都小連バレーボールフェスティバル

今日は東京都小学生バレーボール連盟主催の「バレーボールフェスティバル」があり、辰巳ジャンプも参加させていただきました。素晴らしい企画を中心になって運営をしてくださった指導普及委員会の皆さん、そして後援してくださった東京新聞、マルちゃん東洋水産の方々、会場を提供してくださった江戸川区立小松川小学校の校長先生、副校長先生に心から感謝します。

講師として子どもたちのお相手をしてくれたのが、大山加奈さん、落合真理さん、横山雅美さん、久保庭怜奈さん、榛沢舞子さんという豪華メンバー。あこがれの全日本選手を目の前にして、どのチームの小学生バレーボーラーたちも心からウキウキしていました。辰巳ジャンプの子どもたちも、ほとんどの子が握手をしてもらい、「やった~!本物に握手してもらった!!!」と大喜び。東京新聞杯の激戦の合間に、このような心温まる機会を得て、みんな本当に楽しんでいました。

フェスティバル終了後には、各チームごとに記念撮影もしてもらいました。子供達、本当に嬉しそうな笑顔で写っていますね。

大山加奈さんは、最後のまとめの言葉で次のような話をしてくださいました。

「みんな夢を持ちましょう。そして夢を実現するためには2つの方法があります。いつも夢を忘れないで持ち続けること、そして応援してくれる家族や指導してくれる先生たちに感謝することです。」

辰巳ジャンプの子どもたちは、この大山さんからの言葉を具体的に実行するために、次のことを必ずやること!

(1)自分の夢や目標を紙に書いて、目立つ場所にはっておくこと(トイレが一番いい)

(2)「ありがとうございます」という言葉を1日に30回は言うこと

(3)1年後、3年後、6年後、10年後、20年後の自分の姿をイメージすること=ビジョンメイキングという

(4)すべての物事を「プラス思考」すること

(5)これだけは誰にも負けないという何かを持つこと(バレーボール以外でもよい)




終了後、辰巳にもどって今度は神奈川県のチームと練習試合。お相手は「リトルエンジェルス」さん。初めての交流です。

ABチーム交代で5セットずつ試合をすることができました。試合的には最高の出だしで始まりましたが、セットを重ねるごとにレシーブフォーメーションを修正して、こちらの攻撃を封じるコーチ陣の指導力に神奈川県のレベルの高さを感じました。今日をきっかけにして、今後は神奈川県チームとの交流を復活させていくことも必要かもしれません。

【Aチーム個人成績】
(サーブ成功率)チーム89%
1位 2番、3番 100%
3位 7番 92%
4位 1番 91%
5位 4番 80%
6位 5番 57%
7位 6番 33%

(サービスエース率)チーム22%
1位 7番 50%
2位 2番 20%
3位 3番 18%
4位 4番 10%

(スパイク・ブロック成功率)チーム69%
1位 2番 100%
2位 1番  73%
3位 4番  65%
4位 5番  64%
5位 7番  33%


【Bチーム個人成績】
(サーブ成功率)チーム80%
1位 S.A 88%
2位 R.O 87%
3位 S.K 83%
4位 N.I 76%
5位 A.H 70%
6位 R.E、R.K 50%

(サービスエース率)チーム17%
1位 N.I 29%
2位 R.K 25%
3位 S.K 17%
4位 R.O 13%
5位 S.A 12%
6位 A.H 10%
7位 R.E  0%

(スパイク成功数)チーム52%
1位 I.N 67%
2位 A.H 58%
3位 S.A 29%
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第28回大島小学生バレーボール連合会秋季大会に4年ぶりに出場

【Aチーム大会】

6年生チームは体調的にあまり良くなく、動きが緩慢。前日に東京新聞杯予選江東中央ブロック2位になった直後だったことからほんのわずかの油断もあり、第1試合1セット目をつまらないミスで自滅、逆転負け。1位リーグ進出がなくなったので、その後は10月の支部決勝に向けてのメンタル訓練試合にねらいを変えて超厳しい指導。次なる「辰巳ジャンプのXデー」に向けて、万全のチーム状態を作っていきます。短期間で伸ばせる部分があるので、そこに焦点化して練習をしていきます。この指導が成功すると、6年生の得点力は5,6点アップするはずです。お楽しみに!!!

