マインドマップフェロー第3期 養成講座

 ブザン公認教育フェロー第3期の養成研修が28~30日の3日間で行われました。今回参加された先生方は、なんとなんと28名もいます。フェロー1~2期全員で23名しかいませんでしたから、一気に倍増です。しかも小学校の先生が14名もいます。この1年間、小学校教員のフェローは私一人でしたから、これで合計15名。全国講演の旅に回らせていただけたおかげだと関係者の皆さんに感謝しています。

 今回の研修に参加された先生方は、すでにマインドマップを授業で実践していたり、仕事で使っていたりと実践を耕した上で参加し、さらに「教育フェロー」というのはどのような使命があるのかを理解している方々です。私たち1期が研修をしていた1年前とはレベルが違います。描かれているマインドマップもレベルの高いこと高いこと。討論されている中身も濃いこと濃いこと。この場にいると、本当にものすごい時代が来ることを身体で感じます。

 それにしてもこの研修でいつも感じることですが、その道の一流の人がどんどん集まってくる。3期の皆さんもまさに「ただ者ではありません!」

 2009年度、全国各地で巨大で強大なムーブメントが起こります。


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金沢 マインドマップ体験会

 12月から約3ヶ月に亘って開催してきた「小学校教員向けマインドマップ無料体験会」も、今日の金沢会場で一段落となりました。この3ヶ月間に全国各地を回らせていただき、マインドマップがいかに教育現場に役立つツールであるかをお伝えしてきました。この間にも、早くも授業で導入されて成果を出して下さったというご報告をたくさん頂戴しました。

「一人の千歩よりも千人の一歩」

次々と誕生していくマインドマップ活用授業に、千人の一歩という言葉が浮かびました。この動きは千人ではすみません。すごく近い未来に「一万人」を超え、日本の各地で楽しくてたまらない授業が繰り広げられることになるでしょう。


今日の金沢会場でも、24名の先生方に最新の実践事例を紹介することができました。まさか卒業式の後にまで最新事例を生み出せるとは思っていませんでしたが、私を取り巻く子ども達は本当に素敵な子たちばかりです。全国の先生方が質問で最も多く出されていた「導入事例」を、子ども達が作業している写真入りでくわしく紹介することができました。



ところでこの日、私の姪っ子二人がはるばる福島から、
「メガネのおじちゃんと遊ぶ!」
と言って来てくれていたのですが、私がいなかったので可愛そうなことになってしまいました。そこで「せめて金沢の写真を送ってあげたい」とお願いをして、午前中の1時間だけ、金沢の街に出かけさせていただきました。
1時間だけなので、金沢の街を全力疾走しました。走る!走る!走る!

金沢城、兼六園、近江町市場と、かなり広い範囲を1時間で猛ダッシュ。そうして撮った写真を3枚だけ載せておきます。

  

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26日の基礎講座でのご質問にお答えします

 26日に開催した「マインドマップ講座(井上編)」のアンケートにあったご質問にお答えするチャンスがなかなかないので、このブログ内で可能な限りお答えしたいと思います。



(Q1)イメージを描くことについて?

 文字を書くことに集中しすぎて絵を描くことや絵文字を忘れてしまいます。でも集中が途切れるのも嫌なので、その場合どうセーブしたらよいでしょうか?

(A1)セーブしなくてOKです。

 そのまま文字だけでかいていっても大丈夫です。全部かいた後に、イメージをちりばめて仕上げるという方法もありです。マインドマップをかき慣れてくると、文字では表せないようなことも出てきます。その時にイメージで描くことになります。
 また、イメージを描くことに慣れるトレーニングとして私がお薦めしたいのは、教育テレビの15分間番組を視聴しながら、文字を使わずにマインドマップを描くことです。



(Q2)セントラルイメージについて?

 セントラルイメージをインパクトがあるように描きたいのですが、その方法は?

(A2)描けるようになることを楽しみに待ちましょう

 何にしてもたくさん描くことが一番です。私自身もたくさん描いているうちに、突然「あれ?描けちゃったな・・・」ということがありました。上手下手はマインドマップにはありません。描けば描くほど自分自身が向上します。きっとそのうちに自分でも納得するセントラルイメージを描けるようになると思います。
 それから、筆記用具を工夫することも効果的です。色鉛筆や絵の具、クレヨン、時には切り絵や写真を使っても良いと私は思っています。



(Q3)授業実践について

 MMを使った授業の実践例をもっと知りたい。各教科での活用法は?

