大学でマインドマップ講座を開催しました

3月24日(土)に創価大学で開催された「学習スキル養成を柱とする複合的学習支援の試み」(主催:創価大学、共催:日本協同教育学会、後援:八王子市、八王子市教育委員会、大学コンソーシアム八王子)で講師を務めてきました。

午前中に行われたワークショップで、「マインドマップ入門講座」を担当させてもらったのです。

受講してくださった先生方は大学・高校・中学の先生方。皆さん、熱心に私の語りを聞いて下さり、初めてかくというマインドマップも、たちまちかけるようになってくれました。


【講座内容】
*自己紹介
*マインドマップ紹介
*トニー・ブザン紹介
*気づきとは何なのか?
*クリップワーク
*マインドマップ7ルール
*ワーク「自分の好きな○○」
*質疑応答


私にとっては非常に感慨深いワークショップでした。というのも、私は2007年12月に、当大学の「教職大学院」に入学しようと思い、説明会に出席していたことがありました。ところが説明を受けているうちに、「ここは私が学ぶ場所ではなく、もっともっと実力をつけて教えにくる場所だ。」と実感したのです。この時の決意はいまだに揺らぐことはなく、そのために管理職試験も受け、大きな自己ビジョンに向けて進むことになったのです。

以来、日本全国を実践報告の旅に回ることになったり、たびたびマスコミで紹介されるようになったわけです。

自分の中では「U理論」の“Uの底”が変革した・・・潜在意識のコンフォートゾーンが動いた・・・強力なアファメーションがかかった・・・そんな感覚を得ています。

それ以来、4年3ヶ月たった今、大学の教室で講師を務めることができた事実は、自分の進むべき道の本当の一歩を踏み出したと言っていいのではないかとも感じるわけです。


巨大なビジョンが目の前に広がっている。そこにたどり着くために、もっともっと努力をしていかなくてはならない。その道程を楽しみながら新しい年度を迎えようと思います。
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たった一人で6年間やり抜いた男子の努力

昨日、辰巳ジャンプ保護者会主催で今年の卒部式を行いました。
昨年の卒部生女子1人に引き続き、今年の卒部生もたった一人の男子でした。

6年前、ちょうど辰巳男子チームが、当時圧倒的な実力を持っていた辰巳女子チームを最後に追い抜き、卒業記念の江東区大会を優勝で飾った翌年に入部した子です。優勝した男子チームの下級生たちは2人しかいなかったので、試合に出場するために大島○央さんに移籍しており、チーム内に男子はいませんでした。それでもお姉さんが活動する辰巳ジャンプで一緒にバレーボールをしたいと入部してきたのでした。

6年間、残念ながら男子チームが復活することはなく、彼の活躍の舞台は江東区内の大会や練習試合で男女混合チームを認めてもらって出場するに限られました。男子の大会に出場できないのですから、他チームの子どもたちが経験できる試合の楽しさを味わうことができない。それではつまらないだろうから、私からは毎年3月に、「今年も続けますか?試合に出ることができませんけど、それでもいいですか?」と確認していました。そのたびに、本人から「辰巳ジャンプの練習が楽しいし、やり始めたことは最後までやり抜きたいから、迷惑でなければ続けさせて下さい。」という答えがありました。そしてとうとう卒業まで、ほとんど練習を休むことなく活動を続けました。

この努力は普通ではないと思います。誰にでもできるようなことではありません。


彼は小1のころから女子の公式戦ではマネージャー役としてベンチに入り、陰から後輩を支え続けてもくれました。今年、6年ぶりに都大会に出場できた陰にも、彼の力添えがありました。せめてもの思い出作りにと、都大会のベンチにも入ってもらい、記念の集合写真に入ってもらえたことで、少しだけ恩返しができたでしょうか。

女子部員の信頼も厚く、まるでコーチのように、レシーブやサーブのお手本となってもくれました。


彼は本当の意味で「バレーボール少年」だったのだと思います。

中学では男子バレーボール部に入るために学校選択しました。いよいよ本格的に試合デビューできるようになるわけです。辰巳ジャンプで身につけた力を、思う存分発揮してくれることを心から期待しています。

卒業おめでとう!!!
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学習スキル養成を柱とする複合的学習支援の試み

