Avantgardey impresses the crowd with SPECTACULAR dance! | Finals | AGT 2023

Avantgardey impresses the crowd with SPECTACULAR dance! | Finals | AGT 2023


Avantgardey's UNBELIEVABLE dance is unlike anything you've ever seen! | Qualifiers | AGT 2023


Japanese Girl's Audition BLOWS The Judges Minds On America's Got Talent 2023 | Simon Cowell Loves It


バレーボールは「フォーメーション」のことをよく指導します。小学生にはかなり難しいことです。それでもフォーメーションプレーを身につけることで、個人の力からチームの力に高めることができます。フォーメーションとは美しいものです。この動画のオリジナルダンスのように。私はバレーボールプレーヤー経験者ではないため、バレーボール以外のことからも指導イメージをもつことがあります。世界の舞台で認められたダンスのようなフォーメーションに似たプレーを、コートの中でコーディネートしてみたいものです。このダンスの指導者が、決勝戦でABBAの有名な曲を選択し、それをずっと秘めていたことも、試合に臨む策略として参考になります。(その後、聞いた話によると、ABBAの曲を使う予定だったのではなく、直前に事情で曲の変更をされたということ。そうするとさらにすごいです。急な変更にも対応できるフォーメーションダンスから学ぶことは、基礎基本の大切さでしょうか。)

ということで、アバンギャルディの単独ライブにも行くことにしました。自分の中のフォーメーションイメージを高めるためです。
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【ハイライト】張本美和 vs 銭天一|WTTスターコンテンダーゴア2023 女子シングルス準々決勝

【ハイライト】張本美和 vs 銭天一|WTTスターコンテンダーゴア2023 女子シングルス準々決勝


この動画は最新の卓球中継です。
日本の14歳、中学生の張本美和選手と中国選手・銭天一選手の試合です。
張本美和選手の強さがいよいよ際立ってきた感じがします。
その卓球内容が、史上最強と言われた中国の張怡寧さんを思わせます。
とにかく先手先手で攻め続ける。動画では分からないかもしれませんが、生で試合を見ていると、それも打っちゃうのかというほど強打の連発をしていくのが張本美和卓球です。

【卓球】中国卓球界史上最強の選手:張怡寧【絶対的女王】


二つの動画を見くらべれば、張本美和選手のすごさが分かると思います。
矢口タートルズの卒業生には、卓球部員として活躍している子もたくさんいるので、きっと参考になるでしょう。
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「はっ」と言うことのスポーツ効果

土曜練習日。午後の4時間練習が続きましたが、みんなとても熱心に頑張りました。

今日の指導ポイントを書き残します。

(1)飛んできたボールをアンダーハンドで取り、パスする時には、打つ瞬間にあごを両腕の間に入れるように頭を下げる、そうすることで、肩関節が前に動いて、自然に腕がしぼられる。頭を下げることでボールをよく見るクセもつく。腕がしぼられれば、ボールの勢いを殺せるため、次の人がトスを上げやすいパスになる。

(2)レセプションで、自分の体より左側にボールが飛んできたら、ボールを拾った瞬間にできるだけ右を向く。右側に飛んできたら、打つ瞬間に左を向く。

(3)アンダーハンドの種類は、腕を伸ばすことだけではない。場合によっては、腕を曲げたまま面を作るアンダーハンドもある。ネットにかかって落ちてきたボールを上にあげる場合、腕を伸ばしてかまえてしまったら絶対に上げられない。腕がタテになってしまうからだ。ネットからのアンダープレーでは、腕をしっかり曲げて、顔の前でかまえる。床ギリギリでも拾えるように低くかまえ、落ちてきたボールを曲げた腕を上に伸ばすようにして打ち上げる。これができるようになると、ネットにかかったボールを高く上げることができるようになる。

(4)スポーツオノマトペを使うこと。今日の画像は2008年に私がまとめた「スポーツオノマトペ」についてのマインドマップです。一流のスポーツマンは、プレーする時に必ず声を出します。今日紹介したのは、ソフトボール金メダリストの世界一ピッチャー・上野選手のかけ声です。投球する時に、「よー いっ しょ!!!」と勢いを出す声を出します。矢口タートルズで、今日一番、スポーツオノマトペを使えるようになったのが、4年男子のS.Y君です。スパイクを打つ時に、「はっ!!!」と声を出すことで、全身に今まで以上に力が入り、ネットを越えるかどうかだったスパイクが、初めてエンドラインまで届き、試合で次々と点を取るようになりました。こうなると本人は最高にうれしいでしょうね。今日1日の練習の中で、たぶん彼の心の中には、成功体験が積まれ、「自分は声を出せば、力を出せる」と自信になったのではないかと思います。もし彼がこのことを忘れなければ、人生を生き抜く大きな力となるはずです。

(5)さて、スポーツオノマトペが、なぜ効果的なのでしょうか。S.Y君の今日の様子から説明しましょう。彼は失敗することへの不安がとても大きく、心を閉じた状態でバレーボールをすることが多かったのです。これは本人にとって、ストレスも大きく、一生懸命がんばっているのに、なかなかじょうずにならないマイナス効果が見られました。どうしたら彼が心の壁を破ることができるか、私もいろいろと考えてきました。その本人のプレーヤーとしての努力と、私のコーチとしての努力がピタッと結ばれた瞬間が、今日のスパイク練習だったのです。「打つ瞬間に、はっ!!!と言ってみよう」と指導し、本人がそれを選んで練習した。すると、今まで以上に強いスパイクを打てるようになった実感が、彼の心の中に強く残った。ですから、これが忘れられないエピソード記憶として脳にきざまれ、練習試合でもやってみようとポジティブになった。そして練習試合でじっさいに「はっ!!!」と言うスパイクをやってみたら、初めてエンドラインまで届くスパイクを決めることができた。彼は本当に嬉しかったはずです。最高の笑顔が飛び出していました。こうなると人間の脳は、次の成功を求めて勝手に動き出します。もっと試してみたくなったS.Y君は、何度も何度も「持ってこい!」とトスを呼び、スパイクを打てるトスは、すべてエンドラインに決めるという素晴らしい成功体験を繰り返したのです。これが小学生バレーボール指導の醍醐味です。


