マインドマップにかくと望みが叶う

先週の土曜日、辰巳ジャンプの子どもたちを相手に、3時間の「マインドマップ導入講座」を開催しました。バレーボール指導の一環ですから「メンタルトレーニング」に活用していくことが最大のねらいです。しかし、辰巳ジャンプは私・井上という現職教員が指導しているチームの特色を生かして、勉強面の指導も強くおし進めていきたいと思っています。

内容はこちらの記事です。

辰巳ジャンプは勉強にも挑戦する!!!

その中で話したことを、子どもたちはよ~~~く覚えていたみたいです。

「紙に自分の希望や夢、願い事、目標などをしっかり書いて、毎日見ると、それが叶いやすくなるんだよ。なぜなら、誰もが自分の目標を紙に書いて貼っておいた方が良いと思っているんだけど、実際にそういう行動を起こす人は3%しかいないんだ。世の中はそういう3%の人の成功のために、残りの97%の力が集中するようにできているんだって。紙に書くとそれは、夢から目標という具体的なものに変わるんだ。そして人間は目標の方向に、脳が自然に運んでくれるものなんだ。」

この3%という数字は、1953年・エール大学卒業生を対象にした、実際の調査結果から明らかになっている数字です。

紙に書くという行動をする人間は、なんと3%しかいないのです。物事を実現していくためには、この「3%」に入ることを意識することがとても大事です。



子どもたちは、翌日の日曜日に集まった時、さっそく報告をしてくれました。

「先生、昨日のマインドマップの勉強で、私はミュージックプレーヤーがほしいって書いたんですよ。家に帰ってすぐに、お母さんとヤマダ電機にお買い物にいったんですけど、ポイントカードに残っているポイントを使わないと無駄になっちゃうことが分かって、お母さんがミュージックプレーヤーを買ってくれたんです!!!本当に実現しちゃいました!!!」

「先生、私も昨日、マックを食べたいってことを書いたんです。うちに帰ったら、お母さんが今日は食事を用意できなかったから、何か食べに行こうっていったので、マックを食べに行けました!!!」

いつもながら、行ったことがすぐに実現していくことに、私はまたまた自信を深めながら、喜んでいる子どもたちの声に「本当!!!やっぱり紙に書くと叶うんだね!!!」と共感していました。


不思議なことかもしれませんが、私の教え子には、何度も何度もこうしたことが起こるのですから、「3%効果」は間違いないような感じがします。


この根拠となる書物を紹介しておきます。少々値が張りますが、読むことを強くお勧めします。
「PX2」という自己啓発プログラムを日本に紹介しているルー・タイス氏の著書です。


望めば、叶う―自分を高め人を導く成功法則
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日経BP社


今週末のバレーボール練習の合間時間には、「マインドマップで作文すらすらワーク」を使って、作文の書き方を指導する予定です。
オブザーブしたい方はコメント欄に連絡先をご記入ください。


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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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辰巳ジャンプは勉強にも挑戦する!!!

今日は私の勤務校でバレーボールの練習をしました。体育館を1日使うことができなかったので、午後は3時間かけて「マインドマップ講座」を行いました。受講した子どもたちは13人。本格的に井上の授業を受けるのは初めてのことなので、みんな楽しみにしていたようです。

3時間でマインドマップをかけるようにするだけでなく、脳の使い方=メンタルリテラシーの考え方も、体験的なワークを通して理解してもらいました。今日子どもたちに理解させた内容は、大人が受講しても、きっと目から鱗が落ちるような内容のはずです。それを小学校3年生にも理解できるようにかみくだいて構成した、楽しい講座を行ったつもりです。

実際、途中の休憩は5分を2回取っただけなのに、小さな子どもたちは最初から最後まで、集中して授業を受け続けることができました。しかも午前中に目いっぱいバレーボールをして、お弁当を食べた1番眠くなる時間帯ですよ。だれ一人ボーっとすることなく、最後には「もっとやりたい!」と言って時間を延長したくらいに勉強をしました。

簡単に流れを紹介します。

(1)自己紹介カードに文字を使わず「好きな食べ物」をかいて、みんなで自己紹介をしていく。

(2)マインドマップの小学生の事例を、メンタルリテラシーの考え方を織り込みながら紹介。

(3)進化ゲームをして体を動かす。メンタルブロックを外す。

(4)ワーク1「言葉の連想」「イメージフラッシュ」

(5)「気づき」のワーク、いろいろと。漢字の覚え方やアハピクチャー。

(6)マインドマップ、7つのルール

(7)「自分の夢」をかくワーク

この内容で3時間。


子どもたちはみんな、「家に帰ってからもマインドマップの続きをかこう!」と言っていましたが、実際はどうだったのでしょうね???




来週もまた練習の合間に授業をする予定です。
次は私が監修にたずさわらせていただいた、「マインドマップで作文すらすらワーク」を活用します。

マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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自分で制作に協力し、たくさん意見を生かしていただいた本なので、この本で指導するのは人類で私が一番だと自信を持っています。
来週の3時間授業で、全員を作文好きにしていきます。休まない方が得ですよ~(笑)


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成功を呼び寄せる習慣が意外なものを引き寄せるのかな?

