事は忙しい人に頼むのが一番だというのが常識なんだよ。君は今、本当に忙しいだろうけど、みんなに信頼されているからこそ、何でも任されるんだよ。すべてのことを受け止めて、すべてやり遂げていけば、君は指導者として力をもつと思うよ。」
「その対応力の早さは指導者に向いている。きっと君は、自分の進む道で指導的立場になる。」
「大変だと思うけれど、与えられたこと全ての壁を破り、君の道を切り開きなさい。」
こんな若い時から、このようなことを意識化されたら、私のような変な人間になるということでしょうね。自分でも珍しい人間だと思っています。

私は忙しいからといって、仕事を後送りにはしません。頼まれた仕事は30分以内に返すという信念を続けています。それによって、副校長をしていた前任区では「東京都で一番仕事の早い副校長」と言われてきました。このことから今でも仕事を頼まれたら、「私、早いので。」というキーワードで、即時対応でお応えしています。

今では笑い話ですが、この仕事の早さによって、私の20代の頃には女性のファンクラブがありました。けっこう手作りのプレゼントをいただきましたねぇ(苦笑)
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アンダー10チームの出場基準

月曜練習日。
参加者、6年2名、5年7名、4年4名、3年5名、2年1名、1年2名、子供合計21名。
大人3名。

今年度は、東京都小学生バレーボール連盟の支部予選会には出場せず、新らしいPTA親子活動形態の組織作りをメインに取り組んでいます。そのため、子供チームの目の前の目標としては、「アンダー10交流会」となります。

矢口タートルズのアンダー10チームの試合出場基準は簡単で、サーブが入るかどうかです。今日もアンダー10チームの練習ばかり入れましたが、昨年からバレーボールをしている3人は当然サーブは入りますのでレギュラーに入ってもらわないとなりません。そこに最近入部したばかりの3名を入れているのですが、この子たちがすごい。1人は1か月ほどの経験、2人はたしか4回しか練習していないのに、早くもサーブが入ります。その上、ラリー練習ではボールの来る位置に素早く動いています。

もっともすごいのは新入部員の4年生で、私の見た目で、この子1人でバックライン8mのレシーブを拾えるだろうと思い、1-4-1レセプションフォーメーションというありえないフォーメーションを試してみたところ、本当にバックコートすべてを拾ってしまいました。バレーボールを始めて4日目でここまで行ってしまう子は、私の指導経験でも初めてです。

これで中期計画が見えてきました。
来年度(2023年度)は、現4、5年生中心に、東京都大会出場を目指すために、関東各地に遠征します。
2024年度は、東京都大会出場は当たり前になるようにしたいです。・・・・・チームの現状からは、私がいればの目標ですが。
長期的なチーム運営を考えると、私がいるいないにかかわらず、子供たちの力を発揮させたいのが本音です。
大人の皆さま、もちろん頑張ってくださっていますが、「指導者資格」や「公認審判員資格」を取得していただくと、チームに厚みが出てきます。いかが??????
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過去の自分と今の自分をくらべてみる

昨日の段階では、今日の行動計画を「千葉県の印旛沼を一周歩く」と考えていました。しかし、昨日の練習後、「あれ、どうしてこんなに足が疲れているんだろう」というくらいに足にきていました。なぜだと考えてみると、下の学年の指導をずっと続けていたことが考えられました。そもそも子供たちの身長が低いため、私自身の姿勢も低くしなくてはなりません。そのため、無意識にずっとひざを曲げていたようです。想定外の足へのダメージに、今日は3~4回半身浴してメンテナンスしようと予定変更しました。

さて、このブログで20年間以上も自分自身の指導記録や行動記録をつづってきたことは、私にとっては何よりの財産となっています。そして、たまに過去を振り返ることで、今の自分を奮い立たせることもあります。今日は20年前、10年前の記録をコピーしてみます。

【2002年6月8日 都大会の出場権獲得!!! \(^o^)/】
今日の支部決勝。
2勝1敗で都大会出場権を獲得しました!
応援ありがとうございました m(__)m
今シーズンの中で最高の試合ができました。
運もかなり味方した。運がなければ絶対に勝てない試合だった。絶対に勝てない相手だった。こちらが120%頑張って、やっと勝てた。
ありがとう!辰巳っ子!おめでとう!!!辰巳っ子!!!

