今を生きる

NO85(大平光代・弁護士・大阪市助役)
「困難にぶつかってそれを乗り越えられないのは、あきらめてしまうからです。あきらめずに向かっていけば、必ず乗り越えられると思います。一番大切なのは「あきらめたらアカン」ということです。」

12年前の私のクラスの卒業生T.H君が俳優をしています。この夏、大抜擢されて舞台にも立つ予定です。Vシネマも最近発売されました。主役も務めています。
彼の掲示板で最近話題になったのが俳優を目指したきっかけでした。
『今を生きる』というロビン・ウイリアムズ主演の学校映画を見て心が決まったそうです。私もこの映画を劇場で見ました。古い伝統をかたくなに守ろうとする学校に対して、型破りの教師が「詩」を語りながら生徒達に高い精神性を蘇らせていく。素晴らしい内容の映画でした。

この夏は、彼の舞台を見に行こうと思っています。場所は西池袋。
なんと私が小1まで暮していた町です。
縁とは不思議なものです。
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楽しみ始めた女子、壁に当たっている男子

NO84(小島孝治)
「長い間悩んだ末、私が到達した基礎・基本のマスター度をはかる基準は次のようになった。
・「おはよう」「こんにちは」が大声でいえる。
・きちんと返事ができる。
・コートの中で大声が出せる。
・人の言葉を素直に聞ける。
・構えているとき口を真一文字につむれる。
・コートの上以外で指導者を非難しない。
・練習が終わったら「お疲れさま」の一声がかけられる。
つまり、私達が人間として、またチームの一員としてしなければならない最低の礼儀である。」

今、辰巳ジャンプがやらなくてはならないことは、基礎基本の徹底です。基礎とはバレーボールの技術をささえる体力、基本とはバレーボールの戦術を実行していくために必要な技術ととらえての指導をしています。
今日は徹底的にオーバーハンドパス。二人組での6mオーバー。やらせてみてビックリ。ぜんぜんできないではないですか。私は自分の指導過程を大反省しました。
それでも女子はなんとかできるが、男子はまったくできません。

次に女子は最近、自分たちでどんどん話し合い、速攻・時間差・ブロード等々、レベルの高い練習にチャレンジ中。いろんな戦法ができることに面白味を感じながら練習しているのです。

壁に当たっているのが男子。サーブはまあまあ良くなったのですが、パスがパスにならないミスパス状態を脱しない限り、やりたいバレーはできるようにはなりません。
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カエル・オタマ救出大作戦

NO83(M・L・キング)
「正しいと知りながらしないこと。世界中にこれほど悲劇的なことはない。」

教育ネタです。
今日は担任する3年生の一人から出た「オタマジャクシがたくさんいる場所がある。」という発言にクラスのみんなが興味を持ったので、いったいどんなところにいるんだ?と音楽の授業中に自転車で下見に行きました。
そこは50階建て高層マンションの工事現場の真下。雨水を流すための用水路でした。ほっておいたら工事完了と共に全滅するカエルたち。そこでさっそく授業変更し、「カエルを全部救出に行くぞ!!!」と午後一番に出発。
みんなで協力して100匹ほどのカエル・オタマジャクシを救出し、学校のビオトープに放してあげました。

これは東京都内の学校ではなかなか体験できないこと。
辰巳小学校ならではの授業でした。
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お薦めの本

NO82(小島孝治)
「ボールは手で拾うものではない。足と心で拾うもの。」
「『和』は無限の力を秘めている。」


伸びる人間の条件―心で人を育てて40年 情熱の指導術
小島 孝治
日刊スポーツ出版社

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お薦めします。

古い本ですが、四天王寺の先生から全日本監督になった方です。教育に関する経験が生きていて、示唆に富んだ内容の本です。山田監督も三鷹高校の先生だった。バレーボール界の黄金時代はこうした教員出身者によって支えられていたんですね。
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心を強くする話の手応え

