マインドマップ講座を開催

MM news MI


今日は学校の保護者の皆様からの要望が多くありましたので、参加者限定でマインドマップの導入講座を開催しました。参加者は大人15名、子供9名の計24名。学校が休みの土曜日限定、参加限定にしてこの人数なので、フリー参加にしたら、もしかしたら100名を超えるかもしれませんね。その人数になると、私の講座をマイナス方向にとらえる方も出てくる可能性があるので、あくまでポジティブに私の講座を受講される方にしぼりこんで、効率よく理解者を拡げることが大事だと感じています。

(今日の内容)
・グッド&ニューでアイスブレイク
・マインドマップを活用した小学生の成功事例をくわしく紹介
・アソシエーショントレーニング
・イマジネーショントレーニング
・7つのルールを使ったマインドマップのかき方
・テーマワーク

3時間の講座でしたが、やはり時間が足りません。マインドマップをきちんと伝えるためには、やはり6時間講座を行い、十分な質疑応答ができるようにゆっくりと進めることが肝要だとあらためて感じましたね。本当に身につけてもらうためには、その後も宿題を出しながら、2時間講座を5回程度すれば普段使いの道具にできる方が出てくるでしょう。

参加者の皆様の声から判断すると、どうやら私の講演会を求める方々が他にもたくさんいるような様子です。
土曜日の公開講座を年間計画して、全部、私の講演会にしても面白いかもしれません。12月に業者が行ったインターネット安全講座も、保護者の参加者8名だったようです。
じつは「ネットいじめ対応アドバイザー」という立場もある私です。その立場のこれまでの対応で、児童が教員に対する悪口をネット上の掲示板に書き込んでしまい、大きな問題になりそうなことを、副校長としてなんとか食い止めた経験もあります。たぶん私が講演をすれば20人以上の参加者数にはなるでしょう。
「〇〇公開講座」と銘打たれる保護者向け取組が学期に1回ありますが、全部私が講師をしてもよいくらいに準備はしています。
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NHKに出演した動画です

ニュースウォッチ9で紹介されました。


もう12年も前のことになります。
「HNKニュースウォッチ9」で取材していただいたことを公開します。
この学級の子供たちは25歳になりますが、自分の特性を活かして社会で活躍している子が多いです。
教師やスポーツ指導者もいます。

マインドマップが教育に大きな効果を出すと確信した、この翌年に担任した学年が、私の教員生活最大のドラマを演じます。
5年生の時に、教育委員会にすら見放された崩壊した学年を、「私を担任にしてください。」と校長に具申して引き受け、6年生の1年間で「史上最高の卒業式」と言われるくらいにしていきます。
それを目の前で、生で見ていた若手教師は皆、異動した各学校で、幹部教員として活躍しています。
くわしくはこのブログの過去の記事の2009年のカテゴリーをご覧ください。
この年の経験が、今の私のほとんどの教育活動に影響しています。

マインドマップ指導を現任校でできていないということは、私の指導技術の5%も出せていないことの証拠なのです。
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マインドマップのかき方講座を開催

どのインターネット情報メディアに書こうか少し迷ったのですが、私の第1期 マンドマップフェローという立場があるので、このブログに書くことにしました。

私の学校では、夏休みにサマーワークショップという取り組みが長年行われています。 実はこのサマーワークショップは、私の勤務校の先輩校長先生が、日本で初めて行った取り組みです。 極めて抜き出た取り組みだったので、区内に限らず、全国各地の模範的取組になっています。

今年はこのサマーワークショップの中で、私が主催する「マインドマップの書き方講座」を2日間開催しました。
こうした講座、本来であれば最低6時間、本当にマインドマップを身につけるのであれば、全部で20時間程度の時間をかけないと身につきません。 しかしサマーワークショップなので、1回2時間の子供向け講座を開催しました。
こういう活動を始めて既に10年以上たっていますので、一応参加する方々のニーズや、与えられた時間に合わせた内容を工夫できるようにはなりました。今回も1回についてたった2時間の入門講座なので、試しに書いてみた程度の内容に止まりました。

