チーム新記録達成(ランニングパス)

約半年ぶりのブログ更新になります。
ご無沙汰しました。

東京都大会に出場させてあげられなかった今年の辰巳ジャンプだったので、子供たちの記憶に何かを残してあげなくてはならないと思い、予選後の練習から、練習のはじめにランニングパスのチーム記録にチャレンジさせてきました。毎回、自己新記録を更新しながらチーム新記録を越えられるよう頑張った結果、今日の練習で3387回を続け、3年ぶりに新しい記録を達成しました。

これまでの歴代記録も載せておきます。

1位 3387回(2017年 キャプテン カエデ)
2位 2908回(2014年 キャプテン アカネ)
3位 2387回(2012年 キャプテン フウカ)

子供たちの、ひとつの自信になれば幸いです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

戦う心  再び

3ヶ月ぶりのブログ更新となります。
ミカサ杯教育大会での都大会出場を目指してチャレンジしてきた辰巳ジャンプでしたが、最後の1試合で残念ながら負けてしまい、予選敗退となりました。そして負けたチームによくありがちなことですが、今年のエースアタッカーとして育て上げようと思っていた子が退部しました。理由は私の指導について、保護者が納得できなかったこと。これに尽きます。指導の方針について説明不足でした。ほとんど初心者状態に近いチームだったので、秋の東京新聞杯で都大会出場するしかないと思い、今は厳しい指導をし、精神面・体力面を鍛えておこうと計画しての指導だったわけですが、それを保護者に理解していただく努力を欠いてしまいました。

さらには中学受験のため、レギュラーが休部状態になり、残念ながらほぼ0からの再スタートを切らなくてはならないチーム状況におちいりました。こうなると正直なところ、私の気持ちも下がってしまい、このブログに記事を書くエネルギーすらなくなっていたのが本音です。

では、3ヶ月ぶりの更新意欲が湧いたのは何故でしょうか?
それはやはり残った子供たちの頑張る姿に勇気を与えられたからです。

4月8日(土)には、初めての練習試合として、板橋区のドロップジュニアさんにお邪魔しました。このチームは中学生のチームも創部し、自分の中学校にバレーボール部がない子や、部活動だけでなく、もっと練習したい子を受け入れている希少なチームです。辰巳ジャンプの卒部生で、中学のバレーボール部が思うように活動できない男子のテンマや女子のサエが、何とかバレーボールの試合がしたいと所属し、「ヤングバレーボール大会」という全国大会に出場することができた、恩あるチームなのです。この二人が小学生時代に所属した辰巳ジャンプとの練習試合をぜひ実現したいと動いてくださり、練習試合が実現しました。

ブログ更新をできなかったこの3ヶ月間、実は子供たちの体調も今一つで、6人そろってまともに練習試合をできたことがありませんでした。なんだかいつも5人バレーボールをして、その場しのぎのような練習試合を続けていました。4月8日(土)は久々に6人そろってのバレーボールをすることができ、いろいろなことを試すこともできて、私としては今後の1年間の見通しが立ちました。そういうプラスの意味で、やっとブログに記事を書く気持ちになれたということです。

3か月前の失敗を繰り返したら終わりだという気持ちが私の中にありましたので、子供たちのモチベーションが高まるような指導を心がけて指示を出し続けました。特に経験の浅いレシーバーの二人については、徹底的にプラス評価を続けました。その甲斐あったのか、二人とも挑戦的なレシーブやサーブを続け、1日でかなり上達してくれました。


指導者があきらめたらすべては終わるでしょう。
ブログを更新したことで、指導者の私が、子供たちの新しい手応えを得ていることを、チームの保護者の皆さんは感じてください。
チームに残った子供たちを心底大切に育てていきたい、子供たちにいい思いをさせてあげたいと強く決意しています。



また、あらためてこのブログに書いておきます。
辰巳ジャンプは、7月末に行われるアンダー10バレーボール都大会までに6人の新入部員をそろえて、チーム全員で試合を応援し、小学生バレーボールの楽しさを心から感じる状態にします。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