私には“マインドマップフェローの責務”を与えられて以来、強く意識して取り組んできたことがひとつあります。受講生として参加する研修会では、常に最前列中央を自分の「指定席」とし、講師に見えるようにマインドマップをかきながら熱心に受講する。講師の先生と積極的にアイコンタクトを取るということです。

人は皆、研修会というシチュエーションにおかれると、なんとなく後ろの席に座りたがります。ところが私が「読書記録マインドマップ」の課題として読破し、マップ化してきた成功本の数々には、必ずと言っていいほど書いてあることがあるのです。

「他者がやらない道に勇気を出して一歩踏み出せ」
「成功者は100人中5人以内である。どんな分野の職業であっても、その5人に入れ」

そのことを意識して、自分自身で人体実験してみようと決意し、約3年間、自分の指定席の「最前列中央」に陣取り続けてきました。

おかげさまで、区内ではけっこう有名人(もしかしたら変な人として有名かも?)になりました。なにしろどんな会合でも最前列にいるのは私なのですから。東京都の研修でも、「いつも一番前にいますよね」と見ず知らずの他校の先生から声をかけられたこともありました。


この習慣を続けてきて、私は研修会で1度も眠くなったことがありません。たとえ眠くなりそうな話であったとしても、マインドマップをかきながら分析的受講をしているため、自分自身は楽しんでいるのです。


さて、この「最前列中央に陣取る」という習慣を身に着けた影響なのかは分かりませんが、最近「演劇」や「ライブ」のチケットを予約すると、ほとんど前から5番目以内の特等席が取れるようになりました。偶然が何度も何度も続いています。不思議なのです。

2月に行った演劇でも前から4列目で、役者さん(超有名俳優)の汗が飛んでくるような席。
来週に行く予定の坂井泉水さん追悼「ZARD最終ライブ(日本武道館)」でも、アリーナ席の前から2列目が当たりました。

6月もまた何かの演劇かライブチケットを取るつもりですが、これでまた前の方が当たったら自信が確信になっちゃいますね。


そんなことで、来週もまたまるまる二日かけて、消防署の「防火防災管理講習」を受けてくる予定がありますが、早めに行って「最前列中央」に陣取ろうと思います。

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日本経済新聞(NIKKEIプラス1)で私の授業が紹介されました

昨日(5月14日)の日本経済新聞朝刊(NIKKEIプラス1)で、4月20日に私が5年生相手に行った道徳授業のことを記事にしていただきました。昨日の新聞なので、もう手に入らないことが残念ですが、日経新聞を定期購読されている方は記事を探してみて下さい。

どんな記事内容かというと、もちろんマインドマップを活用した授業についての記事です。マインドマップの効果について適切に紹介して下さっています。

(1)放射思考の効果

(2)発想力や記憶力を高める

(3)言語表現力が高まる

(4)学習意欲向上につながる

(5)埼玉の中学校・代島先生の取り組みも紹介


日経新聞が記事にしてくれるほど、マインドマップはビジネス界で活用する会社が増えているわけです。数々の有名企業で企画会議に使われたり、研修に使われたりしています。個人的に「スケジューリング」をマインドマップでかいている人もたくさんいます。マインドマップはとても楽な脳の使い方をするための道具ですから、使えるかどうかでその人の能力開発が大きく変わってくるだろうと思えます。

社会に出てからも有効な道具を子どもたちが手に入れているということは、ビジネス界にとっても大きな力となるのではないでしょうか。

文部科学省が打ち出しているキャリア教育の中でも、育てたい能力として「人間関係形成能力」「情報活用能力」「将来設計能力」「意思決定能力」の4つをあげています。4つのどれにもマインドマップは活用していくことができます。どのように活用するのかは、それぞれ新たに記事にしてみたいと思います。

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NHK教育放送でマインドマップを紹介

NHK教育テレビ「目指せ!会社の星」で、マインドマップが紹介されます。



「ひらめく!問題も解決!図解でスッキリ 応用編」

本放送:2011年 3月20日(日) 0:15-0:40 (教育・全国)※土曜深夜
つまり今晩ですよ!


再放送:3月21日(月)23:30-23:55(教育・全国)

司会:アンジャッシュ・杉浦友紀アナウンサー
   ゲストタレント:辺見エミリ

番組サイト「目指せ!会社の星」


欧米では大手企業のビジネスマンも使っているという図解法「マインドマップ」。スタジオでは、みんなでマインドマップ作りに挑戦。その意外な結末とは!?(紹介記事、番組サイトよりコピー)
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マインドマップ活用事例を別サイトにまとめ始めています

私は、2007年11月から今までの約3年間、知られるところで日本では、ほぼ誰もやっていなかったマインドマップ活用方法を実践開発してきたつもりです。(一部実践している方はいましたが、日本中に広まることはありませんでした。)その記録を当ブログ内に残してきました。

ブログは毎日の様子については簡単に紹介していくことができるツールですが、全国の先生方に、

「詳しい実践についてはブログを見て下さい」

と紹介しても、どんな実践があるのか探すだけでも大変です。

「探すのが大変なのですが、宝物を探すようなつもりで見てくれますとありがたいです。」

などとお茶を濁しながら話してきたわけです。



しかし、そう話すたびに、(自分が見やすくまとめておけば、もっともっと活用してもらえて、楽しく学べる子どもが増えるんだよなぁ・・・)と反省しておりました。それなのに、残念ながら一端消えてしまった、私の中の「ホームページ運営の火」は再び輝き出すことができず、3年が過ぎてしまいました。



2011年になり、大きな節目を迎えたという認識を新たにしました。
日本社会は2015年(戦後70年)という節目をひとつのターニングポイントと考えているトップの方々が多くいるようです。実は私自身は、マインドマップフェローの活動を始めるにあたって考えた「自分のビジョン」の中に、2030年を第1のゴールだと描くことができ、そこからの逆算で2015年や2011年を捉えています。