それでも様々な脳の働きについて伝えましたので、子供によっては自分の可能性が無限大なのだと感じてくれたのではないかと思います。

マインドマップの普及のために、2007年に私を呼び込んでくださった方々からは、
「先生の未来は、きっとヒゲでもはやして、研究を深めていく校長先生になると予想しますよ。」
と言われていました。(笑)
校長になったことは当たりましたが、研究やマインドマップではなく、もっと珍しい、小学生バレーボールを指導する校長になりました。(笑)
このことは、2007年に私がかいたマインドマップに、ちゃんとかかれています。書き残したこと、言い続けたことは現実化すると、私は子供たちや教員たちに伝え続けてきましたが、自分自身、本当にそうなりました。

夢は宣言すれば叶うのです。
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12年前のマインドマップとの出会い

このブログの前身である辰巳ジャンプ掲示板を書き始めてから、なんと15年になります。様々な記録が残っているので、自分にとっては貴重な財産になりました。その中で、今からちょうど12年前に始まった小さなチャレンジが、大きな成果となって日本社会に少しは貢献できました。それがマインドマップの取り組みです。まずは12年前の12月6日に書いた記事を載せます。


「マインドマップ」のおすすめ  2004-12-06
トニー・ブザン氏によって考え出された「マインドマップ」というノート術があります。ご存知の方もいることでしょう。私は今、この「マインドマップ」の手法を使ってノートを書くことに挑戦中です。これによって何がおこるのか?ブザン氏によると、
「脳の中で起こっている思考をそのまま表現することによって、脳の可能性を最大限に引き出すことができる」
ということです。くわしくはここに書けませんが、興味のわいた方は「マインドマップ」を学んでみてください。

この頃、私は「メンタルトレーニング」について学んでおり、そのひとつの手法として出会ったのがマインドマップでした。しかしこの年にマインドマップを身につけるには至りませんでした。本からの独学だったので、深い理論を理解できかなったためです。



この2004年から3年後の2007年、辰巳ジャンプは私が辰巳小学校から他校に異動し、思うような練習ができなくなり、解散の危機がおとずれました。週に4回以上練習していたチームから、週末の土日練習だけのチームに変わり、部員数もギリギリ。大会出場を辞退する状況にもあったのです。そんな中、マインドマップと再会する機会を得たのです。


「すごいぞっ! マインドマップはっ!」2007-10-21
イギリスのトニー・ブザン氏が開発したマインドマップ。その基礎講座に参加してきた。研修費35000円。高いなぁと思っていたが、研修終了後、無駄金ではなかったと心底から思いました。

研修では、相変わらず自分の無知を思い知らされました。
「つがわ式」という記憶術があることを初めて知ったのです。
http://tsugawa_ds.ertain.com/index_2.html
実は私は教師でありながら漢字を書くのが得意ではない。ところがこの方法で覚えたら、苦労していた次の漢字がたった1回書いただけで永久に忘れなくなってしまったのです。「薔薇」「醤油」「褒める」「憂鬱」皆さんは全部書けますか?恥ずかしいことに私は醤油しか書けませんでした。これがたった1回書いただけで、帰宅した今でも鮮明に覚えているのです。忘れないのが嬉しくて嬉しくて、また明日起きたら書いてみようと思っているくらいです。

さて、本題。今日、私が描いた「マインドマップ」の写真を載せてみました。
最初に描いたのが「クリップ」からイメージするマップ。

6時間のレクチャーを受けて、自分の脳が研ぎ澄まされ、帰宅後に約40分かけて描いたのが「オリンピック選手輩出」というマップ。

全然違ってしまっていることが分かると思いますが、いかがでしょうか?
この変化に自分自身が驚いているのです。

研修中、脳をフル回転させていることを自分自身で実感することができました。このマインドマップ。脳神経のシナプスに似ていると思いませんか。
脳のイメージと同じ思考をマップに表現することによって、劇的な「ひらめき」「気づき」を促すのがマインドマップなのだそうです。今、たくさんの有用な情報が私の頭の中で踊っている状態です。おそらくこの思考方法を学校現場に取り入れていけば、子どもたちは非常に楽に、そして楽しく、さらに信じられない能力を引き出していけるのではないかと実感しています。