3月24日(土)に八王子の創価大学で開催される「学習スキル養成を柱とする複合的学習支援の試み」(主催:創価大学、共催:日本協同教育学会、後援:八王子市、八王子市教育委員会、大学コンソーシアム八王子)という研究成果発表会に、私、ワークショップの講師として招聘されています。

創価大学教育・学習活動支援センター


以下、大学サイトより転載

【日 時】2012年3月24日(土)9:45から16:45(受付開始:9:15)、情報交換会 17:00から
【会 場】創価大学 本部棟 M401教室 (八王子市丹木町1-236)
【参加費】無料
【内 容】
9:45 開会挨拶
10:00 ワークショップ マインド・マップ入門(※)
13:30 成果報告 関田一彦教授(創価大学教育・学習活動支援センター センター長)
14:45 記念講演「学生の参加を促す授業法」 講師:スペンサー・ケーガン博士
16:30 閉会挨拶
17:00 情報交換会(※)
(※事前申込みが必要です)



午前10時からの「マインドマップ入門」を担当します。

その後の協同教育に関する発表会、講演会も興味深い内容です。

ぜひご参加下さい。
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ダジャレ教育の効果はあるようだ!

前任校の置土産に「ダジャレキャラバン」を行い、300個のダジャレを集めて校舎の片隅に掲示してきた私です。

「たかがダジャレ、されどダジャレ」で、この取り組みをすることによって、子どもたちの言語感覚が養われそうだというところまでは体感しました。言葉に敏感になる子に育てられそうな感じがするんですよね。

現任校の副校長に昇任して4ヶ月が過ぎました。今日はある事情で、前任校の事務主事さんからお呼ばれしまして、勤務時間が終わったとたんに亀戸へ。前任校の職員室では5名の教員と顔合わせ。短い時間ではありましたが、近況を語り合いました。その中で出てきた話です。

「うちのクラスのRくんが、とってもよい“ダジャレ”を考えたので、井上先生とお会いする機会があったら伝えるからね、と言ってあったんですよ。」

すると一緒にいた特別支援学級の先生からも、「うちの子たちも考えていますよ!」と声がかかる。

私が去った後も、こんなふうに言葉にこだわって考えてくれる子がいたなんて感激でした。

そのダジャレをふたつ紹介します。

「タラコを食べて 働こう」(タラコをたべて はタラコう)

「おにぎりは 鬼がつくのに こわくない」


良いダジャレではないですか。100点をあげましょう!
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「私の夢カルテ」(福井県教育委員会 作成)

「夢を見る力」「夢に向かう力」「夢を叶えようとする力」

私は、子どもたちにこうした心を育むことこそ、「生きる力」につながると信じ、これまで数年間、指導をしてきました。

子どもたちが持っている大きな力を発揮させてあげられるようにするために、「できるだけ大きな夢」を考えるように促し、その夢に臨場感を感じられるように言葉をかけ、深く考えさせ、ポジティブな行動ができるように、小さな実践方法を紹介してきました。

その小さな実践方法とは、例えば、大ヒットした歌にもありました「トイレには本当に神様がいる。だからトイレをきれいにするんだよ。」ということがあります。しかし、歌のように掃除をするのはなかなか難しいことなので、

「トイレにあるサンダルが乱れていたら、きれいに並べることをするといいよ。そういうことをする人は大人でも少ない。人がやらない良いことをするから神様が手を貸してくれるようになるんだよ。」

と教えます。そしてしばらくの間、子どもたちの習慣になるまで「サンダル並べたかな?」と聞き続けてあげます。すごく小さなことなのですが、こうしたことにプチ達成感を感じられる子どもに育てることが大事だと思います。



さて、題名の通り、福井県教育委員会が作成した「私の夢カルテ」を紹介します。

【リンク先】
私の夢カルテ

福井県教育委員会のサイトには、このように書かれています。

【背景】
全国学力・学習状況調査において、福井県の小中学生の学力が4年連続トップクラスとなる一方で、夢や目標を持っている児童生徒の割合は全国の中で中位程度に留まっています。
 子どもたちが、将来、社会で大いに活躍できるよう、小学校の段階から夢や目標をもち、挑戦しようとする意欲を育成する教育活動を行う必要があります。


「小学校の段階から夢や目標をもち、挑戦しようとする意欲を育成する教育活動を行う必要があります。」

この考え方に私は賛同します。

興味のある方はリンク先を開いて、「私の夢カルテ」をダウンロードしてみてください。
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