キャンディリーグの盛り上がり

5月18日に開幕したキャンディリーグ。早くも様々なエピソードを生んで、盛り上がりを見せています。
例えば、辰巳ジャンプであれば、今までサーブの入らなかった子が、試合の緊張感の中、初めてサーブが入ったり。上級生を相手にたくさん点を取ったり。子どもたちは試合経験を積みながら、確実に上達していきます。

他チームでも、これまでは応援に来れなかった保護者の方々がたくさん参加してくださったり、若手の指導者が誕生したりと、子どもたちを取り巻く環境が、よい方向に変化しているようてす。

このキャンディリーグは、普段は試合に出られない下級生の子どもたちに試合経験を積ませることと、新しい部員を増やすことの助けになることを目的としています。
こうしたチャレンジが草の根から出てきたことが素晴らしい。きっと日本のバレーボール界に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。


今日、キャンディリーグに賛同した指導者が集まり、楽しく盛り上がりながら、運営方法を話しました。下町発、日本全国への大きなメッセージになりそうです。

辰巳ジャンプ下級生チームは、このタイミングでバレーボールができることを大いに喜んでください。
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駒沢屋内球技場閉館記念大会

東京オリンピックで東洋の魔女、全日本女子バレーボールチームが金メダルを勝ち取った体育館が建て替えられることになり、その最後を飾る記念大会に辰巳ジャンプの子どもたちをぜひ参加させてあげたかった。東京都小連の役員の皆様の多大なる尽力で、ありがたくも記念になる試合をすることがてきました。

今日も10人全員バレーで子どもたちは頑張りました。体育館には9人しかいませんでしたが、あと1人も学校の運動会で獅子奮迅の活躍をしていました。そのことは最後にまた書きます。

大会は不思議なもので、1回戦で私が辰巳ジャンプの前に指導していた徳○さんと当たりました。以前も都大会の1回戦で当たったことがあり、こういうのを引き寄せの法則とでもいうのでしょうか?

試合はいつもの通り、1、2セットのメンバーをガラッとかえる全員バレー。このやり方で都大会の切符もつかんできたので、可能な限りやり通したいと思っています。
2セット目、ちょっと危なかったけれど、
しっかり勝つところは子どもたち、さすがです。

2回戦、都大会ベスト8の柏○さんが相手。辰巳ジャンプがどのくらい通用するのか子どもたちも指導陣も楽しみに試合を迎えることができていました。1セット目、競り合いからスタートし、A.Hさんのサーブで大量リードすると、もう子どもたちは楽しくて楽しくてしかたない様子。笑顔とかけ声で勝利をつかみとりました。
2セット目も勢いは止まらず、11-8とリードしてテクニカルタイム。たぶん、ここで子どもたちもベンチも勝ちを意識してしまったのだと思います。このあと、3セット目の0-8になるまで、得点経過は3-21と流れを変えられませんでした。反省して今後の財産にします。

それにしても、もっともっと伸びる可能性のある辰巳ジャンプの子どもたちに感心しました。


さて、運動会で参加出来なかったもう一人のアタッカーは、そのぶん学校のヒロインになったと連絡が入りました。騎馬戦の大将として、男子の大将相手に、会場全員の予想を見事にくつがえし、勝利を手にしたとのこと。感激のあまり大泣きして喜んでいたとのこと。この勝ち気、たのもしい限りてす。

こうして今日も、10人全員が活躍した1日になりました。それが一番うれしいことです。
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東京第3支部 都大会出場チーム

1位 三砂
2位 小岩
3位 辰巳
4位 鹿骨
5位 ブルーライトニング
6位 大島中央
7位 数矢
8位 みなみ

今日の順位決定戦前に、朝一番で東京第3支部の代表チーム数が8チームに増えたという連絡を受けました。この連絡が自分のチームのこと以上に、本当に嬉しかった。辰巳ジャンプよりも長い歴史を持つ深川地区の仲間である「数矢小バレーボール同好会」の都大会初出場が決まったからである。数矢さんは本当に地道に活動を続けてきたチームです。最近、平日の練習もするようになり、センスの良いメンバーにも恵まれて、今年こそ都大会出場という大きな目標をもって頑張ってきました。

