「インフルエンザ対策」と「ノロウイルス対策」は別物でいきます

はたして「うがい」と「手洗い」の効果はどうなのか?
学校現場にいると、予防として熱心に「うがい」「手洗い」に励んでいても、流行るときはいっぺんに欠席者が出ることを経験として感じています。実は私の勤務校ではインフルエンザがあまり出ないのですが、気をつけていることは学校全体の空気の流れを止めないということです。つまり少し寒いけれども、常時換気している状態を作り出しています。おそらく換気することが一番の予防なのではないかと思えます。

しかし、バレーボールの会場になる体育館は試合中に換気をするわけにはいきません。そこで「本当にうがいと手洗いだけが予防になるのか?もっと効果的な予防法はないのか?」と疑問符を投げかけてみました。

1月8日のNHK番組「ためしてガッテン」では「水分補給こそインフルエンザの予防になる」と放送していたようです。
NHK「ためしてガッテン」風邪インフルよさらば 体の中から改造!計画

インフルエンザは空気中に浮遊しているウイルスを吸い込み、ノドで感染します。この時、ノドが乾いているとノドの線毛運動が停滞し、インフルエンザにかかりやすくなるということです。そこで常時ノドを湿らせていくことによって、感染を防ぐことにつながるらしい。だから15分おきに少量の水を飲んでいくことが一番みたいです。うがいでは届かないノド奥のウイルスも、水を飲むことで胃まで流し込んでしまえば、胃液によって死滅する。言われみれば確かにその通りに思えます。

ですから、辰巳ジャンプのメンバーは、練習中、試合中に、「水は予防薬」と思って、積極的に水を飲むことにしましょう。


ここで「ノロウイルス対策」は別物だと理解しておかなくてはなりません。
こちらは、どこかに付着したノロウイルスが、口から体の中に入って猛威をふるうというしくみです。うがいでは予防できませんし、ウイルスを含んだ水や食べ物をとると感染する可能性があるので、水分補給も逆効果になります。そこで大切なことは「手を洗う」ことです。今、日本中でノロウイルスの集団感染がニュースになっていますが、これはどうにも予防できません。せめてもと私の学校では「冬の間、パンは焼いてから出そう」という予防策をとりました。
個人ができることは、とにかく「手洗いの励行」です。

この二つの対策に辰巳ジャンプは取り組んで、元気に教育大会を勝ち抜きましょう。

「15分おきの水分補給」(インフルエンザ対策)
「何かしたら手を洗う」(ノロウイルス対策)

これを合い言葉にしましょう。

もちろん「うがい」をしなくていいということではなく、線毛でまとめられた病原菌をうがいで外に出す効果はありますから、手洗いをしたときには、合わせてうがいをするようにしましょう。


この記事内容がもし間違っていた場合は、ぜひご指摘ください。目的はより効果的な予防をしたいということだけですので。
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花粉症撃退法(2013年3月の記事からコピー)・・・・・ウイルス撃退法

春になると毎年、花粉症で苦しむ人が多いですね。実は私も6年ほど前には重症の花粉症で、春になるとクシャミは止まらないし、目がかゆくていつも真っ赤な状態でした。あまりにも厳しい状態なので、ヨーグルト飲料を取れば良くなると言われれば毎日飲み、鼻うがいをすればちがうと言われれば、ズルズルと鼻うがいをし、いろいろなことをしてきました。しかしそれほど効果があったように思いません。この症状が劇的に変わったのが2008年でした。この年、世の中で脳科学と言われているものを徹底的に学び、その中から自分に合った方法を見出したのです。自分で考え出した自分に合った方法なので、他の人に応用するのは難しいかもしれませんが、多少は参考になるのではないかと思い、公表します。

(1)情報に振り回されない自分を築く
 花粉症で悩んでいる人の多くは、おそらくその辛さから、自分に対する「マイナス感情」を連日、そして毎年積み上げていることが多いと考えました。春が近づいてくると、ニュース番組で毎日毎日「今日は花粉の量がすごいです」「昨年の倍の量です」などと、私たちの潜在意識(無意識)に刻み込むように情報が侵入してきます。そうすると私たちは知らないうちに「花粉症の症状は大変だ」というプチ洗脳をされてしまうのです。このプチ洗脳技術はインターネットによるICT革命が起こって以来、年々過激になっており、このことをしっかり理解していないと知らないうちにその気にされてしまう危険をはらんでいます。
 まずはこうしたプチ洗脳にかからないようにするため、ブレない自分を築く必要があります。私の場合は、どのような情報に対しても、まずは「本当にそうなのか?」「その情報は本当に正しいのか?」「なぜそういう情報を流す必要があるのか?」というように情報防御バリアを脳内に作ります。花粉症情報に対しては、「それがどうしたの?」と自分の脳に言い聞かせるようにしています。

(2)花粉を防ぐのではなく、花粉との勝負に勝つ!
 癌をはじめとする重篤な病との戦いをして、見事に克服した方の体験談をよく聞きます。そういう方々が必ず言うことが、「絶対に負けない」「負けてたまるか」いう強気の言葉です。「ダメだ・・・」という気持ちになった人が不治の病を克服したことは聞いたことがありません。「自分に使命があるならば、この病を治せるはずだ」という確信に満ちた精神力、生命力で奇跡を起こしてきた方は数え切れないほどいるわけです。であるならば、このレベルの生命力を沸き立たせれば、たかが花粉症くらいで負けるはずがない。自己治癒力を最大限に高めるんだと自己暗示をかけることが大事だと気づき、これまで実践をしてきました。
 「プラシーボ効果」という言葉があります。日本語でいうと「偽薬効果」となります。人間の脳は、騙されやすい。思い込んだら見えないものまで見せてしまう機能を持っているそうです。これを逆手にとって、「自分の体は花粉症なんかには絶対に負けないのだ!」「花粉などたかが塵(ちり)ではないか」と日々言い聞かせると、自分の脳がその気になって、花粉症に強い状態を作り出してくれる。戦う体へと自動操縦してくれる。「アファメーション(肯定的自己宣言)」の手法を花粉症との勝負にも活用していきます。