その2030年までの20年間のスタートが2011年、今年になるわけです。

そして、

20年間のスタートダッシュのひとつとして「ホームページの大幅更新」から始めました。


目次の階層化が今ひとつで、決して見やすいとはいえない作りですけれども、これまでのブログのカテゴリー分けよりは分かりやすくなっています。どうぞご活用ください。

マインドマップ活用事例紹介のページ

完成はしておりませんので、これから日々成長していくページとなっています。



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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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第7期マインドマップフェロー養成講座

今日は飯田橋のとある会議室を使って、公認マインドマップフェロー第7期・11名の「養成講座」に参加しました。昨年度、学年担任を組んでいたモジャ先生と私で、教育実践報告を担当したからです。

マインドマップの活動も4年目に入り、教育現場でもかなり使われてきました。今回の養成講座を受けに全国から集まった先生方も、大学の教授をはじめ、それぞれがマインドマップがなくてもその道のスペシャリストばかり。そんな実力のある先生方が、マインドマップに可能性を見出して、3日間たっぷりの研修を受けに来ているわけです。このことだけでも十分にマインドマップのパワーを証明していると言えるでしょう。


さて、今日は16時過ぎくらいから、モジャ先生の話に始まり、6名もの実践報告者が語り継ぎました。終わったのがなんと20時。なんと4時間近くも代わる代わる話をし続けたのです。聞いていらっしゃる研修生の先生方は、それまでにも午前中からワークを続けていて疲れているのに、私たちの話を真剣に聴いてくれました。本当にありがとうございます。また、きっと今ごろ、今日の宿題で出された「ビジョンマインドマップ」に取り組んでいらっしゃることでしょう。人によっては寝られずにかいていることと思います。マインドマップフェローの研修は本当に厳しい研修ですが、やったことはすべて自分のためになりますので、受講生の先生方はフェローに公認されるまで、絶対に挫折せずに頑張って下さい。



このブログ記事は、全国のフェローの皆さんの目に触れると思いますので、その期待に応え、講義記録をしたマインドマップを載せておきました。ポイントだけ書いておきますので、気になるフェローの先生は、コメント欄で質問をして下さい。コメント欄での私とのやりとりが、また新しいアイデアを生むかもしれません。よろしくお願い致します。



ひとつだけ、私の中で大きな気づきがあったので、そのことだけ紹介しておきます。


盲学校での実践事例です。

目が見えない子どもたちを指導している盲学校ですから、マインドマップをかかせることはできません。そこで、担当の先生が生徒との対話を続けながら、生徒が話したことをマインドマップで書き取っていく。すると、不思議なことに、盲の生徒がまるでマインドマップをかいたかのような効果が顕れる。その対話の際に、「それだけ?」「それから?」という投げかけをしてあげるだけで、生徒は言葉を広げていく。すると、指導している教員がマインドマップでメモを取っているために、自然を質問内容も自然と「階層化」していく。言葉を「階層化」することによって、生徒の脳内には対話が「整理」され、強く「記憶」に残っている。つまり、論理的思考力が働き、エピソード記憶として脳内に刻みつけられていくという状況が生まれているのではないか?

目の見えない教員に協力を仰いで、いったい「文字という視覚情報」ではない方法で、言葉をどのようにイメージ化しているのかくわしく聞いてみてほしい。

これをすることによって、目の見えない方々の思考方法が明らかになり、今後の盲教育に大きな影響を与えるのではないか。そんなことを思いました。


あとのくわしい内容は・・・・・秘密!

コメント欄に質問して下さった方に返信する形で明らかにしようと思っています。


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恩方第二小学校の校内研講師を務めました

12月8日(水)に、八王子市立恩方第二小学校の校内研講師として派遣していただきました。

小学校現場の主幹教諭が講師として招かれるというのは特別なことです。
なぜ呼ばれたのかというと「マインドマップ公認フェロー」という肩書があるからです。この学校に私を紹介して下さったのが、同じ八王子のM小学校の先生でした。その先生が、ある研修会でマインドマップをかきながらメモを取っていた。それを見た恩方第二小学校の先生が関心を持ち、私につながったそうです。縁とは不思議なものです。


さて、今日の授業は2年生の国語。教育出版社の教科書にある「生き物図鑑を作る」という活動です。
マインドマップで自分の選んだ生き物についてまとめておき、その中から順番と意識して図鑑カード化していく学習です。

【授業の流れ】
(1)前時までのことをふりかえる。
・前時までに「カルタ」を使って情報を収束してある。
・伝える相手を確認する。子どもたちからは、「全校のみんな」「先生たち」「来賓の方々」「お父さん・お母さん」といった意見が出ました。

(2)文の順番を意識して書くことを、教師が作ったお手本を見せながら指導する。

(3)調べた情報の中から、自分が紹介したい項目を選び出す活動をする。

(4)選んだ情報を文章化する。
・B5サイズのカードに文章を書いていくのですが、「カルタ」に設計図が書かれているので、効果的に文章化できていました。

(5)書いた文章と「カルタ」を教師が紹介する。
・今回は教師側で紹介しましたが、できれば子ども自身が紹介する活動を入れた方が良かったと、研究協議会で意見が一致しました。そうすることによって、「話す・聞く」という活動も入るからです。


