一生懸命負けること

これからたくさん試合をしていく新チームのスタートにあたり、心がけておきたい言葉があります。

「一生懸命、負けること」

試合はすべて勝つことを目標にして挑戦しますが、3年生ばかりの今の力では、5年生が中心の他チームになかなか勝つことは難しいのが現実です。今は負けてもかまわないのです。そこで大切なことが、勝ちを目指して全力で頑張り、その上で負けることです。これを短い言葉で「一生懸命、負けること」というスローガンにまとめておきます。

今の力をすべて使って一生懸命にバレーボールをすれば、負けから学べることはたくさんあります。

勝ちたいのに、もっと強くなりたいのに、思うようにいかなくて涙を流すこともあるでしょうが、「涙はいつか必ず笑顔になる」と信じて進みましょう。

2015年、あせらずゆっくり確実に頑張りましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

新チーム 本格的スタート・・・12連敗からの勝利をめざして

2015年新チームのスタートを今日にします。
今年たくさんお世話になった神奈川県のリトルAチームにご招待いただき、辰巳を含めた5チームでの練習試合。他チームは4、5年生が中心ですが、うちはたった一人の5年生以外は3年生ばかりのチーム。すべてが0からの再スタートです。実力「0」なので、勝敗は度外視。たくさんの経験を積んで、ひとつでも多くの技術を伸ばしていくことが今の課題です。とはいえ、1回は勝たせてあげたかったのですが、0勝12敗で1日が終わりました。

それでも現段階で、ここまでできていればOKと思えるわけがあります。

現6年生チームの4年生スタート時(新チーム)・・・7勝49敗
3年生ではなく4年生段階でも大きく負け越しているところから、今の強さまで成長していったわけです。それを考えると、今年の6年生チームよりも1年早くチームのスタートを切れているわけですから、1年後には半分は勝てるようになっていることでしょう。ゆっくり確実に成長してくれればよいのです。

個人成績の発表を復活します。まずはサーブ成績だけです。

【個人成績】
(サーブ効果率)
1位 3番 121%
2位 2番 104%
3位 6番 100%
4位 1番  81%
5位 4番  76%

(サーブ成功率)
1位 3番 93%
2位 2番 83%
3位 6番 79%
4位 1番 67%
5位 4番 65%

(サービスエース率)
1位 3番 29%
2位 2、6番 21%
4位 1番 14%
5位 4番 12%
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

お菓子カップ ソフトバレーボール大会

恒例のチームクリスマスイベントを開催しました。準備運営にあたってくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
インフルエンザ罹患者がチーム内に出ましたので、念には念のためと朝のスタートを1時間遅らせ、午後のあがりも2時間早めさせていただきました。準備計画通りにいかず申し訳ありませんでしたが、これが学校管理職のインフルエンザに対処する感覚です。今年のインフルエンザは猛威を振るった昨年よりもさらに感染力が強いという感じがしています。たった1~2日で90人もの感染者が出た学校も都内にはあります。感染してしまった子はとにかくゆっくり休んでください。今元気な子は、感染を防ぐために1日3囘の検温を習慣化しましょう。そして37°以上になった時にはすぐに休んでください。


さて、今日は午前の練習後、午後からクリスマスイベント。親子ソフトバレーボール大会で盛り上がりました。接戦が多く、楽しく試合をしているチームの皆さんの姿は、とても微笑ましいものでした。今日の1~3位までの賞品には、ここ数年、江東区小学生バレー界で流行っている「お菓子トロフィー」を作ってみました。さえパパといっしょに、工夫をこらして作り、写真のような立派なトロフィーができあがりました。二人で作っている横で個人練習をしていた新チームの3年生のOさんは、お菓子が気になって仕方なかったようで、午後は何が何でも優勝するという決意を固めていたようです。
できあがったトロフィーを見ながらふと思ったのは、(このお菓子トロフィーにかけたお金よりも、本物のトロフィーを買った方がたぶん安あがりだったぞ・・・)ということ。でも、子どもたちのワクワク感は「お菓子トロフィー」の方が断然上でしょう。さらに副賞として、東京駅キャラクターストリートのTBSショップで昨日買ってきた「ハイキューグッズ」もありましたから、盛り上げには大いに役立ったと思っています。