お正月なまり

昨年の12月27日に練習打ち上げをしてから、今日の練習始めまで中7日間のお正月休みが入りました。宿題で「毎日最低30分間はボールを使うこと」を出しておきました。間違いなく練習をしてきた子は、私が見ても、なるほどそんなには技術が落ちていないと感じさせました。それどころか、この1週間の休みのうちに技術を伸ばしてきた子もいました。今の辰巳ジャンプの子どもたちの真面目さは、高く評価してあげた長所です。本当に偉いと思います。
一番サボっていたのが私かもしれません。明らかに体が動きません。9時から17時まで、1時間休憩をのぞくと7時間練習。足の筋肉痛となっています。大いに反省をしなくてはなりません。

3日後にはミカサ杯教育大会予選がスタートします。子どもたちには「1月から、すべての試合で1位を目標にする。すべて勝つつもりで試合をする。」と伝えました。それだけの能力はもっていると思います。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

2017年、勝負の年

あけましておめでとうございます。
写真画像にあまり意味はなく、我が家のすぐ近くにあるイルミネーションがオシャレだったので載せました。

辰巳ジャンプにとって、勝負の2017年が始まりました。
3年がかりで育ててきた子どもたちと、新たに加わった子どもたちのコラボレーションがどこまでマッチしていくか? とても楽しみです。
私がうまく育てることができたら、チーム史上、最高の成績を残すこともあるかもしれないと感じています。

ところで、卒業生のマユ先輩も、年末のビーチバレーボールの大会で優勝しました。
この活躍に、現役小学生メンバーの私たちも続きましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

練習の努力は子どもたちを裏切らなかった!

辰巳ジャンプにとって今日は平成28年度の練習納め、二砂小VCさん主催の年末交流練習会に参加し、都内8チームを相手にクリスマス猛練習の成果を試せる貴重な1日となりました。結果として7勝1敗と、このチームになって以来初めての大幅な勝ち越しをすることができました。これだけでも練習の成果が出ていたわけですが、何ゆえにこれほどの成果を出せたのか、個人成績にもはっきり表れています。チームのサーブ成功率が92%と合格ラインの90%を初めて超えたのです。安定感あるサーブを打つことができれば、チームのリズムは崩れません。さらに今日は、キャプテンのスパイクがコースを的確に打ち抜いていて、80%の決定率をたたき出しています。次はライト方向へのスパイクと軽打が安定してくれば、相手のブロックはほぼ関係なくなるかもしれません。それほどの高いテクニックが身についてきたのです。

今日の最大の目標としては、正確なレシーブフォーメーションで拾い上げることとしていました。このことに関しては80点の及第点をあげられます。ブロックに関しては日本の小学生トップクラスの高さがありますから、相手アタッカーがまともに打てない状況に追い込むことができます。ブロックを避けて打ってきたスパイクがアウトになって点を重ねることもたくさんありましたし、ブロックの横を抜けてきたところにレシーブ陣が待ち構えるフォーメーションを子どもたちが理解し始めましたので、ノータッチで決められることはそれほどなくなりました。あとはもっと強いスパイクを打つチームに対してもしっかりはね返し、レシーブの粘りを出せるかどうか。1月からの大きな課題となります。

最後にセンターブロッカーさんのスパイクについて、現状では私の完成イメージの15%くらいな感じなのです。ジャンプが足りないし、ミートすることができていない。肘も下がるため、スパイクミスのほとんどはネットにかけているもの。そこで、「アウトになってもいいから、長いスパイクを打つようにしなさい。」と指導しましたが、残念ながら遠くに打つ技術が身についていないため、力んでネットにかけることが16本のミス中15本。正月明けは、この子のスパイク技術を高めるところから練習開始です。ねらいを明確にして、効果的な練習をすれば、東京でも5本の指に入るアタッカーになります。


最後になりますが、いつもチームを支えてくださっている保護者の皆様、今年も本当にありがとうございます。1月からは「敵味方関係なく、体育館にいるすべての人達が応援したくなる辰巳ジャンプ」を再び指導目標にかかげ、応援しがいのあるチームに育ててまいりますので、これまで以上の大応援をよろしくお願いいたします。