余談で笑い話です。
今の小学生の子供に、「はっ!!!というのは和田アキ子だね。」と言ったら、シーンとしてしまいました。(えっ?どうして?)と思った私は、質問をしてみました。「和田アキ子って知ってる人?」・・・・・なんと、1人も手をあげない。そうだったんだ・・・。ここで私は学びました。小学生への話題は、過去3年間のことにしぼらないと、小学生はイメージできないのだということを。これが担任をしていない教員(校長)の感覚です。たぶん今、私が担任をしていたら、キャッチーな例をあげることができたでしょう。ますます最新情報を得ないと、小学生の指導もできないぞ、最新の情報に心のアンテナを立てておこうと決意した今日でした。
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「できるまで練習」からの学び

今日の辰巳ジャンプは全員出席。バレーボールの練習は、こうでなくてはなりません。ボールを落としてはいけない特殊競技ですから、全員の呼吸を合わせることが必要です。練習を休んでいたら呼吸など合うわけないので、全員出席することがチーム力を上げる第一歩です。

練習は基礎技術向上のために、徹底的にアンダーハンドパスの練習をしました。各個人に合わせてパスを続ける目標回数を設定し、それができるまで練習を続ける「できるまで練習」です。これがけっこうきつい。すぐにできたならば楽ですが、なかなか目標クリアできないと気持ちを集中させることも難しくなる。今日の子どもたちは、あきらめずによく頑張りました。

地道な努力を続けた午前中の練習を終えて、練習から学んだことをふり返るミーティングをしました。
「今日の練習から学んだことは何?」
という質問への子どもたちの答えは、「粘り強く練習することの大切さ」「声を出して練習するとボールが落ちない」「基本を大切にすること」などでした。そこで最後に声を出すことの意味を教えました。

「声を出すと、自分だけでなく、まわりにいる人の脳が必ず反応する。カバーして!といえば、誰かが動いてくれる。高く上げてといえば、仲間が意識してくれる。耳から入ってくる声という情報に、人間の脳は勝手に反応するようにできているのです。たとえば、今、外でキャーッという声がしたら、みんな見に行くよね。キャーッに意味があるからです。だからこれまで以上に意味ある声を出していこう!」

納得してくれた子どもたちの、その後の練習態度が大きく変化したのは当然のことです。

笑い話のエピソードも生んでくれました。
昼休みに、背番号5番さんと9番さんが、体育館の外で大声を出しました。
「ヘビだー!」
その声に、私を含めた全員がかけつけました。しかし、そこにはヘビなどいません。そして、ニヤニヤしている二人が言った言葉は、
「声の実験をしてみました(笑)」
まんまとだまされた私たちは、
「な~んだ、それじゃあオオカミが来たぞのオオカミ少年といっしょたよ。」
と苦笑いしましたが、学んだことをすぐに試してみる態度をとても高く評価し、褒めてあげました。

こういうエピソードが生まれるのが、辰巳ジャンプの長所です。
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井上流 花粉症撃退方法(再掲載)

勤務校でこの記事を配布したところ、「私にもコピーをください」という反響が大きかったので、再掲載することにしました。
花粉症の撃退方法です。
使うかどうかは読み手の判断次第。私としてはある程度の効果が出ているので、参考資料として出します。

***************************

春になると毎年、花粉症で苦しむ人が多いですね。実は私も6年ほど前には重症の花粉症で、春になるとクシャミは止まらないし、目がかゆくていつも真っ赤な状態でした。あまりにも厳しい状態なので、ヨーグルト飲料を取れば良くなると言われれば毎日飲み、鼻うがいをすればちがうと言われれば、ズルズルと鼻うがいをし、いろいろなことをしてきました。しかしそれほど効果があったように思いません。この症状が劇的に変わったのが2008年でした。この年、世の中で脳科学と言われているものを徹底的に学び、その中から自分に合った方法を見出したのです。自分で考え出した自分に合った方法なので、他の人に応用するのは難しいかもしれませんが、多少は参考になるのではないかと思い、公表します。

(1)情報に振り回されない自分を築く
 花粉症で悩んでいる人の多くは、おそらくその辛さから、自分に対する「マイナス感情」を連日、そして毎年積み上げていることが多いと考えました。春が近づいてくると、ニュース番組で毎日毎日「今日は花粉の量がすごいです」「昨年の倍の量です」などと、私たちの潜在意識(無意識)に刻み込むように情報が侵入してきます。そうすると私たちは知らないうちに「花粉症の症状は大変だ」というプチ洗脳をされてしまうのです。このプチ洗脳技術はインターネットによるICT革命が起こって以来、年々過激になっており、このことをしっかり理解していないと知らないうちにその気にされてしまう危険をはらんでいます。
 まずはこうしたプチ洗脳にかからないようにするため、ブレない自分を築く必要があります。私の場合は、どのような情報に対しても、まずは「本当にそうなのか?」「その情報は本当に正しいのか?」「なぜそういう情報を流す必要があるのか?」というように情報防御バリアを作ります。花粉症情報に対しては、「それがどうしたの?」と自分の脳に言い聞かせるようにしています。

(2)花粉を防ぐのではなく、花粉との勝負に勝つ!
 癌をはじめとする重篤な病との戦いをして、見事に克服した方の体験談をよく聞きます。そういう方々が必ず言うことが、「絶対に負けない」「負けてたまるか」いう強気の言葉です。「ダメだ・・・」という気持ちになった人が不治の病を克服したことは聞いたことがありません。「自分に使命があるならば、この病を治せるはずだ」という確信に満ちた精神力、生命力で奇跡を起こしてきた方は数え切れないほどいるわけです。であるならば、このレベルの生命力を沸き立たせれば、たかが花粉症くらいで負けるはずがない。自己治癒力を最大限に高めるんだと自己暗示をかけることが大事だと気づき、これまで実践をしてきました。
 「プラシーボ効果」という言葉があります。日本語でいうと「偽薬効果」となります。人間の脳は、騙されやすい。思い込んだら見えないものまで見せてしまう機能を持っているそうです。これを逆手にとって、「自分の体は花粉症なんかには絶対に負けないのだ!」「花粉などたかが塵(ちり)ではないか」と日々言い聞かせると、自分の脳がその気になって、花粉症に強い状態を作り出してくれる。戦う体へと自動操縦してくれる。「アファメーション(肯定的自己宣言)」の手法を花粉症との勝負にも活用していきます。