私はこういうチームに心から協力をしたいのです。ミカサ杯教育大会の直後に行った練習試合では、数矢の子どもたちに大会パンフレットを見せて、「都大会に出るとこういう写真入りのパンフレットをもらえるんだよ。」とモチベーションを高め、3月末に行った練習試合では、「数矢は今年が都大会に出る最高のチャンスだから、辰巳ジャンプが君たちのことを引っ張りあげるからね。必ず一緒に都大会に行くからね!」と励ましました。昨日も辰巳での練習試合にお呼びして、「3月に話したことを覚えているよね。今日の練習でも数矢チームのことを辰巳ジャンプが引き上げるから、明日の支部大会も大丈夫だからね。」と話しました。数矢の子どもたちも、私からの言葉をしっかり覚えていて、目を輝かせてうなずいていました。

例年は支部7位までが都大会に出場するため、今回、数矢さんの戦う支部5~8位決定戦というのは、常にシビアな勝負になります。1チームだけが都大会に行けないからです。ミカサ杯支部予選で数矢さんは勝敗は並んだものの、セット率で都大会を逃していました。だからこそ今日の朝一番の支部8チーム出場枠決定は朗報であり、1~4位リーグを戦う4チームの監督さんたちもみんな、「今日の5~8位リーグは全チーム都大会が決まって本当によかったね」と心から喜んでいました。



さて、1~4位リーグですが、ミカサ杯都大会でブロック2位(都ベスト8)だった三砂さん、小岩さんのバレーは素晴らしく、両エースの打ち合いに会場は虜になりました。特に私は小岩さんのエースの相手をよく見て決めていくスパイクのうまさに感銘しながら審判をしていました。

辰巳ジャンプも頑張って、フルセットの15-13で鹿骨さんに勝って第3位を確保。子供たちがず~~~っと心に秘めてきた「アンダー10大会」での敗戦をリベンジするという目標を達成しました。また一歩前進です。都大会の組み合わせですが、実は2位でいくよりも3位の方がくじの運によっては良い組み合わせになることがあります。辰巳のキャプテンはジャンケンは残念ながら弱いのですが、くじ運はすごく強いらしいので、期待しましょう。

(個人成績)
【サーブ効果率】
1位 H.A 115.6%
2位 K.S 111.1%
3位 A.R 109.7%
4位 N.M、O.R、E.R、W.Y、A.H 100.0%
9位 I.N 88・9%
10位 K.R 50.0%

【スパイクブロック成功率】
1位 W.Y 90・0%
2位 I.N 81.0%
3位 H.A、K.S 76.9%


今後の課題
・強いスパイクのディグ
・決定力のあるスパイク
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努力とは続けるからこそ裏切らない

辰巳ジャンプで最も努力している子がキャプテンである。T先生に教えられた「ボールネットを使ってのスパイクミート練習」を毎回の練習や練習試合の時に、暇さえあれば取り組んできた。これを続けてきたのはキャプテン一人である。その姿を見て、他チームの監督さんから、「あの子の練習態度は素晴らしいね」と言われ続けてきた。

続ける努力はその日のうちには成果が現れない。「3ヶ月後に差が出るからね。」と私は常々言ってきたが、小学生にそんな自覚を持たせるのは難しい。だから地道な努力を続けることは本当に難しい。キャプテン以外はこちらから言わないとやろうとしないが、キャプテンだけは言われなくても黙々と努力を続けてきた。きっと自分自身の中に、はっきりした「こうなりたいアタッカーイメージ」があるのだと思う。だから人が見ていなくても努力をやめない。ここにきて、キャプテンのスパイク成功率は90%を超えるようになった。80%が合格ラインだとしている辰巳ジャンプの基準をはるかに上回り、チームNO1の結果を出し始めている。相手コートも見えているなと思わせることが増えている。