今日の個人成績

(サーブ成功率)チーム92%
1位 1番、2番、9番 100%・・・ノーミス
4位 5番 97%
5位 7番 96%
6位 4番 90%
7位 3番 82%
8位 8番 67%

(サービスエース率)チーム21%・・・ちょっと低すぎ、スピードが足りない。
1位 1番 37%
2位 3番 36%
3位 8番 22%
4位 5番 16%
5位 7番  9%
6位 4番  5%
7位 2番、9番 0%

(スパイクブロック決定数)チーム69%・・・合格は80%
1位 1番 34本(80%)
2位 7番 29本(64%)
3位 4番  1本(25%)
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

練習すればこれほど伸びるものなのか

クリスマス週間。辰巳ジャンプは他チームからの練習試合のお誘いもお断りして、3連休を地元体育館でたっぷり練習をしました。金曜日7時間、土曜日5時間、日曜日6時間半。練習時間からすれば、ほぼ合宿状態の3日間でした。金曜日のスタート時と、日曜日の午後では、まるで別チームと言えるくらいバレーボールらしいプレーをするようになってくれました。このような急成長を目にできた時に、指導をしている幸せ感を味わえます。これだから小学生バレーボールの指導者をやめられないわけです。

3日間の目標は、(1)サーブの強化 (2)トスとスパイクの強化 (3)フォーメーションで動くことの徹底 という3点に絞り込みました。長い時間をかけてしっかり説明し、くりかえし練習をすることで、子どもたち自身の記憶に動きのイメージができあがりました。このことがよく分かる発言がたくさんありました。
「あっ!しまった!走らなくっちゃいけなかったんだ!」
「そうだ!センターにもどらないといけなかったんだ。」
「レシーブでポジションを間違えた。」
「あっ、また開く位置を間違えた。」
こうした言葉が練習中に出るということは、その子が「自問自答」をすることができているからであり、最高レベルの学習環境が生まれている証拠なのです。今から4年前の2012年12月8日に当時の辰巳ジャンプの先輩たちにも「自問自答」について教えました。その記事をコピーします。

【2012年12月8日の記事】***********
今日の練習前に教えたことのひとつは「自問自答」ということです。自分に問いかけ、自分で答える。どんなことに対しても、まずは「本当にそうなんだろうか?」と疑問に思うこと。それがたとえ学校の先生が言っていることだとしても、まずはじめに「本当にそうなんだろうか?」と問いをおこし、「なぜそういうことになるのか?」「なぜそういうことをする必要があるのか?」「それをやったらどうなるのか?」「そのことを言ったのは誰なのか?」など、様々な問いかけをし、自分なりの答えを必ず出す。そして出した答えが正しいのかそうか、先生や先輩、親、大人、友達などに確かめてみる。納得がいかなかったら自分で調べてみる。このような習慣を身につけることだけで、学校の成績などは一気に良くなります。

**************************

バレーボールでも同じだと思うのです。プレー中に常に「自問自答」をしている子は必ず伸びます。自問自答をしているかどうかは、プレー中のつぶやきに表れます。今、一番つぶやいているのは、センターブロッカーの7番さんです。プレーするたびに「ああ、こうだった」「これはよかった」「こうすればよかった」「もどっていなかった」「よし!強く打てた」などと必ず言葉にしています。ですから技術の伸び方のスピードが確かに早いのです。


明後日は9チームが集っての年末練習試合に参加します。今日の成果がどのくらい発揮されるのか楽しみでもあり、また新しい課題を突きつけられる1日にもなるでしょう。すべてはミカサ杯教育大会の都大会に出場するためのステップです。自問自答しながら、なにかひとつでも成長しましょう。


※12月24日(土)には、私の大好きなスイーツである「バウムブリュレ」を子どもたちにご馳走しました。東京駅構内でしか売っていない、と~っても美味しいものです。わざわざ東京駅まで行って買ってきたんですよ。皆さんも一度召し上がってみてください。
東京バナナ「バウムブリュレ」のサイトはこちらをクリック
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ミスを減らせば強いのですが・・・・・