(3)「サイモントン療法」の活用
NPO法人サイモントン療法協会
カール・サイモントン博士
放射線腫瘍医・心理社会腫瘍医。臨床現場で、心理的介入が癌治療や治癒に大きな影響を及ぼすことを認識し、現在のサイモントン療法の基盤を創りあげる。サイコオンコロジ(精神腫瘍学)、心理社会腫瘍学、精神神経免疫学における先駆者的存在。

この先生が「イメージ力」を活用して癌を克服していくプログラムを開発しています。私はこの「イメージ力」による自己治癒力向上の方法は、花粉症にだって通じるものがあると考え実践してみました。その結果、花粉症が治ったわけではありませんが、重症の花粉症ではなくなりました。サイモントン療法の一端だけを紹介します。

☆集中力・前進の心を生み出す☆
何かに集中して打ち込んでいる時、不思議と花粉症の症状が出ていないことに気づいたことはないでしょうか。脳はひとつのことに集中する特性がありますから、前向きな態度で何かに打ち込むことが、症状を抑える効果がありそうな気が私はしています。症状を重くしている多くの場合、不健全な思考・マイナスな信念を自分自身に思い込ませていることがないでしょうか。

☆マイナスな信念や思い込みを書き換える☆
花粉症のストレスを解消するためには、否定的感情を呼び起こす信念(思い込み・思考・解釈)に目を向け、それが健全であるか不健全であるかを意識する必要があります。不健全信念は、健全な信念に書き換える努力していきます。それが私の場合は「アファメーション」の活用による潜在意識転換法になります。

☆イメージ力の活用(ビジュアライゼーション)☆
花粉症との戦いを絵に描いたり、思い描いたりすることで視覚化し、自然治癒力の効果を増強する。マインドマップに花粉症撃退方法をできるだけ文字を使わずに描いてみると良いでしょう。戦っている姿を絵で描くだけでもいいかもしれません。北海道の旭山動物園が14枚のスケッチを共有することによって、革命的な経営転換をはかったことがあります。イメージの力は意外なほど大きいことを体験してみても悪くはないと思います。私の場合は、花粉症の症状が出そうだと感じた夜には、布団の中で花粉のつぶをバシバシ破壊していくことを想像するイメージトレーニングをしています。

未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある
クリエーター情報なし
あさ出版


☆希望を持つ、未来の勝利を楽しみにする☆
「ダメだ、イヤだ」では自己治癒力が上がるはずがありません。今、目の前の戦いに勝利することを楽しむことが大事です。これは何も花粉症撃退法だけではありませんね。受験勉強でも同じです。某予備校有名講師が言っていますよね。「じゃあ、いつやるか?今でしょ!」と。この言葉を聞くと不思議とやる気になります。言葉の力も大きいですね。「花粉?何それ?負けるわけないじゃん」と自己暗示。クシャミが出ても、「よし来たぞ!勝負には絶対に勝つ!」と楽しんでしまう。症状を押さえ込んだら自画自賛する。時には勝利した自分に、美味しいお菓子のプレゼントでもしてあげたら、脳はますますポジティブに活性化され、自己治癒力が強まることでしょう。



こんなふうに花粉症との戦いをしています。あくまでも自己流なので、万人に当てはまるとは思っていません。でも、参考にしてくれる人もいると思いますので紹介してみました。
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花粉症撃退法(2013年3月の記事からコピー)・・・・・ウイルス撃退法

春になると毎年、花粉症で苦しむ人が多いですね。実は私も6年ほど前には重症の花粉症で、春になるとクシャミは止まらないし、目がかゆくていつも真っ赤な状態でした。あまりにも厳しい状態なので、ヨーグルト飲料を取れば良くなると言われれば毎日飲み、鼻うがいをすればちがうと言われれば、ズルズルと鼻うがいをし、いろいろなことをしてきました。しかしそれほど効果があったように思いません。この症状が劇的に変わったのが2008年でした。この年、世の中で脳科学と言われているものを徹底的に学び、その中から自分に合った方法を見出したのです。自分で考え出した自分に合った方法なので、他の人に応用するのは難しいかもしれませんが、多少は参考になるのではないかと思い、公表します。

(1)情報に振り回されない自分を築く
 花粉症で悩んでいる人の多くは、おそらくその辛さから、自分に対する「マイナス感情」を連日、そして毎年積み上げていることが多いと考えました。春が近づいてくると、ニュース番組で毎日毎日「今日は花粉の量がすごいです」「昨年の倍の量です」などと、私たちの潜在意識(無意識)に刻み込むように情報が侵入してきます。そうすると私たちは知らないうちに「花粉症の症状は大変だ」というプチ洗脳をされてしまうのです。このプチ洗脳技術はインターネットによるICT革命が起こって以来、年々過激になっており、このことをしっかり理解していないと知らないうちにその気にされてしまう危険をはらんでいます。
 まずはこうしたプチ洗脳にかからないようにするため、ブレない自分を築く必要があります。私の場合は、どのような情報に対しても、まずは「本当にそうなのか?」「その情報は本当に正しいのか?」「なぜそういう情報を流す必要があるのか?」というように情報防御バリアを脳内に作ります。花粉症情報に対しては、「それがどうしたの?」と自分の脳に言い聞かせるようにしています。

(2)花粉を防ぐのではなく、花粉との勝負に勝つ!
 癌をはじめとする重篤な病との戦いをして、見事に克服した方の体験談をよく聞きます。そういう方々が必ず言うことが、「絶対に負けない」「負けてたまるか」いう強気の言葉です。「ダメだ・・・」という気持ちになった人が不治の病を克服したことは聞いたことがありません。「自分に使命があるならば、この病を治せるはずだ」という確信に満ちた精神力、生命力で奇跡を起こしてきた方は数え切れないほどいるわけです。であるならば、このレベルの生命力を沸き立たせれば、たかが花粉症くらいで負けるはずがない。自己治癒力を最大限に高めるんだと自己暗示をかけることが大事だと気づき、これまで実践をしてきました。
 「プラシーボ効果」という言葉があります。日本語でいうと「偽薬効果」となります。人間の脳は、騙されやすい。思い込んだら見えないものまで見せてしまう機能を持っているそうです。これを逆手にとって、「自分の体は花粉症なんかには絶対に負けないのだ!」「花粉などたかが塵(ちり)ではないか」と日々言い聞かせると、自分の脳がその気になって、花粉症に強い状態を作り出してくれる。戦う体へと自動操縦してくれる。「アファメーション(肯定的自己宣言)」の手法を花粉症との勝負にも活用していきます。