ところで、私の余裕がなく、なかなか記事が書けなかった最近の辰巳ジャンプですが、6年生には申し訳ないが、新チームのチーム作りに全力をあげています。江東区秋季大会準優勝した1ヶ月前よりも、さらに技術をあげています。とくにレシーブ技術は確実に伸びていて、ボールをつなぐ力が出てきたため、子どもたち自身から「シートレシーブをお願いします!」と言ってきます。バレーボールらしくなってきたことが楽しくてしょうがない状態のようです。スパイクの基礎練習もコツコツやり始めたため、練習試合中にもスパイクを打っていけるようになりました。1月に始まるミカサ杯教育大会では、江東中央ブロック大会をで8位以内に入り、支部決勝大会に出場することを目標としています。

今週末は神奈川県に行って練習試合です。良い経験を積んで、新しい年に前進していきます。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

きゃんでぃりーぐ最終戦

今日は新チームが葛飾商業で行われた「きゃんでぃりーぐ」に参戦しました。できれば全チームが集まることができれば良かったのですが、学校公開や学校行事が重なり、約半数の12チームが集合しての今年最終戦になりました。

辰巳ジャンプ新チームは、あいかわらずモチベーションは高く、子どもたちはすべての試合に勝てるイメージをもって参加しています。それが大事だと私も思います。勝つイメージをもっているだけに、負けると本当に悔しがる。悔しいからバレーボールがうまくなるように一生懸命練習する。全員がこの1ヶ月で急成長しています。そろそろ何人かスパイクも入るようになるでしょう。

新チームに対する他チーム指導者の方々の評価も高いです。何よりもキラキラ輝きながら、楽しそうにバレーボールをしていることが目を引くようです。また、先日の江東区秋季大会Bチームの部決勝戦で負けてしまった時に、みんなが悔し泣きしていたことも高い評価を得ている点です。素直に喜び、素直に悔しがる。この真っ直ぐさが辰巳ジャンプの伝統でもあります。

さて、早くもミカサ杯教育大会予選のスタートまで残り1ヶ月となりました。今、新チームの子どもたちは、教えれば全部身につけていくモードに入っていますので、1ヶ月後には他チームの上級生を苦しめる力はもてると計画しています。目標は支部決勝大会進出。なんとか江東中央ブロック8位以内に入りましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

手術を施すような気持ちで指導する

新チームは辰巳ジャンプの過去にかつてないチーム編成です。経験の浅い5年生キャプテンというのも初めて。その下は1~3年生になります。バレーボール経験値は最低水準、ただしモチベーション(意欲)は最高水準にあります。新チームの子どもたちは、「私たちはすべての試合に勝ちますっ!!!」といつも答えてくれます。これまで、おとなしい子だと思っていた子まで、強くて前向きな発言をくり返しています。

昨日、今日と、私自身の時間に少し余裕が出たので、これまで録画していた医療ドラマをたくさん視聴しました。「医龍」「バチスタ」「ドクターX・大門未知子」「白い巨塔」「JIN」と。プロフェッショナルな技能をモデルにして教員生活を送ってきたのが私です。教育は情熱だけではどうにもなりません。プロの技術が必要なのです。今、目の前にいる辰巳ジャンプの新チームの子どもたちは、ほっておけば勝てるようにはならないとても未熟な技術状態でありますから、細かくていねいな指導が必要になります。そこで指導する心がけとして、まるで医者が手術を施すような気持ちで指導していこうと思いました。手術は失敗したら命がなくなります。必ず成功させなくてはなりません。ドラマの大門未知子が「私、失敗しないので」と言うように、「辰巳ジャンプ、負けないので」と言えるように、短い時間で子どもたちを伸ばしていくための指導法の勉強を今再び始めました。

2015年(現3年が4年になる)は、都大会に出られたら200点満点の合格点。

2016年(現3年が5年になる)は、都大会3連続出場を目標。

2017年(現3年が6年になる)に、辰巳ジャンプ史上最高成績を勝ち取る。

2019年(現1年が6年になる)に、日本中に注目をあびるチームになる。東京オリンピックを盛り上げられる存在感のあるチームとなる。

これが現時点での辰巳ジャンプの長期ビジョンです。こうした活動をしながらも、子どもたちには学業成績も学校内のトップクラスを目指してもらいます。「全校児童の模範たれ」が辰巳ジャンプのモットーだからです。すべてに優秀な児童を育てるということが辰巳ジャンプ結成の精神です。
コメント ( 2 ) | Trackback (  )