努力を続けることは誰にでもできるものではない。努力ができることこそ才能であり、最高の素質である。
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明日に向けての練習試合

明日、辰巳ジャンプと数○さんは支部順位決定戦。太子○さんは明日二次予選。切磋琢磨の練習試合。今日集まった子供たちは明日の試合で120%の力を発揮してほしい。

辰巳ジャンプの子供たちは、もう一度挨拶や返事からやり直してください。チームとしてそろって挨拶することはできても、キャプテン以外は個人になった時にできていませんでした(たぶん気づいていないでしょうが)。
挨拶や返事ができなければ都大会に行く資格はありません。もし明日もそのような態度を続けるとしたら出場辞退して、5~8位リーグのチームに道をゆずってもかまわないと思います。支部代表は予選で勝ったから選ばれるのではなく、支部の推薦で出られるのです。支部代表にふさわしい態度で行動することを求めます。勝ち負けは二の次です。

(個人成績)
【サーブ効果率)
1位 N.M 128.6%
2位 H.A 127.3%
3位 I.N、K.S、O.R 120.0%
6位 E.R、A.R 116.7%
8位 K.R、W.Y 100.0%
10位 A.H 66.7%

【スパイクブロック成功率】
1位 H.A 92.9%
2位 I.N 85.7%
3位 I.N、W.Y 75.0%
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【副校長の仕事の楽しさ(2)】 人をそろえ、育てる

この立場でないとできない仕事が「人をそろえる」ということです。着任以来こだわり続けてきた「協力者の輪」のひとつが、現役大学生を学習指導補助員という立場のボランティアとして招くことです。今年の目標に設定していたのが月曜日から金曜日までの毎日、ボランティアさんが私の学校に協力をしてくれる状況を生み出すこと。その目標が、この5月前半で達成されました。総勢9名の女子大生たちが通ってくれるようになりました。今後さらに大きく輪を広げ、15~20名くらいの大学生ボランティアが活躍するようにしてもいいと計画しています。これだけの大学生たちが学校に協力をしてくれるのは、たぶん日本では、あまり例がないのではないかと思います。

私が力を注いでいるこの学校経営に、ピタッとマッチした運動を展開している学生団体を紹介します。

「ROJE(日本教育再興連盟)」の大学生さんたちです。

この学生NPO法人の目指すものは以下のとおりです。

日本教育再興連盟 (ROJE : Renaissance Of Japanese Education)は、「日本の教育をよくしていきたい」という強い思いを抱く各界のエキスパートたちが、全国の教職員の方々や、保護者の方々、企業や学生たちと共に立ち上げ、活動している団体です。子どもたちの豊かな成長のために、それぞれの強みを生かして行動し、それを互いに評価しあい、連動させていきます。教育活動のベストプラクティスを創造・発掘・発信することを通した、ボトムアップの教育改革、これが、私たちの目指すものです。


ROJEの志ある学生たちと力を合わせ、学生たちの思いを表現する場を提供してあげることで、やる気に満ちた学生たちは勇んで学校にかけつけてくれる。よく「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、18歳から22歳の人生で最も大事な時期に、教育の現場を経験し、敏感な感性でつかみ取った財産は、学生たちの将来に必ず役に立つことは間違いないと信じています。

また、ROJEの大学生だけでなく、教育現場での経験を求める大学生たちはたくさんいます。すべて私の下で育てたい。10年後、20年後、30年後の日本を支えていくのが、今の大学生たちですから。
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ファミリーマートカップについては9年ぶりに都大会出場決定

