4年生エース、大器の片りん

江東区は3日の日曜日に東京新聞杯Bチーム大会をやります。全部で6チームが出場します。
辰巳ジャンプは5年生がAチームなので、Bチームは4年生を中心とするチームになります。ところが試合前になって4年生が何人も体調を崩してしまいました。大丈夫でしょうか?ちょっと心配。

しかし明るい材料もあります。
うちの4年生エースはバレーを始めてまだ半年くらいなのですが、最近の成長は著しく、5年生の打つスパイクをブロックしたり、サービスエースを取ったりし始めました。身長が152㎝あるため、高さで勝負の5年生に引けを取らない子です。
願わくば、もう一人高さのある子がいればやりやすいのですが、現状はスーパーミニモニチーム。今からとにかく拾い続ける粘りのチームを目指すしかありません。

明日は「都民の日」で学校は休みです。10月2日が「開校記念日」で例年はこの2連休で単独合宿をしていましたが、今年は金土日なので宿泊施設が取れず合宿は断念しました。その分、辰巳の体育館で合宿のつもりで練習をします。
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「大造じいさんとガン」でミーティング

「残雪の目には、人間もハヤブサもありませんでした。ただ、救わねばならぬ仲間のすがたがあるだけでした。」
「大造じいさんは、強く心を打たれて、ただの鳥に対しているような気がしませんでした。」
大造じいさんとガンのクライマックスシーンです。

今日は、練習の30分間を使って、低学年は試合をさせながら、その裏で5年生男女に対する授業を行いました。テーマは「大造じいさんとガンに見るチームワーク」

登場してくるガンの頭領(=キャプテン)残雪は、ハヤブサに襲われている仲間のガン(大造じいさんが残雪を捕らえようと使った囮のガン・・・ということは残雪にとっては敵と言ってもいい)を救うために、自分の命をなげうって戦った。それを見ていた大造じいさんは残雪の威厳に心を打たれ、残雪のことを助けるという行動に出る。

バレーに置き換えてみると、「残雪=辰巳ジャンプの選手」で、「大造じいさん=試合を見ている親・兄弟姉妹・他チームの人たち」となる。残雪のように「犠牲的精神」で仲間のために戦うという心があれば、必ずや見ている人の心を打ち、思わず応援したくなってくるだろう。

☆ではなぜ、残雪は自分の命を捨ててまで仲間を救うという行動ができたのか?

これが今日の究極の課題でした。辰巳ジャンプの答えは「強いやさしさ」です。

じっくり話し合えたミーティングによって「先生はこういうチームを作りたいんだ!」ということを少し理解してもらえたような気がします。直後の練習態度は180度変わりましたから。

全員が卒業したあとにも「辰巳ジャンプでバレーボールをすることができて本当に良かった!」と思ってもらえるように、明日も明後日もまた努力していくしかありません。
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「大造じいさんとガン」をバレーに応用するっ!

椋鳩十の名作「大造じいさんとガン」
あまりにも有名なこの小説は小学校5年生の教科書には必ずと言っていいほど載っています。
今日は辰巳小学校でこの教材を使っての研究授業がありました。

授業後の研究協議会の中で、ふだんはバンバン発言をする私は珍しくだま~っていました。なんと、この「大造じいさんとガン」は、バレー指導に使えるゾ!と構想を練っていたわけです。まったく何でもかんでもバレーボールに結び付けて考えてしまう私って・・・・・病気?・・・・・

どのように指導するのかはくわしく書けませんが、ねらいは「チームワークを支える精神性」を残雪の行動から考えさせ、見ている人たちの心を動かしていくためにはどうすればいいのか道徳的にアプローチするという指導です。(書いていることが難しいでしょ~、今は私だけが分かっていればいいんですっ!)