このマインドマップを日本に普及しようとする「ブザン教育協会」の活動は、まだ協会が設立準備段階です。それでもPISA型読解力14位になった日本を3位まで上げていけるビジョンを持っていると断言しています。私はその自信がいったいどこから来るのかを確かめることも目的の一つとして参加したわけですが、これならばまず間違いなく3位に上げられると感じました。あまりにもたくさんの成功要素がある中で、ひとつだけ紹介しておきましょう。
人間の脳を「爬虫類的脳」「哺乳類的脳」「右脳」「左脳」に分けるとしましょう。爬虫類的な脳は、危険を察知すると逃げたり戦ったりする脳です。これが動いていると他の脳は隠れてしまいます。例えば、教室で先生に「宿題をしてこなくちゃダメでしょ」と怒られる時、子どもの脳内では爬虫類脳が叫び声をあげていて、他の脳の動きを妨げている状態です。ヘビがクマに襲われて逃げ惑っているのと同じ。先生が怒ってばかりだと、教室内の子ども達の爬虫類脳ばかりが働いて、逃げの状態にあれば、意見も出ないし学習効果も上がらない。逆に戦いの脳になれば学級崩壊なんてことにもなる。爬虫類脳をホッと静めてあげれば、右脳・左脳が活発に動き出し、心地よい学習が進められる。自分に思いもせぬ力が発揮され、それが相乗効果となる。 こんな内容の話を聞き、実体験しました。

う~ん、6時間の研修を書きまとめるのはさすがに難しいですね。 このくらいで少しは伝わるでしょうか? 今日の衝撃がものすごかったので、私は11月、12月のフォローアップ講座(2時間かけてマインドマップを描く研修)にも参加することを決めました。そして帰宅途中にスケッチブックを3冊も購入。今日から毎日1回は「マインドマップ」を描いていこうと思っています。


この直後の12月、私は世界初の「マインドマップフェロー」という立場になり、教育実践を重ねることになりました。
12月26日にかいたマインドマップがこの画像です。

じつは文字の少ないこの1枚が、私の潜在意識に大きく影響を与えていると思えてなりません。
大きな自覚と成果を得て、その後、関わった書籍が次のものです。

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック)
クリエーター情報なし
アスキー・メディアワークス


ペンとノートで記憶に残す!アイデアがわき出る! 本当に頭が良くなるマインドマップ(R)“かき方”超入門 (アスキームック)
クリエーター情報なし
アスキー・メディアワークス


できる子はノートがちがう!―親子ではじめるマインドマップ
クリエーター情報なし
小学館


小学生のためのマインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館


協同学習がつくるアクティブ・ラーニング
クリエーター情報なし
明治図書出版


PHPのびのび子育て増刊 めざめる!「集中力」 2012年 06月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
PHP研究所
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65万アクセス、ありがとうございます

おそらく今日、ブログのカウンターが「65万アクセス」を通過しました。

大した成績も残せていない小学生バレーボールチームのブログが65万回もの回数を通過し、たくさんの方に記事を読んでいただいていること、本当にありがたいことだと思っています。バレーボールの技術指導だけを取れば、私など足元にも及ばない素晴らしい指導者がたくさんいて、小学生バレーボール指導においては、日本はおそらく世界一のレベルだと思うのです。そんな中で、辰巳ジャンプブログが自信をもって情報発信できることは、「脳科学」「メンタル面」「セルフエスティーム」「アファメーション」「思考方法」「プラス思考」「マインドマップ」「全脳思考」という教育的な側面を紹介していくことだと思っています。また、チームが土日しか練習できない状況の中で、どこまで結果を出していけるのか、絶対にあきらめないで最高の目標を目指すことによって、どこまでの力を発揮していけるのか。環境に恵まれていないチームの方々に勇気を送れるように、これからも努力していきます。


【お薦めする本】
下北沢成徳高校の小川先生が監修された本です。
バレーボール監督・コーチ入門
クリエーター情報なし
池田書店


この本の中にこのように書かれたページがあります。

「メンバーで練習試合の頻度が変わる」(P131から引用)
チームで技術のある選手が多い場合は、自分のチームだけで試合形式の練習ができます。そのような年は、ほとんど練習試合をしていません。力強さや高さなどを経験させたい場合は、卒業生や大学生に協力してもらうこともあります。(中略)理想としては、練習試合に頼らないチーム作りをしたいと思っています。自分のチームの練習だけで、練習試合以上の対応力を身につけたいと考えています。



今の辰巳ジャンプは、ほとんど実力の同じチームを2チーム作ることができます。今日の練習試合でも相手チームに了承してもらい、相手+辰巳A+Bチームとの△リーグで練習させてもらいました。3セット(1週)終わった時点で私は仕事のため中抜けし、練習試合の最後の試合になんとか体育館に戻ってきたのですが、子供たちに聞いてみると、なんと辰巳A対Bがセット数で2勝2敗だったという。驚くべきBチームになった子供達の頑張りと実力です。だったらこのままチーム内で練習していた方が、全員が試合を経験できるし、高め合っていけるだろうと思います。
あとは卒業生が体育館に集結して、本気で相手をしてくれるといいんだけどな(笑)