今日の個人成績

(サーブ成功率)
1位 5番 91%
2位 1番 90%
3位 2番、7番、4番 88%
6位 3番 79%
7位 9番 78%
8位 8番 46%

(サービスエース率)
1位 3番 52%
2位 2番 35%
3位 1番 34%
4位 7番 33%
5位 5番 31%
6位 9番 17%
7位 8番  8%
8位 4番  6%

(サーブ効果率)
1位 3番 131%
2位 1番、2番 124%
4位 5番 123%
5位 7番 121%
6位 9番  96%
7位 4番  94%
8位 8番  54%

(スパイクブロック決定数)
1位 7番 24本
2位 1番 17本
3位 5番 11本
4位 4番  3本
5位 3番  1本


今日に限らず、あまりにもミスが多く、到底、都大会出場レベルには達していません。
チャンスボールを動きもせずに、いとも簡単にパスミスすること。
拾って、トスを上げて、決まったと思うとアタッカーがミスするパターン。
技術がないのに「声を出さない」「走らない」「思い切り打たない」では・・・・・。
来週の3連休に猛練習して技術を上げていくしかありません。
レシーブ・トス・スパイクの3回のうち、どこかでミスが出るチームから脱出しないと、支部大会すら出られない状況です。
ただでさえ練習量が足りないのに、万が一でもこの冬休みに練習の欠席が出る状況があったら、このチームは望みなしと思ってください。
練習しないのに勝たせてくれという無茶な話はありません。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

2017年チームのスローガン

辰巳ジャンプには毎回の練習始めに必ず唱える練習訓があります。

これに加えて、成績上位を目指すことを目標にする年のチームの場合、その年のチームとしてのスローガンを付け加えることをしてきました。例えば次のようなものです。

2014年チーム「私たちは宇宙一だ」
2012年チーム「私たちは日本一だ」
2005年チーム「藍は青より青し、目指せ日本一」

今度の新チームも試合の成績勝負をする一年間になりますので、今日、子どもたちが宿題で考えてきたことをまとめて、新しいスローガンを決めました。

「私たちは、太陽のような笑顔でかんばろう!」

今のチームには、指導者からの押し付けはしたくないので、8人の5年生メンバーらしさが表現された、素直なよいスローガンだと思います。今日の練習でも、子どもたち同士で、「ほら、太陽のような笑顔だよ!」と声を掛け合っている場面がありました。今後の成長が楽しみです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

第4回 清澄杯 小学生バレーボール大会(中村高校・中学主催)

優 勝 大島中央
準優勝 三砂
3 位 枝川・ジュニアファイターズ

辰巳ジャンプは惜しくも全敗でした。

しかし大収穫あり。新人エースアタッカーさん。この子がスパイクを打てるようになれば、小学生では誰も取れなくなる高さがあるわけです。今日は苦しみに苦しみぬいて、13本連続でスパイクをネットにかけてしまった後、自分から打ち方を工夫し、8本連続スパイクを決めました。生みの苦しみとはこのことを言うのでしょうか。教育大会に向けて、一気に成長してもらわなくてはならないため、私からは一切褒める言葉はかけず、とにかく高い打点で打つように、嫌がられてもかまわないと、ネチネチしつこく指導をしていますから、本人はうんざりしていることでしょう。その甲斐あってと言ってよいのでしょうか? 毎週毎週、着実に打てるようになってきています。バレー経験8ヶ月とは思えない成長をしていることは事実です。
じつはこうした成果は、スパイクよりもサーブにあらわれていて、11月までは78%だったサーブ成功率が、12月に入り、93%と急激に上達しています。実は、ものすごい上達ぶりをしているのです。
もっともっと伸びてほしい。辰巳ジャンプ史上最高レベルのエースアタッカーになる素材であることは間違いない。私の夢はひろがります。私の脳裏には見えています。誰も取れないスパイクを打つ姿が。そしてエースまでボールをつないでいくために、コートを走りに走るチームの子どもたち全員の姿が。

来週からはしばらく練習にじっくり取り組み、個々の技術をアップしていきます。
練習を1回でも休む子は当然レギュラーから外します。
怪我とか病気とか家庭の事情とか、理由は一切関係ありません。
休めば試合に出しません。
それだけのスキルアップをしていく、この年末年始になります。

来週までの宿題を出しておきました。「新チームとしての目標を一人一人考えてくるように」です。練習訓を唱えた後に、毎回宣言することになります。

【今日の個人成績】チーム3位まで
(サーブ成功率)
1位 4番、7番、9番 100% よくできました!