(3)「サイモントン療法」の活用
NPO法人サイモントン療法協会
カール・サイモントン博士
放射線腫瘍医・心理社会腫瘍医。臨床現場で、心理的介入が癌治療や治癒に大きな影響を及ぼすことを認識し、現在のサイモントン療法の基盤を創りあげる。サイコオンコロジ(精神腫瘍学)、心理社会腫瘍学、精神神経免疫学における先駆者的存在。

この先生が「イメージ力」を活用して癌を克服していくプログラムを開発しています。私はこの「イメージ力」による自己治癒力向上の方法は、花粉症にだって通じるものがあると考え実践してみました。その結果、花粉症が治ったわけではありませんが、重症の花粉症ではなくなりました。サイモントン療法の一端だけを紹介します。

☆集中力・前進の心を生み出す☆
何かに集中して打ち込んでいる時、不思議と花粉症の症状が出ていないことに気づいたことはないでしょうか。脳はひとつのことに集中する特性がありますから、前向きな態度で何かに打ち込むことが、症状を抑える効果がありそうな気が私はしています。症状を重くしている多くの場合、不健全な思考・マイナスな信念を自分自身に思い込ませていることがないでしょうか。

☆マイナスな信念や思い込みを書き換える☆
花粉症のストレスを解消するためには、否定的感情を呼び起こす信念(思い込み・思考・解釈)に目を向け、それが健全であるか不健全であるかを意識する必要があります。不健全信念は、健全な信念に書き換える努力していきます。それが私の場合は「アファメーション」の活用による潜在意識転換法になります。

☆イメージ力の活用(ビジュアライゼーション)☆
花粉症との戦いを絵に描いたり、思い描いたりすることで視覚化し、自然治癒力の効果を増強する。マインドマップに花粉症撃退方法をできるだけ文字を使わずに描いてみると良いでしょう。戦っている姿を絵で描くだけでもいいかもしれません。北海道の旭山動物園が14枚のスケッチを共有することによって、革命的な経営転換をはかったことがあります。イメージの力は意外なほど大きいことを体験してみても悪くはないと思います。私の場合は、花粉症の症状が出そうだと感じた夜には、布団の中で花粉のつぶをバシバシ破壊していくことを想像するイメージトレーニングをしています。

未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある
クリエーター情報なし
あさ出版


☆希望を持つ、未来の勝利を楽しみにする☆
「ダメだ、イヤだ」では自己治癒力が上がるはずがありません。今、目の前の戦いに勝利することを楽しむことが大事です。これは何も花粉症撃退法だけではありませんね。受験勉強でも同じです。某予備校有名講師が言っていますよね。「じゃあ、いつやるか?今でしょ!」と。この言葉を聞くと不思議とやる気になります。言葉の力も大きいですね。「花粉?何それ?負けるわけないじゃん」と自己暗示。クシャミが出ても、「よし来たぞ!勝負には絶対に勝つ!」と楽しんでしまう。症状を押さえ込んだら自画自賛する。時には勝利した自分に、美味しいお菓子のプレゼントでもしてあげたら、脳はますますポジティブに活性化され、自己治癒力が強まることでしょう。



こんなふうに花粉症との戦いをしています。あくまでも自己流なので、万人に当てはまるとは思っていません。でも、参考にしてくれる人もいると思いますので紹介してみました。
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打って打って打ちまくれ!!! 走って走って拾いぬけ!!!

やっとというか、待ってましたというか、アタッカーメンバーが開花する兆しを見せ始めた今日の練習試合でした。1日中スパイク練習をくり返し、しつこいくらいにスパイクフォームの修正を徹底しました。

(1)ジャンプ前のバックスイングは「ワシが翼を広げる形」にすること
(2)ジャンプ直後の左手をボールを打つ鼻先の位置にもってくること

この二つを繰り返し練習しました。次々とスパイクミスをしていた昨日までの辰巳ジャンプとちがって、今日はアタッカー陣が本当によく頑張りました。スパイクを決める本数を1セットあたりチームで10本と目標設定し、10セット中4セットで目標達成できました。

守備面ではひとつのイメージと目標を与えて「戦うレシーバー」を作りました。それは「相手のスパイクを1本も決めさせないことで、相手アタッカーを精神的につぶす」こと。そのために「レシーブ陣は走り回ってボールを落とさない」ことを目標としました。

この自分達のスパイク決定本数と相手のスパイク決定本数を試合後に比較することで、辰巳ジャンプの子供たちに自信をもたせたかったのです。1日の結果を数字で表すと、

辰巳ジャンプのスパイク決定本数=86本  相手に決められたスパイク本数=22本

これだけ気持ちよくスパイクを打ちまくったのは、このチームになって初めてのことです。昨日の記事で明日のジョーの動画をのせ、「打つべし!」のイメージを与えましたが、辰巳ジャンプの子供たちはもう一度この動画をみて、バシバシ打ちまくるスパイクイメージを自分の脳に作り上げましょう。
迫田さおり選手 アタックNo.1


今日は迫田さおり選手のスパイク動画を借りました。迫田選手のスパイクをお手本にして、スパイクを打ちまくるイメージトレーニングをしておきましょう。


《今日の個人成績》

【サーブ効果率】チーム119.4%・・・0.6%不足
1位 A.H 141.7%
2位 A.R 140.7%
3位 K.R 125.0%
---------ここまで合格
4位 H.A 117.6%
5位 O.R 115.4%
6位 N.M 114.3%
7位 E.R 111.1%
8位 K.S 106.3%
9位 I.N、W.Y 100.0%