これから大事な用件で出かけ、帰宅が23時を回るので、くわしくはまた明日。
試合の詳細も明日にアップします。

  *0014-01 不死鳥 [茨城]     [14/06/08(土)-18:19]      
  おぉ~!!!!!おめでとうございま~す!!
本番に強い辰巳ジャンプ、苦しみながらも勝ち上がっていく辰巳ジャンプ
その勢いを明日の八千代フェニックスにも分けてもらいたいです。
明日は八千代A(6年生と3年生混合)八千代B(5年生と3年生混合)
八千代C(4年生と2年生混合)=5年生以下の部の3チームで頑張ります

  *0014-02 KEN(柏ジュニア) [千葉]   [14/06/08(土)-20:52]      
  都大会出場おめでとう!ございます。
常に運を見方にできる辰巳っ子がすばらしい!
是非公式戦を見たいですね!交流試合とはちがい、
もっとネバネバしているのでしょうね(笑)
うちは、明日公式戦デビューです。八街の時にくらべたら粘りがでてきましたよ~チームワークもそこそこできてきました。
この半年間の成長を明日の発表会で確認してきます。
今日は寝れるかな~?少し飲んで寝ます・・・

  *0014-03 ASHI [神奈川]    [14/06/08(土)-21:34]      
   おめでとうございます!
うちのいよいよ明日地区予選スタートです!
ここから8連勝目指してがんばります!

  *0014-04 イノッチ      [14/06/08(土)-23:27]      
  みなさん、ありがとうございました。
地区予選でこけていたので、今回の都大会出場は90%無理だと思っていました。しかし、支部決勝まで3週間あったので、そこからコンビバレーへの徹底改造を決行しました。A、B、C、D、時間差、スーパーD、スーパーCまで練習。未完成ながら子どもたちは
「サインを出したり、裏をかいたり、私たちにもこんなバレーができるんだ!バレーって面白い!!!」
と思いながらの3週間でした。私がいなくても、暇があればコンビバレーの練習を自分たちでやっていました。そんなふうに自分たちで作り上げた実感が際どい場面で本当に生きた。つねに明るい辰巳バレーができました。
試合では、ライトのCクイックをとばして、バックのレシーバーが時間差で打つ「スーパーC」が決まった。これでチームはノリノリになりました。130cmしかない子。それでも打てるはずだとスパイク練習をやらせてきた甲斐がありました。勝利の瞬間、この子は大泣きしていました。かけていたんですね、この試合に。
都大会でも今日以上のバレーを表現できるように頑張ります!
みなさんのご検討も心よりお祈り申し上げます。


【2012年 教え子との15年ぶりの再会(副校長時代の話題)】
今日は本当に嬉しい再会がありました。偶然ではないと確信します。非常に深い意味のある再会でした。

私の勤務する学校で、東京都教職員研修センターが行なっている事業の一つである「東京教師養成塾」の研究授業が行われました。25名の教師を目指す大学生が集い、5名の教授陣に指導を受けながら「未来の教師」を目指して学ぶ機会です。私の学校には道徳の授業に関しては都内トップレベルの教員がいるため、「お手本授業」として大学生たちに提供したのです。

今日参加した大学生25名の中に、なんとなんと!私の教え子がいました!
15年前に大田区の教員として、私が小学校2年生の担任をしていた時に学級にいた少女が、教師志望者として参加していたのです。
その子には、私の個人情報を記入した「裏名刺」を渡したので、きっとこの記事も目にすることでしょうから、あえていろいろなことを書き残しておきます。

15年前、小学校2年生だったこの子は、いつも私の周りにいて、興味深くいろいろなことを質問してくれました。私の記憶の中に鮮明に残っている児童の一人でなのです。ですから、「私は○○小学校時代に先生に担任してもらった○○です。」と言われた瞬間に、「え~!あの○○ちゃんなの!?しっかり覚えているよ!」と答えている私がいました。そうです。本当に私の心の奥底に刻まれている一人だったのです。(ちなみに担任したことのある子どもについては全員しっかり覚えていますし、他学級の子どものこともたくさん覚えています。)

研修が終わって帰る前に、わざわざ私の所に来てくれて、「先生、○○小にいた○○です。」と自己紹介してくれました。16年も前のことで、小学校2年生だった彼女のことしか分からない私ですから、大人になった姿からは想像もできませんでしたが、話せば話すほどに記憶が蘇りました。私が担任していた当時、この子はいつも私のそばにいて、毎日毎日私とおしゃべりをしたり、ゲームをして遊んだり、自分からどんどん関わってくれた子どもでした。学級の中でもリーダー的な存在で、気持ちがとっても強い面を見せていたのですが、本当は繊細で、人の気持ちをすごく理解できる小学校2年生だったんです。今日、はじめに名字を名乗られて、私がすぐに下の名で「○○ちゃんなの?」と聞くことができたのも、それだけしっかり私の記憶に残っている存在感のある子だったからです。こういう子が教師になるならば、30年後には間違いなく優秀な校長先生になるに違いありません。