【研究協議会】
研究協議会で話題になったことを列挙しておきます。

・マインドマップの導入時に扱うテーマは、「自己紹介」「好きなもの」「リンゴ」「恩二小」「最近の3日間」など、すぐに思いだせるものの中で、とにかく楽しく取り組めそうなものが良い。

・読解指導に使う時には、「物語教材」から入るよりも「説明文教材」をマインドマップでかかせていく方がやりやすい。なぜなら、説明文教材は「始め・中・終わり」や「起承転結」といったように、小学生にも分かりやすいように文章が構成されている。言葉の裏にあるような心情を読み取るということもしなくて良いのでマップ化しやすい。

・マップ形式で考えさせていくと、発想が拡がりすぎて論理のずれが出てくることがある。こういう場合は担任の采配が大事になってくる。何をどこまで考えさせるのか、考えた中からどう取捨選択させるのか、ここはマインドマップで行う段階ではなく、授業の次の段階になる。マインドマップを使ったからといって、すべてができるといった万能なものではない。様々な方法を使って、子どもたちの能力を高める必要がある。

・今回の図鑑を作る学習の中で、文中に「気持ち」を表現している子がいたが、図鑑なので「~と思った」という表現は使わせない方が良い。こうしたことは「文型指導」「内容指導」として、別に行う必要がある。

・マインドマップには大きく分けて、「拡散型」と「収束型」の2種類の使い方がある。「拡散型」の書き方は、自己紹介や好きなものをテーマにしてかく時のような、どこまでも思考を拡げていくかき方。「収束型」は、知識として得たものを整理し、記憶していくためにまとめるかき方。読解指導の際には、この2つを場面に応じて使い分ける。内容を読み取る時には「収束型」のかき方。自分の意見を拡げる時には「拡散型」のかき方。その後の話し合いをマインドマップで板書していくと、話し合いは活性化するし、意外なところでの「気づき」が生まれることが多い。

・文章を書く時や、発表をする時に、相手意識を持たせることは、思考の方向性を決めるための重要なポイントになる。誰に伝えるのかということをイメージしているだけで、文章内容が変わるし、より良い文章を書こうというモチベーションの高まりにもつながる。


【私の講評内容】
これはレジメとして用意したものの中から、お話したものだけを載せておきます。

1、マインドマップの効果
①思考の面
・思考の拡大、促進
・思考の設計図
・思考の収束、整理
・図解は理解

②表現の面
・文字を超えるイメージの広がり
・楽しく表現、創意工夫
・スピーチを自分の言葉で

③脳活性の面
・ポジティブな学習になりやすい ⇔ 楽しむがルール
・脳神経系への刺激が強い
・脳内に思考回路が生まれる
・40~50枚かいてみると、自分の変化に気づく

2、マインドマップの可能性
①社会
・スタートはビジネスツール⇒社会のニーズがある
・自ら考えられる人材が求められている
・学社一体の教育改革を目指すきっかけにできる⇒ジャパンメソッドとして教育輸出できる

②世界
・すでに各国で活用している
・インストラクターネットワークに日本が強い影響力を発揮しはじめた
・言語を超えた理解がマインドマップだと可能である
・人類の抱える諸問題を考えることも・・・

3、指導方法
①開拓のはじまり
・どのように活用できるかは教員の創意工夫しだい
・各自の持っている指導力から判断して、効果的であれば使う



協議会終了後にも先生方の質問を受け、とても充実した研究授業になりました。
その際に興味を持っていただいたことに関する記事を下にリンクしておきます。

子どもたちを伸ばす「ゴール意識」

卒業した君たちへ その1・・・まさに「史上最高の卒業式」でした

史上最高の卒業式のイメージを創る 【マインドマップ活用授業】

マインドマップ 「卒業式の意義」 2009年バージョン

半分教師 第37回 「6年生は「『卒業式』について考えてみました」

卒業式の準備計画 マインドマップ

前向きな生き方をするための良い習慣を考える 【マインドマップ・ポジティブ思考ワーク】

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新宿区の小学校で研究発表会 【マインドマップ活用授業】

12月2日(木)、新宿区立愛日小学校が開催した研究発表会に参加しました。『自らの学びを深める「かく(書く・描く)力」の育成』というテーマで、全教科にわたって研究を深められていました。



2年前、N校長先生とH研究主任の先生のお二人が、「マインドマップを活用した授業を見てみたい」ということで、私の学級まで足を運んで下さり、道徳の授業を公開させていただきました。その後、H研究主任の先生が校内の若手教員を連れて、「マインドマップ体験会」に参加してくださいました。こうした関係もあったので、発表会にはどうしても授業参観しなくてはならないと思っていたのです。

教室に行くと、かわいい2年生が「こんにちは!」とさわやかなあいさつ。
担任である研究主任のH先生から、「ポニョのマインドマップをくださった先生です。」と紹介していただきますと、子どもたちからは驚きの声。「ポニョの先生が来てくれた!」「ポニョのマインドマップありがとう。」と声をかけてもらいました。すごく嬉しいものですね。子どもたちに認識してもらえるってことは。


授業は2年生の生活科。「しゅうかくさいをしよう」という活動の中で、自分たちがやってきたことを1年生に伝えるためにどうするかを考える内容でした。

さすがH先生の授業は素晴らしい!何の授業をするにしても基本となるのは「学級経営」です。これがしっかりしていることに深く感心しました。子どもたちの学習態度が整っているのです。その中でも最も注目したのが『聴く姿勢』です。先生が話を始めると、全員がスッと前を向いて姿勢を正す。そして静かに話を聴く。強い指導でこうなっているのではなく、H先生の個性であろうと思われる優しい指導、褒める指導でこの集中した姿勢を取れる子どもたちに育っている。若手の先生方はこういう学級を見て、自分の学級経営の参考にしたら良いのだと思える“お手本”でした。