ファミリーマートカップ東京第3支部大会1日目。3戦全勝で都大会出場を決める。なんと9年ぶりの快挙。

9年前の記録はこちら⇒「第25回ペプシカップ東京第3支部結果

9年前、小学校ホームページの全国優勝も目指してタニコーさんと共同戦線をはっていた。今年も同じように、勤務校の140周年を飾るためにタニコーさんと共同戦線を再開した。辰巳ジャンプには全国各地に心強い応援団がいる。その方々との長いお付き合いの中から大切にしてきたものがある。今いる辰巳ジャンプの方々には想像もできないであろう日本中の目が、実はひそかに集まっている。そのバロメーターとして、このブログのアクセス数は昨日も420も進んでいる。小学生スポーツチームのブログとしては異例のアクセス数である。

いつの日か必ず東京か宮崎の地で全国を競い合いましょうと固く約束をした「東海少女バレーチーム」さん(東海チームの卒業生が全日本入りしました。本当におめでとうございます。)
辰巳ジャンプがずっとお手本にしてきた岡山県の「大元スポーツ少年団」さん
都大会での大した実績もない辰巳ジャンプなのに、練習試合に来ないか、大会に出ないかと声をかけてくださる東京・関東各県の方々。
ホームステイ合宿までしてくださった「NRフェアリーズ」さん
体育館が使えない時期に、必ず呼んでくださる「八千代フェニックス」さん
東日本大震災の年、液状化現象の被害を被り、体育館が使えなくなった年に、1年間毎週、相手にもならない辰巳を受け入れてくれたのが「ジュニアファイターズ」さん。
辰巳ジャンプが部員3人だけになった時も、見捨てずに見守ってくださった江東区・江戸川区の各チームの皆さん。
辰巳ジャンプが支部上位にいる今年だからこそ、たくさんのチーム外の方々に恩返しをする必要がある。
今いる子供たちだけが頑張っているのではない。チームは長い間に、交流するすべてのチームのお世話になって支えていただいたからこそ今がある。このことを夢にも忘れてはならない。自チームのことだけを考えるようなチームならば解散した方が健全。見ていてくださる全国の方々のために、今回の都大会に全力で挑みます。



今日も6年生10人全員バレーで全勝しました。キャプテンとセッターを残して、1セット目と2セット目に出る選手が全然違うという、小学生バレー界では見たこともないチーム構成。いったいどっちのチームの方が強いんだろう??? 分析を試みる。

今日の結果からすると、1セットチームの総計点が63-38。2セットチームが63-30と2セット目の方が上回っている。

スパイク率は、(1)が29-7=80.5%  (2)が31-6=83.8%と2セット目の勝ち。

サービスエース数、(1)15本 (2)20本  2セット目の勝ち。

ミスの数 (1)25本 (2)16本  2セット目の勝ち。

同じ相手にこのような差が出ているのだから、今日の結果からは2セット目のメンバーがレギュラーと考えてもおかしくはない。「誰を試合に出すか?」この大きな悩みを解消せずに、ずっとこのままレギュラー固定をせずに、全員にチャンスを与え続けながら進む。


第3支部予選の結果と組み合わせをサイトにアップしました


(個人成績)

【サーブ効果率】
1位 E.R 141.7%
2位 A.H 128.6%
3位 N.M 125.0%
4位 H.A 117.9%
5位 I.N、K.S 109.1%
7位 A.R 105.3%
8位 K.R 100.0%
9位 W.Y 83.3%
10位 O.R 60.0%

【スパイクブロック成功率】
1位 H.A 91.7%
2位 I.N 87.5%
3位 N.M 80.0%
4位 W.Y 76.9%
5位 K.S 73.3%
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江東区春季区民大会

【Aチーム大会】
優 勝 三砂ジュニア
準優勝 ブルーライトニング
3 位 辰巳ジャンプ・大島中央エンジェルス

【Bチーム大会】
優 勝 枝川&東雲合同チーム
準優勝 三砂ジュニア
3 位 江東MIX(大島中央・JF・二砂・BL合同チーム)
4 位 辰巳ジャンプ

辰巳ジャンプは負けはしましたが、素晴らしいゲームを展開できました。
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