【サービスエース率】チーム29.8%・・・0.2%不足
1位 A.R 44.4%
2位 N.M 42.9%
3位 A.H 41.7%
4位 E.R、I.N 33.3%
----------ここまで合格
6位 H.A 26.6%
7位 K.R 25.0%
8位 O.R 23.1%
9位 K.S 18.8%
10位 W.Y 10.5%

【サービスエース数】
1位 A.R 12本
2位 A.H 10本
3位 H.A  9本

【スパイク・ブロック決定本数】
1位 W.Y 31本
2位 H.A 17本
3位 I.N 16本
4位 K.S 12本
5位 N.M 10本

【スパイク・ブロック成功率】チーム73.5%・・・6.5%不足
1位 K.S 85.7%
2位 W.Y 83.8%
----------ここまで合格
3位 I.N 72.7%
4位 N.M 71.4%
5位 H.A 56.7%

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アタッカーは明日のために、打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!

レシーバーがあきらめずになんとか拾い上げ、セッターが走り回って思いを込めてトスをあげるのに、アタッカーがいとも簡単にミスしていく。このパターンからなかなか抜け出せない辰巳ジャンプ。ひとつのイメージをアタッカーに与えます。昭和40年代に大人気だったボクシングアニメ「明日のジョー」。主人公ジョーのコーチである丹下段平が教えたことが今の辰巳ジャンプのアタッカーの心がまえに合っているのです。

まずはアニメをリンクさせてもらいました。

「明日のジョー」
丹下段平から矢吹ジョーへの通信教育。
明日のために打つべし!



次に丹下段平がジョーに教えた内容から、辰巳ジャンプのアタッカーの心得を示しておきます。

(1)【ジャブ】
攻撃の突破口を開くため、或いは敵の出足を止める為、左パンチを小刻みに打つ事。この際、肘を脇の下から離さぬ心構えで、やや内角を狙い、えぐり込む様に打つべし。正確なジャブ3発に続く右パンチは、その威力を3倍にするものなり。

《バレーボール流》
攻撃の突破口を開くため、あるいは相手の足を止めるため、軟打やフェイントを使うこと。待っているところに全力でスパイクを打っても簡単に拾われる。相手フォーメーションを何度も何度も崩してから全力で打つスパイクは、その威力を3倍にするものなり。


(2)【右ストレート】
左ジャブで敵の体制を崩し、突破口を見出せば、すかさず右ストレートを打つべし。
これ拳闘における基本なり。
右ストレートは、右拳に全体重を乗せ、まっすぐに目標をぶちぬく様に打つべし。
この際、打ったコースと同じ線上を同じスピードで引き戻す事。
一発でKOを生む必殺パンチなり。

《全力スパイク》
軟打やフェイントで相手をくずしたら、すかさず全力スパイクを打つべし!
この際、相手レシーブフォーメーションをよく見て、人のいないところに打つべし!
さらに、相手のレシーブをはじきとばすくらいのパワーで打つべし!


(3)【リングに上がる際の心構え】
拳闘のリングに人間味など、かけら程もいらん。
必要なのはファイティング・マシーン。
つまり、とことん闘い抜くー非情な機械に徹した者のみが勝利を握るんだ。

《バレーボール流》
スパイクを決めるのに、手加減などかけら程もいらん。
必要なのは自分の持てるパワーの100%をボールにこめて、思いっきり打つことだ。
一発で決めるという強い気持ちで打てる人がレギュラーアタッカーだ。


(4)【ボクシングの生命はスナップだ】
手首を鍛える事。
スナップを強くすればクロスカウンターも他のパンチも威力倍増し、それが決め手にもつながる。

《ボールスポーツの基本だ》
手首を鍛える事。
スナップを強くすれば、どんなスパイクも威力倍増し、決定力が上がる。


(5)【フットワーク】
フットワークはボクシング全体の動きの60%を占めていると言われるほど重要なのだ。

《走るバレーが辰巳本来のバレーだ》
フットワークはバレーボール上達への最大の課題だ。
スパイク助走前のフットワークの良い子がトスに合ったスパイクを打つことができる。
レシーブもトスもまた同じ。フットワークの良い子が、レベルの高いプレーをすることができる。


(6)【スウェーバック】
カバーリング等の防御技術。

《バレーボール流》
相手に背を向けずにポジションに戻れるか?
ブロックカバーに必ず入っているか?
アタッカーがレシーブから逃げていないか?


(7)【孤独との戦い】
ボクサーほど孤独な存在は無い。
敵への恐れ、自分への不安…
どんな名セコンド、名コーチがついていようとリングへ上がった時からひとりになる。

《孤高な選手となれ》
バレーボールはチームの力で勝つスポーツだが、「自分一人だけでも勝ってやる!」くらいの気持ちでコートに立て。
自分が拾うべきボールから逃げたりするな。
アタッカーだからといって、1本目のレシーブをしなくていいわけはない。
1本目は全員がレシーバーだ。2本目がセッターだ。
3本目=アタッカーが必ず決める。



辰巳ジャンプのアタッカーは、6月の全国大会予選に向けて、明日ために、今の10倍、20倍のパワーで打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!
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5年生10人全員が活躍してこそ辰巳ジャンプ

これまでのチームの歴史の中で、チーム関係者や他チームの指導者から何度も助言していただきながら、ガンとして聞き入れず貫いてきたことがあります。それは、学年単独でチームを組める年は、下級生に能力の高い子がいたとしてもレギュラーにはしないで、その学年の子供だけで戦うということです。そうすることで、子供たちに「辰巳ジャンプで一緒に頑張った」心の共通財産が生まれ、これからの人生前半期に支え合っていく人間関係を築いてくれたらいいなぁと期待しているからです。今年成人式を迎えた卒業生が、男女とも練習に何度も来てくれるのは、そうした同じ学年のつながりがあるからです。