そして、授業の中でのマインドマップの活用もとても参考になりました。

授業の流れはこのようなものでした。

【前時】
本時でマインドマップをかいている時間はないので、前時で自分たちがやってきたことをふりかえるためのマインドマップをかいておく。授業の効率化と子どもたちの思考がぶれないようにするために、セントラルイメージを4本の「指定ブランチ」からふりかえらせる。

【本時】
(1)前時にかいたマインドマップやこれまで書きためてきた観察カードを見ながら、1年生に教えたいことや伝える方法を「小カード」にたくさん書く。つまり思考を広げる活動を行う。(個人作業)

(2)広げた考えの中から、一番伝えたいことを「中カード」に書く。このカードに書く内容は、文字でも絵でもかまわない。(研究テーマが「かく(書く、描く)力の育成」ですから、ここで絵に描く力が発揮されます。)

・・・・・(1)(2)の個人作業を15分間。

(3)4人グループで、みんなが意見を書いた「小カード」を分類しながら「グループカード」に貼っていき、発表の方法まで話し合って決める。この活動で学び合いが生まれる。

(4)考えたことを班長が発表する。



「マインドマップ」と「分類カード」を組み合わせ、思考の格散と収束を効果的に行わせている。これならば小学校2年生でも十分に自分の考えを整理することができます。「マインドマップ」は日本での授業活用のスタート地点に立ったばかりですから、今回のH先生の実践は、とても素晴らしい前例となって、これからの授業開発に結び付くだろうと感じます。



さて、研究発表会というのは、どこの学校でも体育館での全体発表会が行われます。そして著名な方に1時間ほどの講演をしていただくのが習わしになっています。この日の講演は、女優の冨士真奈美さんが講師でした。

冨士さんは「俳句」の楽しさについて語ってくれました。
その話の中でも、「句会」を開くことで得られる「句友」のつながりが、人生をとても豊かにしてくれることをしみじみと語ってくれました。

実は私の学校でも、つい先日、職員室内で句会が開かれたのです。
教職員全員が秋の俳句を詠み、誰が読んだか分からないようにまとめた投票用紙で、全員で選句を行い、「天」「地」「人」の三賞を選んだのです。三賞に選ばれた先生には校長先生がスポンサーとなって「校長賞」が出されることになっていたので、みんな一生懸命に考えて創っていました。

この「職員室句会」は忙しい仕事の合間に、心の潤いをくれましたねぇ。みんなの笑顔を引き出してくれました。俳句の句会は、確かに人生を豊かにしてくれると体験できました。ちなみに私の創った俳句は「地」賞に選んでいただけました。すご~く嬉しい気分でした。こんな句です。

秋の雲 高さ測れし スカイツリー

来年度から国語の教科書でも俳句が大きく取り扱われますので、学校としても「俳句指導計画」を今年度中に作り上げ、来年度から全校をあげて取り組んでいけるようにしたいと準備をしています。

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ここはどこ―時に空飛ぶ三人組 (文春文庫)
岸田 今日子,冨士 真奈美,吉行 和子
文藝春秋


わたしはだれ?―桜となって踊りけり
岸田 今日子,冨士 真奈美,吉行 和子
集英社
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城西国際大学祭 マインドマップカフェ

最近、区外の小学校の校内研究担当講師を依頼され、10月中に1度お邪魔しました。その学校は「論理的思考力」を伸ばすための指導方法を研究しています。
そこで私も一緒に学ぶために、様々な本を読んでいるところです。その中から、ひとつ学び取ったことは、文を「敬体」で書くか、「常体」で書くかで、思考の方向性が変わるということです。敬体とは「です、ます調」のことです。常体は「~だ、~である」という論文で使われる言い切りの形です。敬体は相手意識が強まるため、説明調になるような感じがします。常体はどちらかというと「自問自答」をしやすい形であると感じます。私は、自分の頭の中を整理しながら論理的な思考をする時には、どうも「常体」で文章を書いた方が良さそうだと判断しました。

そこで、自分の学級の子どもたちが取り組んでいる「日記新聞」や「体験学習新聞」にも、「常体」で書くようにという指導を始めました。まだ指導し始めなので、数人が常体で書き始めている段階ですが、確かに文章表現力が向上してきました。自分自身を見つめる内容に変化しました。


そこで、このブログ記事も「常体」で書くことを試みてみます。


【はい、ここから常体にチェンジ!】


今日は午前中に辰巳ジャンプのバレーボール練習。
少しずつではあるが、確かに伸びている子どもたちの技術。
この短時間の練習で、効果的に上達させるためには、私自身が学ばなくてはならないと強く思う。
このブログ内で何度も書いていることだが、「指導法を学ばずして指導者になってはいけない」ということを自分自身に言い聞かせなくてはならない。


練習後、すぐに車を走らせ、千葉県は東金市にある「城西国際大学」の大学祭にかけつけた。この大学の先生であり、マインドマップ公認フェローの加藤先生からのお誘いを受けたからである。加藤先生はご自分のゼミの学生さんたちと一緒に、「マインドマップカフェ」という部屋を企画したのだ。マインドマップカフェとは、無料のカフェコーナーを設けてお茶を飲みながら、マインドマップを紹介したり、かいてもらったり、語り合ったりする場の提供である。ここに来たすべての人が参加者となる。