(A3)このブログをご覧下さい。

 授業例については、このブログの「カテゴリー」のところからご覧下さい。
 また、井上を呼んでいただければいくらでも授業例を紹介することはできます。私の実践事例だけでなく、他の先生の事例もご紹介できますので、ご活用下さいませ。



(Q4)国語の授業の流れについて

 マインドマップで読解をしてから要点をまとめる。取材をしてから文章化する。というとらえ方で良いのでしょうか?

(A4)授業のねらいからの逆算が大事

 マインドマップで何もかもできるわけではないということを自覚していなくてはならないと思います。1時間1時間の授業には「ねらい」があります。その「ねらい」を達成するためにはどうしたら良いのかを考えるのが大事だと思います。
 「ねらい」からの逆算をすることで、どの位置でマインドマップを使うと効果的かを決めていけば良いと思います。
 読解をするためにマインドマップを使うこともあるでしょうし、従来の方法で読解をした後に、学習をまとめるためにマインドマップを使う方法もあるでしょう。




(Q5)かいたものが良いのかどうか?

 これでいいのかな?と思ってしまう。もっときれいにかけるようになりたいです。

(A5)フェローに見てもらうことが大事です

 自分の描いたマインドマップがそれで良いのかどうか分からないというお気持ち、よく理解できます。というのも、私自身がそうだったからです。どこをどう直したら良くなるのか判断できないですよね。
 私はそれを解決するために、定期的に研修を受け、自分の描いたマインドマップを評価してもらいました。誘われて行ったのではなく、自分から申し込んで学びました。遠慮せずにどんどん見てもらうことをお勧めします。
 また、いろんな方のマインドマップを見ることも大事です。マインドマップつながりの先生ネットワークを求めてみるのも良いと思います。




(Q6)ペンについて

 かきやすいので、ついついボールペン(6色)だけでかいてしまうのですが、もっと色を塗りやすいものを使った方がよいのでしょうか?

(A6)道具は大事です

 思考を促すツールなのだからペンは何でも良いのではないかと思われがちですが、私はできるだけ質の良いペンを使う方が良いと思っています。習字だって良い筆を使った方が上手な字を書けますし、私の得意な卓球でも、安いラケットではダメです。
 私の経験からくる考えですので、全員に当てはまるわけではないとは思いますが、イメージを重要視するマインドマップなだけに、ボールペンだけでは自分のイメージを広げることが難しいのではないかと感じます。
 でも、急がなくてはならないような場面では6色ボールペンが有効ですね。私も活用しています。




(Q7)マインドマップに差が出る

 子どもに描かせた時に差が大きかったのですが、その点をどう考えたらよいでしょうか?

(A7)差が出るのはマインドマップだけではありません

 これは教師が錯覚してしまう大きな問題です。しかしそのくらいに大きな希望を私たち教師は持っていた方が良いです。
 マインドマップの効果が大きいために、マインドマップを使うと100%の子どもが素晴らしいマインドマップを描くようになるという現実離れした錯覚を起こしてしまいがちです。
 よく考えてみてください。どんな授業をしても、どんな手法を使っても、100%の子どもが1年中すごい学習成果を上げるなどということがあるのでしょうか? ありえませんよね。
 また、何を持って「差」と称しているのかも考えなくてはいけません。マップのきれいさなのか? 出てきた言葉やイメージの豊富さなのか? それともマインドマップへの興味の差なのか? 私たち教師は多角的に子ども達を見てあげなくてはなりません。
 マインドマップをうまく描けなくても、算数の問題は満点の子だっています。体育をしたら飛び抜ける子もいます。学校の学習の中で、その子の良さをどれだけ見つけて、本人に自覚してもらうかが大事だと私は思います。

 マインドマップにも差が出るでしょう。大人が描いているマインドマップだって差がありますし。でも人と比べても意味がありません。要するにマインドマップを活用して何をしていくかが大事だと思うわけです。




(Q8)子どもへの言葉かけ

 子どもが描いた事への言葉かけ(アドバイス)はどうしたら良いでしょう? まずは自分が使いこなせるようになってからの問題だとは思いますが・・・

(A8)ポジティブに、臨機応変に!