NO81(孫文)
「革命が成功するのはまさに大きな石が白雲山の山頂から麓まで転がり落ちるのと同じであり、ひとたび転び出すと、途中で停止することは決してない。」

辰巳ジャンプ新聞で連載中の『心を強くする話』がシリーズ30話中5話が終了し、私は早くも成果が出てきていることを喜んでいます。バレーボールという競技を通して、私が教えられることは全部教えておきたい、それが辰巳っ子たちの人生に必ず役に立つと信じて、各界先人の偉大な道のりを教えています。

NO1の成果は、バレーボール戦術を色々と考える楽しさを理解したことです。たぶん今の女子チームは今までバレーをやってきた中で一番楽しい時をむかえているのではないかとおもいます。テレビで必死になって応援した日本代表チームの3Dバレーを自分らがやろうとしているのですから。

この強敵・女子チームを男子が打ち破るためには、次のことを強化しないとなりません。
①サーブの強化
②ブロック強化
③3人のアタッカーが決定力を持つこと
この3点ができれば、男子の方が強くなるでしょう。

そうなってくれば辰巳ジャンプは本当の黄金時代の1年間に入ることができます。

冒頭、孫文の言葉を引きましたが、あと少しでその言葉通りの状態に入れます。
保護者の皆さん!ご協力のほどよろしく!!!!!
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伸びたこと

NO80(スワミナサン・・・パグウォッシュ会議会長)
「あらゆる困難は、新たな発展へのチャンスです。私は、人生を困難に感じたことはありません。『意志あるところに必ず道あり』と、私は確信しています。」

今日行われている都大会には正直出たかった。
しかし、チーム力を上げるためには都大会をも犠牲にしなくてはならないこともあることを今回は学びました。

強い心でバレーボールをやろうとしていたメンバーが少なく、少々きびしくするとすぐにあきらめてしまう雰囲気があったのを、手を変え品を変えやってきて、なんとか頑張れる心の成長をとげてくれた辰巳っ子集団。やっと目標に向かって本当に進めるのではないでしょうか。

ここにきて、1回1回の練習で必ず何かを身につけてくれるようになってきました。今日は「ひねりを入れないスパイク」「ヒザの脱力をしたレシーブ体制」「セッターのポジショニング」等々。
この調子でいけば、7~8月で一気に伸びることは間違いない!女子はぶっちぎりの成長をして他チームをアッと言わせてみましょうか!

男子は焦らない焦らない。もう少し身長が伸びれば女子にも勝てるようになるから大丈夫ですよ!
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自己研修の2時間

NO79(中村祐造)
「物事には、絶対にやってはいけないこと、何としてもやらなければいけないことがある。たとえば、企業の中でも、機械の取り扱い、危険物の取り扱いについて、機械のスイッチを切ってから修理をしろ、ガソリンの横でタバコを吸うな、などの厳しい規則があり、普段から従業員に徹底させるよう訓練されているはずだ。ネットタッチはまさにこの“標準作業”に該当する。そして、こうした標準作業は、皮膚に叩き込んでおかないと、ちょっとした気の緩みなどから、ミスを招く恐れが非常に高いのである。飛行機や列車などで、考えられないような基本的ミスで大事故が起こるが、あれなども、上の者が皮膚まで叩き込む訓練を怠ったからではないかと思うのだ。」

週末です。
体の疲れもあったので、仕事はせずに、2時間ほど体を休めながら中村祐造氏が15年前に書いた『勝つための人づくり・組織づくり ~「豊かな社会」での指導原理~』という本を読破しました。

ミュンヘンで金メダルを取った日本男子バレーがその後、転げ落ちるように世界のバレー後進国に成り下がった原因が書かれていました。その最大のポイントは「自立心」ということでした。

今、教育の世界でも「自立した日本人の育成」が最大のテーマとなっていますが、私たち日本人はそんなに自立心がない民族なのでしょうか?このへん、もう少し深く考えてみたいと思いました。
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焦りよりも夢を!