今日の授業の最後に、ある子が感想を書いていました。
「私達の中にも残雪のような人がいれば、もっと良いクラスになると思いました。」
これが私と同じ視点です。
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改革の波

長い書き込みになりそうです。携帯で見る方は覚悟してください!(笑)

「虹色に 個性豊かに 辰巳っ子 みんな輝け! 世界にはばたけ!」
ホームページのトップにのせてあるこの短歌は私の行動の柱です。

今日は期待していた男子1次予選。
何を期待していたのかというと、最近とてもチームとしてまとまってきた男子の試合を女子が応援することによって、女子の意識革命を促したいと思っていたわけです。
その私の期待に120%応えてくれた男子でした。
1試合目の大○○央戦。1セット目、予定通り?3-9と放される。いつもだったら“あきらめの早い”と言われている男子は試合を捨ててしまうはずですが、今日はちがった。なんと10-9と一気に逆転する。その後は一進一退でしたが、「心のバレー」を展開する彼らはとうとう21-19でセットを取ることができました。
2,3セット、そして第2試合は残念ながら負けてしまいましたが、私は「今日の男子は最後まであきらめないバレーができた!」とほめてあげたい気持ちです。

応援で見ていた女子は絶対に感じたはずです。チームワークとはどういうことなのかを。

試合後の練習で、さらに続く女子に対するイノッチ流「檄入れ」
詳細は聞いていた保護者の皆様が多いので、あの通りですと書いておきましょう。大事なことの中でここに書いて差し障りのないことだけ書き残しておきます。

「レシーバーは何のためにレシーブをするのか?それは自分のためじゃなく、セッターがトスを上げやすいようにするために走ってレシーブする。
セッターも自分のためじゃなく、アタッカーが決めやすいようにとアタッカーのためにトスを上げる。
アタッカーはそうやってつないできたみんなの心を受け止めて、みんなのために絶対に決めるという気持ちでスパイクを打つ。
これがバレーボール。
そうやって考えると、すべて“だれかのために”プレーをしているのだ。自分のことばかり考えるな。人のために何かをしなさい。チームの仲間に優しくしてあげなさい。下級生に優しくしてあげなさい。
スパイクを決めたのは自分だけど、“みんなのため!”という心で決めたスパイクはみんなが喜んでくれる。自己満足じゃない。みんなのためにプレーしたことが全部自分に「心の宝」となって返ってくる。みんなのためにレシーブしたことで、みんなから「ありがとうっ!」て心の宝を返してもらえる。そんなバレーを見たいためにお父さんやお母さんたちもこんなに応援に来てくれていることを考えなさい。」

うまく書けたかな~? こんな感じのことを話したんです。

私は、今日を境目に、辰巳ジャンプは変わると思いますよ。そんな素晴らしいプレゼントを今日の男子の試合は作ってくれました。ドラゴンジャンプに「ありがとうございました」と言いたいです。

さて、今日はこれで終わりません。ドラマの連続です。

5月のペプシ予選後に、練習への集中が切れた男子キャプテンを私は退部させました。彼も望むところだったようで、スッキリと辞めました。でも、この子は必ずもどってくるはずだとずっと待っていました。4ヶ月間。
今日の試合に、彼がひょこっと来ました。
「試合、出る?お前の選手登録は残してあるんだけど。ユニホームもあるよ。」
案の定です。
「うん、出る。」
でも当然すぐに試合に出すわけにはいきません。ベンチでの応援です。そして男子チームがあつ~い「心のバレー」を見せつけてくれたのです。セット途中で彼を呼び、
「試合に出してあげてもいいんだけど、どうする?」
「出たいです。」
「でも今日だけ出してくれといってもそれはみんなに悪いから無理だよ。これからの練習にもどってくるなら出してあげられるけど、どうする?」
「はい、やります。」
「いや、よく考えた方がいいよ。練習は大変だよ。」
「頑張ります。」
こうして復活してきた元キャプテン。セット間にそのことをみんなに伝えると、「えっ?ほんと?」「やった!」「またいっしょにできるの?!」と素直に喜ぶ男子。いや~~~いい奴らですね~~~。今日一番嬉しかったのは、男子のこの反応です。純粋に復帰を喜んでくれる。これが優しさですよね。
この4ヶ月のブランクはけっこう大きいことは本人も感じているはずです。あとは男子全員で支えてあげられるかどうかにかかっています。そこまで男子が団結できれば、恐ろしいほど一気に強くなるでしょう。