(サービスエース率)
1位 3番 31%
2位 1番 24%
3位 5番 10%

(サーブ効果率)
1位 3番 108%
2位 1番 106%
3位 7番 105%

(スパイク・ブロック成功率)
1位 7番 53%
2位 1番 50%
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

今日までの通算個人成績

【サーブ成功率】合格90%・・・チーム84%
1位 5番 95%
2位 1番 87%
3位 4番 81%
4位 2番、7番 79%
6位 9番 78%
7位 2番 77%
8位 8番 69%

【サービスエース率】合格30%・・・チーム26%
1位 1番 37%
2位 7番 29%
3位 2番 24%
4位 3番、8番 23%
6位 4番、5番 22%
8位 9番 10%

【サーブ効果率】合格120%・・・チーム110%
1位 1番 124%
2位 5番 117%
3位 7番 109%
4位 4番、2番 103%
6位 3番 100%
7位 8番 92%
8位 9番 88%

【スパイクブロック成功率】合格80%・・・チーム63%
1位 1番 68%
2位 7番 60%
3位 4番 55%
4位 5番 50%

【スパイクブロック決定数】
1位 1番 214本
2位 7番 194本
3位 4番 32本
4位 5番 4本
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

青空練習

どこの学校も秋の学校行事のため、体育館が使えなくなっている時期ですね。辰巳ジャンプもしばらくはホーム体育館での練習ができません。そこで恒例、辰巳駅前広場の青空練習を90分間行いました。

この青空練習を駅前で行うことで、道行く小学生に辰巳ジャンプの存在をアピールすることもねらっていました。あわよくば、他の遊びをしている小学生を練習参加させ、バレーボール教室にできればと思っていましたが、残念なことに駅前を通る小学生はまったくといっていいほどいませんでした。その代わりに、辰巳ジャンプの卒業生である高校1年生のナナコとヒビキが通りかかり、後輩たちを励ましてくれました。春に青空練習をした時にも、別の世代の辰巳ジャンプの卒業生が懐かしそうに声をかけてくれたことがありました。黄色いチームの練習着は遠くから見ても「あれは辰巳ジャンプだ」と分かるくらい目立っています。黄色にしたのは、その「目立つ」というねらいもありました。今回、高校から帰ってきて、駅の出口を出た途端に、黄色い練習着が目に入ったからこそ、先輩たちが足を運んでくれたのでしょう。

新入部員獲得という目標は、残念ながらできませんでしたが、先輩たちとのつながりを現役部員たちがもてたことは、今後によい影響を与えると見ています。

今日の青空練習、工夫次第でけっこう高いレベルの練習ができましたので、「新入部員獲得宣伝キャラバン」として、地域の中の小学生が集まりやすい、いろいろな場所で、楽しく練習してもいいかなと感じました。

明日は墨田区に遠征して、真剣勝負の練習試合をします。こちらも楽しみです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

江東区秋季小学生バレーボール大会

春秋の年に2回開催している江東区小学生バレーボール大会。今日は秋季大会を江東区スポーツ会館で行いました。

優勝 ジュニアファイターズ
2位 大島中央エンジェルス
3位 枝川ジュニア、三大小ジュニア



我が辰巳ジャンプは、広い体育館に慣れていないこともあり、まったく力を出さないうちに負けてしまいました。特にサーブがひどく、チーム成功率が58%という考えられない数字。サーブからの得点が2試合合計5点だけ。バレーボールになりませんでした。

こんな状態ですから、すき間をぬっての練習を繰り返すしかなく、スキッとしたバレーボールをできるようになるまでには、まだまだ我慢の日々が続くようです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

