2016年第3期スタート

秋の東京新聞杯に向けた2016年第3期を今日からスタートしました。地元に来ていただいたのは、都大会出場を勝ち取ったKチーム。運動会シーズンなので、レギュラーはほとんど不在で、初心者の多い辰巳ジャンプとしてはちょうど良い練習試合になりました。今は勝敗は別であり、一人一人の技術が上がるかどうかが大事です。不思議なことに怪我でずっと思うような練習ができなかったエースアタッカーの技術向上が著しく、きっと毎日のスパイクの素振りや、オリンピック予選を見ながらの学習の積み重ねが生きているのでしょう。それが今日の個人成績にも表れています。全成績で圧倒的にトップ成績。チームの得点のほとんどを一人でたたき出している状態です。

【サーブ成功率】
1位 1番 94%
2位 5番 81%
3位 2番、6番 77%
5位 9番 73%
6位 4番 65%
7位 7番 59%

【サービスエース率】
1位 1番 35%
2位 2番 31%
3位 5番 24%
4位 6番 23%
5位 4番 18%
6位 9番 9%
7位 7番 0%

【スパイク・ブロック成功率】
1位 1番 82%
2位 5番 67%
3位 2番 40%
4位 7番 39%
5位 6番 38%
6位 4番 32%
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「できるまで練習」からの学び

今日の辰巳ジャンプは全員出席。バレーボールの練習は、こうでなくてはなりません。ボールを落としてはいけない特殊競技ですから、全員の呼吸を合わせることが必要です。練習を休んでいたら呼吸など合うわけないので、全員出席することがチーム力を上げる第一歩です。

練習は基礎技術向上のために、徹底的にアンダーハンドパスの練習をしました。各個人に合わせてパスを続ける目標回数を設定し、それができるまで練習を続ける「できるまで練習」です。これがけっこうきつい。すぐにできたならば楽ですが、なかなか目標クリアできないと気持ちを集中させることも難しくなる。今日の子どもたちは、あきらめずによく頑張りました。

地道な努力を続けた午前中の練習を終えて、練習から学んだことをふり返るミーティングをしました。
「今日の練習から学んだことは何?」
という質問への子どもたちの答えは、「粘り強く練習することの大切さ」「声を出して練習するとボールが落ちない」「基本を大切にすること」などでした。そこで最後に声を出すことの意味を教えました。

「声を出すと、自分だけでなく、まわりにいる人の脳が必ず反応する。カバーして!といえば、誰かが動いてくれる。高く上げてといえば、仲間が意識してくれる。耳から入ってくる声という情報に、人間の脳は勝手に反応するようにできているのです。たとえば、今、外でキャーッという声がしたら、みんな見に行くよね。キャーッに意味があるからです。だからこれまで以上に意味ある声を出していこう!」

納得してくれた子どもたちの、その後の練習態度が大きく変化したのは当然のことです。

笑い話のエピソードも生んでくれました。
昼休みに、背番号5番さんと9番さんが、体育館の外で大声を出しました。
「ヘビだー!」
その声に、私を含めた全員がかけつけました。しかし、そこにはヘビなどいません。そして、ニヤニヤしている二人が言った言葉は、
「声の実験をしてみました(笑)」
まんまとだまされた私たちは、
「な~んだ、それじゃあオオカミが来たぞのオオカミ少年といっしょたよ。」
と苦笑いしましたが、学んだことをすぐに試してみる態度をとても高く評価し、褒めてあげました。

こういうエピソードが生まれるのが、辰巳ジャンプの長所です。
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エース不在の中、勝利をつかんだことは大きい

今日は支部交流大会。支部代表決定戦に出られなかったチームがお互いの技術を上げるために試合をする日でした。順位で考えると支部17~20位決定戦です。5日の江東区民大会の時に、エースアタッカー(キャプテン)が、相手のスパイクに変な手の出し方をして、利き手の親指を負傷したため、今日は試合に出すことができず、かなり苦しい状態でしたが、なんとか2勝をあげ、支部18位でファミリーマートカップを終えました。エースアタッカーが不在の中でも2勝できたことは、今の辰巳ジャンプにはけっこう大きな成果です。辰巳ジャンプは5年生チームですから、来年に向けて、ここから順位を下げることはありえません。来年2月のミカサ杯教育大会に向けて、確実に前進していけば良いのです。今年2月の教育大会、今月のファミマ杯を通じて支部内の来年度状況を予想してみると、おそらく辰巳ジャンプは都大会出場圏内の支部7位以内には入っていける状況にあると思われます。しかし、目標とするのは都大会出場ではなく、あくまでも支部第1位が目標です。そのためにも、“辰巳ジャンプ史上最高最速バレー”を1年かけて作り上げていきましょう。