2014年辰巳ジャンプチームは、5年生だけで10人の仲の良い部員に恵まれています。
個性豊かで最近は一人一人の長所が伸びてききています。

背番号順に一人ひとつだけ長所を書きますと、

①チームの雰囲気を作り出す、極めてリーダー性が高いキャプテン。

②負けん気が強いド根性ガール。辰巳ジャンプの有名人。

③不器用そうに見えるが、けっこう器用なパワーアタッカー。

④高さでは誰にも負けない辰巳ジャンプのブロックの壁。

⑤明るさとガッツでチームを支えるムードメーカー。スパイク力グングン向上中。

⑥真面目でねばり強い、人の思いを敏感に感じ取れる守護神。人に優しいアンダーパスが得意。

⑦バレーボールセンスNO1。技術を教えればすぐ身につける天才オールラウンドプレーヤー。

⑧分析力の高さは飛び抜けている。誰よりも多く私に「練習お願いします!」と言ってくる努力NO1選手。

⑨辰巳ジャンプのスーパーセッター。コート幅8mを存分に使えるトス力がある。

⑩安定感抜群のバックレシーバー。守備キャプテンともいえる。


これだけのメンバーがそろっていて、試合の結果を出せないならば、すべて私の指導力不足の証明となります。ただ、バレーボール経験値が非常に少ないことが課題としてありますので、この子たちが本当の意味で開花するのは秋の東京新聞杯だと思っています。ミカサ杯教育大会は完成度30%で勝ち進みます。ファミリーマートカップは完成度60%。東京新聞杯で100%ダッシュ。そのくらい伸びしろがあるチームです。
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辰巳ジャンプ、支部決勝大会へ勝ち進む! 江東区内の切磋琢磨で実力をあげよう!!!

教育大会支部予選の真っ最中、このブログへのアクセス回数が激増中。情報がほしいですよね。江戸川地区の予選全試合が終わっていたならば江東中央地区予選の結果を公表しましたが、まだ終わっていないので小出しにします。


3連休、3連戦のシビアな江東中央ブロック予選となりました。多少のくじ運の悪さが出ましたが、予定通りに支部決勝大会には勝ち進むことができました。支部決勝では江戸川区1位のチームと試合をすることになります。辰巳ジャンプの目標としている「全国大会」を考えれば、ここで江戸川区1位と対戦できることは喜ばしいこと。それまでに2週間もありますし、この2週間に江東区各チームとの練習試合を続けて切磋琢磨しながら実力を上げていけますので、まったく通用しないということはないはずです。支部決勝大会までにアタッカー陣を特訓して、打ち合いで勝てるように仕上げるつもりです。辰巳ジャンプは年末に苦しめられた練習試合時のチームとはまったく別チームです。アタッカーの決定力が上がれば勝機あり。ブロックの上からガンガン打てるようになればいいなぁ(^0_0^)

(今日の個人成績)
今日のMVP(最優秀選手賞)はO.Rであることは言うまでもない。効果的なサーブで逆転勝利に貢献しました。

【サーブ効果率】チーム114.6%・・・5.4%不足
1位 I.N 137.5%
2位 A.H 131.8%
3位 A.R 126.7%
4位 K.S 120.0%
--------ここまで合格
5位 O.R 117.6%
6位 E.R、K.R 100.0%
8位 N.M 50.0%
9位 H.A 33.3%

【サービスエース率】チーム31.7%・・・1.7%合格
1位 I.N 50.0%
2位 A.R 46.7%
3位 A.H 40.9%
--------ここまで合格
4位 O.R 23.5%
5位 K.S、K.R 20.0%

【サーブ成功率】チーム82.9%・・・7.1%不足
1位 K.S、E.R 100.0%
3位 O.R 94.1%
4位 A.H 90.9%
5位 I.N 87.5%
6位 A.R、K.R 80.0%
8位 N.M 50.0%
9位 H.A 33.3%

【スパイク・ブロック成功率】チーム77.4%・・・2.6%不足
1位 N.M 100.0%
2位 W.Y 87.5%
3位 K.S 80.0%
4位 H.A 72.7%
5位 I.N 66.7%

【スパイク・ブロック決定数】
1位 H.A 8本
2位 W.Y 7本
3位 I.N、K.S 4本
5位 N.M 1本


ちなみに、辰巳ジャンプ最強と言われている、今日の成人式を迎えた2005年チームの教育大会予選での個人成績を紹介しておきます。

【サーブ効果率】
1位 144%(セッター)
2位 145%(レフトバック)
3位 141%(レフトエースアタッカー)

【サービスエース率】
1位 60%(レフトバック)
2位 49%(セッター)
3位 43%(ライトバック)

【サーブ成功率】
1位 95%(セッター)
2位 90%(レフトエースアタッカー)
3位 85%(レフトバック)

【スパイク・ブロック成功率】
1位 100%(セッター)
2位 100%(ライトアタッカー)
3位 87%(レフトエースアタッカー)

こうしてみると、2005年チームはものすごい数字を出していたことが分かります。それはそうかもしれません。なにしろこの2005年チームは身長160センチ台が4人コート内にいたチームでしたから。もっと分かりやすく言えば、今のチームのW.Yクラスが4人もいたということです。さらにこの年は、Bチームにも160センチ台の5年生(K学園で昨年春高出場)がいましたから、すさまじい攻撃力だったわけですね。
2005年チームに関するテレビ取材ビデオも紹介しておきます。

【こちらをクリック】
「江東ケーブルテレビ・放課後の子どもたち」
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辰巳ジャンプの「張シンムイ」にすべく

今日の春高バレー女子決勝は感動的な試合でした。今日、優勝した九州文化のエースアタッカー・田中選手のようなバレーを辰巳ジャンプのアタッカー全員が目指してほしいです。本当に素晴らしい選手です。苦しい場面でも笑顔で切り抜けていく姿を真似して欲しいのです。