下北沢成徳高校の動画も再紹介します。

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マインドマップのフォトチャンネル紹介



私の「マインドマップフォトチャンネル」を紹介します。全部で99枚のマインドマップ画像をスライドで見ることができます。
私がかいたものだけでなく、教え子や教員研修で指導した時の受講生のものなど、様々なマインドマップを載せています。
どうぞ参考にしてください。

1月にはマインドマップ紹介講座も開く予定です。
冬休みはバレーボールの練習試合をしながらも、その準備も入念にするつもりです。
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5年前にまいた種が花開き始めた事例【マインドマップ】

先日は柔道の子どもの事例を紹介しましたが、今回はバレーボールの子どもの事例を紹介します。しかもこの事例は我がチーム・辰巳ジャンプの事例ではなく、他チームの事例です。

2008年1~3月にかけて、私は、マインドマップ発明者であるトニー・ブザン公認の「フェロー」という資格を得るために、フェロー認定トライアル講座を開催していました。この「フェロー」という資格を得るために、課題として与えられていたことは、次のような高いレベルのものでした。

(1)3ヶ月間でマインドマップを100枚かくこと
(2)課題に即したマインドマップを20枚かくこと・・・つまり3ヶ月間で120枚のマインドマップをかくここと=1日1枚以上ですね。
(3)自分が講師となって、6時間の基礎講座を3回以上開催すること。
(4)必読書である以下の書物を読んでマインドマップにかくこと
ザ・マインドマップ
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
クリエーター情報なし
東京図書

マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


この課題を前にして、正直「本当に3ヶ月でできるのか?」と思いましたが、必ずやると決めて取り組んでみると、マインドマップをかくたびに自分の能力が加速していることが実感でき、なんなく課題クリアできました。


さて、ここからが今日の本題です。

このフェロー認定活動をしている時に、同じ江東区の某チームが私のトライアル講座を受けてくれました。そのチームの監督さんから聞いた話です。

そのチームで開催させていただいた「トライアル講座」には、保護者の方々も参加していました。私の講座を受け、さらにこのブログに書いていった記事を読みながら、マインドマップの可能性に目覚めてくれた方がいたようです。その方のお子さんにもマインドマップを使わせて、大きな成果をあげたそうです。その成果とは、中学校の学習はもちろんのこと、生徒会の会長にもなって話し合いをうまく進めたり、バレーボール部の活動で役立てたりと、フル活用しているとのこと。素晴らしいことだと感心しました。

今日の題名に「まいた種が花開いた」と書きましたが、私が管理職になり、なかなか授業実践をするチャンスがなくなっている最近になって、何年か前にまいた種が花開くような中学生の事例が、次々と報告されることが不思議です。本当にありがたいことに、こうした情報によって、私自身のモチベーションも高く保てます。

久しぶりに本気のマインドマップをかきたくなりました。
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自主的にキャンペーン中!



ご紹介している教育雑誌。
PHPさんのお世話になっているので、しばらくの間、個人的な立場で販売促進キャンペーンをしてみます。

私が関わったページは54~57ページです。
内容は「マインドマップの紹介」です。

私がマインドマップをかく時に、もっともこだわっているのが「セントラルイメージ」です。これを自分のイメージしているものに限りなく近づけられるかに全力を投球しています。自分の思いをイメージ化したものは長期記憶に残ります。枝葉のことを忘れたとしても、セントラルイメージを見れば、かつて何を考えたのか、何を覚えたのか、記憶はたちまち再現されます。

この雑誌ではマインドマップの導入部分を紹介していますから、深い活用術についてはふれていませんが、そのうち自分なりにまとめて、書籍化しようと思っています。
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教育雑誌『PHPのびのび子育て めざめる!「集中力」』に記事が載っています

PHPのびのび子育て増刊 集中力の高め方 2012年 06月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
PHP研究所