最後にもう一度書いておきましょう。
「男子チームよ、本当にありがとう!!!」
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第20回 秋季大島大会

苦しい苦しいチーム改革でした。

朝からチーム内の問題が露呈する女子チーム。それは5年生が自分のことばかり考え、支えてくれている下級生のことをないがしろにすることでした。
これまでの辰巳ジャンプの卒業生たちは本当に面倒見がよく、私が何も言わなくてもどんどん動いてくれた。だから私と話をしていても談笑できるムードがあった。現チームはバレーの能力は辰巳史上最高ですが、そうした「人柄」の面で私にはどうしても許せない「心の一部分」があります。大元のマキイ先生流に言うと「ブラックホール」の力が大きいチームだと感じます。だからセット内に大量連続失点が必ずある。
今日1日中言い続けたことは、
「応援団が試合しているんじゃない、自分達が試合をやっているんだ。」
「冷めた試合をするな。自分達で盛り上げろ。」
「だまって試合をするな。声を出してチームの仲間に伝えろ。」
「まわりの人のことを考えろ。自分勝手な行動をするな。」
などなど。この子たちには難しすぎるのかなぁ・・・・・
しかし最後の最後にやっと、負けはしましたが気持ちのこもった試合をしてはくれましたね。

応援していた保護者の皆さんのご意見も伺いたいです。

男子はまったく試合を見てあげられなかったのでノーコメント状態ですが、聞いた話によれば「あきらめが早い」のではないかということ。それでも私と会った瞬間に、「1勝できました!」という良い結果を報告してきた子ども達。そうですよね。人間誰でもほめられたいですよね。

明後日は地元辰巳小で東京新聞杯男子1次予選です。
今日試合したチームとのリベンジ戦となります。
私も約半年振りに男子チームのベンチに入っての采配となります。
欲張らず、現時点での持てる力を100%出せるかどうかが男子の課題だと思っています。
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久々に通常の書き込みをします

江東区第5~6代表決定戦が行われました。
結果としては、今日は全勝で第5代表として支部大会に進みます。

今日からやっとキャプテンが復帰。8月の試合からずっと出ていないので試合感が狂っていましたね。
チームも朝の調子は最悪でした。朝に弱いのはどこのチームも同じでしょうが、特別に朝弱いのが辰巳かもしれません。何せ気持ちがトップギアに入るまでに時間がかかる。良い方向に考えましょう。うちは大型エンジンチームなので、エンジンが暖まるまでに時間がかかるのだと。
いったんエンジンがかかると、とてつもなく強くなります。今日の2試合目の調子が出れば、都大会でもベスト32レベルには行けるはずです。それほど強かった。

さらに今日は「うれしいミス」が3つも出ました。アタッカーの「オーバーネット」です。相手コートにあるボールに余裕で届いてしまうようになったわけです。本人たちは「どうして???どうしてあれがミスになるの?!」といった顔をしていましたが、これはすぐにでも修正できるミスです。それよりも6年生相手に高さで負けない5年生チームということが嬉しいではありませんか。夢は大きく広がった!そんなミスだったのです。

女子チーム。まだまだ伸ばす余地が80%くらいあります。次の目標は10月の支部決勝大会。それまでにセンターとライトの攻撃をぐっと伸ばし、レシーバーの守備範囲を一歩でも広げられればいいなぁと計画しています。
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部旗の心・・・延岡学園(宮崎県)