さて、2年前に東京都の高校バレー決勝戦を観戦に行ったとき、K学園の中国人留学生である張選手が1年生で試合に出ていました。その時の印象は、ただ大きいだけでブロック以外は何もできないと感じさせられました。2年たって、春高バレーの舞台で、彼女はK学園の得点源として大活躍している。高い打点から打つ攻撃は、スピードがなくても点になる。やはりバレーボールは経験を積むことでミスがなくなり、高さがあることで有利になるスポーツだと思いました。

辰巳ジャンプの現チームにも、高さで勝負できる子がいる。1年前に入部した頃には、本当になんにもできなかったが、今や最も得点をあげる選手になってきた。スパイクを軽く打つだけで、レシーバーの前に落ちる。ブロック力はおそらく都内でも有数のメンバーだと思う。まさに辰巳ジャンプの「張シンムイ」だなと実感させられます。本人にはさらに上のイメージである「辰巳のガモア」目指して、パワースパイクの習得に励んでほしい。他のアタッカーが必死に点を取ろうと頑張っている現状を一歩抜け出すためには、この子が安定したスパイクを打てるようになるかどうかが辰巳ジャンプの命運を握っています。

ファミリーマートカップ頃には辰巳ジャンプの最強時代が到来することになっています。今はたくさん経験を積んでいく鍛錬期です。


(今日の個人成績 上位3位まで)

【サーブ効果率】チーム137.5%・・・17.5%合格
1位 A.H 156.3%
2位 W.Y 147.1%
3位 K.S 145.5%

【サービスエース率】チーム50.0%・・・20%合格
1位 A.H 68.8%
2位 W.Y 58.8%
3位 A.R 56.3%

【サーブ成功率】チーム87.5%・・・2.5%不足
1位 O.R 100%
2位 K.S 95.5%
3位 W.Y 88.2%

【スパイクブロック成功率】チーム71.1%・・・8.9%不足
1位 N.M 100%
2位 K.S 85.7%
3位 W.Y 69.2%
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これが公式戦のプレッシャーか

これまで何年もバレーボール指導をしてきましたが、毎年チームは違いますし、チーム環境も違います。正直なところ、今年のチームは私が想定していないことがたくさん起こり、少々やりにくい。指導が通りにくい。しかし、それもまた高い所から俯瞰してみれば、チームの長くて大きな流れの中で深い意味がある。私が順応していくしかない。自分の財産にし、次に活かせばよい。


今日の教育大会初日の個人成績をみると、練習試合とはまったく違う数字が出ているので、なるほどこれが公式戦のプレッシャーだ、審判も子供じゃないし、周囲の応援環境も全然違う。様々なプレッシャーを乗り越えられるのは、バレーボールの経験値の多さなのかと思わされました。

ひとつ、かなり気になったことがありました。公式記録を書けない子がいます。辰巳ジャンプの場合、主審、副審、ラインジャッジ、記録員、点示といった補助役員が完璧にできて初めてレギュラー候補になります。それはバレーボールを知るということにもなりますし、試合に対する責任感の強さということにもつながるからです。記録用紙を書けない子は、1日も早く身につけなくてはなりません。



【サーブ効果率】チーム119.1%・・・10.9%不足
1位 K.R 150.0%
2位 K.S 136.8%
3位 E.R 133.3%
---------ここまで合格
4位 H.A 129.2%
5位 A.H 118.2%
6位 A.R 116.7%
7位 W.Y 108.3%
8位 O.R 100.0%
9位 I.N 83.3%

【サービスエース率】チーム28.7%・・・1.3%不足
1位 K.R、E.R 50%
3位 K.S 36.8%
4位 H.A 33.23%
---------ここまで合格
5位 A.R 29.2%
6位 A.H 27.3%
7位 O.R 20.0%
8位 W.Y 16.7%

【サーブ成功率】90.4%・・・0.4%合格
1位 K.R、K.S 100%
3位 H.A 95.8%
4位 W.Y 91.7%
5位 A.H 90.9%
---------ここまで合格
6位 A.R 87.5%
7位 E.R、I.N 83.3%
9位 O.R 80%

【スパイク成功率】チーム56.0%・・・24%不足
1位 I.N 66.7%
2位 K.S 62.5%
3位 H.A 59.1%
4位 W.Y 38.7%

【スパイク決定数】
1位 K.S 15本
2位 H.A 13本
3位 W.Y 12本
4位 I.N 6本
5位 N.M 3本
6位 A.R 2本
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冬の大会は体調管理が最大の勝負ポイント

いよいよ明日からミカサ杯教育大会予選が始まります。東京第3支部はいきなりの3日連続予選を行います。支部内を江東中央ブロックと江戸川ブロックに分けて1次予選3日間を行い、各ブロック上位8チーム、全16チームによる支部決勝大会を行います。

この冬の大会は毎年、病気との戦いが影響をします。とくに最近は、6人ギリギリのチーム人数で出場するチームも少なくないので、一人の病気欠場が大きく響きます。我が辰巳ジャンプも、全員が元気に予選を戦い抜いてほしい。これが最大の願いです。

さて、明日の予選を前に、今日は私自身も病院に検診に行きました。見た目は元気に見える私も、年相応に病気はかかえているわけで、2ヶ月に1度の定期検診は欠かせません。1時間の年休を取って早帰りし、病院で血液検査をしました。結果としては、年末年始の食生活で不節制だったために悪玉コレステロールが増加傾向。悪いのはそれだけで、あとは大丈夫。明日からの予選会では、ぜひストレスのない試合運びを子供たちがしてくれると、私の健康状態も助かります。