【サーブ成功率】チーム86%
1位 3番 100%
2位 1番、5番 93%
4位 7番 90%
5位 4番 79%
6位 6番 67%
7位 2番 54%

【サービスエース率】チーム22%
1位 4番 32%
2位 7番 27%
3位 1番 26%
4位 2番、3番 8%
6位 5番 7%

【サービスエース数】チーム31本
1位 1番 11本
2位 4番 9本
3位 7番 8本
4位 2番、3番、5番 1本

【スパイク・ブロック成功率】チーム76%
1位 2番 100%
2位 5番 81%
3位 1番 74%
4位 4番 71%
5位 7番 50%


【Bチーム大会】コーチからの報告文です。

決勝戦は相手エースのサーブとスパイクに圧倒され完敗でした。
試合後、自分たちが何もできずに負けたことがよほど悔しかったらしく、大泣きしてました。
負けはしましたが、みんな声を出し、最後まであきらめずに頑張っていました。


個人成績

【サーブ成功率】チーム83%
1位 R.K 94%
2位 S.K 92%
3位 R.O 87%
4位 R.E 85%
5位 N.I 76%
6位 A.H 75%

【サービスエース率】チーム27%
1位 N.I 48%
2位 R.K 39%
3位 A.H 21%
4位 S.K 17%
5位 R.E 15%
6位 R.O 13%

【サービスエース数】チーム28本
1位 N.I 10本
2位 R.K 7本
3位 A.H 5本
4位 R.O、S.K、R.E 2本

【スパイク決定率】チーム56%
1位 N.I 77%(決定10本、ミス3本)
2位 A.H 50%(決定 6本、ミス6本)
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バレーボールマンガ「ハイキュー」の紹介

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)
クリエーター情報なし
集英社
ハイキュー!! 2 (ジャンプコミックス)
クリエーター情報なし
集英社


テレビ東京さんからのアンケート依頼があったことで、私も初めて知ったのですが、少年ジャンプでバレーボールマンガが連載されているようです。さっそく本屋で買って読んでみました。感想を書くのは控えておきます。せっかく始まったバレーボールの連載なので、できるだけ長く続いてほしいと期待しますし、できればテレビ番組化になるといいですね。

テレビ東京の情報は紹介しておきます。


【テレビ東京からのアンケート依頼より転載】

○番組名 テレビ東京「サキヨミ ジャンBANG!」
○放送時間 毎週金曜日 18:00~18:30(テレビ東京6局ネット)
○放送予定日:10月12日金曜日(予定)18:00~18:30
○番組形態 情報バラエティ番組
○出演者 南明奈、アメリカザリガニ、市道真央、他
○制作会社 株式会社ジャンプコーポレーション

番組内容
2009年4月から始まった「サキよみ ジャンBANG!」は「週刊少年ジャンプ」「Vジャンプ」「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.19」「最強ジャンプ」の漫画や各作品に関連したゲームなどをMCの南明奈・アメリカザリガニが様々なゲストを迎え楽しく紹介していく情報バラエティ番組です。

今回の企画内容(仮)
今回は週刊少年ジャンプに連載中の「ハイキュー!!」を取り上げるぞ!
本誌に先駆けて、気になる人気キャラランキングをご紹介!
答えてくれたのはバレーボール大好きな小学生たちだ!
さらに!スタジオではバレーボール芸人がハイキューの魅力を熱く語ります!
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「今日はチームワークで勝とう!!!」と言った通りに子どもたちが頑張った日