 おっしゃる通りで、まずは先生がマインドマップを使いこなせることが大事です。社会の様々な分野で活用されて成果をあげているツールですから、教師という仕事に役に立つに決まっています。1日最低1枚を目標に楽しんで下さい。
 ご家庭で、お子様の話を聞いてあげながら、マインドマップに一緒に描いていくのも楽しいですね。

 小学生の子どもへのアドバイスで、絶対にやってはいけないことがあります。
 「描いたものを否定する」
 これです。

 否定されたら子ども達は描くのが嫌になります。当たり前の話のように聞こえるでしょうが、この否定してしまう大人はかなり多いんです。
 「マインドマップのルールとちがうわよ。」
 「もっとイメージを描かないとダメだ。」
 「放射思考なんだから、直線でつなげちゃダメなんだぞ。」
 子どもに教える立場の人間は、この種類の言葉をなぜか言いたくなってきてしまう習性があると感じませんか。本当に気をつけたいことだと私は思っています。



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辰巳ジャンプ第7期生 卒業

辰巳ジャンプの卒部式を行いました。
今年の卒部生は第7期生になります。途中何回か部員のいない学年があったため、チームの歴史よりも期数は少なくなります。7番目の卒部生ということです。

この卒業を祝うために、今日は保護者の皆さんを始め、卒業生も高3が3人、中3が6人と、全部で9人も来てくれて、盛大に送り出しを行えました。ありがとうございました。

今年卒業していく6年生のみんなは絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは親が支えてくれたからこそバレーボールをすることができたんだということです。練習会場の確保、試合の応援、行事の企画、洗濯、お弁当の用意、数え上げたらキリがないほど、たくさんのお世話になってのバレーボール活動だったのです。
今日はそうしたことに対する感謝の言葉が足りませんでしたね。
これを読んだ卒業する6年生は、もう一度、自分の家で、親に「バレーボールをやらせてくれてありがとうございました。」と心を込めて言ってほしいと思います。



ところで、卒業生は井上の宝です。

現役生はもちろん大事なのですが、実はそれ以上に卒業生を大事にしたいと思っているのが教師としての私の信念です。だからこれまでにチームを卒業していった子たち。担任を受け持った子たち。その他、私が関わった子たちすべての名前をノートに書いて、毎日毎日祈るような気持ちで朝と晩の2回、目を通しています。あの卒業生が誰だったか思い出せないなどということは決してありません。
自分のクラスだけでなく、隣のクラスや他学年の子のことも覚えていますし、教育実習の時の子たちだって忘れません。

今日卒部した5名の6年生も、そのノートに名前が加わります。
たとえ卒業生が私のことを忘れてしまっても良い。口うるさい先生だったと遠ざけられても良い。10年、20年、30年と時がたつほどに私の指導してきたことを理解してくれると信じています。


さて、4月からは完全に辰巳ジャンプ新チームだけで練習となります。
まだまだ人数が足りません。部員20人を超えたとき、2年後の都大会出場が見えてくると私は見通しています。

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2時間で低学年にマインドマップを描けるようにする方法を確立!!!

今日はバレーな1日。
朝の9時から夕方の6時まで、辰巳ジャンプの子ども達と一緒に過ごしました。

まずはバレーボールの練習。
現在のチーム課題は、2年生をいかに試合に出られるように育てるかです。そのために、基本中の基本であるアンダーハンドレシーブを徹底的に練習中。対人パスで250回を続けられた子も出てきて、やはり時間をかけて練習するとちがいます。

新チームには「サーブが入るようになったら試合に出してあげる。」と約束してあります。そのためサーブ練習もたっぷりやりました。力が足りないのでネットに届くようになった子は2人だけですが、今のボールをミートする感覚ならば、5月には入るようになるでしょう。


さて、長い練習時間を確保したので、バレーボールばかりでなく勉強もさせました。「マインドマップ小学2年生講座」です。

対象の2年生は4人。講義時間は2時間。それでもかなり描けるようになりました。下の写真のように、これだけ描けたら授業で活用はできます。

どう指導したのかというと・・・・・企業秘密にしておきましょう(笑)
やっぱりね、何でもかんでも公開というわけにはね(笑)