途中で倒れるわけにはいかないので、今日、自己管理のために体調数値を分析できるソフトを作って見える化し、毎日体調管理をするつもりです。

明日は寒さも厳しいようです。保護者の皆さんは、寒さ対策もよろしくお願いします。

子供たちへの連絡・・・手袋を忘れず持ってくること。
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目指しているのは、一歩も二歩も上のメンタルレベル

2014年に入って、子供たちを全面的に信頼して任せたスタートのミーティングは本当に大きな力となったと感じています。

『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』

このチームイメージを自分達のものにするために、辰巳ジャンプの子供たちは翌日の練習試合からメンタル面での成長を見せたのです。私から指示もしていないのに、キャプテンを中心に自分達の判断で、練習のはじめに大きな声で、『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』と全員で叫んで練習を始めていました。この自発的な行動こそ、辰巳ジャンプの最高の伝統です。だからこそ、歴代の辰巳ジャンプキャプテンは、どの県に遠征をしても「辰巳ジャンプのキャプテンはすごい!」と言われてきたのです。

今年のチームは辰巳ジャンプの歴史上、5年生で10人もの部員がいる最強チームです。この多彩なメンバーを引っ張るキャプテンの仕事は本当に大変なものですが、必ずやり抜いてくれると信じています。


私は学級担任をしていた時にも、学年の発達段階より何段階も上の「心のレベル」の課題を子供たちに与え続けてきました。例えば、小学2年生の学級を担任した時の合い言葉は、「6年生よりも学校のことを考えて行動する2年生になるよ!」というものでした。15年たった今、私の心を継いで、小学校教師として頑張っている教え子が現れています。4年生を受けもった時には、「この学校を支えているのは私たちの学年だよ!」と言い続け、責任感を育みました。その結果、私が受け持った子どもたちを引き継いだ高学年担任から、「5年生のスタートから、学校のことを考えて行動してくれる子供たちに本当に助かっています。」と高い評価をしてくれます。この評価はそのまま子供たちにはね返っていくので、自信をもった子供たちは、ますます自発的な行動で学校を良くしていくようになりました。

6年生を担任した時には、必ず「君たちが20年後、30年後の日本を作っていくんだよ。」と繰り返し言ってきました。私が教員として最後に2年連続6年、6年と担任した2つの学年の子供たちは、中学に行ってからたくさんの子供たちが生徒役員や各委員会、部活動の中心になって学校改革のために大活躍してくれました。

小学生の子供の心は純粋です。指導する大人が真剣に考え、信念をもって言動したことは、そのまま受け止めてくれます。どこへ出しても自慢できる子供たちに育てること、全校の模範となれる子供たちに育てることこそ、辰巳ジャンプの指導目標です。



さて話は変わって、私のところに届いた年賀状のひとつに、元キャプテン・U.Fさんの目標が書かれていました。

『今年の目標 全国制覇です。』

確かに、死に物狂いで練習すれば、全国制覇も夢ではない中学に彼女はいます。この年代が辰巳ジャンプにいた頃には、夢実現法則として繰り返し教えてきたことがあります。それは「アファメーション」です。これは肯定的にそして強力に自分自身の目標を宣言することを意味します。さらに教えてきたことは、自分の夢や目標をできるだけ多くの人に伝えなさい。心に秘めてはいけない。できるかどうかは関係ない。遠慮せず、どんどん宣言することで、その夢を実現するための協力者が次々と現れる。たくさんの人を味方につけて、自分が夢を実現する姿で協力者にも勇気を与えなさい。これは12月に大会開催でお世話になった中村学園の校長先生もおっしゃっていたことです。



昨日の太子堂練習会での最大の収穫は、こうした子供たちの自発的な練習姿勢にありました。
コート内でも、少しずつではありますが、チームの仲間に厳しい言葉、もっとレベルを上げようという言葉を言えるようになってきました。私が期待するレベル(理想)としては、私が何も言わなくても子供たち同士で厳しい練習を求めるようになること。私が驚くほど、お互いに厳しい態度で子供たちが練習をすることです。これは高校生レベルの課題だと思いますが、題名にもありますように、目指しているのは発達段階を超越したレベルです。できるかどうかは別として、『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』ということを実践できたら、5年生全員の心の財産になることは間違いありません。
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新春交流試合 IN 太子堂

2014年最初の日曜日はクリスマスに続いて、太子堂さんにお世話になりました。

今回はお正月でもあり、太子堂ジュニアさんのイキなはからいで「獅子舞」を見ることからスタートしました。(写真参照)
これは太子堂ジュニアさんに所属している男子が、日頃から習っているものを見せてくれたもので、今日の交流会に参加した小学生全員が2014年の1年間、怪我なく健康でバレーボールをできるようにという願いを込めて披露してくれたものです。小学生バレーボールの練習試合らしい、子供たちの経験を増やすための企画に、太子堂ジュニアのK監督の温かな気持ちを感じました。ありがとうございました。


試合の方は、午前中は来週の支部予選に向けて、レギュラー主体でやりましたが、なんとかかんとか勝ち越し。
午後は全員の経験値をあげるために、「全員が公平に出ること」という設定で試合に出る子を子供たちに決めさせました。当然チグハグ感が目立って負け越し。1日トータルで5勝5敗でした。

試合の結果は今ひとつでしたが、今日はちょっと驚いたことがありました。指の怪我で2ヶ月間、前衛ポジションができなかったI.Nさんのことです。昨日の初練習で、久々に前衛でスパイクを打たせましたが、2ヶ月前とはちょっと違う。
「あれ?急に身長が伸びているかな???」
と感じました。そこですぐにメジャーで身長を測ってみると、怪我の前よりも5センチほど高さが出ている。体が成長した分、足の筋力も増したのでしょうか、ジャンプ力まで伸びている。これならば上手に軟打を入れながら相手ブロックを崩していけば、チーム一番の得点源になります。さらにこの2ヶ月間のプラス要因をあげれば、ずっとバックのレシーバーとして、レシーブばかり練習してきたので、アンダーのボールコントロールが非常に安定したということです。怪我が完全に治って、今後の試合経験を積むことで、2月には本来のエースアタッカーの実力を取り戻せるのではないかと思わせてくれました。