NO78(ニーチェ)
「冬来たりなば、春遠からず。人生は創るものだ。ひるまずに、自分の立っている所を深く堀さげよ。その下に泉がある。」

女子チームも男子チームも来年に向けてのポジションがいよいよ確定しつつあります。

女子は5人までが決定。残りはライトバックのポジションが残っているのみです。このポジションを取るにはなにが必要か。
①右足前でミスの無いレシーブ技術
②サーブポイントを取れること
③声で後ろからチームのみんなを励ませること
④決定力のあるバックアタックを打てれば完全に確定
今日からはサインプレーの練習にも入りました。
目指すは秋の大会でダントツの結果を出すことです。

男子は完全に6人が確定。しかし、3年生が頑張ってポジションを脅かしてほしい。高さも持ち合わせたチームに変身したので夢はふくらむばかりです。
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運動会のアンケートに喜ぶ

NO77(エスター・グレース)
「世界を変えたいと思うならば、人間を変えなければならない。人間を変えたいと思うならば、自分が変わらなければならない。」


昨日は『絶対に寝る!』と決めて帰宅したので、書き込みもしませんでした。(笑)
運動会のアンケートが集まってきたので委員長としてすべてに目を通しました。あいにくの雨で延期し、その延期の徹底で手間取ったことに対するご指摘が多くありましたが、教訓をすぐに生かして辰巳小のHPに携帯掲示板を設置しました。
私が単純に喜んだのが「リズムなわとび」に関する感想。他学年の保護者からも良かったという声がたくさんあり、また担当する中学年からは「子どもたちは運動会に向けてよく努力していた」という評価がありました。私としては練習過程を一番大事にしたかったので、何より嬉しい声でした。
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ニュートラルを作る

NO76(ベンサム)
「人間は、他人に幸福を与える度合いに応じて自分の幸福を増大させる。」

教育の目的は「子どもを幸福生活に入らしめること」である。
指導者の目的は「うまくなりたいと思っているチームの子どもたちをすべて伸ばしていくこと」である。それができたときの喜びは本人以上である。だから指導者として努力することは面白い。

さて、思い立ったらすぐ行動の私です。なんとなくこれは使えそうだと思えば、まずはやらせてみることを先にします。その上でまた検証し、さらに練習に応用していく。「古武術」の応用もさっそく今日からやってみました。

「レシーブ」と「セッターの動き」の二つに的をしぼって指導。キーワードは「体をうねらない」「ニュートラルを作る」ということと、「重心を体の4点に分散させる」ということでした。

 結果、子どもによって指導が入るかは入らないかが大きく分かれました。『先生が何か新しいことを教え始めた』と敏感に察知する子は飲み込みが早い。すでに何かを感じてくれたようです。

 セッターの3人には特別に「古武術のDVD」を見せて説明しました。そして甲野先生の身のこなしの早さに、目をキラッと光らせたのが女子正セッター。一瞬に何かを感じてくれたようで、直後のトス練習でも私の要求する身のこなしを、私と同じ考え方でやろうとしてくれました。

 さらに練習中に、スパイクにも応用できるのではないかという案が浮かびました。これまた次回の練習で使おうと思います。

 初動不可理論に加えて古武術理論。非常に面白い成果が見られるかもしれません。乞うご期待!!!
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なんで指導者をしているの?

NO75(ルソー)
「学ぶ楽しさこそ、わたしの幸福の大部分を占めていた。」

古武術をかじって以来、私というバレーもやったことのない素人が、どうしてここまで監督業にのめりこんだのかという原点をも見つめ直させられました。
NO75ルソーの言葉にあるように、学ぶ楽しさの虜になったんです。「子どもたちをいかに伸ばすか?」という難問に直面し、さらに江東・江戸川地域の小学生バレーの高いレベルに接し、学ばずにはいられない衝動が私を突き動かしてきた。そうだったんだなぁと感じました。
そう思うと、私に様々な課題を与えてくれている辰巳っ子たちは、本当にありがたい存在なんだと感じられます。
また明日もチームを前進させよう!
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古武術に学ぶ

NO74(甲野義紀)
「いまの教育はマニュアル中心で、何でもこの時はこう、あの時はこう・・・みたいに、それだけを覚えればいいとやっている。こんなことをやっていたらその場その場で即応できる能力は落ちて続けていくでしょう。現にいまは即応力の無い人が多い。」