ヒントの写真は載せておきます。


どうしても教えてほしいという声が多かったら指導内容公開を考えてもいいかなぁ。

マインドマップの描き方を理解するための板書

これを描いている最中に子ども達が思わずしゃべった言葉が素敵でした。
「先生、お勉強するって言ってたけど、これはお絵かきなんじゃないですか~???」
「そうなんだ。このお絵かきをするとね、ものすごく頭が良くなるんだよ。」
そして、自分のマインドマップを描き始めると、
「先生、マインドマップって楽しいね!」
完全に遊び感覚で熱中している2年生。100%の興味を持てたので、こちらのねらっていた以上にどんどん描けるようになっていきました。


下の写真は学び始めて2時間後に完成した2年生のマインドマップ


たった2時間でこれだけ描けるわけですから、長時間練習の時、定期的に教えていけば、辰巳2年生ミニミニジャンプも「マインドマッパー」になっていくことでしょう。


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バーディは気持ち―遼くんが育ったゴルフのゆりかご
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石川遼君のお父さんがどのように子育てをしたのか。お父さんによる手記です。
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マインドマップ井上講座 開催

春季休業日初日。マインドマップ井上講座&教材研究会を開催しました。
時間は9時から16時30分まで。
長時間のにもかかわらず16名もの参加をしていただき、充実した講座を開催しました。
この16名の先生方はすべて江東区内小学校の先生方です。

6時間、昼食休憩以外は、ほとんど休憩を取らないでフル回転した講座。それでも参加してくださった先生方はしっかりついてきてくれました。モチベーションの高いこと高いこと!


講座は午前中、まだマインドマップを学んでいない先生を対象に基礎中の基礎講座。
「放射思考」「全脳思考」「気づきの力」「強化学習」をおさえながら、最後には「7つのルール」をマインドマップにしてもらいました。

午後から既受講者の5名が加わって、16名で「教育に役立つマインドマップ教材研究会」を開催。

午後の中心課題は、教師としての「コンフォートゾーン」を動かし、子ども達を高いレベルに引き上げるための考え方をレクチャー。

さらに、「俳句」「短歌」を教材分析する方法や「今年度1年間の自分を振りかえるマインドマップ」というテーマの中から選択して、マインドマップを描くワークを行ってもらう。

最後に国語の3年生単元「すがたをかえる大豆」を全員が教材分析し、マインドマップに描くというワークをして6時間が過ぎました。


参加した先生方の声です。

「説明文の内容を把握したり、まとめたりするのに、ぜひ活用したいと思いました。自分がやってみて、非常に整理がしやすかったです。」

「脳のしくみ、爬虫類脳、ほ乳類脳、人類脳・・・子どものどの脳に訴えているのか考える必要がありますね。日頃思っていたことが理論的に納得できました。」

「近くの学校で本格的に学べて嬉しかったです。また校内の皆さんに勧めたいと思います。」

「自分を見直すために、是非“教師像”を苦しみながら、楽しみながら描いてみたい。」

「ありがとうございました。やっぱり先生の話は、やる気、エネルギーがもらえます!」

「マインドマップによるコンフォートゾーンのUPをしたい。クラス全体でゴールを確かにしたい。」

「マイナスのコンフォートゾーンを作ってしまうのは、周りの人の声かけ(言葉やイメージ)だということ、改めて納得しました。」

「これから少しずつマインドマップを書き、親しんでいけたらいいなと思います。初めての勉強会、とっても楽しかったです。6時間があっという間でした。」

「説明文をマインドマップにすることで、内容整理、頭の整理ができることがすごく分かった。マインドマップをもっと書きたい。『すがたをかえる大豆』の勉強をしたい!!教えてみたい!!と思った。」

「メタ認知・・・自分を客観視する力が私には不足しているので、マインドマップを通してメタ認知力をアップしていきたいです。」

「1年ぶりにマインドマップについて学べて良かったです。今回はまず、『教師像』についてマインドマップを書きます。」

「『ブランチ指定』ということを使うことで、今までなかなかこちらの思う方向に向いてもらえなかった子どもに何らかの働きかけができそうに思います。」

「AHA体験の絵を見て、1年前に見たことを自分がおぼえていたことに驚いた。」

「国語でまず試してみたいです。それからいろいろな分野へ。後は自分の仕事の整理術として活用したいです。」

「何よりも形にとらわれず、学習意欲を引き出すノート術に目から鱗でした。どうしてもわくからはみ出せず・・・。子ども達にとって、意欲の湧くような学習方法を提供していかなくてはと反省致しました。」