さて、教育大会を前にして、2年前の「教育大会支部5位チーム(現中1生の都大会出場決定戦)」とのデータ比較をしてみます。これを参考に、辰巳ジャンプの5年生は自己目標をもう一度考えてみましょう。

【スパイク成功率】
2年前・・・エースU.F 82%、レフトH.H 79%、ライトA.N 0%
今年度・・・I.N 77.8%、W.Y 61.6%、H.A 59.4%、N.M 58.1%、K.S 55.7%

【サーブ効果率】
2年前・・・チーム118%
今年度・・・チーム114.4%

【サービスエース率】
2年前・・・チーム合計28.0%、エースU.F 42%、N.H 29%、W.A 26%、O.A 24%、A.N 20%、H.H 17%
今年度・・・チーム合計27.6%、A.R 35%、K.S 34%、I.N 28%、H.A 26.7%、O.R 26.5%、N.M 24.4%、A.H 24.1%、E.R 24.0%、K.R 20%、W.Y 12%


もう分かるでしょう。アタッカーの決定力がチーム最大の課題なのです。2年前はスーパーエースU.Fがチーム得点の80%のたたき出していた。今年はアタッカーは多いが「大エースがいない」という状態。
さあ、誰が辰巳ジャンプのエースアタッカーになるのだろう???
君かな? それとも 君かな???
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チーム始動 「こういうチームになりたい」

2014年の練習初めにあたり、5、6年生には子供だけのミーティングからスタートさせました。

(1)なりたくないチームのイメージを出す

(2)そこから「自分たちがなりたいチームイメージ」を作り上げる

このミーティングの結果、辰巳ジャンプ’14(ワンフォー)のチームイメージはこうなりました。

『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』


(このまとめに至るまでの意見)
・つらい時でも明るく声を出して笑顔で練習する。
・バレーをだれよりも好きになる。
・バレーを楽しむ。
・ボールが落ちても追い続ける。
・床に落ちるまでボールを追いかける。
・最後まであきらめない。
・取る前に声を出し、全てのボールを取るという気持ちをもつ。
・他チームより声を出し、笑顔でプレーする。
・常に周りに気を配る。
・前向きな考えをもつ。
・自分からきびしい練習を求める。
・たくさん練習する。
・一つ一つのプレーをていねいにする。


(こうはなりたくないチームイメージ)
『やる気と声がなく、暗いチーム』
・暗いチーム
・全力を出せないチーム
・最後までボールを追いかけないチーム
・声を出さないチーム
・やる気のないチーム
・お見合いするチーム
・応援したくないチーム
・一人だけでプレーしているチーム
・マイナス思考なチーム
・チャレンジしないチーム
・楽しいバレーをしないチーム
・練習を活かさない、考えの甘いチーム
・練習をサボるチーム


大人がまったくかかわらずに、子供たちの力だけでこのように決めたことは、メンタルトレーニングとして非常に大きな力になるはずです。今後は練習訓の3つの後に、『私たちは宇宙一だ』ではなく、自分達で決めた、この『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる。』を唱えてから練習をはじめましょう。明日の練習試合から始めます。
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初夢=原点に帰れということか?

初夢をみた。
夢はいつも不思議な内容が多いが、今年は私が初任者教員時代に経験した特別支援学校(城南養護学校)のはっきりした夢だった。

今はもう亡くなってしまった教え子、筋ジストロフィーのN君が、元気に学校に来ていた。しかも私が担任していた時より、自分の意思をしっかり語り、科学を勉強してみたいので、事務室にあるはずの特殊な石を借りに連れていって欲しいという。その事務室には、なぜか辰巳小時代にお世話になったIさんが事務主任として対応してくれた。
もしかしたらN君は、病気がなく、元気な身体をもっていたら、科学者になっていたのかもしれない。自分の思うように身体を動かせるということは、なんと貴重なことかとあらためて思う。


また、教員の学年会議の場面もみた。
一人一人の子供たちのことを、全員が熱く語り合い、どう指導していこうか議論を戦わせていた。主な主張は、
「すべての発達段階の子供であっても、子供の本音を引き出し、受け止め、最も適切な教育をしていかないと、この学校の子供たちは活かされない。」
このことを具体的な事例を通して話し合っていた。夢の中なのに、心に炎が燃え上がるような高揚を感じていた。



この初夢はおそらく、今年は「原点に帰れ」という啓示なのではないかと思われる。特別支援教育は教育の原点とも言われる。すべての人に優しい教育、深い配慮のある授業、施設や教材の整備をしていくことがユニバーサルデザイン。理想的な教育である。

また、自分の初任者教員時代のことを初夢でみるということも、「原点に帰れ」「原点が大事だ」と、なにかが指し示したものと感じられる。


辰巳ジャンプとしても大勝負の年だし、自分の仕事上でも大きくステップアップしなくてはならない年である。このタイミングで意味深い初夢がおりてきたものだ。
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ZARD ALBUM COLLECTION MEDOLEY

ZARD ALBUM COLLECTION MEDOLEY


2曲目の「負けないで」を歌いながら今年は進んでいきたいです。
2007年、解散寸前の辰巳ジャンプ(=私)を救ってくれた、坂井泉水さんの楽曲の数々です。坂井さんは、この2007年5月27日に亡くなったのです。そのころの日記によれば、辰巳ジャンプは本当に危機的な状況だったことが分かります。よく今のチーム状況まで盛り返したと思います。ZARDのリズムに乗って、今年も私は前進します。

