「かならず勝とうと堅く決心した者が勝つのだ」(トルストイ)

「かならず勝とうと堅く決心した者が勝つのだ」(トルストイ)

今日から100日間、ひと言格言を書いてから書き込みをするという挑戦を始めます。

昨日の練習試合の個人成績をすぐに数値化して「辰巳ジャンプ新聞144号」に載せ発行しました。子どもたちは具体的な数字には敏感に反応します。なぜなら日本の小学生には学習単元ごとにテストが行われ、自分の力を振り返るという習慣があるからです。
子どもたちにとって昨日の数字はけっこうショックだったようで、私の解説にも真剣に聞き入っていました。特にサーブの成功率が男子78%、女子76%という事態は深刻。

「この数字を分かりやすく言うと、チームで5人サーブを打ったら1~2人は必ずミスをしているという状態で、これではいくら頑張っても勝てないよ。合格点は90%以上。90%というのは20本打ったらミスしていいのは1本だけ。30本打ったらミス2本しかしてはいけないんだよ。」

これで取りあえず今日は練習態度をガラッと変えてくれた。でもまた次には同じ事を確認してから練習しないと忘れていることでしょう。ここが子どもの子どもたる所以です。
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春季強化練習5日目(練習試合)

今日は平日の練習試合にもかかわらず、保護者の皆様がお手伝いに来てくれました。しかもお一人は仕事を休んでくれてまで。これは辰巳ジャンプでは画期的なことです。本当にありがたいことです。そういう大人の努力を子どもたちは分かっているのでしょうか???(分かるわけないか)

今日来てくれたチームは千葉県新人戦2位のN○Vさん。辰巳っ子からすると1学年上です。どうしてもサーブが取れない。その上、サーブが入らない。ラリーになれば互角に戦えるも、ラリーに持っていくだけの技術がない。結局女子が1セット取っただけで、あとは男女とも全敗でした。
特に女子はサーブの確率が80%を割った。これでは試合になりません。春休み中に90%を超える確率に持っていこうと思います。
次に、バックのレシーブとセッターのトス。苦しいかもしれないけれど、ここが頑張らないと辰巳ジャンプのバレーができません。エースアタッカーは高さといいパワーといい、ひいき目に見ても新6年生の上を行っている。ここまで持っていけるかどうか。すべてはその1点にかかっているわけです。

男子は全敗ながらもよく頑張っていた。ねばり強いし、落とし所を分かっている。ただスパイク決定率が低すぎる。スパイクミスがスパイク決定数と同じ数。あと5cm身長がほしいかなぁ・・・
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春季強化練習4日目

午前の練習が終わりました。部内練習試合として男子・女子・ミニモニの3チームで張り合わせています。

春休み最初の土日なので、メンバーの中には祖父母の所へ顔見せに行っている子もいて、女子はエース・センターの二人のアタッカーが欠席。しかし、なんとこの状態にしてもレフト・センター・ライトの3枚アタッカーがどんどん打っていく。エースがいなきゃいないで他の子が穴を埋めるように伸びてくるのを見ていると「竹やぶ」を連想させます。
この子たちは以前、全員でミーティングをさせた時に、こんなことを言いました。
「もしエースが休んだ場合でも勝てるくらいのチームを作ります!」
どうもその言葉はウソではなかったようです。

男子はセッターが休みだったので、新4年生をセッターに起用したところ、これがバッチリはまってしまいました。アタッカー陣も「ゆ○きのトスは打ちやすい!」を連発。打倒女子に向けて、新たな戦力が加わりました。


今日1日でいろいろなことができるようになりました。

1年生のしゅ○と君。試合で連続サーブが決まり、大得意の表情。きっと家に帰ってから「今日はね!サーブが決まったんだよ!」と目を輝かせて報告することでしょう。

4年生のゆ○みさん。これまた初めて試合のサーブが入った。みんなから「お~っ!入ったじゃん!」と言われて顔を赤くして喜んでいた。できなかったことができるようになっていく。小学生バレーを指導する醍醐味がこの辺にあるわけですね。

キャプテンも負けてはいない。エース不在の中、自分が決めなくてはと打っているうちにスパイクの強さが倍加した。この子の決定力があがると辰巳女子はえらい強くなるのです。

この調子で春休みを送れれば、ペプシ予選が非常に楽しみになります。
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NRV主催ファイナルマッチに参加