この出会いを見てくださった校長先生からは、「こういう再会は教師冥利につきるね。」と言ってくださり、まったくその通りだと感じました。

彼女には、私が関わった「マインドマップ作文すらすらワーク」もプレゼントし、「これからも連絡を入れてね。応援するからね。」と支援を伝えました。できることならば、将来、自分のいる学校で一緒に仕事をできたら最高の幸せだと思います。
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横断幕の作成活動

新入部員の練習参加が止まりません。
今日も4名の初参加者がいました。

【今日の参加者数】
1年生3名
2年生1名
3年生6名
4年生5名
5年生6名
6年生1名
大人8名
合計30名
とてもにぎやかだなと思いました。


「矢口タートルズにはどうして横断幕がないの?」
この子供たちの疑問に応えるべく、保護者の皆さんが横断幕作成の活動を熱心にしてくださっています。確かに応援横断幕があるとないとでは、子供たちのモチベーションも違うと思います。
こうして保護者の皆様が、子供たちのために力を合わせる組織ができあがりつつあります。その保護者連携こそ、PTA活動の模範だと思うのです。そして、それが義務でなく、楽しさであり、喜びてあることが大切です。
横断幕、満足できるものが完成するとよいですね。

今日の練習は、アンダー10チームの新入部員が4名もいましたから、高学年を大人スタッフに任せ、私はアンダー10チーム中心に指導しました。下級生ばかりのこの指導に必要なのは、面白さです。バレーボール練習が楽しいと感じてくれれぱ、目標達成です。

対合衆(たいごうしゅう)という言葉があります。
私の指導を受ける人々のことです。
この対合衆の実態に合わせて、どのような指導をするか判断し導いていくという方法が、私の大学生時代から、バレーボールに限らず、あらゆる場面での指導技術として、訓練してきたことです。

今日は経験者と初心者が一緒に練習しているという、極めて難しい指導場面になりましたが、子供たちは楽しめたでしょうか。

だらだらとバレーボールの基礎練習ばかりしていても飽きるだろうと判断し、最後は平均台を使ってのカイセンドンで遊ばせてみました。
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明日にアタック!

これは小学生バレーボールのテーマソングです。
全国大会の入場行進曲になっています。
私もこの曲を聴いて、力をふりしぼったこと、数々あります。
監督業を引き受けた20代の頃、夏休みにある全国大会を見に行って、小学生バレーボールのレベルの高さにカルチャーショックを受けたことが最高のモチベーションとなって、人生をかけてしまったというわけです。
この曲を聴くと、これまでの小学生バレーボール指導の数々の場面を思い出して、涙があふれてしまいます。

ここからは2014年2月16日に書いた記事を、そのままコピーしました。

全日本小学生バレーボール大会テーマソング「明日にアタック!」


ミカサ杯教育大会の東京都大会を前にして、辰巳ジャンプの子供たちにこの歌を聴かせながら行進練習をしました。私はこの「明日にアタック!」という曲が大好きで、聴いていると様々な小学生バレーボール指導場面がよみがえり、心が踊ります。今回、体育館にこの曲を流し、まっさきにとびついてきたのが低学年の子供達でした。
「先生、この歌、歌いたいから歌詞を教えてください。」
というご要望にお応えして、このブログ記事で紹介することを約束しました。

【歌詞】
コートにひびく さわやか声は
あなたと私 つなぐライン
ほほに流れる ひとつぶの汗
泣いたりしない 負けた時も
見上げればパス 受けとめてトス
ねらい打てアタック
ワンツーファイトファイトオー
ワンツーファイトファイトオー
明日にアタック

ボールがはずむ はつらつ空に
あなたと私 かわすサイン
いつかもう一度 ここで会いたい
かさねる手と手 ちかう言葉
見上げれば風 受けとめて夢
ねらい打てアタック
ワンツーファイトファイトオー
ワンツーファイトファイトオー
明日にスパイク