【その1ヶ月後、2007年6月27日の日記】

「坂井泉水さんを偲ぶ会」に行ってきた。彼女とは同世代だ。すごい参列者の数だった。きっと自分など浮いてしまうだろうと思っていたが、同世代の人もたくさんいて、あらためて坂井泉水さんに励まされてきた人の多いことを実感した。

思い切って行って、本当に良かった。1時間ほど並んだが、まったく苦にならなかった。大画面で流れてくるコンサートの様子を見ながら、数々の思い出がこみあげ、涙が出そうになった。

「負けないで」「揺れる思い」…
全ての曲に思い出がある。

献花をした瞬間、もう坂井泉水はいないんだということが胸に迫り、思わず「ありがとう」の言葉が口から出た。


【2007年9月15日の日記】
今日から東京新聞杯予選がスタートした。

部員が足りずに夏のサントリーカップを棄権した辰巳ジャンプ。実は体育館工事のために練習会場がない。そこで私の勤務校まで来て練習をしているのだが、その通うつらさに耐えられず、貴重な2年生が辞めた。

現時点でも部員が5人と足りない状況。そこで辞めてしまった2年生に「試合だけでいいから来てね」と説得して何とか6人そろう。そんな状態のチームが勝てるわけないのだが、今日1勝してしまったのだから、やってみなければ分からない。支部決勝大会に出場できる7チーム枠の7番目を争っている現状なので、ここは監督の采配で何とか勝たせてあげたい。

ところで今日の私はちょっと疲れ気味だったのかもしれない。

朝7時30分から日本テレビで放送された「坂井泉水」の特集を見て、涙が出そうになった。これで心が乱れたのかもしれない。なんと財布を忘れてしまった。 しかもそれに気がついたのが試合会場に入ってから。

次の失敗は、スポーツバッグの中に入れてあった水筒の口を閉め忘れ、スポーツドリンクが全部バッグの中にもれていた。こんな失敗は初めてだ。

少し休まなくてはならんぞと思い、帰宅途中で車を止めて、ZARDのベストアルバムを大音量で聴く。「負けないで」の曲に励まされる。辰巳ジャンプの練習前に、子ども達に必ず歌わせようと決める。


【2008年11月13日の日記】
8曲目の「マイフレンド」は辰巳ジャンプの子供たちにも覚えてほしい曲です。

「マイフレンド」

歌詞の一節一節がグイグイ心に響いてきます。

『あなたを想うだけで 心は強くなれる ずっと見つめてるから 走り続けて』
独りで走り続けているんじゃない、誰かに認められ見ていてくれる人がいるから走り続けることができるんだ。

『ひたむきだった遠い日の夢は 今でも眩しい』
そう、すごくひたむきに、純粋に進もうとしていた青春時代の夢を忘れていないから今でも力を伸ばせるんだね。

『どんなに不安がいっぱいでも 真っ直ぐ自分の道を信じて』
不安で不安で逃げ出したこともあったけど、自分の決めた道は外さずに進んできた。真っ直ぐじゃなかったけど、真っ直ぐに進もうとはしてきた。その道を進めば何かを帰られると信じて進んできた。

『飾らない素顔のあなたが好き 変わってしまうことが哀しい』
かっこつけなくてもいい。素直な気持ちを失わずに、いつまでも少年の心を持ち続けたい。

『この距離通り抜ける 風になりたい』
どんなに離れていたとしても、距離があったとしても、自分の思いを届けられる。風のように届けられる。地球の裏側にだって届けられる。

この曲「マイフレンド」は、井上の発想を促す時のテーマソングであり、テンションをあげるときの応援歌であり、常に成長をしていくためのエネルギーなのです。
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長期目標

あけましておめでとうございます。

辰巳ジャンプの長期目標を提示して新年の決意とします。


2014年、現5年生チームとして辰巳ジャンプ史上最高レベルの成績を残す。低学年チームを12人以上にする。

2015年、4年生チームで都大会出場を目指す。部員20人以上にする。2~3年生チームでU10大会優勝を目指す。

2016年、5年生チームで支部優勝を目指す。3~4年生チームで江東区B大会優勝を目指す。3、4、5年各学年でチームを組めるようにする。部員数は25名を超える。

2017年、6年生チーム(現2年生)で過去最高成績を残す。各学年ごとに対外活動できるようにする。部員数は30名を超える。

2018年、新チーム(現1年生)で過去最高成績を残す。

2019年、部員数過去最大(43人)を上回る50人を達成し、3~6年生の4チームを登録し、大会出場することで東京オリンピックを盛り上げる。

2020年、チーム結成20周年。東京オリンピックに、全日本チームやビーチバレーチームのメンバー、また、大会スタッフとして、辰巳ジャンプ出身者が活躍する。


「青は藍より出てては藍より青し」を毎年実践していくことで、目標を達成していきます。
(意味)
「藍」とは、染料に使う藍草のことで、藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となりいます。その関係を弟子と師匠にあてはめて、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意のことわざです。荀子の言葉で、学問や努力により持って生まれた資質を越えることができるということですが、辰巳ジャンプに当てはめると、藍を先輩に当てはめ、青を後輩に当てはめます。後輩は先輩の成績よりも一歩でも良い成績を残すことを目標とします。このブログの題名が「一歩いっぽ・・・前に前に!」となっているのは、ここから来ています。


そろそろ2030年までの自己ビジョンメイキングをする必要があると思っています。バレーボールに関しては、この頃までにはおそらく徐々にルール改正が行われ、今とは違ったスポーツに変化していくことと思います。
さらに2050年までは考えておかなくてはならないとも思っています。
このへんが私の人生の終盤戦になるはずですが、2100年まで想定することができれば、かなり強いビジョンメイキングになるはずなので、今年1年間は、バレーボールだけでなく、教育のことを本気で学び、底力をつけておく必要があると決意しています。
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