今、新たな研究に興味を持っています。
「古武術のバレーへの応用」です。
初動負荷理論からはじまって、とうとう古武術まで来たなぁという感じです。ご紹介したいのはNO74の甲野義紀先生です。
この先生に弟子入りし3年間授業したことで、ジャイアンツの桑田投手が復活、最優秀防御率のタイトルを取ったわけです。この事実から古武術に興味を持ちました。
基本的な考え方は、体を「ねじらない」「ためない」「うねらない」という言葉に代表されます。まだ勉強を始めたばかりなので詳しいことは紹介できませんが、なんとかバレーに応用しようと思います。

みなさんもこれを機会に「古武術」にも注目してみてください。
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「部内審判研修会」開催

NO73(エマソン)
「言葉は力である。それは人を説得し、転向させ、強制する力である。それは相手を無分別からあなたの分別に誘うはずである。諸君は善良なもの高尚なものをすべて伝え、運ぶ人となるべきである。」

今日は1日かけての「部内審判・ラインジャッジ研修会」を開催。参加者・大人11名、OG4名、辰巳っ子27名の42名。けっこう盛大な研修会になりました。

午前中は「ラインジャッジ研修会」を開催。
ラインジャッジがしっかりできるかどうかという点は、バレーボールにも大きく影響します。「集中力・ボールの読み」が課題になるので、やはりバレーがうまい子はラインジャッジもうまいものです。年に1回、これをやっておくとバレーの練習に対する姿勢も良くなると私は感じているので、今の時期にじっくり取り組みました。「ジャッジ二人で連携する判断」という高レベルの判定まで指導したので、子どもたちの心の準備はOKです。あとは全国大会をむかえるのみです。

午後は「審判研修会」にしました。
主審・副審の責務を中心にした講話に低学年はパニック状態。というよりは放心状態。全然理解できないのに、よく長い時間静かに聞いていられたと思います。その上、「ネットを越えたボールをもう一度もどすことができるんですか?」という質問までする2年生あり。素晴らしいですね。実際にこの2年生は現在、サーブにレシーブに大活躍しているので、こういう質問もできるんですね。

主審・副審を買って出てくださった保護者の皆様、お疲れさまでした。
「子どものことを理解するには、大人自身も行動をする。」
これは基本中の基本です。主審台から見た子どもたちの頑張りは、大人の審判技術の上をいっていると感じませんでしたか? そうしたことを感じられた方は、今日の研修会の「合格者」と言えるでしょう。
ぜひまた笛を吹いてみてくださいネ。
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夢をあきらめない

NO72(ユゴー)
「光明は人を健やかにする。光明は人を輝かす。あらゆる社会的の麗しい光輝は、科学、文学、美術、および教育から生じる。人を作れ、人を作れよ。」

上げたり、落としたり、ほめたり、厳しく指導したり、子ども達に力を発揮させることは本当に難しい。
男子チームは新フォーメーションを試したが、セッターに抜てきした4年生が天才的センスを見せてくれた。前衛も女子に負けない高さが確保できた。面白い見通しが立った。
女子チームのモデルイメージは全日本女子。子ども達もあこがれの選手に自分をだぶらせることができる。「バックアタックも挑戦したい」「私はブロードをできるようにしなくちゃ」と声、声。
ところで大成長を遂げているのがデビュー戦を前にしたミニモニジャンプ。
現在、男子チームにはあと一歩で勝てるまでに成長中。決定力はまったくないが、サーブとレシーブの技術はチームNO1なだけに、エースが打てるようになってきたら男子には勝てるようになるでしょう。
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チーム力をあげるために

NO69(菊地康郎・緑星囲碁学院主宰)
「自分でやる気にならなけりゃ、ダメなんだ。人にいわれた通りに打つのでは『借り物』だからね。」
「列の先頭を歩いてみろ。トップになるってのは、みんなの前に出ることなんだ。」
「何事も自分で一生懸命に向かわなければ、モノにはならない。」


女子チームの4本柱を作ります。
本格的に超大型チーム作りに入りました。
これまでエース一人に頼ってきたチームを革命します。
どこからでも攻撃できるチームに変えます。
そのためには3ヶ月が必要です。

男子チームは高さで勝負できるチームに変えます。
そして「やる気のあるチーム」「素直なチーム」にします。
男子の完成までには半年以上の期間が必要です。

男女共に、「自分で考えられる子」を肩入れして育てます。
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