【練習訓】いつも明るく元気に声を出し笑顔で練習すること

10月からの練習試合・合計セット数が50セットを超えてきました。経験値を積み上げるにしたがって、今週はバレーボールの質が大きく向上しました。つまらない凡ミスをしなければ、相手に点を取られていません。失点を10点しているとしたら、そのうちの7点は自分たちのミスです。これが少なくなれば、圧倒的な強さを発揮できるはずなのです。なにしろ身長170センチのアタッカーと、どこからでも攻撃できるキャプテンがいるのです。170センチあれば相手のブロックは関係ない高さになります。余裕の体制で打てば全部決まってもおかしくない。キャプテンは強いスパイクだけでなく、軽打、フェイント、すべてを使って点を取ってくれればよい。目指す辰巳バレーの形がやっと見えてきました。

ひとつ強くアファメーションを残しておきます。

「私たちは辰巳ジャンプは強いチームだ!」

この数ヶ月、なかなか伸びなかった子どもたちをどう指導したらよいのか昨日から一晩考えた結果、今日の目標を原点であるチーム練習訓にしました。

「いつも明るく元気に声を出し笑顔で練習すること」

この最も簡単に思える目標が、今の辰巳ジャンプの子どもたちにとって、最も難しい目標になっているからです。ナイスサーブで点を取っても、スパイクを決めても、はじけるような笑顔が出ない。ガッツポーズもできない。ここにメスを入れるには、練習訓しかないと気付き、朝一番で目標確認しました。私が期待していたレベルにはなかなか達しませんが、いつもよりは声が出ていたのかな。笑顔でプレーをする習慣は、これまで私がビンビンに厳しく指導してきてしまったから、苦し気な表情をすることが癖になっていて、すぐには笑顔はできないかな。ふざけたような笑顔しか、今日はできなかったな。ナイスプレーがもっと増えて、子ども自身の思うように、気持ちよくバレーボールをするようになれたら自然に笑顔が出るのかな。

十分ではありませんが、今日を節目に何かが変わっていく手応えはありました。

【個人成績】
(サーブ成功率)
1位 8番 100%
2位 5番  97%
3位 7番  94%
4位 1番  84%
5位 3番  77%
6位 9番  64%
7位 2番  50%

(サービスエース率)
1位 8番 60%
2位 7番 53%
3位 1番 38%
4位 3番 35%
5位 5番 24%
6位 2番 17%
7位 9番  0%

(サーブ効果率)
1位 8番 160%
2位 7番 147%
3位 1番 122%
4位 5番 121%
  ここまで合格の120%以上
5位 3番 113%
6位 2番  67%
7位 9番  64%

(スパイクブロック成功率)
1位 1番 80%(バレーをはじめて以来、初めて合格%を達成
2位 7番 66%

(スパイクブロック決定数)
1位 1番 39本
2位 7番 35本
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

向上した攻撃力

今日の練習試合はとても意味のある内容になりました。来ていただいたのは、教員監督仲間のご近所チームと、私が大田区で小学生バレーボール監督を始めた頃からずっとお世話になっている都大会常連チーム。全部で8セットしかできませんでしたが、着実にアタッカーが成長しました。

【個人成績】
(スパイク・ブロック決定数)
1位 7番 23本
2位 1番 22本
3位 4番  9本

(スパイク・ブロック成功率)
1位 1番 73%
2位 7番 68%
3位 4番 50%

特に今日はブロックの形が格段に良くなったことと、怪我で長期間練習できずに感覚が鈍っていたキャプテンのスパイク感覚が戻ってきたことが目立ちました。それを引き出した代役セッターのトスも伸びています。課題として、ラリーの中でつまらないミスがなくなること、さらにアタッカーの決定力を上げること、ネット際のボールを点につなげること、これらができるようになってくれば、1セットにつき5点くらいは点数が多く入るはずなので、それができるようになるための練習試合経験が必要です。11月、12月と多くの練習試合を組んでいますから、子供たちはきっと伸びてくれるでしょう。休まなければですけどね。一人が1日練習を休んだら、チームが都大会に出る可能性が1%ずつ減っていくと思ってください。