東京第3支部江東中央ブロック順位決定戦の今日でしたが、昨日の練習の調子がまったく良くなかったこともあり、1試合目は調子が出ない可能性が高いと予想していました。案の定、レセプションがガタガタ崩れ、辰巳ジャンプがやろうとしているバレーを相手にやられてしまいました。まあ、これは仕方ない。次に試合をするチャンスがあれば、しっかり対策を立ててリベンジします。

今日は順位決定戦だったので、試合間がけっこう空き、気持ちの調整や体の動きを取り戻す時間はゆっくりありました。昼休みに自主練習している子どもたちの様子を見ていると、かなり気合が入っていましたから、2試合目は面白い試合をしてくれるだろうと感じました。

朝、子どもたちに提出させた練習ノートの返事には、6年生何人かに「今日はチームワークで勝とう!」と書かせてもらいました。なぜなら、エースアタッカーが足首を負傷して、1週間まともに練習していなかったからです。これまでのようにエースに任せることはできない。ならばレフトとライトに広くコートを使って相手のいないところに決めていく辰巳ジャンプの目標にしてきたバレーをするしかない。それをするにはセッターがいかに工夫できるかどうかにかかってくる。勝利を決めた最終セットは「セッターで勝った」というバレーボールをとうとうしてくれました。

最近、子どもたちはかなり底力がついてきたように感じます。今日は全てのセットでスタートに失敗し、1-5とか2-5とリードされていました。ここでグっと我慢をして、じわじわと追い上げ、10点以降で一気に離す試合展開をしています。10点から15点までが強い。なぜ強いのかというと、このあたりで1~3番目のサーブに回ってくるのですね。2週目のサーブなので、子どもたちは「このセットはここにこういうサーブを打てば点が取れる」ということが分かっている。サーブの順番によって一人一人の役目を教え、作戦を立ててあるので、2週目のサーブが強く、セット後半にサービスエースが出ていることが今年のチームの特徴です。

もうひとつ。今日の殊勲選手はライトアタッカーでした。スパイクとブロックでなんと88%の決定率。ライトがこれだけ決まれば試合は楽になります。本当によく成長したと感心しています。東日本大震災の直後に千葉に転居した元キャプテン、元コーチが今日のプレーを見たらものすごく驚くことでしょうね。応援に来てくれた2月の頃と比べたら完全に別人です。支部大会でもきっと大活躍してくれることでしょう。この子には、「東京新聞杯では、君がみんなを都大会に連れて行くんだよ。」と言い聞かせています。

『人は使命を自覚した時、その才能の芽が急速に伸びる』

この言葉を意識して指導をしてきました。私から「君が都大会に連れて行く」という使命を与えられ、その理由もていねいに説明して納得させ、意気に感じた彼女は今、暇さえあれば黙々と練習に励んでいる努力家に変身してくれました。自ら努力をするようになれば上達しないわけがありません。前回の記事で「この6年生はまだまだ伸びしろがある」と書いたのは、こういう努力する姿が見られるからです。

頑張れ!
辰巳ジャンプの子どもたち!

また一歩成長できるように、私が座右の銘にしている言葉を贈ります。

『日々新たにして 日に日に新たなり』

中国の「大学」という書物にある言葉です。
昨日の自分より今日の自分が新しくなっているように、つまり昨日の自分よりも今日の自分が一歩でも成長しているように。
昨日の成功に満足せずに、今日はもう一歩大きなことを成し遂げられるように。
これまでのやり方に常に疑問を投げかけて、日々新しい取り組みを進めていけるように。
常に進歩している自分であるように。
一生涯、努力をし続けられるように。
明日の辰巳ジャンプが今日の辰巳ジャンプよりも強くなるように。
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この思い、ボールに込めて!