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効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
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立派な卒業式でした 【マインドマップ キャリア教育】

本日、勤務校の卒業式でした。

私は6年生の担任、式当日の担任はあまりやることがないものなんです。
教職員、PTAの皆さんにおんぶにだっこで、作っていただいている流れに乗っかっていればOK。子ども達の指導に集中できます。

今日の卒業式は本当に良かった。心が温かかった。
天候も暖かかく、文句ない状況。その上に保護者の皆さんが作り出してくれた「子ども達を誉め称える空気」に私は感動しました。
「6年1組 ○○○○」と私が呼名して最初の一人が証書の授与をされ、礼をした瞬間、予期していなかった拍手が保護者の皆さんから起こる。その言葉にはできない何とも言えない拍手の音。大切な子ども達のことをみんなで見守ってきたその心がジ~ンと伝わってくる音。私は拍手の音に心を揺さぶられるという人生初の体験をさせていただきました。

子ども達一人一人がさわやかに語っていった「未来への抱負」も会場にいる人たちの感動を呼ぶに十分なものでした。
「具体的な夢」とそれを実現するための「ビジョン」を堂々と語る姿に、式終了後、来賓の方々から「これだけの夢を語る小学生によく育てましたね。」「しっかり考えられている子ども達の抱負でした。」と感想も寄せられました。

実は4月当初、私が校長に提出した自己申告書にはこのような公約を書いておきました。

【今年度の目標】
「将来のビジョンまで見えるような働きかけを行い、そのためには今何をしていなくてはならないのかを自覚した児童を育成する。」

【目標達成までの具体的な手立て】
「11月の卒業文集を書き始める頃までに、児童に将来の夢をできる限り明確に計画するように促し、その夢の実現のために今の学習を積み重ねていくことが必要なのだと自覚させる。」

「3月の卒業式を目指して『夢との対話』を継続させ、最後の授業である卒業式で聞いている人に感動を与えるような抱負を述べられるだけの内面の耕しを行う。」

書いて意識していけばその通りになるわけで、卒業式に参加している人が驚くような6年生になったことで今年度の目標は達成したと思っています。



ところで!
マインドマップに始まり、日本中にムーブメントを起こしてきたこの子たちに贈る最後の言葉はどうしようと考えていたところ、「私の言葉はいらないから、小学校最後のマインドマップを描く時間をあげよう」と思いつき、短い時間で描けるように「セントラルイメージ印刷」「ブランチ指定」のマインドマップを用意し、15分くらいかけて「卒業式のイメージトレーニング」をさせました。







描かせた甲斐あり、卒業式の声や態度は合格点をあげられるものになりました。

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第25回 大島小学生バレーボール連合会春季大会

伝統ある江東区大島地区の小学生バレーボール大会に辰巳ジャンプも招待していただき出場しました。

この大会は6年生最後の大会の意味合いもあり、小学生バレーボールの総まとめの大会として各チームの思い入れも強いのです。

女子の優勝はジュニアファイターズさんが2連覇を果たしました。準優勝が大島中央エンジェルスさん。

男子は大島中央デビルスさんがこれまた2連覇。デビルスさんでは辰巳ジャンプ男子チームから移籍して頑張ってきたN君がセッターとして頑張ってきました。6年生の最後までバレーボールをやり抜けた経験は大きい。中学でも頑張って下さい。


辰巳ジャンプはほとんど練習できていない状況の中で、よく頑張りました。
都大会に出場してきたチームを相手にして、けっして引けを取らない試合をしてくれました。6年生の持てる力を発揮できたと言えます。
また、公式戦を経験していない2年生が、今日は応援の仕方をしっかり覚えました。6年生は人数がギリギリで、これまでベンチから応援される経験がなかった。最後にかわいい応援の声の中で試合をすることができたのは、もしかしたら神さまがくれた素敵なプレゼントだったのかもしれませんね。


来週から春休みに入ります。
新チームはバレーボールのルールすら分からない状況なので、9月の試合に出場することを目標にして練習をしていきます。その前に、まずは部員増加目標20人を実現すべく戦略を練っていきます。