この1年間、本当にお世話になったNippon Runnersさんが主催する「ファイナルマッチ」に参加させていただきました。
NRVさんのご好意を振り返ってみれば、「ホームスティ合宿」「神崎合同合宿」「多くの練習試合」等々、たくさんあります。このご恩を私は返さなくてはなりません。まだまだ返しきってはいません。

さて試合の方は、6年生が都合により4人だけの参加。その穴を埋めるのは4年生。しかし、穴が埋まったのではなく、穴が空きっぱなし。ま、これについて後で書きましょう。

6年生としてはフェアリーズとの初戦がすべてだったみたいで、200%を出したと言ってもいいくらいの第1セットでした。サーブは走るし、スパイクは気持ち良く決めていく。レシーブも全く落とさない。これで卒業試験合格だなといった気持ちで私も応援していました。
その後の試合はお腹がすいたのと、気持ちが乗らなかったことで今ひとつでしたが、それもまた辰巳ジャンプらしいということにしておきたいと思います。
その後、各チームの6年生を分けて混成チーム対抗戦をやったり、盛り上げのイベントをやったりと、バレーを楽しむ1日を送ることができました。

足を引っ張った試合後の4年生。
当然ながら、サブアリーナでレシーブの猛特訓開始。できないんだよね~、私がこうしなさいと言っていることが。そして悔しさのあまり泣き出す。でも、6年生も同じようにして自分の未熟さに泣きながら上達してきた。30分間4年生だけで練習し、いろんなことができるようになったので、最後には嬉しそうに満足顔。
この子たち、本当にバレーの虜になってくれた。僕が必ず強くしてあげるからね!
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春季強化練習2日目

今日も子どもたちは意気揚々と集まってきました。
1年生の男子1人が都合で休んだだけで、あとは全員参加。その上、卒業したばかりの6年生までお手伝いに来てくれるので、ミニモニチームは6年生に任せて4年生を集中的に指導できます。
こうして卒業後も練習に来てくれるのが辰巳ジャンプの伝統になってきたことが嬉しいことのひとつです。

指導は徹底してレシーブ中心。つなぐことができれば、絶対的な決定力を持っているので勝負になる。地道にやるしかありません。

そして最後に男女対抗戦。
女子 2{15-21、23-21、21-5}1 男子
1,2セットは女子の監督、3セットは男子の監督をしましたが、どうも私がいない方が調子がよいようですねぇ・・・・・次の練習試合からは試合中はあまり口出ししない方が良いみたい・・・・・。

明日はN○Vさん主催の「ファイナルマッチ」に9名で参加します。
何やら感動企画を考えているみたいで楽しみです。
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卒業式・・・それは

辰巳ジャンプ6年生のいる学年が、今日、卒業していきました。

卒業式の様子は、ホームページボタンにリンクしておきました。
ぜひ見てあげてください。

子どもたちは凛々しい姿で小学校を巣立っていきました。
整然とした中、立派な式典をやりとげ、最後の授業としての卒業式を最高の態度でやりきったと言っていいでしょう。
もう一度、6年生には「卒業おめでとう」と書き残しておきます。


さて、これから書く内容は、掲示板での公表をすべきではないものなのですが、この掲示板を見て下さっている方々は、常識豊かな方々ばかりなので、あえて書いておきます。
辰巳関係者が見ていましたら、式に出た多くの人がこういうことを考えているのだと今後の「辰巳」の反省材料にしてほしいと思って書きます。(他人のふり見て我がふり直せ・・・です)

今日の素晴らしい卒業式。辰巳小では6年生の子どもたちが舞台上で証書を受け取る前に、将来の抱負をほんのひと言話すようになっています。たとえば、
「私は中学校で英語をしっかり勉強したいです。」
「僕は将来、プロ野球の選手になりたいです。」
そのひと言ひと言は、2週間もの間、担任と子どもたちでいろいろと相談して真剣に考えた貴いひと言なのです。

ところが、あろうことか、この抱負の時に、一部の親が立ち上がり、舞台上の子どもたちに向かって笑わせようとしている姿がありました。悪気があってやったわけでもなく、緊張している表情をやわらかにしようというねらいは分からないわけではないのですが、それにしても厳粛な卒業式という場で、大人がそういう行動に出ることが正しいとは思えません。
来賓・教職員をはじめ、その姿を目撃した方々は、口々に「見苦しかった!」「非常識だ!」「何を考えているんだ!」「あきれてものも言えない!」と怒りを顕わにしていました。
ぶちこわしです。悲しい一幕でした。
子ども達の態度が立派だっただけに、余計に目立ってしまった。
なんでもかんでも“もりあがれば良い”というものではないのです。
式典という場には、場に相応しい態度で親も臨んでもらいたい。
それができるから「大人」なのではないか。