ワンツーファイトファイトオー
ワンツーファイトファイトオー
明日にアタック




辰巳ジャンプの低学年チームはモチベーションもかなり高いのです。
ここに紹介した練習ノートは、今日、1年生が書いてきたものです。これが2ページ目なので、本当はもう1ページ書いてきています。どこの1年生がこれだけのノートを書いてくるでしょうか。一生懸命バレーボールがじょうずになりたいと努力している、1年生であっても、高学年のような努力をできるようになるのが辰巳ジャンプのバレーボールだとアピールしておきます。
おそらくこの1年生は、このブログをご両親が読んでくれて、お子さんに「分からなくてもいいから、井上先生が書いていることを書き写しなさい」と指導してれたのだと思います。これでいいんです。これがいいんです。練習中に私が指導しきれないことを、このブログに書いているわけですから、1年生ががんばって書き写したことは100点満点の行動です。


さあ、いよいよミカサ杯教育大会の東京都大会まで1週間を切りました。
5年生のノートには、ほとんど「東京都大会をおもいっきり楽しもう!」と書いておきました。いつもどうりのバレーボールをすればいいのです。緊張なんかしません。だって体育館で見ている全員を応援団にすることが目標なのですから、大会で一番目立たなくてはならないわけです。見ている方々全員から「お~!辰巳ジャンプ、いいチームだな!」と思われるように、思いっきりバレーボールをしましょう。

よろしく!!!!!
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11点マッチで鍛える

毎日、新入部員が練習参加している今、普通に考えたら、基礎の基礎を練習していくのが当たり前かもしれませんが、そこは私の練習方法も日々更新のイノベーション意識で、いろいろと考えています。

昨日、今日と2日間は、チームを3つに分けて、11点マッチで勝ち抜き戦をやらせました。Aチームは5、6年生。Bチームはアンダー10出場予定チーム。あと一つは、大人メンバープラス初心者チーム。ゲームを楽しむことで、新入部員にバレーボールの楽しさをたっぷり味わってもらうことがねらいです。

このねらいがバッチリ当たり、みんな家に帰ってから、家族に「すごく楽しかった」と報告しているようですね。よかったよかった。

11点マッチで鍛えることで、まず試合感覚を育てようと思いました。試合をすることで、きっとたくさんの気づきがあるだろう。
・点を取るためには、サーブが入らないとならない。
・レシーブができないと相手に点を与えてしまう。
・かっこよいバレーボールをしたいならば、トスをあげてスパイクを打てないとダメだ。
だからジャンプ力もつけたい。
・ネットブレーでブロックをしてみたい。
・ボールをつなぐことって楽しい。
このような思いを重ねれば、当然、忍耐力のいる基礎練習にも熱が入るはずです。

Bチームはアンダー10交流大会という、大きな目標ができました。6~7月で、井上らしいチームに仕上げていきます。土日しか練習していなかった週末ヒロイン、辰巳ジャンプでも、都大会へ勝ち抜いていった指導スキルはあるつもりです。2か月あれば見違えるチームになりますから、どうぞ楽しみにしていてください。
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急増する新入部員

何が良かったのでしょうか?
運動会を無事に開催できた直後のタイミングで「PTA親子バレーボール同好会」の新入部員募集チラシを配布しました。
それを受けて、新入部員の申込書が毎日、私のところに届いています。
一番うれしいのは、「親子で参加します」というご家庭が多いことです。

そもそも論からすれば、このバレーボール活動については、PTA組織から、
「PTAバレーボール部に入ってくれる人がいなくて困っている。PTA卓球部は子供もいっしょに練習できるから、たくさんのメンバーが練習参加できている。バレーボールもそのようにならないでしょうか。」
という相談を私が受けました。
それならば、私が小学生バレーボール指導の資格も持っているし、大人も子供も一緒に活動できる方法もあるから指導しましょうか、と提案して始まった活動なのです。子供たちの指導を私がしている側面で、PTA会員の皆様に、PTAバレーボール部への勧誘をしてみたら良いのではないでしょうかと提案して始まった活動です。

今回の募集で工夫したのは、子供たちのバレーボール活動が中心ではあるけれども、そこに関わる保護者は、すべてPTAバレーボール同好会会員になってもらうという点です。9人制バレーボールの部員数もそろわなかった活動から、活動方針を変えるだけで、20名を超えるPTAバレーボール同好会員を生み出すことができているのです。まさにバレーボール活動の「イノベーション」です。

私としては、ぶっちゃけ、30年間近くになる小学生バレーボール指導を続けるためにも、学校管理職になったという背景があるので、現在のように次々と新入部員が入り、バレーボールを通した人の輪が広がっていくことは、とてもありがたいことです。

参加してくれる子供たちにとっても、通常の学校生活では得られない、刺激的な楽しさを味わわせることができていると自負しています。

ここからは、口コミで評判が広がっていくでしょうから、大人スタッフの皆さんは、子供部員数30名超え、大人部員数20名超えを想定して、活動方法も模索する楽しみを味わってください。