(3)「サイモントン療法」の活用
NPO法人サイモントン療法協会
カール・サイモントン博士
放射線腫瘍医・心理社会腫瘍医。臨床現場で、心理的介入が癌治療や治癒に大きな影響を及ぼすことを認識し、現在のサイモントン療法の基盤を創りあげる。サイコオンコロジ(精神腫瘍学)、心理社会腫瘍学、精神神経免疫学における先駆者的存在。

この先生が「イメージ力」を活用して癌を克服していくプログラムを開発しています。私はこの「イメージ力」による自己治癒力向上の方法は、花粉症にだって通じるものがあると考え実践してみました。その結果、花粉症が治ったわけではありませんが、重症の花粉症ではなくなりました。サイモントン療法の一端だけを紹介します。

☆集中力・前進の心を生み出す☆
何かに集中して打ち込んでいる時、不思議と花粉症の症状が出ていないことに気づいたことはないでしょうか。脳はひとつのことに集中する特性がありますから、前向きな態度で何かに打ち込むことが、症状を抑える効果がありそうな気が私はしています。症状を重くしている多くの場合、不健全な思考・マイナスな信念を自分自身に思い込ませていることがないでしょうか。

☆マイナスな信念や思い込みを書き換える☆
花粉症のストレスを解消するためには、否定的感情を呼び起こす信念(思い込み・思考・解釈)に目を向け、それが健全であるか不健全であるかを意識する必要があります。不健全信念は、健全な信念に書き換える努力していきます。それが私の場合は「アファメーション」の活用による潜在意識転換法になります。

☆イメージ力の活用(ビジュアライゼーション)☆
花粉症との戦いを絵に描いたり、思い描いたりすることで視覚化し、自然治癒力の効果を増強する。マインドマップに花粉症撃退方法をできるだけ文字を使わずに描いてみると良いでしょう。戦っている姿を絵で描くだけでもいいかもしれません。北海道の旭山動物園が14枚のスケッチを共有することによって、革命的な経営転換をはかったことがあります。イメージの力は意外なほど大きいことを体験してみても悪くはないと思います。私の場合は、花粉症の症状が出そうだと感じた夜には、布団の中で花粉のつぶをバシバシ破壊していくことを想像するイメージトレーニングをしています。

未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある
クリエーター情報なし
あさ出版


☆希望を持つ、未来の勝利を楽しみにする☆
「ダメだ、イヤだ」では自己治癒力が上がるはずがありません。今、目の前の戦いに勝利することを楽しむことが大事です。これは何も花粉症撃退法だけではありませんね。受験勉強でも同じです。某予備校有名講師が言っていますよね。「じゃあ、いつやるか?今でしょ!」と。この言葉を聞くと不思議とやる気になります。言葉の力も大きいですね。「花粉?何それ?負けるわけないじゃん」と自己暗示。クシャミが出ても、「よし来たぞ!勝負には絶対に勝つ!」と楽しんでしまう。症状を押さえ込んだら自画自賛する。時には勝利した自分に、美味しいお菓子のプレゼントでもしてあげたら、脳はますますポジティブに活性化され、自己治癒力が強まることでしょう。



こんなふうに花粉症との戦いをしています。あくまでも自己流なので、万人に当てはまるとは思っていません。でも、参考にしてくれる人もいると思いますので紹介してみました。
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目指しているのは、一歩も二歩も上のメンタルレベル

2014年に入って、子供たちを全面的に信頼して任せたスタートのミーティングは本当に大きな力となったと感じています。

『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』

このチームイメージを自分達のものにするために、辰巳ジャンプの子供たちは翌日の練習試合からメンタル面での成長を見せたのです。私から指示もしていないのに、キャプテンを中心に自分達の判断で、練習のはじめに大きな声で、『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』と全員で叫んで練習を始めていました。この自発的な行動こそ、辰巳ジャンプの最高の伝統です。だからこそ、歴代の辰巳ジャンプキャプテンは、どの県に遠征をしても「辰巳ジャンプのキャプテンはすごい!」と言われてきたのです。

今年のチームは辰巳ジャンプの歴史上、5年生で10人もの部員がいる最強チームです。この多彩なメンバーを引っ張るキャプテンの仕事は本当に大変なものですが、必ずやり抜いてくれると信じています。


私は学級担任をしていた時にも、学年の発達段階より何段階も上の「心のレベル」の課題を子供たちに与え続けてきました。例えば、小学2年生の学級を担任した時の合い言葉は、「6年生よりも学校のことを考えて行動する2年生になるよ!」というものでした。15年たった今、私の心を継いで、小学校教師として頑張っている教え子が現れています。4年生を受けもった時には、「この学校を支えているのは私たちの学年だよ!」と言い続け、責任感を育みました。その結果、私が受け持った子どもたちを引き継いだ高学年担任から、「5年生のスタートから、学校のことを考えて行動してくれる子供たちに本当に助かっています。」と高い評価をしてくれます。この評価はそのまま子供たちにはね返っていくので、自信をもった子供たちは、ますます自発的な行動で学校を良くしていくようになりました。

6年生を担任した時には、必ず「君たちが20年後、30年後の日本を作っていくんだよ。」と繰り返し言ってきました。私が教員として最後に2年連続6年、6年と担任した2つの学年の子供たちは、中学に行ってからたくさんの子供たちが生徒役員や各委員会、部活動の中心になって学校改革のために大活躍してくれました。

小学生の子供の心は純粋です。指導する大人が真剣に考え、信念をもって言動したことは、そのまま受け止めてくれます。どこへ出しても自慢できる子供たちに育てること、全校の模範となれる子供たちに育てることこそ、辰巳ジャンプの指導目標です。