私はそう思います。

ここに書いた内容が、辰巳の地域に伝わってもよいし、問題があれば、この掲示板は学校とはなんの関係もない、私個人の掲示板です。私が責任を取ります。
だれかがどこかで言わなくてはならないと思っています。
だからここに書いたのです。

よく考えてほしい。
そういうものを生み出してしまう空気があるのだということを。
そういう空気の中からは人材は育っていかないことを。
地域の歴史は地域の人が変えていかなくてはならないことを。


どうか辰巳ジャンプの関係者からはこうしたことが起こらないように、心からお願いしておきます。


読んでくださっている皆さん。癒しの掲示板を目指しているのに、今日はこうした内容で申し訳ありませんでした。
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楽しみな春休み

いよいよ男女新チーム+ミニモニジャンプの3チーム編制での春休みを迎えようとしています。この春休みでどれだけ練習したかによって、その後の成長が大きく変わってくるのです。ましてや辰巳ジャンプは新6年生がいないので、焦らずじっくりと取り組めます。

このところの男子の急成長があるので、女子のプライドにも火がついた手応え。今日の副キャプテンの日記にはキャプテンの叫び声が書かれていました。
「男子に負けちゃったんだから、練習しかないでしょ!練習っ!!!」
12月から2月まで、どうしてこのチームにはリーダーになれる子がいないんだろうと悩んでいたことがすでに懐かしくも思えます。だいぶキャプテンらしくなってきました。

男子は男子で、とうとう女子に勝ったとノリノリの精神状態。

楽しい春休みになりそうです。
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辰巳ジャンプのさよなら会

信頼する6年生が卒業していきました。

今日は在校生保護者の皆さん中心に、6年生を送る会を開いてくださいました。辰巳ジャンプらしく、明るく楽しい送る会でした。

今年の6年生はチームとしては歴代最低レベルからスタートしました。私は1年半前に「このチームはもしかしたら都大会には行けないかもしれない」と思っていました。しかし、よく頑張る6年生でした。ぐんぐん力をつけ、秋には奇跡の大勝利で都大会を勝ち取ったのでした。

このチームのベストゲームは2つ。
1つは東京都夏季大会での国○寺さんとの試合。エースの存在感を見せつけてくれた試合で、この大会は優勝しました。
2つめは、秋の都大会出場を事実上決めることとなった三○小さんとの試合。直前の草加市交流大会で関東代表の上○さんに1セットを取り、その手応えから「よし、4年生を使おう!」と決意。東京新聞杯から4年生をレフトエースに使いはじめました。そしてペプシまでは12~3点を取るのがやっとだった相手に快勝。念願の都大会に出場しました。

今日の追い出し試合。男女4年生チームとの試合でしたが、1ケタ失点で圧倒的な6年生のパワーを見せつけてくれました。まるで獅子の子を谷底に突き落として育てているかのような真剣な試合でした。
大人チームとも対戦を組みましたが、大人チームも10点が取れない。皆さん笑うしかありませんでした。


さあ、チームは完全に4年生主体のチームとなります。(不安・・・冷や汗)

昨日の大島大会で男子は小○さん、上○さんに相当影響を受けてきたらしく、バレーが変わっていました。
「昨日ぼくたちは小○に8点取ったんだよ!」
「ぼくのサーブを小○のキャプテンが取れなかったんだよ!」
嬉しそうに報告に来る男子チーム。
なんと21-13で昨日のB大会優勝チームである4年女子に勝ってしまいました。良いプレーにふれさせるということが子どもを伸ばす近道だということをあらためて思い知らされました。
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よかったんではないかなぁ

今日は第20回を記念する「大島春季大会」に出場させていただきました。
6年生チーム、4年男女と3チーム。会場が3体育館に分かれ、私は審判の関係もあるので4年女子チームについていきました。