チーム関係者の皆様、どうぞご協力をよろしくお願い致します。

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東京新聞WEBでも紹介されています

WEB上でも紹介されていることをキャッチしました。

3月17日の東京新聞に掲載された記事です。

『教育現場が注目の新ノート術 マインドマップ』

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できる子は10歳までに作られる 2009年 05月号 [雑誌]

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この本にも紹介されています

できる子は10歳までに作られる 2009年 05月号 [雑誌]

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こちらの本にも見開き2ページで井上のマインドマップ教育実践が紹介されています。
どうぞ手にとってご覧下さいませ。
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横浜 マインドマップ体験会

第15回目の「小学校教員マインドマップ体験会」を横浜で開催しました。

3連休の中日にもかかわらず、50名もの先生方が参加してくださいました。熱心に受講してくださったことに感謝致します。
とても良い天候で本当ならば緑の中を散歩でもしていたいくらいの1日でしたが、まるまる1日、脳をフル回転する体験をしていただいたこと、きっとプラスになったことと信じています。


今日は会場に、リングアンドモチベーション(株)モチベーションマネジメント事業本部フェローの藤崎雄三さんも参加されました。藤崎さんは大田区のPTA連絡協議会の会長(洗足池小学校PTA会長)もされており、教育に関して造詣が深く、また学校経営をどのようにしていったら教育力が上がるのか、様々な事例を研究されている方でもあります。
『絶妙な「叱り方」の技術―あなたに叱られて、モチベーションが上がる「超・上司力」』という本も出版されています。
絶妙な「叱り方」の技術―あなたに叱られて、モチベーションが上がる「超・上司力」 (アスカビジネス)
藤崎 雄三
明日香出版社

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このマインドマップを主体にした「メンタルリテラシー教育運動」には、学校教育界だけではなく、各界の志ある方々が続々と集まっている気がします。この相乗効果はものすごく、お互いを刺激し合いながら、これまでにはなかった『日本全体で教育を考えていく』という流れが必ず起こるでしょう。
本当の意味での『教育は国家100年の大計』という言葉が実現するに違いありません。


また、今日のランチは、藤崎さん、インストラクターさん4名と私の6名で懇談しながら、有意義な話をすることができました。その中で話題に上がったことを2つ紹介します。

ひとつめは、インストラクターの五十嵐順子さんから本の紹介です。

『凡才の集団は孤高の天才に勝る』
「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア
キース・ソーヤー:著 金子宣子:訳
定価(税込):1890円


ふたつめは、品川女子学院の校長先生の話題です。

ブログ「校長日記」

品川女子学院校長の漆 紫穂子先生は、私の小学校時代の同級生のお姉さんでもあります。子ども時代に、ご自宅の広い広いお庭で「やきいも」をやらせていただいたことや、かくれんぼをして遊ばせていただいたこと、いまだに鮮明に覚えています。

この品川女子学院がここ10数年間に急成長をしたことは非常に有名なことです。

そして私が最も注目しているのは、校長先生ご自身がブログで毎日情報発信をされていることです。学校というのはいかに良質な教育を行っても、それが外にはなかなか伝わらないことが多いのが現状です。そこで私は「校長自らが自校の良さを発見し、毎日情報発信をする必要がある」と常々うったえてきました。

一般の教員が情報発信するのと、校長が情報発信するのとでは、その意味合いが全然ちがいます。本気で学校経営を考えている管理職であるならば、ここに私が書いていることの重要性を理解していただけると信じています。

実際にそれを実行しているのが漆校長先生です。

品川女子学院が進めている「28プロジェクト」というキャリア教育も注目すべき内容です。生徒にしっかりとした将来ビジョンを持たせていく方法は、私がこれまでやってきた「20才、30才にならないと教育の成果は表れない」という考え方に通じるものだと思っています。



さらに今日はあまりにも懐かしい再会もありました。

実践報告後の質疑応答で、
「マインドマップと他のウエビングの違いはなんですか?」
と質問をしてくださった先生・・・・・あれ? ン? もしかしたらO先生では???
質疑応答が終わってすぐに挨拶に行くと、やはりO先生ではないですか!

なんとなんと、私が1990年にインド政府の招へいで、「インド青年訪問団」として16日間の旅をした時に、ご一緒させていただいたO先生です!

