写真のユニホームは都大会出場用に新調した、スクールカラーのオレンジを基調にした女子ユニホームです。今日がお披露目の日になりました。また、矢口タートルズの応援横断幕は、東京都立六郷工科高等学校のご支援により作成されています。これは矢口小学校で取り組んでいる、教科「おおたの未来づくり」と関連している教育連携から誕生したものなのです。ご存じない方には今ここでお伝えしておきます。
矢口の子供たちには、今年のあるひとつの目標がありました。それは、大田区内の混合の部に出場しているすべてのチームに、公式戦で勝利するという目標でした。
春季大会や東京新聞杯予選では、都大会出場にしているOチームに勝ちました。
東京都夏季大会では、それまで勝ったことのないAチームに勝って優勝しました。
MチームやTMチームには今年は負けていません。
残るは都大会出場しているTHチームになんとしても勝ちたいということで、モチベーションを保ち続けて今日をむかえました。
午前中に6チームを2つのリーグに分けて予選を行い、午後に順位決定戦という今日の秋季大会。午前中の予選リーグて目標のTHチームと決戦となりました。
記憶に残る大接戦となりましたので、今日はその経過を記録として書き残しておきます。
第1セット。スタートは五分五分の進行で5対5。ここから相手サーブに乱されるいつものパターンが出てしまい、7対13と離される。しかしなんとここでサーブ6番手の13番が、これまで打ったこともないようなスピードサーブを打って4連続サービスエースで12対13と追いつく。ここからは一進一退。15対15、18対17、最後20対17とセットポイントを取るも、20対19とされてタイムアウトを取る。この間がけっこう効くんですよね。相手がスパイクミスをしてくれて1セット先取。
第2セット。1セットと同じように前半4対9とリードされる。スパイクも決めて追いかけるが、9対13。1番のスパイク、3番のサービスエースなどで15対17まで迫る。しかし相手もスパイクをエースに集めて押し切る。16対21でフルセット。
第3セットも序盤から点を取り合う接戦模様。2対2、3対4、5対7と先行を許す。6-8でコートチェンジ。7-11と4点差をつけられ15点の3セット目としてはピンチを迎えた感じ。ここで5年生T.Hのサーブで10-11まで追い上げる。しかし相手サーブで崩されて10-13。サーブを切りたいので2回目のタイムアウトを取る。これが良かったのかサーブをミスしてくれた。11-13。そして今日、サーブを100%決めている男子F.Yのサーブとなる。なんとなんと4本中3本、サービスエースを決めて15-13と大逆転。F.Y君、完全にゾーンに入っていました。サーブが決まっても喜ぶのでもなく、最後まで冷静に打ち切りました。
夏休み前に行った大田区春季大会でも決勝戦に進みましたが、これで今回の秋季大会でも決勝戦を戦うことになりました。
決勝では、Aチームにこれまたフルセットの大接戦になりましたが、ブロックの高さにやられましたね。相手は極端な2-2-2レシーブフォーメーションで、スパイクのドライブ打ちや上手なフェイントができればたくさん点を取れたはずなのですが、そのような技術を身に付けるまでには、私の日ごろの指導が行き届かなかったので、とても惜しい準優勝でした。このような試合を勝ち抜くための試合巧者になるためには、毎週のように練習試合をしていかないとならない。最低でも年間200セット程度は様々なチームと試合をしないと、作戦面で勝てるようなチームにはならないのです。矢口タートルズのように内輪だけで練習を重ねてきたにもかかわらず、大田区2大会連続で決勝戦を戦えたことは、すべて子供たちの努力と、試合相手としてご協力いただいた大人チームの皆様のおかげだと感じています。
【サーブ得点率】
1位 O.M 75%
2位 T.H 60%
3位 I.H 54.5%
【サーブスエース率】
1位 O.M 75%
2位 I.A 35.7%
3位 F.Y 34.6%
【サーブ成功率】
1位 I.H Y.K 100%
3位 F.Y 96.2%
【スパイク成功率】
1位 I.H 75%
2位 F.Y 56.3%
【総得点】
1位 I.H 57点
2位 F.Y 32点
3位 T.H 18点
余談・・・10月中に、今日は練習だけだと思っていて、夜に「アンジュルム」のライブチケットを取っていたのですが、その後公式戦になったため、私自身の疲労回復のためと、プラス、ジャージでは行くのがさすがに気が引けたので、着替える時間がなく断念。ちょっとだけ残念でした。今年はライブに全然行けていない