4月18日発売の『PHPのびのび子育て』という教育雑誌の中で、4ページ(54~57ページ)にわたって、マインドマップを紹介する記事を載せてもらいました。

今回の記事は、私自身と私の教え子がかいたマインドマップ満載で、全部で9種類のマインドマップを紹介してもらいました。

2年前に辰巳ジャンプの子どもたちといっしょに考えた「チーム目標設定マップ」も載っていますから、チーム関係者の皆さんはぜひ1冊、ご購入下さい。


どんな記事になっているのかというと、

(1)マインドマップの紹介

(2)マインドマップのルール

(3)マインドマップ活用法

の3本立てです。


あとは読んでのお楽しみ!!!
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大学でマインドマップ講座を開催しました

3月24日(土)に創価大学で開催された「学習スキル養成を柱とする複合的学習支援の試み」(主催:創価大学、共催:日本協同教育学会、後援:八王子市、八王子市教育委員会、大学コンソーシアム八王子)で講師を務めてきました。

午前中に行われたワークショップで、「マインドマップ入門講座」を担当させてもらったのです。

受講してくださった先生方は大学・高校・中学の先生方。皆さん、熱心に私の語りを聞いて下さり、初めてかくというマインドマップも、たちまちかけるようになってくれました。


【講座内容】
*自己紹介
*マインドマップ紹介
*トニー・ブザン紹介
*気づきとは何なのか?
*クリップワーク
*マインドマップ7ルール
*ワーク「自分の好きな○○」
*質疑応答


私にとっては非常に感慨深いワークショップでした。というのも、私は2007年12月に、当大学の「教職大学院」に入学しようと思い、説明会に出席していたことがありました。ところが説明を受けているうちに、「ここは私が学ぶ場所ではなく、もっともっと実力をつけて教えにくる場所だ。」と実感したのです。この時の決意はいまだに揺らぐことはなく、そのために管理職試験も受け、大きな自己ビジョンに向けて進むことになったのです。

以来、日本全国を実践報告の旅に回ることになったり、たびたびマスコミで紹介されるようになったわけです。

自分の中では「U理論」の“Uの底”が変革した・・・潜在意識のコンフォートゾーンが動いた・・・強力なアファメーションがかかった・・・そんな感覚を得ています。

それ以来、4年3ヶ月たった今、大学の教室で講師を務めることができた事実は、自分の進むべき道の本当の一歩を踏み出したと言っていいのではないかとも感じるわけです。


巨大なビジョンが目の前に広がっている。そこにたどり着くために、もっともっと努力をしていかなくてはならない。その道程を楽しみながら新しい年度を迎えようと思います。
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今、ちょっとした執筆活動をしています(笑)

バレーボールの都大会が善戦…敗戦に終わりましたので、教育の話題も再掲載していきます。


マインドマップの普及活動について、ちょっとした動きがあります。
今、某教育雑誌社さんと協力して、マインドマップの教育活用についてのページ作りをしています。A4サイズで6ページもの特集になる予定です。

2週間前からこの活動に入っており、代表的なマインドマップについてのコメント文を何本も書いてきました。バレーボールのチャレンジと並行して、こうした教育活動もしていたわけです。何しろそれが本業ですからね。本業で成果を出せないものが、いくらバレーボールを指導して試合結果を出しても、教育界からは認めてもらえないのです。

この執筆活動も実は山場を迎えており、一生懸命に協力しているところです。

良い紙面にしてほしいので、編集者の要望にはできるだけ応えるように頑張っています。

雑誌の読者の心に残るような6ページになってほしいと祈るような気持ちで取り組んでいます。

詳しく紹介できる段階になったら雑誌名も公表します。お楽しみにしていてください。
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日本協同教育学会でマインドマップをファシリテート【マインドマップフェロー活動】

気持ちの良い天候の中、千葉駅に近い静かな住宅街、弁天町にある植草学園で開催された「日本協同教育学会研究発表会(総会)」で、ひとつの講座を担当してきました。マインドマップを使ったグループ学習の進め方をワークショップ形式で体験する内容の講座です。

メイン講師として葛飾区柴又小学校の西中教諭がマインドマップの概要を説明し、私・井上はサブ講師として事例紹介とグループマインドマップ作業のファシリテーターを務めさせて頂きました。そして講師二人の精神的柱として、創価大学教育学部の関田教授が準備段階から相談に乗って下さり、今日もしっかり見守っていただく中、2時間の講座を行いました。


受講された先生は、皆さん授業と研究のスペシャリスト。小中高の先生、カウンセラーの先生、大学の先生、研究団体の研究者の先生など、その道の第一人者が受講して下さり、とてもやりがいのある講座でした。


