東京都の教員は、一親等の家族を亡くしたときは、7日間の弔休を取ることが認められています。そこで、私の今の立場は、あえて2月1日の明日まで弔休ということにしています。休暇状況の中で、昨日は朝から出勤してたまった職務整理。12時から中抜けして実家と区役所に行き、健康保険証や介護保険証等の返却手続き、年金の手続き等々と、どんどんこなして15時40分に学校に戻り、職員夕会で教職員にお礼を伝え、すぐに矢口タートルズの練習へ参加。子供たちの意識レベルをあげるために、こう伝えました。
「2月11日に三次予選となったけれども、ここで負けないで次に進もうなんて考えないこと。私たちの目標は東京都大会で優勝することだ。だから三次予選も1位を勝ち取りに行くんだよ。これからの試合は全部勝つことが目標なんだよ。」
私からのこのような言葉を真っ直ぐに受け止められる状態に、今、矢口タートルズの子供たちはあります。このモチベーションが子供たちにあれば、2週間で完全に別チームに育て上げることができます。しかし、練習の1分1秒が本当に大事になっています。もっと教えられることがある。もっと伸ばしてあげられる。それなのに時間が足りない。このもどかしさが私の本音です。
教育大会を戦っている子供たちに話をするときに、子供たちの真っ直ぐな目、視線に、涙が出そうになることがあります。目線をそらさず、私の話を全部受け止めようとしている目の輝きに、私の方が気後れして目をそらしてしまうことがよくあります。子供たちは本当に真剣勝負をしようとしています。このような子供の姿は、普通に学校に通っているだけでは、決して表われることはありません。本当に美しい姿です。そうです、私はこのような、大人の心を射るような、怖いくらいの子供の真剣さを、バレーボールで引き出したいのです。だから30年間も小学生バレーボール指導者の立場にしがみついてきたのです。
4,5年生の真剣さに大人は必死に応えないとなりません。
ぜひ、三次予選では大人チームの大応援団を組んで、私たちの大切な子供たちを支えてあげてほしいです。
心よりお願い申し上げます。