6年生は準優勝した大島中央さんと予選で対戦し、なんとフルセットの大激戦をやってくれたらしい。そして最後は二砂戦。ここには私も間に合ったのでよかった。(20-22,20-22)という頑張りを見せてしめくくった6年生でした。来週は今年度1年間本当にお世話になった八街へ出向き、ファイナルカップを楽しんで卒業します。

4年女子チームは優勝ねらい。154cmアタッカーが1人風邪で休んだものの、それでも前衛は158、153、152と並ぶ。5年生が相手でも絶対に高さ負けはしないチームです。三砂さん、大島中央さん、三大さんと連破して完全優勝。勝因はサーブ改革でした。

4年男子はまったく見ることができなかったのですが、どうも6年生の迫力の前にビビってしまったらしい。しかし、全国レベルの小岩さん、上野さんと試合ができたことは、きっとこれからの栄養となってくれるでしょう。
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初動負荷理論の解説(テレビ朝日)

たまたまテレビのスイッチを入れたところ、テレビ朝日から興味深い映像が流されてきました。初動負荷理論を分かりやすく説明したものでした。最近少々学習を積んでいた私にとっては願ってもない番組。今日これが放送されることも知らなかったのです。たまたま点けたらやっていた。なんだかもっともっとバレーボールに応用しなさいと天からお告げがあったような気分です(笑)。

今日のキーワードは、
「人間の赤ちゃんの動き」
「馬の動き」
「体に入った1枚の板」
「なんば走り」
「着物を着た時の歩き方」
「野茂投手の投球フォーム」
このような例をあげて、初動負荷理論を説明していました。初動負荷理論という言葉は出てきませんでしたが、学習直後の私にはビンビン伝わってくるものがありました。
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団結の成果

我が辰巳小学校教職員の仲の良い団結は、私の教員生活の中でも特筆すべき状態にあります。力量のある教員が一人一人みんな力を発揮している。そしてそれが意識することなく自然な形で支え合っている。その成果が「辰巳小公式サイト」に表れています。

特に今年度の総合的な学習への取り組みは、何度も新聞紙上に紹介されたほどがんばりました。その甲斐あって、昨日、某一流企業のM電工さんから素晴らしい申し出がありました。本校を教育支援プロジェクト校に認定し、年間100万円の支援をしてくれるということだそうです。東京都で4校しか選ばないそうなので、さしあたり東京都ベスト4に入ったといったところでしょうか(笑)
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不死鳥さん! これが学級通信の記事ですよ~!!

「ベストを尽くすこと、積極的な失敗は何度でもトライすること」

 これは私が交流を持たせていただいている茨城県の小学生バレーボールチーム「八千代フェニックス」の監督さんから教えていただいた言葉です。教育現場にもそのままあてはまる良い言葉だと感じたので紹介させていただきます。

「ベストを尽くすこと」
 自分の持てる力をすべて発揮するというのは、ものすごく難しいことです。そして、自分の持っている力というものは、実は誰にも分からないものだと思います。

 3~4年生の2年間の中で、「こんなに成長できるんだなぁ」と思わせる子がいました。ここで誰とは紹介しませんが、「ああ、脳の神経が発達していくというのは、こういうことなんだなぁ」と私に感じさせてくれたのです。人によって個人差がありますので、5年生になってから猛烈に成長し、学業成績をアップしてくる子もきっといるでしょう。

 要するに、「自分の可能性を信じて、あせらず、力まず、今自分にできることを楽しんでいく」そうすれば力は伸びていくと思います。

「積極的な失敗は何度でもトライすること」
トライとは「挑戦(ちょうせん)」ということです。積極的とは、人に言われてやるのではなく、自分の考えで動いてやってみるということです。
私は小学生バレーの指導の中でよく、「10万回失敗をしなさい」ということを言います。それほど失敗をくりかえすくらいやらないと本当の技術が身につかないからです。勉強も同じようなことが言えるかもしれません。
かんちがいしてはいけないのは、「言われてやる」ことと「自分からやる」ことには天と地ほどのちがいがあり、同じ失敗をしたとしても、自分から積極的にやった失敗であれば必ず「心の宝」となるということ。そして、人に言われてやっているうちは、大きな成長はできないということです。

 子どもという年代は、失敗するのが当たり前。失敗しておこられてもいいじゃないですか。どんどん積極的な失敗をして、そして何度でもトライするエネルギーをみなぎらせて、「10代」という人生で一番楽しい時期をダッシュしていってほしいです!!!
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やはりバレーは経験か・・・