まずは写真画像を開いてください。これは昨日の練習試合の時に、4年生のS.Kさんから6年生7人にプレゼントされた「お守り」です。誰から言われたわけでもなく、純粋にチームのため、あこがれの先輩である6年生たちのために自ら作ってきたものです。辰巳ジャンプというチームには、こういうことが自然に子どもたちの中から出てくるチームカラーがあります。指導をしている私からすれば、こんなにありがたい“チーム愛”はないです。ですからすぐに写真にとって、このように紹介しています。小学生バレーボールは勝負も大事ですが、それ以上に、「辰巳ジャンプでバレーボールができて良かった」「辰巳ジャンプの仲間たちが大好きだ」という思いが育まれていくことこそ大切にしていきたい指導ポイントです。今日の試合でも、「チームワークの勝利だね!」と私が語ると、子どもたちは最高の笑顔で自然に拍手をしていました。素直な心が育っていることを証明する一場面でした。


さて、今日より6年生にとって小学校生活最後の都大会出場をかけた「東京新聞杯第3支部予選」が始まりました。5月のファミマ杯予選で世紀の大失敗をしてしまい、子どもたちのこんなに悲しそうな涙をもう2度と見たくないと心に決め、心を鬼にして4ヶ月間の猛練習をしてきました。6年生は本当に大きく成長してくれました。千葉県や茨城県への遠征で、接戦をする経験を何度も積んできたことが、子どもたちの心を強くしてくれました。そしてまだまだ伸びしろがあることが、今年の6年生の楽しいところです。都大会出場をかけた支部決勝大会がある1ヶ月後までに、もう一歩強くできる自信があります。チーム関係者の皆さん、どうぞ楽しみにしていてください。


(今日の個人成績)

【サーブ成功率】チーム85%・・・マイナス5%
1位 4番  100%
2位 3番   91%
3位 2,5番 83%
5位 7番   82%
6位 1番   78%
7位 6番   67%

【サービスエース数】チーム36本
1位 1番   14本
2位 3,7番  6本
4位 2,5番  4本
6位 4番    2本
7位 6番    0本

【サービスエース率】チーム26%・・・マイナス4%
1位 1番   39%
2位 3,7番 27%
4位 2,5番 22%
6位 4番   10%
7位 6番    0%

【スパイク・ブロック決定数】
1位 1番 28本
2位 4番 26本
3位 5番  9本
4位 2番  8本
5位 7番  4本

【スパイク・ブロック成功率】チーム75%・・・マイナス5%
1位 2番 100%
2位 7番  80%
3位 1番  76%
4位 4番  70%
5位 5番  69%
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夢の島合宿

この土日、辰巳ジャンプは夢の島にある「BunB」で合宿を行いました。子どもたちに小学生時代の良い思い出を作ってあげたいという保護者の皆さんの努力で、1年も前から予約を入れ、企画を進めてきました。この2日間、全国大会を開いてもおかしくないほど広くて冷房もきいた体育館で思う存分バレーボールができたことを、子どもたちはずっと忘れないでほしいと思います。どうか支えてくださった保護者の皆さんに、あらためて心から「ありがとうございました」という言葉を伝えてくださいね。

大会も近いので、練習内容はあまり記事にしないことにします。ただ、6年生の東京新聞杯にかける気持ちの高まりは十分に感じられます。一人ひとりが自己の課題を意識して、黙々と練習している姿には感動もします。暇さえあれば、自分から練習をしている。今日などはサーブがうまくいかなくて悩んでいた子が、自分から昼休み返上で練習を続けたので、私もほっておけず、練習に付き合いました。これまでの先輩たちの中で、昼ごはんの時間をけずってまで練習をするということは、私から言われて取り組んだ子はいましたが、自分から練習をし続ける子はなかなかいませんでした。この事実だけでも、私がずっと指導目標にしてきた「自ら目標を持ち、自ら練習に励む子どもの育成」「自分自身の意志の力で自分の弱さに勝つ子どもの育成」に近づいていると感じます。

この6年生チーム、「優勝」の二文字をまだ経験できていません。準優勝はありますが、最後まで勝ち切って優勝する経験をどこかで味わわせてあげたい。この秋はそれを求めて挑戦をし続けることになります。
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