(サーブ成功率)
1位 5番 95%
2位 1番、4番 89%
4位 2番 82%
5位 7番 76%
6位 8番 75%
7位 9番 60%

(サービスエース率)
1位 1番 42%
2位 9番 40%
3位 7番 29%
4位 5番 27%
5位 8番 13%
6位 4番 11%
7位 2番  6%
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

子どもたちの能力をぐいぐい高めるために

今日の練習は、支部内の2チームに来ていただき、練習試合をすることができました。私が仕事のため練習に遅れてしまうので、他チームに練習のお相手をしてもらえることはとても助かります。来ていただいた2チームの皆さま、いつもありがとうございます。

さて、辰巳ジャンプは来年の東京都大会には必ず出場したいと目標を立てています。たぶん子どもたちも、保護者の皆さんも同じだと思います。では、この目標を達成するためにはどうしたらよいのでしょうか?

厳しいことに、辰巳ジャンプの所属する東京第3支部(江東、江戸川、中央)は、都大会出場を目標にすると、都大会には出られません。なぜなら、常に全国大会出場を目指しているチームばかりがそろっている支部だからです。ですから全国大会に出ることを目標とするくらいの意識がないと、都大会すら出られないのです。
このようなレベルになると、試合で、たった1本のミスが命取りとなって、目標を逃がすということが普通に起こります。我が辰巳ジャンプもかつて、チャンスボールをコートに落としてしまった1点で、都大会出場を逃した痛恨の試合を経験しています。また、今回の第3支部大会でも、1セット平均たった1点の差で、得点率で都大会を逃したチームがありました。

現状、練習量が極めて少ない辰巳ジャンプです。甘い考えは捨ててもらわなくてはなりません。今日からは、おままごとのようなバレーボールはやめてもらえるよう、とても厳しく子どもたちを指導しました。覚えておいてほしいことを書き残しておきます。

(1)ものすごく低いレベルで喜ぶことをやめ、自分にもチームの仲間にも厳しく練習しよう。簡単にミスをすることに対して「怒り」を表現しよう。
(2)ミスから逃げることをやめよう。すべてのボールを最後まで追いかけよう。
(3)バレーボールレベルがもっと高くなるまでは「ドンマイ」という言葉は使わないようにしよう。ミスしてしまうことをを強く気にしていこう。
(4)なぐさめ合うようなチームワークをやめよう。高い目標の達成に向けて、切磋琢磨するようなチームワークに変えていこう。

今日の私の指導は、子どもたちをギリギリまで精神的に追い込んで、無理にでも体を動かすようにしていきました。厳しく激しい言葉かけに相手チームと試合をしているというよりは、きっと私と試合をしているような感覚になった子どもたちです。そんな追い込まれた状況の中、7セット、全部で220回のラリーのうち、218本目のラリーでとうとうイメージ通りのプレーが出ました。
(1)相手のスパイクをギリギリのところで走って拾い上げる。
(2)乱れたレシーブをなんとかレフトへトスをもっていく。
(3)つないできたボールを、エースアタッカーが勇気を出して思い切りスパイクする。このボールが相手のコートに突き刺さるように弾む。
久々に目にしました。辰巳ジャンプらしい「一人一人の思いのこもったバレーボールスタイル」です。220回中たった1回。出現率わずか0.4%。それでも「0」ではありません。たった1回、0.4%だけでも、理想とするプレーができたことが嬉しいのです。これが1%になり、2%になり、10%となった時、都大会出場をねらえるレベルになっていくでしょう。


【今日の個人成績】3位まで
(サーブ成功率)チーム80%
1位 5番 95%
2位 1番 84%
3位 8番 83%

(サービスエース率)チーム22%
1位 4番 37%
2位 1番 32%
3位 8番 25%

(サーブ効果率)チーム102%
1位 1番 116%
2位 5番 114%
3位 8番 108%

(スパイク・ブロック決定数)
1位 7番 18本
2位 1番 15本
3位 4番、5番 1本

(スパイク・ブロック成功率)
1位 1番 79%
2位 7番 62%
3位 5番 50%
コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