宮崎県のSHIRO-さんからいただいたメールに、強豪・延岡学園の良い話がありました。SHIRO-さんの承諾も取れましたので、この掲示板に転機させていただきます。

NO138(延岡学園・佐藤監督)
「延岡学園高校の佐藤先生から、延岡学園高校の垂れ幕、「部旗」の説明がありました、私は感動しました。
 春の高校バレーの時に必ず話題になる延岡学園高校の部旗だそうです。私が高校生の時には、綺麗で真っ赤な生地に「真心」と書かれておりました。しかし約30年後の今はボロボロ状態。つぎはぎだらけで、破けては縫い合わせて現在なんとか部旗の形をとどめています。この部旗を作り替えようとしたそうです。するとOG達の猛反対にあったそうです。話を聞くと、OG達は、卒業するとき部旗の一部をちぎって「お守り」として持ち続けているそうです。ちぎった部分を自分でつぎはぎして縫い合わせ、現在の形になっていった。
 誰が部旗をやぶいてお守りにしようとしたのか分からない、いつの間にかそれが伝統となっていったそうです。
 今ではこの部旗を神様のように扱う選手たちです、決して床に置かない、持ち運ぶときにはぶら下げない、必ず置く場所が決まっていて、飛行機の中でも両手で支えるように持ち続けているそうです。
 佐藤先生の講習はこの部旗の前で、真心を込めて行われました。」
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水泳記録会に感動

今日は江東区水泳記録会でした。
本校は近隣3校での合同開催となっています。

6年生には部員のいない辰巳ジャンプなので、今日の記録会は私的には何の意気込みもなく、スターターとして号砲を打ち続けるのみでした。それでも毎日会っている6年生の頑張りには感心することばかり。
「え~!あの3年生まで水に顔をつけられなかった彼がリレーの選手か!」
「ほ~!あの5mしか泳げなかった子が50m泳げたのか!」
一人ひとりの成長を嬉しく思いました。

さらに、辰巳小伝統の「応援」が良かった。元気な応援は当然ながら、今日何よりも素晴らしかったのは、他校の子ども達の頑張る姿にも励ましの声援を送っていたことでした。(その学校の子たちは応援してくれないのに、うちの学校の子が応援しているという奇妙な光景でもありましたが。)
これぞ辰巳小のスポーツマンシップだと清々しい気持ちにさせてくれた6年生でした。この調子で次々と行事を成功させ、涙涙の卒業式を迎えてほしいです。
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どのチームも伸びている

NO137(大松博文)
「おまえたちには、もう、試合において苦手もなければ、調子が悪くて力が出せなかったなどというようなことは起こらない。そういう、ほんとうの内容をもったチームに、わしはしている。」

今日も都大会出場チームの胸を借りました。
辰巳バレーの内容は確実に良くなってはいます。攻撃の多様性、サーブ力、攻める力は段違いに伸びています。しかし、レシーブがついていかない。失点の大半をサーブカットミスであげてしまう。なんとも時間がかかるこのレシーブをすぐに伸ばす方法はないのだろうかと甘い考えが頭をよぎりますが、我慢して指導を繰り返すしか方法がありません。
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伸びるのだから伸ばすのみ

NO136(ヨウコ・ゼッタ―ランド)
「選手というのは、どんなレベルであっても練習や実戦を積み重ねていくうち、自分ができないことや、欠点がわかってきますが、なかなか自分の持っている良い点に気付かないことが多いものです。
そういう部分に気付かせてあげて、選手が自分自身に対して良いイメージを持たせることは、とても大切だと思います。 そしてこれは、気持ちの中に自信が芽生えることにつながってくると、私は思います。
もし将来、指導者になることがあったら、2割の短所より8割の長所に着目して、選手を育成するポジティブ法を実践してみたいと思います。」

格言通りになかなかできないのも私が人間たる由縁です。機械ではないのでカッチリ言葉通りにはできません。今日も厳しい練習に終始したと子ども達は感じているはず?です。
特に午前中は、男子ライトレシーバーのワンマン練習を通して「気迫」を出すことを要求。午後は女子ライトアタッカーの緩慢な動きを指摘して、素早い動きを要求。二人とも「気持ち」の面に大きな課題を持っているので、長所をほめて伸ばすこともジワジワとやっているのですが、たま~には一気に勝負をかけることも必要だと思います。今日がその日となりました。