さて話は変わって、私のところに届いた年賀状のひとつに、元キャプテン・U.Fさんの目標が書かれていました。

『今年の目標 全国制覇です。』

確かに、死に物狂いで練習すれば、全国制覇も夢ではない中学に彼女はいます。この年代が辰巳ジャンプにいた頃には、夢実現法則として繰り返し教えてきたことがあります。それは「アファメーション」です。これは肯定的にそして強力に自分自身の目標を宣言することを意味します。さらに教えてきたことは、自分の夢や目標をできるだけ多くの人に伝えなさい。心に秘めてはいけない。できるかどうかは関係ない。遠慮せず、どんどん宣言することで、その夢を実現するための協力者が次々と現れる。たくさんの人を味方につけて、自分が夢を実現する姿で協力者にも勇気を与えなさい。これは12月に大会開催でお世話になった中村学園の校長先生もおっしゃっていたことです。



昨日の太子堂練習会での最大の収穫は、こうした子供たちの自発的な練習姿勢にありました。
コート内でも、少しずつではありますが、チームの仲間に厳しい言葉、もっとレベルを上げようという言葉を言えるようになってきました。私が期待するレベル(理想)としては、私が何も言わなくても子供たち同士で厳しい練習を求めるようになること。私が驚くほど、お互いに厳しい態度で子供たちが練習をすることです。これは高校生レベルの課題だと思いますが、題名にもありますように、目指しているのは発達段階を超越したレベルです。できるかどうかは別として、『練習では他の人、他のチームよりも努力し、プラス思考を持つ。試合では、だれよりも声を出し、最後まであきらめず、誰からも応援されるチームになる』ということを実践できたら、5年生全員の心の財産になることは間違いありません。
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コーディネーショントレーニング

今日は勤務校の体育講師を引き連れて、東京都教職員研修センターで行われた「コーデネーショントレーニング」の研修会に参加しました。講師として話をされたのが徳島大学教授の荒木秀夫先生。この方が推進しているコーディネーショントレーニングの理論だけを東京都教育委員会が推奨していることを知りました。

講義を聴いていて腑に落ちたことがたくさんありました。コーディネーショントレーニングというのは、単なる体作りの方法なのではなく、脳科学に基づいた脳機能の穴埋め作業であること。そしてかなりハイレベルのポジティブ脳を作り出すことができる考え方であることが分かりました。脳科学を学んだことによって、今の立場である学校管理職の道へ進むことになった私としては、今日の荒木先生の講義はすべて私の実践を裏付けてくれることになりましたし、さらに新しい指導方法を身につけていくためのきっかけになりました。

今日受けてきた内容は、すべて辰巳ジャンプの練習に応用し、子供たちの能力開発をしていきます。今年のチームの子供たちは、どうも体幹が弱い子が多いと感じています。地上でも空中でも姿勢を崩す子供が多い。ずっと感じていたこの課題を解決できる目処が今日の研修でつきました。さっそく週末の練習から取り入れていきます。

このコーディネーショントレーニングで嬉しいことの一つに、脳機能の中で活用されていなかった部分へのアクセスをすることによって、頭の良い子供が育つことが予想されます。辰巳ジャンプのバレーボールに通うと、頭が良くなるという二次的な効果が生まれる可能性が出てきました。
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今の教育に最も必要なものは「気づきの力」

今にも雨が降りだしそうな空模様。一度中止連絡を流した後に雨がやんだので、子どもたちを緊急招集し、今日は辰巳駅前公園でアウトドア練習をした辰巳ジャンプです。取り組んだことはひとつだけ。ランニングパスのアンダーハンドとオーバーハンド。1時間弱練習しただけでしたが、子どもたちには意外にたくさんの気づきが生まれました。

(1)風を計算しながらパスの高さを調整するとつながる。

(2)強い風が吹いている中でのパスだから、100回続けるためには対人の距離を調整する必要がある。

(3)パスの出し手だけでなく、受け手の方もパスの「的」になれるように工夫してあげることで、パスがつながる。

(4)ランニングパスの最中に「指示の声」をみんなが出すことで集中力が高まる。

(5)ボールが後ろに飛んできた時には、真後ろに下がらず、横向きで下がれば難しいボールにも対応できる。

私がアドバイスしたことは基本中の基本ばかりですが、分かりやすい例え話をしながら、あらためて確認してあげることで、子どもたちの脳に「気づき」が生まれ、自分たちのするべきことが腑に落ちて、劇的に技術が上がるという場面を垣間見ることができました。

今日の子どもたちの姿からも感じることですが、今の教育に必要なものは指導の中でいかに「気づき」を生み出してあげられるかにかかっていると思います。「気づき」が生まれた瞬間に脳が活性化され、持てる能力がフル回転で発揮されるようになります。これを繰り返していくと、もう一度「気づき経験」をしてみたい、「成功体験をしてみたい」という欲求が生じ、練習や勉強がやめられなくなる子どもにと、誰かに言われなくても勉強し、練習し、最高の自発力を発揮するような子どもにと育っていきます。辰巳ジャンプの練習訓には「人に言われず進んで行動、全力プレーを心がけること」とあります。この練習訓にある選手に育てるためにも「気づきの力」を意識した指導方法をもっともっと開発していくことが辰巳ジャンプの指導には必要です。


【指導者にも選手にもお薦めする本】

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」
クリエーター情報なし
PHP研究所


のうだま―やる気の秘密
クリエーター情報なし
幻冬舎


進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社


脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)
クリエーター情報なし
日本放送出版協会
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上手になれば練習できる

「JAFMate」2013年1月2日号に掲載されていたセルジオ越後さんの言葉を転記します。

**********

ブラジルでは、「上手になったら練習できる」と言うんですよ。ところが日本では、「練習したら上手になる」と言う。勉強でも「勉強すれば頭が良くなる」と教えるけど、でも勉強した人がみんな東大に入れるわけじゃないですよね。つまり、ただ横並びに練習すればいいのではなく、競争して勝ち上がるということを教えないと、日本のサッカーは強くなれないと思います。