私がこの企画に参加した目的は、大学での取り組みを見て学ぶこと、その場の空気感を感じること、自分のマップをかくことだった。本当は、某若手教員から「どうしても相談に乗ってほしい」と頼まれていて、「それならば城西国際大学の大学祭に行くからいっしょに行って、問題解決の方法をマップ化してみよう」という課題解決コーチングも行う予定だったが、若手教員に仕事が入ってしまい、残念ながら延期となった。そこで、代わりに自分が清書しようと思っていた「論理的思考力のマインドマップ」を半分だけかいてきた。

また、このマインドマップカフェ企画のひとつに、参加者みんなでかき込んだ「巨大マインドマップ」というものがあったのだが、私も参加し、ジャンジャンかき込んできた。下記の写真で、右下の赤いペンでかいてある部分が私の筆である。我ながら、超スピードで拡げることができた。左側には、同じフェローのK先生がかかれたブランチもあり、「時間差でいろいろな人がかきこむのも、もしかしたら“ありえない発想”が出る可能性のある面白い方法かもしれない」という気づきを得た。




さて、私が「論理的思考力のマインドマップ」を一生懸命にマップをかいていると、そこにたまたま来た幼児が声をかけてきた。
「何かいてるの?」
マインドマップをかいていると、それを見た子どもからのこうした声かけが必ずある。その確率100%と言ってもおかしくないほどだ。不思議なものだと思う。きっと、大人なのに楽しそうに「お絵かき」をしていて珍しいと思われるのだろう。だから私は、
「何かいてるの?」
という問いかけに、
「お絵かきしているんだよ。」
と答えた。すると大人が見ても難しい内容をまとめているマインドマップだったにもかかわらず、その幼児はずっと私の作業を見ていた。あまりにも興味がある様子だったので、色鉛筆と紙を貸してあげたら、イスに座って黙々と絵を描き始めた。私たちの行う「マインドマップ基礎講座」の中で、『イメージは人間の第一言語である』ということを伝えているのだが、この幼児の行動を見ていても、そのことが証明されると言えるのではないかと思った。

加藤先生が指導している大学生の皆さんには、iMindMapでかかれた、ある事例を紹介させていただいた。私の話を真剣に聴いてくれた学生さんたちにもお礼を言いたい。


ところで私自身、大学祭に参加したのは何年振りだろう?
記憶にないくら久々だ。

大学の校内に足を入れた瞬間、胸がワクワクする感動を覚え、思わずニッコリと笑顔になっている自分がいた。やはり大学は良い!楽しい!思う存分に学び、学生生活を謳歌し、自由に満ちている大学。私の夢のひとつは、大学という希望あふれる学び舎で、未来を創っていく学生たちに、教師という仕事のやりがいを伝えていくこと。そして優秀な教員を陸続と育てていくこと。もしかしたら、今日の自分の行動は、その夢実現への第一歩だったのかもしれない。


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書店でも販売開始!「マインドマップで作文すらすらワーク」

「マインドマップで作文すらすらワーク」(小学館)が書店でも並び始めました。

写真は神保町の三省堂書店さんに平積みされたものです。

このワークの解説文をブログに連載しますと予告しておきながら、物理的な余裕がなく、遅れていますことをお詫びいたします。

多くの方々に使っていただけると、制作に関わった者としてとても嬉しいです。

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「マインドマップで作文すらすらワーク」でできること

小学生のためのマインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館


発売された「マインドマップで作文すらすらワーク」の活用方法を書いてみます。

このワークブックは全部で15のテーマを学べるようになっています。

(1)自分しょうかい
(2)家族しょうかい
(3)今日の出来事
(4)印象に残ったこと
(5)身の周りをふり返って
(6)休みの日の思い出
(7)見学したこと
(8)観察したこと・1
(9)観察したこと・2
(10)イラストを見て物語を作る
(11)もしも自分が○○だったら
(12)物語のあらすじ
(13)印象に残った物語の場面とことば
(14)物語と自分とのかかわりを考える
(15)目標を達成するための意見文

今回のワークブックはマインドマップの効果として、「かんたんに発想を広げる」ということをねらっています。そのため、細かい作文技法にはあまり触れていません。「すらすらワーク」と名がついているように、すらすらたくさん書けるということを中心に作られています。
分かりやすく表現すると、これまで作文を書くとなると原稿用紙の半分も書けずに悩んでいた子が、このワークブックを使って勉強すれば、原稿用紙3枚以上を楽に書いていくことができる。そんなふうに作られています。

最近では、本を出版する方の中にも、マインドマップで本の構成(設計図)を考えてから、実際に執筆活動に入るという方が増えています。大人にも効果があるのですから、マインドマップは子どもにだって同じように良い手法なのだと思います。



さて、毎日とはいきませんが、今日から連載で15項目のワークについて活用方法を示していければと思っています。つまりこのブログが「マインドマップで作文すらすらワーク」の解説書になれればというわけです。




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「マインドマップで作文すらすらワーク」が今週発売されます!

マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
小学館


「マインドマップで作文すらすらワーク」がいよいよ今週に発売となります。
定価800円です。お手元に一冊どうぞ!