そんな練習に引くことのできない雰囲気を感じてか、この二人ではないレシーバーの子(これまで全く声の出せなかった子)が、かすかながら「お願い!」という声を出しました。実はこれ、私にとっては今日の最大の収穫でした。担任をしていて2年間ずっと、授業中も練習中もあらたまった場面では声を出せないでいた子が、とうとう声を出したのです。パチパチパチ!拍手~~~
いつも練習に来てくださるパパさんに、「声を出したんですよ~」と伝えると、パパさんも嬉しそうに「そうですか!ありがとうございます。」

もしかしたら誰も気がつかない出来事だったかもしれませんが、こういう前進を私は見逃したくないとは心がけているつもりです。
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指導を深める懇親会

NO135(松下幸之助)
「成功を信じるということが非常に大事で、この仕事は必ず成功すると、こう思うのです。『成功する仕事が成功しないというのはなんでや』と。『成功するようなことをやらんからや。成功するようにやったら成功すんのや。』ということを自分で考えてます。そして私は今まで失敗したということは数少ないです。だいたい思った通りになってるのです。必ずこれは成功すると。それには成功するまでやめないと。五年かかろうが十年かかろうが、成功するまでやめない。」

昨晩は、我が江東区が誇りに思い、日頃からみんなで応援もしている全国大会常連・二○中のH沢先生と小学生バレー指導者4名で懇親会を持たせていただきました。中学バレーの現状や、公立校としての今後の展望、バレー指導について等々、話題は多岐にわたり、時間を忘れてみんなで話していました。

私的に特筆すべきは、「古武術のバレーへの応用」という点でした。H沢先生もこのことを考えているところで、先生曰く、「レシーブに足がいらない状態」「宙に浮いていれば一番いいという感覚」「無理な力を使わない」というキーワードが出てきました。私も古武術の応用については猛勉強中だったので、一つひとつの言葉がスーッと心に染み込んできました。
さてさて!今は、どちらが先に古武術の応用編を確立できるか競争だと勝手に思っています。
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何かが変わった気がする

NO134(吉田敏明)
「選手にやらせてみたらできなかったとする。そのとき「馬鹿野郎!おまえは何もわかっていないのか!」と叱り飛ばすのがこれまでの日本のやり方だった。
 しかし、そうしたくても、上に立つ者としては「自分は教えてこなかったのだ」と思わなければならないのである。教えるのも1回ではいけない。「この前、教えただろう。どうしてわからないんだ!」と責めるのではなく、ベクトルを自分に向けるのである。わかるまでは時間がかかるものだと我慢して、じっくり時間をかけて教えていくことが、これからは日本でも求められていくのではないかと思うのだ。」

厳しい練習をやりました。子ども達は一生懸命やっているのは分かっていながら、指導通りの動きをしない子に対して「手抜き」のひと言で断じていく練習を繰り返しました。その反省が上記の吉田監督の言葉です。もっとていねいにやってあげないと現役辰巳っ子はついてくることはできないんだろうなぁと思いました。

しかし、良い面での変化を今日は目にしました。
男子キャプテンが誰よりも下級生の面倒を見ようと努力している姿を見ました。「公式戦不参加」の最後通告をされた男子は必死なんだということが理解できました。願わくば、全員が自覚を高めてほしいとは思います。

次の練習では、男子が攻めて女子が反撃するパターンの練習をしようと思います。
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アベックか? カップルか?

いきなりくだらない話題です。
実は我が校の職員室で夏休み中に話題になったことです。

3年生を担任している私は、9月の社会科見学の行程に「レインボーブリッジを歩く」というコースを入れました。そんなことから職員室にいた先生達に、
「レインボーブリッジを歩いている人なんかいるの???」
と聞かれたので、
「“アベック”がよく歩いていますよ!」
と勢い良く答えました。すると若手の女子教員から、
「先生、今どき“アベック”なんて死語ですよ~(笑)」
と言われてしまいました。
「えっ!? じゃあ何て言うの?」
「“カップル”ですよ、カップル。」
「同じことじゃ~ん!」
「いいえ、アベックとは言いません。年代が違いますね~。」

そうなんですか?
皆さんは「アベック」派? 「カップル」派? どっち?????
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