動物の本能である競争心を失うと、自立性がなくなるんですね。競争なしに平等に面倒を見るのは、ペットを育てるのと同じです。最近、日本の国際競争力が弱くなっているのも、そのせいではないでしょうか。

**********

これは今の辰巳ジャンプにピタリと当てはまります。良い意味での競争をしているからです。競争をさせると「自立性」が生まれるとセルジオ越後さんが言っている通り、今の辰巳ジャンプは競争をしているので、チーム練習をしていないのに上達するという流れができています。週末の練習でコートに立てるのは、それまでの1週間で個人練習を続け、伸びている子です。私が教えてもいないのに週末の練習で技術が上がっている。本気でレギュラーポジションを取りたいと思っている子は、自分自身の「意思」で週末練習に向けて努力をしてきています。子供たちのことを私が1週間見ていないので、その伸びがはっきり分かります。個人的な努力をしていない子も「ああ、練習していないな」とすぐ分かります。競争とは恐ろしいものです。毎日練習しなければ、たちまちポジションを取られてしまう。

「上手になったらコートに立てる」

これを辰巳ジャンプの新しい合い言葉にしていきましょう。
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「自問自答」が脳を鍛える⇒頭が良くなる

今日は全員参加の練習ができました。やはり全員そろって練習をしないとチーム力が上がりませんので、チーム保護者の皆さんは是非とも子どもたちを休ませないようにお願いします。

多くのチームは練習終了後のミーティングに力が入るのではないかと認識しています。しかし辰巳ジャンプは練習を始める前のミーティングに大きく力を入れています。その理由は、練習後にいろいろなことを教えたとしても、家に帰ったら忘れてしまう。また、ミーティングで学んだことを実際に練習で試すことができません。練習が終わった直後で疲れてもいるし、くどくどと話をしてもしょうがないかなと思っています。だから練習後のミーティングはほとんどしません。

その代わりに練習前のミーティングは入念にしています。教えようと思っていることはすべて練習前に伝える。子どもたちのモチベーションもアップしますし、その日の練習テーマをずっと意識化しながら取り組むことができる。練習前に指導したことが精神的な柱となってその日の練習を支えてくれる。練習中も「このことが最初に教えた事なんだよ。」と裏付けを与えれば、子どもたちは「ああ、そうなんだ、本当に先生が言っていた通りになるな。」と自信を深めることにつながる。また、練習前にいろいろなことを考えさせるようにすれば、脳の「やる気スイッチ」が入り、練習効果が上がります。

こういうことを「メンタルリテラシー」=「脳の使い方」といいます。


今日の練習前に教えたことのひとつは「自問自答」ということです。自分に問いかけ、自分で答える。どんなことに対しても、まずは「本当にそうなんだろうか?」と疑問に思うこと。それがたとえ学校の先生が言っていることだとしても、まずはじめに「本当にそうなんだろうか?」と問いをおこし、「なぜそういうことになるのか?」「なぜそういうことをする必要があるのか?」「それをやったらどうなるのか?」「そのことを言ったのは誰なのか?」など、様々な問いかけをし、自分なりの答えを必ず出す。そして出した答えが正しいのかそうか、先生や先輩、親、大人、友達などに確かめてみる。納得がいかなかったら自分で調べてみる。このような習慣を身につけることだけで、学校の成績などは一気に良くなります。

もうひとつ教えたことはこちらの本に書いてある成功法則です。
夢をかなえるゾウ
クリエーター情報なし
飛鳥新社

この本には人生に成功するための24種類の方法が面白おかしく紹介されているのですが、今日はその中から「応募する」ということを教えました。コンクールとか標語募集とか懸賞クイズとかに応募してみることで、意外にお金をかせぐことができるんだと教えました。子どもでも大人でも、多くの人は「自分にはできそうもない」「どうせ当たるわけはない」と決めつけてしまい、応募する努力をしません。これは推測になりますが、きっと応募する人というのは全体の「3%以下」なのではないでしょうか。そうすると応募するだけで私がいつも言っている「3%以内」に入ることができるのです。
この半年の間に私自身、ちょっと頑張って「応募をすること」によって、40万円以上のお金をかせぎました。もちろん自分のふところに入るお金ではなく、学校などの組織的に使うお金ですけど。A4の応募用紙2枚書いて25万円とか、15万円とか、応援してくれる人たちっているものです。
子どもの世界だって、ちょこっとしたコンクールに応募して賞を取れば、3万円の図書券をいただけたり、1万円分の賞品をいただけたりします。俳句や標語ひとつ応募するだけでそういう賞を手にすることだってあります。要するに無関心でいることをせず、いろんなことに関心を持って行動を起こすこと。こういう前向きな習慣が大事なのです。

これが今日子どもたちに教えたことです。

辰巳ジャンプの目標は「誰もが応援したくなる子どもたちを育てる」ことですから、頭が良くて性格も良い、気持ちも強い優秀な子どもたちを育てれば「どうしたらあんな子どもに育てられるのだろう?」といろんなチームの保護者の皆さんが言ってくれるでしょう。辰巳ジャンプの保護者の皆さんはご家庭でも親業を頑張っていただき、「自問自答」できる子に育ててくださいませ。
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じつは今、チームマネジメントのお手本として注目しているのが「つんく」です

辰巳ジャンプって、今年は7年ぶりに都大会に出場するなど、「復活」のイメージが私にはあります。いったん解散寸前まで落ちぶれたチームをここまで持ってくるのに4年間の歳月を要しました。この7年ぶりの活動の中に「マネジメント」という考え方をかなり取り入れました。

マネジメントといえば「ドラッガー」が真っ先に思い浮かびますが、これをそのまま持ってくると難しいんですよね。どうやって応用していけばいいのか理解するのが難しい。そこで私は、もっと分かりやすい・・・言いかえ、ものすごく分かりやすい、現実にマネジメントしているプロデューサー&団体をモデルにしてみました。

(1)秋元 康 氏 & AKB48
(2)前山田健一(ヒャダイン)&ももクロ

このふたつです。

秋元さん率いる「AKB48」はとうとうレコード大賞まで取りました。日本一になったわけです。しかし、はじめから人気があったのではなく、地道にファン層を拡大し、6年間かけて受賞までもってきた。そのスタート時点でこのような曲があったのです。地元の応援団を一網打尽につかんでしまうようなマネジメントです。