最近の男子は女子チームを急追している勢いがあり、それを支えているのがセッターです。
この子はただ一人、1年生からバレー部に入っている経験者。男子チームが結成できなかった時には大○○央さんに所属だけして都大会にも出たこともあります。その上、細かいところまでよく気がつくし、おしゃべりなもので、ゲーム中の指示はうるさいくらいにしてくれる。まるでプレイングマネージャーのような働きです。
セッターに操られて、アタッカー陣も気持ちよくスパイクを打っている。アタッカーはそのことにはまだ気がついていないので、練習後には、
「先生、おれ、最近スパイクのパワーがあがったよね!」
とニコニコ顔で話しかけてきます。
「うん、確かにスパイクのパワーはついてきたよ。」
と答えてあげると自信を持ってくれます。この辺はセッター様々です。

こうして春休みを前にして、ほとんど同レベルの男女チームができあがりそう。非常に面白い展開になってきた辰巳ジャンプです。
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今日の練習試合で得たものは

都大会の第3支部チームは、どうやら「ひまわり」さんのみがシード権を獲得したようで、こうなるとペプシの支部予選はまたまた大激戦となるみたい。まあ、焦らずいくしかないですね。

今日は南○西さんとひ○○り男子さんが来てくれて、辰巳3チームを合わせて5角形の練習試合をしました。6年生チームが余裕なことをのぞいてはけっこう接戦で、実のある1日にはなったでしょう。

男子はサーブ力が非常にアップし、レシーブの弱さをサーブで挽回する「得意分野」ができた感じ。「これで点が取れる」という決め手があるのは4年生としては大きいでしょう。アタッカーもかなり安定感が出てきたので、あとはレシーブとトスです。
女子は4年生単独チームに切り替えて日が浅いこともあり、ポジショニングが理解できていない。個々の能力は高いのに、穴をつくることが多く、肝心のスパイクまで行かない現状。
しかし、3番目のアタッカーが打てるようになってきた!これがものになれば6年生になった時には凄まじいばかりの破壊力のあるチームになるでしょう。すでに現時点で5年生相手に高さ負けしない4年生。こんな素晴らしいチームを指導できることに感謝しなくてはならないとは強く思ったしだいです。

それに加えて、最近4年生のパパさん、ママさんのご協力がすごい!!!
実はこのことが一番嬉しいのですな!
今日は記録の勉強までやってくださり、さらにコーチ役まで引き受けてくださった。部報の「辰巳ジャンプ新聞」でちょこっとだけ愚痴った甲斐があったかな(笑)(^_^;)
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ラグビーに学ぶところが多いのはなぜ?

ラグビーの言葉です。

「ラグビーというのは、子どもを大人にし、大人を紳士にする」

今年、あの「荒ぶる復活」を実現した清宮監督率いる早稲田を破って、再度日本一に輝いた関東学院大学の春口監督の文章にふれる機会がありました。その中に書いてあった言葉です。

春口監督は早稲田に負けた4日後、心筋梗塞で緊急手術を受けたそうです。「もう監督はやめよう」と思っていたところに部員がお見舞いに来て、
「先生をもう一度男にするから、一緒にやりましょう。」
と言う。それまでは監督一人で早稲谷挑んでいる気持ちだったそうで、選手への指導も、
「なんでこんな簡単なことができないんだ」
「俺がこんなにやっているんだから、死に物狂いでやれよ」
と上からの物の言い方だったと気づく。そこから選手の見方が変わる。
「これができないからあいつはダメ」
と見ていたのが、
「この選手はこのポジションのほうがもっと活躍できるんじゃないか」
と長所を見るようになる。そして、
「自分にできること、必要なことを一生懸命にやっていこう。それが君たちの責任だ」
と言い続けたそうです。すると、一人ひとりの中に責任感が生まれ生き生きと練習をするようになる。「俺の言うことをやれ」と言っていた時にはチームに悲壮感があったけれども、無理をさせずに選手たちに任せたら、気合いは入っているが悲壮感はなかったという話です。

清宮監督といい、春口監督といい、示唆にとんだ言葉を残してくれる。私はバレーの監督からもこうした言葉を聞きたい。(探し出していないわけでもなく、いくつかHPも見つけてはいますが)ぜひともVリーグ監督には自チームのHPに指導に役立つ言葉を残すという努力もお願いしたいと感じる私です。
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