今回の事例では、私の教え子2人のマインドマップと作文を紹介していただきました。しかも手書きで書いたそのままのものをスキャンして、カラー版で載せていただいています。全世界の小学生のお手本ともなれるマインドマップのできですし、作文も一人は12枚、一人は9枚と力作です。


そのマインドマップと作文を発売前にご紹介します。
書いた本人も、世の中にどんどん紹介して下さいと言っていますので、たくさん宣伝しちゃいます!




「自分とのつながり」

 私には色々な“つながり”があります。家族や友達や学校や・・・。数えきれないほどあります。私はつながりのない人間はいないと思います。つながりがないと、人間として成り立ちません。私達は色々な“つながり”があるからこそ人間として生きていけるのです。


 最初は家族についてです。家族は私にとって大事な宝物です。そんな家族の事について書きました。

 母はおもしろいです。時々ギャグを言ったりします。すると、みんなが笑い、場の空気が明るくなり、テンションがググッと上がります。そんな母をみて、『そんなに人を笑わせられたり、幸せにしたり・・・。なんか不思議な“力”を持っているのかなぁ。』なんて思う時があります。そんな母を私はとてもそんけいしています。あと、母は私を産んでくれた大事な大事な人なのです。私がしゃべれるようになったこと、字が書けるようになったこと、もちろん私を産んでくれたこと、私を育ててくれたこと・・・。母には心底感謝です。本当にありがとう!!

 父はやさしいです。ほしい物を買ってくれたり、分からないことがあったら教えてくれたり・・・。あと、私を温かい目で見守ってくれます。父にも心底感謝です。でも、おこるとこわいです。やさしそうな、おだやかな顔ではなく、しかめっつらになり、顔を見るだけでビクビクしてしまいます。ですが、父をおこらせてしまう原因を作るのは、いつも私なので、きちんと反省して謝っています。
 父にひと言。いつもごめんなさい。

 姉はガリベンのようです。休日、平日関係なく、何時間も勉強しています。そんな姉のことを私はすごいと思います。しかも、何時間もやっていて『集中力』が切れないのかなぁと思う時があります。でも姉はちがいます。ちゃんと集中していて、えんぴつのカリカリする音しかしません。こんなにも努力している姉をみて、私にとって刺激になり、姉に近づこうと努力中です。がんばります!!

 私の一家はこのような家族です。自分なりには一番感謝をしなくてはいけないと思います。本当にありがとう!!

 次は友達についてです。私の友達には、可愛い人、やさしい人、おおしろい人、頭がいい人、スポーツ万能な人などがいます。みんな、私には無い“個性”があり、色々です。私は友達としゃべったり、遊んだり、笑ったり、助け合ったりします。

 友達とは世間話をします。学校の事やら、他の友達のことやら・・・。たくさんコミュニケーションをとっています。あと、友達と遊びます。公園で遊んだり、だれかの家で遊んだりします。公園で遊んでいるときは、ブランコをしたり、おにごっこをして遊び、だれかの家で遊んでいる時は、世間話をしたり、ときにはゲームをして遊んでいます。

 ですが、私の経験上、ケンカもありました。でも、自分達で解決し、仲直りが出来、『成長したなぁ。』と思うことがあります。あと、友達と笑います。私は『やっぱり、いつでも笑顔が一番だ!!』と思っています。なので、いつでもどこでも笑顔!!と心がけています。楽しい時、嬉しい時、おもしろい時・・・、いっしょに笑います。そんな笑顔な人を私は好んでいます。

 あと、友達と助け合います。運動会のとき、学芸会のとき・・・。色々友達と助け合っています。ときには、助け合いから励まし合いにかわったりすることもあります。例えば、組体操の三段タワーの時、
「OK!OK!大丈夫だよ!」
とか、
「せーの!!がんばれ~!!」
など。この一言で人の心が動くと思います。だれだって励まされたら嬉しいと思うからです。

 このように、私は友達とつながっています。友達と過ごす日も、残り少なくなってしまいました。なので私は、今を楽しもうと思います!!


 次は先生についてです。
 私はこの5年間、色んな先生に教わりました。

 1年生は、Y先生でした。とても親切でやさしかったです。

 2年生は、H先生でした。正直おこるとどなったりして、すごいこわかったけど、笑顔がすてきでした。

 3年生は、K先生でした。よく休み時間にいっしょに校庭で遊んだりしました。そのときは楽しかったです。

 4年生はO先生でした。先生は、前まで上海にいたので、よく中国語を教えてもらったりしました。お正月には、年賀状を送ってくれました。はがきのうらには4年2組が集合した写真がはってありました。時々、2年前の自分をふり返ったりするので、とても大切に保管してあります。

 5年生はS先生でした。先生は、音楽が好きで、時々休み時間に、ギターやバイオリンの演奏を聞かせてくれました。あと、よくおもしろい話を言っていました。いつもその話をしたらしらけていたけれど、そのようなところが印象的です。

 そして今、6年1組の担任は、スーパーティーチャーこと、井上先生です。先生の授業は分かりやすく、楽しいです。特にマインドマップの授業が楽しいです。あと、倍数ゲームも楽しいです。私は、井上先生の授業を教わって、こんなに授業が分かりやすいのは初めてだ!!こんなに授業が楽しいのは初めてだ!!と思いました。

 私の将来の夢は、小学校の教師になることです。とはいっても、井上先生を超えるような“スーパーティーチャー”になりたいです!!