AKB48 (AKB48) sub espa�・ol, karaoke AKBTEAMEX


SKE48 SKE48


この曲を聴いたとたん、私の中で「体育館にいるすべての人を応援団にしてしまうような子どもたち」「地元に根ざしたものすごく根強い応援団を持てるような子どもたち」を育てようというプロジェクトがスタートしました。「この場所で夢を追いかけるから応援してね!」「誰よりも好きになって!」ということを言われて、次々と応援団が増えていった流れと同じようにチーム作りをしてみました。

この作戦は予想通り功を奏し、子どもたちも常に応援してくれる人を意識し、保護者の皆さんも練習を休まず夢を追いかける子どもたちのことを全力で応援してくれる最高のファンとなって協力してくれたものと思っています。


さらにステップアップを目指していた時に、今の辰巳ジャンプの応援歌となっているこの曲との出会いがありました。

ももいろクローバー「行くぜっ!怪盗少女」PV


ワン・ツー・スリー・フォー!!!
笑顔とかけ声で 勝利をつかみとれ
いくぜ!!  レッツゴー!!!
相手のコートを ねらいうっち✩
サーブ スパイク決めて
勝利の予告ですっ
いっちょ! ズバット!
この試合の勝利
いただきますっっっ!!!

ワン・ツー・スリー・フォー!!!
笑顔とかけ声で 勝利をつかみとれ
いくぜ!!  レッツゴー!!!
辰巳ジャンプパワー みだれうっち✩
あきらめないからね
手に入れてみせるよ
いっちょ! バシット!
この試合の勝利
いただきますっっっ!!!

練習試合中にこの応援歌を発表した際、居合わせた保護者の方にこんなことを話しました。
「AKBのマネジメントを超える、バレーボールにあったユニットが出てきました。まちがいなく今年の流行になります。だから辰巳ジャンプもこれに合わせて新しい応援歌にしてみました。」
予想通り、このライブ重視のユニットは、今年のマネジメントでは飛び抜けた成果を出しています。作詞作曲している前山田氏も、テレビ番組「情熱大陸」で紹介されるなど注目されているようです。辰巳ジャンプの子どもたちも、この応援歌はお気に入りで、試合が始まる前には大きな声で歌っています。


この2ユニットに共通するマネジメントの特徴は、「現状からは考えられない大きな夢=成功イメージ」からすべてをスタートさせていることです。AKBは「東京ドームライブの実現」であり、ももクロは「紅白歌合戦への出場」です。私たち辰巳ジャンプもこれ以上ない目標イメージを立てて進んできました。「宇宙一のチーム」です。この目標にはおそらくゴールがありません。だから辰巳ジャンプの選手であったからには、これからの人生をかけて、どうしたら目標を実現できるか考えていきましょう。
「宇宙一になる」「宇宙一の人間になる」「宇宙一のクラスを作る」「宇宙一の仕事をする」「宇宙一の母親になる」「宇宙一の社会貢献をする」など、いつも「宇宙一」を意識していけばOKです。



さて、新チームへの切り替わり時期に入り、辰巳ジャンプがもう一歩大きく「復活」するためのマネジメントとして、今、私が注目して学んでいるのが「つんく」=「モーニング娘。」です。しばらく注目感が低かったモー娘でしたが、ここ2年ほどかけてメンバーを大幅に入れ替え、個性豊かなチームを作り始めているようです。上っ面の見た目、見せ目よりも、何かひとつ特筆すべき個性のあるメンバー集めをしている。ダンスでは負けない、歌唱力では負けない、根性では負けない、語りでは負けないというようなチームに作りかえている。おそらく2~3年後、あるいは5~6年後に花開くようにマネジメントしているのだろうと想像できます。

中井正広のブラックバラエティ』 - 鞘師里保&石田亞佑美

その一例がこの動画。新人タレントながら、すでに実力の片鱗を見せている。このような才能あふれる子どもたちを少し時間をかけて育て上げることに、つんくさんが焦点化していると思えます。

長期ビジョンをもって、才能ある子どもたちをじっくり伸ばしていく。この方針が、今の辰巳ジャンプにとってすごく参考になるのです。新チームは、今年都大会出場を7年ぶりに勝ち取った超マジメな6年生とは大ちがい。天然系の真っ直ぐな子どもたち。才能があるかどうかはまったく見えませんが、私が「頑張ろう!」と言えば、その10倍頑張れるような子どもたち。「元気に試合するよ!」と言えば、声の大きさで体育館を壊してしまいそうなほど元気にできる子どもたち。この子どもたちを2年かけて育てていきます。保護者の皆さん、2013年には試合の結果が出なくても全然気にしないでください。この子たちの舞台は2014年です。
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チームマネジメント(ドラッガーの言葉より考える)

(1)必要なのは才能ではなく真摯さ、ひたむきさである
・・・とにかく真面目に練習に励む姿勢があるかどうかが大事である。
・・・これは小学生の特権である。

(2)小学生バレーボールにとって顧客とは
・・・小学生バレーボールに関わる人すべてである。
・・・だから「誰もが応援したくなるチーム」を目指すのだ。

(3)チームの顧客が求めているものは
・・・子どもたちがひたむきに頑張っている姿に感動したい。
・・・最後まであきらめない心こそ見ている人を感動させる。
・・・子どもたちが考えて決めた「あきらめない」というこの夏の目標こそ、夏の最後にもう一度確認しておきたい言葉である。

(4)人は最大の資産である
・・・部員が多ければ多いほどチーム力はあがる。
・・・組織力の強化こそ強いチームへの道

(5)イノベーション
・・・これまでの使えない常識を打ち破る。では小学生バレーの常識とは何か?