さて、今日をもって、2016年第2期の個人成績をリセットします。来週からは成績を0にもどして第3期が始まります。そこで、第2期の通算個人成績を発表しておきます。

【サーブ成功率】チーム78%・・・合格は90%
1位 5番 92%
2位 1番 82%
3位 2番 80%
4位 3番、4番 68%
6位 6番、7番 66%
8位 9番 44%

【サービスエース率】チーム26%・・・合格は30%
1位 1番 40%
2位 4番 27%
3位 6番 25%
4位 2番 23%
5位 3番 21%
6位 5番 20%
7位 9番 11%
8位 7番 10%

【サーブ効果率】チーム103%・・・合格は120%
1位 1番 122%
2位 5番 112%
3位 2番 103%
4位 4番 95%
5位 6番 91%
6位 3番 89%
7位 7番 76%
8位 9番 56%

【スパイクブロック決定数】
1位 1番 320本
2位 3番 79本
3位 2番 47本
4位 7番 20本
5位 4番 12本
6位 5番 11本
7位 6番 10本

【スパイクブロック成功率】チーム60%・・・合格は80%
1位 6番 77%
2位 7番 63%
3位 1番 62%
4位 3番、5番 58%
6位 2番 51%
7位 4番 46%


こうして見ると、第2期に一人で320本もスパイクを決めてきたエースがいないのに、今日の試合で2勝したのは、チームの底力が上がってきたことを証明していると考えられます。さらに今日は、心の成長を感じさせる面も見せてくれました。とても面白いチームになってきました。一人一人の個性が輝く辰巳ジャンプ。一人ももれなく、全員の力で前進していきましょう。

【子供たちへの宿題】
(1)一人アンダー、一人オーバー100回をできるようにしてくること
(2)左右側転をできるようにしてくること
(3)スパイクの“ひじ”の使い方を身につけてくること(素振りを毎日100回すること)
(4)スパイクの踏み込みからジャンプまでを身につけてくること(歩きながらでも踏み込みを練習すること)
(5)股割り柔軟をできるようにすること
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目指すは辰巳ジャンプ史上最速・最高バレー

この4月、子供たちの部員勧誘努力が実って、5年生のメンバーが9人そろいました。もしかするとあと1人加わるかもしれません。3年ぶりの充実した選手層になりました。これをもって、選手全員で切磋琢磨し、誰が試合に出ても同じように戦える状態にしていくつもりです。そのためにはあと半年は時間が必要になります。とくに今年の夏休みにどれだけ時間をかけて練習できるかに、来年の結果がついてくることは間違いありません。ここで練習を休む子が多くいるような状態になったら、このチームはあきらめるしかないです。それほど今年の夏休みは重要な時期になります。

個性的なメンバーがそろった今のチーム。高さでは都内最低クラスだったのが、いきなりトップクラスになりました。何しろジャンプしなくてもネットの上に手が出るのですから、この子がスパイク、ブロックに活躍しはじめたら誰も止められないでしょう。そうなるまでに最速で半年は必要です。

さらには、このゴールデンウィークの練習から、最速攻撃を目指してスパイクの打ち方を変え始めました。元々、平均身長が低いので、高く上げるトスではスパイクを打ち切れない現状がありました。そこで、大きな動きの流れの中でスパイクを打たせることにしました。昨日、今日と速いトスでのスパイク練習をしましたが、案の定、この打たせ方の方が子供たちに合っているようです。これを意識しなくてもできるようになるのが11月頃と計画しています。

加えて、サーブの打ち方も大きく修正中です。これまで子供たちは、手打ちで力ないサーブを売っていましたが、そろそろ身体も大きくなり始め、さらには思考力も高まってきました。私の考えをきっと理解できるだろうと感じましたので、体重の十分に乗った、速くて重いサーブを打てるように練習を変え始めました。この方法でサーブ開眼したのがセッター。かなり強いサーブを打てるようになってきました。


5年生メンバーはしっかりそろいました。
次は1学期の間に、10人の下級生が入部するようにしていきます。
そして7月下旬の「アンダー10大会(4年生以下の大会)」に出場することがチーム目標です。
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