講座前の私の懸念として、マインドマップを初めてかかれる方が多い中で、はたしてグループマインドマップまでかけるのだろうか?ということがありました。しかし、西中教諭が説明に使った「自己紹介ミニマインドマップ」のワークや、私が書記となってホワイトボードにかいていったマインドマップが効果的だったこと、そして何よりも受講された先生方のモチベーションがすごく高かったことで、たちまちかけるようになったことに驚きました。

写真は「ブランクマインドマップ(セントラルイメージをあけておいて、最後に書き加える方法)」という手法を使ってグループマインドマップをかいている作業場面ですが、この1枚からもディスカッションが活発に行われたことが伝わるかと思います。

最後にできあがったグループマインドマップを使って、話し合いの内容をプレゼンテーションしてもらいましたが、どのグループの発表でも笑いあり、気づきありの生き生きしたものになり、大変有意義な講座とすることができたと手応えを感じました。




良い講座ができた時のバロメーターとして、終了後に質問が出るかどうかで評価ができると私は思っています。今日は次々に質問と名刺交換のフィードバックをいただきました。それだけ関心を引き付けられたのでしょうし、質問の内容も、ご自身の授業の中でこのように使いたいがアドバイスしてほしいという具体性の高いものばかり。今後またまたマインドマップの素晴らしい実践が生まれそうな手応えを感じました。

参考までに私のマインドマップ指導実践をまとめたサイトがありますのでリンクしておきます。

「マインドマップ活用事例集」



受講された先生方がお帰りになった後、役員として教室に残っていた大学生さんから「私は小学校の教師を目指しています。」と声をかけられました。私は教師育成も自分のライフワークだと決めているので、「縁は大事だからね。」と連絡先を教え、「いつでも相談に乗りますよ。」と支援を約束。ご本人もこのブログを読むでしょうから、ここにあえて書いておきました。そうすると情熱と研究心と実践力のある良い教師が必ず誕生するからです。これこそ私が20代の頃から続けている教育改革の実践なのです。


とてもさわやかな気持ちでニコニコしながら千葉を後にしました。


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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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先生向けの「マインドマップ授業実践講座」を開催

【今日処理した仕事】
(1)教務主任通信第31号配布「鬼ごっこからJリーグ昇進したガイナーレ鳥取」
(2)学校便りの再編集・印刷・発行
(3)6年生授業支援
(4)学生ボランティアの授業参加体制案作成
(5)台風進路確認
(6)4年社会科見学・バス配席確認
(7)全校授業巡回
(8)教務主任通信第32号作成「子どもは球体という考え方」
(9)5年生授業支援
(10)FC東京バレーボール教室必要備品確認
(11)春江小学校の先生に「マインドマップ授業講座」2時間ほど




昨日訪問して、6年生120名の児童に教えた「マインドマップ」を授業で使えるようにするために、今日は春江小の先生が2人、私の勤務校までいらして、授業活用講座を行いました。講座といっても2枚のマインドマップをかいていただくという「ワーク」をしていただいたのです。

「ワーク」で大切なことは、どのようなテーマでかいていただくかです。難しすぎるとかくことにブレーキがかかりますし、反対に簡単すぎて受講される方のニーズに合わないのもよくありません。釈迦が「聞き手の機に応じて法を説いた」ように、実践講座も受講される方の機に応じて組み立てないと意味がありません。

今日、取り組んでいただいたのは2種類。

1つ目は「今年の夏休みマインドマップ」をかいてから、スピーチをしてみるというワーク。
来週行う研究授業では、子どもたちの「話す」面での表現力を高めたいというねらいを持っていると聞いていましたので、ならば実際に先生方にもスピーチを行ってもらって、児童がどんなふうに話せば良いのかを味わってもらいました。このように、教師が児童になったつもりで課題に取り組んでみることを「学習者研究」と言います。

2つ目は、実際に研究授業で取り組ませたい「ボランティア学習をまとめる」という作業のマインドマップ。
これを30分かけてかいていただきました。
さすが亀戸まで出向いてこられたモチベーションの高い先生方だけあって、1つ目の課題でかいたマインドマップと比較して、格段の上達ぶりを見せてくれました。

いろいろと質問にも答えて、あとは学校で学年の皆さんで指導方針を固めてから授業実践をしていただくだけ。どんな授業になるか楽しみです。


マインドマップの実践は、単なる目新しいノート術なのではなく、「メンタルリテラシー」という脳の使い方教育なのです。
PISA型学力に大いに対応できる、発想力を鍛える教育なのです。