(6)人間は、自らが望む未来の大きさに合わせて成長する。
・・・だから辰巳ジャンプの合い言葉が「宇宙一のチーム」になった。

(7)何かを成し遂げるためには、そのことをしか考えられないという「狂い」が必要となる。
・・・この夏休み、辰巳ジャンプの子どもたちは練習を1日も休まず、バレーボールに狂っていた。
・・・何を成し遂げられるだろう?とても楽しみだ。

(8)どんな人でも努力すれば、"それなりの能力"は身につけることが出来る。そして、この世で成功するためには、"それなりの能力"あれば十分なのである。
・・・誰にも気づかれず、黙々と努力を続けた結果、自分の能力を開化させた部員がいる。この努力こそチームの宝だ。

(9)成果とは常に成功することではない。そこには、間違いや失敗を許す余地がなければならない。
・・・夏の試合で思うような成功をしたわけではない。しかし失敗をしたことで、直さなくてはならないことがはっきりした。

(10)成功への道は、自らの手で未来をつくることによってのみ開ける。
・・・誰かに言われてやるのではない。自分の意思で、自分の手で未来の扉を開くのだ。
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「卒業文集に書いた夢は実現しやすい」~読売新聞・石川佳純選手の記事より~

今日の読売新聞社会面にオリンピックの卓球競技でベスト4に入った石川佳純さんのことが大きな記事になっていました。この記事では、石川選手の小学校の卒業文集が写真入りで紹介され、そこには多くのアスリートと同じように、夢について書かれていました。

「私の将来の夢は、オリンピックに出ることです。オリンピックに出るだけではなく、世界で活躍できる選手になりたいです。」

「私がこれから目標にすることは、だれからも好かれる人になって、おめでとうって応援してもらえる選手になることです。」

(やっぱり夢のことを具体的に書いていたんだな。)
これが私の感想です。


辰巳ジャンプの子どもたちには、この石川選手と同じレベルのメンタル面をもてるように育ててきました。持って生まれた運動センスというものは、努力だけではどうにもならないこともありましょう。しかし、夢を実現しようとする“思い”を持つことは、誰にも公平に与えられた宝物なのです。

また、辰巳ジャンプ全員が「誰もが応援したくなるチーム・選手」を目標にしてきたことも、石川選手の卒業文集に書かれていることとまったく同じです。
子どもたちだけでなく、チームを支えて下さっている保護者の皆さんも、「辰巳ジャンプの子どもたちは、誰もが応援したくなるチームを目指しています。」と、他チームの保護者の方々に語れるほど、この考え方はチーム内に徹底されています。

これからも「誰もが応援したくなるチーム作り」「自分の夢を宣言できる子どもの育成」に全力投球していきます。

6年生は夏休みの間に、卒業文集の中身を考え始め、自分の将来の力となる「アファメーション作文(夢宣言作文)」を書けるように準備しましょう。


ちなみに私自身の卒業アルバムには、
「将来、世界中の新聞にのるような大きなことをしている」
と書いてありますが、いちおう新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、ウェブサイト等々、毎年のように取りあげていただきましたので、書いてある通りにはなったのではないかと思っています。

子どもの頃に、この夢を実現する方法を知っていたら、もっと大きなことを書いていただろうなと残念な気もします。


ところで、夢を実現させるための方法について、チーム内資料も作りました。この中に書いたことも紹介しておきます。

「卒業文集に夢を書くと実現する」
「夢は宣言すると叶う」
「自分の未来像(ビジョン)をはっきり持つと、苦しい努力が楽しみに変わる」
「常に夢を意識して生きることで、誰にも予想できないような力を発揮することができる」
「大きな夢からの逆算(逆思考)をして、スモールステップで階段状の計画を立てることで、現実性が増す」
「夢を人に語っていくと、必ず応援してくれる人、協力してくれる人との出会いが生まれる。この出会いこそ、夢実現への道を加速化させていく」
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子どもの生き方を支える名言集(1)

辰巳ジャンプの子どもたちの心が強くなるように、しばらく名言を紹介していきます。

「考えてばかりで行動しないと、何も変わりません。失敗してもいいじゃないですか。失敗こそが自分の本当の財産になるんですから。」(冒険家・堀江謙一 氏)

バレーボールの練習もまったく同じです。辰巳ジャンプは「練習ノート」を書いてくることを宿題にしていますが、ここに書いたこと、私が書いたアドバイスをすぐに実践(行動)していくことで、その日の練習が財産になるかどうか決まります。辰巳ジャンプの合い言葉のひとつに「1万回ミスしないと上手くならない」とあるように、失敗を恐れずに自分の財産をどんどんふくらませていきましょう。


「未来のために闘い、勇敢に困難に打ち勝つのです。それで初めて目的は達せられ、最も大胆な夢でも、必ず叶うのです。」(女性初の宇宙飛行士・テレシコワ氏)

辰巳ジャンプはいつも「ビジョンメイキング」をしています。子どもたちは自分の将来像、チームの将来像を意識しながら練習しています。つまり未来のために闘っているのです。簡単な法に流れていきそうになる弱い自分自身に打ち勝って、厳しい練習をしていくことで、最も大胆な夢も叶うのです。


「どこを目指して練習しているか、勉強しているか。常に高いレベルを意識することは、その段階で実力が同じでも、将来的に大きな差になります。僕の目線も、常に世界です。世界というか、もう『宇宙』です(笑い)。」(新日本プロレス・棚橋弘至 氏)

井上が学級担任をしていた時には必ず宣言していたことがあります。「井上学級は“宇宙一”を目指すよ!」ということです。と考えると、今の辰巳ジャンプの目標は小さすぎるように思えてきました。今週の練習から目標を変えます。「日本一になるぞ!」ではなく、「辰巳ジャンプは宇宙一!」と、これを合い言葉にしていきます。


「良書から何を学んで、どう指標にしていくかで、人生は大きく変わっていくと思うんですよね。自分の完成をもっと深めていけるような本に、これからも出会いたいです。」(女優 三津谷葉子 氏)

たくさんの本を読んで、自分の指標にしていきましょう。このブログで紹介している名言集も、子どもたちの人生をより良く変えていくことを狙って書いています。



ところで、今晩、東京第3支部の役員会を行い、9月に始まる「東京新聞杯」の競技方法について話し合いました。従来通り、江東中央予選を行い、上位8チームが支部決勝に進む方法で試合をすることになりそうです。6年生の最後の大会になります。前回のファミマ杯で支部13位と沈んだ辰巳ジャンプでしたが、『宇宙一のチーム』を目指すからには、大会成績も当然、支部1位を目指します。そのための夏休み練習です。
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