【喫緊の子供チーム目標】
アンダー10交流大会での優勝を目標にします。
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大人側から見ても革新的なバレーボール活動 10の利点(矢口タートルズVC)

「矢口タートルズ」の活動は、私のバレーボール指導者経験が小学生指導の28年間に特化されているため、どうしても子供の活動目線に行ってしまいがちですが、大人目線で考えても革新的な活動となっています。

(1)競技志向の練習ではないため、久しぶりにバレーボールをする方や、初心者で軽い運動をしてみたいという方にも参加しやすい活動となっている。

(2)歴史的にPTAのバレーボール部というのは、女性中心の活動になってしまっていたが、性別の壁を乗り越え、男性でも参加しやすい活動となっている。

(3)さらには、教職員の参加も可能にしている。実際は、今の教員はなかなか余裕がなく、練習参加しにくい・・・ん???それならなんで私が毎回参加しているの?(笑)・・・それは、「私、仕事処理、異常に早いので」・・・なぜ早いかは、そのうち仕事術として書いてみましょうね。

(4)親子で練習しているので、家族の新しいコミュニケーションを生んでいる。

(5)親は、自分の子供だけでなく、チームの子供たちが成長していく姿を目の前で見ることができるため、「親としての心の幅」が広がる。

(6)同好会であるため、バレーボールを通して、とても仲の良い、親同士の連携が生まれる。

(7)今後、成長した子供たちが、試合に出場していくことで、大人はそれを支える喜びを味わうことができる。

(8)昨年度の6年生チームが、卒業前には保護者チームや教員チームに勝利したように、けっこう真剣な練習試合をすることができるようになる。

(9)体調面で不安な方は、子供への簡単な指導をするスタッフとして参加できる。

(10)バレーボールをプレーしなくても、子供たちの活動を支える応援団としての活動もできる。

題名を「10の利点」としたため、10項目しか書きませんでしたが、20も30も利点はあるのではないかと思います。
それを見つけていくことも、新しいチームの楽しみだと思います。
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たくさんの新入部員を迎えて

土曜練習日。
5月31日(火)に新入部員募集チラシを配りましたので、今日はたくさんの新しいメンバーが練習参加しました。
1年生4名、3年生2名、4年生1名、大人4名の合計11名の新メンバー。
そのほか、いつも参加しているメンバーが、1年生1名、3年生3名、4年生3名、5年生5名、6年生1名、大人5名の18名。
全部で29名という大所帯になりました。

たくさんの新入部員が参加した時には、チーム全員が名前を覚えられるように、「てんか」というボールゲームをすることが、井上流です。このゲームをすると、子供の運動能力、性格、視野など、様々なことを把握できるため、指導にはとても役立っています。子供たちも、ドキドキワクワクしながらチームに溶け込んでくれますから、一石二鳥です。

さて、7月下旬には、東京都小学生バレーボール連盟第4支部の皆さんのご配慮で、「アンダー10バレーボール大会」に出場できることになりました。1~4年生のチームで参加します。その大会に向けて、子供チームを5,6年生のAチーム、1~4年生のBチームに分けることにしました。大会まで1か月半ありますので、優勝を目標にして、Bチームを作り上げてみようと思います。今日の練習でBチームメンバーとして試合出場していた4年生のI.Hさんと、3年生のT.Kさんの試合ぶりが、指導者としては夢を見させてくれる姿でした。
I.Hさんは、初めて試合に出たのに、何本もレセプションをセッターに返してくれました。もともとこの子のスポーツセンスは、この子が小学校1年生の頃から飛びぬけていましたので、今日の姿もさすがだなと思いました。
T.Kさんは、Bチームが試合に負けてしまったため、悔し涙を流していました。普通、初めてバレーボールの練習に来た子は、何が何だか分からずに、勝っても負けても「楽しかった!」と感想をもつことが多いのです。しかしこの子は、試合中にも負けていることが悔しくて悔しくて、泣き始めていました。これほどに負けず嫌いの子は珍しく、間違いなく急速に上達する素質があると見取りました。

「親子バレーボール同好会」というPTA活動から見ても、小学生バレーボール活動から見ても、おそらく前例のないこのチーム作りは、好調なスタートを切ることができました。来週もまた、他の新入部員が参加すると聞いています。コロナ禍で社会が落ち込んでいる中、特筆すべき盛り上がった活動を生み出せていますので、秋ごろにはマスコミ取材をしてもらおうとも思っています。チームの皆様、どこのテレビ局、新聞社がお望みでしょうか?(笑)
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