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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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他校で「小学生向けマインドマップ短時間講座」を開催

今日は午前中に出張をさせていただき、江戸川区立春江小学校に出向きました。6年生全員(約120名)を相手に「マインドマップ」の考え方、かき方について教えるためです。私は教育現場にマインドマップを教える「公認マインドマップフェロー」という資格を持っているので、講師としてワークショップを開催したわけです。

120人という大人数。しかし時間は90分間。会場は体育館。そして床の上で作業をするという環境。マインドマップをかけるようにするにはちょっと時間が足りないし、床の上でかくので集中力も落ちてしまいがち。そこであまり欲張らずに「メンタルリテラシー」の体験を重視して授業を行いました。

99%の子どもたちが「マインドマップという言葉を初めて聞いた」という実態がありましたので、取りかかりとしては「こういうノート術があったのか」と心に残ってくれればよい。

というわけで、内容をかなり削除しましたので、ここにはもっとていねいに説明をしたかった「7つのルール」について簡単にまとめておきます。

(1)用紙
・A4以上
・無地

(2)セントラルイメージ
・3色以上のカラーでかく
・イメージ豊かにかく
・時間をかけてしっかりかく

(3)筆記用具はカラー
・水性カラーペンがよい
・色鉛筆を使うのもよい

(4)ブランチ
・枝のようにウネウネとかく
・ひとつブランチをかいたら枝分かれさせる
・曲線でかく

(5)言葉
・1つのブランチに1つの言葉を乗せる=ブランチの上にかく
・単語でかく
・文章をかかない
・ていねいな字でかく

(6)記憶のフック+階層化
・いろんなところに絵やマークをかき入れてイメージ化し、記憶に残るようにする
・遊び心をもってイメージ化する
・階層化を意識する
・階層化の拡げ方・・・「くだもの」例えば「リンゴ」「ミカン」「バナナ」「メロン」
           「リンゴ」は「赤い」「甘酸っぱい」「ミツ」「シャキッ♪」「青森」
・階層化のまとめ方・・「細長い」「黄色」「皮」「甘い」「栄養大」つまり「バナナ」
           「バナナ」「リンゴ」「ミカン」「メロン」つまり「くだもの」

(7)楽しくポジティブにかく
・ユニークに、自分なりに工夫を楽しみながらかく
・かいていて熱中できるようにかく
・けっして悪いことを考えようとしないこと



今日の講座のまとめとして、「紙に夢や希望、願いや望みを書いて、毎日読むと叶いやすくなる。」ということを教えました。120人もの子どもたちを相手に話しましたので、全員の心に響いたとは言えませんが、けっこう多くの子どもたちは「自分もやってみようかな」という表情をしていましたので、その中でも「本気の3%」の子どもたちが学校内でムーブメントを起こしてくれると面白いですね。


終了後は部屋を変えて、担任の先生方と若干の相談タイム。
ボランティア学習をしてきたことをマインドマップにまとめ、どんなことを発表していきたいかを友だちに話すという授業を計画しているとのこと。それを校内の研究授業で行いたいという目的がある。そうすると、簡単なテーマで何回かマインドマップをかく練習をする必要があります。そのテーマ例をあげておきましょう。

「私の好きなもの」「私の家族」「私の学校」「もしも私が○○になったら」「NHK教育オンラインのビデオクリップを視ながら」「今日までの4日間にあったこと」



さて、こうして他校に出向いて「出張授業」を行ったわけですが、この記事を読んで、私に講師を依頼したいという先生は、下記の手順でお申し出ください。子ども向け講座や教員研修講座は行うことができます。ただし、「マインドマップフェロー」という資格上、保護者や地域の方向けのビジネス講座をすることはできません。

(1)まずは井上に直接連絡を入れ、相互の状況を調整する。
(2)勤務校の校長から、井上の勤務校の校長に「講師依頼」をしてもらう。(校長が認めない限り出張はできません)
(3)当日に向けて、細かい所を相談する。

井上と面識のない方は、まずは辰巳ジャンプVCのサイトから、私宛にメールを出してください。


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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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マインドマップ・サンプル(1)

マインドマップ・サンプル(1)

これまでに公開してきたマインドマップをまとめてみました。
まだまだあるので、第2弾も準備して後日公開します。
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