 次に学校についてです。

 学校は、行きたい人は行く、行きたくない人は行かないという決まりはなく、行くけんりがあるからこそ学校に行くのです。

 私は最近、学校が楽しいです。理由は、友達と色んな話が出来ることと、前よりも授業が楽しくなってきたことと、毎朝大好きなフルートを吹けるからです。私は6年1組になって、色々なことが楽しくなってきました。例えば、授業など。なので、私はこのクラスになれて、大正解だったと思います。井上先生、こんなに毎日を楽しませてくれてありがとうございます!!


 次は、自然についてです。

 私が“自然”で思いついたことは、『緑』です。緑は人の心をいやします。それと同じ、自然も人の心をいやす、ということです。
自然に関することについて、最初に思いついたのは、“地球”です。今、地球は回っています。このことを発見した人は、ガリレオ・ガリレイです。私はその人にあこがれました。なぜなら、有名科学者だからです。今でも心の中で、『すごいよなぁ。』と思っています。

 あと、“地球”に関することは、『温暖化』です。現在、温暖化が進行中です。もっと進行してしまうと、南極の氷がとけ、町に流れこみ、しずんでしまいます。私は、温暖化の進行を防ぐためには、一人一人の努力が必要だと思います。


 最後は動物です。
 当たり前なのですが、人間には命があります。人間に命があるということは、他の動物、植物、物にも命はあります。しかも命は1つしかありません。なので、大切にしなければなりません。なので、殺人・いじめ・暴力・自殺は、つらくても苦しくても、絶対にしてはいけないことだと思います。理由は、人が傷ついてしまうからです。油断したら、亡くなってしまい、その遺族が悲しむからです。この4つ(殺人・いじめ・暴力・自殺)のことがなければ、この世は平和になり、みんな笑顔でくらせるでしょう。

 これが私の考えです。


 私はこの作文を書いて思ったことは、数え切きれないほどあります。そして、みんなに伝えたいこともあります。
 私達は、果てしなく広がる空の下で、一緒に生きているのです。なので、つながっているのです。

 最後にみんなに一言。私はまだまだ未熟ですが、どうぞよろしくお願いします。




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念願の公益法人に認可されました!

2007年より教育に「マインドマップ」をはじめとした新しい学びを取り入れていこうという試みをスタートして以来3年。当初よりひとつの大きな目標としてきた「公益社団法人」の認可がとうとう降りました。

10月1日、学び方を学ぶという考え方である「メンタルリテラシー教育」を日本に普及するために活動をしてきた「学び力育成協会」が、内閣府公益認定等委員会から「公益社団法人」に認定されたのです。

何の実績もなかったどころか、団体組織すら何もない状態からスタートをして、たった3年間で政府に認められた。しかもこれからの日本の動向を先駆けて政策を進めていく内閣府の認可となります。この間の協会スタッフの皆さんのご努力はとても文字にはできないほど貴いものだと感じます。

認可のお知らせは「学び力育成協会」のマインドマップ検定サイトで発表されていますのでリンクさせていただきます。

マインドマップ検定WEB


私たちマインドマップフェローが、この「メンタルリテラシー教育」のスタートにあたって考えた大きな夢はまだまだたくさんあります。そのビジョンから考えれば、公益社団法人の認可はひとつの大きな分岐点であり、ここからまた大きな歩みを進めていけるパワーを日本国からいただいたのだと感じます。

私たちは「日本の教育力は世界一」だと確信しています。
もっともっと自信を持って良いはずなのです。

私たち日本の教育界だけでなく、ビジネス界・政界・スポーツ界等々、すべての分野の人々が協力して、これから新しく創造したものを、「世界へ!世界へ!」と広めていくために、“最も地道な”フェローの活動が求められていると思うのです。


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ブザン教育協会 「公認マインドマップフェロー養成講座」 のお知らせ

「公認マインドマップフェロー」とは「学校内インストラクター」の資格のことであり、認定されれば教育界限定でマインドマップを伝える6時間の講座を開催する資格を持つことになります。それだけの責任も生じますので、研修も易しいものではありません。3日間の研修後にたくさんの認定課題も行います。


「マインドマップコーチ」はビジネスセミナーとして行われている「マインドマップ基礎講座」の6時間を受講していただき、マインドマップの基礎を身につけ、子どもたちに指導をしていくための資格です。教員の世界では6時間もの講座を受講するということがまずありませんから、そこまでしないと分からないものなのか?と疑問にも感じる方がいると思いますが、私も最初は6時間の基礎講座を受講して、本で読んだだけでは理解できなかったマインドマップの理論を体感することができました。



ところで、私は第1期フェローです。

その経験から言わせていただくと、この養成講座を受ければ、教員としての力は確実に高まります。またフェローになっているメンバーはすでに様々な分野で実績のある方々なので、そのつながりも大きな力となります。


以下、ブザン教育協会から発信されたフェロー養成講座概要のコピーです。


【開催概要】

1.開催日

第7期養成講座 2010年12月25日(土)~27日(月)

第8期養成講座 2011年3月26日(土)~28日(月)


2.開催場所

会場:東京都内


3.受講資格

1.小・中・高・大等、学校教育に従事していること。(書類審査あり)

2.下記のいずれかの講座を受講していること。

①「マインドマップ基礎講座」
②「マインドマップコーチ養成講座」
③「マインドマップアドバイザー講座」

3日間のフェロー養成講座カリキュラムをより充実した内容とするため、マインドマップ基礎講座以上の上記講座の受講が義務付けられております。まだご受講されていない場合は、フェロー養成講座までにご受講ください。



講座開催のお問い合わせ、ご質問等、詳しくは、ブザン教育協会までお気軽にお問い合わせください。
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