半分教師 第40話 「インド青年文化訪問団 その1」
半分教師 第41話 「インド青年文化訪問団2 友誼の外交」
半分教師 第42話 「インド青年文化訪問団3 ネルー首相の墓への献花」
半分教師 第43話 「インド青年文化訪問団4 歌は国境を越えて」
半分教師 第45話 「インド青年文化訪問団5 スプリングデールズ学園」
半分教師 第46話 「インド青年文化訪問団6 ラビンドラバラティ大学」

懐かしいっ!!!
今は横須賀で校長先生をされているとのこと。

こんな再会があるなんて予想もしていなかったので、なんと素晴らしいことなんだろうと感激しています。こうしてマインドマップ実践を出して、全国を回らせていただけれいるからこそ実現した再会だと感謝しています。


本当に、日本中の志ある先生方がどんどん結集されています。
みんなで楽しくより良く教育を変えて行きましょう!

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マインドマップ体験会 千葉会場

千葉県でもマインドマップ体験会を開催しました。

これまで開催してきた体験会は、

浦和・大阪1・大阪2・仙台・広島・東京1・高松・名古屋・札幌・福岡・東京2・神戸・京都・千葉と14回を数えました。

明日は横浜、明後日は鹿児島です。

私はすべてに参加できるわけではありませんが、できる限り行かせていただいています。


千葉会場ではひとつの大きなエピソードが生まれました。

12月の浦和体験会でマインドマップを知った千葉県の先生が、この3ヶ月の間に実際に授業で活用したところ、素晴らしい成果が上がったと実践報告してくださったのです。

マインドマップを普及する活動を始めて3ヶ月にして、早くも全国各地で先生方の喜びの声があがっていることに驚くと共に、仕事の合間をぬって全国を回らせていただいた甲斐があったと感慨深い思いで、千葉県の先生の実践報告を聞かせていただきました。

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マインドマップ 「卒業式の意義」 2009年バージョン

このマインドマップは2008年2月22日に描いたものです。

「この学校は校長先生が卒業式の意義について教えないんですか?」
と打ち合わせでたずねたところ、
「井上先生が教えてください。」
と無茶振りされてしまい、
(5年の担任がなぜ卒業式の意義を語らなくてはいけないんだ?????)
と半分怒りながら、(だったら2時間は語ってしまおうかな)と無茶振りには無茶苦茶な行動で返しちゃおうと、猛然と描いたマインドマップなのです。

結局、(自分は5年の担任だから余計なことをしないでおこう)と決め、卒業式の意義は「最後の授業である」ということだけに軽く触れて話を終えたのでした。


しかしですね。2時間語ってやろうと思って描いたマインドマップなので、けっこうよくできているんですよ。自分の頭から大事な内容がどんどん出てきましたから。
ここまで指導しきっていく教員もそうはいないと思いますよ。

1年たって、いよいよ自分の担当学年が卒業式を迎えるにあたって、このマインドマップを片手に指導をしたのが次の記事リンクです。

『卒業式の意義』

こちらから伝えたいことが、子ども達の話し合いでほとんど出てきたので、ビックリしました。


また、これまで指導してきた卒業式の中で、やはり2年前の卒業式を超えるものはないので、参考までにリンクしておきます。

さすがの今年の卒業式も、今のところ、この2年前の卒業式レベルには達していないのが現状です。その原因は、複雑に組まれた現任校の授業の関係で、式練習がどうしても教師主導になってしまっているからです。
2年前の卒業生は、なんと卒業式練習までも自分たちでやり切っていたのです。その主体性から生まれる自覚が最高の卒業式を作るには必要なのです。

半分教師 第37回 「6年生は「『卒業式』について考えてみました」

未来へ/ kiroro

卒業式の意義 【マインドマップ】

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日本一だ! うちのバイキング給食は!!!

今日は6年生の卒業をお祝いする「バイキング給食」でした。
そのメニューのすごいこと、すごいこと。子ども達も担任も感激しました。
うちの給食室は日本一です!!!

 

 



 

 

どんなもんだ!って感じでしょ!!!
こんなに素晴らしい給食、見たことあります???

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東京新聞の記事になりました

今朝の東京新聞19面に井上学級の記事が載りました。
私たちにとっては、とても素敵な内容に書いて下さいました。
卒業式前の嬉しいプレゼントです!

東京新聞社の皆様、ありがとうございました。
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